JP2007201197A - 凹凸多層回路モジュール及びその製造方法 - Google Patents

凹凸多層回路モジュール及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】安価に加工することができ、また、強度の高い立体成形体とすることができ、また、凹部で使用される回路の精度が高く、さらに、凸部に部品を内蔵させることも、凹部に部品を実装することもできて広い用途で使用することができる凹凸多層回路モジュールを提供する。
【解決手段】凹凸金型を用いて形成された凹部2を有する凹凸層3と、その凹凸層3の表面に形成された回路4とを有する凹凸多層回路板5に、少なくとも凹部2の底面部6もしくは開口部7において部品8を実装する。凹部2を形成するにあたってザグリ加工に比べて加工時間を短縮することができる。凹凸層3を有することにより強度を大きくすることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、表面が凹凸面として形成された立体回路基板などの凹凸多層回路板に、その凹部において部品を実装したり、凸部において部品を内蔵したりして形成される凹凸多層回路モジュール及びその製造方法に関するものである。
近年、配線基板の配線密度の向上により、基板の小型化、部品間の配線距離の短縮化が進み、電子機器の高性能化、小型薄型化が進展しているが、その反面、部品間のノイズによる機器の誤動作が発生する場合があり、高周波ノイズ対策が急務となっている。また、回路板に部品を実装することにより、ある一定の機能を有する回路モジュールを形成することが行われており、立体回路基板などの回路板においては、部品を凹部に収めることにより、モジュール全体の高さを低くすることが行われている(特許文献1参照)。
具体的には、低背化(高さを低くすること)を行うにあたって、回路板としてセラミック基板を用いる場合は、凹部を形成したセラミック基板を焼成により形成することが行われており、その凹部に部品を収めてモジュール全体の高さを低くしたり、その部品が発する高周波ノイズをその凹部に閉じ込めたりすることが一般的に行われている。
その他に、特にLED(発光ダイオード)基板に使用されている回路板では、LEDを実装する部分をザグリ工法により1穴ずつあけて機械加工している場合がある。さらに、一般的な樹脂成形品では、金型を使用してモールド樹脂を熱溶融させ、その表面に回路をメッキにより形成している場合もある。
しかし、上記のようなセラミック基板では、打ち抜いて穴の開いたグリーンシートを何枚も重ねて焼結することにより、凹凸基板を作製するが、焼結でかなりの収縮が発生するために寸法精度及び回路の精度は非常に悪く、部品実装時には位置合わせに非常に苦労していた。また、1穴ずつザグリ加工により凹部を形成する方法では、加工に時間がかかりコストアップになってしまうという問題があり、大きな凹部を形成することは更に難しいものであった。また、樹脂成形品を基板として用いた場合は、小さな個片であれば強度的に問題はないが、そもそも金型による大きな板状体を加工することはできず、また、少しでも平らな板状体を加工すれば、強度が不十分で使用に耐えられないものであった。
特開平11−54925号公報
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、安価に加工することができ、また、強度の高い立体成形体とすることができ、また、凹部で使用される回路の精度が高く、さらに、凸部に部品を内蔵させることも、凹部に部品を実装することもできて広い用途で使用することができる凹凸多層回路モジュール及びその製造方法を提供することを目的とするものである。
本発明の凹凸多層回路モジュールAは、凹凸金型1を用いて形成された凹部2を有する凹凸層3と、その凹凸層3の表面に形成された回路4とを有する凹凸多層回路板5に、少なくとも凹部2の底面部6もしくは開口部7において部品8を実装して成ることを特徴とするものである。
上記の凹凸多層回路モジュールAにあっては、凹凸多層回路板5に部品8を内蔵することができる。
本発明の凹凸多層回路モジュールAの製造方法は、樹脂シート10の両面に金属箔11を重ね合せた後、これを凹凸金型1で加圧することによって、凹部2を有する凹凸層3を形成し、凹凸層3の表面の金属箔11から回路4を形成すると共に回路4の導通部13を形成することによって、凹凸多層回路板5を作製し、少なくとも凹部2の底面部6もしくは開口部7において部品8を実装することを特徴とするものである。
