JP2007204776A - Apparatus for treating sheet and method for manufacturing sheet using the same - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、シートの処理装置およびそれを用いたシートの製造方法に関する。 The present invention relates to a sheet processing apparatus and a sheet manufacturing method using the same.
連続的に搬送されるシートに対し処理液を使用してシートを処理する装置、例えば、連続的に搬送されるプラスチックフィルムの表面に、処理液としてのメッキ液を収容した複数のメッキ槽を順次通過させることにより所定のメッキ処理を施すようにしたシートの処理装置においては、各メッキ槽にシート走行のための、例えばスリット状の入口、出口が設けられるが、槽内のメッキ液が大量に外部に流出しないように、液シールを施すことが一般的である。 An apparatus for processing a sheet using a processing liquid for continuously conveyed sheets, for example, a plurality of plating tanks containing a plating liquid as a processing liquid on the surface of a continuously conveyed plastic film. In the sheet processing apparatus in which a predetermined plating process is performed by passing, for example, slit-shaped inlets and outlets for sheet running are provided in each plating tank, but a large amount of plating solution is contained in the tank. In general, a liquid seal is applied so as not to flow out to the outside.
図1に、このような装置の例として、基材としてのプラスチックフィルム1(例えば、ポリイミドフィルム)に銅(Cu)メッキを施す装置の例を示す。図1は、シートの処理装置の概略構成を模式的に示した平面図である。巻出部2から基材走行方向に搬送されてきたフィルム1は、給電部3で給電(給電工程)された後、メッキ槽4を備えたメッキ部5でメッキ処理(メッキ工程)が施される。この給電工程とメッキ工程が、複数回順次繰り返され、目標とする厚みのメッキ層が形成され、所定のメッキ層が形成された後、巻取部6で巻き取られる。給電部3では、例えば図2に示すように、搬送ロール11(例えば、表面SUS製)と搬送ロール12(例えば、表面SUS製)の間に、給電ロール13(例えば、表面銅製)がフィルム1を押圧するように配置され、フィルム1のメッキ面10に給電される。メッキ部5では、例えば図3に示すように、メッキ液14(例えば、硫酸銅)および銅塊15を収容したメッキ槽4内にフィルム1が連続的に通されるが、通常、メッキ槽4内のメッキ液14の外部への流出量を抑えるために、メッキ槽4の入口、出口に液シール機構が設けられる。この液シール機構に、図3に示すような一対の液シールロール7を用いることは知られている(例えば、特許文献1〜5)。なお、図1のシートの処理装置においては、フィルム1は、巻出部2から巻取部6まで、その幅方向が実質的に鉛直方向に保たれながら搬送され、これによって良好なハンドリング性とメッキの均一性を確保するようにしている(以下、シート幅方向を略鉛直方向に保ちながら搬送することを縦型搬送と呼ぶ)。
FIG. 1 shows an example of an apparatus for performing copper (Cu) plating on a plastic film 1 (for example, a polyimide film) as a base material as an example of such an apparatus. FIG. 1 is a plan view schematically showing a schematic configuration of a sheet processing apparatus. The film 1 conveyed from the unwinding unit 2 in the base material traveling direction is fed by the feeding unit 3 (feeding process) and then subjected to a plating process (plating process) by the plating unit 5 including the
上記処理槽としてのメッキ槽4の入口および/または出口における液シール性を確保するために、従来、特許文献1で提案されている図4に示すような機構が使用されている。すなわち、メッキ液14が充満されたメッキ槽4の入口および/または出口の処理槽4の内側の壁面に沿って、または、図4に示した例の如く、入口および/または出口部の外側に、小チャンバ29を形成し、その外壁面25の内側に、2個の(一対の)表面がスポンジのロール21が設けられ、両スポンジロール21が搬送される基材22をニップするとともに、スポンジロール21が壁面A(25)に近接するように配置されて、液シールが行われるようになっている。(壁面B(26)との間には、比較的大きな間隙が形成されている)。そしてこの場合、ロール21間のクリアランスは固定とされている。なお、壁面A,Bとは図4において、引き出し線がでている方の面を指す。
In order to ensure the liquid sealing property at the inlet and / or outlet of the
また、特許文献2には、図8に示すようにメッキ槽81の両端壁にスリット84,85を形成し、壁内側に2本のシールロール82を配設し、シールロール82はシート80を挟む状態で配列され、軸と直交する方向に移動自在、かつ周面が離接自在なことを特徴とする連続メッキ装置における液もれ防止装置が提案されている。ロール表面には例えば軟質塩化ビニル+溝加工の構造が採用されている。シールロール82は槽壁面86,87に対し離接可能であり、摩擦力でシート80に密着し、さらには液圧で壁面86,87に密着する。
Further, in Patent Document 2,
しかしながら、このような液シール機構では、入口および/または出口部は液の流出により液圧が下がるため液圧差でロール21が壁面A(25)の方向(図4に矢印で図示)に撓むおそれがある。壁面A(25)の方向に撓むと、ロール21が壁面A(25)と強く接触することになり、ロール21の回転不良が発生してロール21の表面と基材22が擦れ、基材22や製品の傷発生の原因となるおそれがある。特許文献2にも同様の問題点がある。
However, in such a liquid seal mechanism, the liquid pressure at the inlet and / or outlet is lowered by the outflow of liquid, so that the
このような問題を含む従来一般の技術に対し、種々の改良が提案されている(例えば、特許文献3〜5)。 Various improvement is proposed with respect to the conventional general technique containing such a problem (for example, patent documents 3-5).
