JP2007200651A - 光源装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】発光管を支持する部分が直線的に連続して並ぶことによる輝度ムラを解消するとともに、少ない発光管支持体数で多くの発光管を支持することが可能になる光源装置を提供する。
【解決手段】略平行に配列された複数のCCFL50-1,50-2,…,50-8の直管部分を、直管部分の管軸方向に並置された複数対(ここでは3対)のランプクリップ25-1,25-2、ランプクリップ25-3,25-4、及びランプクリップ25-5,25-6で支持する。その場合に、対をなす一方のランプクリップ25-1、25-3、25-5が、対をなす他方のランプクリップ25-2、25-4、25-6によって支持されたCCFLの配列方向の両側それぞれに配置されたCCFLの少なくとも各1本を支持する。これにより、CCFLを支持する部分(把持部27)が直線的に連続して並ぶことをなくし、輝度ムラの発生を抑制することが可能になる。また、少ないランプクリップで多くのCCFLを支持することが可能になる。
【選択図】図7
【解決手段】略平行に配列された複数のCCFL50-1,50-2,…,50-8の直管部分を、直管部分の管軸方向に並置された複数対(ここでは3対)のランプクリップ25-1,25-2、ランプクリップ25-3,25-4、及びランプクリップ25-5,25-6で支持する。その場合に、対をなす一方のランプクリップ25-1、25-3、25-5が、対をなす他方のランプクリップ25-2、25-4、25-6によって支持されたCCFLの配列方向の両側それぞれに配置されたCCFLの少なくとも各1本を支持する。これにより、CCFLを支持する部分(把持部27)が直線的に連続して並ぶことをなくし、輝度ムラの発生を抑制することが可能になる。また、少ないランプクリップで多くのCCFLを支持することが可能になる。
【選択図】図7
Description
本発明は、直管部分が略平行に配列された複数の発光管と、直管部分の管軸方向に並置され、該直管部分を支持する発光管支持体とを備える光源装置に関する。
液晶表示装置は、小型、薄型、低消費電力を特徴とし、近年では表示品位の向上により、従来のCRTに替わるディスプレイとして普及しつつある。液晶表示装置は、自己発光型のデバイスとは異なり、光源装置としてのバックライト装置を必要とし、液晶物質の電気光学特性により決定される光透過率を制御して画像を表示する。
近年の大型化、大画面化に伴って、バックライト装置に使用されるCCFLの長管化は避けられない。また、発光効率を高めるべく、CCFLの細管化が行なわれている。このことから、バックライト装置に使用されるCCFLの機械的強度は極めて小さいため、CCFLの中間部を発光管支持体(ランプクリップ)で支持するようにした直下型のバックライト装置が実用化されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1には、隣り合う2本のCCFLを支持するランプクリップを千鳥パターンとなるように配置した液晶表示装置が開示されている。ランプを支持する位置には把持部が設けられており、把持部で2本のランプの把持する。また、把持部が設けられた位置のランプクリップの反対側には、ランプクリップをバックライトシャーシに係止するための係止部が設けられている。
特開2005−208317号公報
しかしながら、数十本のCCFLが必要な大画面の液晶表示装置用のバックライト装置において、特許文献1に開示されているように、ランプクリップをバックライトシャーシに千鳥パターンで配置した場合は、バックライト装置1台あたりに必要なランプクリップの個数の増加とともに、バックライト装置の組立作業に要する時間の増加を生来する傾向にあった。
この課題を解決するには、把持部を連結する連結部をCCFLの配列方向に延長させて3つ以上の把持部を設けたランプクリップを用いることで可能である。しかしながら、隣り合うCCFLがそれぞれランプ配列方向に連続して並べられた3つ以上の把持部によって把持されるように構成すると、バックライト装置の厚みによっては把持部の像が拡散板に反映し、輝度ムラが発生する虞がある。
また、特許文献1では、把持部が設けられた位置の反対側(蛍光管を収納するバックライトシャーシの底面に向かい合う側)に係止部が設けられているため、ランプクリップをバックライトシャーシに固定する際、作業者が把持部を掴んで固定作業を行ない、その結果、把持部が折れたり曲がったり破損する虞があった。この問題は、本来把持されるべき蛍光管が把持されなくなるどころか、蛍光管さえも破損しかねない問題も十分生来しうるものである。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、発光管を支持する部分が直線的に連続して並ぶことによる輝度ムラを解消するとともに、少ない発光管支持体数で多くの発光管を支持することが可能になる光源装置の提供を目的とする。
