JP2007207434A - 端子台 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】端子台1を、ねじ式二次側接続端子12とプラグイン式二次側接続端子14とを備えてなる導電板3、4、5と、該導電板3、4、5を支持する支持体2とからなるものとした。そして、各導電板3、4、5を支持体2に支持させることにより、端子台1の正面右側にはねじ式ブレーカを接続可能な3つのねじ式二次側接続端子12、12・・からなるねじ式二次側接続部が、正面左側にはプラグイン式ブレーカを接続可能なプラグイン式二次側接続端子14、14・・からなるプラグイン式二次側接続部が夫々設けられる。
【選択図】図1
Description
請求項2に記載の発明は、請求項1の発明において、少なくともねじ式二次側接続端子とプラグイン式二次側接続端子とを一体的に設けてなる導電板を備えたことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2の発明において、ねじ式二次側接続端子が切断可能に突設されており、ねじ式二次側接続端子を切断すると、導電板の切断箇所がプラグイン式二次側接続端子として利用可能となることを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明によれば、導電板に、少なくともねじ式二次側接続端子とプラグイン式二次側接続端子とを一体的に設けているため、部材点数の削減を図ることができ、低コスト化や、端子台の組み立て容易性等を図ることができる。
さらに、請求項3に記載の発明によれば、ねじ式二次側接続端子を切断することにより、導電板の切断箇所がプラグイン式二次側接続端子として利用可能としているため、プラグイン式二次側接続部として広いスペースが必要となった場合であっても、ねじ式二次側接続端子を適宜切断することによって対応することができる。したがって、多数のプラグイン式ブレーカを接続したい場合に対応可能であるのは勿論のこと、たとえば従来より使用していたねじ式ブレーカをプラグイン式ブレーカに交換するといったような場合にも端子台を交換することなく対応可能であって、非常に汎用性に富んだ端子台とすることができる。
端子台1は、第1導電板3、第2導電板4、及び第3導電板5と、これらの導電板3、4、5を支持する支持体2とからなるものであって、図示しない分電盤に搭載されるものである。そして、商用電源を一般電灯・コンセント回路用の主幹ブレーカ(図4に示す)21や電気温水器用ブレーカ(図4に示す)22に分電すべく、主幹ブレーカ21及び電気用ブレーカ22の両者を接続可能となっている。尚、本実施例においては、主幹ブレーカ21は一般的なねじ式ブレーカであり、電気温水器用ブレーカ22はプラグイン式ブレーカであるものとする。
該第1導電板3は、各仕切板7の上段の切り欠き段部10a、10a・・に差し込んで係止状態とすることができる。該係止状態において、一次側接続端子13は一次側接続部9bに対応し、ねじ20により一次側接続部9bに固定することができる。尚、支持体2への取り付け状態において、プラグイン式二次側接続端子14は、カバー部6内に位置することになる。
該第2導電板4は、各仕切板7の中段の切り欠き段部10b、10b・・に差し込んで係止状態とすることができる。該係止状態において、一次側接続端子13は一次側接続部9cに対応し、ねじ20により一次側接続部9cに固定することができる。尚、支持体2への取り付け状態において、第2導電板4のねじ式二次側接続端子12は、第1導電板3のねじ式二次側接続端子12と略同じ高さ位置に位置することになる。また、第2導電板4のプラグイン式二次側接続端子14も、カバー部6内に位置することになる。
該第3導電板5は、各仕切板7の下段の切り欠き段部10c、10c・・に差し込んで係止状態とすることができる。該係止状態において、一次側接続端子13は一次側接続部9aに対応し、ねじ20により一次側接続部9aに固定することができる。尚、支持体2への取り付け状態において、第3導電板5のねじ式二次側接続端子12は、第1導電板3のねじ式二次側接続端子12及び第2導電板4のねじ式二次側接続端子12と略同じ高さ位置に位置することになる。また、第3導電板5のプラグイン式二次側接続端子14も、カバー部6内に位置することになる。