特許文献3には、図9に示すように被処理面が重力方向に平行となるように搬送される被処理板の通過する処理槽の入口と出口の少なくとも一方の槽外に互いに被処理板に向い開いたコの字形断面のシール用ハウジング94を設け、各シール用ハウジング94の中に被処理板90に当接する駆動シールロール92の被処理板90と反対側に当接するシール板95と、シール板95を駆動シールロール92に押圧する上下に長いエアバルーン96を配置したことを特徴とするメッキ装置の液漏れ防止機構が提案されている。この提案は、それ以前の、槽壁とシールロールの隙間からの液漏れ量が大きいこと、摩耗で液漏れが悪化することを改良しようとしたものである。シールロール92は駆動されており、ロール軸端位置を長穴で変更し、被処理板90への圧接力を調整できるようにしている。ロール表面には、ネオプレンゴムや塩化ビニル、”テフロン(登録商標)”等を使用している。
In Patent Document 3, as shown in FIG. 9, the plates to be processed are outside of at least one of the inlet and outlet of the processing bath through which the processing plate is conveyed so that the processing surface is parallel to the direction of gravity. A sealing
特許文献4には、図10に示すようにワーク100の被処理面が重力方向に平行となるように搬送・処理する装置であって、処理槽101の端壁に設けられた垂直なスリット104のシールがルーズに配置されたロッド又は管の対102で形成されており、ロッド102は液圧でワーク100に圧着されるようにした装置が提案されている。また、ロッド102が円筒状断面を有する構成、シールは処理槽101とは別の区画(スルース室)内に配置されている構成、シールがプラスチックから成る構成等も提案されている。この提案は、それ以前の、弾性的な圧着(ロール位置固定)+駆動方式では液の流出を十分に防止することができず、かつ装置が複雑になるという欠点を改良しようとしたものである。液圧でロール同士が密着され、かつスリットのある壁面へも密着するため、フリーロールでも良好なシール性が確保されると記載されている。
In
特許文献5には、図11に示すように処理槽側壁に垂直なスリット114を設け、スリット114に近接する処理槽内側にロール対112を垂直に配置し、ロール対112は磁石115、116の磁力で相互に吸着するようにしたことを特徴とするメッキ装置の液漏れ防止機構が提案されている。また、ロールを処理槽内に別に設けた区画内に収容し、一方のロールには磁石、もう一方には磁性体を内蔵し、両ロールに内蔵した磁石の極性を逆にする構成等も提案されている。この提案は、それ以前の、ロールが液圧で相互に又は壁面に圧着するため、液圧変動でシール性能が変動し、シール性が不十分になるという欠点を改良しようとしたものである。ロールはワーク移送方向の壁面にも押し付けられるためシール性が維持されると記載されているが、壁面との接触による回転不良については記載されていない。
上述の如く、ロールと壁面を接触させることでシール性を確保することは公知である。しかし、本発明者らの知見によれば、上述のシール機構においては、シール性能を高めようとすればロールと壁面との接触圧力を強くしなければならないが、接触圧力を強くすればロールが回転せず、シートに傷を発生させ、さらにはロール表面も摩耗させてしまうという技術的矛盾があるために、完全な液シールを達成することはできない。仮に、これらのシール機構を実用的、すなわちロール表面に大きな摩耗が発生しない接触圧力で使用したとしても、処理槽の内側の壁面や処理槽の外に設けられた小チャンバ(またはスルース室)の内側の壁面(処理槽の外壁面と略平行で処理槽側に面している壁面)にロールを接触させる方式(特許文献1、2、4、5)や基材搬送方向に略平行な壁面にロールを接触させる方式(特許文献3)では、壁面とのシール部から流出、飛散する処理液が基材に干渉し、基材をバタつかせるため、処理槽の前後にある搬送ロールとの間で傷を発生させてしまうおそれがある。また、流出、飛散した処理液に影響されないために、処理槽のシート出入り口から前後の搬送ロールなどの別ロールまでの距離を十分にとらなければならず、処理槽を複数有するメッキ装置においては、装置を大型化させる原因となっていた。
As described above, it is known to ensure sealing performance by bringing a roll and a wall surface into contact with each other. However, according to the knowledge of the present inventors, in the above-described sealing mechanism, the contact pressure between the roll and the wall surface must be increased if the sealing performance is to be improved, but if the contact pressure is increased, the roll A complete liquid seal cannot be achieved due to the technical contradiction that it does not rotate, scratches the sheet, and also wears the roll surface. Even if these seal mechanisms are used practically, that is, at a contact pressure that does not cause great wear on the roll surface, the inner wall of the treatment tank and the small chamber (or sluice chamber) provided outside the treatment tank A system (
