JP2007208770A - ネットワークリモートコントロールシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】メーカや型式が異なる各種の被制御機器を制御することができるとともに、リモートコントロール装置の製造コストを低減することが可能なネットワークリモートコントロールシステムを提供する。
【解決手段】ネットワークリモートコントロールシステムは、ネットワーク40を介して制御指令を送信するコントローラ10と、ネットワーク40を介して制御指令を受信するリモートコントローラ20とを備える。リモートコントローラ20は、制御指令に基づいてリモートコントロールコードデータを生成するリモコンコード変換部23と、リモートコントロールコードデータをリモートコントロール信号として機器30に送信するリモコン発光部22とを含む。
【選択図】図1
【解決手段】ネットワークリモートコントロールシステムは、ネットワーク40を介して制御指令を送信するコントローラ10と、ネットワーク40を介して制御指令を受信するリモートコントローラ20とを備える。リモートコントローラ20は、制御指令に基づいてリモートコントロールコードデータを生成するリモコンコード変換部23と、リモートコントロールコードデータをリモートコントロール信号として機器30に送信するリモコン発光部22とを含む。
【選択図】図1
Description
この発明は、一般的にはネットワークリモートコントロールシステムに関し、特定的には、メーカや型式が異なる各種の被制御機器を制御することが可能なネットワークリモートコントロールシステムに関するものである。
一般に家電メーカ各社から販売されているリモートコントロール(以下、「リモコン」という)機能付きの被制御機器は、専用のリモコン装置を使用するようになっている。
一方、複数の被制御機器を1つのリモコン装置でも対応できるようにするために、リモコン装置自体に多数のリモコンコードデータを記憶させておき、任意のリモコンコードデータを選択できるようにしている汎用のリモコン装置(リモートコントローラ)が提示されている。
たとえば、照明用リモコン装置が特開2002−231464号公報(特許文献1)に開示されている。
特開2002−231464号公報(特許文献1)に記載されたプリセット式照明リモコンは、リモコンコードの受信に伴って少なくとも点灯制御および消灯制御可能である照明器具のリモートコントローラであって、照明器具を制御するためのリモコンコードを記憶する記憶部を有するとともに、少なくとも、操作するたびに記憶部に記憶した照明器具のリモコンコードを送信する第1ボタンと、操作した時点から短い遅れ時間を設けて照明器具を消灯するために必要な回数のリモコンコードを照明器具へ送信する第2ボタンとを有する。また、記憶部が各種の照明器具に対応するリモコンコードをそれぞれ記憶している一方、操作することによりリモコンコードを切換え可能状態とする設定ボタンを有し、この設定ボタンを操作しながら第1ボタンを操作することによりリモコンコードを順次切換えながら送信するリモコンコード設定機能を有する。
このように、従来のリモコン装置は、リモコン装置内に多数のリモコンコードデータ、たとえば、各種の照明器具に対応するリモコンコードを記憶させておく必要がある。
また、エアコンやステレオ等の各種電子機器を遠隔操作する赤外線リモコン送信器を用いた送信システムが特開2003−219488号公報(特許文献2)に開示されている。
特開2003−219488号公報(特許文献2)に記載された送信システムは、赤外線リモコン送信器と、電波信号を送信する電波リモコン送信器とからなり、電波リモコン送信器からの電波信号を赤外線リモコン送信器が受信し、この電波信号に応じた赤外線信号を赤外線リモコン送信器が送信して機器を遠隔操作する。赤外線リモコン送信器は、電波信号を受信する受信部と、この電波信号に応じて機器を遠隔操作するためのリモコンデータを電気信号として出力する制御部と、この電気信号によって赤外線信号を送信する送信部とからなる。
ただし、特開2003−219488号公報(特許文献2)には明示されていないが、リモコン装置としての赤外線リモコン送信器は、受信した電波信号を解析して、制御部内に記憶されているリモコンコードデータを読み出してリモコン信号を送信するため、各社各種の機器を制御する場合は、各社各種の機器に対応した多数のリモコンコードデータを記憶しておかなければならない点は、特開2002−231464号公報(特許文献1)に記載されたリモコン装置と同じである。
特開2002−231464号公報
特開2003−219488号公報
このように従来のリモコン装置は、メーカや型式が異なる各種の被制御機器を制御するためには、各種の被制御機器に対応するリモコンコードデータをすべて記憶しておかなければならない。このため、リモコン装置に記憶されるリモコンコードデータの数が増大し、リモコン装置の記憶部の容量を増やさなければならない。その結果、リモコン装置が高価になるという問題がある。