また本発明は、極めて簡単に発光管支持体をシャーシに取り付けることができるとともに、発光管支持体とシャーシとの位置ズレの発生を防止することができる光源装置の提供を目的とする。
本発明に係る光源装置は、直管部分が略平行に配列された複数の発光管と、前記直管部分の管軸方向に並置され、該直管部分を支持する一対の発光管支持体とを備え、一方の発光管支持体は、他方の発光管支持体によって支持された発光管の配列方向の両側それぞれに配置された発光管の少なくとも各1本を支持していることを特徴とする。
本発明にあっては、略平行に配列された複数の発光管の直管部分を、直管部分の管軸方向に並置された一対の発光管支持体で支持する。その場合に、一方の発光管支持体が他方の発光管支持体によって支持された発光管の配列方向の両側それぞれに配置された発光管の少なくとも各1本を支持する。これにより、発光管を支持する部分が直線的に連続して並ぶことをなくし、輝度ムラの発生を抑制することが可能になる。また、少ない発光管支持体数で多くの発光管を支持することが可能になる。
本発明に係る光源装置は、前記他方の発光管支持体が、前記一方の発光管支持体によって支持された発光管の配列方向の両側それぞれに配置された発光管の少なくとも各1本を支持していることを特徴とする。
本発明にあっては、他方の発光管支持体が、一方の発光管支持体によって支持された発光管の配列方向の両側それぞれに配置された発光管の少なくとも各1本を支持する。これにより、一対の発光管支持体の双方が他の発光管支持体の配列方向の両側それぞれに配置された発光管の少なくとも各1本を支持することになるので、輝度ムラの発生をさらに抑制することができる。
本発明に係る光源装置は、直管部分が略平行に配列された複数の発光管と、前記直管部分の管軸方向に並置され、該直管部分を支持する複数対の発光管支持体とを備え、対をなす発光管支持体のうちの一方の発光管支持体は、他方の発光管支持体によって支持された発光管の配列方向の両側それぞれに配置された発光管の少なくとも各1本を支持していることを特徴とする。
本発明にあっては、略平行に配列された複数の発光管の直管部分を、直管部分の管軸方向に並置された複数対の発光管支持体で支持する。その場合に、対をなす一方の発光管支持体が他方の発光管支持体によって支持された発光管の配列方向の両側それぞれに配置された発光管の少なくとも各1本を支持する。これにより、発光管を長管化した場合であっても、一方の発光管支持体を適宜長ごとに順次配置することで、発光管の機械的強度が小さいときでも、輝度ムラの発生を抑制することが可能になる。
本発明に係る光源装置は、前記複数の発光管のうちの相隣する1本又は複数本の発光管おきに、該1本又は複数本の発光管を前記一方の発光管支持体と前記他方の発光管支持体とが交互に支持していることを特徴とする。
本発明にあっては、複数の発光管のうちの相隣する1本又は複数本の発光管おきに、対をなす一方の発光管支持体と他方の発光管支持体とが該1本又は複数本の発光管を交互に支持する。これにより、対をなす発光管支持体が規則的に発光管を支持することになるので、発光管を支持する部分の位置の偏りがなくなって輝度ムラの発生を抑制することができる。
本発明に係る光源装置は、前記発光管支持体を取り付けるためのシャーシを備え、該シャーシと前記発光管支持体とが相互に係止されていることを特徴とする。
本発明にあっては、発光管支持体を取り付けるためのシャーシを設け、シャーシと発光管支持体とを相互に係止して固定する。これにより、発光管のシャーシに対する位置が係止と同時に決定される。
本発明に係る光源装置は、前記発光管支持体が、前記発光管を支持する部分の間を連結するための連結部を有し、該連結部の前記シャーシと向かい合う面に複数の突起が設けられ、前記シャーシに複数の孔が設けられ、前記複数の突起と前記複数の孔とが係止されていることを特徴とする。
本発明にあっては、発光管支持体が、発光管を支持する部分の間を連結するための連結部を有しており、連結部のシャーシと向かい合う面に複数の突起を設ける。また、シャーシに複数の孔を設ける。これら突起を孔に嵌め込むことによって、シャーシと発光管支持体とを係止する。これにより、極めて簡単に発光管支持体をシャーシに取り付けることができる。また、発光管支持体とシャーシとの位置ズレが発生することはない。