また、ロールと壁面を積極的に接触させると、ロール回転不良でウェブに傷が発生するおそれやロール表面が摩耗し、シール性が損なわれるおそれがあり、スリットのある内側の壁面とロールを近接させても(特許文献1、4、5)、前述のようにロール回転不良による傷が発生するおそれやロール表面が摩耗し、シール性が損なわれるおそれがある。
In addition, if the roll and the wall are positively contacted, there is a risk that the web may be damaged due to poor roll rotation or the roll surface may be worn and the sealing performance may be impaired. Even if it is made (
さらに、ロールを回転駆動することで回転不良は解消するものの(例えば、特許文献3)、そうすれば装置コストが高くなるため、図1に示したように多数のロールが必要なメッキ装置では致命的な欠点となる場合がある。 Furthermore, although the rotation failure is eliminated by rotating the roll (for example, Patent Document 3), the cost of the apparatus increases, so that the plating apparatus that requires a large number of rolls as shown in FIG. 1 is fatal. May be a disadvantage.
また、上記のとおり、縦型搬送メッキ工程におけるメッキ槽の液シール方法について、一対のロールを用いることについても公知である。しかし、本発明者らの知見によれば、ロール同士を液圧で密着させる方式では(特許文献1、2、4)、とくに液圧変動でシール性が安定しないため、十分なシール性を確保することができない。また、ロール同士を内部に埋め込まれた磁石で密着させる方式(特許文献5)には、次のような問題がある。(1)ロール径の経時変化やウェブの厚み変動で軸間距離が変化すると密着力も変化するため、シール性能が経時で安定しない。(2)ロール構造が複雑になりコスト高となる。(3)密着力が強すぎると、シールロールの回転不良でウェブに傷が発生する。 As described above, it is also known to use a pair of rolls for the liquid sealing method of the plating tank in the vertical conveyance plating process. However, according to the knowledge of the present inventors, the method in which the rolls are brought into close contact with each other with hydraulic pressure (Patent Documents 1, 2, and 4), particularly because the sealing performance is not stable due to fluctuations in the hydraulic pressure, so that sufficient sealing performance is ensured. Can not do it. Moreover, the method (patent document 5) which makes rolls closely_contact | adhere with the magnet embedded inside has the following problems. (1) Since the adhesive force also changes when the distance between the axes changes due to the change in roll diameter with time or the variation in web thickness, the sealing performance is not stable over time. (2) The roll structure is complicated and the cost is increased. (3) If the adhesion is too strong, the web will be damaged due to poor rotation of the seal roll.
そこで、本発明の課題は、安価かつ簡素な装置構成にて、液漏れに対する所望のシール性を維持しつつ、良好な処理品質を確保可能であり、好ましい形態においては従来の処理装置に比べコンパクトに構成しうるシートの処理装置およびそれを用いたシートの製造方法を提供することにある。 Accordingly, an object of the present invention is to secure a good processing quality while maintaining a desired sealing property against liquid leakage with an inexpensive and simple apparatus configuration, and in a preferred form, is compact compared to a conventional processing apparatus. Another object of the present invention is to provide a sheet processing apparatus and a sheet manufacturing method using the same.
