JP2007207505A - 燃料電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単且つ経済的な構成で、積層された各段の電解質・電極接合体に対して反応ガスを均一且つ良好に供給することができ、発電反応を均一化することを可能にする。
【解決手段】燃料電池10は、電解質・電極接合体26と交互に積層されるセパレータ28を備える。セパレータ28に通路部材60が接合されることにより、これらの間には、燃料ガス供給通路44が形成される。燃料ガス供給通路44は、燃料ガス導入口38を介して燃料ガス通路40に連通する一方、内部チャンバ69に一体に連通する。内部チャンバ69は、燃料ガス取り入れ口66を介して燃料ガス貯留室68に連通し、これらによって燃料ガス供給部71が構成される。燃料ガス供給部71は、複数のセパレータ28が積層された状態で、積層方向に一体に連通するチャンバ71aを構成する。
【選択図】図5

Description

本発明は、電解質をアノード電極とカソード電極とで挟んで構成される電解質・電極接合体とセパレータとが積層される燃料電池に関する。
通常、固体電解質型燃料電池(SOFC)は、電解質に酸化物イオン導電体、例えば、安定化ジルコニアを用いており、この電解質の両側にアノード電極及びカソード電極を配設した電解質・電極接合体を、セパレータ(バイポーラ板)によって挟持している。この燃料電池は、通常、電解質・電極接合体とセパレータとが所定数だけ積層された燃料電池スタックとして使用されている。
上記の燃料電池では、電解質・電極接合体を構成するアノード電極及びカソード電極に、それぞれ燃料ガス(例えば、水素ガス)及び酸化剤ガス(例えば、空気)を供給するために、セパレータの面方向に沿って燃料ガス通路及び酸化剤ガス通路が形成されている。その際、燃料電池スタックでは、各燃料ガス通路及び各酸化剤ガス通路に燃料ガス及び酸化剤ガスを分配するために、積層方向に延在する燃料ガス供給連通孔及び酸化剤ガス供給連通孔が設けられた内部マニホールドを構成する場合がある。
例えば、特許文献1に開示されている固体電解質燃料電池では、図21に示すように、セパレータ1の四隅を貫通してガス吸気孔1a及びガス排出孔1bが設けられている。このセパレータ1には、燃料ガス又は酸化剤ガスを分配するために複数列の溝部1cと突起1dとが交互に形成されている。
ガス吸気孔1aと溝部1cとは、三角形へこみ1eを介して連通するとともに、ガス排出孔1bと前記溝部1cとは、三角形へこみ1fを介して連通している。三角形へこみ1eのガス吸気孔1aに近接するガス導入部には、ガスの流れを絞るための絞り部2及び/又は障害物3が設けられている。
このため、ガス導入部におけるガスの圧力損失を大きくすることができ、ガス吸気孔1a内の圧力損失を無視することが可能になる。これにより、ガス流の中で下流に位置するセパレータ1へのガス流量が減少することがない、としている。
特開平10−172594号公報(図2)
上記の特許文献1では、各セパレータ1のガス導入部毎に、絞り部2及び/又は障害物3が設けられている。このため、各セパレータ1の溝部1cに対してガス流量を均一化させ得るものの、積層方向の各段のセパレータ1に対してガスを均一に分流させることができず、積層方向に沿って均一な発電を行うことが困難になるという問題がある。
本発明はこの種の問題を解決するものであり、簡単且つ経済的な構成で、積層された各段の電解質・電極接合体の電極面に対して反応ガスを均一且つ良好に供給することができ、積層方向に沿って発電反応を均一化することが可能な燃料電池を提供することを目的とする。
本発明は、電解質をアノード電極とカソード電極とで挟んで構成される電解質・電極接合体と、セパレータとが積層(スタック)される燃料電池に関するものである。
この燃料電池は、セパレータの一方の面に設けられ、アノード電極の電極面に沿って燃料ガスを供給するための燃料ガス通路と、前記セパレータの他方の面に設けられ、カソード電極の電極面に沿って酸化剤ガスを供給するための酸化剤ガス通路と、前記セパレータを積層方向に貫通し、前記燃料ガスを前記積層方向に流動させる燃料ガス供給連通孔と、前記セパレータに設けられ、前記燃料ガス供給連通孔から前記燃料ガス通路に分流して供給する燃料ガス供給部とを備えている。そして、燃料ガス供給部は、複数のセパレータが積層された状態で、積層方向に一体に連通するチャンバを構成している。
また、燃料ガス供給部は、燃料ガス供給連通孔に連通する燃料ガス貯留室と、前記燃料ガス貯留室に連通し、前記燃料ガス貯留室から燃料ガスを取り入れる燃料ガス取り入れ口と、前記燃料ガス取り入れ口から取り入れられた前記燃料ガスを燃料ガス通路に供給する燃料ガス供給通路とを備え、セパレータには、前記燃料ガス供給通路と前記燃料ガス通路とを連通し、前記燃料ガスをアノード電極に向かって導入する燃料ガス導入口が設けられるとともに、前記燃料ガス取り入れ口の圧力損失は、前記燃料ガス供給連通孔の圧力損失よりも大きく設定されることが好ましい。燃料ガス取り入れ口で流路断面積を絞ることにより圧力損失を生じさせ、積層方向の各段の燃料ガス供給連通孔に供給される燃料ガスの流量を均等に分配することができるからである。
さらにまた、燃料ガス取り入れ口の開口面積の合計は、燃料ガス供給連通孔の開口面積の合計よりも小さいことが好ましい。
さらに、燃料ガス取り入れ口の圧力損失は、燃料ガス導入口の圧力損失よりも大きく設定することが好ましい。燃料ガス貯留室を等圧に制御することができ、積層方向に複数配置されたセパレータに燃料ガスを均等に分配することが可能になるからである。この他、燃料ガス取り入れ口の開口面積を大きくすることが可能になり、加工し易くなって、加工コストの低減が容易に図られる。
