JP2007195851A - チューブ接続コネクタ - Google Patents

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JP2007195851A
JP2007195851A JP2006020152A JP2006020152A JP2007195851A JP 2007195851 A JP2007195851 A JP 2007195851A JP 2006020152 A JP2006020152 A JP 2006020152A JP 2006020152 A JP2006020152 A JP 2006020152A JP 2007195851 A JP2007195851 A JP 2007195851A
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Masao Ikeda
昌夫 池田
Etsuro Yamabe
悦朗 山辺
Shinetsu Harada
新悦 原田
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Sumitomo Bakelite Co Ltd
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Abstract

【課題】 接続に接着剤や工具もしくは糸を用いることなく、簡単かつ小さな力で医療用チューブと医療用機器との強固な接続を確保するチューブ接続コネクタを提供することである。
【解決手段】 可撓性を有するチューブの接続用コネクターであって、前記コネクターは、先端に気密保持部と、後端側には本体部を有し、前記本体部から、前記気密保持部に向かって拡径する拡径部を備え、前記拡径部には、摺動可能なリング状の摺動部材を備えることを特徴とする接続用コネクター。
【選択図】 図1

Description

本発明は、医療用のチューブの接続部などに用いるチューブ接続コネクタに関するものである。
従来、手術後の患者の体内に医療用チューブを留置し、チューブの端部には吸引および吸引物の貯留をする機器を接続し、滲出液のドレナージが実施されている。このような医療用チューブと医療用機器の接続は、医者または看護士の手によって医療現場で実施されるため、予め接着剤等により強固に接続しておくことができないし、工具を必要とする接続方法は好ましくない。このため、主にチューブ内径よりわずかに大きい外径を有する雄コネクターを機器側に設け、雄コネクターにチューブを差し込んで接続する方法が多くとられている。
このような接続方法ではコネクターとチューブの接続部の接続強度はチューブの内外径と雄コネクターの内外径の関係が大きく影響する。チューブの内径に対してより大きな外径を有する雄コネクターの方が接続部の接続強度はより大きいため、高い安全性が期待できる。しかし、逆に接続し難くなるため現場での取扱が困難になり、チューブとコネクターの接続強度に自ずと実使用可能な限界値が生じる。
チューブとコネクターの接続については、使用時に簡単に抜けたりしないように様々な工夫が凝らされているが、実際にはチューブとコネクターの接続部が外れてしまうことがあり、まだ不十分である。また、上記のような接続方法では各部品の寸法のバラツキに大きく依存し、チューブ内径が大きいと接続強度は小さくなってしまい、接続部が使用中に外れてしまうリスクが増大する問題をはらんでいる。
実使用においては、チューブがコネクターから簡単に抜けないように医者または看護士の手によってチューブの上から、糸で縛る対策を講じている施設もあるが、処置に余計な手間がかかってしまう問題がある。
このような問題に対して、チューブを内外から締付ける方策が種々考案されており、コネクターにチューブを接続した後で締付リングをチューブ接続部外面に全周圧着する方法がある。この方法では予め締付リングをチューブに通しておく必要があり、手順を間違うと締付けが出来ない他、締付リング押し込み操作が煩雑である問題があった。
特開平01−255789号公報
接続に接着剤や工具もしくは糸を用いることなく、簡単かつ小さな力で医療用チューブと医療用機器との強固な接続を確保するチューブ接続コネクタを提供することである。
本発明によれば、可撓性を有するチューブの接続用コネクターであって、前記コネクターは、先端に気密保持部と、後端側には本体部を有し、前記本体部から、前記気密保持部に向かって拡径する拡径部を備え、前記拡径部には、摺動可能なリング状の摺動部材を備えることを特徴とする接続用コネクターである。