上記課題を解決するために、本発明に係るシートの処理装置は、処理液が収容され、シートの入口および出口が設けられた処理槽と、該処理槽の入口部および/または出口部の外側の壁面に沿ってシートをニップするために設けられた2個のニップロールとを備えたシートの処理装置であって、前記外側の壁面は、前記シートの搬送経路に対し60°以上120°以下の角度をなすよう設けられたものであり、前記2個のニップロールは、それぞれ前記外側の壁面との間に、0.03mm以上1mm以下の間隙を形成するように配されていることを特徴とするものからなる。 In order to solve the above-described problems, a sheet processing apparatus according to the present invention includes a processing tank in which a processing liquid is accommodated and provided with an inlet and an outlet of the sheet, and an outside of the inlet and / or outlet of the processing tank. A sheet processing apparatus including two nip rolls provided to nip a sheet along a wall surface of the sheet, wherein the outer wall surface is 60 ° or more and 120 ° or less with respect to the sheet conveyance path. The two nip rolls are provided so as to form an angle, and are arranged so as to form a gap of 0.03 mm or more and 1 mm or less between each of the outer wall surfaces. Consists of things.
このような本発明に係るシートの処理装置においては前記2個のニップロールを挟み前記処理槽の反対側にはシートの搬送ロールが設けられており、前記搬送ロールの前記2個のニップロール側外周面から前記2個のニップロールの前記搬送ロール側外周面までの距離を5mm以上400mm以下とすることが出来る。距離が5mm以下の場合は、ニップロール間から漏れる処理液が前記搬送ロールに付着するおそれがあるため好ましくないことがある。また、距離が400mm以上の場合は、装置のスペースが大きくなるため好ましくないことがある。 In such a sheet processing apparatus according to the present invention, a sheet conveying roll is provided on the opposite side of the processing tank with the two nip rolls interposed therebetween, and the two nip roll side outer peripheral surfaces of the conveying roll are provided. The distance from the two nip rolls to the outer peripheral surface on the transport roll side can be 5 mm or more and 400 mm or less. When the distance is 5 mm or less, the treatment liquid leaking from between the nip rolls may adhere to the transport roll, which may not be preferable. Moreover, when the distance is 400 mm or more, the space of the apparatus becomes large, which may not be preferable.
また、本発明の好ましい形態によれば、前記それぞれのニップロールの端部軸受け近傍に、前記処理槽の入口部および出口部それぞれ外側の壁面と、ニップロール外周表面との間隙を調整するための位置調整機構を備えたシートの処理装置が提供される。 According to a preferred embodiment of the present invention, the position adjustment for adjusting the gap between the outer wall surface of each of the inlet and outlet portions of the processing tank and the outer peripheral surface of the nip roll in the vicinity of the end bearing of each nip roll. A sheet processing apparatus having a mechanism is provided.
また、本発明の好ましい形態によれば、前記シートの処理装置がシートにメッキ処理するための装置からなる、シートの処理装置が提供される。 According to a preferred embodiment of the present invention, there is provided a sheet processing apparatus, wherein the sheet processing apparatus comprises an apparatus for plating a sheet.
また、本発明の好ましい形態によれば、前記シートの幅方向を略重力方向に保ちながら、前記処理槽を通過させるシートの処理装置が提供される。 Moreover, according to the preferable form of this invention, the processing apparatus of the sheet | seat which passes the said processing tank is provided, keeping the width direction of the said sheet | seat in a substantially gravity direction.
また、本発明に係るシートの製造方法は、上記のようなシートの処理装置を用いてシートを処理することを特徴とする方法からなる。 A sheet manufacturing method according to the present invention includes a method of processing a sheet using the sheet processing apparatus as described above.
本発明において、「ニップロール」とは、2個のロール間にシートを挟み、シートに線圧を加えるためのロールのことをいう。 In the present invention, the “nip roll” refers to a roll for sandwiching a sheet between two rolls and applying linear pressure to the sheet.
本発明において、2個の壁面が、シートの搬送経路に対しなす角が60°以下および120°以上の場合は、シール部から飛散した処理液がシートに付着するおそれがあるため好ましくないことがある。本発明において、壁面がシート搬送経路に対しなす角とは、壁面とロールの間隙が最も狭くなる部分におけるロールの接線方向がシート搬送経路に対してなす角を指す。2個のロールが、処理槽の外側の壁面(実際に処理液を溜めている壁の外側の面)に対し、0.03mm以下の間隙を形成する場合は、ロールの振れや円筒度不良によって、ロールと壁面が接触するおそれがあるため、好ましくないことがある。また、1mm以上の間隙を形成する場合は、大量の処理液が処理層外に流出してしまうため好ましくないことがある。なお、上記間隙は、使用状態においてロール軸方向範囲における、最も狭い部分を測定したものをいう。 In the present invention, when the angles formed by the two wall surfaces with respect to the sheet conveyance path are 60 ° or less and 120 ° or more, the treatment liquid scattered from the seal portion may be attached to the sheet, which is not preferable. is there. In the present invention, the angle formed by the wall surface with respect to the sheet conveyance path refers to an angle formed by the tangential direction of the roll with respect to the sheet conveyance path at a portion where the gap between the wall surface and the roll is the narrowest. When two rolls form a gap of 0.03 mm or less with respect to the outer wall surface of the processing tank (the outer surface of the wall that actually stores the processing liquid), The roll and the wall surface may come into contact with each other, which may not be preferable. In addition, when a gap of 1 mm or more is formed, a large amount of processing liquid may flow out of the processing layer, which is not preferable. In addition, the said gap means what measured the narrowest part in the roll axial direction range in use condition.