また、燃料ガス取り入れ口における燃料ガスの流量は、燃料ガス導入口における前記燃料ガスの流量よりも多いことが好ましい。上記と同様に、積層方向に複数配置されたセパレータに燃料ガスを均等に分配することが可能になるからである。
さらにまた、燃料ガス供給通路は、燃料ガス供給部から複数に分岐するとともに、セパレータの面方向には、各燃料ガス供給通路に対応して複数の電解質・電極接合体が配設されることが好ましい。燃料ガスは、各燃料ガス供給通路に等圧に調圧されて流れるため、複数の電解質・電極接合体に均等に供給され、均一な発電反応を得ることができるからである。その他、複数の電解質・電極接合体のいずれか1以上が破損した際にも、残りの電解質・電極接合体により均一な発電反応を継続することができるからである。
また、燃料ガス供給部は、セパレータの中央部に設けられるとともに、複数の電解質・電極接合体は、前記燃料ガス供給部を中心に同一円周上に配設されることが好ましい。複数の電解質・電極接合体の温度分布を均一に維持することが可能になるからである。
さらに、燃料ガス供給部は、燃料ガス貯留室に燃料ガス取り入れ口を介して連通する内部チャンバを有し、前記内部チャンバは、複数の燃料ガス供給通路に一体に連通することが好ましい。内部チャンバで等圧に調圧された燃料ガスは、各燃料ガス供給通路を介して各電解質・電極接合体に均等な流量で供給されるからである。
さらにまた、セパレータは、単一のプレートで構成され、前記プレートの一方の面とアノード電極との間に、燃料ガス通路が形成されるとともに、前記プレートの他方の面とカソード電極との間に、酸化剤ガス通路が形成され、前記プレートの他方の面又は一方の面には、燃料ガス供給通路を形成する燃料ガス通路部材に設けられることが好ましい。
また、セパレータは、互いに積層される第1、第2及び第3プレートを備え、
前記第1プレートとアノード電極との間に、燃料ガス通路が形成され、前記第3プレートと前記カソード電極との間に、酸化剤ガス通路が形成されるとともに、前記第1プレートと前記第2プレートとの間に、燃料ガス供給通路が形成され、前記第3プレートと前記第2プレートとの間に、酸化剤ガス供給通路が形成されることが好ましい。
さらに、燃料電池は、燃料ガス通路と、酸化剤ガス通路と、セパレータを積層方向に貫通し、酸化剤ガスを積層方向に流動させる酸化剤ガス供給連通孔と、前記セパレータに設けられ、前記酸化剤ガスを前記酸化剤ガス供給連通孔から前記酸化剤ガス通路に分流して供給する酸化剤ガス供給部とを備えるとともに、前記酸化剤ガス供給部は、複数の前記セパレータが積層された状態で、前記積層方向に一体に連通するチャンバを構成している。
本発明によれば、各セパレータに設けられて燃料ガス供給連通孔から燃料ガス通路に燃料ガスを供給する燃料ガス供給部は、複数の前記セパレータが積層された状態で、積層方向に一体に連通するチャンバを構成している。このため、チャンバ内では、燃料ガスの圧力が一定圧力になり、積層された複数のセパレータの各段の各燃料ガス供給部には、前記燃料ガスが等圧で貯留されることになる。従って、各燃料ガス供給部から燃料ガス通路に対して燃料ガスを均等の流量で供給することができ、積層方向の発電反応が均一化される。これにより、簡単且つ経済的な構成で、積層された各段の電解質・電極接合体の電極面に対して燃料ガスを均一且つ良好に供給することが可能になり、前記積層方向全体の発電性能が良好に向上する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る燃料電池10が矢印A方向に積層された燃料電池スタック12の概略斜視説明図である。
燃料電池スタック12は、定置用の他、車載用等の種々の用途に用いられている。燃料電池10は、固体電解質型燃料電池であり、この燃料電池10は、図2及び図3に示すように、例えば、安定化ジルコニア等の酸化物イオン導電体で構成される電解質(電解質板)20の両面に、カソード電極22及びアノード電極24が設けられた電解質・電極接合体26を備える。電解質・電極接合体26は、円板状に形成されるとともに、少なくとも外周端面部には、酸化剤ガス及び燃料ガスの進入や排出を阻止するためにバリアー層(図示せず)が設けられている。
燃料電池10は、各セパレータ28間に複数、例えば、8個の電解質・電極接合体26が、このセパレータ28の中心部と同心円上に配列される。セパレータ28は、図2に示すように、例えば、ステンレス合金等の板金で構成される1枚の金属プレートやカーボンプレート等で構成される。セパレータ28は、中央部に同心円上に、例えば、4つの燃料ガス供給連通孔30を形成する第1小径端部32を有する。この第1小径端部32から外方に等角度間隔ずつ離間して放射状に延在する複数の第1橋架部34を介して比較的大径な円板部36が一体的に設けられる。
各円板部36は、電解質・電極接合体26と略同一寸法に設定されており、燃料ガスを供給するための燃料ガス導入口38が、例えば、前記円板部36の中心又は中心に対して酸化剤ガスの流れ方向上流側に偏心した位置に設定される。
各円板部36のアノード電極24に接触する面36aには、前記アノード電極24の電極面に沿って燃料ガスを供給するための燃料ガス通路40が形成される。この燃料ガス通路40は、各円板部36の面36aに形成される複数の突起部42により構成される。
突起部42は、面36aに、例えば、エッチングにより形成される中実部で構成される。突起部42の断面形状は、矩形状、円形状、三角形状又は長方形状等、種々の形状に設定可能であるとともに、位置や密度は、燃料ガスの流れ状態等によって任意に変更される。以下に説明する他の突起部は、上記の突起部42と同様に構成される。
図4に示すように、各円板部36のカソード電極22に接触する面36bは、略平坦面に形成されるとともに、第1小径端部32から第1橋架部34には、燃料ガス供給連通孔30から燃料ガス導入口38に連通する燃料ガス供給通路44が形成される。燃料ガス供給通路44は、例えば、エッチングにより形成される。
