JP2007207302A - 光ディスク装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】外径が異なる複数のディスクを搬送するディスク搬送機構を備えた光ディスク装置を提供する。
【解決手段】メインスライダーに複数種のカム溝を形成し,ディスク外径に応じた挿入時の引き込みレバーの回動量によってレバーピンをガイドするカム溝を自動選択することにより、引き込みレバーの回動量が切り替わるとともに、引き込みレバーと反対側のディスクガイド部もディスク外径によってその位置を可変動作させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、光ディスク装置に関し、特に、スロットイン方式のディスク搬送機構を有した光ディスク装置に関する。
従来より、薄型化、小型化を図ったスロットイン方式のディスク搬送機構を備えたディスク装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
これは、光ディスク装置のシャーシ外装内には、挿入口近傍の一方側前方にサイドガイド及び後方に回動動作可能なサイドガイドレバーを有し、他方側にはディスクの外形に沿って回動可能な引き込みレバー及び引き込みレバーと連動可能に接続されたサブレバーを有しており、メインスライダーに形成されたガイド溝にてサブレバーをガイド動作することにより120mmディスクの搬送動作を行うようにしたものである。
ディスク搬送機構は、例えば図5に示すように、メインスライダー51,引き込みレバー52,サブレバー53,サイドガイド54,サイドガイドレバー55,外周ガイドレバー56で構成されている。
ディスク挿入時には,まず引き込みレバー52がディスク径が120mmのディスク60の外形に沿って矢印方向に回動し,同時に引き込みレバー52内の長溝に連結されているサブレバー53が回動する。ディスク60が所定位置まで挿入された時,図6(a)に示すように、装置内に設置されたローディングSWの検出により、ローディングモータ57が動作し、減速ギア列58を介してメインスライダー51が矢印A方向にスライド動作する。この時、図6(b)に示すように、メインスライダー51上に形成されたカム溝59にサブレバー53がガイドされるため,以後カム溝59に沿ってサブレバー53が動作することとなる。
カム溝59は,120mmディスク60の中心がスピンドルモータSPMの中心位置と一致する位置までディスク60を搬送するよう形状構成されているため、メインスライダー51の動作によりサブレバー53及び引き込みレバー52を矢印方向に回動・付勢し、ディスク60をディスクチャッキング位置まで搬送できるようになっている。
特許第3522235号公報
従来技術は、ディスク搬送機構の構成が単一のディスク径のディスクにのみ対応した構成であったため、外径の異なるディスクの搬送ができないという問題点があった。
本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであり、外径が異なる複数種のディスクをディスクチャッキング位置まで確実に搬送することを目的としている。
本発明の一態様によれば、ディスク挿入口から挿入されるディスクの外周の一側面を保持するように回動自在に設けられた引き込みレバーと、前記ディスクの外周の他側面を保持するようにディスク挿入方向に配設されたサイドガイドと、前記引き込みレバーと連動して回動自在に設けられ、ローディングモータの駆動によって動作するメインスライダーのカム溝に連動して前記引き込みレバーをスピンドルモータ方向に付勢する付勢手段とを備え、前記ディスクを前記引き込みレバーと前記サイドガイドによって保持するとともに、前記付勢手段により付勢された前記引き込みレバーによって前記ディスクをディスクチャッキング位置に搬送するディスク搬送機構を備えた光ディスク装置であって、前記引き込みレバーは、外径が異なる複数のディスクに対応するよう回動自在に設けられ、前記サイドガイドは、前記引き込みレバーに連動し、外径が異なる複数のディスクに対応するようスピンドルモータからの位置が複数の位置に可変自在に設けられ、前記付勢手段は、前記引き込みレバーに連動し、外径が異なる複数のディスクに対応するようスライダーに形成した複数のカム溝のいずれか一方のカム溝に連動自在に設けられることを特徴とする光ディスク装置が提供される。
