JP2007196269A - 半田ごて - Google Patents

半田ごて Download PDF

Info

Publication number
JP2007196269A
JP2007196269A JP2006019128A JP2006019128A JP2007196269A JP 2007196269 A JP2007196269 A JP 2007196269A JP 2006019128 A JP2006019128 A JP 2006019128A JP 2006019128 A JP2006019128 A JP 2006019128A JP 2007196269 A JP2007196269 A JP 2007196269A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
solder
soldering iron
stopper
motor
tip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006019128A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukihiro Tatomi
幸博 田富
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Funai Electric Co Ltd filed Critical Funai Electric Co Ltd
Priority to JP2006019128A priority Critical patent/JP2007196269A/ja
Publication of JP2007196269A publication Critical patent/JP2007196269A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)

Abstract

【課題】 正確で強度が高くしかも出来映えの良い溶着が行なえる半田供給機能を備えた半田ごてを提供する。
【解決手段】 半田ごての先端部に半田を誘導するための孔を形成した誘導管(131)を設け、該誘導管をヒータ(132)で加熱する構成とするとともに、半田ごての本体内部に糸状の半田を送り出すローラやモータ等からなる送り出し機構(123)を設けて、モータの回転力で半田を供給するとともに、誘導孔を形成したヘッドの先端部をテーパ状に形成し、誘導孔内にはテーパ状の先端部へ向かって付勢された円錐状のストッパ(133)を内挿し、常態ではストッパにて誘導孔の先端を閉塞しておいて、溶着しようとする箇所にストッパの先端を押し付けて後退させると隙間が生じて、この隙間から溶融した半田を浸出させるように構成した。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電子部品等の半田付けに使用する半田ごてに関し、特に半田供給機能を備えた半田ごてに適用して有能な技術に関する。
電子部品等の半田付けに使用する半田ごては、電気抵抗で発熱するヒータと該ヒータによって半田の融点以上に加熱されるペンシル型の金属と、人間の手で握ることができる断熱性の把持部などを備える。従来より市販されている一般な半田ごては、半田ごてと半田とをそれぞれ別の手で操作しなければならないため、取り扱いが面倒であり初心者と熟練者では溶着部分の強度や出来映えに比較的大きな差が生じるという問題点があった。そこで、半田ごての先端部に半田を供給する機能を備えた半田ごてに関する考案が提案されている(例えば特許文献1、特許文献2)。
このうち、特許文献1に開示されている考案は、半田ごての先端部に溶融された半田を導くための孔を設けるとともに、半田ごての本体内部にシャープペンシルと同様なノック式の半田押し出し機構とヒータとを内蔵させるようにしたものである。
また、特許文献2に開示されている考案は、半田ごて本体の外側に糸状の半田を挟み込むローラと該ローラを回転させるモータおよび歯車伝達機構を設けて、モータの回転力で半田を供給するようにしたものである。
実開昭62−41466号公報 実開平4−47854号公報
特許文献1および2に開示されている考案はいずれも、半田ごてに半田供給機能を設けているため、半田ごてを片方の手で操作し他方の手で溶着しようとする部品を押さえていることができるため、初心者でも作業がし易くなるという利点がある。
しかしながら、特許文献1に開示されている考案は、内部機構が非常に複雑であり、部品点数も多いため、低コスト化が困難であるとともに修理点検も困難である。また、トリガーレバーを引かないと半田が押し出されない構造であるため、トリガーレバーを引くために力を入れたときに半田ごての先端がずれてしまい、正確な溶着が行なえないという課題がある。