特に、ホームネットワークのように多数の被制御機器を制御するネットワークリモートコントロールシステムを構築する場合、多数のリモコン装置が必要になるだけでなく、従来のリモコン装置の構成では記憶部の容量を増やさなければならないので、リモコン装置が高価になることにより、ネットワークリモートコントロールシステム全体の製造コストがさらに高くなるという問題がある。
この発明の目的は、メーカや型式が異なる各種の被制御機器を制御することができるとともに、リモートコントロール装置の製造コストを低減することが可能なネットワークリモートコントロールシステムを提供することである。
この発明に従ったネットワークリモートコントロールシステムは、ネットワークを介して制御指令を送信するコントロール装置と、ネットワークを介して制御指令を受信するリモートコントロール装置とを備える。リモートコントロール装置は、制御指令に基づいてリモートコントロールコードデータを生成するリモートコントロールコード変換部と、リモートコントロールコードデータをリモートコントロール信号として被制御機器に送信する送信部とを含む。
この発明のネットワークリモートコントロールシステムにおいては、リモートコントロール装置は、コントロール装置から受信した制御指令に基づいて特定の被制御機器に対するリモートコントロールコードデータを生成することができるので、リモートコントロールコードデータをすべて記憶しておかなくても、各種の被制御機器に応じたリモートコントロールコードデータを生成することができる。
この発明のネットワークリモートコントロールシステムにおいては、コントロール装置は、複数の被制御機器または制御内容に対応した複数のリモートコントロールコードを記憶する記憶部と、記憶部に記憶された複数のリモートコントロールコードから選択された特定の被制御機器または制御内容に対応するリモートコントロールコード情報を含む制御指令を設定する設定部と、使用者の操作指示に従い、設定部で設定された制御指令をリモートコントロール装置にネットワークを介して送信する送信部とを含むのが好ましい。
このようにすることにより、コントロール装置は、各種の被制御機器に対応した複数のリモートコントロールコードを保有し、これらのリモートコントロールコードの中から、使用者の操作に従い、特定の被制御機器に対する特定の制御内容のリモートコントロールコード情報が選択されると、そのリモートコントロールコード情報を含む制御指令を、ネットワークを介してリモートコントロール装置に送信することができる。したがって、コントロール装置にて操作を行うことにより、リモートコントロール装置を介して被制御機器へのリモートコントロール信号の送信が行われ、被制御機器の遠隔制御が可能となる。
また、上記のように構成されるこの発明のネットワークリモートコントロールシステムにおいては、コントロール装置は、外部のネットワークと接続するゲートウェイ機能部を含むのが好ましい。この場合、外部のネットワークを介してゲートウェイ機能部によって受信された端末装置からの操作指示に従い、送信部が制御指令をリモートコントロール装置に送信する。
このように、コントロール装置が外部のネットワークと接続するゲートウェイ機能部を含むことによって、携帯電話などの端末装置からコントロール装置を介して、制御指令をリモートコントロール装置に送信して被制御機器を操作することができる。したがって、携帯電話などの端末装置にて操作を行うことにより、リモートコントロール装置を介して被制御機器へのリモートコントロール信号の送信が行われ、被制御機器の遠隔制御が可能となる。
さらに、この発明のネットワークリモートコントロールシステムにおいては、リモートコントロール装置は、制御指令を記憶する記憶部と、記憶部に記憶された制御指令を呼び出すために操作される入力スイッチを有する操作部とを含むのが好ましい。この場合、リモートコントロールコード変換部は、操作部によって記憶部から呼び出された制御指令に基づいてリモートコントロールコードデータを生成し、送信部は、リモートコントロールコードデータをリモートコントロール信号として被制御機器に送信する。
このように、リモートコントロール装置は、制御指令を記憶する記憶部と、記憶部に記憶された制御指令を呼び出すために操作される入力スイッチを有する操作部とを含むので、操作部からの指示に応じて、記憶部から呼び出された制御指令に基づいてリモートコントロールコード変換部がリモートコントロールコードを生成して、送信部がリモートコントロール信号として被制御機器に送信することによって、リモートコントロール装置が直接、被制御機器を制御することができる。
上記のように構成されるこの発明のネットワークリモートコントロールシステムにおいては、リモートコントロールコード変換部が、操作部によって記憶部から呼び出された制御指令に基づいてリモートコントロールコードデータを生成し、送信部が、リモートコントロールコードデータをリモートコントロール信号として被制御機器に送信するとき、リモートコントロール装置は、コントロール装置に操作内容を送信するのが好ましい。