この一態様に係る光ディスク装置においては、前記引き込みレバー、サイドガイドおよび付勢手段が連動するとともに、それぞれが外径の異なる複数のディスクに対応するように構成されているので、挿入される外径が異なる複数種のディスクをディスクチャッキング位置まで確実に搬送することができる。
また、本発明の別の一態様によれば、ディスク挿入口から挿入されるディスクの外周の一側面を保持するように回動自在に設けられた引き込みレバーと、前記引き込みレバーと連動し回動自在に設けられたサブレバーおよびこのサブレバーと連動するリンクギアと、このリンクギアをガイドする複数のカム溝が形成されローディングモータの駆動によりディスク挿入方向と平行に動作するメインスライダーと、ディスク挿入口端よりディスク挿入方向に向かって傾斜し、ディスク挿入口前方に回動自在に配置されディスク側面をガイドする第1のサイドガイドレバーと、この第1のサイドガイドレバーと回動可能に接続され、前記ディスク挿入方向に平行に配置されディスク外周の他側面をガイドするサイドガイドと、このサイドガイドと回動可能に接続され、前記第1のサイドガイドレバーと平行で前記第1のサイドガイドレバーよりディスク挿入方向奥側に回動自在に配置された第2のサイドガイドレバーと、この第2のサイドガイドレバーの回動方向に沿ったガイド溝が形成されたプレートと、このプレートと前記リンクギアとの間に配設され、一端が前記プレートに接続され、他端が前記リンクギアと接離可能な位置に配置されたロック解除レバーとを備えることを特徴とする光ディスク装置が提供される。
この一態様に係る光ディスク装置においては、メインスライダーに形成された複数のカム溝によりガイドされる引き込みレバーの回動量が切り替わるので、外径の異なるディスクの引き込み搬送量を変えることができる。また、リンクギアとプレートの間に配設されたロック解除レバーにより、挿入されるディスクの外径に応じて第1のサイドガイドレバー、サイドガイドおよび第2のサイドガイドレバーが回動可能となるため、複数種のディスクの側面を確実にガイドすることが可能となる。
本発明によれば、外径が異なる複数種のディスクをディスクチャッキング位置まで確実に搬送することができるディスク搬送機構を備えた光ディスク装置を提供できる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。尚、各図において同一箇所については同一の符号を付すとともに、重複した説明は省略する。
図1は、本発明の一実施形態に係るディスク搬送機構を組み込んだ光ディスク装置のディスクが挿入される以前の初期状態の斜視図である。図1に示すように、ディスク搬送機構は、光ディスク装置(以下、「装置」と言う。)の前方に向かって右側と左側とに分けて説明する。装置の前方に向かって右側は、ディスク外周の一側面を保持して引き込み動作を行う引き込みレバー11および引き込みレバー11の回動量伝達を行うサブレバー12が回動自在に設けられ、メインスライダー13がディスク挿入方向に平行にスライド動作可能に設けられ、サブレバー12と互いにギアで連結され前記引き込みレバー11の回動量の切り替えを行うリンクギア14が回動自在に設けられている。
装置の前方に向って左側は、ディスク挿入口端より装置奥側のディスク挿入方向に向かって傾斜し、ディスク挿入口前方に回動自在に配置されディスク挿入時のディスク側面ガイドとなるサイドガイドレバーA19、このサイドガイドレバーA19と回動可能に接続され、前記ディスク挿入方向に平行に配置され搬送時にディスク外周の他側面をガイドするサイドガイド20、このサイドガイド20を挿入されるディスクの外径の大きさに応じて矢印J方向に動作させるためにサイドガイド20と回動可能に接続され、前記サイドガイドレバーA19と平行で前記サイドガイドレバーA19よりディスク挿入方向奥側に回動自在に配置されたサイドガイドレバーB21、サイドガイドレバーB21のロック、アンロック動作を行うガイドロックプレート18で構成されている。
また、装置の奥行き方向にはディスク外周をガイドするための外周ガイドレバー15が配設されている。さらに、リンクギア14とガイドロックプレート18の間には、引き込みレバー11の回動量に応じてリンクギア14に連動するロック解除レバー16がガイドロックプレート18に接続されて配置されている。これによりリンクギア14の回転量に連動してガイドロックプレート18がディスク挿入方向と平行な矢印I方向にスライド動作を行う。