本発明の凹凸多層回路モジュールAの製造方法は、多層回路板14の少なくとも片面に樹脂シート10と金属箔11とを重ね合せた後、これを凹凸金型1で加圧することによって、凹部2を有する凹凸層3を多層回路板14の表面に形成し、凹凸層3の表面の金属箔11から回路4を形成すると共に回路4の導通部13を形成することによって、凹凸多層回路板5を作製し、少なくとも凹部2の底面部6もしくは開口部7において部品8を実装することを特徴とするものである。
本発明の凹凸多層回路モジュールAの製造方法は、少なくとも片面に部品8を実装した多層回路板14に樹脂シート10と金属箔11とを重ね合せた後、これを凹凸金型1で加圧することによって、凹部2を有する凹凸層3を多層回路板14の表面に形成し、凹凸層3の表面の金属箔11から回路4を形成すると共に回路4の導通部13を形成することによって、上記部品8を内蔵する凹凸多層回路板5を作製し、少なくとも凹部2の底面部6もしくは開口部7において他の部品8を実装することを特徴とするものである。
本発明の凹凸多層回路モジュールAの製造方法は、少なくとも片面に部品8を実装した多層回路板14に樹脂シート10を介して他の多層回路板14を積層し、この他の多層回路板14にさらに樹脂シート10と金属箔11とを重ね合せた後、これを凹凸金型1で加圧することによって、凹部2を有する凹凸層3を多層回路板14の表面に形成し、凹凸層3の表面の金属箔11から回路4を形成すると共に回路4の導通部13を形成することによって、上記部品8を内蔵する凹凸多層回路板5を作製し、少なくとも凹部2の底面部6もしくは開口部7において他の部品8を実装することを特徴とするものである。
本発明は、凹凸金型による加圧成形により凹部を形成することができ、機械的なザグリ加工に比べて加工時間を短縮することができて、安価に加工することができ、また、凹凸層を有することにより強度の高い立体成形体とすることができ、また、セラミック基板のように焼結による収縮が発生しないものであって、凹部で使用される回路の精度が高く、さらに、凸部に部品を内蔵させることも、凹部に部品を実装することもできて広い用途で使用することができるものである。
以下、本発明を実施するための最良の形態を説明する。
図1に本発明の凹凸多層回路モジュールAの一例を示す。この凹凸多層回路モジュールAは、凹凸金型1を用いて形成された凹部2を有する凹凸層3と、その凹凸層3の表面に形成された回路4とを有する凹凸多層回路板5に、凹部2の底面部6において部品8を実装して形成されるものである。上記凹部2は凹凸層3の上面に開口しており、凹部2の深さは、例えば、0.02〜0.6mmに形成することができるが、これに限定されるものではない。また、凹凸層3は従来から回路板を形成するために用いられているエポキシ樹脂組成物などの樹脂組成物の硬化物であって、凹凸層3の厚みは、例えば、0.03〜0.61mmに形成することができるが、これに限定されるものではない。回路4は銅箔あるいは銅めっきや金めっきなどで形成される導体であって、回路4の厚みは、例えば、0.001〜0.075mmに形成することができるが、これに限定されるものではない。また、回路4は凹凸層3の凹部2の底面部6及び凹部2以外の部分である凸部20の上面並びに凹凸層3の下面に設けられているが、凹部2の側面は凸部20の上面から底面部6に向って下り傾斜する斜面に形成されており、さらに、この斜面にも回路4が形成されている。また、凹凸層3の上面(底面部6を含む)と下面に設けた回路4はスルーホールやビアホールなどの導通部13により電気的に接続されている。さらに、部品8はトランジスタやICチップなどの半導体部品などであり、凹部2の底面部6の他に、凸部20や凹凸層3の下面にも実装されている。これら部品8は回路4と電気的に接続されている。
図2に本発明の凹凸多層回路モジュールAの他例を示す。この凹凸多層回路モジュールAは、図1に示すものにおいて、凹部2の開口部7において部品8を実装したものであり、その他の構成は部品8の配置位置を除いて上記図1に示すものと同様に形成されている。ここで、部品8は凹部2の上面の開口部7を閉塞するようにして配設され、開口部7の周縁部に設けた回路4に電気的に接続されている。
