JP2007200612A - 照明ユニットおよび照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】効率よく光を取り出し、照明領域をより均一に照明することができ、低コストで製作し得る照明ユニットおよび照明装置を提供する。
【解決手段】 照明装置100は、筒状部材10と、光源体20と、端面部材30と、反射板40とから構成される。筒状部材10の内周面に先端が鋭角である複数の突部11が形成される。この突部11は、筒状部材10の長手方向に対して所定間隔をおき横方向に帯状とされ、筒状部材10と同一材料で一体に成型され、また、突部11の間の底辺は凹形の曲面、例えば半円形に形成されており、突部11の先端は、15〜60度の角度で形成される。
【選択図】 図2

Description

本発明は、一端または両端に光源を配置する管状照明装置、特に、発光ダイオード(LED)を光源として用いられた照明ユニットおよび照明装置に関する。
従来、管状照明装置としては、蛍光管などの放電管や、LEDチップを多数、アレイ状に並べたLEDアレイが用いられている。
近年、発光ダイオードを光源とする管状照明装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
図12は、発光ダイオードを光源とする管状照明装置の例を示す図である。この場合、照明装置において、1は筒状をなすとともにその外周面1aが透明又は半透明の光取出面を構成する光伝達部材、2はその筒状の光伝達部材1の軸方向に沿う開放端に配置され、該光伝達部材1の内部空間3に軸方向に沿って指向性を有する光を発生させるLEDランプ等の光源体、4は前記光伝達部材1の内周面1cに、該光伝達部材1の内部空間3に向って、半径方向に突出する突部4aを点在した状態で形成した透明又は半透明の突部形成体である。
光伝達部材1の材質は、ガラス又はプラスチック、例えばポリカーボネートを用いた。他方、突部形成体4は、シリコーンゴムを用いた。この場合、シリコーンゴムを光伝達部材1の内周面1cに適宜の機械的手段で図示のごとく軸方向に対して所定間隔をおいて横方向に帯状の突条の突部4aを形成するように塗布する。シリコーンゴム自体の接着性により光伝達部材1の内周面1cに付着されるとともに硬化状態で突部4aを内周面1cに点在した配置状態で維持することができる。
これにより、突部において光を乱反射させることができ、直進性を有する光源からの光を光伝達部材1の側壁から外部へ照射させることができる。
特許第3243466号公報
しかし、上述した従来の照明装置は、突部形成体4にシリコーンゴムを用いるため、透明度が低下し、この突部形成体4が設けられた部分が黒くなるという問題点がある。また、シリコーンゴムを塗布して突部形成体4を形成する際に、突部形成体4以外の筒状光伝達部材の内表面にもシリコーンゴムが薄く塗布されるため、透明度が低下し、光の取り出しを影響するという問題点がある。
また、シリコーンゴムを塗布して突部形成体4を形成するため、塗布、硬化等複雑な製造過程が必要となるので、生産コストが高く、生産効率が悪いという問題がある。
そこで、本発明は、このような問題点を考慮してなされたもので、効率よく光を取り出し、照明領域をより均一に照明することができ、低コストで製作し得る照明ユニットおよび照明装置を提供することを目的とする。
本発明に係る照明装置は、透明または半透明樹脂から成型され、内周面の長手方向に対して所定間隔を置いて幅方向に帯状とされ、先端が鋭角である多数の突部が列設される2つの半筒状部材を組み立てて構成される筒状部材と、前記筒状部材の内部へ照射するように前記筒状部材の一端または両端に配置される光源体とを備えるものである。
また、本発明に係る照明装置は、透明または半透明樹脂から成型され、内周面の長手方向に対して所定間隔を置いて幅方向に帯状とされ、先端が鋭角である多数の突部が列設される2つの半筒状部材を組み立てて構成される筒状部材と、前記筒状部材の内部へ照射するように前記筒状部材の一端または両端に配置される光源体と、前記筒状部材の両端にそれぞれ配置され、互いに嵌合可能な凸部または凹部を有する端面部材と、前記筒状部材の両端に配置され端面部材に着脱可能に装着され、前記光源体への配線手段とを備えるものである。