リンクギア14の下方には、2つのカム溝が形成されたメインスライダー13が配置され、ローディングモータユニット22の駆動力伝達によりディスク挿入方向と平行な矢印G方向にスライド動作を行うようになっている。
ガイドロックプレート18の矢印I方向のスライド動作時に、メインスライダー13に形成された2つのカム溝のうち、リンクギア14がガイドされるカム溝がディスク外径によって自動選択される。このため、外径の異なるディスクの搬送量の切り替えが可能である。
図1において、A〜Fはそれぞれ、引き込みレバー11、サブレバー12、ロック解除レバー16、外周ガイドレバー15、サイドガイドレバーA19、サイドガイドレバーB21の回転中心を示す。
図2は、ディスク搬送機構における各レバー、プレートの付勢方向を説明する図である。引き込みレバー11、サブレバー12、リンクギア14は、サブレバー付勢バネ23によりそれぞれ矢印K、L、M方向に付勢力を受け、リンクギア14に設けたガイドピン32により、メインスライダーカム溝27,28のいずれか一方に位置決めされる。メインスライダーカム溝27,28は、メインスライダー13に形成されメインスライダー13のスライド動作方向と直交する方向に並んで配置されている。リンクギア14のガイドピン32は、メインスライダー13のスライド動作方向に直交する方向に動作してカム溝27,28のいずれか一方に位置決めされるように設けられている。
サイドガイドレバーA19、サイドガイド20、サイドガイドレバーB21は、サイドガイドレバー付勢バネ26により、それぞれ矢印Q、R、S方向に付勢力を受け、サイドガイドレバーB21に設けたピン33によりロックプレートカム溝30の両端に連続して形成されたレバーロック溝30a、30bのいずれか一方に位置決めされる。また、レバーロック溝30a、30bにそれぞれ連続して離間ガイド溝30c、30dが形成される。
ロック解除レバー16、ガイドロックプレート18は、ロック解除レバー付勢バネ24により、それぞれ矢印O、P方向に付勢力を受け、ガイドロックプレート18に設けたピン34によりサブスライダー17に形成したサブスライダーカム溝29に位置決めされる。
外周ガイドレバー15は、外周ガイドレバー付勢バネ25により、矢印T方向に付勢力を受け、初期状態では図1に示すレバーベース31により位置決めされる。
なお、図1および図2において、サブスライダー17は、メインスライダー13と連動し、メインスライダー13の動作方向と直交方向にスライド動作するように設けられている。このサブスライダー17には、サブスライダーカム溝29が形成され、このカム溝29にガイドロックプレート18に設けたピン34が前述のように位置決めされている。
図3(a)乃至図3(f)は、外径80mmのディスク挿入時の搬送動作例を示している。図3(a)に示すように、光ディスク装置にディスクDKが挿入されるとディスク左側面(挿入方向向かって左)は、サイドガイドレバーA19にてガイドされる。一方、ディスクの右側面(挿入方向向かって右)は、引き込みレバー11の回動にてガイドされる。この時、引き込みレバー11、サブレバー12及びリンクギア14は、それれぞれ矢印U、U1、U2方向に回動する。80mmディスク外径に沿った引き込みレバー11のレバー回動量では、リンクギア14がロック解除レバー16を動作させないように離間して配置されており、ガイドロックプレート18はロック解除レバー付勢バネ24によって付勢されているため、サイドガイドレバーB21をレバーロック溝30aにロックした状態、すなわち、サイドガイド20のディスクDKの外周左側面を保持する面の位置を、スピンドルモータSPMの中心から外径80mmディスクの半径に相当する位置に維持する。
次に、図3(b)に示すように、ディスク搬送動作が開始される所定位置までディスクDKが挿入されると、ローディングモータユニット22によりメインスライダー13が矢印V方向に動作し始める。この時、リンクギア14に固定されたリンクギアピン32とメインスライダー13のカム溝27,28の位置関係は、図3(c)のようにリンクギアピン32がカム溝27に対応した位置関係となるため、リンクギアピン32は、カム溝27にガイドされることとなる。これにより、メインスライダー13の動作と連動してリンクギア14、サブレバー12、引き込みレバー11がそれぞれX2、X1、X方向に動作(図3(d))してディスクを付勢し、ディスクDKの中心がスピンドルモータSPMの中心に位置するディスクチャッキング位置まで搬送される。