本発明によれば、略平行に配列された複数の発光管の直管部分を、直管部分の管軸方向に並置された一対の発光管支持体で支持する場合に、一方の発光管支持体が他方の発光管支持体によって支持された発光管の配列方向の両側それぞれに配置された発光管の少なくとも各1本を支持する構成とすることとしたので、発光管を支持する部分が直線的に連続して並ぶことをなくし、輝度ムラの発生を抑制することが可能になる。また、少ない発光管支持体数で多くの発光管を支持することが可能になる。
本発明によれば、他方の発光管支持体が、一方の発光管支持体によって支持された発光管の配列方向の両側それぞれに配置された発光管の少なくとも各1本を支持する構成とすることとしたので、一対の発光管支持体の双方が他の発光管支持体の配列方向の両側それぞれに配置された発光管の少なくとも各1本を支持することになるので、輝度ムラの発生をさらに抑制することができる。
本発明によれば、略平行に配列された複数の発光管の直管部分を、直管部分の管軸方向に並置された複数対の発光管支持体で支持する場合に、対をなす一方の発光管支持体が他方の発光管支持体によって支持された発光管の配列方向の両側それぞれに配置された発光管の少なくとも各1本を支持する構成とすることとしたので、発光管を長管化した場合であっても、一方の発光管支持体を適宜長ごとに順次配置することで、発光管の機械的強度が小さいときでも、輝度ムラの発生を抑制することが可能になる。
本発明によれば、複数の発光管のうちの相隣する1本又は複数本の発光管おきに、対をなす一方の発光管支持体と他方の発光管支持体とが該1本又は複数本の発光管を交互に支持する構成とすることとしたので、対をなす発光管支持体が規則的に発光管を支持することになるので、発光管を支持する部分の位置の偏りがなくなって輝度ムラの発生を抑制することができる。
本発明によれば、発光管支持体を取り付けるためのシャーシを設け、シャーシと発光管支持体とを相互に係止して固定する構成としたので、発光管のシャーシに対する位置が係止と同時に決定される。したがって、発光管支持体をシャーシに取り付ける作業が極めて簡単である。
本発明によれば、発光管支持体が、発光管を支持する部分の間を連結するための連結部を有しており、連結部のシャーシと向かい合う面に複数の突起を設け、また、シャーシに複数の孔を設ける構成とし、突起を孔に嵌め込むことによって、シャーシと発光管支持体とを係止することとしたので、極めて簡単に発光管支持体をシャーシに取り付けることができる。また、発光管支持体とシャーシとの位置ズレの発生を防止することができる等、優れた効果を奏する。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1に係る液晶表示装置を示す斜視図である。
本発明に係る液晶表示装置は、液晶パネル(10)と本発明の光源装置であるバックライト装置(20)とがモジュール化された表示モジュール1が前面キャビネット2及び背面キャビネット3によって形成された空間内に配置されている。表示モジュール1は、表示モジュール1の外寸と適合する寸法を有する図示しない支持枠に固定されている。支持枠には、支持枠の上下に対向する2辺間を連結するように、上下方向に伸びる2本の支柱が固定され、支柱にスタンド4が取り付けられている。
図1は本発明の実施の形態1に係る液晶表示装置を示す斜視図である。
本発明に係る液晶表示装置は、液晶パネル(10)と本発明の光源装置であるバックライト装置(20)とがモジュール化された表示モジュール1が前面キャビネット2及び背面キャビネット3によって形成された空間内に配置されている。表示モジュール1は、表示モジュール1の外寸と適合する寸法を有する図示しない支持枠に固定されている。支持枠には、支持枠の上下に対向する2辺間を連結するように、上下方向に伸びる2本の支柱が固定され、支柱にスタンド4が取り付けられている。
図2は本発明の実施の形態1に係る表示モジュールの構成を示す分解斜視図である。
表示モジュール1は、液晶パネル10を、背面側からバックライト装置20、正面側から枠体40で挟持された構造を有する。
表示モジュール1は、液晶パネル10を、背面側からバックライト装置20、正面側から枠体40で挟持された構造を有する。
液晶パネル10には一対の透明板が対向配置され、その間隙内に液晶物質が封入された液晶層が形成されている。一方の透明板にはマトリックス状に配置されたITO、NESAなどの透明性の画素電極と、画素電極への電荷の供給を制御するためのTFTとが形成されており、他方の透明板にはコモン電極と呼ばれる透明性の共通電極が形成されている。