図2に示すように、セパレータ28のカソード電極22に対向する面には、通路部材(燃料ガス通路部材)60が、例えば、ろう付けやレーザ溶接等により固着される。通路部材60は、略平板状に構成されるとともに、中央部に同心円上に4つの燃料ガス供給連通孔30を形成する第2小径端部62を備える。第2小径端部62から放射状に8本の第2橋架部64が延在するとともに、各第2橋架部64は、セパレータ28の第1橋架部34から円板部36の面36bに燃料ガス導入口38を覆って固着される(図5参照)。
図5及び図6に示すように、第2小径端部62には、各燃料ガス供給連通孔30を囲繞し且つ接合されるセパレータ28側の面から突出してリング状凸部65が設けられる。第2小径端部62の中央には、接合されるセパレータ28側とは反対の面から突出してボス部66aが設けられ、このボス部66aには、燃料ガス取り入れ口66が形成される。第2小径端部62には、ボス部66a側の面にリング部67が別体又は一体に設けられる。リング部67内には、燃料ガス供給連通孔30及び燃料ガス取り入れ口66に連通する燃料ガス貯留室68が形成される。
第2小径端部62が第1小径端部32に接合されると、これらの間には、内部チャンバ69が形成される。この内部チャンバ69は、燃料ガス取り入れ口66を介して燃料ガス貯留室68に連通するとともに、複数の燃料ガス供給通路44に一体に連通する。
燃料ガス貯留室68、燃料ガス取入れ口66及び内部チャンバ69により燃料ガス供給部71が構成される。燃料ガス供給部71は、各セパレータ28が矢印A方向に積層された状態で、前記積層方向に一体に連通するチャンバ71aを構成する。内部チャンバ69は、各燃料ガス供給連通孔30を周回して凸部65が第1小径端部32に接合されることにより、前記燃料ガス供給連通孔30からシールされる。燃料ガス取り入れ口66の開口面積は、4つの燃料ガス供給連通孔30の総開口面積よりも小さいとともに、前記燃料ガス取り入れ口66における圧力損失は、燃料ガス導入口38における圧力損失よりも大きく設定される。燃料ガス貯留室68及び燃料ガス取り入れ口66から複数、例えば、8個の電解質・電極接合体26に燃料ガスを供給することから、燃料ガス貯留室68及び燃料ガス取り入れ口66の燃料ガスの流量が燃料ガス導入口38における流量より8倍以上に多くなる。従って、たとえ燃料ガス取り入れ口66の開口面積を燃料ガス導入口38の開口面積より大きくしたとしても、燃料ガスの流量差によって圧倒的に圧力損失が大きくなるからである。
円板部36の面36bには、カソード電極22の電極面に沿って酸化剤ガスを供給するための酸化剤ガス通路70を形成し、且つ前記カソード電極22に密着する変形可能な弾性通路部、例えば、導電性メッシュ部材72が配設される。
メッシュ部材72は、例えば、ステンレス鋼(SUS材)の線材で構成され、円板状を有する。このメッシュ部材72は、積層方向(矢印A方向)の荷重に対して所望の弾性変形が可能な厚さに設定されて円板部36の面36bに直接接触するとともに、通路部材60を避けるために切り欠き部72aを設ける(図2及び図5参照)。
図5に示すように、メッシュ部材72が設けられる範囲は、アノード電極24の発電領域よりも小さな領域に設定される。メッシュ部材72に設けられる酸化剤ガス通路70は、電解質・電極接合体26の内側周端部と円板部36の内側周端部との間から矢印B方向に酸化剤ガスを供給する酸化剤ガス供給連通孔74に連通する。この酸化剤ガス供給連通孔74は、各円板部36の内方と第1橋架部34との間に位置して積層方向(矢印A方向)に延在している。
各セパレータ28間には、リング部67に積層されてリング状の絶縁シール76が設けられる。絶縁シール76は、例えば、マイカ材やセラミック材で形成されている。燃料電池10には、円板部36の外方に位置して排ガス通路78が形成される。
図1に示すように、燃料電池スタック12は、複数の燃料電池10の積層方向両端に略円板状のエンドプレート80a、80bを配置する。エンドプレート80aの中央部には、燃料ガス供給連通孔30に連通して孔部82が設けられるとともに、前記孔部82の周囲には、酸化剤ガス供給連通孔74に連通して複数の孔部84が設けられる。エンドプレート80a、80b間は、ねじ孔86に螺合する図示しないボルトにより矢印A方向に締め付けられている。なお、孔部82は、各燃料ガス供給連通孔30に対応して同心円上に4つ設けてもよい。
このように構成される燃料電池スタック12の動作について、以下に説明する。
燃料電池スタック12を組み付ける際には、先ず、図2に示すように、セパレータ28のカソード電極22に向かう面に通路部材60が接合される。このため、セパレータ28と通路部材60との間には、内部チャンバ69及び燃料ガス供給通路44が形成される。この内部チャンバ69は、燃料ガス取り入れ口66を介して燃料ガス貯留室68に連通し、さらに、前記燃料ガス貯留室68から4つの燃料ガス供給連通孔30に連通する(図5参照)。
一方、燃料ガス供給通路44は、燃料ガス導入口38から燃料ガス通路40に連通する。その際、通路部材60の凸部65は、第1小径端部32に接合されるため、セパレータ28と前記通路部材60との間では、内部チャンバ69と燃料ガス供給連通孔30とが互いに閉塞される。
さらに、各セパレータ28間には、リング部67に積層して絶縁シール76が設けられる。これにより、各セパレータ28毎に形成される燃料ガス供給部71は、積層方向に一体に連通してチャンバ71aが形成される。
そして、セパレータ28間には、8個の電解質・電極接合体26が挟持されて燃料電池10が得られる。その際、図2及び図5に示すように、各セパレータ28には、互いに対向する面36a、36b間に電解質・電極接合体26が配置され、各アノード電極24の略中央部に燃料ガス導入口38が配置される。