ディスク搬送時、外周ガイドレバー15は、付勢力によりディスクDKをガイドした状態で矢印W方向に動作する。したがって、ディスク搬送時及びディスクチャッキング時は、絶えず引き込みレバー11、外周ガイドレバー15及びサイドガイド20の3点でディスクDKを支持した状態を維持する。
その後、例えば上記特許文献1等で周知の機構構成により、メインスライダー13及びメインスライダー13と連動動作するサブスライダー17の昇降カム溝(図示せず。)にて、ディスクチャッキングを行う。
ディスクチャッキング後は、図3(e)、(f)に示されるように、メインスライダー13の矢印V方向への継続動作によって、メインスライダーカム溝27とリンクギア14の連動およびサブスライダーカム溝29とガイドロックプレート18のピン34の連動によって、それぞれ引き込みレバー11及びサイドガイド20がディスクDKから離間動作を行う。この時、引き込みレバー11、サブレバー12及びリンクギア14は、それぞれ矢印Z、Z1、Z2方向に動作し、サブスライダー17、ガイドロックプレート18、サイドガイドレバーB21及びサイドガイド20は、それぞれ矢印Y、Y1、Y2方向に動作する。
そして、ガイドロックプレート18はサイドガイドレバーB21をレバーロック溝30aにロックした状態から、レバーロック溝30aに連続して形成された離間ガイド溝30cに移動させる。また、この時、外周ガイドレバー15も図示しない離間機構によりディスクDKから離間動作を行う。このような状態でディスクDKがスピンドルモータSPMのみに支持されて記録再生可能な駆動状態になる。
図4(g)乃至図4(l)は、外径120mmのディスク挿入時の搬送動作例を示している。図4(g)に示すように、ディスクDKが挿入されると、外径80mmのディスク挿入時と同様、引き込みレバー11、サブレバー12及びリンクギア14は、それぞれ矢印U、U1、U2方向に回動し始める。外径120mmのディスクに沿った引き込みレバー11の回動量は、80mmディスク挿入時に対し大きい。このため、図4(h)に示すように、リンクギア14が回動してロック解除レバー16に接触・連動し、ロック解除レバー16を矢印U3方向に動作させ、さらにロック解除レバー16がガイドロックプレート18を矢印U4方向に動作させる。ディスクDKが挿入される以前の初期状態では外径80mmのディスクに対応してガイドロックプレート18のレバーロック溝30aにてサイドガイドレバーB21のピン33がロックされていたが、この時、サイドガイドレバーB21のピン33がレバーロック溝30aから解除される。そしてサイドガイドレバーA19が外径120mmのディスク外周左側面をガイドすることによって、サイドガイドレバーB21のピン33がロックプレートカム溝30内をガイドされて、サイドガイドレバーA19、サイドガイド20及びサイドガイドレバー21がそれぞれ矢印AA、AA1、AA2方向に動作する(図4(i))。そして、ロックプレートカム溝30内をガイドされたサイドガイドレバーB21のピン33は、ガイドロックプレート18がロック解除レバー付勢バネ24によって付勢されているため、サイドガイドレバーB21をレバーロック溝30bにロックした状態、すなわち、サイドガイド20のディスクDKの外周左側面を保持する面の位置を、スピンドルモータSPMの中心から外径120mmディスクの半径に相当する位置に維持する。
続いて、ローディング動作が開始される所定位置までディスクが挿入されると、ローディングモータユニット22によりメインスライダー13が矢印V方向に動作し始める。この時、リンクギアピン32とメインスライダーカム溝27,28の位置関係は、図4(j)に示すようにリンクギアピン32がカム溝28に対応する位置関係となるため、リンクギアピン32は、カム溝28にガイドされることとなる。これにより、メインスライダー13の動作と連動してリンクギア14、サブレバー12及び引き込みレバー11がそれぞれ矢印BB2、BB1、BB方向に動作(図4(k))してディスクを付勢し、ディスクの中心がスピンドルモータSPMの中心に位置するディスクチャッキング位置まで搬送される。
ディスク搬送の際、外周ガイドレバー15は、外径80mmのディスク搬送時と同様、付勢力によりディスク外周をガイドした状態で矢印DD方向に動作する。このため、ディスク搬送時及びディスクチャッキング時は、絶えず引き込みレバー11、外周ガイドレバー15及びサイドガイド20の3点でディスクを支持した状態を維持する。