一方、特許文献2に記載の考案は、モータの回転力で半田を供給する方式であるため、無駄な力が不要であり正確な位置に溶着が行なえるものの、半田ごて本体の外側に半田供給装置が設けられているため、小型化が困難であるとともに、床に落としてしまったような場合に壊れたり故障したりするおそれがあるという課題がある。
この発明は、上記のような課題に着目してなされたもので、正確で強度が高くしかも出来映えの良い溶着が行なえる半田供給機能を備えた半田ごてを提供することを目的とする。
この発明の他の目的は、比較的低コストでコンパクトに構成できるとともに、壊れにくく故障の発生も少ない半田供給機能を備えた半田ごてを提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するため、半田ごての先端部に半田を誘導するための孔を形成した誘導管を設け、該誘導管をヒータで加熱する構成とするとともに、半田ごての本体内部に糸状の半田を送り出すローラやモータ等からなる送り出し機構を設けて、モータの回転力で半田を供給する。さらに、誘導孔を形成したヘッドの先端部をテーパ状に形成し、誘導孔内にはテーパ状の先端部へ向かって付勢された円錐状のストッパを内挿し、常態ではストッパにて誘導孔の先端を閉塞しておいて、溶着しようとする箇所にストッパの先端を押し付けて後退させると隙間が生じて、この隙間から溶融した半田を浸出させるように構成する。
具体的には、電源部と本体部と加熱部とを有する半田ごてにおいて、前記本体部には、糸状の半田を保持する保持部と、該保持部より引き出された半田を前記加熱部へ向かって送り出す半田送り出し機構と、該半田送り出し機構に動力を与えるモータと、前記モータをオン、オフさせるスイッチとを設け、前記加熱部には、前記半田送り出し機構により送り出された半田を誘導する誘導管と、該誘導管を加熱して内部の半田を溶融させるヒータと、前記誘導管の先端を閉塞したり先端に隙間を生じさせたりするテーパ面を有するストッパとを設け、前記電源部には、前記モータと前記ヒータに通電を行なう通電手段を設けるようにした。
上記のような構成によれば、モータの回転力で半田を供給するため、無駄な力が不要であり正確な位置に溶着が行なえるとともに、半田ごての本体内部に糸状の半田を送り出す送り出し機構があるため、装置全体をコンパクトに構成することができる。また、送り出し機構も複雑でないため修理点検が容易で、部品点数が少ないため低コスト化が可能である。
ここで、前記加熱部には、前記ストッパを前記誘導管の先端を閉塞する方向へ付勢する弾性部材を設け、前記ストッパを被溶着部へ押し付けると前記弾性部材の反力に抗して前記ストッパが後退されることによって前記誘導管の先端に隙間を生じるように構成すると良い。これにより、溶融した半田が先端から垂れ流しになるのを防止できるとともに、先端のストッパを被溶着部へ押し付けるという簡単な操作で溶融半田を吐出させることができる。
また、望ましくは、本体部に、前記モータをオン、オフさせるスイッチを設ける。さらに、望ましくは、電源部に、前記スイッチが操作されたときに所定時間だけ前記モータへ通電させるタイマを設ける。スイッチを設けることにより、スイッチがオンされている間だけモータを駆動させて溶融半田を吐出させることができる。また、タイマを設けることにより、予め設定された量だけ溶融半田を吐出させ、過剰な半田が吐出されるのを防止することができる。
また、前記半田送り出し機構は、半田の移送方向に沿って配置されたそれぞれ対をなす複数のローラと、前記対をなすローラ間に捲回された複数のベルトと、前記モータの回転力を前記対をなすローラのいずれか一方へ伝達する伝達手段とから構成する。これにより、特許文献1に開示されているようなシャープペンシルと同様なノック式の半田押し出し機構に比べて比較的シンプルな構成で半田を送り出すことができる。さらに、前記ベルトの表面には弾性材からなる複数の突起を形成する。これにより、ベルトと半田との間に適度な摩擦力を生じさせて半田を送り出せるとともに、先端が詰まっている場合には、ベルトと半田との間にすべりが生じて無理な送り出しを回避することができる。
以上説明したように、本発明に従うと、正確で強度が高くしかも出来映えの良い溶着が行なえる半田供給機能を備えた半田ごてを提供することができる。また、比較的低コストでコンパクトに構成できるとともに、壊れにくく故障の発生も少ない半田供給機能を備えた半田ごてを提供することができるという効果がある。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、第1の実施形態に係る半田ごての概略構成を示す。
第1の実施形態の半田ごて100は、図1に示されているように、電源部110と、本体部120と、加熱部130とからなる。電源部110には、先端にプラグ111を有する電源コード112が接続され、電源コード112を介して供給される交流電源を本体部120のモータや加熱部130のヒータなどに分配する電源回路や、モータやヒータへの通電を制御する制御回路などが設けられている。