TFTのゲート及びソースは、それぞれゲートドライバ及びソースドライバの各出力段に接続されている。液晶パネル10は、ゲートドライバから入力されたゲート信号によって各画素のオン/オフが制御され、ソースドライバから入力されたデータ信号をオン期間に各画素へ印加することによって、液晶物質の電気光学特性によって決定される光透過率を制御する。
液晶パネル10の背面には、直管部分が略平行に配列された複数の発光管を備えるバックライト装置20が配置されている(詳細は後述する)。発光管には、寿命が長く自然光に近い白色光が発光され、発生する熱が小さいCCFLが用いられる。
液晶パネル10の前面には、横長矩形状の枠体40が配置されている。枠体40の長辺側の辺縁には、バックライト装置20に係止するための係止部40aが設けられている。係止部40aには貫通孔が、貫通孔に対応するバックライト装置20の位置には、螺子孔が配された突起部20aが設けられており、貫通孔を介して螺子50を螺子孔に螺嵌することによって、液晶パネル10をバックライト装置20及び枠体40で挟持する。
図3は本発明の実施の形態1に係るバックライト装置の構成を示す分解斜視図、図4は図3のIV−IV線における構造断面図、図5は図3のV−V線における構造断面図である。
図中21は、前面が開口された直方体状の箱体(バックライトシャーシ)であり、バックライトシャーシ21の内壁に反射膜24が形成されている。反射膜24は、例えば、アルミなどの光反射性に優れた材料を蒸着することにより形成される。
図中21は、前面が開口された直方体状の箱体(バックライトシャーシ)であり、バックライトシャーシ21の内壁に反射膜24が形成されている。反射膜24は、例えば、アルミなどの光反射性に優れた材料を蒸着することにより形成される。
また、バックライトシャーシ21は、側壁の開口側に段部21bを有している。段部21bには、光学シート22が配置され、上側から光学シート22の面積より小さな面積の開口部を有する枠体23を配置し、枠体23がビスなどでバックライトシャーシ21に取り付けられる。光学シート22は、例えば、拡散板、拡散シート及びプリズムシートなどの積層体であって、光学シート22の段部21bへの配置を容易にすべく、段部21bが光学シート22の形状と相似していることが好ましい。
バックライトシャーシ21には、発光管支持体であるランプクリップ25−1,25−2,…,25−6(以下、区別が不要なときはランプクリップ25というときがある)が横向き状態で縦方向に並置されている。ランプクリップは、略平行に配列された複数のCCFLの直管部分を、直管部分の管軸方向に並置された一対の発光管支持体で支持する。ランプクリップ25は、図6に示すように、CCFLを把持するための所定間隔で配置された把持部27,27,…の脚部を、板状の連結部26で連結している。また、把持部27,27,…を設けた面の反対面側の連結部26には、バックライトシャーシ21に係止するための係止部28,28,…が所定間隔で配置されている。
係止部28は、隣り合う把持部27,27の間に設ければよいが、本例のように把持部27,27の中間位置(図中x1=x2)に配置することにより、作業者が押圧すべき係止部28の位置と両隣の把持部27,27との距離マージンが最適化されるので、作業者が把持部27,27に触れる弊害の発生を抑制することができる。また、係止部28が設けられた位置に対応する表面側の位置には、係止部28が設けられていることを示すマーク29が設けられている。
ランプクリップ25−1,25−3,25−5には、CCFL50−1,50−3,50−5,50−7が、ランプクリップ25−2,25−4,25−6には、CCFL50−2,50−4,50−6,50−8が各ランプクリップの把持部27で固定されている。つまり、各ランプクリップ25の把持部27は、複数のCCFL50−1,50−2,…,50−8を1つおきに把持するように設けられている。つまり、ランプクリップ25−1とランプクリップ25−2とが、ランプクリップ25−3とランプクリップ25−4とが、ランプクリップ25−5とランプクリップ25−6とが、それぞれ一対のランプクリップとなり、合計3対のランプックリップでCCFL50−1,50−2,…,50−8を支持する構成をなしている。
このような構成では、例えば、対をなす一方のランプクリップ25−1に着目すると、ランプクリップ25−1が支持するCCFL50−3の配列方向の両側それぞれのCCFL50−2,50−4は、対をなす他方のランプクリップ25−2によって支持される。したがって、CCFLを支持する部分(把持部)が直線的に連続して並ぶことがなくなり、輝度ムラの発生を抑制することが可能になる。また、バックライト装置1台あたりに必要なランプクリップの数を削減することができ、その結果として組立作業に要する時間を削減することができる。