このようにすることにより、リモートコントロール装置の操作部で操作を行い、被制御機器にリモートコントロール信号を送信したとき、コントロール装置に操作内容を送信することにより、コントロール装置は被制御機器の動作状態を知ることができる。
以上のようにこの発明によれば、コントロール装置によって各種の被制御機器に対応したリモコン情報をまとめて管理し、リモートコントロール装置はコントロール装置から送られるリモートコントロールコード情報を含む制御指令をリモートコントロールコードデータに変換して、被制御機器にリモートコントロール信号を送信するため、リモコン装置に各種の被制御機器に対応したリモートコントロールコードデータを記憶しておく必要がない。したがって、ホームネットワークのように、コントロール装置と複数台のリモートコントロール装置を複数組、設置して、複数の被制御機器を制御するネットワークリモートコントロールシステムにおいて、設置台数の多いリモートコントロール装置がリモートコントロールコードデータの記憶部を備えなくてすむので、ネットワークリモートコントロールシステムの全体の価格を安くすることができる。
また、コントロール装置が外部のネットワークと接続するゲートウェイ機能を有することにより、宅内からの制御だけでなく、外から携帯電話などの端末装置で宅内のリモコン機能付きの被制御機器を操作することができる。
さらに、リモートコントロール装置は、コントロール装置から送られるリモートコントロール情報を含む制御指令を記憶するだけの小容量の記憶部と、その記憶した制御指令を呼び出すための操作部とを含むことにより、リモートコントロール装置の操作部から直接被制御機器を操作することができる。そして、その操作内容をコントロール装置に知らせることによって、使いやすさを向上させることができる。
以下、この発明の実施の形態を図に基づいて説明する。
図1は、この発明の一つの実施形態として被制御機器を遠隔操作するためのネットワークリモートコントロール(以下、「リモートコントロール」を「リモコン」という)システムの構成を示す図である。
図1に示すように、ネットワークリモコンシステムは、リモコンコードを含む制御指令を送信するコントロール装置としてのコントローラ10と、制御指令に応じてリモコン信号を被制御機器として機器30に送信するリモートコントロール装置としてのリモートコントローラ20とから構成される。コントローラ10とリモートコントローラ20とは、ネットワーク40によって通信可能に接続される。
リモートコントローラ20は、赤外線発光ダイオードを発光することによってリモコンコードを送信するものであり、被制御機器と同じ空間内に配置される。リモートコントローラ20は、ネットワーク40に対するインターフェースとしてのネットワーク入出力部21と、赤外線発光ダイオードを発光する送信部としてのリモコン発光部22と、コントローラ10から送られてきた制御指令をリモコンコードデータに変換するリモコンコード変換部23と、マイクロコンピュータからなり、ネットワーク入出力部21、リモコン発光部22およびリモコンコード変換部23を制御する制御部24とを備えている。なお、本実施形態では、被制御機器としての機器30は、たとえば照明機器とされる。
ネットワーク入出力部21は、ネットワーク40への接続形態が有線の場合は、通信ケーブル、電力線等の通信媒体に接続されたモデム等の通信部とされる。無線の場合は、電波を送受信する無線通信ユニットとされる。ネットワーク入出力部21は、ネットワークと接続する機能を有し、ネットワーク40を通じてコントローラ10との間でデータの送受信を行う。
リモコン発光部22は、赤外線を発光する赤外線発光ダイオードからなり、ここから照明機器のリモコン受光部に対して所定のフォーマットにしたがって生成されたリモコンコードがリモコン信号として送信される。
コントローラ10は、ネットワークに対するインターフェースとしてのネットワーク入出力部(送信部・受信部)11と、各種の機器の制御内容のリモコンコードを記憶するリモコンコード記憶部12と、リモートコントローラ20へ送信する制御指令を設定するリモコンコード設定部13と、設定や制御指令を行うために入力操作するための操作部14と、マイクロコンピュータからなり、ネットワーク入出力部11、リモコンコード記憶部12、リモコンコード設定部13および操作部14を制御する制御部15とを備えている。
図2は、リモコンコードデータの構成例を示す図である。
図2の(A)と(B)に示すように、リモコン信号はキャリア周波数fcを基本パルス幅t時間送信を基本として、次の基本パルスの送信までの期間、T0、T1の時間を変えることによって、送信データ0(T0)と送信データ1(T1)を構成する。たとえば、図2(C)に示すように、送信データ0と送信データ1を指定の順序(リモコンコードデータ)で送信することによって、被制御機器に指定の動作を指示する。このように、リモコン信号はメーカ、機種を問わず、キャリア周波数fc、基本パルス幅t、送信データ0(T0)、送信データ1(T1)で表すことができる。