例えば、前記突部の間の底辺をフラット状、または凹形の曲面にする。また、前記多数の突部のうち所定数の突部がほかより高く形成され、かつ前記筒状部材の中央に位置する突部は、最も高く形成される。また、前記筒状部材の外周面には、長手方向に沿って多数の帯状または点状の凸部が形成される。
また、前記筒状部材の一端または両端に、光を前記筒状部材の内部へ反射させる反射板を設ける。
また、前記筒状部材は、楕円形断面もしくは長円形断面を有する。
また、前記光源体は、発光ダイオードであり、乾電池を発光ダイオードの電源とする。
また、本発明に係る照明ユニットは、透明または半透明樹脂から成型され、内周面の長手方向に対して所定間隔を置いて幅方向に帯状とされ、先端が鋭角である多数の突部が列設される2つの半筒状部材を組み立てて構成される筒状部材と、前記筒状部材の内部へ照射するように前記筒状部材の一端または両端に配置される光源体と、前記筒状部材の両端にそれぞれ配置され、接続部を有する端面部材と、前記光源体への配線手段とを備えるものである。
例えば、前記突部の間の底辺をフラット状、または凹形の曲面にする。
また、本発明に係る照明装置は、照明ユニットを複数用い連結してからなる。
本発明においては、透明または半透明樹脂から成型される筒状部材の内表面に多数の突部が形成され、これらの突部は、筒状部材の長手方向に対して所定間隔を置いて幅方向に帯状とされ、筒状部材と同一材料で一体に成型される。
これにより、シリコーンゴムを用いずに、突部を有する部分が黒くならず、照明領域をより均一に照明することが可能となる。また、シリコーンゴムの塗布、硬化等の複雑な製造過程が必要とせず、低コストで製作することが可能となる。
また、突部の先端部は、鋭角に形成されるため、多方向に光が反射し、効率よく光を乱反射することが可能となる。また、突部と突部の間隔を狭くすると繊細でシャープな光になり、一方間隔を広くすると優しいやわらかな光を得られる。また、突部の間の底辺を凹形の曲面にすることで、光をより多く取り出すことが可能となる。また、突部の先端部は、鋭角であるため、光の熱を蓄熱しにくい。さらに、複数の突部のうち所定数の突部がほかより高く形成され、かつ筒状部材の中央に位置する突部は、最も高く形成されるため、光の乱反射量を増加させ、光をより多く取り出すことが可能となる。
また、筒状部材の外周面には、長手方向に沿って多数の帯状または点状の凸部が形成されることで、拡光効果を向上することが可能となる。
また、複数の同様構成を有する照明ユニットを連結して照明装置を構成する。これによって、照明装置の長さを比較的に自由に設定することが可能となる。また、必要に応じてワット数の高い照明装置を容易に構成する。
また、筒状部材の断面を楕円形断面もしくは長円形断面にすることで、楕円形断面もしくは長円形断面の短軸方向から効率よく光を取り出すことが可能となる。
本発明によれば、筒状部材の内表面に多数の突部が形成され、これらの突部は、筒状部材の長手方向に対して所定間隔を置いて幅方向に帯状とされ、筒状部材と同一材料で一体に成型されることで、輝度むらをなくし、照明領域をより均一に照明することができ、さらに効率よく取り出すことができる。また、従来のようなシリコーンゴムの塗布、硬化等の複雑な製造過程が必要とせず、低コストを図ることができる。
また、突部の先端部は、鋭角に形成されるため、多方向に光が反射し、効率よく光を乱反射することができる。また、突部と突部の間隔を狭くすると繊細でシャープな光になり、一方間隔を広くすると優しいやわらかな光を得られる。また、突部の間の底辺を凹形の曲面にすることで、光をより多く取り出すことができる。また、突部の先端部は、鋭角であるため、光の熱を蓄熱しにくい。さらに、複数の突部のうち所定数の突部がほかより高く形成され、かつ筒状部材の中央に位置する突部は、最も高く形成されるため、光の乱反射量を増加させ、光をより多く取り出すことができる。
また、筒状部材の外周面には、長手方向に多数の帯状または点状の凸部が形成されることで、拡光効果を向上することができる。また、筒状部材の断面を楕円形断面もしくは長円形断面にすることで、楕円形断面もしくは長円形断面の短軸方向から効率よく光を取り出すことが可能である。
また、発光ダイオード光源を用いることで、消費電力も小さく、蛍光灯に代えて、安全に用いることができる。
また、必要に応じて複数の同様構成を有する照明ユニットを連結してワット数の高い照明装置を容易に構成することができる。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態の照明ユニットおよび照明装置について説明する。ここで、例として両端に発光ダイオード光源を有する場合を説明する。
図1は、第1の実施の形態の照明装置の構成を示す斜視図である。図2は、第1の実施の形態の照明装置の構成を示す断面図である。図3は、照明装置100の構成を示すA−A断面図である。
図1、図2および図3に示すように、照明装置100は、筒状部材10と、光源体20と、端面部材30と、反射板40とから構成されている。
筒状部材10は、透明または半透明樹脂から成型される2つの半筒状部材10a,10bより接着して構成される。接着は、接着剤を用いて、または超音波溶接を用いて行うことが考えられる。また、筒状部材10の内周面に先端が鋭角である複数の突部11が形成される。この突部11は、筒状部材10の長手方向に対して所定間隔をおき横方向に帯状とされ、筒状部材10と同一材料で一体に成型される。ここで、2つの半筒状部材10a,10bを同一金型で成型することで、コストを抑えることができる。筒状部材10の材質は、例えば透明性のウレタン、アクリル樹脂、または透明性、耐衝撃性、耐燃性に優れたポリカーボネートが望ましい。
また、突部11の間の底辺は凹形の曲面、例えば半円形に形成されている。これにより、突部11の間の底辺での光反射が少なくなり、光の外部への出射量が多くなる。また、突部11の間は所定距離を有するようになされている。突部11の間の距離は筒状部材10の直径に比例する。また、突部11の先端の角度θ(先端部が曲面状に形成される場合、突部11の両側辺より形成された角度)は、90度以下に、例えば15〜60度に形成されるのが望ましい。突部11の先端の角度θは、筒状部材10の直径に比例して設計される。この例においては、突部11の先端の角度θを25度とした。
光源体20は、発光ダイオード(LED)である。一端に7個の発光ダイオードが配置されている。なお、発光ダイオードの代わりに他の指向性ないし直進性の強い光源体を用いてもよい。
端面部材30は、透明または半透明樹脂から形成される。この端面部材30の嵌合部34は筒状部材10の端部14に嵌合することができる。嵌合部34には位置決め用凸部35が設けられ、嵌合する際に筒状部材10の端部14に設けられた切欠部35に挿入して位置決めを行う。また、端面部材30に配線用切欠部36が設けられている。端面部材30と筒状部材10とは、接着材を用いて、または超音波溶接を用いて接続される。また、端面部材30は、筒状部材10の端部を封止すると共に、光源体20を取付するための光源体取付部30aを有する。光源体取付部30aには、光源体20を装着するための取付孔が設けられている。端面部材30の材質は、例えばウレタン、または透明性、耐衝撃性、耐燃性に優れたポリカーボネートが望ましい。
反射板40は、少なくとも片面に光を反射させるための鏡面を有する。この反射板40は、端面部材30の外端に取り付けられる。ここで、平板状の反射板40を用いたが、これに限定されるものではない。例えば、蓋状に形成して、端面部材30の外周面、または内周面に嵌合して装着するようにしてもよい。
また、図3に示すように、半筒状部材10a,10bの継ぎ目の位置に電力を供給するための配線部材21,22が配置され、配線部材21,22はそれぞれ筒状部材10の両端に配置された光源体20のプラス端子とマイナス端子に接続される。配線部材21,22が筒状部材10の外表面に配置されるため、放熱効果を向上することが可能である。
なお、この例では、配線部材21,22が筒状部材10の外表面に配置されているが、これに限定されるものではない。例えば、配線部材21,22を外部に露出させず、半筒状部材10a,10bの継ぎ目の中に配設するようにしてもよい。また、配線部材21,22を電源としての乾電池に接続して、簡単に小型の照明装置を構成することができる。