図3に本発明の凹凸多層回路モジュールAの他例を示す。この凹凸多層回路モジュールAは、凹部2と回路4とを有する凹凸層3を多層回路板14の片面(上面)に設けて凹凸多層回路板5を形成し、凹部2の底面部6において部品8を実装して形成されるものである。多層回路板14は、絶縁層21の上下両面に回路4を設けると共にこれらの回路4がスルーホールやビアホールなどの導通部13により電気的に接続されて形成されるものである。凹凸層3とこの凹凸層3に設けた凹部2及び回路4とは、部品8の配置位置を除いて図1のものと同様に形成されている。また、凹凸層3の上面(底面部6を含む)に設けた回路4は導通部13により多層回路板14の上面の回路4と電気的に接続されている。さらに、上記と同様の部品8は、凹部2の底面部6の他に、凸部20や多層回路板14の下面にも実装されている。これら部品8は回路4と電気的に接続されている。
図4に本発明の凹凸多層回路モジュールAの他例を示す。この凹凸多層回路モジュールAは、図3のものにおいて、凹部2の側面である斜面にも回路4が形成されている。その他の構成は部品8の配置位置を除いて上記図3に示すものと同様である。
図5に本発明の凹凸多層回路モジュールAの他例を示す。この凹凸多層回路モジュールAは、図3のものにおいて、底面部6に部品8を実装せず、その代わりに、凹部2の開口部7において部品8を実装したものであり、その他の構成は部品8の配置位置を除いて上記図3に示すものと同様に形成されている。ここで、部品8は凹部2の上面の開口部7を閉塞するようにして配設され、開口部7の周縁部に設けた回路4に電気的に接続されている。この凹凸多層回路モジュールAでは部品8の下側の凹部2の空間を放熱のための空間として利用することができる。
図6に本発明の凹凸多層回路モジュールAの他例を示す。この凹凸多層回路モジュールAは、図1のものにおいて、凹凸層3(凹凸多層回路板5)の内部に部品8を設けたものであり、その他の構成は部品8の配置位置を除いて上記図1に示すものと同様に形成されている。ここで、凹凸層3に内蔵された部品8は凹凸層3に内部に設けた回路(内層回路)4に電気的に接続されている。
図7に本発明の凹凸多層回路モジュールAの他例を示す。この凹凸多層回路モジュールAは、図3のものにおいて、凹凸層3や多層回路板14の内部に部品8を設けたものであり、その他の構成は部品8の配置位置を除いて上記図3に示すものと同様に形成されている。ここで、凹凸層3や多層回路板14に内蔵された部品8は凹凸層3や多層回路板14に内部に設けた回路(内層回路)4に電気的に接続されている。
図8に本発明の凹凸多層回路モジュールAの他例を示す。この凹凸多層回路モジュールAは、接着層22を介して二枚の多層回路板14、14を接着し、上側の多層回路板14の上面に、凹部2と回路4とを有する凹凸層3を設けることによって、凹凸多層回路板5を形成したものであり、その他の構成は部品8の配置位置を除いて図1〜7に示すものと同様に形成されている。接着層22は上記凹凸層3と同様の樹脂組成物の硬化物で形成されている。また、接着層22には上記と同様の導通部13が設けられており、この導通部13により、上側の多層回路板14の下面に設けた回路4と、下側の多層回路板14の上面に設けた回路4とを電気的に接続している。また、凹凸層3には部品8が内蔵されていると共に、凹凸層3の凹部2の底面部6や開口部7及び凹凸層3の凸部20の上面並びに下側の多層回路板14の下面にも部品8が実装されている。
図9に、上記図1、2に示す凹凸多層回路モジュールAと同様のものを形成する際に用いる凹凸多層回路板5の製造方法を示す。本発明において、凹凸多層回路板5を形成するにあたっては、樹脂シート10と金属箔11とを用いる。
樹脂シート10としては、無機充填材とエポキシ樹脂とを含有する樹脂組成物を、シート状で半硬化状態(Bステージ状態)にしたものを用いることができる。
樹脂シート10を形成するための無機充填材としては、酸化アルミニウム(Al23)、酸化マグネシウム(MgO)、窒化ホウ素(BN)、窒化アルミニウム(AlN)、シリカ(SiO)、チタン酸バリウム(BaTiO)や酸化チタン(TiO)のような高誘電率充填材やハードフェライトのような磁性充填材、水酸化マグネシウム(Mg(OH))、水酸化アルミニウム(Al(OH))、三酸化アンチモン(Sb)、五酸化アンチモン(Sb)、グアニジン塩、ホウ酸亜鉛、モリブデン化合物、スズ酸亜鉛等の無機系難燃剤や、タルク(Mg(Si10)(OH))、硫酸バリウム(BaSO)、炭酸カルシウム(CaCO)、雲母粉、等を用いることができ、これらのものを一種単独で、あるいは二種以上を組み合わせて用いることができる。これらの無機充填材は熱伝導性、比誘電率、難燃性、粒度分布、色調の自由度が高いことから、所望の機能を選択的に発揮させる場合に適宜配合及び粒度設計を行って、容易に高充填化を行うことができ、特に、無機充填材として最大粒径が20μm以下好ましくは10μm以下のものを用いると、スルーホール用やビアホール用の貫通孔の形成のためのレーザー加工、ドリル加工時の孔形状や磨耗を良好に保つことができる。また、樹脂シート10を50μm以下の薄膜とする場合にも良好な外観を得ることができる。また、エポキシ樹脂組成物中における無機充填材の分散性を向上させるために、エポキシシラン系、メルカプトシラン系、アミノシラン系、ビニルシラン系、スチリルシラン系、メタクリロキシシラン系、アクリロキシシラン系、チタネート系等のカップリング剤や、アルキルエーテル系、ソルビタンエステル系、アルキルポリエーテルアミン系、高分子系等の分散剤を適宜添加することが好ましい。
