JP2007196444A - Liquid droplet delivering apparatus - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、液滴を吐出する液滴吐出ヘッドと、記録媒体を保持し液滴吐出ヘッドに対向させて搬送する搬送部材と、搬送部材を清掃する清掃手段とを備える液滴吐出装置に関する。 The present invention relates to a droplet discharge apparatus including a droplet discharge head that discharges droplets, a transport member that holds a recording medium and transports the recording medium so as to face the droplet discharge head, and a cleaning unit that cleans the transport member.
液滴吐出装置としてのインクジェットプリンタでは、印字中に用紙ジャムが発生すると、搬送ベルト(搬送部材)上に用紙が無い状態でインクジェット記録ヘッド(液滴吐出ヘッド)からインク滴が吐出されて、搬送ベルトにインクが付着することがある。また、印字中にインクジェット記録ヘッドからインク滴が吐出される際に発生するインクミストによって、搬送ベルトが次第に汚れていく。さらに、ダミージェット、即ち、未使用ノズルの目詰まりを防止することを目的として印字とは無関係なインク滴の吐出を、搬送ベルトに向けて行う場合にも、搬送ベルトにインクが付着する。このため、搬送ベルトに付着したインクを清掃する清掃手段を設置する必要がある。 In the ink jet printer as a droplet discharge device, when a paper jam occurs during printing, ink droplets are discharged from the ink jet recording head (droplet discharge head) in a state where there is no paper on the conveyance belt (conveyance member) and conveyed. Ink may adhere to the belt. In addition, the conveyance belt is gradually soiled by ink mist generated when ink droplets are ejected from the ink jet recording head during printing. Further, when ink droplets that are irrelevant to printing are ejected toward the transport belt for the purpose of preventing clogging of dummy nozzles, that is, unused nozzles, ink adheres to the transport belt. For this reason, it is necessary to install a cleaning means for cleaning ink adhering to the conveyor belt.
この清掃手段としては、搬送ベルトに付着したインクを掻き取るブレードや、搬送ベルトに付着したインクを吸収する吸収ロール等が挙げられるが、インクの搬送ベルトへの付着力が強くなると、清掃手段による搬送ベルトの清掃のみでは十分に搬送ベルトからインクを除去することができなくなる。その結果、インクの残渣による記録媒体の汚れの問題が発生する。このため、清掃手段による搬送ベルトの清掃性能の向上を目的として、搬送ベルトの表面にコーティング層を形成したり、搬送ベルトの表面に水等のクリーニング液を供給して搬送ベルトに付着したインクを溶解させたりすることで、インクと搬送ベルトとの付着力を低下させることが行われている(例えば、特許文献1乃至3参照)。 Examples of the cleaning means include a blade that scrapes off ink adhered to the conveyance belt, an absorption roll that absorbs ink adhered to the conveyance belt, and the like. Ink cannot be sufficiently removed from the conveyor belt only by cleaning the conveyor belt. As a result, a problem of smearing of the recording medium due to ink residue occurs. For this reason, for the purpose of improving the cleaning performance of the conveyor belt by the cleaning means, a coating layer is formed on the surface of the conveyor belt, or cleaning liquid such as water is supplied to the surface of the conveyor belt to remove the ink adhered to the conveyor belt. The adhesion between the ink and the conveyor belt is reduced by dissolving the ink (for example, see Patent Documents 1 to 3).
ここで、搬送ベルトの表面にコーティング層を形成する場合には、清掃手段や用紙等との摺擦によって、搬送ベルトのコーティング層が除々に劣化し、清掃手段による搬送ベルトの清掃性能が徐々に低下する。 Here, when the coating layer is formed on the surface of the transport belt, the transport belt coating layer gradually deteriorates due to the rubbing against the cleaning device or paper, and the cleaning performance of the transport belt by the cleaning device gradually increases. descend.
また、搬送ベルトの表面にクリーニング液を供給して搬送ベルトに付着したインクを溶解させるためには、多量のクリーニング液が必要となり、クリーニング液の消費量が増大し、また、クリーニング液の回収機構が大型化、複雑化する。従って、コストが増大し、装置が大型化する。
本発明は上記事実を考慮してなされたものであり、清掃手段による搬送部材の清掃性能を向上させると共に、コストの増大、装置の大型化を抑制することを目的とする。 The present invention has been made in consideration of the above facts, and it is an object of the present invention to improve the cleaning performance of the conveying member by the cleaning means, and to suppress the increase in cost and the enlargement of the apparatus.
請求項1に記載の液滴吐出装置は、液滴を吐出する液滴吐出ヘッドと、記録媒体を保持し前記液滴吐出ヘッドに対向させて搬送する搬送部材と、前記搬送部材を清掃する清掃手段と、前記液滴吐出ヘッドから吐出される液体をはじく性質の塗布液を前記搬送部材に塗布する塗布手段と、を有することを特徴とする。 The liquid droplet ejection apparatus according to claim 1, a liquid droplet ejection head that ejects liquid droplets, a conveyance member that holds a recording medium and conveys the recording medium to face the liquid droplet ejection head, and cleaning that cleans the conveyance member And a coating unit that coats the transport member with a coating liquid having a property of repelling the liquid ejected from the droplet ejection head.
請求項1に記載の液滴吐出装置では、記録媒体が、搬送部材に保持され液滴吐出ヘッドに対向されて搬送され、液滴吐出ヘッドが液滴を吐出する。これによって、記録媒体に画像等が記録される。 In the droplet discharge device according to the first aspect, the recording medium is held by the transport member and transported while facing the droplet discharge head, and the droplet discharge head discharges the droplet. Thereby, an image or the like is recorded on the recording medium.
また、搬送部材には塗布手段によって塗布液が塗布されて、塗布液の膜が形成される。この塗布液は、液滴吐出ヘッドから吐出される液体をはじく性質を有しているので、液滴吐出ヘッドから吐出され塗布液の膜の上に付着した液体は、塗布液の膜上で凝集する。これによって、液滴吐出ヘッドから吐出された液体と搬送部材との付着力を抑制できるので、清掃手段によって搬送部材が清掃される際に、液滴吐出ヘッドから吐出され搬送部材に付着した液体を搬送部材から容易に剥離する。 In addition, the coating liquid is applied to the conveying member by a coating means, and a film of the coating liquid is formed. Since this coating liquid has the property of repelling the liquid discharged from the droplet discharge head, the liquid discharged from the droplet discharge head and adhering to the coating liquid film aggregates on the coating liquid film. To do. As a result, the adhesion force between the liquid discharged from the droplet discharge head and the transport member can be suppressed, so that when the transport member is cleaned by the cleaning means, the liquid discharged from the droplet discharge head and attached to the transport member is removed. It peels easily from the conveying member.
