JP2007198998A - 非線形定数測定方法、及びスペクトラム強度測定装置 - Google Patents
非線形定数測定方法、及びスペクトラム強度測定装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007198998A JP2007198998A JP2006020186A JP2006020186A JP2007198998A JP 2007198998 A JP2007198998 A JP 2007198998A JP 2006020186 A JP2006020186 A JP 2006020186A JP 2006020186 A JP2006020186 A JP 2006020186A JP 2007198998 A JP2007198998 A JP 2007198998A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- measured
- probe
- intensity
- laser
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Optical Modulation, Optical Deflection, Nonlinear Optics, Optical Demodulation, Optical Logic Elements (AREA)
Abstract
【解決手段】ポンプレーザ2から出力された後に強度変調されたポンプ光と、プローブレーザ4から出力されたプローブ光とを、検体となる被測定光ファイバ20に入力する入力する処理と、被測定光ファイバ20を通過した信号のうち、ポンプ光による相互位相変調により位相変調されたプローブ光と、局発レーザ30から出力された後にプローブ光と偏光状態を同一とするために偏光状態を調整した局発光とのビート信号のスペクトラム強度を測定する処理と、測定したスペクトラム強度の最大値とサイドバンドのピーク値とにより式14に従ってプローブ光の位相変化を求め、求めた位相変化にもとづいて式3に従って非線形定数を決定する処理とを実行する。
【選択図】図1
Description
但し、式1において、「n」は光ファイバの屈折率、「n0」は光ファイバに光が入力されていない場合の光ファイバの屈折率、「n2」は非線形屈折率、「E」は光ファイバ内の電界強度である。
図4において、ポンプレーザ2の出力光は、発振器1から出力される電気信号によって、角周波数「ωm」で強度変調される。強度変調された光信号は、光増幅器3において所定の光レベルまで増幅された後に、偏光補償器15によって所定の偏光状態に調整され、光合波器6によって、プローブレーザ4の光出力信号が偏光補償器16を通って、直線偏光に調整された光信号と合波される。合波された光信号は、被測定光ファイバ20に入力される。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る非線形定数測定装置の構成を示すブロック図である。図1に示す非線形定数測定装置におけるスペクトラム強度を測定する処理を実行する部分は、スペクトラム強度測定装置である。なお、図1において、上述した図4に示す構成と同一構成の各部には、同一の符号を付与し、詳細な説明は省略する。
先ず、ポンプレーザ2の出力光である強度変調された光と、プローブレーザ4から出力された光とを、被測定光ファイバ20に入力する。このとき、上述した図4にて説明したように、ポンプレーザ2から出力された光の強度変調成分が、相互位相変調によってプローブレーザ4から出力された光に式5によって与えられる位相変調成分を生じさせる。
図3は、本発明の第2の実施形態に係る非線形定数測定装置の構成を示すブロック図である。図3に示す非線形定数測定装置におけるスペクトラム強度を測定する処理を実行する部分は、スペクトラム強度測定装置である。図3において、上述した図1に示す構成と同一構成の各部には、同一の符号を付与し、その詳細な説明は省略する。
2 ポンプレーザ
3 光増幅器
4 プローブレーザ
6,10,32 光合波器
7 光帯域濾波器
8 音響光学変調器
9,15,16,31 偏光補償器
11 光受信器
12 スペクトラムアナライザ
20 被測定光ファイバ
21 遅延用光ファイバ
30 局発レーザ
40,41 光サーキュレータ
40−1,40−2,40−3,41−1,41−2,41−3 ポート
42 光終端器
Claims (8)
- 光学部品の非線形定数を測定する非線形定数測定方法であって、
ポンプレーザから出力された後に強度変調されたポンプ光と、プローブレーザから出力されたプローブ光とを、検体となる被測定光学部品に入力する入力工程と、
前記被測定光学部品を通過した信号のうち前記被測定光学部品内において前記強度変調されたポンプ光により相互位相変調を受けたプローブ光と、局発レーザから出力された後に前記プローブ光と偏光状態を同一とするために偏光した局発光とのビート信号のスペクトラム強度を測定する測定工程と、
測定したスペクトラム強度の最大値とサイドバンドのピーク値とによりプローブ光の位相変化を求め、求めた位相変化にもとづいて非線形定数を決定する決定工程と、を備えた
ことを特徴とする非線形定数測定方法。 - 光学部品の非線形定数を測定する非線形定数測定方法であって、
ポンプレーザから出力された後に強度変調されたポンプ光を、第1サーキュレータの第1ポート及び第2ポートを介して検体となる被測定光学部品に入力する第1入力工程と、
プローブレーザから出力されたプローブ光を、第2サーキュレータを介して前記第1サーキュレータとは反対の方向から前記被測定光学部品に入力する第2入力工程と、
前記被測定光学部品を通過した信号のうち前記被測定光学部品内において前記強度変調されたポンプ光により相互位相変調を受けたプローブ光と、局発レーザから出力された後に前記プローブ光と偏光状態を同一とするために偏光した局発光とのビート信号のスペクトラム強度を測定する測定工程と、
測定したスペクトラム強度の最大値とサイドバンドのピーク値とによりプローブ光の位相変化を求め、求めた位相変化にもとづいて非線形定数を決定する決定工程と、を備えた