セパレータ28の面36bと電解質・電極接合体26との間には、メッシュ部材72が介装されるとともに、前記メッシュ部材72の切り欠き部72aは、通路部材60に対応して配置される。上記の燃料電池10が矢印A方向に複数積層され、積層方向両端にエンドプレート80a、80bが配置されて燃料電池スタック12が構成される。
次に、燃料電池スタック12では、図1に示すように、エンドプレート80aの孔部82から各燃料ガス供給連通孔30に燃料ガス(水素含有ガス)が供給されるとともに、孔部84から酸化剤ガス供給連通孔74に酸化剤ガスである酸素含有ガス(以下、空気ともいう)が供給される。
図5に示すように、燃料ガスは、燃料電池スタック12の燃料ガス供給連通孔30に沿って積層方向(矢印A方向)に移動しながら、各セパレータ28に設けられる燃料ガス供給部71を構成する燃料ガス貯留室68に供給される。このため、燃料ガスは、積層方向からセパレータ面方向(矢印B方向)に分流した後、燃料ガス取り入れ口66を通って内部チャンバ69に供給される。この燃料ガスは、さらに内部チャンバ69に一体に連通する各燃料ガス供給通路44に沿ってセパレータ面方向に移動する。
燃料ガスは、各燃料ガス供給通路44から円板部36に形成された燃料ガス導入口38を通って燃料ガス通路40に導入される。各燃料ガス導入口38は、各電解質・電極接合体26のアノード電極24の略中心位置に設定されている。従って、燃料ガスは、燃料ガス導入口38からアノード電極24の略中心に供給され、燃料ガス通路40に沿って前記アノード電極24の外周部に向かって移動する。
一方、酸化剤ガス供給連通孔74に供給された空気は、電解質・電極接合体26の内側周端部と円板部36の内側周端部との間から矢印B方向に流入し、メッシュ部材72に形成された酸化剤ガス通路70に送られる。酸化剤ガス通路70では、電解質・電極接合体26のカソード電極22の内側周端部(セパレータ28の中央部)側から外側周端部(セパレータ28の外側周端部側)に向かって空気が流動する。
従って、電解質・電極接合体26では、アノード電極24の電極面の中心側から周端部側に向かって燃料ガスが供給されるとともに、カソード電極22の電極面の一方向(矢印B方向)に向かって空気が供給される。その際、酸化物イオンが電解質20を通ってアノード電極24に移動し、化学反応により発電が行われる。
なお、各電解質・電極接合体26の外周部に排出される使用済みの空気及び使用済みの燃料ガスは、オフガスとして排ガス通路78を介して燃料電池スタック12から排出される(図1参照)。
この場合、第1の実施形態では、各セパレータ28に設けられて、燃料ガス供給連通孔30から積層方向各段の燃料ガス通路40に燃料ガスを供給する燃料ガス供給部71は、複数の前記セパレータ28が積層された状態で、積層方向に一体に連通するチャンバ71aを構成している。
このため、チャンバ71a内では、燃料ガスの圧力が一定圧力に維持されており、積層された複数のセパレータ28の各段の各燃料ガス供給部71の燃料ガス貯留室68には、前記燃料ガスが等圧で貯留される。従って、各燃料ガス貯留室68から燃料ガス取り入れ口66を介して内部チャンバ69、さらにこの内部チャンバ69に連通する燃料ガス供給通路44から各燃料ガス通路40には、燃料ガスが均等の流量で供給され、積層方向の発電反応が均一化される。
これにより、簡単且つ経済的な構成で、積層された各段の電解質・電極接合体26の電極面に対して燃料ガスを均一且つ良好に供給することができ、前記積層方向全体にわたって所望の発電性能を確実に維持することが可能になるという効果が得られる。
また、燃料ガス供給部71は、燃料ガス貯留室68と燃料ガス取り入れ口66とを備えるとともに、前記燃料ガス取入れ口66の圧力損失は、燃料ガス供給連通孔30の圧力損失よりも大きく設定されている。このため、積層方向の各段の複数の燃料ガス供給通路44に供給される燃料ガスの流量を均等に分配することができる。
さらに、燃料ガス取り入れ口66の開口面積は、燃料ガス導入口38の開口面積よりも小さく設定されている。従って、燃料ガス取り入れ口66がフィルタとして機能することができ、燃料ガス導入口38が異物等によって閉塞されることを良好に阻止することが可能になる。
さらにまた、燃料ガス供給部71を構成する内部チャンバ69から複数の燃料ガス供給通路44に分岐するとともに、セパレータ面方向には、各燃料ガス供給通路44に対応して複数の、例えば、8つの電解質・電極接合体26が配設されている。これにより、燃料ガスは、各燃料ガス供給通路44に等圧に調圧されて流動するため、複数の電解質・電極接合体26に均等に供給され、均一な発電性能を容易に得ることができる。
また、複数の電解質・電極接合体26が燃料ガス供給部71を中心に同一円周上に配設されている。従って、複数の電解質・電極接合体26の温度分布を均一にすることが可能になり、発電性能の低下を阻止することが可能になる。
さらに、第1の実施形態では、電解質・電極接合体26のカソード電極22は、メッシュ部材72に当接した状態で、矢印A方向に積層荷重が付与されている。従って、メッシュ部材72の変形作用下に、前記メッシュ部材72とカソード電極22との密着性が促進される。
これにより、電解質・電極接合体26やセパレータ28自体に製造当初から存在する寸法誤差や歪み等は、メッシュ部材72の弾性変形によって良好に吸収される。このため、積層時の損傷を阻止するとともに、接触点数の増加により集電性の向上が図られる。
さらにまた、第1の実施形態では、円板部36に設けられている複数の突起部42により、積層方向の荷重が効率的に伝達される。従って、少ない荷重で、燃料電池10を積層することができ、電解質・電極接合体26やセパレータ28の歪みを低減することが可能になる。