端子台1は、各導電板3、4、5を夫々対応する切り欠き段部10、10・・に差し込むとともに、各導電板3、4、5の各一次側接続端子13を夫々対応する一次側接続部9にてねじ20により固定してなる。このようにして組み立てられた端子台1は、正面右側にねじ式ブレーカを接続可能な3つのねじ式二次側接続端子12、12・・からなるねじ式二次側接続部を、正面左側にプラグイン式ブレーカを接続可能なプラグイン式二次側接続端子14、14・・からなるプラグイン式二次側接続部を夫々備えている。尚、プラグイン式二次側接続端子14、14・・はカバー部6によって覆われており、周囲に設置されるであろう他の外部機器等との不用意な接触から保護されている。
また、たとえば、ねじ式二次側接続端子12が必要でない上、多数のプラグイン式ブレーカを接続したい場合等には、各導電板3、4、5のねじ式二次側接続端子12を切断することによって、プラグイン式二次側接続部のスペースを大きくしてやればよい(場合によっては、図5に示す如く、端子台1の正面側全面をプラグイン式二次側接続部とすることも可能である)。
また、一の端子台にねじ式及びプラグイン式の両タイプのブレーカを同時に接続することができるため、従来のように複数の端子台を搭載する場合と比較して、分電盤への搭載に係る作業が容易となる。さらに、従来と比較して、端子台の搭載に必要なスペースを抑えることができる(このことは、ねじ式二次側接続端子12とプラグイン式二次側接続端子14とが一次側接続端子13を共有していることにもよる)ため、分電盤のケースのコンパクト化や、分電盤の設置に係る自由度の向上といった効果をも期待することができる。
またさらに、端子台1は、各導電板3、4、5を夫々対応する切り欠き段部10、10・・に差し込んで係止させるとともに、各導電板3、4、5の一次側接続端子13をねじ20により固定して組み立てるため、組み立て作業が容易である上、各導電板3、4、5がねじ20により確実に固定されるため、端子台1の安全性及び信頼性、ひいては分電盤の安全性及び信頼性を向上させることができる。
加えて、端子台1のねじ式二次側接続端子12、12・・を切断可能としているため、プラグイン式二次側接続部として広いスペースが必要となった場合であっても、適宜ねじ式二次側接続端子12、12・・を切断することによって対応することができる。したがって、多数のプラグイン式ブレーカを接続したい場合に対応可能であるのは勿論のこと、たとえば従来より使用していたねじ式ブレーカをプラグイン式ブレーカに交換するといったような場合にも端子台1を交換することなく対応可能であって、非常に汎用性に富んだ端子台1とすることができる。
また、一次側接続端子をねじ式としているが、一次側接続端子をプラグイン式としてもよいし、二次側接続端子の如く両タイプに対応可能な構成としても何ら問題はない。
さらにまた、上記実施形態では、仕切板に切り欠き段部を刻設して各導電板を係止・支持可能としているが、仕切板を階段状に形成して各段部上に導電板を夫々係止させて支持するような構成としても何ら問題はない。
加えて、上記実施形態では、一の導電板にねじ式二次側接続端子とプラグイン式二次側接続端子との両方を一体的に備える構成としているが、ねじ式二次側接続端子とプラグイン式二次側接続端子とを独立して設ける(たとえば、ねじ式二次側接続端子とプラグイン式二次側接続端子とで夫々金属板を別にする等)ような構成としてもよい。
Claims (3)
- 複数の一次側接続端子を備えてなる一次側接続部と、複数の二次側接続端子を備えてなる二次側接続部とを備え、前記二次側接続部にブレーカの一次側端子部を接続する端子台であって、
前記二次側接続部として、ねじ孔を有する導電板が二次側接続端子として設けられ、ねじ式ブレーカの一次側端子部を接続可能なねじ式二次側接続部と、二次側接続端子としての導電板が複数並設され、プラグイン式ブレーカの一次側端子部を接続可能なプラグイン式二次側接続部とを備えたことを特徴とする端子台。 - 少なくともねじ式二次側接続端子とプラグイン式二次側接続端子とを一体的に設けてなる導電板を備えたことを特徴とする請求項1に記載の端子台。
- ねじ式二次側接続端子が切断可能に突設されており、ねじ式二次側接続端子を切断すると、導電板の切断箇所がプラグイン式二次側接続端子として利用可能となることを特徴とする請求項2に記載の端子台。
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JP2002033141A (ja) * | 2000-07-14 | 2002-01-31 | Kawamura Electric Inc | 一次送り用端子台 |
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