その後、外径80mmのディスクの場合と同様に周知の機構構成により、ディスクチャッキングを行う。
ディスクチャッキング後は、図4(l)に示されるように、メインスライダー13の矢印V方向への継続動作によってメインスライダーカム溝28とリンクギア14の連動およびサブスライダーカム溝29とガイドロックプレート18のピン34の連動によって、それぞれ引き込みレバー11及びサイドガイド20がディスクDKから離間動作を行う。この時、引き込みレバー11、サブレバー12及びリンクギア14は、それぞれ矢印CC、CC1、CC2方向に動作し、サブスライダー17、ガイドロックプレート18、サイドガイドレバーB21及びサイドガイド20は、それぞれ矢印Y、Y1、EE、EE1方向に動作する。そして、ガイドロックプレート18はサイドガイドレバーB21をレバーロック溝30bにロックした状態から、レバーロック溝30bに連続して形成された離間ガイド溝30dに移動させる。また、この時、外周ガイドレバー15も図示しない離間機構により、ディスクから離間動作を行う。このような状態でディスクがスピンドルモータSPMのみに支持されて記録再生可能な駆動状態になる。
また、引き込みレバー11およびサブレバー12の回転中心AおよびBの位置は、外径120mmディスクがチャッキング位置にある時、図4(k)のように、そのディスク外形より外側に位置しており、これにより回転中心A、Bの各軸および各軸に嵌合される各レバー11,12の各軸受のそれぞれの立上り長さを大きく設定することができ、ディスク挿入時に生ずる各レバー11,12の上下方向のガタつきを低減できる。
以上説明したように、本実施の形態では、次のような特徴を有することが明らかである。
1)引き込みレバー11は、外径が異なる複数のディスクに対応するよう回動自在に設けられ、前記サイドガイド20は、引き込みレバー11に連動し、外径が異なる複数のディスクに対応するようスピンドルモータSPMからの位置が複数位置に可変自在に設けられ、サブレバー12およびリンクギア14等の付勢手段は、引き込みレバー11に連動し、外径が異なる複数のディスクに対応するようメインスライダー13に形成した複数のカム溝27,28のいずれか一方のカム溝に連動自在に設けられる。
この構成によれば、引き込みレバー11、サイドガイド20およびサブレバー12、リンクギア14等の付勢手段が連動するとともに、それぞれが外径の異なる複数のディスクに対応するように構成されているので、挿入される外径が異なる複数種のディスクをディスクチャッキング位置まで確実に搬送することができる。
2)サイドガイド20のスピンドルモータSPMからの位置およびサブレバー12およびリンクギア14等の付勢手段が連動するカム溝は、ディスクが挿入される前の初期状態において、外径が異なる複数のディスクのうち最小の80mm外径のディスクに対応するように設定されている。
この構成によれば、外径の小さいディスクが挿入された時は勿論のこと、外径の大きい120mmディスクが挿入されても、外径が異なる複数のディスクの外径の大きさに対応して、サイドガイド20と引き込みレバー11が連動してディスク外周を保持して確実に搬送することができる。なお、上記構成を、ディスクが挿入される前の初期状態で最大の外径のディスクに対応するように設定すると、外径が最小のディスクを挿入した場合、そのディスクが引き込みレバー11およびサイドガイドレバーA19を回動することができない。
3)メインスライダー13に形成された複数のカム溝27,28によりガイドされる引き込みレバー11の回動量が切り替わるとともに、リンクギア14とガイドロックプレート18の間に配設されたロック解除レバー16により、挿入されるディスクDKの外径に応じてサイドガイドレバーA19、サイドガイド20およびサイドガイドレバーB21がガイドロックプレート18に形成されたガイド溝30に沿って回動可能となるよう構成される。
この構成により、外径の異なるディスクの引き込み搬送量を変えることができるとともに、外径の異なる複数種のディスクの外周側面を確実にガイドすることが可能となる。