図7は、本発明の第2の実施形態に係る燃料電池100の分解斜視図である。なお、第1の実施形態に係る燃料電池10と同一の構成要素には同一の参照符号を付して、その詳細な説明は省略する。また、以下に説明する第3〜第6の実施形態においても同様に、その詳細な説明は省略する。
燃料電池100を構成するセパレータ102には、カソード電極22に対向する面に酸化剤ガス通路70が設けられる。この酸化剤ガス通路70は、各円板部36の面36bに形成される複数の突起部104により構成される(図8及び図9参照)。この突起部104は、突起部42と同様に構成される。
このように構成される第2の実施形態では、積層方向各段の電解質・電極接合体26に対して燃料ガスを均等且つ良好に供給することができる等、第1の実施形態と同様の効果が得られる。
図10は、本発明の第3の実施形態に係る燃料電池106の分解斜視図であり、図11は、前記燃料電池106の動作を説明する概略断面説明図である。
燃料電池106を構成するセパレータ107では、円板部36の面36aに、アノード電極24の電極面に沿って燃料ガスを供給するための燃料ガス通路40を形成し、且つ前記アノード電極24に密着する変形可能な弾性通路部、例えば、導電性メッシュ部材72が配設される(図10及び図11参照)。
このように、第3の実施形態では、メッシュ部材72の変形作用下に、前記メッシュ部材72とアノード電極24との密着性が促進される等の効果が得られる。
図12は、本発明の第4の実施形態に係る燃料電池108の分解斜視図であり、図13は、前記燃料電池108の動作を説明する概略断面説明図である。
燃料電池108を構成するセパレータ109では、アノード電極24に対向する面に、通路部材60が固着される。この通路部材60は、各第2橋架部64の先端に1つ又は複数の燃料ガス導入口38が形成される一方、円板部36には、前記燃料ガス導入口38が設けられていない。
図14は、本発明の第5の実施形態に係る燃料電池110が矢印A方向に複数積層された燃料電池スタック112の概略斜視説明図であり、図15は、前記燃料電池110の分解斜視説明図である。
燃料電池110は、一組のセパレータ114間に電解質・電極接合体26を挟んで構成される。セパレータ114は、互いに積層される第1、第2及び第3プレート116、118及び120を備える。第1〜第3プレート116、118及び120は、例えば、ステンレス合金等の板金で構成され、前記第2プレート118の両面に、前記第1プレート116と前記第3プレート120とが、例えば、ろう付けにより接合される。
図15及び図16に示すように、第1プレート116は、積層方向(矢印A方向)に沿って燃料ガスを供給するための4つの燃料ガス供給連通孔30が形成される第1小径端部122を備える。第1小径端部122には、幅狭な橋架部126を介して比較的大径な第1円板部128が一体的に設けられる。第1円板部128は、電解質・電極接合体26のアノード電極24と略同一寸法に設定されている。
第1円板部128のアノード電極24に接触する面には、燃料ガス通路40を構成する多数の第1突起部130が、外周縁部近傍から中心部にわたって設けられる。第1円板部128の外周縁部には、略リング状突起部132が設けられる。第1突起部130及び略リング状突起部132は、集電部を構成する。
第1円板部128の中央には、アノード電極24の略中央部に向かって燃料ガスを供給するための燃料ガス導入口38が形成される。なお、第1突起部130は、略リング状突起部132と同一平面内に複数の凹部を形成することによって構成してもよい。
第3プレート120は、積層方向(矢印A方向)に沿って酸化剤ガスを供給するための4つの酸化剤ガス供給連通孔74と、前記酸化剤ガス供給連通孔74を囲繞してリング状凸部135とが形成される第2小径端部134を備える。この第2小径端部134の中心には、酸化剤ガス取り入れ口136が設けられる。第2小径端部134には、幅狭な橋架部137を介して比較的大径な第2円板部138が一体的に設けられる。
図17に示すように、第2小径端部134にリング部67aが別体又は一体に設けられ、このリング部67a内には、酸化剤ガス供給連通孔74及び酸化剤ガス取り入れ口136に連通する酸化剤ガス貯留室68aが形成される。酸化剤ガス取入れ口136は、内部チャンバ69aに連通するとともに、この内部チャンバ69aは、凸部135を介して酸化剤ガス供給連通孔74から遮蔽され且つ酸化剤ガス供給通路162に連通する。酸化剤ガス貯留室68a、酸化剤ガス取り入れ口136及び内部チャンバ69aにより酸化剤ガス供給部139が構成される。
第2円板部138は、電解質・電極接合体26のカソード電極22に接する面に、酸化剤ガス通路70を構成する複数の第2突起部140が面内全面にわたって形成される(図17参照)。第2突起部140は、集電部を構成する。第2円板部138の中央部には、酸化剤ガスをアノード電極24の略中央部に向かって供給するための酸化剤ガス導入口142が形成される。酸化剤ガス取り入れ口136の開口面積は、4つの酸化剤ガス供給連通孔74の総開口面積よりも小さいとともに、前記酸化剤ガス取り入れ口136における圧力損失は、酸化剤ガス導入口142における圧力損失よりも大きく設定される。酸化剤ガス取り入れ口136から複数、例えば、8個の電解質・電極接合体26に酸化剤ガスを供給することから、酸化剤ガス取り入れ口136の酸化剤ガスの流量が酸化剤ガス導入口142における流量より8倍以上に多くなる。従って、たとえ酸化剤ガス取り入れ口136の開口面積を酸化剤ガス導入口142の開口面積より大きくしたとしても、酸化剤ガスの流量差によって圧倒的に圧力損失が大きくなるからである。