本発明に係るシートの処理装置によれば、ロール外周面とシートの搬送方向に対し60°以上120°以下の角度で設けられた処理槽の外側の壁面との間に、0.03mm以上1mm以下の間隙を有するシール部が形成されるので、シール部から流出、飛散した処理液の基材への干渉を防止できるので、基材のバタツキに起因する傷を防止され、加えて、ロールに対する液圧が外側の壁面の方向にかからないため、ロールが外側の壁面の方向に撓むことがないのでロール外周面と処理槽壁面との間が非接触状態に保たれつつ、特定の狭い間隙により液漏れに対する良好なシール性が確保され、ロール接触によるロール回転不良に起因するシートへの傷の発生や、ロール表面の摩耗によるシール性の低下が防止されるとともに、シール性向上により、例えば処理液循環系が低コスト化される(例えば、ポンプ容量を小さくできる)。 According to the sheet processing apparatus of the present invention, between the outer peripheral surface of the roll and the outer wall surface of the processing tank provided at an angle of 60 ° or more and 120 ° or less with respect to the sheet conveying direction, 0.03 mm or more and 1 mm. Since the seal part having the following gap is formed, it is possible to prevent the treatment liquid that has flowed out and scattered from the seal part from interfering with the base material. Since the hydraulic pressure is not applied in the direction of the outer wall surface, the roll does not bend in the direction of the outer wall surface. Good sealing performance against liquid leakage is ensured, and the occurrence of scratches on the sheet due to roll rotation failure due to roll contact and the deterioration of sealing performance due to wear on the roll surface are prevented, and the sealing performance is improved. For example, the cost of the processing liquid circulation system is reduced (for example, the pump capacity can be reduced).
また、上述のようにシール部から流出する処理液がシート搬送方向に飛散することがないので、ニップロールを挟んで処理槽の反対側に設けられている別のロールのニップロール側外周面から前ニップロールの別のロール側外周面までの距離を5mm以上400mm以下とすることができるので、例えばメッキ処理装置のように処理槽を多数有するシートの処理装置においては、装置全体のスペースを小さくでき、ひいては装置価格を低減させることが出来る。 Further, as described above, the processing liquid flowing out from the seal portion does not scatter in the sheet conveying direction, so that the front nip roll from the nip roll side outer peripheral surface of another roll provided on the opposite side of the processing tank across the nip roll. Since the distance to the outer peripheral surface of the other roll side can be 5 mm or more and 400 mm or less, for example, in a sheet processing apparatus having a large number of processing tanks such as a plating processing apparatus, the space of the entire apparatus can be reduced. The device price can be reduced.
また、本発明に係る好ましい形態によれば、前記2個のロールに処理槽の外側の壁面とロール外周面との間隙を調整するための位置調整機構が備えられているので、ロールの外径精度やロール外周面の摩耗による径変化によらず、間隙を調整できるため、安定したシール性を維持することが出来る。 Moreover, according to the preferable form which concerns on this invention, since the position adjustment mechanism for adjusting the clearance gap between the outer wall surface of a processing tank and a roll outer peripheral surface is provided in the said 2 rolls, the outer diameter of a roll Since the gap can be adjusted regardless of the accuracy and the diameter change due to wear on the outer peripheral surface of the roll, stable sealing performance can be maintained.
