JP2007208826A - 画像形成装置監視システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 複数のサーバや負荷分散装置で構成され、画像形成装置に接続された拠点集中監視装置からデータを収集する監視センタホストにおいて、大量のデータ(メール等)が集中した場合、サーバのパフォーマンスが下がり、障害が発生するという課題がある。
【解決手段】 OSI(Open Systems Interconnection)階層を通したチェックを行い、監視センタホストのサーバや負荷分散器に問題がないかチェックを行う。
監視センタホスト内のメールサーバが正常に動作しているか確認する場合、クライアントを想定した監視用PCから監視センタホストへメールを送信し、それを所定時間内にメールが取得できるかどうか判定する。そうすることで、監視センタホストのパフォーマンスを図り、画像形成装置監視システム全体の死活確認を行う。
【選択図】 図11
【解決手段】 OSI(Open Systems Interconnection)階層を通したチェックを行い、監視センタホストのサーバや負荷分散器に問題がないかチェックを行う。
監視センタホスト内のメールサーバが正常に動作しているか確認する場合、クライアントを想定した監視用PCから監視センタホストへメールを送信し、それを所定時間内にメールが取得できるかどうか判定する。そうすることで、監視センタホストのパフォーマンスを図り、画像形成装置監視システム全体の死活確認を行う。
【選択図】 図11
Description
本発明は、自身の状態および印刷カウンタ等を監視センタホストへ送信する画像形成装置、および、1台以上の画像形成装置を監視下に置き、画像形成装置の情報を収集し、収集した情報を監視センタホストへ通知する0台もしくは1台以上の画像形成装置集中監視装置を管理下に置く画像形成装置監視システムに関するものである。
従来、監視センタホストは、複数のサーバや負荷分散装置で構成されており、それらの機器は、ネットワーク障害などにより、不具合が発生する場合がある。
この課題に対し、従来、特開平6−324966のように、ネットワークで通信障害が発生したときに、通信経路に存在する端末装置毎に通信可否試験を行い、障害区間を迅速に推定して故障切り分けの時間を短縮し、通信障害区間推定をするという解決方法がある。また、SMTPの25番ポートや、POPの110番ポートなどのポートをチェックし、障害を特定する方法がある。しかし、通信経路全体の疎通確認テストを行い、その所要時間で障害かどうか判断を行うといった、ネットワークレイヤを越えたテストを行うものは、存在しなかった。
特開平6−324966号公報
複数のサーバや負荷分散装置で構成され、画像形成装置に接続された拠点集中監視装置からデータを収集する監視センタホストにおいて、大量のデータ(メール等)が集中した場合、サーバのパフォーマンスが下がり、障害が発生するという課題がある。
この課題に対し、OSI(Open Systems Interconnection)階層を通したチェックを行い、監視センタホストを構成するサーバや負荷分散器に問題がないかチェックを行う。
例えば、監視センタホスト内のメールサーバが正常に動作しているか確認する場合、クライアントを想定した監視用PCから監視センタホストへメールを送信し、それを所定時間内にメールが取得できるかどうか判定する。そうすることで、監視センタホストのパフォーマンスを図り、画像形成装置監視システム全体の死活確認を行う。
拠点集中監視装置から、1台以上の画像形成装置の情報を受信し、受信した情報の解析および蓄積を行なう監視センタホストと、ステータス情報、カウンタ情報、消耗品情報といった画像形成装置の情報を送出する1台以上の画像形成装置と、1台以上の画像形成装置から情報を収集し、前記ホストに対し情報送信を行なう0台もしくは1台以上の拠点集中監視装置から成り、
互いに通信回線を介して接続され、互いに通信を行なう画像形成装置監視システムにおいて、
監視センタホストを構成する複数の機器に対し、ネットワークレイヤを越えた疎通確認手段と、
前記疎通確認手段において、チェックに要する時間を計測することにより、前記監視センタホストのパフォーマンスを計るパフォーマンス計測手段と、
前記疎通確認手段において、監視センタホストを構成する個々のサーバの死活確認を行う個別サーバ死活確認手段と、障害が発生している機器を特定する特定手段を有することを特徴とする画像形成装置監視システム。
互いに通信回線を介して接続され、互いに通信を行なう画像形成装置監視システムにおいて、
監視センタホストを構成する複数の機器に対し、ネットワークレイヤを越えた疎通確認手段と、
前記疎通確認手段において、チェックに要する時間を計測することにより、前記監視センタホストのパフォーマンスを計るパフォーマンス計測手段と、