樹脂シート10を形成するためのエポキシ樹脂としては、軟化点80℃以下のエポキシ樹脂を用いることができ、具体的には、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂、ビスフェノールS型エポキシ樹脂、アラルキルエポキシ樹脂、フェノールノボラック型エポキシ樹脂、アルキルフェノールノボラック型エポキシ樹脂、ビフェノール型エポキシ樹脂、ナフタレン型エポキシ樹脂、ジシクロペンタジエン型エポキシ樹脂、フェノール類とフェノール性水酸基を有する芳香族アルデヒドとの縮合物のエポキシ化物、トリグリシジルイソシアヌレート、脂環式エポキシ樹脂など公知慣用のものを、単独あるいは2種以上組み合わせて使用することができる。さらには難燃性を付与するために臭素化あるいはリン変性した上記エポキシ樹脂を用いることができる。尚、エポキシ樹脂の軟化点の下限は特に限定されないが、軟化点が40℃以上のエポキシ樹脂が使用可能である。
また、樹脂シート10を形成するためのエポキシ樹脂としては、室温(25℃)において液状のエポキシ樹脂を用いることができ、具体的には、エポキシ当量が約200のビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂、フェノールノボラック型エポキシ樹脂、あるいはエポキシ変性液状ゴムやゴム分散液状エポキシを用いることができる。
また、樹脂シート10を形成するための硬化剤としては、ジシアンジアミド、フェノール、酸無水物などを用いることができる。フェノールにおいてはノボラック型、アラルキル型、テルペン型などを用いることができるが、特に、上記エポキシ樹脂と同様に軟化温度として80℃以下のものを用いることが好ましい。また、アラルキル型フェノール、特に、フェノールフェニルアラルキル樹脂またはフェノールビフェニルアラルキル樹脂を用いた場合においては著しく耐衝撃性を向上させることができるとともに、低吸湿率、高密着性を併せ持ちプリント回路基板用材料としての信頼性の高い成形物(硬化物)が得られる。また、酸無水物系に関しては液状、結晶のどちらでも可能であるが、常温で液状のものや低分子量のものを用いることで無機充填材の量を増量しても樹脂シートの可撓性を保持することができる。
この樹脂シート(エポキシ樹脂無機複合シート)10を形成するにあたっては、上記のエポキシ樹脂、無機充填材、硬化剤を所定の有機溶剤(メチルエチルケトンやジメチルホルムアミドなど)に溶解・分散した樹脂ワニスを調製し、この樹脂ワニスをキャリアの片面あるいは両面に塗布した後、加熱及び/又は熱風吹き付けにより有機溶剤を乾燥させる。このようにして常温で固形のエポキシ樹脂組成物からなる樹脂シートをキャリア材の表面に作製することができる。この樹脂シート10はエポキシ樹脂と無機充填材の複合シートであって、60〜95質量%の無機充填材とを含有し、その他の成分が5〜40質量%の樹脂成分となる。また、樹脂シートの厚みは10μm〜1000μmであることが好ましい。
金属箔11としては、銅、アルミニウム、真鍮、ニッケル等の単独、合金、複合の金属箔を用いることができる。金属箔11は、凹凸金型1で成形する際の凹凸金型11への追随性及び、成形時の破損の防止のために、成形時にかかる熱時の伸び性が高い金属箔11を用いるのが好ましい。例えば、金属箔11が銅箔であれば、伸び・屈曲・耐折特性に優れる圧延銅箔や電解銅箔を用いることができ、この中でも特に伸び・屈曲・耐折特性に優れた電解銅箔を用いることが好ましいが、これに限定されるものではない。
そして、凹凸多層回路板5を形成するにあたっては、まず、樹脂シート10の上下両面に金属箔11を重ね合せる。ここで、樹脂シート10は複数枚重ね合せてもよく、この場合、最も上側と最も下側に配置された樹脂シート10の外面に金属箔11を重ねる。
次に、図9(a)に示すように、上側に重ね合わせた金属箔11の上に凹凸金型1をさらに重ねる。