図4は、照明装置100の光拡散状態を示す局部拡大図である。この図4において、片方からの光のみを示しているが、他方からの光も同じ原理で拡散される。図4に示すように、光源体20からの光は、突部11により拡散されて筒状部材10の外部へ照射するようになる。突部11は筒状部材10と同一材料で一体に成型され、また、突部11の間を所定距離にし、さらに、突部11の先端を15〜60度の角度にすることで、内部の光をより効果的に取り出すことができる。また、突部11の間の底辺は凹形の曲面、例えば半円形に形成されているため、突部11の間の底辺での光反射が少なくなり、光の外部への出射量が多くなる。
このように本実施の形態においては、照明装置100は、筒状部材10と、光源体20と、端面部材30と、反射板40とから構成される。筒状部材10の内周面に先端が鋭角である複数の突部11が形成される。この突部11は、筒状部材10の長手方向に対して所定間隔を置いて幅方向に帯状とされ、筒状部材10と同一材料で一体に成型され、また、突部11の間の底辺は凹形の曲面、例えば半円形に形成されており、また、突部11の先端を15〜60度の角度にする。
これにより、輝度むらをなくし、照明領域をより均一に照明することができ、さらに突部11の間の底辺は半円形に形成されることで、壁の厚さを薄く形成することができ、光を効率よく取り出すことができる。また、突部11の先端部は、鋭角であるため、光の熱を蓄熱しにくい効果が得られる。
また、従来のようなシリコーンゴムの塗布、硬化等の複雑な製造過程が必要とせず、低コストを図ることができる。
また、発光ダイオード光源を用いることで、修繕回数を大幅に減少し、連続して長時間の照明が可能となり、電気消費量が低くなり、照度を自在に高めることが可能で、形状も自由とすることができ、LEDの効果的使用によりコストダウンを図ることができる。
次に、本発明の第2の実施の形態の照明装置について説明する。図5は、第2の実施の形態の照明装置の構成を示す断面図である。
図5に示すように、照明装置200は、筒状部材10と、光源体20と、端面部材30と、反射板40とから構成されている。
筒状部材10は、透明または半透明樹脂から形成される2つの半筒状部材10a,10bより接着して構成される。接着は、接着剤を用いて、または超音波溶接を用いて行うことが考えられる。また、筒状部材10の内周面に先端が鋭角である複数の突部11が形成される。この突部11は、筒状部材10の長手方向に対して所定間隔をおき横方向に帯状とされ、筒状部材10と同一材料で一体に成型される。
また、突部11の間は所定距離を有するようになされている。また、突部11の間の底辺は直線状に形成されており、突部11の先端の角度θ(先端部が曲面状に形成される場合、突部11の両側辺より形成された角度)は、90度以下に、例えば15〜60度に形成されるのが望ましい。この例においては、突部11の先端の角度θを25度とした。
また、光源体20、端面部材30、および反射板40の構成は、照明装置100と同様である。この場合、突部11の間の底辺は直線状であるため、金型の設計が容易になる利点がある。
図6は、照明装置200の光拡散状態を示す局部拡大図である。図6に示すように、光源体20からの光は、突部11により拡散されて筒状部材10の外部へ照射するようになる。突部11は筒状部材10と同一材料で一体に成型され、また、突部11の間を所定距離にし、さらに、突部11の先端を15〜60度の角度にすることで、内部の光をより効果的に取り出すことができる。
また、突部11の間の底辺12Aはフラット状(直線状)であるため、突部11の間の底辺12Aで光が内部への反射量は上述した曲面の場合より多いと考えられるが、前述した従来の照明装置より光の取り出し効率がよい。
このように本実施の形態においては、照明装置200は、筒状部材10と、光源体20と、端面部材30と、反射板40とから構成される。筒状部材10の内周面に先端が鋭角である複数の突部11が形成される。この突部11は、筒状部材10の長手方向に対して所定間隔を置いて幅方向に帯状とされ、筒状部材10と同一材料で一体に成型され、突部11の先端は、15〜60度の角度で形成される。
これにより、輝度むらをなくし、照明領域をより均一に照明することができ、さらに効率よく取り出すことができる。また、突部11の先端部は、鋭角であるため、光の熱を蓄熱しにくい効果が得られる。