次に、上述したバックライト装置20の製造方法について説明する。図7は本発明の実施の形態1に係るバックライト装置の製造方法を示す図である。
先ず、数mm厚のステンレス製の金属板をプレス加工し、千鳥パターンの貫通孔21a,21a,…がX方向及びY方向の2方向に形成されたバックライトシャーシ21を用意する。そして、図7(a)に示すように、ランプクリップ25−1,25−2,…,25−6に設けられた係止部28を、対応する貫通孔21aに挿入して係止する。具体的には、ランプクリップ25を1つおきに向きを反転させてバックライトシャーシ21に係止する。ランプクリップ25には、係止部28が設けられている位置を示すマーク29が設けられているので、作業者は、マーク29によって、押圧すべき係止部28の位置を把握し、ランプクリップ25をバックライトシャーシ21に確実に係止することができる。
そして、図7(b)に示すように、CCFL50−1,50−3,50−5,50−7をランプクリップ25−1,25−3,25−5の把持部27に、CCFL50−2,50−4,50−6,50−8をランプクリップ25−2,25−4,25−6の把持部27に嵌め込む。このようにして、ランプクリップ25−1,25−2,…,25−6の各把持部27は、複数のCCFL50−1,50−2,…,50−8を1つおきに把持する。
以上詳述したように、本発明によれば、縦方向(Y方向)には1つのランプクリップ25を配置すればよいので、ランプクリップの個数を削減することができる。特に、大型化、大画面化に伴って、バックライト装置に使用されるCCFLの個数が増加することが考えられるが、大画面化された場合に効果がより顕著となる。
また、係止部28の位置を示すマーク29がランプクリップ25に設けられていることから、作業者はマーク29位置の連結部26を上側から押圧してランプクリップ25をバックライトシャーシ21に固定するので、把持部27が掴まれることを防止することができ、把持部27が折れたり、曲がったりすることはない。なお、マーク29の上側をCCFL50−1,50−2,…,50−8が覆うことになるので、マーク29が輝度ムラへ影響することはない。
さらに、把持部27が1つおきの千鳥パターンで配置されることになるので、把持部27が直線的に連続して並ぶことによる輝度ムラの発生を抑制することができる。
(実施の形態2)
図8は本発明の実施の形態2に係るランプクリップを示す斜視図である。
本発明の実施の形態2に係るランプクリップは、CCFLを把持するための把持部27,27,…と、把持部27,27,…の脚部を連結する板状の連結部26と、把持部27,27,…を設けた面の反対面側の連結部26に設けられたバックライトシャーシ21に係止するための係止部28,28,…と、把手部30,30,…とを備える。係止部28は、実施の形態1と同様に、隣り合う把持部27,27の中間位置に設けられていることが好ましい。
図8は本発明の実施の形態2に係るランプクリップを示す斜視図である。
本発明の実施の形態2に係るランプクリップは、CCFLを把持するための把持部27,27,…と、把持部27,27,…の脚部を連結する板状の連結部26と、把持部27,27,…を設けた面の反対面側の連結部26に設けられたバックライトシャーシ21に係止するための係止部28,28,…と、把手部30,30,…とを備える。係止部28は、実施の形態1と同様に、隣り合う把持部27,27の中間位置に設けられていることが好ましい。
また、係止部28が設けられた位置に対応する表面側の位置には、係止部28が設けられていることを示すマーク29が設けられ、把手部30は、把持部27,マーク29の中間位置に設けられる。把手部30は、先端に向かって軸断面が小さくなる円柱状(円錐状)の形状をなし、周方向に複数の溝30aが設けられている。なお、把手部30は、隣り合う把持部27,27の間の適宜の位置に設ければよい。
したがって、上述したランプクリップをバックライト装置に用いる場合には、図9に示すように、ランプクリップに設けた把手部30が光学シート22を支持するための支持部として機能し、把手部(支持部)30が光学シート22を複数の位置で支持することから、CCFL50−1,50−2,…,50−8と光学シート22との距離が位置によって変わることがなく、さらに輝度ムラを抑制することができる。
また、作業者に、この把手部30を掴んでバックライトシャーシ21への取付作業を行なわせることができ、さらに、把手部30に複数の溝30aを設けたことから、溝30aが滑り止めとして機能して取付作業がより容易になる。