ここで、凹凸金型1の下面は凹所1aと凸所1bからなる凹凸面に形成されている。次に、凹凸金型1を樹脂シート10と金属箔11との積層物に押し付けて加圧することによって、樹脂シート10の上面及び上側の金属箔11を凹凸金型1の下面に対応した形状に変形して成形する。また、この加圧の際に積層物の加熱をも行って樹脂シート10を硬化させることによって凹凸層3を形成する。
ここで凹凸金型1の凸所1bとしては、そのトップ(下部)の角部の形状を直角に形成したもの、トップ(下部)の角部の形状が曲線状に丸みを帯びた角部の形状もしくは、所定の角度を持った角部の形状のものを用いることができるが、凹凸金型1を樹脂シート10と金属箔11との積層物に押し付けて加圧する際に、金属箔11が凹凸金型1の凸所1bのトップの角部で破れないようにするために、凸所1bのトップの角部の形状は、曲線状に丸みを帯びた形状に加工したものを用いるのが好ましい。
ここで、成形条件は、例えば、加熱温度130〜180℃、圧力0.98〜4.9MPaの条件下で30〜200分間とすることができるが、これに限定されるものではない。そして、上記成形後に凹凸金型1を剥がすことにより、図9(b)のような凹凸層3の両面に金属箔11が積層接着された両面金属箔張り積層板を形成することができる。ここで、凹凸金型1の凹所1aに対応する部分が凹凸層3の凸部20として、凸所1bに対応する部分が凹凸層3の凹部2としてそれぞれ形成されるものである。
次に、図9(c)に示すように、金属箔11を積層した凹凸層3に対して導通部13を形成する。導通部13の形成方法は公知のスルーホールメッキやビアホールメッキを用いた方法を採用することができる。次に、導通部13を形成した凹凸層3の金属箔11に対して回路形成を施して外層回路となる回路4を形成する。この回路形成は公知のサブトラクティブ法などを採用することができる。すなわち、図9(d)に示すように、回路4として残したい部分の金属箔11を被覆するようにしてエッチングレジスト(保護膜)26を配置する。ここで、金属箔11の導通部13に対応する部分にもエッチングレジスト26を被覆する。次に、エッチングレジスト26で覆われていない部分の金属箔11にエッチング液を供給することによって、図9(e)に示すように、不要部分の金属箔11を除去する。そして、この後、エッチングレジスト26を剥離し除去することによって、図9(f)に示すように、凹凸層3の表面に形成された回路4を有する凹凸多層回路板5を形成することができる。部品8の配置位置は異なるが、図1、2に示す凹凸多層回路モジュールAは、この凹凸多層回路板5の所望の箇所(少なくとも凹部2の底面部6もしくは開口部7を含む)に部品8を実装することによって形成することができる。
図10に、上記図3〜5に示す凹凸多層回路モジュールAと同様のものを形成する際に用いる凹凸多層回路板5の製造方法を示す。この凹凸多層回路板5を形成するにあたっては、上記と同様の樹脂シート10と金属箔11と凹凸金型1を用いると共にさらに多層回路板14を用いる。多層回路板14としては公知の両面金属箔張り積層板などに対して回路4や導通部13を形成したものを用いることができる。図10のものでは、多層回路板14の上面にのみに内層回路となる回路4の形成を行い、多層回路板14の下面はベタ面の金属箔11で形成されている。
そして、多層回路板14を用いて凹凸多層回路板5を形成するにあたっては、まず、多層回路板14の上面に樹脂シート10と金属箔11とをこの順で重ね合せる。ここで、樹脂シート10は複数枚重ね合せてもよく、この場合、最も上側に配置された樹脂シート10の外面に金属箔11を重ねる。また、多層回路板14の下面にも樹脂シート10と金属箔11とを重ね合せてもよい。
次に、図10(a)に示すように、上側に重ね合わせた金属箔11の上に凹凸金型1をさらに重ねる。ここで、凹凸金型1の下面は凹所1aと凸所1bからなる凹凸面に形成されている。次に、凹凸金型1を樹脂シート10と金属箔11との積層物に押し付けて加圧することによって、樹脂シート10の上面及び上側の金属箔11を凹凸金型1の下面に対応した形状に変形して成形する。また、この加圧の際に積層物の加熱をも行って樹脂シート10を硬化させることによって凹凸層3を形成する。ここで、成形条件は、上記と同様にすることができる。そして、上記成形後に凹凸金型1を剥がすことにより、図10(b)のような多層回路板14の上面に凹凸層3が積層接着されると共に凹凸層3の上面に金属箔11が積層接着された両面金属箔張り多層積層板を形成することができる。ここで、凹凸金型1の凹所1aに対応する部分が凹凸層3の凸部20として、凸所1bに対応する部分が凹凸層3の凹部2としてそれぞれ形成されるものである。