ことを特徴とする非線形定数測定方法。 - 測定工程にて、第2サーキュレータを介して被測定光学部品に入力したあと第1サーキュレータの第2ポート及び第3ポートを介して伝送されてきたプローブ光と、局発光とのビート信号のスペクトラム強度を測定する
請求項2記載の非線形定数測定方法。 - プローブ光と局発光とを合波した光信号のビート信号を電気信号に変換する変換工程をさらに備え、
測定工程にて、前記変換工程によって変換された電気信号のスペクトラム強度を測定する
請求項1から請求項3のうちいずれかに記載の非線形定数測定方法。 - 決定工程にて、式「(サイドバンドのピーク値/スペクトラム強度の最大値)=(プローブ光の位相変化/2)2」によりプローブ光の位相変化を求める
請求項1から請求項4のうちいずれかに記載の非線形定数測定方法。 - 決定工程にて、式「プローブ光の位相変化=非線形定数・実効長(プローブ光パワー+ポンプ光の偏光状態によって決定される定数・ポンプ光パワー)」により非線形定数を決定する
請求項5記載の非線形定数測定方法。 - スペクトラム強度を測定するスペクトラム強度測定装置であって、
ポンプレーザから出力された後に強度変調されたポンプ光と、プローブレーザから出力されたプローブ光とを、検体となる被測定光学部品に入力する入力手段と、
前記被測定光学部品を通過した信号のうち前記被測定光学部品内において前記強度変調されたポンプ光により相互位相変調を受けたプローブ光と、局発レーザから出力された後に前記プローブ光と偏光状態を同一とするために偏光した局発光とのビート信号のスペクトラム強度を測定する測定手段と、を備えた
ことを特徴とするスペクトラム強度測定装置。 - スペクトラム強度を測定するスペクトラム強度測定装置であって、
ポンプレーザから出力された後に強度変調されたポンプ光を、第1サーキュレータの第1ポート及び第2ポートを介して検体となる被測定光学部品に入力する第1入力手段と、
プローブレーザから出力されたプローブ光を、第2サーキュレータを介して前記第1サーキュレータとは反対の方向から前記被測定光学部品に入力する第2入力手段と、
前記被測定光学部品を通過した信号のうち前記被測定光学部品内において前記強度変調されたポンプ光により相互位相変調を受けたプローブ光と、局発レーザから出力された後に前記プローブ光と偏光状態を同一とするために偏光した局発光とのビート信号のスペクトラム強度を測定する測定手段と、を備えた
ことを特徴とするスペクトラム強度測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006020186A JP4890871B2 (ja) | 2006-01-30 | 2006-01-30 | 非線形定数測定方法、及びスペクトラム強度測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006020186A JP4890871B2 (ja) | 2006-01-30 | 2006-01-30 | 非線形定数測定方法、及びスペクトラム強度測定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007198998A true JP2007198998A (ja) | 2007-08-09 |
JP4890871B2 JP4890871B2 (ja) | 2012-03-07 |
Family
ID=38453737
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006020186A Expired - Fee Related JP4890871B2 (ja) | 2006-01-30 | 2006-01-30 | 非線形定数測定方法、及びスペクトラム強度測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4890871B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110082075A (zh) * | 2019-05-28 | 2019-08-02 | 桂林市光明科技实业有限公司 | 一种超高波长分辨率的无源光器件光谱扫描装置及方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06221959A (ja) * | 1993-01-22 | 1994-08-12 | Fujikura Ltd | 光ファイバの非線形屈折率の計測法 |
JPH08193918A (ja) * | 1995-01-17 | 1996-07-30 | Fujikura Ltd | 光ファイバの非線形効果測定方法 |
-
2006
- 2006-01-30 JP JP2006020186A patent/JP4890871B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06221959A (ja) * | 1993-01-22 | 1994-08-12 | Fujikura Ltd | 光ファイバの非線形屈折率の計測法 |
JPH08193918A (ja) * | 1995-01-17 | 1996-07-30 | Fujikura Ltd | 光ファイバの非線形効果測定方法 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110082075A (zh) * | 2019-05-28 | 2019-08-02 | 桂林市光明科技实业有限公司 | 一种超高波长分辨率的无源光器件光谱扫描装置及方法 |
CN110082075B (zh) * | 2019-05-28 | 2024-04-02 | 桂林市光明科技实业有限公司 | 一种超高波长分辨率的无源光器件光谱扫描装置及方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4890871B2 (ja) | 2012-03-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP2976603B1 (en) | Brillouin optical distributed sensing device and method with improved tolerance to sensor failure | |