また、従来のようなシリコーンゴムの塗布、硬化等の複雑な製造過程が必要とせず、低コストを図ることができる。また、発光ダイオード光源を用いることで、消費電力も小さく、蛍光灯に代えて、安全に用いることができる。
次に、本発明の第3の実施の形態の照明装置について説明する。図7は、第3の実施の形態の照明装置300の構成を示す図である。図7において、照明装置300の断面を示している。
図7に示すように、照明装置300は、筒状部材10と、光源体20と、端面部材30と、反射板40とから構成されている。
筒状部材10は、透明または半透明樹脂から形成される2つの半筒状部材10a,10bより接着して構成される。接着は、接着剤を用いて、または超音波溶接を用いて行うことが考えられる。また、筒状部材10の内周面に先端が鋭角である複数の突部11,11a,11b,11c,11d,11eが形成される。これらの突部11,11a,11b,11c,11d,11eは、筒状部材10の長手方向に対して所定間隔をおき横方向に帯状とされ、筒状部材10と同一材料で一体に成型される。
この例において、突部11の高さをhとし、突部11aの高さをh1、突部11bの高さをh2、突部11cの高さをh3、突部11dの高さをh2、突部11eの高さをh4とする。ここで、h<h1<h2<h3<h4である。また、h4は筒状部材10の内径より小さい。
また、突部11の先端の角度(先端部が曲面状に形成される場合、突部11の両側辺より形成された角度)をθとし、突部11aの先端の角度をθ1、突部11bの先端の角度をθ2、突部11cの先端の角度をθ3、突部11dの先端の角度をθ2、突部11eの先端の角度をθ4とする。ここで、90度>θ>θ1>θ2>θ3>θ4である。
また、端面部材30の光源体取付部30aは、透明基板(ベースのみ透明)で形成される。この光源体取付部30aは、接着等方法で端面部材30に装着される。この場合、光源体20は透明基板に実装される。また、LEDの位置を調整してより大量な光を内部に閉じこめるようにすることが可能である。
また、光源体20および反射板40の構成は、照明装置100と同様である。
このように本実施の形態においては、照明装置300は、筒状部材10と、光源体20と、端面部材30と、反射板40とから構成される。筒状部材10の内周面に先端が鋭角である複数の突部11,11a,11b,11c,11d,11eが形成される。これらの突部11,11a,11b,11c,11d,11eは、筒状部材10の長手方向に対して所定間隔を置いて幅方向に帯状とされ、筒状部材10と同一材料で一体に成型される。
これにより、輝度むらをなくし、照明領域をより均一に照明することができ、さらに効率よく取り出すことができる。また、突部11,11a,11b,11c,11d,11eの先端部は、鋭角であるため、光の熱を蓄熱しにくい効果が得られる。さらに、異なる高さを有する突部を設け、かつ筒状部材10の中央に位置する突部11eは、最も高くすることで、光が突部11a,11b,11c,11d,11e等の先端部に当たって乱反射されて、光の乱反射量を増加させることでき、光をより多く取り出すことができる。
図8は、筒状部材10の他の構成例を示す図である。この図8において、筒状部材10の局部横断面を示している。
この場合、筒状部材10の外表面において、長手方向にレンズ機能を有する複数の帯状の凸部13が形成されていること以外に、前述した照明装置100、200、または300の構成と同様である。なお、筒状部材10の外表面に、レンズ機能を有する複数の点状の凸部が形成されるようにしてもよい。
これにより、輝度むらをなくし、照明領域をより均一に照明することができ、光を効率よく取り出すことができると共に、筒状部材10の外表面に形成された帯状の凸部により拡光効果を向上し、より明るい照明装置を得ることができる。
また、図8に示すように、配線部材21は、半筒状部材10a,10bの継ぎ目の中に配設される。この場合、半筒状部材10a,10bの成型時に予め突部11の根元の位置に配線用孔部を形成する。組立時に配線部材21,22を挿入して配線する。