図15に示すように、第2プレート118は、4つの燃料ガス供給連通孔30及び燃料ガス取り入れ口66が形成される第3小径端部144と、4つの酸化剤ガス供給連通孔74が形成される第4小径端部146とを備える。第3及び第4小径端部144、146は、幅狭な橋架部148、150を介して比較的大径な第3円板部152と一体的に構成される。第3円板部152は、第1及び第2円板部128、138と同一直径に設定される。
第3小径端部144には、各燃料ガス供給連通孔30を囲繞してリング状凸部154が形成される。橋架部126、148間には、燃料ガス導入口38に連通する燃料ガス供給通路156が設けられる(図17参照)。第3円板部152には、複数の第3突起部158が形成され、この第3突起部158は、燃料ガス供給通路156の一部を構成する。橋架部137、150間には、酸化剤ガス導入口142に連通する酸化剤ガス供給通路162が設けられる(図17参照)。
第1プレート116が第2プレート118の一方の面にろう付けされることにより、第1及び第2プレート116、118間には、燃料ガス通路40に連通する燃料ガス供給通路156が設けられる。同様に、第2プレート118が第3プレート120にろう付けされることにより、第2及び第3プレート118、120間には、酸化剤ガス通路70に連通する酸化剤ガス供給通路162が形成される。
各セパレータ28間には、燃料ガス供給連通孔30をシールするための絶縁シール164aが設けられるとともに、酸化剤ガス供給連通孔74をシールするための絶縁シール164bが設けられる。絶縁シール164a、164bは、例えば、マイカ材やセラミック材で形成されている。
図14に示すように、燃料電池スタック112は、複数の燃料電池110の積層方向両端にエンドプレート170a、170bを配置する。エンドプレート170aには、燃料電池110の燃料ガス供給連通孔30に連通する第1配管172と、酸化剤ガス供給連通孔74に連通する第2配管174とが接続される。エンドプレート170a、170bは、締付ボルト176により締め付け保持されるとともに、前記エンドプレート170aもしくは前記エンドプレート170bは、前記締付ボルト176と電気的に絶縁される。
このように構成される燃料電池スタック112の動作について、以下に説明する。
エンドプレート170aに接続されている第1配管172から燃料ガス供給連通孔30に燃料ガス(例えば、水素含有ガス)が供給されるとともに、前記エンドプレート170aに接続された第2配管174から酸化剤ガス供給連通孔74に酸化剤ガスである酸素含有ガス(以下、空気ともいう)が供給される(図14参照)。
燃料ガス供給連通孔30に供給された燃料ガスは、図17に示すように、積層方向(矢印A方向)に移動し、各セパレータ114に設けられる燃料ガス貯留室68に分流した後、燃料ガス取り入れ口66を通って内部チャンバ69から各燃料ガス供給通路156に分流して供給される。この燃料ガスは、燃料ガス供給通路156から燃料ガス導入口38を介して燃料ガス通路40に供給される。
一方、酸化剤ガス供給連通孔74に供給された酸化剤ガスは、積層方向に移動し、各セパレータ114に設けられる酸化剤ガス貯留室68aに分流される。この酸化剤ガスは、酸化剤ガス取り入れ口136を通って内部チャンバ69aから各酸化剤ガス供給通路162に分流して供給された後、前記酸化剤ガス供給通路162に連通する酸化剤ガス導入口142から酸化剤ガス通路70に導入される。
従って、各電解質・電極接合体26では、アノード電極24の中心部から外周部に向かって燃料ガスが供給されるとともに、カソード電極22の中心部から外周部に向かって酸化剤ガスが供給され、発電が行われる。そして、発電に使用された燃料ガス及び酸化剤ガスは、排ガスとして第1〜第3円板部128、138及び152の外周部から排ガス通路78に排気される。
この場合、第5の実施形態では、図17に示すように、各セパレータ114に設けられる酸化剤ガス供給部139は、複数の前記セパレータ114が積層された状態で、積層方向に一定に連通するチャンバ139aを構成している。このため、チャンバ139a内では、酸化剤ガスの圧力が一定圧力に維持されており、積層された複数のセパレータ114の各酸化剤ガス供給部139には、前記酸化剤ガスが等圧で貯留される。これにより、酸化剤ガスは、各酸化剤ガス供給部139から酸化剤ガス供給通路162を介して酸化剤ガス通路70に均等の流量で供給され、積層方向の発電反応が均一化される。
一方、燃料ガス供給部71においても同様に、積層された各セパレータ114にチャンバ71aが一体に構成されており、各燃料ガス通路40に燃料ガスを均等に供給することができる。
これにより、簡単な構成で、発電反応を均一化させて発電効率の向上を図ることが可能になる等、第1〜第4の実施形態と同様の効果が得られる。
図18は、本発明の第6の実施形態に係る燃料電池180が、矢印A方向に複数積層された燃料電池スタック182の概略斜視説明図であり、図19は、前記燃料電池180の分解斜視図である。なお、第5の実施形態に係る燃料電池110と同一の構成要素には同一の参照符号を付して、その詳細な説明は省略する。
燃料電池180は、図19に示すように、一組のセパレータ184間に4枚の電解質・電極接合体26を挟んで構成される。セパレータ184は、第1プレート186、第2プレート188及び一対の第3プレート190a、190bを備える。第1〜第3プレート186、188、190a及び190bは、例えば、ステンレス合金等の板金で構成され、前記第2プレート188の両面には、前記第1プレート186と前記第3プレート190a、190bとが、例えば、ろう付けにより接合される。
第1プレート186は、4つの燃料ガス供給連通孔30が形成される第1小径端部192を備える。第1小径端部192には、幅狭な4つの橋架部196を介して比較的大径な4つの第1円板部198が一体的に設けられる。