前記疎通確認手段において、監視センタホストを構成する個々のサーバの死活確認を行う個別サーバ死活確認手段と、障害が発生している機器を特定する特定手段を有することを特徴とする画像形成装置監視システム。
OSI階層を通した疎通確認を行うことで、監視センタホスト全体の死活確認を行うことができ、監視センタホストが正常に動作しているかについて判断が容易になる。また、監視センタホストのパフォーマンスを計測できるため、監視センタホストの異常を早期に知ることができる。更に、障害発生原因である機器を特定することで、早期に障害の対応が行うことができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。
図1は、本実施形態におけるシステム全体図を示すものである。
まず、本システムは、システム101およびシステム106を始めとする複数の販売会社のシステムが接続されている。それぞれ管轄の地域、及び/又は、顧客の販売情報や監視システムに関わる情報を蓄積するためのデータベース103、108もシステムに含まれている。
販売会社のシステム101、106には102、107へのデータ登録や修正などの制御を行ない、また、集中監視装置111が提供するWEBサイトへアクセスしデータの閲覧等を行うPC104、109もシステムに含まれる。
なお、ホスト102、107は操作部および表示部を持ち、PC104、109の役割を果たす事も可能である。
ホスト102、データベース103、PC104はLAN105で接続されており、また、ホスト107、データベース108、PC109はLAN110で接続されている。
なお、図1中では、販売会社側の各々のシステムは、複数の装置から構成されるよう示されているが、その目的とするところは、後述の各機能を達成すればよく、例えば、データベース103、108は、物理的にホスト102、107内にそれぞれ存在してもよい。さらに、ホスト102、107からアクセス可能であれば、インターネットを経由した別の場所に存在しても構わない。つまり、複数の装置から構成されるようにしてもよいし、1つの装置から構成するようにしても良い。
次に、販売会社側と顧客側の中間に、集中監視装置111が存在する。112は、監視のための情報や、顧客側から収集した画像形成装置のカウンタ、障害情報などを蓄積するデータベースである。集中監視装置111とデータベース112は、LAN113で接続されており、LAN113は、インターネットに接続可能となっている。なお、データベース112は、物理的に集中監視装置111内に存在してもよい。さらに、集中監視装置111からアクセス可能であれば、インターネットを経由した別の場所に存在しても構わない。
集中監視装置111は、拠点監視装置117、122、123(後述)から監視対象画像形成装置の情報を収集、蓄積、加工し、外部に提供する機能を有する。例えば、販売会社ホスト102、107にそれら情報を配信する役割を持つ機能を有する。
さらにまた、販売会社ホスト102、107がそれぞれから集中監視装置111に監視対象としている画像形成装置の情報およびや、監視に関する設定を集中監視装置111に登録する事ことができる。集中監視装置111では、各販売会社ホストから登録された監視対象の画像形成装置や、監視に関する設定をマージし一括管理できる。
また、拠点監視装置117、122、123に対し、監視に関わる設定を行うこともできる。
ここで、本監視システムによるサービスは、販売会社と顧客との契約に基づき、提供されるものである。従って、販売会社が契約に基づき監視対象と決定した画像形成装置のみを、本監視システムの監視対象としている。
集中監視装置111は、インターネットを介して接続したPCに対し、データベース112に蓄積した情報、または加工した情報を閲覧するWEBページを提供している。このWEBページは、ユーザ認証により、販売会社別、顧客別、およびユーザの権限別に閲覧内容を限定して提供している。さらに、WEBページから、一部データの変更も可能としている。
また、図1中には、集中監視装置111およびデータベース112が1つずつしか示されていないが、実際には、多くの画像形成装置および拠点監視装置からの情報を収集するための負荷分散を行なうために、複数の集中監視装置、データベースに分散処理をさせるケースもある。
次に、顧客側のシステム構成について説明する。顧客側環境としては異なる複数の環境がある。図1中では、顧客システム114、119が示されている。
顧客システム114(A社X事業所)においては、インターネットに接続されたLAN118に接続された画像形成装置115、116が、拠点監視装置117により監視され、拠点監視装置117はインターネット経由で集中監視装置111と通信している。