次に、本発明の第4の実施の形態の照明装置について説明する。図9は、第4の実施の形態の照明装置の構成を示す断面図である。図9において、照明装置400の2つの照明ユニットを接続される前の状態を示している。図10は、照明装置400の2つの照明ユニットを接続された状態を示す局部拡大図である。
図9に示すように、照明装置400は、複数の照明ユニットから構成されるものである。この場合、照明ユニットの間に、光を反射させる反射板が設けられる。各照明ユニットは、筒状部材10と、光源体20と、配線手段21,22と、端面部材30A,30Bと、反射板40とから構成される。
筒状部材10は、前述した照明装置200の構成と同様である。また、端面部材30Aは、中央部に凸部31が形成されている。端面部材30Bは、中央部に凹部32が形成されている。端面部材30A,30Bは、凸部31、凹部32により互いに嵌合可能である。照明ユニットの両端(即ち、筒状部材10の両端)にそれぞれ凸部31および凹部32を有する端面部材30A,30Bが装着される。
配線手段21,22は、導電材からコ字型に形成され、筒状部材10に着脱可能に装着することができる。配線手段21,22は、筒状部材10に装着されると、筒状部材10の両端に配置された光源体20が電気的に接続され、配線手段21,22を介して光源体20に電力を供給することができる。
照明ユニットを連結する際に、凸部31と凹部32を有する2つの端面部材30A,30Bを嵌合させると、隣接する2つの照明ユニットの配線手段21,22がそれぞれ電気的に接続される(図10参照)。これにより、照明ユニットを連結する際、接線するための半田付けは不要となる。
また、反射板40は、両面に光を反射させるための鏡面を有し、直径は筒状部材10の内径より小さく形成される。反射板40の直径を小さくすることで、接続部空間の輝度むらをなくし、照明領域をより均一に照明することができる。また、反射板40の中央部に孔が設けられており、これにより端面部材30A,30Bの凸部31または凹部32の外周面に装着することができる。照明ユニットを連結する際に、隣接する2つの照明ユニットの間に1つの反射板40を設けるようになされる。
このように本実施の形態においては、照明装置400は、複数の照明ユニットから構成され、各照明ユニットは、筒状部材10と、光源体20と、配線手段21,22と、端面部材30A,30Bと、反射板40とから構成される。筒状部材10の内周面に先端が鋭角である複数の突部11が形成される。この突部11は、筒状部材10の長手方向に対して所定間隔を置いて幅方向に帯状とされ、筒状部材10と同一材料で一体に成型され、また、突部11の間の底辺は凹形の曲面、例えば半円形に形成されており、突部11の先端は、15〜60度の角度で形成される。
これにより、輝度むらをなくし、照明領域をより均一に照明することができ、光を効率よく取り出すことができると共に、必要に応じて大ワット数、例えば20W、40Wの照明装置を容易に構成することができる。
なお、上述実施の形態においては、筒状部材10が円筒状に形成されるものについて説明したが、これに限定されるものではない。例えば、図11に示す楕円形断面を有する筒状に、または、図12に示す長円形断面を有する筒状にしてもよい。この場合、楕円形断面または長円形断面の短軸方向の幅が小さいため、光の出射効率がよい。また、光源体20を一列に配置することができる。
また、上述した第1、第2、第3の実施の形態において、照明装置100、200、300には、照明装置400に用いられる端面部材30A,30Bを装着するようにしてもよい。
また、上述した第4の実施の形態において、照明装置400は、隣接する2つの照明ユニットの端面部材30A,30Bにより連結する場合について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、照明装置200のような照明ユニットを用いて、各照明ユニットの配線部材21,22をそれぞれ半田付けで接続してから透明パイプの中に挿入して固定するようにしてもよい。
この発明は、一端または両端に光源を配置する管状照明装置、特に、発光ダイオード(LED)を光源として用いられた照明装置に利用することができ、また、蛍光灯に代えて、安全、且つ省エネルギーの照明装置を提供する目的に利用できる。