ここで、塗布液の膜が搬送部材の全面に形成されさえすれば、液滴吐出ヘッドから吐出された液体と搬送部材との付着力を抑制するという目的が達成され、塗布液の膜厚を厚くすることは、目的達成に寄与しない。このため、搬送部材への塗布液の供給量を少なくできるので、塗布液の消費量を低減でき、また、塗布液の回収機構を小型化、簡素化できる。従って、コストを低減でき、装置の大型化を抑制できる。 Here, as long as the coating liquid film is formed on the entire surface of the conveying member, the purpose of suppressing the adhesion between the liquid discharged from the droplet discharge head and the conveying member is achieved, and the coating liquid film thickness is reduced. Increasing the thickness does not contribute to achieving the objective. For this reason, since the supply amount of the coating liquid to the conveying member can be reduced, the consumption of the coating liquid can be reduced, and the coating liquid recovery mechanism can be reduced in size and simplified. Therefore, cost can be reduced and the enlargement of the apparatus can be suppressed.
本発明は上記構成にしたので、清掃手段による搬送部材の清掃性能を向上できると共に、コストの増大、装置の大型化を抑制できる。 Since the present invention is configured as described above, it is possible to improve the cleaning performance of the conveying member by the cleaning means, and it is possible to suppress an increase in cost and an increase in the size of the apparatus.
以下、図面を参照して本発明の第1実施形態について説明する。 Hereinafter, a first embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
図1には、本実施形態のインクジェット記録装置12が示されている。インクジェット記録装置12の筐体14内の下部には給紙トレイ16が備えられており、給紙トレイ16内に積層された用紙Pをピックアップロール18で1枚ずつ取り出すことができる。取り出された用紙Pは、所定の搬送経路22を構成する複数の搬送ローラ対20で搬送される。
FIG. 1 shows an ink
給紙トレイ16の上方には、無端状の搬送ベルト28が、駆動ロール24及び従動ロール26、27、29に張架されている。駆動ロール24と従動ロール26とが、略水平に配設され、その下方で、従動ロール27、29が略水平に配設されている。
Above the
また、搬送ベルト28の上方には記録ヘッドアレイ30が配置されており、駆動ロール24と従動ロール26との間の搬送ベルト28の平坦部分28Fに対向している。この対向した領域が、記録ヘッドアレイ30からインク滴が吐出される吐出領域SEとなっている。搬送経路22を搬送された用紙Pは、搬送ベルト28で保持されてこの吐出領域SEに至り、記録ヘッドアレイ30に対向した状態で、記録ヘッドアレイ30から画像情報に応じたインク滴が付着される。
A
記録ヘッドアレイ30は、本実施形態では、有効な記録領域が用紙Pの幅(搬送方向と直交する方向の長さ)以上とされた長尺状とされ、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、サイアン(C)、及びブラック(K)の4色それぞれに対応した4つのインクジェット記録ヘッド(以下、記録ヘッドという)32が搬送方向に沿って配置されており、フルカラーの画像を記録可能になっている。
In this embodiment, the
各記録ヘッド32は、ヘッド駆動回路(図示省略)によって駆動される。ヘッド駆動回路は、たとえば、画像情報に応じてインク滴の吐出タイミングや使用するインク吐出口(ノズル)を決め、駆動信号を記録ヘッド32に送る構成である。
Each
また、記録ヘッドアレイ30は、搬送方向と直交する方向に不動とされていてもよいが、必要に応じて移動するように構成しておくと、マルチパスによる画像記録で、より解像度の高い画像を記録したり、記録ヘッド32の不具合を記録結果に反映させないようにしたりできる。
The
記録ヘッドアレイ30の両側には、それぞれの記録ヘッド32に対応した4つのメンテナンスユニット34が配置されている。図2に示すように、記録ヘッド32に対してメンテナンスを行う場合には、記録ヘッドアレイ30が上方へ移動され、搬送ベルト28との間に構成された間隙にメンテナンスユニット34が移動して入り込む。そして、ノズル面に対向した状態で、所定のメンテナンス動作(吸引、ワイピング、キャッピング等)を行う。
Four
また、記録ヘッドアレイ30の上方には、各色のインクを貯留するインクタンク35が配置されている。各インクタンク35には、各記録ヘッド32が接続されている。
Further, an
図3に示すように、記録ヘッドアレイ30の上流側には、電源38が接続された帯電ロール36が配置されている。帯電ロール36は、従動ロール26との間で搬送ベルト28及び用紙Pを挟みつつ従動し、用紙Pを搬送ベルト28に押圧する。この際、接地された従動ロール26との間に所定の電位差が生じるため、用紙Pに電荷を与えて用紙Pを搬送ベルト28に静電吸着させることができる。
As shown in FIG. 3, a
記録ヘッドアレイ30の下流側には、剥離爪40が配置されており、用紙Pを搬送ベルト28から剥離させる。剥離された用紙Pは、剥離爪40の下流側で排出経路44を構成する複数の排出ローラ対42で搬送され、筐体14の上部に設けられた排紙トレイ46に排出される。
A
また、剥離爪40の下方には、ベルトクリーニングユニット48が配置されている。このベルトクリーニングユニット48は、搬送ベルト28の駆動ロール24に巻き掛けられた部分に当接し、搬送ベルト28に付着したインク等を掻き取るブレード49と、ブレード49によって搬送ベルト28から掻き取られたインク等を回収する回収ボックス51とを備えている。なお、回収ボックス51の底部には、吸収体53が敷き詰められており、ブレード49から滴下する液体を吸収する。
A
また、従動ロール27の下方には、オイル塗布ユニット62が配置されている。このオイル塗布ユニット62は、ケース64と、帯状のウェブ66と、ケース64に回転可能に支持され、ウェブ66の長手方向の一端側を巻き取った送り出し軸68と、ケース64に回転可能に支持され、ウェブ66の長手方向の他端側を巻き取った巻取り軸88と、ケース66に回転可能に支持され、ウェブ66を搬送ベルト28の従動ロール27に巻き掛けられた部分に圧接する圧接ロール90と、ケース64に回転可能に支持され、ウェブ66にテンションを与えるピンチロール92、94とを備えている。
An
送り出し軸68、ピンチロール92、圧接ロール90、ピンチロール94、巻取り軸88は、搬送ベルト28の回転方向上流側から下流側へ記載した順序で配列されており、ウェブ66を張架している。また、ウェブ66にはシリコーンオイルが含浸されている。
The