一方、顧客システム(A社Y事業所)においては、拠点集中監視装置122、123によってLAN128上の画像形成装置が管理されている。拠点集中監視装置122により、画像形成装置120、121、124、125が、拠点集中監視装置123により画像形成装置126、127が夫々管理されている。
拠点集中監視装置117、122、123は、データベース130(不図示)と接続しており、画像形成装置115、116から収集した情報の蓄積、蓄積したデータの加工結果の保存を行うとともに、画像形成装置監視に関わる設定もデータベース(不図示)130内に保存している。なお、不図示のデータベース130は、LAN118上に接続され、独立して存在してもよい。さらに、拠点集中監視装置117、122、123からアクセス可能であれば、インターネットを経由した別の場所に存在しても構わない。
PC131(不図示)は、WEBブラウザを搭載したPCであり、顧客環境からだけでなく、直接インターネットを介し集中監視装置111に接続し、前述の集中監視装置111が提供するWEBページを閲覧する事が可能である。
なお、以下の点に留意する必要がある。
(1) 以上説明した構成におけるインターネットを介した通信においては、HTTP/SOAPプロトコルを少なくとも利用可能とする。
図2は、ホスト102、107のハードウェア構成図を示す。およびまた、集中監視装置111の、ハードウェア構成図にも該当させることが出来る。
本装置上の各処理を司る第1CPU201、第2CPU202、本装置の各処理に関わるプログラムやデータを記憶する書換え不可能なROM203、本装置の各処理に関わる一時的なデータを電気的に記憶できかつ書き換え可能なRAM204、本装置の各処理に関わるプログラムやデータ、および一時的なデータ、本発明に関わる監視対象画像形成装置に関する情報、および画像形成装置から収集した情報などを記憶する読み書き可能な第1HDD205、第2HDD206、本装置への指示入力を受け付けるキーボードやポインティングデバイスである入力装置207、本装置の動作状況や、本装置上で動作する各プログラムが出力する情報を表示する表示部208、ネットワーク経由でLANおよびインターネットに接続し、外部と情報交換を行うNetworkI/F209、外部記憶機器等を接続する外部機器I/F210で構成され、それらがシステムバス211により結び付き、データをやりとりしている。
図3は、拠点監視装置117、122、123のハードウェア構成図を示す。また、PC104、109、131のハードウェア構成図にも該当させることが出来る。
本装置上の各処理を司るCPU301、本装置の各処理に関わるプログラムやデータを記憶する書換え不可能なROM302、本装置の各処理に関わる一時的なデータを電気的に記憶できかつ書き換え可能なRAM303、拠点監視装置117では本装置の各処理に関わるプログラムやデータ、および一時的なデータ、監視対象画像形成装置に関する情報、および画像形成装置から収集した情報などを、PC104、109、131においてはWEBブラウザなどを記憶する読み書き可能なHDD304、本装置への指示入力を受け付けるキーボードやポインティングデバイスである入力装置305、本装置の動作状況や、本装置上で動作する各プログラムが出力する情報を表示する表示部306、ネットワーク経由でLANおよびインターネットに接続し、外部と情報交換を行うNetworkI/F307、外部記憶機器等を接続する外部機器I/F308で構成され、それらがシステムバス309により結び付き、データをやりとりしている。
図4は、拠点集中監視装置117、122、123の、別の形態のハードウェア構成図である。
本装置上の各処理を司るCPU401、本装置の各処理に関わるプログラムやデータを記憶する書換え不可能なROM402、本装置の各処理に関わるデータおよび一時的なデータ、監視対象画像形成装置に関する情報、および画像形成装置から収集した情報などを記憶する読み書き可能なFlashROM403、本装置上のプログラムがエラーやログを出力しており、シリアルケーブルを用いて端末を接続する事が可能なシリアルI/F404、ネットワーク経由でLANおよびインターネットに接続し、外部と情報交換を行うNetworkI/F405、で構成され、それらがシステムバス406により結び付き、データをやりとりしている。
図5は、画像形成装置115、116、120、121、124、125、126、127におけるハードウェア構成図を示す。画像形成装置としては、具体的には、プリンタ及びファクシミリ機能が統合的に設けられた複合機、PCなどからデータを受信し印刷するプリンタ(電子写真方式及びインクジェット方式を含む)や、スキャナーや、ファクシミリなどが挙げられる。本図では、画像形成装置の一例として複合機の構成を示している。