本体部120には、糸状の半田が巻回されたロール121と、該ロール121より引き出された糸半田122を加熱部130へ向かって送り出すためのローラとベルトなどからなる送り出し機構123と、ローラを回転駆動するモータ124、モータ124をオン、オフさせるスイッチ125などが設けられている。図示しないが、ロール121はロールを貫通する軸を備え、その軸の両端を保持することによってロールが保持される。
加熱部130には、本体部120より送り出された糸半田122をこての先端に向かって誘導する誘導管131と、誘導管131の周囲に配置され内部を通過する半田を溶融させるヒータ132と、誘導管131の先端を開閉するストッパ133などが設けられている。ヒータ132は、この実施の形態では、上記プラグ111がコンセントに差し込まれると自動的に電流が流されて加熱状態にされるように構成されている。また、ヒータ132の近傍には、温度センサを設け、所定の温度に達するとヒータ132への通電を遮断して、温度が所定範囲に入るように制御するように構成することができる。
図2には、図1の半田ごてにおける半田送り出し機構123の詳細が示されている。図2(A)は正面断面図、図2(B)は図2(A)におけるB−B線に沿った断面を示す平面断面図である。
図2(B)に示されているように、第1の実施形態の半田送り出し機構123は、糸半田122に4方向から接触するベルトB1,B2,B3,B4が設けられており、これらのベルトはそれぞれ半田ごての軸方向に対をなして配置されたローラR11,R12;R21,R22;R31,R32;R41,R42間に巻回されている。
上記対をなすローラのうち一方が図示しないモータと歯車によって、内側部分が上から下へ向かって移動するように回転される。各ベルトB1,B2,B3,B4はそれぞれゴムのような弾性材によって構成されており、その表面には多数の突起が形成され、ベルトと糸半田との接触面に適度な摩擦力が得られるようにされている。
図3には、図1の半田ごての加熱部130の先端部分の構造の詳細が示されている。図3(A),(B)は正面断面図でそれぞれ使用状態と非使用状態を示す。図3(C)は図3(B)におけるC−C線に沿った断面を示す平面断面図である。図3(B)に示されている矢印は、溶融した半田の流れを表わしている。
図3(A)に示されているように、第1の実施形態の半田ごての加熱部130の先端は、円錐状に形成されたヘッド部134内に90゜のような等間隔おきに4個のスリット134aが軸方向に形成され、各スリット134a内には圧縮ばね135が挿入されている。また、ヘッド部134の誘導管内には、ヘッド部の内壁の傾斜角よりも僅かに小さな傾斜角を有する円錐状のストッパ133が挿入されている。
そして、このストッパ133の基部(図では上端部)の外周には、上記スリット134aに対応して90゜おきに4個の支持片133aが放射状に突設されており、これらの支持片133aの先端にそれぞれ上記スリット134a内の圧縮ばね135の一端が当接されている。
非使用状態では、図3(A)に示されているように、圧縮ばね135の反発力でストッパ133は先端側すなわち下方へ向かって押され、ヘッド部134の内壁との間に隙間が生じないようにされ、これによって上方より供給されてくる溶融半田の漏れ止めする。一方、使用状態では、ストッパ133の先端を被溶着部に当てて半田ごての本体部120を把持し全体を押し下げてやると、図3(B)に示されているように、ストッパ133が圧縮ばね135の反発力に抗して誘導管内に押し込まれ、ストッパ133の外周面とヘッド部134の内壁面との間に隙間が生じ、上方より供給されてくる溶融半田がこの隙間を通ってヘッド先端より漏れ出るようになる。
しかも、このときモータ124をオン、オフさせるスイッチ125がオン状態にされることによってモータが回転されると、糸半田が先端側へ移動されることにより溶融半田に圧力が加わり、ストッパ133の外周面とヘッド部134の内壁面との間の僅かな隙間から、半田液を浸出させることができる。スイッチ125に対応してタイマ回路を設けておき、スイッチがユーザによって操作されると、タイマにより一定時間だけモータがオン状態にされて、半田を所定量だけ浸出させることができるように構成することができる。
なお、ヘッド部134に、支持片133aの移動を検出するセンサが設け、ストッパ133が誘導管内に押し込まれると、センサがこれを検出してモータ124をオン、オフさせるスイッチをオン状態にさせる。これによって、モータが回転され、ストッパ133の外周面とヘッド部134の内壁面との間の隙間から、半田液を浸出させることができるように構成しても良い。これによって、モータ124を自動的に作動させることができ、極めて使い勝手の良い半田ごてを実現することができる。
ここで、ストッパ133の移動を検出するセンサとその取り付け位置はヘッド部134に限定されず、糸半田に加わる反力を検出することでストッパ134の移動を検出するセンサであってもよい。かかるセンサは、例えば糸半田が巻回されているロール121の近傍に設けることが可能である。