また、本発明は処理装置がメッキ装置である場合に特に好適なものであり、例えば銅メッキに代表される表面が比較的軟かくキズが発生しやすいメッキ装置において特に好適である。なおメッキ装置では前述の如く処理槽が多数必要であるため、本発明による低コスト化の恩恵を最も得られることになる。とくに、シートが処理槽を縦に通過する場合に好適なものであり、処理槽のシート入口・出口に図3に示したようなスリットが不可避であることから、本発明による優れたシール性の効果の恩恵を最も得られることになる。 The present invention is particularly suitable when the processing apparatus is a plating apparatus. For example, the present invention is particularly suitable for a plating apparatus where the surface represented by copper plating is relatively soft and easily scratches. Since the plating apparatus requires a large number of treatment tanks as described above, the most cost-effective benefits of the present invention can be obtained. In particular, it is suitable when the sheet passes vertically through the processing tank, and the slits shown in FIG. 3 are inevitable at the sheet inlet / outlet of the processing tank. You will get the most benefit of the effect.
以下に、本発明の望ましい実施の形態を、図面を参照しながら説明する。 Hereinafter, preferred embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
図5A、図5B、図6および図7は、本発明の一実施形態に係るシートの処理装置の処理槽の出口における2個のロール設置部を示しており、本発明の一実施形態を、図1に示したようなシートが縦型に搬送されるメッキ処理装置、すなわち、シートの幅方向が重力方向と略平行な方向に保たれながら各処理槽を通過するメッキ処理装置に適用した場合を示している。なお、図5Aは装置を重力方向上から見たときの概略平面図、図6はシート搬送方向から見たときの概略縦正面図、図7はシート処理面の法線方向から見たときの概略縦断面図である。
メッキ処理装置全体の構成は、図1に示したとおりである。
5A, FIG. 5B, FIG. 6 and FIG. 7 show two roll installation portions at the outlet of the processing tank of the sheet processing apparatus according to one embodiment of the present invention. When the present invention is applied to a plating processing apparatus in which a sheet as shown in FIG. 1 is conveyed in a vertical form, that is, a plating processing apparatus that passes through each processing tank while the width direction of the sheet is maintained in a direction substantially parallel to the gravity direction. Is shown. 5A is a schematic plan view when the apparatus is viewed from above in the direction of gravity, FIG. 6 is a schematic vertical front view when viewed from the sheet conveyance direction, and FIG. 7 is a view when viewed from the normal direction of the sheet processing surface. It is a schematic longitudinal cross-sectional view.
The overall configuration of the plating apparatus is as shown in FIG.
図5Aにおいて、処理槽31は処理液としてのメッキ液14が供給され充満される処理槽(メッキ槽)31を示しており、複数設けられた各処理槽31に、基材シートとしてのプラスチックフィルム32が順次通過される。例えば、前述の如く、ポリイミドフィルム(厚さ:例えば38μm程度)に例えば銅がメッキされる(最終メッキ厚:例えば8μm程度)。このフィルムは、ハンドリング性、メッキ処理の均一性、メンテナンス性等の面から、上記の如く縦型搬送される。したがって、図5Aは、ロール設置部を上方からみた概略透視平面図である。
In FIG. 5A, the
処理槽31の入口または出口部には、基材幅方向に沿って、スリット35が設けられており、基材32が走行、通過できるようになっている。スリット35の幅は任意に設定可能であるが、処理槽内のメッキ液14の流れによって基材が揺らいで、スリット部のエッジに接触しないよう、基材に対し5mmから15mm程度のクリアランスを取れるようにすることが好ましい。なお、走行速度は、メッキ処理の場合例えば1m/分と非常に遅い。
A
また、処理槽31の入口または出口部の外側には、基材シート32に対しニップ部40を形成する2個のロール41、42が配置されている。本実施形態では、各ロール41、42のロール表面部43はゴム(例えば、EPDM)で形成されている。また、本実施形態では、両ロール41、42は同一の外径を有する。これら2個のロール41、42とメッキ槽の外側の壁面C(39)との間は、基本的に非接触状態に保たれている。ゴムロールの振れ精度は高々0.03mm程度であるため、非接触状態を保つにはロール外周面と壁面C(39)との間にそれぞれ0.03mm以上の間隙が必要であるが、間隙が大きすぎるとメッキ液14の流出量が増えてしまい、メッキ槽内のメッキ液面が低下したり、より高能力のポンプが必要となるため、間隙を1mm以下にする必要がある。故に、それぞれのロール41、42の外周面と壁面C(39)との間には、各々0.03mm以上1mm以下の間隙を有するシール部44が少なくとも1ヶ所形成されている。本実施形態ではロール41、42それぞれの外周面と壁面C(39)との間の2箇所にシール部44が形成されている。ただし、ゴムロールの加工精度、およびゴムロール両端に装着されるベアリングの回転精度向上によってゴムロールの振れ精度が向上できる場合は、振れ精度に合わせて間隙を狭くすることがより好ましい。