ここで、巻取り軸88は、モータ(図示省略)で駆動されるようになっており、モータの駆動で巻取り軸88が回転することで、ウェブ66が送り出し軸68から送り出され、微小量ずつ巻き取り軸88側へ搬送される。これによって、圧接ロール90と従動ロール27とのニップ部において、シリコーンオイルが搬送ベルト28に塗布され、搬送ベルト28上にシリコーンオイルの膜が形成される。これに対して、記録ヘッド32から吐出されるインクは、水性インクとなっている。このため、インクミストや用紙ジャム時の不必要なインク吐出、又は搬送ベルト28上へ吐出されるダミージェット等によって搬送ベルト28にインクが付着した場合、搬送ベルト28上のシリコーンオイルの膜の撥水効果によりインクが凝集する。従って、インクが搬送ベルト28に付着する力を抑制でき、ブレード49によって搬送ベルト28をクリーニングする際、インクが搬送ベルト28から容易に剥離される。
Here, the take-up
ここで、ダミージェットは、記録ヘッド32内のインクの増粘を防止するために、数十秒に1回等の短い周期で行われるので、本実施形態のように、常時、搬送ベルト28上にシリコーンオイルの膜を形成しておくことは効果的である。
Here, since the dummy jet is performed at a short cycle such as once every several tens of seconds in order to prevent thickening of the ink in the
なお、ウェブ66の搬送は、連続的に微小量ずつ行っても良いし、所定枚数おきに間欠的に行っても良い。
Note that the
また、搬送ベルト28は、PET、PI、PA、PC等の樹脂、又はCR、NBR、HNBR、ウレタンゴム等のゴム材料で形成し、表面にコーティングを施したもの等を使用する。また、ブレード49は、フッ素ゴム、NBR、HNBR等のゴム材料で形成したもの、SUS等の金属の薄板、ポリウレタン、PET等の樹脂で形成したフィルム等を使用する。また、ウェブ66は、ポリエステルやポリアミド等で形成された不織布が好適であるが、インクを所定量含浸可能で、巻取り可能であれば、他のものに変えても良い。
The
また、ウェブ66によって搬送ベルト28に塗布する液体(以下、塗布液という)としては、上述したようにシリコーンオイルを使用し、インクは水性インクを使用する。ここで、塗布液は、インクをはじく液体が適しており、水性インクに対しては、シリコーンオイルの他に、オレイン酸、リノール酸等の高級脂肪酸、フタル酸ジブチル、フタル酸ジイソデシル、マレイン酸ジブチル等の可塑剤、n−デカノール、ジメチルブタノール等の非水溶性のアルコール類、フッ素オイル、鉱物オイル、植物オイル等の撥水性を有する液体が使用可能である。また、油性インクに対しては、水等の撥油性が高い液体が使用可能である。
Further, as described above, silicone oil is used as the liquid (hereinafter referred to as coating liquid) applied to the
また、塗布液の搬送ベルト28への塗布を安定させるためには、塗布液の動粘度を10〜104mm2/sの範囲にすることが望ましく、50〜102mm2/sの範囲にすることがより望ましい。
In addition, in order to stabilize the application of the coating liquid onto the
また、塗布液の塗布厚が厚すぎると、用紙Pにオイルが浸透して用紙Pがインクをはじく等、画質に悪影響を及ぼす可能性があり、逆に、塗布液の塗布厚が薄すぎると、ブレード49によるインクのクリーニングが良好に行われなくなるので、塗布液の塗布厚を適当な範囲に設定することが必要である。塗布液の塗布厚の適当な範囲は、1nm〜20μmである。
On the other hand, if the coating thickness of the coating liquid is too thick, the oil may permeate the paper P and the paper P may repel the ink, and the image quality may be adversely affected. Since the cleaning of the ink by the
また、塗布液は常温にて不揮発性である必要がある。具体的には蒸気圧が25℃で13.33Pa以下である。また、塗布液は、インクと相溶しない性質である必要がある。具体的には、インクに対する溶解度が常温(25℃)で0.1wt%以下である。 Further, the coating solution needs to be non-volatile at room temperature. Specifically, the vapor pressure is 13.33 Pa or less at 25 ° C. Further, the coating liquid needs to be incompatible with ink. Specifically, the solubility in ink is 0.1 wt% or less at normal temperature (25 ° C.).
また、塗布液は、搬送ベルト28上で濡れ広がる必要があるので、下記(1)式の関係が必要である。但し、図4に示すように、塗布液Tの表面張力をγ0、搬送ベルト28の臨界表面張力γbとする。なお、臨界表面張力とは、種々の液体の表面張力と固体表面の接触角θとの関係において、cosθを1に補正したとき(すなわち液体の固体表面に対する接触角が0°となったとき)の表面張力をいう。一般に固体表面は、その表面が有する臨界表面張力よりも小さい表面張力を持つ液体によく濡れる。
Further, since the coating liquid needs to spread out on the
γ0<γb…(1)
また、塗布液に撥水性を持たせるためには、下記(2)式の関係が必要となる。但し、インクIの表面張力をγiとする。
γ 0 <γ b (1)
Further, in order to give the coating solution water repellency, the relationship of the following formula (2) is required. However, the surface tension of the ink I is γ i .
γ0<γi…(2)
これによって、インクIは塗布液Tの膜上で濡れ広がることなく、凝集する。なお、搬送ベルト28を臨界表面張力γbが43[mN/m]程度のPETのベルト、塗布液を表面張力γ0が20[mN/m]程度のシリコーンオイル、インクを表面張力γiが30[mN/m]程度の水性インクとしてクリーニング性能を評価する実験を行った結果、搬送ベルト28上にインクの残渣は存在せず、クリーニング性は良好であった。
γ 0 <γ i (2)
As a result, the ink I aggregates without spreading on the film of the coating liquid T. The
ここで、塗布液Tの膜が搬送ベルト28の全面に形成されさえすれば、搬送ベルト28とインクとの付着力の低下が達成され、塗布液Tの膜厚を厚くすることは、目的達成に寄与しない。このため、搬送ベルト28への塗布液の供給量を少なくできるので、塗布液の消費量を低減でき、また、塗布液Tの回収機構を小型化、簡素化できる。従って、コストを低減でき、装置の大型化を抑制できる。
Here, as long as the film of the coating liquid T is formed on the entire surface of the
次に、本発明の第2実施形態について説明する。なお、第1実施形態と同様の構成には同一の符号を付し、説明は省略する。 Next, a second embodiment of the present invention will be described. In addition, the same code | symbol is attached | subjected to the structure similar to 1st Embodiment, and description is abbreviate | omitted.