第1円板部198のアノード電極24に接触する面には、燃料ガス通路40を構成する多数の第1突起部200が外周縁部近傍から中心部にわたって設けられるとともに、前記第1円板部198の外周縁部には、略リング状突起部202が設けられる。第1突起部200及び略リング状突起部202は、集電部を構成する。
第1円板部198の中央には、アノード電極24の略中央部に向かって燃料ガスを供給するための燃料ガス導入口38が形成される。第1円板部198の外周縁部には、略リング状突起部202を積層方向に貫通して排出燃料ガス分流口204が複数形成される。
第3プレート190a、190bは、それぞれ酸化剤ガス供給連通孔74、凸部135及び酸化剤ガス取り入れ口136が形成される第2小径端部206を備える。第2小径端部206には、幅狭なそれぞれ2つの橋架部210を介して比較的大径なそれぞれ2つの第2円板部212が一体的に設けられる。
第2円板部212は、図20に示すように、電解質・電極接合体26のカソード電極22に接する面に、複数の第2突起部214が面内全面にわたって形成される。第2突起部214は、集電部を構成する。第2円板部212の中央部には、酸化剤ガスをカソード電極22の略中央部に向かって供給するための酸化剤ガス導入口142が形成される。
第2プレート188は、燃料ガス供給連通孔30、凸部154及び燃料ガス取り入れ口66が形成される第3小径端部216を備える。第3小径端部216には、幅狭な4つの橋架部220を介して比較的大径な4つの第3円板部222が一体的に設けられる。
各第3円板部222には、燃料ガス供給通路224が形成されるとともに、各燃料ガス供給通路224は、略リング状の凸部により構成される区画部226を介して第1及び第2燃料ガス供給通路部224a、224bに分割される。第3円板部222の面内には、区画部226の内方に位置して複数の第3突起部228が形成される。
第3円板部222には、それぞれ2つの幅狭な橋架部229を介して2つの第4小径端部230が一体的に設けられる。第4小径端部230には、4つの酸化剤ガス供給連通孔74が形成される。セパレータ184間には、燃料ガス供給連通孔30及び酸化剤ガス供給連通孔74を囲繞して絶縁シール234、236が設けられる。
図18に示すように、燃料電池スタック182は、複数の燃料電池180の積層方向両端にそれぞれ4枚のエンドプレート242a、242bを配置する。燃料ガス供給連通孔30の矢印A方向両端に対応してプレート244が配設され、このプレート244には、前記燃料ガス供給連通孔30に燃料ガスを供給するための第1配管246が接続される。
各酸化剤ガス供給連通孔74の矢印A方向両端に対応してそれぞれ2枚のプレート248が配設されるとともに、各プレート248には、前記酸化剤ガス供給連通孔74に空気を供給するための第2配管250が接続される。矢印A方向両端のプレート244同士及びプレート248同士は、締付ボルト252により固定される。
このように構成される第6の実施形態では、図18に示すように、第1配管246を介して燃料電池スタック182内の燃料ガス供給連通孔30に燃料ガスが供給されるとともに、各第2配管250を介して前記燃料電池スタック182内の酸化剤ガス供給連通孔74に空気が供給される。
燃料ガス供給連通孔30に供給された燃料ガスは、図20に示すように、積層方向に移動しながら、各燃料電池180を構成する各セパレータ184の燃料ガス供給部71に分流され、燃料ガス取り入れ口66を通って各燃料ガス供給通路224に供給される。燃料ガスは、各燃料ガス供給通路224に沿って各第1燃料ガス供給通路部224aに導入される。
このため、各第1燃料ガス供給通路部224aに導入された燃料ガスは、それぞれの燃料ガス導入口38から各電解質・電極接合体26のアノード電極24の中心位置に対応して供給される。
一方、酸化剤ガス供給連通孔74に供給された空気は、各セパレータ184の酸化剤ガス供給部139に分流した後、酸化剤ガス取り入れ口136を通って酸化剤ガス供給通路162を移動する。さらに、空気は、第2円板部212の中心位置に設けられる酸化剤ガス導入口142から各電解質・電極接合体26のカソード電極22の中心位置に対応して供給される。
従って、この第6の実施形態では、上記の第1〜第5の実施形態と同様の効果が得られる。
本発明の第1の実施形態に係る燃料電池が積層された燃料電池スタックの概略斜視説明図である。 前記燃料電池の分解斜視説明図である。 前記燃料電池のガス流れ状態を示す一部分解斜視説明図である。 前記セパレータの説明図である。 前記燃料電池の動作を説明する概略断面説明図である。 前記燃料電池の要部斜視説明図である。 本発明の第2の実施形態に係る燃料電池の分解斜視説明図である。 前記燃料電池を構成するセパレータの正面説明図である。 前記燃料電池の動作を説明する概略断面説明図である。 本発明の第3の実施形態に係る燃料電池の分解斜視説明図である。 前記燃料電池の動作を説明する概略断面説明図である。 本発明の第4の実施形態に係る燃料電池の分解斜視説明図である。 前記燃料電池の動作を説明する概略断面説明図である。 本発明の第5の実施形態に係る燃料電池が積層された燃料電池スタックの概略斜視説明図である。 前記燃料電池の分解斜視説明図である。 前記燃料電池のガス流れ状態を示す一部分解斜視説明図である。 前記燃料電池の動作を説明する概略断面説明図である。 本発明の第6の実施形態に係る燃料電池が積層された燃料電池スタックの概略斜視説明図である。 前記燃料電池の分解斜視説明図である。 前記燃料電池の動作を説明する概略断面説明図である。 特許文献1の燃料電池の説明図である。
符号の説明
10、100、106、108、110、180…燃料電池
12、112、182…燃料電池スタック
20…電解質 22…カソード電極
24…アノード電極 26…電解質・電極接合体
28、102、107、109、114、184…セパレータ