なお、実施の形態2においては、周面に複数の溝30aを有する把手部30が設けられたランプクリップについて説明したが、ランプクリップの把手部の形状が、作業者にとって作業し易く、滑り止めとして機能するような形状であれば、把手部の形状について限定されるものではない。例えば、図10に示すように、周面に一対の凹部31aを有する把手部31がランプクリップに設けられていてもよく、把手部31に一対の凹部31a,31aを設けた場合も、作業者に、凹部31a,31aを掴んでランプクリップのバックライトシャーシ21への取付作業を行なわせることができ、取付作業が容易になる。
なお、各実施の形態では、バックライト装置として組み立てた場合に、把持部27が1つおきの千鳥パターンとなる形態について説明したが、対をなす一方のランプクリップが支持する相隣するCCFLの数と、他方のランプクリップが支持する相隣するCCFLの数とが同数であれば、薄型設計時でもランプクリップに設けた把持部に起因する輝度ムラの発生を抑制することができる。
例えば、相隣する2つのCCFLが、CCFLの配列方向に並べられた2つの把持部によって把持されるランプクリップを用いてバックライト装置を構成するようにしてもよい。具体的には図11に示すように、対をなす一方のランプクリップ25−1,25−3,25−5には、CCFL50−1,50−2,50−5,50−6が、対をなす他方のランプクリップ25−2,25−4,25−6には、CCFL50−3,50−4,50−7,50−8が各ランプクリップの把持部27で固定されていてもよい。つまり、各ランプクリップの把持部27を、相隣する複数のCCFL50−1,50−2,…,50−8を2つおきに把持するように設けてもよい。
1 表示モジュール
10 液晶パネル
20 バックライト装置
21 バックライトシャーシ
21a 貫通孔
22 光学シート
25(25−1,25−2,…,25−6) ランプクリップ
26 連結部
27 把持部
28 係止部
50−1,50−2,…,50−8 CCFL
30,31 把手部
30a 溝
31a 凹部
10 液晶パネル
20 バックライト装置
21 バックライトシャーシ
21a 貫通孔
22 光学シート
25(25−1,25−2,…,25−6) ランプクリップ
26 連結部
27 把持部
28 係止部
50−1,50−2,…,50−8 CCFL
30,31 把手部
30a 溝
31a 凹部
Claims (6)
- 直管部分が略平行に配列された複数の発光管と、
前記直管部分の管軸方向に並置され、該直管部分を支持する一対の発光管支持体とを備え、
一方の発光管支持体は、他方の発光管支持体によって支持された発光管の配列方向の両側それぞれに配置された発光管の少なくとも各1本を支持していること
を特徴とする光源装置。 - 前記他方の発光管支持体は、
前記一方の発光管支持体によって支持された発光管の配列方向の両側それぞれに配置された発光管の少なくとも各1本を支持していること
を特徴とする請求項1に記載の光源装置。 - 直管部分が略平行に配列された複数の発光管と、
前記直管部分の管軸方向に並置され、該直管部分を支持する複数対の発光管支持体とを備え、
対をなす発光管支持体のうちの一方の発光管支持体は、他方の発光管支持体によって支持された発光管の配列方向の両側それぞれに配置された発光管の少なくとも各1本を支持していること
を特徴とする光源装置。 - 前記複数の発光管のうちの相隣する1本又は複数本の発光管おきに、該1本又は複数本の発光管を前記一方の発光管支持体と前記他方の発光管支持体とが交互に支持していること
を特徴とする請求項3に記載の光源装置。 - 前記発光管支持体を取り付けるためのシャーシを備え、
該シャーシと前記発光管支持体とが相互に係止されていること
を特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1つに記載の光源装置。 - 前記発光管支持体は、
前記発光管を支持する部分の間を連結するための連結部を有し、
該連結部の前記シャーシと向かい合う面に複数の突起が設けられ、前記シャーシに複数の孔が設けられ、前記複数の突起と前記複数の孔とが係止されていること
を特徴とする請求項5に記載の光源装置。
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JP2006016244A JP2007200651A (ja) | 2006-01-25 | 2006-01-25 | 光源装置 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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