イメージリーダ502は、原稿給送部501で原稿を読み込む。イメージリーダ502、画像形成部503は、読み込んだ原稿や、ネットワーク経由で受信したデータを印刷画像に変換・印刷出力する。排紙部504は印刷出力した紙を排出し、ソートやステイプルといった処理を施す。NetworkI/F505はネットワーク経由でLANおよびインターネットに接続し、外部と情報交換を行う。CPU506は本装置上の各処理を司る。不揮発性記憶手段のROM507は本装置の各処理に関わるプログラムやデータを記憶する。書き換え可能なRAM508は本装置の各処理に関わる一時的なデータを電気的に記憶する。HDD509は本装置の各処理に関わるプログラムやデータ、および一時的なデータ、本装置へ送信されてきたユーザデータなどを記憶する。操作部510は本装置への指示入力を受け付ける。表示部511は本装置の動作状況および操作部510に対する操作に関わる情報を表示する。そしてそれらがシステムバス512により結び付き、データをやりとりしている。
図6は、集中監視装置111における監視センタホストに関わる部分のソフトウェア構成図を示す。
601はSMTP通信部であり、拠点集中監視装置117よりNetworkI/F209を介して受信したメールデータをSMTPメッセージ解析部602に渡し、また、SOAPメッセージ作成部603により作成したSOAPデータをNetworkI/F209を介して拠点集中監視装置117に送信する。
収集情報処理部604では、監視下の拠点集中監視装置117から受診した情報をそのまま、または、加工し、データベースアクセス部606を介してデータベース112に格納する。
また、監視下の拠点集中監視装置117から受診した情報およびデータベース112に格納されているデータを元に、カウンタ情報の集計、エラー情報を担当サービスマンや顧客側管理者へ通知するなど遠隔監視システムに関わる機能を実現する。
605は監視制御部であり、拠点集中監視装置117の情報を取得しに行くスケジュール管理や、監視内容、方法の制御を行なう。さらに必要に応じて、監視下の拠点集中監視装置117へ、メールメッセージ作成部603、SMTP通信部601、NetworkI/F209を介して、指示を送信する。
図7は、拠点集中監視装置117、122、123における監視センタホストに関わる部分のソフトウェア構成図を示す。
701はSMTP通信部であり、集中監視装置111よりNetworkI/F307、405を介して受信したメールデータをメッセージ解析部703に渡し、また、メッセージ作成部702により作成したメールデータをNetworkI/F307、405を介して集中監視装置111に送信する。
704は監視制御部であり、後述する集中監視装置111からの監視設定に従い、情報蓄積部に保持する監視画像形成装置情報を更新したり、画像形成装置115、116の情報を取得し、スケジュール管理を行なう。
デバイス情報処理部705は、監視制御部704により管理するスケジュールにより、または、画像形成装置115、116の状態に応じて本装置が積極的に画像形成装置115、116から収集したカウンタ情報、サービスコールやジャム、トナー切れなどの情報を、情報蓄積部706に蓄積する。
情報蓄積部706に蓄積したデータは、デバイス情報処理部705を介してそのままメッセージ作成部702に渡し集中監視装置111へ送信する場合と、デバイス情報処理部705内で解釈、加工してからメッセージ作成部702に渡し集中監視装置111へ送信する場合がある。
図8は、各画像形成装置115、116、120、121、124、125、126、127における監視センタホストに関わる部分のソフトウェア構成図を示す。
801はSMTP通信部であり、集中監視装置111よりNetworkI/F505を介して受信したメールデータをメッセージ解析部803に渡し、また、メッセージ作成部802により作成したメールデータをNetworkI/F505を介して集中監視装置111に送信する。
804はネットワーク情報取得部であり、DHCP環境においてはIPアドレス、DNSサーバ、ゲートウェイアドレスを自動的に取得する事が可能である。
また、操作部510から入力されHDD509に保存されたネットワーク情報が存在する場合は、その情報を取得する。
デバイス情報収集部805は、本複合機内部のスケジュールにより、または、集中監視装置111からの指示により内部に保持するカウンタ情報を取得し、また、内部で発生したサービスコールやジャム、トナー切れなどの情報を取得する。
取得したデータは、そのままメッセージ作成部802に渡し集中監視装置111へ送信する場合と、デバイス情報収集部805内で蓄積、解釈、加工してからメッセージ作成部802に渡し集中監視装置111へ送信する場合がある。