次に、図10(c)に示すように、金属箔11を積層した凹凸層3及び多層回路板14に対して導通部13を形成する。導通部13の形成方法は公知のスルーホールメッキやビアホールメッキを用いた方法を採用することができる。次に、導通部13を形成した凹凸層3の金属箔11及び多層回路板14の下面の金属箔11に対して回路形成を施して外層回路となる回路4を形成する。この回路形成は公知のサブトラクティブ法などを採用することができる。すなわち、図10(d)に示すように、回路4として残したい部分の金属箔11を被覆するようにしてエッチングレジスト(保護膜)26を配置する。ここで、金属箔11の導通部13に対応する部分にもエッチングレジスト26を被覆する。次に、エッチングレジスト26で覆われていない部分の金属箔11にエッチング液を供給することによって、図10(e)に示すように、不要部分の金属箔11を除去する。そして、この後、エッチングレジスト26を剥離し除去することによって、図10(f)に示すように、凹凸層3の表面に形成された回路4を有する凹凸多層回路板5を形成することができる。部品8の配置位置は異なるが、図3〜5に示す凹凸多層回路モジュールAは、この凹凸多層回路板5の所望の箇所(少なくとも凹部2の底面部6もしくは開口部7を含む)に部品8を実装することによって形成することができる。
図11に、上記図6に示す凹凸多層回路モジュールAと同様のものを形成する際に用いる凹凸多層回路板5の製造方法を示す。この凹凸多層回路5は部品8を凹凸層3に内蔵するものであって、これを形成するにあたっては、部品8を実装した転写基材30を用いる。転写基材30は支持基板31の表面(上面)に回路4が形成されたものであって、樹脂と圧着成形後、支持基板31を樹脂から取りはがすと、回路4のみを樹脂の表面に転写することができるものである。
そして、図11(a)に示す工程において、転写基材30の上面に樹脂シート10を重ねる前に、転写基材30の上面に部品8を実装して回路4と接続する。次に、部品8を実装した転写基材30の上面に樹脂シート10と金属箔11とを順に重ね合わせる。ここで樹脂シート10の外面に金属箔11を重ねる。次に、図11(a)に示すように、上側に重ね合わせた金属箔11の上に凹凸金型1をさらに重ねる。ここで、凹凸金型の下面は凹所1aと凸所1bからなる凹凸面に形成されている。次に、凹凸金型1を樹脂シート10と金属箔11と転写基材30との積層物に押し付けて加圧することによって、樹脂シート10の上面及び上側の金属箔11を凹凸金型1の下面に対応した形状に変形して成形する。また、この加圧の際に積層物の加熱をも行って樹脂シート10を硬化させることによって凹凸層3を形成する。ここで、成形条件は上記と同様にすることができる。そして上記成形後に凹凸金型1を剥がすことにより、図11(b)のような転写基材30の上面に凹凸層3(樹脂シート10の硬化物)が積層接着されると共に凹凸層3の上面に金属箔11が積層接着された状態になる。その後、図11(c)に示すように、凹凸層3の下面から転写基材30の支持基板31を剥がすことで凹凸層3の下面には、転写基材30に形成されていた回路4が転写され、また、転写基材30に実装された部品8は凹凸層3に内蔵されることになる。
次に、図11(d)に示すように、上面に金属箔11を有し且つ下面に回路4を転写した凹凸層3に対して導通部13を形成する。導通部13の形成方法は公知のスルホールメッキやビアホールメッキを用いた方法を採用することで形成することができる。次に、導通部13を形成した凹凸層3の金属箔11に対して回路形成を施して外層回路となる回路4を形成する。この回路形成は公知のサブトラクティブ法などを採用することができる。すなわち、図11(e)に示すように、回路4として残したい部分の金属箔11を被覆するようにしてエッチングレジスト(保護膜)26を配置する。ここで、金属箔11の導通部13に対応する部分にもエッチングレジスト26を被覆する。また、凹凸層3の下面全面にエッチングレジスト26を設けて凹凸層3の下面の回路4を露出しないように被覆する。次に、エッチングレジスト26で覆われていない部分の金属箔11にエッチング液を供給することによって、図11(f)に示すように、不要部分の金属箔11を除去する。そして、この後、エッチングレジスト26を剥離し除去することによって、図11(g)に示すように、凹凸層3の表面に形成された回路4を有し、且つ凹凸層3に部品8を内蔵する凹凸多層回路板5を形成することができる。部品8の配置位置は異なるが、図6に示すものと同様の凹凸多層回路モジュールAは、この凹凸多層回路板5の所望の箇所(少なくとも凹部2の底面部6もしくは開口部7を含む)に部品8を実装することによって形成することができる。