4)上記3)の構成に加えて、ガイドロックプレート18には、サイドガイドレバーB21の回動を複数の位置で固定する複数のレバーロック溝30a,30bがガイド溝30に連続して形成されるとともにロック解除レバー16が接続され、ロック解除レバー16には、ロック解除レバー16の回動によりガイドロックプレート18が動作する方向とは逆方向に付勢力を持つロック解除付勢バネ24が接続され、ディスク挿入方向奥側にディスク外周部をガイドするよう回動自在に設けられた外周ガイドレバー15には、ディスク挿入方向に付勢力を持つ外周ガイドレバー付勢バネ25が接続されている。
この構成により、外径の異なる複数のディスクの外周位置にサイドガイド20、引き込みレバー11および外周ガイドレバー15が固定されるため、ディスク搬送および搬送後のディスクチャッキング時のディスク位置を高精度に保持できる。
5)上記4)の構成に加えて、ガイドロックプレート18には、サイドガイドレバーB21の回動を複数の位置で固定する複数のレバーロック溝30a,30bに連続して複数の離間ガイド溝30c,30dが形成され、このガイドロックプレート18はメインスライダー13と連動して動作するサブスライダー17に形成されたカム溝にガイドされ、ロック解除付勢バネ24の付勢力の働く方向に動作される。
この構成により、ディスク外径の大きさに応じてサイドガイドレバーB21が離間ガイド溝30c,30dのいずれかにガイドされることによって、ディスクチャッキング後のサイドガイド20のディスクからの離間動作が行われ、その動作が簡略構成でありながら精度よく実現できる。
6)リンクギア14に設けられたガイドピン32は、引き込みレバー11およびサブレバー12の回動に連動し、メインスライダー13のスライド動作方向と直交する方向に動作する位置に配置されている。
この構成により、リンクギア14のガイドピン32の動作範囲をメインスライダー13のスライド動作方向と直交する方向に幅広く設定することができ、メインスライダー13のスライド動作方向と直交する方向に並んで配置されているカム溝27,28の溝幅を大きく形成できる。その結果、リンクギア14のガイドピン32とカム溝27,28の摺動負荷を軽減できるとともに、引き込みレバー11の回動量によって決まるガイドピン32の動作によるカム溝27,28の選択(ディスク外径の判別。)の誤動作を防止できる。
7)引き込みレバー11およびサブレバー12の回転中心AおよびBの位置は、外径120mmディスクがチャッキング位置にある時、そのディスク外形より外側に位置する。
この構成により、引き込みレバー11およびサブレバー12の回転中心A、Bの各軸および各軸に嵌合される各レバー11,12の各軸受のそれぞれの立上り長さを大きく設定することができ、ディスク挿入時に生ずる各レバー11,12の上下方向のガタつきを低減できる。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
本発明の実施形態に係る光ディスク装置の斜視図である。 ディスク搬送機構構における各レバー、プレートの付勢方向を説明する図である。 外径80mmのディスク挿入時の搬送動作例を示す図である。 外径80mmのディスク挿入時の搬送動作例を示す図である。 外径80mmのディスク挿入時の搬送動作例を示す図である。 外径80mmのディスク挿入時の搬送動作例を示す図である。 外径80mmのディスク挿入時の搬送動作例を示す図である。 外径80mmのディスク挿入時の搬送動作例を示す図である。 外径120mmのディスク挿入時の搬送動作例を示す図である。 外径120mmのディスク挿入時の搬送動作例を示す図である。 外径120mmのディスク挿入時の搬送動作例を示す図である。 外径120mmのディスク挿入時の搬送動作例を示す図である。 外径120mmのディスク挿入時の搬送動作例を示す図である。 外径120mmのディスク挿入時の搬送動作例を示す図である。 従来の光ディスク装置のディスク搬送部の機構を示す斜視図である。 従来の光ディスク装置のディスク搬送動作例を示す図である。 従来の光ディスク装置のディスク搬送動作例を示す図である。
符号の説明
11・・・引き込みレバー、12・・・サブレバー、13・・・メインスライダー、14・・・リンクギア、15・・・外周ガイドレバー、16・・・ロック解除レバー、17・・・サブスライダー、18・・・ガイドロックプレート、19・・・サイドガイドレバーA、20・・・サイドガイド、21・・・サイドガイドレバーB、22・・・ローディングモータユニット、27,28・・・カム溝、DK・・・ディスク、SPM・・・スピンドルモータ

Claims (7)

  1. ディスク挿入口から挿入されるディスクの外周の一側面を保持するように回動自在に設