図9は、集中監視装置111、或いは、拠点監視装置117、122、123或いは、画像形成装置115、116、120、121、124、125、126、127におけるメモリマップの構造を示す図である。本発明に係る処理プログラムを実行する際、処理プログラムを集中監視装置111ではRAM204上に、各拠点監視装置117ではRAM303或いはFlashROM403上に、各画像形成装置ではRAM508上にロードした際のメモリマップの構造を示している図である。
メモリマップは、本装置上の入出力を司る基本I/Oプログラム901、各処理プログラムに動作環境を提供するシステム・プログラム902、本実施例の処理プログラムを初めとする各種処理プログラム903、関連データを格納するエリア904、各種プログラムが動作する際に一時的に利用するワークエリア905で構成されている。なお、容量の制約により901〜905として利用する領域が足りなくなった場合、第1HDD205または第2HDD206をRAM204の、HDD304をRAM303の、HDD509をRAM508の領域の一部として扱うことも可能である。
図10は、国際標準化機構(ISO)により制定された、異機種間のデータ通信を実現するためのネットワーク構造の設計方針であるOSI(Open Systems Interconnection)に基づき、コンピュータの持つべき通信機能を階層構造に分割したモデルを示している。
本発明では、このモデルに定義されている各階層を通したチェックを行うことで、監視センタホストの死活確認を行う。
図11は、監視センタホストのハードウェア構成図を示す。図1に図示している監視センタホスト111、112は概略図であり、本来は、図11に示されるような構成が用いられている。1101は、監視センタホストの死活確認を行うための監視用サーバを示している。先に述べたように、117、122,123の拠点集中監視装置は、115、116、120、121、124、125、126、127の画像形成装置からカウンタ情報などを収集し、監視センタホストにSMTPプロトコルを使用して送信する。1101は、このようなクライアントの擬似的な動作を行うため、1105のLANスイッチに接続し、1106,1107、1108、1109、1110のメールサーバにSMTPプロトコルを用いて、メールを送信する。また、1111のLANスイッチにも接続し、1106,1107、1108、1109、1110のメールサーバに障害が発生した時に、SMTP(25番ポート)、POP(110番ポート)などのポートチェックの処理を行う。
1102は117、122,123の拠点集中監視装置からデータが送信されてくるインターネットを示している。1103は、L3スイッチを示している。L3スイッチとは、ネットワークの中継機器の一つで、OSI参照モデルのネットワーク層(第3層)のデータでパケットの行き先を判断して転送を行うものである。1104は、並列に運用されている機器間での負荷がなるべく均等になるように処理を分散して割り当てる負荷分散器を示している。1105、1111は、ネットワークの中継機器であるLANスイッチを示している。1106、1107、1108、1109、1110は、メールを受信するためのメールサーバを示しており、1104の負荷分散器で、サーバの負荷を分散している。1112は、1106、1107,1108,1109、1110で受信したメールからデータを抽出し、データベース1113に登録するデータベースサーバを示している。
図12は、図11の1101が、監視センタホストの疎通確認処理を行うためのフローを示している。まず、1201で、監視センタホストにメールを送信し、1202で、X秒間スリープさせる。そして、1203でメールをPOPする。ここでのX秒は、メール送信⇒メール受信までの時間に要する最適な時間を示している。1204では、1201で送信したメールがX秒後に受信できたかどうかを判定する。
もし、受信できた場合、監視センタホストは正常に稼動していると判断できるため、処理を終了する。受信できなかった場合は、何らかの障害が監視センタホストで発生していると予想できるため、1205で、(1)〜(3)の処理をY回数繰り返し、サンプリングを行う。ここでのY回数は、サンプリングするための最適な回数を示している。そして、1205のサンプリングの結果、Y/2以上、POPに成功したならば、致命的な障害ではないとみなし、監視処理を終了する。Y/2未満しかPOPに成功しなければ、致命的な障害が監視センタホストに発生しているか、少なくとも監視センタホストのサービスが正常に行われていないと判断できるため、1207で販売会社担当者にメールなどを用いて通知する。ここでは、一例としてY/2回という計算式を用いているが、致命的な障害として判断するための別の計算式を使用しても構わない。