In addition, two
また、図5Bに示すように、ロール41、42と上記の間隙を形成する壁面C(39)は基材搬送方向に対し60°〜120°の角度θを有している。これにより、処理槽31から流出するメッキ液50は壁面C(39)と略同一方向、すなわち基材搬送方向に対し60°〜120°の方向に流出するため、基材の搬送を妨げるおそれがない。本実施形態では図5Aに示すように壁面Cが基材搬送方向に対し略垂直に設けられている。
5B, the wall surfaces C (39) forming the gaps with the
上記ニップ部40を形成するために、本実施形態では、一方のロール41を他方のロール42に向けて押圧するための押圧手段として、機械的押圧手段が設けられている。この機械的押圧手段は、本実施形態では、先端のボール部を押し引き可能なボールプランジャ45からなる。ボールプランジャ45は、図6に示すように、ロール41の軸方向両端側に設けられており、先端のボール部45aでロール41の両端のベアリングハウジング46を押圧できるようになっており、それによってロール41を他方のロール42に向けて押圧できるようになっている。
In order to form the
また、図4に示す従来の液シール構成における小チャンバ24のように容積の小さなチャンバは設けないことが好ましい。このようなチャンバを設けると、前述のように流出、飛散したメッキ液50の干渉により基材22がバタついてしまい、処理槽の前後に配置された搬送ロールなどとの滑りによって傷が入ってしまうおそれがある。ただし、上記のようにメッキ液14の流路を形成しない(例えば容量が大きい)チャンバであれば、設けてもよい。例えば、図5Aに示す本実施形態においては、メッキ液14が基材搬送方向に対し略鉛直方向に流出するため、流出したメッキ液50が広範囲に飛散しないよう隔壁38を設けているが、隔壁の内側でかつ、ニップ部40よりも外側にメッキ液14が充満する部位がないから、メッキ液14の飛散による干渉が発生しないのである。
Further, it is preferable not to provide a chamber with a small volume like the
図5Aにおいて、ロール41、42のロール軸方向の上下面は上下からの処理液14の流出を防ぐために、例えば図6に示すように、ロールの可動代を確保するための隙間36(例えば、長穴構成)以外、上下壁37a、37bによって封止されている。
In FIG. 5A, the upper and lower surfaces of the
図7はロール設置部を基材面の法線方向から見た概略縦断面図を示すが、処理槽31から流出したメッキ液14は補助槽48に溜められ、ポンプ49によって処理槽31へと戻される。また、ロール41、42の両端には処理槽の外側の壁面C(39)とロール41、42との間隙を調整するための位置調整機構としてのネジ47を備えているとロール41、42の径精度に左右されず間隙を調整できるため好ましい。図7に示すように、本実施形態ではロール41、42の両端に位置調整機構としてのネジ47を設けている。
FIG. 7 shows a schematic longitudinal cross-sectional view of the roll installation part as viewed from the normal direction of the substrate surface. The
このように構成されたシートの処理装置においては、シール部から流出、飛散する処理液50の流出方向を基材搬送方向に対して略垂直とすることにより、基材のバタツキを防止できるため傷が防止されるばかりでなく、処理液の基材搬送方向への飛散によって約400mmより短くすることの出来なかった次または手前の搬送ロールまでの距離(図1にLで図示)を、ニップロールと搬送ロールが接触しない限界値(現実的な設計値としては5mm程度)まで短くすることができ、装置スペースの縮小、装置価格の低減が出来る。
In the sheet processing apparatus configured as described above, since the outflow direction of the
また、ロール41、42の外周面と処理槽壁面との間が非接触状態に保たれつつ、上記のような特定の狭い間隙により液漏れに対する良好なシール性を有するシール部44が形成されているので、処理槽壁面とロール41、42との接触によるロール回転不良に起因するシートへの傷の発生が防止される。従来装置では、図4に示すようにとくにロール21は液圧(矢印で表示)でスリット28bを有する壁面A(25)方向に撓みやすく、この部分での接触が生じやすかったが、図5Aに示す上記実施形態では、壁面C(39)との間隙を上記特定の範囲内の間隙とすることにより、この部分で良好なシール性を確保するようにしたので、ロールと処理槽壁面との接触を回避しつつ、シール性に対するロール撓みの影響を小さく抑えることができる。
Further, the
また、ロール41、42の端部に壁面C(39)とロール外周面との間隙を調整するための位置調整機構としてのネジ47を設けることにより、外径精度によらず安定したシール性を保つことができ、ロール外径が摩耗によって減少した場合でも、容易に間隙を調整、つまり良好なシール性を復元することが出来る。
In addition, by providing a
また、ロール41、42同士は機械的押圧手段としてのボールプランジャ45で密着させることにより、極めて簡素な押圧機構でありながら、ロール径の経時変化や基材シートの厚み変動に因らない良好なシール性を維持でき、経時的に安定したシール性を維持することが可能になる。したがって、密着不足や強密着によるロール回転不良の解消(傷防止)をはかることができる。また、シール性が安定することで、壁面とロール外周面、ロール間からの液漏れを低減できるとともに、液の動圧による基材シート32のバタツキ等も低減でき、基材シートを高品位を維持しつつ安定して搬送することができる。
In addition, the
また、ロールの押圧手段を機械的押圧手段、とくにボールプランジャ45から構成することにより、ロール径の経時変化等に対しても所望の均一なニップ圧のニップ部40を容易に形成できるようになる。
Further, by configuring the roll pressing means with mechanical pressing means, in particular, the
したがって、このような良好なシール性を不都合なく実現できるシートの処理装置を使用することにより、処理品質のすぐれたシートを安定して製造することが可能になる。 Therefore, by using a sheet processing apparatus that can realize such a good sealing property without any inconvenience, it becomes possible to stably manufacture a sheet with excellent processing quality.