次に、本実施形態において、コントローラ10から送られてきた制御指令をリモコンコードデータに変換するリモコンコード変換部23の動作について説明する。
図3は、コントロール装置としてのコントローラ10からの制御指令データの構成例を示す図である。
図3に示すように、制御指令は、制御内容に応じて、リモコンコード(データ0、データ1の順序)、基本パルス幅t、キャリア周波数fc、データ0の時間T0、データ1の時間T1の情報とから構成される。リモコンコードがバイト単位に分割され、ヘキサ表記されている。
図4は、制御指令をリモコンコードデータに変換する手順を示すフローチャートである。
図4に示すように、リモートコントローラ20が、コントローラ10からネットワーク40を介してネットワーク入出力部21を通じて制御指令を受信する(ステップS1)と、制御部24は、リモコンコード変換部23が基本パルス幅t、キャリア周波数fc、データ0の時間T0、データ1の時間T1の情報を読み取り、送信パルスを発生するようにリモコンコード変換部23を制御する(ステップS2)。
次に、リモコンコード変換部23は、ヘキサ表記されたリモコンコードをデータ0、データ1の順序のバイトデータに変換する。たとえば、0x08であれば、00001000のデータ列となる(ステップS3)。
ここで、リモコンコードの内容について、図3で示した照明のリモコンコード例を用いて説明する。Aの照明を点灯(ON)するコード「0xC0,0x01,0x02」、Aの照明を消灯(OFF)するコード「0xC0,0x10,0x02」の中には、照明のメーカ及びそのメーカの機種を指定するリモコンNo.である「0xC0」と、制御内容の点灯(ON)を示す「0x01」または消灯(OFF)を示す「0x10」と、同一機種の場合、制御対象を区別するためのチャンネルNo「0x02」の情報とが含まれている。
このように、リモコンコード変換部23は、制御指令を0,1のデータ列であるリモコンコードに変換し、設定した基本パルス幅t、キャリア周波数fc、データ0の時間T0、データ1の時間T1に従い、リモコン発光部22は、赤外線発光ダイオードを発光させて、リモコン信号として送信し、被制御機器として機器30を制御する(ステップS4)。
上記の構成により、リモコン装置としてのリモートコントローラ20は、送信された制御指令をリモコンコードデータに変換してリモコン信号として送信するだけの機能を有するだけでよく、被制御機器のリモコンコードを記憶する記憶部を設ける必要がなくなり、リモコン装置を安価に、かつ小型化することができる。これにより、ホームネットワークのように宅内に複数台の被制御機器とリモコン装置を設置する場合、リモコン装置を照明機器等の被制御機器との間に障害物のない位置に設置することによって、確実にリモコンコードを送信することができる。
また、台数の多いリモコン装置を安価に作ることができるので、システム全体のコストを下げることができる。また、リモコン装置はリモコンコードデータの記憶部を持たないため、被制御機器を新製品に変更したり、あるいは異なる種類の被制御機器に制御対象を変更したりする場合でも、コントローラの設定変更により制御指令を変更するのみで使用することができ、リモコン装置およびリモコンシステムの汎用性を高めることができる。
なお、本発明は、上記の実施形態では、被制御機器を照明機器としたが、空気調和機、テレビやビデオなどの他の遠隔操作可能な電気機器を制御対象としてもよい。また、リモコン装置は1種類の電気機器を制御対象とするだけでなく、複数種類の電気機器を制御対象として、赤外線リモコン信号が到達できる同一空間に設置されている複数種類の被制御機器を制御することができる。
次に、本発明のもう一つの実施形態の被制御機器を遠隔操作するためのネットワークリモコンシステムについて説明する。
図5は、この発明のもう一つの実施形態として被制御機器を遠隔操作するためのネットワークリモコンシステムの構成を示す図である。
図5に示すように、コントローラ10は、ネットワークに対するインターフェースとしてのネットワーク入出力部(送信部・受信部)11と、各種の機器の制御内容のリモコンコードを記憶するリモコンコード記憶部12と、リモートコントローラ20へ送信する制御指令を設定するリモコンコード設定部13と、設定や制御指令を行うために入力操作するための操作部14と、イーサネット(登録商標)等の外部ネットワーク60に接続するためのゲートウェイ機能部としてのゲートウェイ部16と、マイクロコンピュータからなり、ネットワーク入出力部11、リモコンコード記憶部12、リモコンコード設定部13、操作部14およびゲートウェイ部16を制御する制御部15とを備えている。