図12に、上記図7に示す凹凸多層回路モジュールAと同様のものを形成する際に用いる凹凸多層回路板5の製造方法を示す。この凹凸多層回路板5は部品8を内蔵するものであって、これを形成するにあたっては、部品8を実装した多層回路板14を用いるようにする。すなわち、図12(a)に示す工程において、多層回路板14の上面に樹脂シート10を重ね合せる前に、多層回路板14の上面に部品8を実装して内層回路となる回路4と接続するものである。そして、これ以外の工程を図10(a)〜(e)と同様の図12(a)〜(e)の方法に従って行うことにより、図12(f)に示すような、凹凸層3の表面に形成された回路4を有し、且つ凹凸層3に部品8を内蔵する凹凸多層回路板5を形成することができる。部品8の配置位置は異なるが、図7に示すものと同様の凹凸多層回路モジュールAは、この凹凸多層回路板5の所望の箇所(少なくとも凹部2の底面部6もしくは開口部7を含む)に他の部品8を実装することによって形成することができる。尚、予め部品8を内蔵させた多層回路板14を用いることによって、図7に示すような凹凸多層回路板5を形成することができるが、この場合、上記と同様の転写基材30と樹脂シート10と金属箔11とを用い、図11(a)〜(g)の工程と同様にして部品8を内蔵した多層回路板14を形成することができる。但し、この場合、凹凸金型1は使用せず、平板の金型を使用するものであり、従って、多層回路板14に凹部2は形成されない。
図13に、上記図8に示す凹凸多層回路モジュールAと同様のものを形成する際に用いる凹凸多層回路板5の製造方法を示す。この凹凸多層回路板5は二枚の多層回路板14、14を用いる。多層回路板14としては公知の両面金属箔張り積層板等に対して回路4や導通部13を形成したものを用いることができる。二枚の多層回路板14のうち、上側の多層回路板14は絶縁層21の上下両面に内層回路となる回路4が形成されており、下側の多層回路板14はその上面にのみに内層回路となる回路4の形成を行い、多層回路板14の下面はベタ面の金属箔11で形成されている。また、下側の多層回路板14としてはその上面に部品8を実装したものを用いるようにする。
そして、多層回路板14を用いて凹凸多層回路板5を形成するにあたっては、まず、部品8を実装した下側の多層回路板14の上面に樹脂シート10と他の多層回路板14と金属箔11とをこの順で重ね合せ、さらに、上側の多層回路板14の上面に樹脂シート10と金属箔11とをこの順で重ね合せる。ここで、樹脂シート10は複数枚重ね合せてもよく、この場合、最も上側に配置された樹脂シート10の外面に金属箔11を重ねる。また、多層回路板14の下面にも樹脂シート10と金属箔11とを重ね合せてもよい。
次に、図13(a)に示すように、上側に重ね合わせた金属箔11の上に凹凸金型1をさらに重ねる。ここで、凹凸金型1の下面は凹所1aと凸所1bからなる凹凸面に形成されている。次に、凹凸金型1を樹脂シート10と金属箔11との積層物に押し付けて加圧することによって、樹脂シート10の上面及び上側の金属箔11を凹凸金型1の下面に対応した形状に変形して成形する。また、この加圧の際に積層物の加熱をも行って樹脂シート10を硬化させることによって凹凸層3を形成する。ここで、成形条件は上記と同様にすることができる。そして、上記成形後に凹凸金型1を剥がすことにより、図13(b)のような二枚の多層回路板14、14が積層され、上側の多層回路板14の上面に凹凸層3が積層接着されると共に凹凸層3の上面に金属箔11が積層接着された両面金属箔張り多層積層板を形成することができる。ここで、凹凸金型1の凹所1aに対応する部分が凹凸層3の凸部20として、凸所1bに対応する部分が凹凸層3の凹部2としてそれぞれ形成されるものである。上下二枚の多層回路板14、14の樹脂シート10が硬化することにより接着層22が形成されるものである。