図4には、図1の半田ごての加熱部130の先端部分の他の構造の例が示されている。図4(A)は正面断面図、図4(B)は図4(A)におけるB−B線に沿った断面を示す平面断面図である。
図4の実施例では、誘導管131の孔内にストッパ133の基部が挿入される凹部を有する円柱状のホルダー136を設け、このホルダー136の凹部内にストッパ133を下方へ付勢する圧縮ばね135を挿入してある。また、ホルダー136の外周には、軸方向に沿って溶融半田を通過させるための複数のスリット136aが形成されている。
この実施例においても、前記実施例と同様に、ストッパ133の先端を被溶着部に当てて半田ごての本体部120を把持し全体を押し下げてやると、ストッパ133が圧縮ばね135の反発力に抗して誘導管内に押し込まれ、ストッパ133の外周面とヘッド部134の内壁面との間に隙間が生じ、上方より供給されてくる溶融半田がこの隙間を通ってヘッド先端より漏れ出るようになる。
図5には、半田送り出し機構123の他の構成例が示されている。図5(A)は正面断面図、図5(B)は側面断面図である。
図5に示されているように、モータ124の軸124aが糸半田122の送り方向と一致するように配置され、モータの軸124aの先端にはかさ歯車126が取り付けられている。また、糸半田122の両側には、外周面にゴムなどの弾性材からなるらせん状の突起127aが形成された送り軸127が配置され、送り軸127の上端にはモータの軸124aの先端にはかさ歯車126と噛み合うかさ歯車128が取り付けられている。
129は、半田ロール121から引き出された糸半田122の移送方向を変換させるローラである。この実施例では、モータ124により送り軸127を回転させると、その表面のらせん状の突起127aと糸半田122との摩擦力によって糸半田122を下方へ送り出すことができる。半田ローラ121の軸を保持する手段を本体部の外側壁に設け、方向変換用のローラ129の代わりに90°湾曲した導入管を設けるように構成しても良い。
モータ124の軸124aを糸半田122の送り方向と一致させ、半田ローラの保持手段を本体部の外側に設けることにより、第1の実施形態よりも本体部の径を小さくできるとともに、半田ローラの交換が容易となる。半田の送り出し機構は、図2や図5に示されているものの他にも、種々の構成が考えられる。
以上本発明者によってなされた発明を実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではない。例えば前記実施例で説明したスイッチ125を操作することによって起動されるタイマの計時時間を外部から変更するための設定手段を設けて、1回の操作により送り出される半田の量を調節できるように構成したり、半田ごて先端のストッパ133の移動量を規制する手段を設けてこの移動量を制御することで半田の吐出量を調節できるように構成しても良い。
また、糸半田が捲回されている半田ローラを回転させることで糸半田を送り出すようにしても良い。さらに、上記実施例では、ストッパ133の先端を被溶着部に当てて半田ごての本体部120全体を押し下げてやることによって、半田ごて先端のストッパ133とヘッドとの間に隙間を生じさせるように構成されているが、ストッパを移動させるソレノイドのような駆動手段とそれをオン、オフさせるスイッチとを設けて、ユーザのスイッチ操作で隙間を生じさせるような構成も可能である。
以上の説明では、本発明を半田ごてに適用した場合について説明したが、本発明は、半田に限定されず熱を加えて溶着材を溶融させて所望の箇所に塗布させ接着を行なわせる接着装置に広く利用することができる。
図1は、第1の実施形態に係る半田ごての概略構成を示す全体構成図である。 図2は、図1の半田ごてにおける半田送り出し機構の詳細を示すもので、図2(A)は正面断面図、図2(B)は図2(A)におけるB−B線に沿った断面を示す平面断面図である。 図3は、図1の半田ごての加熱部の先端部分の構造の詳細を示すもので、図3(A),(B)はそれぞれ使用状態と非使用状態を示す正面断面図、図3(C)は図3(B)におけるC−C線に沿った断面を示す平面断面図である。 図4は、図1の半田ごての加熱部の先端部分の他の構造の例が示すもので、。図4(A)は正面断面図、図4(B)は図4(A)におけるB−B線に沿った断面を示す平面断面図である。 図5は、半田送り出し機構の他の構成例が示すもので、図5(A)は正面断面図、図5(B)は側面断面図である。
符号の説明
100 半田ごて
110 電源部
111 プラグ
112 電源コード
120 本体部
121 半田ロール
122 糸半田
123 送り出し機構
124 モータ
125 スイッチ
126,128 かさ歯車
127 送り軸
130 加熱部
131 誘導管
132 ヒータ
133 ストッパ
134 ヘッド部
134a スリット
135 圧縮ばね
136 ホルダー
136a スリット