リモコンコード記憶部12に使用するメモリは、書き込み可能なフラッシュメモリ、EEPROM等の不揮発性メモリから構成し、あるいはメモリカード等の着脱可能なメモリから構成してもよい。
リモコンコード設定部13は、フラッシュメモリ、EEPROM等の読み出しと書き込みが可能な不揮発性メモリから構成される。リモコンコード記憶部12に記憶されている複数のリモコンコードデータの中から選択された、実際の照明機器のリモコン操作に使用されるリモコンコードデータがリモコンコード設定部13に格納され、記憶される。たとえば、操作部14で操作入力されたスイッチ1が、Aのリモコン装置で照明の点灯を示す制御命令であることを設定して記憶しているので、スイッチ1が操作されたとき、リモコン装置Aに対して照明の点灯を示す制御命令を送信することができる。
ゲートウェイ部16はウェブサーバ機能を備えている。端末装置としての携帯電話50が外部ネットワーク60を介して、コントローラ10のリモコン制御用のホームページにアクセスして、リモコン制御に関するウェブデータをコントローラ10のゲートウェイ部16に送信する。コントローラ10は、ゲートウェイ部16を通じて受信したウェブデータに基づいて、リモートコントローラ20に制御指令を送信する。このように、コントローラ10にゲートウェイ機能を設けることにより、外部ネットワークの携帯電話などからリモコン制御を行うことができる。なお、外部の端末機器は、携帯電話に限らず、携帯情報端末(PDA)、パソコン等であってもよい。
また、コントローラ10は、ゲートウェイ機能を備えているので、外部のセンターサーバーからリモコンコード情報に関するウェブデータをダウンロードして、リモコンコード記憶部12に記憶することができる。このように、コントローラ10は、センターサーバー等から最新のリモコンコードデータをダウンロードすることができるので、新製品の被制御機器が後に使用されても、その新製品の被制御機器に対応することができる。
なお、最新のリモコンコードデータのダウンロードは、上記のセンタサーバーを通じて行うだけでなく、コントローラにパソコンなどを直接接続してダウンロードする、または、宅内のネットワークを介してパソコンなどからダウンロードする方法によって行ってもよい。
次に、本発明の別の実施形態の被制御機器を遠隔操作するためのネットワークリモコンシステムについて説明する。
図6は、この発明の別の実施形態として被制御機器を遠隔操作するためのリモコン装置の構成を示す図である。
図6に示すように、リモートコントローラ20は、ネットワーク40に対するインターフェースとしてのネットワーク入出力部21と、赤外線発光ダイオードを発光する送信部としてのリモコン発光部22と、コントローラ10から送られてきた制御指令をリモコンコードデータに変換するリモコンコード変換部23と、制御指令を記憶する制御指令記憶部25と、設定や制御指令を行うために入力操作するための操作部26と、マイクロコンピュータからなり、ネットワーク入出力部21、リモコン発光部22、リモコンコード変換部23、制御指令記憶部25および操作部26を制御する制御部24とを備えている。
制御指令記憶部25は、フラッシュメモリ、EEPROM等の読み出しと書き込みが可能な不揮発性メモリから構成される。制御指令記憶部25には、設置時に登録モードにおいてコントローラ10から送られてくる制御指令が、操作部26のスイッチに対応させて記憶されている。
このような操作部26のスイッチに対応させて制御指令を制御指令記憶部25に記憶させておけば、通常モードにおいて、操作部26を操作入力すると、操作部26は対応する制御指令を制御指令記憶部25から呼び出して、その呼び出された制御指令に基づいて、リモコンコード変換部23が制御指令をリモコンコードデータに変換して、そのリモコンコードデータをリモコン発光部22がリモコン信号として被制御機器に送信することができる。このように、リモートコントローラ20を操作して直接、被制御機器の制御を行うことが可能となる。
以上のように、上記のリモコン装置は、必要な被制御機器への操作項目だけの制御指令(リモコンコード)を記憶するだけの記憶部を備えることにより、被制御機器はコントローラによって遠隔制御されるだけでなく、使用者がリモコン装置を操作することにより被制御機器を制御することができる。
これにより、各種のリモコンコードを予めリモコン装置に記憶しておく必要がないため、記憶部のメモリ量を減らすことができ、被制御機器を操作可能なリモコン装置を安価に作ることができる。
また、上記のリモートコントローラ20の操作部26を操作して使用者が被制御機器を制御すると、被制御機器へ送信したリモコン信号の内容をコントローラ10に通知する機能を有していてもよい。このようにすることにより、コントローラ10は被制御機器の最新状態を常に知ることができ、被制御機器の動作状態を表示画面(図示せず)に表示する等して、使用者に被制御機器の動作状態を知らせることができるので、使い勝手の良いリモコンシステムを提供することができる。