次に、図13(c)に示すように、金属箔11を積層した凹凸層3及び二枚の多層回路板14に対して導通部13を形成する。導通部13の形成方法は公知のスルーホールメッキやビアホールメッキを用いた方法を採用することができる。次に、導通部13を形成した凹凸層3の金属箔11及び多層回路板14の下面の金属箔11に対して回路形成を施して外層回路となる回路4を形成する。この回路形成は公知のサブトラクティブ法などを採用することができる。すなわち、図13(d)に示すように、回路4として残したい部分の金属箔11を被覆するようにしてエッチングレジスト(保護膜)26を配置する。ここで、金属箔11の導通部13に対応する部分にもエッチングレジスト26を被覆する。次に、エッチングレジスト26で覆われていない部分の金属箔11にエッチング液を供給することによって、図13(e)に示すように、不要部分の金属箔11を除去する。そして、この後、エッチングレジスト26を剥離し除去することによって、凹凸層3の表面に形成された回路4を有し、且つ部品8を内蔵する凹凸多層回路板5を形成することができる。部品8の配置位置は異なるが、図8に示すものと同様の凹凸多層回路モジュールAは、この凹凸多層回路板5の所望の箇所(少なくとも凹部2の底面部6もしくは開口部7を含む)に部品8を実装することによって形成することができる。
本発明の凹凸多層回路モジュールの実施の形態の一例を示す断面図である。 同上の凹凸多層回路モジュールの他の実施の形態の一例を示す断面図である。 同上の凹凸多層回路モジュールの他の実施の形態の一例を示す断面図である。 同上の凹凸多層回路モジュールの他の実施の形態の一例を示す断面図である。 同上の凹凸多層回路モジュールの他の実施の形態の一例を示す断面図である。 同上の凹凸多層回路モジュールの他の実施の形態の一例を示す断面図である。 同上の凹凸多層回路モジュールの他の実施の形態の一例を示す断面図である。 同上の凹凸多層回路モジュールの他の実施の形態の一例を示す断面図である。 本発明で用いる凹凸多層回路板の製造工程の一例を示し、(a)〜(f)は断面図である。 本発明で用いる凹凸多層回路板の製造工程の一例を示し、(a)〜(f)は断面図である。 本発明で用いる凹凸多層回路板の製造工程の一例を示し、(a)〜(g)は断面図である。 本発明で用いる凹凸多層回路板の製造工程の一例を示し、(a)〜(f)は断面図である。 本発明で用いる凹凸多層回路板の製造工程の一例を示し、(a)〜(e)は断面図である。
符号の説明
1 凹凸金型
2 凹部
3 凹凸層
4 回路
5 凹凸多層回路板
6 底面部
7 開口部
8 部品
10 樹脂シート
11 金属箔
13 導通部
14 多層回路板

Claims (6)

  1. 凹凸金型を用いて形成された凹部を有する凹凸層と、その凹凸層の表面に形成された回路とを有する凹凸多層回路板に、少なくとも凹部の底面部もしくは開口部において部品を実装して成ることを特徴とする凹凸多層回路モジュール。
  2. 凹凸多層回路板に部品を内蔵して成ることを特徴とする請求項1に記載の凹凸多層回路モジュール。
  3. 樹脂シートの両面に金属箔を重ね合せた後、これを凹凸金型で加圧することによって、凹部を有する凹凸層を形成し、凹凸層の表面の金属箔から回路を形成すると共に回路の導通部を形成することによって、凹凸多層回路板を作製し、少なくとも凹部の底面部もしくは開口部において部品を実装することを特徴とする凹凸多層回路モジュールの製造方法。
  4. 多層回路板の少なくとも片面に樹脂シートと金属箔とを重ね合せた後、これを凹凸金型で加圧することによって、凹部を有する凹凸層を多層回路板の表面に形成し、凹凸層の表面の金属箔から回路を形成すると共に回路の導通部を形成することによって、凹凸多層回路板を作製し、少なくとも凹部の底面部もしくは開口部において部品を実装することを特徴とする凹凸多層回路モジュールの製造方法。
  5. 少なくとも片面に部品を実装した多層回路板に樹脂シートと金属箔とを重ね合せた後、これを凹凸金型で加圧することによって、凹部を有する凹凸層を多層回路板の表面に形成し、凹凸層の表面の金属箔から回路を形成すると共に回路の導通部を形成することによって、上記部品を内蔵する凹凸多層回路板を作製し、少なくとも凹部の底面部もしくは開口部において他の部品を実装することを特徴とする凹凸多層回路モジュールの製造方法。
  6. 少なくとも片面に部品を実装した多層回路板に樹脂シートを介して他の多層回路板を積層し、この他の多層回路板にさらに樹脂シートと金属箔とを重ね合せた後、これを凹凸金型で加圧することによって、凹部を有する凹凸層を多層回路板の表面に形成し、凹凸層の表面の金属箔から回路を形成すると共に回路の導通部を形成することによって、上記部品を内蔵する凹凸多層回路板を作製し、少なくとも凹部の底面部もしくは開口部において他の部品を実装することを特徴とする凹凸多層回路モジュールの製造方法。
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