30…燃料ガス供給連通孔 36…円板部
38…燃料ガス導入口 40…燃料ガス通路
44、156…燃料ガス供給通路 60…通路部材
66…燃料ガス取り入れ口 67…リング部
68…燃料ガス貯留室 68a…酸化剤ガス貯留室
69、69a…内部チャンバ 70…酸化剤ガス通路
71…燃料ガス供給部 72…メッシュ部材
74…酸化剤ガス供給連通孔
76、164a、164b、234、236…絶縁シール
78…排ガス通路
116、118、120、186、188、190a、190b…プレート
136…酸化剤ガス取り入れ口 139…酸化剤ガス供給部
142…酸化剤ガス導入口 162…酸化剤ガス供給通路

Claims (11)

  1. 電解質をアノード電極とカソード電極とで挟んで構成される電解質・電極接合体と、セパレータとが積層される燃料電池であって、
    前記セパレータの一方の面に設けられ、前記アノード電極の電極面に沿って燃料ガスを供給するための燃料ガス通路と、
    前記セパレータの他方の面に設けられ、前記カソード電極の電極面に沿って酸化剤ガスを供給するための酸化剤ガス通路と、
    前記セパレータを積層方向に貫通し、前記燃料ガスを前記積層方向に流動させる燃料ガス供給連通孔と、
    前記セパレータに設けられ、前記燃料ガスを前記燃料ガス供給連通孔から前記燃料ガス通路に分流して供給する燃料ガス供給部と、
    を備えるとともに、
    前記燃料ガス供給部は、複数の前記セパレータが積層された状態で、前記積層方向に一体に連通するチャンバを構成することを特徴とする燃料電池。
  2. 請求項1記載の燃料電池において、前記燃料ガス供給部は、前記燃料ガス供給連通孔に連通する燃料ガス貯留室と、
    前記燃料ガス貯留室に連通し、前記燃料ガス貯留室から前記燃料ガスを取り入れる燃料ガス取り入れ口と、
    前記燃料ガス取り入れ口から取り入れられた前記燃料ガスを前記燃料ガス通路に供給する燃料ガス供給通路と、
    を備え、
    前記セパレータには、前記燃料ガス供給通路と前記燃料ガス通路とを連通し、前記燃料ガスを前記アノード電極に向かって導入する燃料ガス導入口が設けられるとともに、
    前記燃料ガス取り入れ口の圧力損失は、前記燃料ガス供給連通孔の圧力損失よりも大きく設定されることを特徴とする燃料電池。
  3. 請求項2記載の燃料電池において、前記燃料ガス取り入れ口の開口面積の合計は、前記燃料ガス供給連通孔の開口面積の合計よりも小さいことを特徴とする燃料電池。
  4. 請求項2記載の燃料電池において、前記燃料ガス取り入れ口の圧力損失は、前記燃料ガス導入口の圧力損失よりも大きく設定されることを特徴とする燃料電池。
  5. 請求項4記載の燃料電池において、前記燃料ガス取り入れ口における前記燃料ガスの流量は、前記燃料ガス導入口における前記燃料ガスの流量よりも多いことを特徴とする燃料電池。
  6. 請求項2乃至5のいずれか1項に記載の燃料電池において、前記燃料ガス供給通路は、前記燃料ガス供給部から複数に分岐するとともに、
    前記セパレータの面方向には、各燃料ガス供給通路に対応して複数の前記電解質・電極接合体が配設されることを特徴とする燃料電池。
  7. 請求項6記載の燃料電池において、前記燃料ガス供給部は、前記セパレータの中央部に設けられるとともに、
    複数の前記電解質・電極接合体は、前記燃料ガス供給部を中心に同一円周上に配設されることを特徴とする燃料電池。
  8. 請求項7記載の燃料電池において、前記燃料ガス供給部は、前記燃料ガス貯留室に前記燃料ガス取り入れ口を介して連通する内部チャンバを有し、
    前記内部チャンバは、複数の前記燃料ガス供給通路に一体に連通することを特徴とする燃料電池。
  9. 請求項5乃至8のいずれか1項に記載の燃料電池において、前記セパレータは、単一のプレートで構成され、
    前記プレートの一方の面と前記アノード電極との間に、前記燃料ガス通路が形成されるとともに、
    前記プレートの他方の面と前記カソード電極との間に、前記酸化剤ガス通路が形成され、
    前記プレートの他方の面又は一方の面には、前記燃料ガス供給通路を形成する燃料ガス通路部材に設けられることを特徴とする燃料電池。
  10. 請求項6乃至8のいずれか1項に記載の燃料電池において、前記セパレータは、互いに積層される第1、第2及び第3プレートを備え、
    前記第1プレートと前記アノード電極との間に、前記燃料ガス通路が形成され、前記第3プレートと前記カソード電極との間に、前記酸化剤ガス通路が形成されるとともに、
    前記第1プレートと前記第2プレートとの間に、前記燃料ガス供給通路が形成され、前記第3プレートと前記第2プレートとの間に、前記酸化剤ガス供給通路が形成されることを特徴とする燃料電池。
  11. 電解質をアノード電極とカソード電極とで挟んで構成される電解質・電極接合体と、セパレータとが積層される燃料電池であって、
    前記セパレータの一方の面に設けられ、前記アノード電極の電極面に沿って燃料ガスを供給するための燃料ガス通路と、
    前記セパレータの他方の面に設けられ、前記カソード電極の電極面に沿って酸化剤ガスを供給するための酸化剤ガス通路と、
    前記セパレータを積層方向に貫通し、前記酸化剤ガスを前記積層方向に流動させる酸化剤ガス供給連通孔と、
    前記セパレータに設けられ、前記酸化剤ガスを前記酸化剤ガス供給連通孔から前記酸化剤ガス通路に分流して供給する酸化剤ガス供給部と、
    を備えるとともに、
    前記酸化剤ガス供給部は、複数の前記セパレータが積層された状態で、前記積層方向に一体に連通するチャンバを構成することを特徴とする燃料電池。
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