なお、以上の実施形態では、コントロール装置としてのコントローラから操作を行って、制御指令を送信する形態について示したが、ネットワークに接続する操作入力表示装置を別に設けることによって、他の場所からコントローラにネットワークを介して操作指令を出して、コントローラがリモコン装置としてのリモートコントローラに制御指令を送信することによって制御するようにしてもよい。
このように、一度、コントローラに操作指令を出す形態とすることによって、操作入力表示装置は、各種の被制御機器に対応したリモコンコードを記憶した記憶部を備える必要がなく、コントローラだけがリモコンコード記憶部を有するため、安価なリモコンシステムを提供することができる。
この発明の実施の形態では、リモコンシステムの中でリモコンコードを管理しているのは唯一コントローラであるので、最新のリモコンコードに変更するためには、コントローラのリモコンコード記憶部に記憶されているデータだけを変更すればよく、設定などの管理が容易であり、使い勝手のよいリモコンシステムを提供することができる。
以上に開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考慮されるべきである。本発明の範囲は、以上の実施の形態ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての修正や変形を含むものである。
10:コントローラ、11:ネットワーク入出力部、12:リモコンコード記憶部、13:リモコンコード設定部、16:ゲートウェイ部、20:リモートコントローラ、22:リモコン発光部、23:リモコンコード変換部、25:制御指令記憶部、26:操作部、40:ネットワーク、50:携帯電話、60:外部ネットワーク。
Claims (5)
- ネットワークを介して制御指令を送信するコントロール装置と、
ネットワークを介して前記制御指令を受信するリモートコントロール装置とを備えたネットワークリモートコントロールシステムであって、
前記リモートコントロール装置は、
前記制御指令に基づいてリモートコントロールコードデータを生成するリモートコントロールコード変換部と、
前記リモートコントロールコードデータをリモートコントロール信号として被制御機器に送信する送信部とを含む、ネットワークリモートコントロールシステム。 - 前記コントロール装置は、
複数の被制御機器または制御内容に対応した複数のリモートコントロールコードを記憶する記憶部と、
前記記憶部に記憶された複数のリモートコントロールコードから選択された特定の被制御機器または制御内容に対応するリモートコントロールコード情報を含む前記制御指令を設定する設定部と、
使用者の操作指示に従い、前記設定部で設定された前記制御指令を前記リモートコントロール装置に前記ネットワークを介して送信する送信部とを含む、請求項1に記載のネットワークリモートコントロールシステム。 - 前記コントロール装置は、
外部のネットワークと接続するゲートウェイ機能部を含み、
前記外部のネットワークを介して前記ゲートウェイ機能部によって受信された端末装置からの操作指示に従い、前記送信部が前記制御指令を前記リモートコントロール装置に送信する、請求項2に記載のネットワークリモートコントロールシステム。 - 前記リモートコントロール装置は、
前記制御指令を記憶する記憶部と、
前記記憶部に記憶された前記制御指令を呼び出すために操作される入力スイッチを有する操作部とを含み、
前記リモートコントロールコード変換部は、前記操作部によって前記記憶部から呼び出された前記制御指令に基づいてリモートコントロールコードデータを生成し、前記送信部は、前記リモートコントロールコードデータをリモートコントロール信号として被制御機器に送信する、請求項1に記載のネットワークリモートコントロールシステム。 - 前記リモートコントロールコード変換部が、前記操作部によって前記記憶部から呼び出された前記制御指令に基づいてリモートコントロールコードデータを生成し、前記送信部が、前記リモートコントロールコードデータをリモートコントロール信号として被制御機器に送信するとき、前記リモートコントロール装置は、前記コントロール装置に操作内容を送信する、請求項4に記載のネットワークリモートコントロールシステム。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103327683A (zh) * | 2012-02-29 | 2013-09-25 | 帕洛阿尔托研究中心公司 | 照明设备拓扑结构的自动发现 |
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2006
- 2006-02-03 JP JP2006026580A patent/JP2007208770A/ja active Pending
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