本発明によれば、接続に接着剤や工具もしくは糸を用いることなく、簡単かつ小さな力で医療用チューブと医療用機器との強固な接続を確保するチューブ接続コネクタを提供することができる。
以下、図をもとに本発明の詳細を説明する。
図1は、本発明の一実施例であって、コネクタ本体(1)に拡径部(2)が組みつけられた状態を示した断面図であり、この組み立て状態で本発明のチューブ接続コネクタの機能を果たす。
図2は図1に示したチューブ接続コネクタにチューブ(3)を嵌装した状態を示した断面図で、図3はチューブ(3)を引き抜く方向に荷重をかけた状態の断面図であり、拡径部(2)がチューブ(3)とともにコネクタ本体(1)との相対位置を変化させ、コネクタ本体(1)の形状にあわせ拡径している状態を示している。
拡径部(2)はゴム弾性体またはバネ弾性体を少なくともその一部に有しており形状は環状であり、コネクタ本体(1)のテーパ形状に沿って移動可能である。移動することによりコネクタ本体(1)の形状にあわせ拡径と復元を繰り返し、拡径時、チューブ(3)と拡径部(2)との嵌めあいの強さが増し、チューブ(3)との接合強度が向上するものである。このため拡径部(2)はチューブ(3)との相対位置関係を可能な限り保持することが望ましく、チューブ(3)内腔壁に引っ掛けるアンカー形状や、表面粗度の調整など使用するチューブ(3)の材質や形状により最適な形態を選択することが好ましい。
用途によってはチューブ(3)とチューブ接続コネクタとは接続時に気密を保たなければならないこともある。この場合は、拡径部(2)全体がゴム弾性体であれば拡径部(2)にて気密を保つことも可能であるが、最も確実にはコネクタ本体(1)の先端部の気密保持部(4)にて気密を確保することが好ましい。これにより例えば本発明のチューブ接続コネクタが排液の吸引回路に用いられた場合でも拡径部(2)まで排液が付着する可能性が排除できるので、拡径部(2)の汚れを防ぐことが出来、汚れによるチューブ(3)と拡径部(2)との不用意な滑りなどを防げる効果がある。
チューブ接続コネクタの使用方法について述べる。先ずチューブ(3)をチューブ接続コネクタに接続する。この際、チューブ(3)を拡径部(2)まで嵌装し、接続を完了する。この時拡径部(2)の外径は最小であるので、一般的なコネクタにチューブ(3)を嵌装する荷重と同程度の荷重にて接続操作が可能である。チューブ(3)に引き抜きの荷重が掛かると、チューブ(3)と拡径部(2)との相対位置は変化せず、コネクタ本体(1)と拡径部(2)ならびにチューブ(3)との相対位置が変化する。拡径部(2)はコネクタ本体(1)の形状のテーパ形状にあわせ拡径し、チューブ(3)と拡径部(2)の嵌め合いが変化し締付けが増し接続を強めることにより不用意なチューブ(3)の外れが防止される。拡径部(2)がコネクタ本体(1)のテーパ形状の最も太い部位に移動した時に締付けの度合いは最大となる。
以上のように、コネクタとチューブとを嵌装する操作は従来と変わりなく、コネクタに嵌装したチューブの引き抜き時の荷重を向上させることが出来、医療用チューブの接続部の信頼性向上におおいに役立つ。
本発明の一実施例で、環状の拡径部を有する例の断面を示した図。 本発明の一実施例で、チューブを嵌装した図。 本発明の一実施例で、嵌装したチューブに引き抜き力を加え、環状の拡径部が拡径した状態を示した図。
符号の説明
1 コネクタ本体
2 拡径部
3 チューブ
4 気密保持部

Claims (1)

  1. 可撓性を有するチューブの接続用コネクターであって、
    前記コネクターは、先端に気密保持部と、後端側には本体部を有し、
    前記本体部から、前記気密保持部に向かって拡径する拡径部を備え、
    前記拡径部には、摺動可能なリング状の摺動部材を備えることを特徴とする接続用コネクター。
JP2006020152A 2006-01-30 2006-01-30 チューブ接続コネクタ Pending JP2007195851A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010115327A (ja) * 2008-11-12 2010-05-27 Jms Co Ltd 接続部材及び経腸栄養投与セット並びに経腸栄養延長チューブ
WO2010140153A1 (en) 2009-06-05 2010-12-09 Plasel Ltd. Injection molding apparatus for producing drip emitters, and method therefor

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