    けられた引き込みレバーと、
    前記ディスクの外周の他側面を保持するようにディスク挿入方向に配設されたサイドガイドと、
    前記引き込みレバーと連動して回動自在に設けられ、ローディングモータの駆動によって動作するメインスライダーのカム溝に連動して前記引き込みレバーをスピンドルモータ方向に付勢する付勢手段とを備え、
    前記ディスクを前記引き込みレバーと前記サイドガイドによって保持するとともに、前記付勢手段により付勢された前記引き込みレバーによって前記ディスクをディスクチャッキング位置に搬送するディスク搬送機構を備えた光ディスク装置であって、
    前記引き込みレバーは、外径が異なる複数のディスクに対応するよう回動自在に設けられ、
    前記サイドガイドは、前記引き込みレバーに連動し、外径が異なる複数のディスクに対応するようスピンドルモータからの位置が複数の位置に可変自在に設けられ、
    前記付勢手段は、前記引き込みレバーに連動し、外径が異なる複数のディスクに対応するよう前記スライダーに形成した複数のカム溝のいずれか一方のカム溝に連動自在に設けられることを特徴とする光ディスク装置。
  2. 前記サイドガイドのスピンドルモータからの位置および前記付勢手段が連動するカム溝は、ディスクが挿入される前の初期状態において、外径が異なる複数のディスクのうち最小の外径のディスクに対応するように設定されていることを特徴とする請求項1記載の光ディスク装置。
  3. ディスク挿入口から挿入されるディスクの外周の一側面を保持するように回動自在に設けられた引き込みレバーと、
    前記引き込みレバーと連動し回動自在に設けられたサブレバーおよびこのサブレバーと連動するリンクギアと、
    このリンクギアをガイドする複数のカム溝が形成されローディングモータの駆動によりディスク挿入方向と平行に動作するメインスライダーと、
    ディスク挿入口端よりディスク挿入方向に向かって傾斜し、ディスク挿入口前方に回動自在に配置されディスク側面をガイドする第1のサイドガイドレバーと、
    この第1のサイドガイドレバーと回動可能に接続され、前記ディスク挿入方向に平行に配置されディスク外周の他側面をガイドするサイドガイドと、
    このサイドガイドと回動可能に接続され、前記第1のサイドガイドレバーと平行で前記第1のサイドガイドレバーよりディスク挿入方向奥側に回動自在に配置された第2のサイドガイドレバーと、
    この第2のサイドガイドレバーの回動方向に沿ったガイド溝が形成されたプレートと、
    このプレートと前記リンクギアとの間に配設され、一端が前記プレートに接続され、他端が前記リンクギアと接離可能な位置に配置されたロック解除レバーとを備えることを特徴とする光ディスク装置。
  4. 前記プレートには、前記第2のサイドガイドレバーの回動を複数の位置で固定する複数のレバーロック溝が前記ガイド溝に連続して形成されるとともに、前記ロック解除レバーが接続され、
    前記ロック解除レバーには、前記ロック解除レバーの回動により前記プレートが動作する方向とは逆方向に付勢力を持つ第1の弾性体が接続され、
    ディスク挿入方向奥側にディスク外周部をガイドするよう回動自在に設けられた外周ガイドレバーには、ディスク挿入方向に付勢力を持つ第2の弾性体が接続されることを特徴とする請求項3記載の光ディスク装置。
  5. 前記プレートに形成された前記複数のレバーロック溝に連続して形成され、前記第2のサイドガイドレバーを前記複数の固定位置から離間する方向に回動させる複数の離間ガイド溝と、
    前記メインスライダーと連動動作可能に接続され、前記プレートをガイドし、前記第1の弾性体の付勢力の働く方向に前記プレートを動作させるためのカム溝が形成されたサブスライダーとを備えることを特徴とする請求項4記載の光ディスク装置。
  6. 前記リンクギアには、前記メインスライダーの動作方向と直交する方向に動作する位置に設けられたガイドピンを有することを特徴とする請求項3記載の光ディスク装置。
  7. 前記引き込みレバー及び前記サブレバーの回転中心が、ディスクチャッキング位置にある外径が異なる複数のディスクのうち、最大外径を有するディスクの外形より外側に位置することを特徴とする請求項3記載の光ディスク装置。
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