第1の実施の形態の照明装置の構成を示す斜視図である。 第1の実施の形態の照明装置の構成を示す断面図である。 照明装置100の構成を示すA−A断面図である。 照明装置100の光拡散状態を示す局部拡大図である。 第2の実施の形態の照明装置の構成を示す断面図である。 照明装置200の光拡散状態を示す局部拡大図である。 第3の実施の形態の照明装置の構成を示す断面図である。 筒状部材10の他の構成例を示す局部拡大図である。 第4の実施の形態の照明装置の構成を示す断面図である。 照明装置400の2つの照明ユニットを接続された状態を示す局部拡大図である。 楕円形断面を有する筒状部材10の断面図である。 長円形断面を有する筒状部材10の断面図である。 従来の照明装置の構成を示す図である。
符号の説明
10 筒状部材
10a,10b 半筒状部材
11,11a,11b,11c,11d,11e 突部
12,12A 底辺
13 帯状の凸部
20 光源体
21,22 配線手段
30,30A,30B 端面部材
30a 光源体取付部
40 反射板
100,200,300,400 照明装置

Claims (11)

  1. 透明または半透明樹脂から成型され、内周面の長手方向に対して所定間隔を置いて幅方向に帯状とされ、先端が鋭角である多数の突部が列設される2つの半筒状部材を組み立てて構成される筒状部材と、
    前記筒状部材の内部へ照射するように前記筒状部材の一端または両端に配置される光源体とを備えることを特徴とする照明装置。
  2. 透明または半透明樹脂から成型され、内周面の長手方向に対して所定間隔をおき横方向に帯状とされ、先端が鋭角である多数の突部が列設される2つの半筒状部材を組み立てて構成される筒状部材と、
    前記筒状部材の内部へ照射するように前記筒状部材の一端または両端に配置される光源体と、
    前記筒状部材の両端にそれぞれ配置され、互いに嵌合可能な凸部または凹部を有する端面部材と、
    前記筒状部材の両端に配置され端面部材に着脱可能に装着され、前記光源体への配線手段とを備えることを特徴とする照明装置。
  3. 前記突部の間の底辺をフラット状、または凹形の曲面にすることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の照明装置。
  4. 前記多数の突部のうち所定数の突部がほかより高く形成され、かつ前記筒状部材の中央に位置する突部は、最も高く形成されることを特徴とする請求項3に記載の照明装置。
  5. 前記筒状部材の外周面には、長手方向に沿って多数の帯状または点状の凸部が形成されることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の照明装置。
  6. 前記筒状部材の一端または両端に、光を前記筒状部材の内部へ反射させる反射板を設けることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の照明装置。
  7. 前記筒状部材は、楕円形断面もしくは長円形断面を有することを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の照明装置。
  8. 前記光源体は、発光ダイオードであり、乾電池を発光ダイオードの電源とすることを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の照明装置。
  9. 透明または半透明樹脂から成型され、内周面の長手方向に対して所定間隔を置いて幅方向に帯状とされ、先端が鋭角である多数の突部が列設される2つの半筒状部材を組み立てて構成される筒状部材と、
    前記筒状部材の内部へ照射するように前記筒状部材の一端または両端に配置される光源体と、
    前記筒状部材の両端にそれぞれ配置され、接続部を有する端面部材と、
    前記光源体への配線手段とを備えることを特徴とする照明ユニット。
  10. 前記突部の間の底辺をフラット状、または凹形の曲面にすることを特徴とする請求項9に記載の照明ユニット。
  11. 請求項9または請求項10のいずれかに記載された照明ユニットを複数用い連結してからなることを特徴とする照明装置。
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