Claims (8)

  1. 電源部と本体部と加熱部とを有する半田ごてであって、
    前記本体部には、糸状の半田を保持する保持部と、該保持部より引き出された半田を前記加熱部へ向かって送り出す半田送り出し機構と、該半田送り出し機構に動力を与えるモータとが設けられ、
    前記加熱部には、前記半田送り出し機構により送り出された半田を誘導する誘導管と、該誘導管を加熱して内部の半田を溶融させるヒータと、前記誘導管の先端を閉塞したり先端に隙間を生じさせたりするテーパ面を有するストッパと、前記ストッパを前記誘導管の先端を閉塞する方向へ付勢する弾性部材とが設けられ、前記ストッパを被溶着部へ押し付けると前記弾性部材の反力に抗して前記ストッパが後退されることによって前記誘導管の先端に隙間を生じるように構成され、
    前記電源部には、前記モータと前記ヒータに通電を行なう通電手段と、前記スイッチが操作されたときに所定時間だけ前記モータへ通電させるタイマとが設けられていることを特徴とする半田ごて。
  2. 電源部と本体部と加熱部とを有する半田ごてであって、
    前記本体部には、糸状の半田を保持する保持部と、該保持部より引き出された半田を前記加熱部へ向かって送り出す半田送り出し機構と、該半田送り出し機構に動力を与えるモータと、前記モータをオン、オフさせるスイッチとが設けられ、
    前記加熱部には、前記半田送り出し機構により送り出された半田を誘導する誘導管と、該誘導管を加熱して内部の半田を溶融させるヒータと、前記誘導管の先端を閉塞したり先端に隙間を生じさせたりするテーパ面を有するストッパとが設けられ、
    前記電源部には、前記モータと前記ヒータに通電を行なう通電手段が設けられていることを特徴とする半田ごて。
  3. 前記加熱部には、前記ストッパを前記誘導管の先端を閉塞する方向へ付勢する弾性部材が設けられ、前記ストッパを被溶着部へ押し付けると前記弾性部材の反力に抗して前記ストッパが後退されることによって前記誘導管の先端に隙間を生じるように構成されていることを特徴とする請求項2に記載の半田ごて。
  4. 前記本体部には、前記モータをオン、オフさせるスイッチが設けられていることを特徴とする請求項3に記載の半田ごて。
  5. 前記電源部には、前記スイッチが操作されたときに所定時間だけ前記モータへ通電させるタイマが設けられていることを特徴とする請求項4に記載の半田ごて。
  6. 前記半田送り出し機構は、半田の移送方向に沿って配置されたそれぞれ対をなす複数のローラと、前記対をなすローラ間に捲回された複数のベルトと、前記モータの回転力を前記対をなすローラのいずれか一方へ伝達する伝達手段とからなることを特徴とする請求項2〜5のいずれかに記載の半田ごて。
  7. 前記ベルトの表面には弾性材からなる複数の突起が形成されていることを特徴とする請求項6に記載の半田ごて。
  8. 前記糸状の半田はロールに捲回され、前記ロールの軸が前記保持部により保持されるように構成されていることを特徴とする請求項2〜7のいずれかに記載の半田ごて。
JP2006019128A 2006-01-27 2006-01-27 半田ごて Pending JP2007196269A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006019128A JP2007196269A (ja) 2006-01-27 2006-01-27 半田ごて