本実施形態ではロール41、42はフリーロールであり、駆動のための付帯設備を設けることなく、ロールとフィルムを同期させることができるため、回転不良によるシートへのキズ発生を防止することができる。また、ロール41、42にモータ等の駆動装置を連結し、駆動ロールとして使用した場合でも、処理槽内外でシートをバタツキなく安定して搬送できるため、シートのメッキ品質を向上させることができるうえ、別途設置していたシート搬送用の駆動ロール(図省略)を削減することもできるため、装置を安価にする効果もある。なお、ロール41、42の一方のみにモータ等の駆動装置を連結した場合には、ロール間の同期を制御することなく、高品位なメッキシートを得ることができる。
In the present embodiment, the
本発明は、シートがプラスチックフィルムである場合に好適なものであり、とくにメッ
キ処理に好適なものであるが、その応用範囲はこれらには限定されない。
The present invention is suitable when the sheet is a plastic film, and is particularly suitable for plating treatment, but its application range is not limited thereto.
1 基材シートとしてのプラスチックフィルム
2 巻出部
3 給電部
4 処理槽としてのメッキ槽
5 メッキ部
6 巻取部
7 シールロール
10 メッキ面
11、12 搬送ロール
13 給電ロール
14 処理液としてのメッキ液
15 銅塊
21 スポンジロール
22 基材
24 小チャンバ
25 壁面A
26 壁面B
27 壁面C
28a、28b スリット
31 処理槽(メッキ槽)
32 基材シートとしてのプラスチックフィルム
35 スリット
36 隙間
37a、37b 上下壁
38 隔壁
39 処理槽壁面としての壁面C
40 ニップ部
41、42 ロール
43 ロール表面部
44 シール部
45 機械的押圧手段としてのボールプランジャ
45a 先端のボール部
46 ベアリングハウジング
47 位置調整機構としてのネジ
48 補助槽
49 ポンプ
50 シール部から流出、飛散した処理液(メッキ液)
80 基材シート
81 メッキ槽
82 シールロール
83 処理液
84,85 スリット
86,87 メッキ槽壁面
90 被処理板
91 処理槽
92 シールロール
93 処理液
94 ハウジング
95 シール板
96 エアバルーン
100 ワーク
101 処理槽
102 ロッド(または管)
103 処理液
104 スリット
110 被処理板
111 処理槽
112 シールロール
113 処理液
114 スリット
115,116 磁石
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Plastic film as a base sheet 2 Unwinding part 3
26 Wall B
27 Wall C
28a,
32
40
80
103 Processing liquid 104
Claims (6)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006022083A JP2007204776A (en) | 2006-01-31 | 2006-01-31 | Apparatus for treating sheet and method for manufacturing sheet using the same |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106610677A (en) * | 2015-11-30 | 2017-05-03 | 深圳市今明机械有限公司 | Industrial shutoff water channel and shutoff method |
CN114939560A (en) * | 2022-05-06 | 2022-08-26 | 扬州虹扬科技发展有限公司 | Diversified bridge rectifier belt cleaning device |
-
2006
- 2006-01-31 JP JP2006022083A patent/JP2007204776A/en active Pending
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CN114939560B (en) * | 2022-05-06 | 2023-09-19 | 扬州虹扬科技发展有限公司 | Multidirectional bridge pile cleaning device |
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