図5に示すように、本実施形態では、オイル塗布ユニット96とバックアッププレート99とが、従動ロール26と従動ロール27との間で搬送ベルト28を間に置いて対向している。オイル塗布ユニット96は、搬送ベルト28の外周面に対向し、バックアッププレート99は、搬送ベルト28の内周面に当接している。
As shown in FIG. 5, in this embodiment, the
オイル塗布ユニット96は、ケース98と、ケース98に回転可能に支持されたオイル塗布ロール102と、ケース98に支持されたオイル用ブレード104と、を備えている。オイル塗布ロール102は、搬送ベルト28を間に置いてバックアップブレード99に圧接されており、搬送ベルト28に従動して回転する。また、オイル塗布ロール102は、ポリエチレンやウレタン等の多孔質体で形成され、シリコーンオイルを含浸しており、搬送ベルト28にシリコーンオイルを塗布する。
The
なお、オイル塗布ロール102は、駆動ロールとしても良い。この場合、オイル塗布ロール102が搬送ベルト28に対して滑ることを防止できる。
The
また、オイル用ブレード104は、オイル塗布ロール102より搬送ベルト28の回転方向下流側で搬送ベルト28に当接しており、搬送ベルト28に塗布されたシリコーンオイルの余剰分を掻き落し、シリコーンオイルの膜厚を所定の厚みにする。なお、オイル用ブレード104は、フッ素ゴム、NBR等のゴム、SUS等の金属の薄板、ポリウレタン、PET等の樹脂フィルム等を用いる。
The
また、ケース98の底部には、スポンジ等の吸収部材106が敷き詰められており、この吸収部材106が、オイル用ブレード104によって搬送ベルト28から掻き取られたシリコーンオイルを吸収する。
In addition, an absorbing
次に、本発明の第3実施形態について説明する。なお、第1、第2実施形態と同様の構成には同一の符号を付し、説明は省略する。 Next, a third embodiment of the present invention will be described. In addition, the same code | symbol is attached | subjected to the structure similar to 1st, 2nd embodiment, and description is abbreviate | omitted.
図6に示すように、本実施形態では、オイル塗布ユニット108が、従動ロール27の下方に配置されている。このオイル塗布ユニット108は、シリコーンオイルを収容したケース110と、ケース110に回転可能に支持されたオイル塗布ロール112、オイル供給ロール114と、ケース110に支持されたオイル用ブレード116とを備えている。
As shown in FIG. 6, in this embodiment, the
オイル塗布ロール112は、搬送ベルト28の従動ロール27に巻き掛けられた部分に当接し、また、オイル供給ロール114は、オイル塗布ロール116に当接している。このオイル塗布ロール112、オイル供給ロール114は、ギア列(図示省略)によって共通の駆動源(図示省略)に連結されており、共通の駆動源によって駆動される。また、オイル供給ロール114の下部はケース110内のシリコーンオイルに浸けられている。オイル供給ロール114は、ポリエチレン、ウレタン等の多孔質体で形成されており、ケース110内のシリコーンオイルを吸収し、オイル塗布ロール112に供給する。
The
また、オイル用ブレード116は、オイル供給ロール114よりオイル塗布ロール112の回転方向下流側且つ従動ロール27よりオイル塗布ロール112の回転方向上流側で、オイル塗布ロール112に当接しており、オイル塗布ロール112上のシリコーンオイルの余剰分を掻き落し、オイル塗布ロール112上でシリコーンオイルの膜厚を所定の厚みにする。そして、オイル塗布ロール112から搬送ベルト28へ所定の膜厚のシリコーンオイルが転写される。
The
なお、オイル塗布ロール112は、シリコーンゴムのロールや金属ロールの表面にテフロン(登録商標)コーティングを施したもの等を用いる。また、オイル用ブレード116は、フッ素ゴム、NBR等のゴム、SUS等の金属の薄板、ポリウレタン、PET等の樹脂フィルム等を用いる。
As the
次に、本発明の第4実施形態について説明する。なお、第1乃至第3実施形態と同様の構成には同一の符号を付し、説明は省略する。 Next, a fourth embodiment of the present invention will be described. In addition, the same code | symbol is attached | subjected to the structure similar to 1st thru | or 3rd embodiment, and description is abbreviate | omitted.
図7に示すように、本実施形態では、ベルトクリーニング兼オイル塗布ユニット118が、剥離爪40の下方に配置され、ベルトクリーニングユニット120が、従動ロール27の下方に配置されている。
As shown in FIG. 7, in this embodiment, the belt cleaning / oil application unit 118 is disposed below the peeling
ベルトクリーニング兼オイル塗布ユニット118は、ケース122と、帯状のウェブ124と、ケース122に回転可能に支持され、ウェブ124の長手方向の一端側を巻き取った送り出し軸126と、ケース122に回転可能に支持され、ウェブ124の長手方向の他端側を巻き取った巻取り軸128と、ケース122に回転可能に支持され、ウェブ124を搬送ベルト28の駆動ロール24に巻き掛けられた部分に圧接する圧接ロール130、132と、ケース122に回転可能に支持され、ウェブ124にテンションを与えるピンチロール134とを備えている。
The belt cleaning and oil application unit 118 is rotatably supported by the
送り出し軸126、圧接ロール130、ピンチロール134、圧接ロール132、巻取り軸128は、搬送ベルト28の回転方向下流側から上流側へ記載した順序で配列されており、ウェブ124を張架している。また、ウェブ124にはシリコーンオイルが含浸されている。
The
ここで、巻取り軸128は、モータ(図示省略)で駆動されるようになっており、モータの駆動で巻取り軸128が回転することで、ウェブ124が送り出し軸126から送り出され、微小量ずつ巻き取り軸128側へ搬送される。これによって、圧接ロール130と駆動ロール24とのニップ部N1において、シリコーンオイルが搬送ベルト28に塗布され、搬送ベルト28上にシリコーンオイルの膜が形成される。
Here, the take-up
この際、ウェブ124に含浸されたシリコーンオイルが減量するので、圧接ロール132と駆動ロール24とのニップ部では、ウェブ124の吸水性が高くなり、搬送ベルト28に付着したインクがウェブ124に吸収される。これによって、駆動ロール24と圧接ロール30とのニップ部N2でのウェブ124の汚れを抑制できる。
At this time, since the amount of silicone oil impregnated in the web 124 is reduced, the water absorption of the web 124 is increased at the nip portion between the
また、ベルトクリーニングユニット120は、搬送ベルト28の従動ロール27に巻き掛けられた部分に当接し、搬送ベルト28に付着したインク等を掻き取るブレード49と、ブレード49によって搬送ベルト28から掻き取られたインク等を回収する回収ボックス51と、回収ボックス51内の液体を吸収する吸収体53とを備えている。これによって、ベルトクリーニング兼オイル塗布ユニット118によって搬送ベルト28からクリーニングされなかったインクがクリーニングされる。
Further, the
次に、本発明の第5実施形態について説明する。なお、第1乃至第4実施形態と同様の構成には同一の符号を付し、説明は省略する。 Next, a fifth embodiment of the present invention will be described. In addition, the same code | symbol is attached | subjected to the structure similar to 1st thru | or 4th embodiment, and description is abbreviate | omitted.
図8に示すように、本実施形態では、ベルトクリーニング兼オイル塗布ユニット136が剥離爪40の下方に配設されている。このベルトクリーニング兼オイル塗布ユニット136は、搬送ベルト28の駆動ロール24に巻き掛けられた部分に当接する第1ブレード138、第2ブレード140と、第1ブレード138、第2ブレード140の基端側を支持したケース144とを備えている。
As shown in FIG. 8, in this embodiment, a belt cleaning /
ケース144は、第1ブレード138の基端側によって、廃インク貯留室144Aとオイル貯留室144Bとの二室に仕切られている。廃インク貯留室144Aは、第1ブレード138によって搬送ベルト28から掻き取られ第1ブレード138を伝って落ちる廃インク等を貯留する。また、オイル貯留室144Bは、シリコーンオイルを貯留するタンク(図示省略)に接続されており、タンクから供給されるシリコーンオイルを貯留する。また、第1ブレード138は、第2ブレード140よりも搬送ベルト28の回転方向上流側に並列されている。
The
ここで、図9(A)、(B)に示すように、第2ブレード140の第1ブレード138側の面には、基端側から先端側へ延びる複数のリブ140Aが形成されており、このリブ140Aによって、第1ブレード138と第2ブレード140との間にスリットSが形成されている。このスリットSは、オイル貯留室144Bに臨んでおり、オイル貯留室144B内のシリコーンオイルをスリットSを通して搬送ベルト28へ供給することが可能となっている。
Here, as shown in FIGS. 9A and 9B, a plurality of
また、リブ140Aは、第2ブレード140の先端側の途中で切れており、第2ブレード140の先端部の全域にシリコーンオイルが広がるようになっている。これによって、搬送ベルト28のリブ140Aと対向する範囲にも、シリコーンオイルが塗布される。また、搬送ベルト28に塗布されたシリコーンオイルは、第2ブレード140によって延伸され、所定の厚みになる。
Further, the
以上、説明したように、本実施形態では、搬送ベルト28を清掃する清掃手段と、搬送ベルト28に塗布液を塗布する塗布手段を一体にし、1箇所に集約したので、スペース効率を向上できる。
As described above, in the present embodiment, the cleaning means for cleaning the
なお、第1ブレード138は、インク及び塗布液によって侵されない樹脂(ポリウレタン、PET等)若しくはゴム(フッ素ゴム、NBR、HNBR等)若しくは金属(SUS等)で形成する。また、第2ブレード140は、塗布液によって侵されない樹脂(ポリウレタン、PET等)若しくはゴム(フッ素ゴム、NBR、HNBR等)若しくは金属(SUS等)で形成する。
The
また、本実施形態では、塗布液としてシリコーンオイルを用いたが、第1乃至第4実施形態と同様の種々の液体を用いることができる。但し、搬送ベルト28と用紙Pとの静電吸着の安定性を考慮すると、塗布液の体積抵抗値は1012〜1016Ω・cmが望ましく、1014〜1016Ω・cmがより望ましい。
In this embodiment, silicone oil is used as the coating liquid, but various liquids similar to those in the first to fourth embodiments can be used. However, considering the stability of the electrostatic attraction between the conveying
また、本実施形態では、オイル貯留室144Bから搬送ベルト28へのシリコーンオイルの供給を、オイル貯留室144Bとタンクとを繋ぐ流路に設けたポンプ146によって、機械的に行っている。しかし、図10に示すように、オイル貯留室144Bとタンクとの間に大気に連通されたリザーブタンク148を設け、このリザーブタンク148内のシリコーンオイルの液面が第2ブレード140の先端部より高くなるように、リザーブタンク148を設置し、水頭差により、オイル貯留室144Bから搬送ベルト28へシリコーンオイルが供給されるようにしても良い。
In the present embodiment, the silicone oil is mechanically supplied from the oil reservoir chamber 144B to the
また、図9(A)、(B)に示すように、本実施形態では、第1ブレード138と第2ブレード140との間のシリコーンオイルの流路をスリットSとした。しかし、図11(A)、(B)に示すように、第1ブレード138と第2ブレード140との間に、多孔質体からなるコア材150を設け、コア材150の毛管力でシリコーンオイルを第1ブレード138、第2ブレード140の先端部まで吸い上げるようにしても良い。ここで、コア材150としては、シリコーンオイル等の塗布液に侵されない樹脂もしくはゴム製のスポンジ成形品や不織布等が適用可能である。また、コア材150の材質としては、例えばポリビニルアルコールもしくはポリウレタン等が適用可能である。また、コア材150の孔径は、1〜100μm程度が好適である。
Further, as shown in FIGS. 9A and 9B, in this embodiment, the flow path of the silicone oil between the
また、図12に示すように、第2ブレード140にリブ140Aを設け、第1ブレード138と第2ブレード140とリブ140Aとの間に、コア材150を充填する構成も適用可能である。
In addition, as shown in FIG. 12, a configuration in which a
また、図13(A)に示すように、第1ブレード138と第2ブレード140とを一体で形成しても良い。その形成方法としては、図13(B)に示すように、多孔質体の片面に熱プレス、溶剤の塗布、光照射、ガスの噴き付け等の処理を施し、多孔質体の片側の部分を、撥水性が有り、吸水性が低く、剛性が高い第1ブレード138とし、多孔質体の未処理の部分を、吸水性が高く、剛性が低い第2ブレード140とする方法等が適用可能である。
Further, as shown in FIG. 13A, the
また、本実施形態では、図14(A)に示すように、第1ブレード138と搬送ベルト28との当接角度θを鈍角にしたが、図14(B)に示すように、第1ブレード138と搬送ベルト28との当接角度θを鋭角にしても良い。当接角度θを鈍角にした場合には、クリーニング性能が高くなり、当接角度θを鋭角にした場合には、第1ブレード138、搬送ベルト28の耐摩耗性が高くなる。
In the present embodiment, as shown in FIG. 14A, the contact angle θ between the
ここで、環境温度によっては塗布液の粘度が変化し、塗布液の膜厚が所望の厚みにならない場合がある。このため、環境温度を温度検知手段によって検知し、又は塗布液の粘度を粘度検知手段によって検知し、検知した温度や粘度に応じて、第2ブレード140と搬送ベルト28との当接圧力、当接角度を変更することが有効である。
Here, depending on the environmental temperature, the viscosity of the coating solution may change, and the coating solution may not have a desired thickness. For this reason, the environmental temperature is detected by the temperature detecting means, or the viscosity of the coating liquid is detected by the viscosity detecting means, and the contact pressure between the
次に、本発明の第6実施形態について説明する。なお、第1乃至第5実施形態と同様の構成には同一の符号を付し、説明は省略する。 Next, a sixth embodiment of the present invention will be described. In addition, the same code | symbol is attached | subjected to the structure similar to 1st thru | or 5th embodiment, and description is abbreviate | omitted.
図15に示すように、本実施形態では、剥離爪40の下方にベルトクリーニングユニット152が配置されている。このベルトクリーニングユニット152は、搬送ベルト28の駆動ロール24に巻き掛けられた部分に当接し、搬送ベルト28に付着したインク等を掻き取るブレード49を備えている。
As shown in FIG. 15, in this embodiment, a
また、駆動ロール24の下方には、オイル塗布ユニット154が配置されている。このオイル塗布ユニット154は、ケース156と、帯状のウェブ66と、ケース156に回転可能に支持され、ウェブ66の長手方向の一端側を巻き取った送り出し軸68と、ケース156に回転可能に支持され、ウェブ66の長手方向の他端側を巻き取った巻取り軸88と、ケース156に回転可能に支持され、ウェブ66を搬送ベルト28の駆動ロール24に巻き掛けられた部分に圧接する圧接ロール90と、ケース156に回転可能に支持され、ウェブ66にテンションを与えるピンチロール92、94とを備えている。
An
送り出し軸68、ピンチロール92、圧接ロール90、ピンチロール94、巻取り軸88は、ウェブ66の移動方向上流側から下流側へ記載した順序で配列され、ピンチロール92、圧接ロール90、ピンチロール94は、搬送ベルト28の回転方向上流側から下流側へ記載した順序で配列されており、ウェブ66を張架している。また、ウェブ66にはシリコーンオイルが含浸されている。
The
ここで、巻取り軸88は、モータ(図示省略)で駆動されるようになっており、モータの駆動で巻取り軸88が回転することで、ウェブ66が送り出し軸68から送り出され、微小量ずつ巻き取り軸88側へ搬送される。これによって、圧接ロール90と駆動ロール24とのニップ部において、シリコーンオイルが搬送ベルト28に塗布され、搬送ベルト28上にシリコーンオイルの膜が形成される。これに対して、記録ヘッド32から吐出されるインクは、水性インクとなっている。このため、インクミストや用紙ジャム時の不必要なインク吐出、又は搬送ベルト28上へ吐出されるダミージェット等によって搬送ベルト28にインクが付着した場合、搬送ベルト28上のシリコーンオイルの膜の撥水効果によりインクが凝集する。従って、インクが搬送ベルト28に付着する力を抑制でき、ブレード49によって搬送ベルト28をクリーニングする際、インクが搬送ベルト28から容易に剥離する。ここで、ダミージェットは、記録ヘッド32内のインクの増粘を防止するために、数十秒に1回等の短い周期で行われるので、本実施形態のように、常時、搬送ベルト28上にシリコーンオイルの膜を形成しておくことは効果的である。
Here, the take-up
また、ケース156は、仕切り壁156Aによって、ウェブ収容室156Bと廃液回収室156Cとに仕切られている。ウェブ収容室156Bには、送り出し軸68、ピンチロール92、圧接ロール90、ピンチロール94、巻取り軸88、及びこれらに張架されたウェブ66が収容されている。また、廃液回収室156Cはブレード49の直下に設けられ、上部が開口になっており、ブレード49によって掻き取られたインク等が、廃液回収室156Cに滴下する。また、廃液回収室156Cの底部には吸収体157が敷き詰められており、ブレード49から滴下した液体を吸収する。
The
また、図16(A)、(B)に示すように、オイル塗布ユニット154が、着脱機構158によって装置本体に着脱可能となっている。着脱機構158は、ガイド機構160と、ロック機構162とを備えている。
Also, as shown in FIGS. 16A and 16B, the
ガイド機構160は、ガイド溝164と、ガイドリブ166とを備えている。ガイド溝164は、搬送ベルト28の幅方向両端側に立設された装置本体のフレームFに設けられており、フレームFの水平方向の一端部から駆動ロール24の下方まで略水平に延びている。また、ガイドリブ166は、ケース156の長手方向の両端面に設けられ、略水平に延びており、ガイド溝164内で摺動可能となっている。なお、ガイド溝164は、フレームFの水平方向の一端部でテーパ状に広がっており、ガイドリブ166をガイド溝164へ挿し込み易くなっている。
The
また、ロック機構162は、ロックレバー168と、引張コイルバネ170と、ストッパ172と、スタッド174、175と、を備えている。ロックレバー168は、フレームFのガイド溝164の上方に回動可能に取付けられている。このロックレバー168は、長手方向中央部に回動支点168Aが設けられ、長手方向一端部に爪168Bが設けられている。
The
また、引張コイルバネ170は、回動支点168Aよりも装置の内側且つ上側に配設され、ロックレバー168の長手方向他端部とフレームFとに引掛けられている。また、ストッパ172は、フレームFの回動支点168Aよりも装置の内側且つ上側に立設されたピンであり、引張コイルバネ170によって図中時計回り方向に付勢されたロックレバー168の長手方向他端部をストッパ172に当接する。この状態で、ロックレバー168は略水平になり、爪168を下向きにする。
The
また、スタッド174は、ケース156の長手方向の両端面のガイドリブ166の上側に設けられている。ガイドリブ166がガイド溝164に嵌まった状態でケース156が装置内部へ押込まれると、スタッド174は。ロックレバー168の爪168Bに当接し、ロックレバー168の長手方向一端側を引張コイルバネ170の付勢力に抗して押し上げる。
The
また、スタッド175は、フレームFのガイド溝164より装置内側且つ上側に設けられており、ケース156の装置内側への移動を制限する。そして、ケース156がスタッド175に当接する位置まで押込まれると、スタッド174が、ロックレバー168の爪168Bを通過し、ロックレバー168の長手方向一端側が引張コイルバネ170の付勢力で下がって爪168Bとスタッド174とが係合する。この状態で、圧接ロール90と駆動ロール24とが、ウェブ66、搬送ベルト28を介して圧接する。
The
ところで、図17(A)に示すように、ウェブ66を駆動ロール24より距離Lだけ下流側で搬送ベルト28に当接させた場合には、駆動ロール24とウェブ66との間で搬送ベルト28に圧縮力が作用し、搬送ベルト28が収縮する。また、図17(B)に示すように、ブレード49を駆動ロール24より距離Lだけ上流側で搬送ベルト28に当接させた場合には、駆動ロール24とブレード49との間で搬送ベルト28に引張力が作用し、搬送ベルト28が伸長する。
By the way, as shown in FIG. 17A, when the
このような圧縮力や引張り力による搬送ベルト28の伸長量は、ウェブ66やブレード49の負荷変動によって変動するが、この伸長量の変動が、搬送ベルト28の印字領域SE内の部分まで伝わり、画像のムラ等の悪影響を引起す。
The extension amount of the
これに対して、本実施形態では、ブレード49とウェブ66との両方が、搬送ベルト28の駆動ロール24に巻き掛けられた部分に当接しており、ブレード49、ウェブ66から搬送ベルト28に対してせん断力が作用し、このせん断力によって搬送ベルト28が伸長する。ここで、せん断力による搬送ベルト28の伸長量は、上述の圧縮力や引張り力によるものと比較すると極めて小さく、この伸長量の変動が画質に悪影響を及ぼすということは無い。
On the other hand, in the present embodiment, both the
なお、本実施形態では、ベルトクリーニングユニット152と、オイル塗布ユニット154とを別のユニットとしたが、図18に示すように、これらを同じユニットとすることで、オイル塗布ユニット154のメンテナンスとベルトクリーニングユニット152のメンテナンスとを併せて行うことが可能となる。
In this embodiment, the
また、本実施形態では、塗布液の塗布をウェブ66を用いて行ったが、図19に示すように、液体を吸収可能な塗布ロール102に塗布液を含浸させ、このオイル塗布ロール102を搬送ベルト28に当接させる方法で行っても良い。この場合、オイル塗布ロール102によって搬送ベルトに塗布された塗布液を、所望の厚みに規制するオイル用ブレード104を設けることが望ましい。
In this embodiment, the application liquid is applied using the
次に、本発明の第7実施形態について説明する。なお、第1乃至第6実施形態と同様の構成には同一の符号を付し、説明は省略する。 Next, a seventh embodiment of the present invention will be described. In addition, the same code | symbol is attached | subjected to the structure similar to 1st thru | or 6th embodiment, and description is abbreviate | omitted.
図20に示すように、本実施形態では、ブレード49のみが、搬送ベルト28の駆動ロール24に巻き掛けられた部分に当接し、ウェブ66と搬送ベルト28との当接位置が、搬送ベルト28の駆動ロール24に巻き掛けられた部分の下流端部よりも距離Lだけ下流に設定されている。
As shown in FIG. 20, in this embodiment, only the
ところで、駆動ロール24の近傍では、下記(*)式で示す力学的関係が成り立っている。
By the way, in the vicinity of the
ΔL=ΔF・L/(E・t・w)…(*)
但し、ΔL:上記距離Lの範囲内での搬送ベルト28の収縮量(mm)
ΔF:搬送ベルト28がオイル塗布ユニット154から受ける負荷の変動量(N)
E:搬送ベルト28の縦弾性係数(N/mm2)
t:搬送ベルト28の厚み(mm)
w:搬送ベルト28の幅(mm)
ここで、収縮量ΔLが0.01mm以上になると、画像のムラが目視で確認できるレベルになることが、実験的に確認されている。このため、距離Lに下記(A)式を満足させることで、画像ムラを目視では確認されないレベルに抑制することが可能となる。
ΔL = ΔF · L / (E · t · w) (*)
However, ΔL: contraction amount (mm) of the conveying
ΔF: Fluctuation amount of load that the
E: Longitudinal elastic modulus (N / mm 2 ) of the
t: thickness of transport belt 28 (mm)
w: width of transport belt 28 (mm)
Here, it has been experimentally confirmed that when the shrinkage amount ΔL is 0.01 mm or more, the unevenness of the image becomes a level at which it can be visually confirmed. For this reason, by satisfying the following expression (A) for the distance L, it is possible to suppress image unevenness to a level that is not visually confirmed.
0≦L<0.01・E・t・w/ΔF…(A)
例えば、搬送ベルト28が、縦弾性係数Eが4000N/mm2、厚みtが0.075mm、幅wが350mmのPI製のベルトで、負荷の変動量ΔFが30Nである場合には、距離Lを35mmよりも小さくすることで、画像ムラを目視では確認できないレベルまで抑制できる。
0 ≦ L <0.01 · E · t · w / ΔF (A)
For example, when the
なお、ベルトクリーニングユニット152やオイル塗布ユニット154から搬送ベルト28にかかる負荷が変動するケースとしては、例えば、搬送ベルト28上にダミージェットが行われた後の、ブレード49が搬送ベルト28上のインクを掻き取った瞬間や、ウェブ66を微小送りする瞬間等が挙げられる。先の例では、ブレード49が大量のインクで濡れて、搬送ベルト28との摩擦抵抗が低下することによって、負荷が変動する。また、後の例では、ウェブ66を移動させる時と停止させる時とで搬送ベルト28との摩擦抵抗が異なることによって負荷が変動する。
In addition, as a case where the load applied to the
また、本実施形態では、ベルトクリーニングユニット152を搬送ベルト28の駆動ロール24に巻き掛けられた部分に当接させ、オイル塗布ユニット154と搬送ベルト28との当接位置を駆動ロール24に巻き掛けられた部分から離したが、図21に示すように、オイル塗布ユニット154を搬送ベルト28の駆動ロール24に巻き掛けられた部分に当接させ、ベルトクリーニングユニット152と搬送ベルト28との当接位置を、搬送ベルト28の駆動ロール24に巻き掛けられた部分の上流端部よりも距離Lだけ上流に設定しても良い。
In this embodiment, the
また、第1乃至第7実施形態では、インクジェット記録装置を例に取って本発明を説明したが、本発明は、インクジェット記録装置に限らず、高分子フィルム上に着色インクを吐出して行うディスプレイ用のカラーフィルターの作製、有機EL溶液を基板上に吐出させて行うELディスプレイパネルの形成など、様々な工業的用途を対象とした液滴吐出装置一般に対して、適用可能である。 In the first to seventh embodiments, the present invention has been described by taking an inkjet recording apparatus as an example. However, the present invention is not limited to an inkjet recording apparatus, and the display is performed by discharging colored ink onto a polymer film. The present invention can be applied to a general liquid droplet ejection apparatus for various industrial uses such as production of a color filter for liquid crystal and formation of an EL display panel by discharging an organic EL solution onto a substrate.
また、本発明の液滴吐出装置において画像記録の対象となる「記録媒体」には、液滴吐出ヘッドが液滴を吐出する対象物であれば広く含まれる。したがって、記録媒体には、記録用紙やOHPシートなどが含まれるのはもちろんであるが、これら以外にも、たとえば、高分子フィルムなどが含まれる。 In addition, the “recording medium” that is a target of image recording in the droplet discharge device of the present invention includes a wide range of objects as long as the droplet discharge head discharges droplets. Accordingly, the recording medium includes recording paper, an OHP sheet, and the like, but also includes, for example, a polymer film.
また、本発明の液滴吐出装置における「搬送部材」には、記録媒体を保持して搬送する部材であれば広く含まれる。例えば、記録媒体を周面で保持して回転するドラムや、記録媒体を保持して往復動するテーブルなどが含まれる。 In addition, the “conveying member” in the droplet discharge apparatus of the present invention includes a wide range of members as long as they hold and convey a recording medium. For example, a drum that rotates while holding the recording medium on a peripheral surface, a table that reciprocates while holding the recording medium, and the like are included.
さらに、第1乃至第7実施形態では、用紙Pの幅よりも短尺のインクジェット記録ヘッドを用紙Pの幅方向に複数配列してユニット化した構成を例に取って本発明を説明したが、これに限らず、例えば、用紙Pの幅よりも短尺のインクジェット記録ヘッドを用紙Pの幅方向に移動させる構成等にも本発明を適用可能である。 Furthermore, in the first to seventh embodiments, the present invention has been described by taking as an example a configuration in which a plurality of inkjet recording heads shorter than the width of the paper P are arranged in the width direction of the paper P as a unit. For example, the present invention can be applied to a configuration in which an inkjet recording head having a length shorter than the width of the paper P is moved in the width direction of the paper P.
12 インクジェット記録装置(液滴吐出装置)
24 駆動ロール
28 搬送ベルト(搬送部材)
32 インクジェット記録ヘッド(液滴吐出ヘッド)
49 ブレード(清掃手段)
66 ウェブ(塗布手段)
102 オイル塗布ロール(塗布手段)
112 オイル塗布ロール(塗布手段)
138 第1ブレード(清掃手段)
140 第2ブレード(塗布手段、吸収体)
150 コア材(流路)
N1 ニップ部(塗布手段、第1当接部)
N2 ニップ部(清掃手段、第2当接部)
P 用紙(記録媒体)
S スリット(流路)
12 Inkjet recording device (droplet ejection device)
24
32 Inkjet recording head (droplet ejection head)
49 Blade (cleaning means)
66 Web (coating means)
102 Oil application roll (application means)
112 Oil application roll (application means)
138 First blade (cleaning means)
140 Second blade (coating means, absorber)
150 Core material (flow path)
N1 nip part (coating means, first contact part)
N2 nip (cleaning means, second contact part)
P paper (recording medium)
S slit (flow path)
Claims (11)
記録媒体を保持し前記液滴吐出ヘッドに対向させて搬送する搬送部材と、
前記搬送部材を清掃する清掃手段と、
前記液滴吐出ヘッドから吐出される液体をはじく性質の塗布液を前記搬送部材に塗布する塗布手段と、
を有することを特徴とする液滴吐出装置。 A droplet discharge head for discharging droplets;
A conveying member that holds a recording medium and conveys the recording medium to face the droplet discharge head;
Cleaning means for cleaning the conveying member;
Application means for applying an application liquid having a property of repelling liquid discharged from the droplet discharge head to the transport member;
A droplet discharge apparatus comprising:
γ0<γb…(1)
γ0<γi…(2) The surface tension γ 0 of the coating liquid, the critical surface tension γ b of the conveying member, and the surface tension γ i of the liquid discharged from the droplet discharge head satisfy the following expressions (1) and (2). The droplet discharge device according to claim 1.
γ 0 <γ b (1)
γ 0 <γ i (2)
前記塗布手段が、前記清掃手段より前記搬送部材の記録媒体を搬送する際の回転方向の下流側且つ前記液滴吐出ヘッドより前記搬送部材の記録媒体を搬送する際の回転方向の上流側に配設されたことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の液滴吐出装置。 The conveying member is a rotating body that holds and rotates a recording medium,
The application unit is disposed downstream of the cleaning unit in the rotation direction when the recording medium of the conveyance member is conveyed and upstream of the rotation direction of the droplet discharge head when the recording medium of the conveyance member is conveyed. The droplet discharge device according to claim 1, wherein the droplet discharge device is provided.
前記塗布手段が、前記ウェブの移動方向上流側で前記搬送部材に当接し、前記塗布液を前記搬送部材に塗布する第1当接部であり、
前記清掃手段が、前記ウェブの移動方向下流側で前記搬送部材に当接し、前記搬送部材に付着した液体を吸取る第2当接部であることを特徴とする請求項4に記載の液滴吐出装置。 Having a web that absorbs the coating liquid and moves while contacting the conveying member a plurality of times;
The application means is a first contact portion that contacts the conveying member on the upstream side in the moving direction of the web and applies the coating liquid to the conveying member.
5. The liquid droplet according to claim 4, wherein the cleaning unit is a second contact portion that contacts the transport member on the downstream side in the moving direction of the web and sucks the liquid adhering to the transport member. Discharge device.
前記塗布手段が、前記第1ブレードと並列され、前記第1ブレードとの間に前記塗布液が流れる流路を形成する第2ブレードであることを特徴とする請求項6に記載の液滴吐出装置。 The cleaning means is a first blade abutting against the conveying member;
7. The liquid droplet ejection according to claim 6, wherein the coating unit is a second blade that is arranged in parallel with the first blade and forms a flow path through which the coating liquid flows between the first blade and the first blade. apparatus.
前記塗布手段が、前記第1ブレードに接合され、前記塗布液を吸収した吸収体であることを特徴とする請求項6に記載の液滴吐出装置。 The cleaning means is a first blade abutting against the conveying member;
The liquid droplet ejection apparatus according to claim 6, wherein the coating unit is an absorber bonded to the first blade and absorbing the coating liquid.
前記ベルトが巻き掛けられた駆動ロールを有し、
前記清掃手段と前記塗布手段とが前記ベルトの前記駆動ロールに巻き掛けられた部分に当接することを特徴とする請求項1乃至8の何れか1項に記載の液滴吐出装置。 The conveying member is an endless belt;
A driving roll around which the belt is wound;
The liquid droplet ejection apparatus according to claim 1, wherein the cleaning unit and the coating unit abut on a portion of the belt wound around the drive roll.
前記ベルトが巻き掛けられた駆動ロールを有し、
前記清掃手段と前記塗布手段との一方が前記ベルトの前記駆動ロールに巻き掛けられた部分に当接し、
前記清掃手段と前記塗布手段との他方が前記ベルトに当接する位置と、前記ベルトの前記駆動ロールに巻き掛けられた部分との距離Lが、下記(A)式を満足することを特徴とする請求項1乃至8の何れか1項に記載の液滴吐出装置。
0≦L<0.01・E・t・w/ΔF…(A)
但し、ΔF:前記ベルトが前記清掃手段と前記塗布手段との他方から受ける負荷の変動量(N)
E:前記ベルトの縦弾性係数(N/mm2)
t:前記ベルトの厚み(mm)
w:前記ベルトの幅(mm) The conveying member is an endless belt;
A driving roll around which the belt is wound;
One of the cleaning means and the application means abuts on a portion of the belt wound around the drive roll,
A distance L between a position where the other of the cleaning unit and the coating unit abuts on the belt and a portion of the belt wound around the drive roll satisfies the following expression (A). The liquid droplet ejection apparatus according to claim 1.
0 ≦ L <0.01 · E · t · w / ΔF (A)
[Delta] F: Fluctuation amount of load that the belt receives from the other of the cleaning means and the application means (N)
E: Longitudinal elastic modulus of the belt (N / mm 2 )
t: thickness of the belt (mm)
w: width of the belt (mm)
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