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006019128A JP2007196269A (ja) 2006-01-27 2006-01-27 半田ごて

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007196269A true JP2007196269A (ja) 2007-08-09

Family

ID=38451378

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006019128A Pending JP2007196269A (ja) 2006-01-27 2006-01-27 半田ごて

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007196269A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105215499A (zh) * 2015-10-19 2016-01-06 周海兵 点焊焊锡装置
CN114535744A (zh) * 2022-04-07 2022-05-27 夏广明 一种点融式焊锡推送系统及装置
CN115351378A (zh) * 2021-12-28 2022-11-18 南京工业职业技术大学 一体式电烙铁

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105215499A (zh) * 2015-10-19 2016-01-06 周海兵 点焊焊锡装置
CN115351378A (zh) * 2021-12-28 2022-11-18 南京工业职业技术大学 一体式电烙铁
CN115351378B (zh) * 2021-12-28 2024-01-26 南京工业职业技术大学 一体式电烙铁
CN114535744A (zh) * 2022-04-07 2022-05-27 夏广明 一种点融式焊锡推送系统及装置
CN114535744B (zh) * 2022-04-07 2024-05-24 夏广明 一种点融式焊锡推送系统及装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6230936B1 (en) Folded susceptor for glue gun
US6369359B1 (en) Self-feeding soldering device
JP2007196269A (ja) 半田ごて
CN102186617A (zh) 具有焊丝输送控制装置的半自动弧钎焊设备
JP2010507481A5 (ja)
US9919373B2 (en) Soldering wire dispenser apparatus
EP2463429A3 (en) Belt loop sewing apparatus and method of controlling belt loop sewing apparatus
WO2013168513A1 (ja) 溶接方法、溶接用ノズル及び溶接装置
JP2010052021A (ja) ワイヤのバッファ形成機構、ワイヤ供給装置、および溶接/溶射ロボット
JP2007519527A5 (ja)
CN109093230A (zh) 用于棒状焊丝的自动送丝机构及自动焊接机
JP2002527227A (ja) グルーガンの制御方式
JP4775517B1 (ja) 熱交換器の製造装置および製造方法
US20150083752A1 (en) Dental compound gun
WO2008148119A1 (en) Improved soldering apparatus and soldering tip
JP6141376B2 (ja) シールテープ巻付け機
KR101742626B1 (ko) 납 공급장치가 구비된 인두기
JP3515962B2 (ja) ろう付装置
KR101685258B1 (ko) 알곤가스 용접기의 조절기가 구비된 용접 와이어 공급기
JP5411542B2 (ja) 溶接装置
US20050233277A1 (en) Dental injection device
KR102282731B1 (ko) 용접용 용가재 주입장치
CN201455477U (zh) 一种烙铁头及其自动焊锡装置
KR20240071934A (ko) 알곤가스 용접기의 조절기가 구비된 용접 와이어 공급기
KR100772675B1 (ko) 지능형 디지털 토치키트 및 지능형 토치