そして、1208では、どのメールサーバの、どのポートに障害が発生しているのかを特定するために、各メールサーバのSMTP,POPのポートにアクセスし、障害が発生しているかどうか確認を行う。この時、負荷分散器などの機器のチェックを行いたい時は、PING(Packet Internet Groper)などのICMPプロトコルを使用して死活確認を行う。
そして、1209で、どの機器のどのポートに障害が発生しているかを判断できれば、1210で、販売会社担当者にメール通知を行い、対応が必要な機器を連絡する。
このような処理を行うことで、OSIで定義される、それぞれの階層を通したチェックを行うことが可能となり、障害発生箇所を特定することができる。
101 販売会社Aシステム
102 販売会社A用ホスト
103 販売会社A用データベース
104 販売会社A用PC
105 販売会社A用LAN
106 販売会社Bシステム
107 販売会社B用ホスト
108 販売会社B用データベース
109 販売会社B用PC
110 販売会社B用LAN
111 監視センタホスト
112 監視センタホスト用データベース
113 監視センタホスト用LAN
114 顧客例:A社X事業所
115 画像形成装置
116 画像形成装置
117 拠点集中監視装置
118 A社X事業所LAN
119 顧客例:A社Y事業所
120 画像形成装置
121 画像形成装置
122 拠点集中監視装置
123 拠点集中監視装置
124 画像形成装置
125 画像形成装置
126 画像形成装置
127 画像形成装置
128 A社Y事業所LAN
129 インターネット
102 販売会社A用ホスト
103 販売会社A用データベース
104 販売会社A用PC
105 販売会社A用LAN
106 販売会社Bシステム
107 販売会社B用ホスト
108 販売会社B用データベース
109 販売会社B用PC
110 販売会社B用LAN
111 監視センタホスト
112 監視センタホスト用データベース
113 監視センタホスト用LAN
114 顧客例:A社X事業所
115 画像形成装置
116 画像形成装置
117 拠点集中監視装置
118 A社X事業所LAN
119 顧客例:A社Y事業所
120 画像形成装置
121 画像形成装置
122 拠点集中監視装置
123 拠点集中監視装置
124 画像形成装置
125 画像形成装置
126 画像形成装置
127 画像形成装置
128 A社Y事業所LAN
129 インターネット
Claims (3)
- 拠点集中監視装置から、1台以上の画像形成装置の情報を受信し、受信した情報の解析および蓄積を行なう監視センタホストと、ステータス情報、カウンタ情報、消耗品情報といった画像形成装置の情報を送出する1台以上の画像形成装置と、1台以上の画像形成装置から情報を収集し、前記ホストに対し情報送信を行なう0台もしくは1台以上の拠点集中監視装置から成り、
互いに通信回線を介して接続され、互いに通信を行なう画像形成装置監視システムにおいて、
監視センタホストを構成する複数の機器に対し、ネットワークレイヤを越えた疎通確認手段を具備することを特徴とする画像形成装置監視システム。 - 前記請求項1の疎通確認手段において、チェックに要する時間を計測することにより、前記監視センタホストのパフォーマンスを計るパフォーマンス計測手段を有することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置監視システム。
- 前記請求項1の疎通確認手段において、監視センタホストを構成する個々のサーバの死活確認を行う個別サーバ死活確認手段と、障害が発生している機器を特定する特定手段を有することを特徴とする画像形成装置監視システム。
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---|---|---|---|
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JP2010219750A (ja) * | 2009-03-16 | 2010-09-30 | Ricoh Co Ltd | 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム |
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-
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- 2006-02-03 JP JP2006027266A patent/JP2007208826A/ja not_active Withdrawn
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