Sagues et al. | Swept optical single sideband modulation for spectral measurement applications using stimulated Brillouin scattering | |
US9923631B1 (en) | Optical signal processing characterization of microwave and electro-optic devices | |
US7009691B2 (en) | System and method for removing the relative phase uncertainty in device characterizations performed with a polarimeter | |
CN113541787B (zh) | 一种功能柔性的光子学辅助频率测量方法和装置 | |
KR101603909B1 (ko) | 위상잡음 보상 방법을 이용한 광혼합 방식의 연속파 테라헤르츠 발생 및 검출 장치 | |
JP7322960B2 (ja) | 光ファイバ試験方法および光ファイバ試験装置 | |
US11467060B2 (en) | Optical pulse reflectometer and optical pulse reflectometry | |
JP3031878B2 (ja) | 誘導ブリュアン散乱を用いたレーザ線幅測定装置 | |
JP2019105530A (ja) | モード遅延時間差分布試験方法および試験装置 | |
Lukens et al. | A broadband fiber-optic nonlinear interferometer | |
Xue et al. | Large dynamic range optical vector analyzer based on optical single-sideband modulation and Hilbert transform | |
JP5169835B2 (ja) | 光雑音指数算出装置、光雑音指数算出方法および光サンプリングオシロスコープ | |
JP4890871B2 (ja) | 非線形定数測定方法、及びスペクトラム強度測定装置 | |
Shaheen et al. | Phase-sensitive optical time domain reflectometry based on geometric phase measurement | |
JP2019060666A (ja) | 光ファイバセンシングシステム及び光ファイバセンシング方法 | |
JP2006242634A (ja) | 光伝送媒体の分散測定方法及び装置 | |
JP6280445B2 (ja) | コヒーレント光周波数領域リフレクトメトリ測定装置 | |
Dorrer et al. | High-sensitivity high-resolution sampling using linear optics and waveguide optical hybrid | |
US7555221B2 (en) | Method and apparatus for polarization-independent RF spectrum analysis of an optical source | |
US7298465B2 (en) | Measurement and characterization of nonlinear phase shifts | |
US7385706B2 (en) | Method and apparatus for determining the nonlinear properties of devices and fibers | |
US20040165885A1 (en) | Method and apparatus for measuring the RF spectrum of an optical signal | |
Baney et al. | Elementary matrix method for dispersion analysis in optical systems | |
JP3231117B2 (ja) | 光ファイバの非線形屈折率の計測法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20060130 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20071106 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20071107 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090120 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110408 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110426 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110621 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20111206 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20111215 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141222 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |