JP2007195839A - 痔疾用パッド - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、着に着脱自在とされ、かつ着座したときに両坐骨の間に痔疾患部を内部に押し込むことができる突起部を提供することを目的とするものである。
【解決手段】本発明の痔疾用パッド1は、両坐骨の間に押し込むことができ、かつその頂部によって痔疾患部を圧接することができる三角柱形状の突起部2と、この突起部2を覆着する柔軟性被覆部材3と、突起部2の底面に設けられる下着接着部6とから構成されるものである。
【選択図】図1
【解決手段】本発明の痔疾用パッド1は、両坐骨の間に押し込むことができ、かつその頂部によって痔疾患部を圧接することができる三角柱形状の突起部2と、この突起部2を覆着する柔軟性被覆部材3と、突起部2の底面に設けられる下着接着部6とから構成されるものである。
【選択図】図1
Description
本件発明は、痔疾用パッドに関する。詳しくはパンツを装着した時に痔疾患部を押し込むようにする痔疾用パッドに係るものである。
痔疾患の場合、着座時に患者自身の体重により痔疾患部が圧迫されることにより激しい痛みを感じることがあるために、着座時に痔疾患部が圧迫されることを防止するために、中央部をくり貫いたドーナツ形の座布団が実用化されている。しかし、このドーナツ形の座布団は、嵩が高く、携行には不向きであった。
そこで、近年、着座時に痔疾患部が圧迫されることを防止する機能を有する痔疾患用パンツが発明されている。この発明は、パンツを構成する表皮101の股間部より臀部位置にかけて、表皮101側から、防水シート層102、吸水性材料からなる吸水層103、パンツを装着した時に痔疾患部に当接する部分104を切除するようにした吸水性材料からなる緩衝層105、内布106を順次積層した中当部材107を配し、この中当部材107を表皮101に縫着して一体化した構成とする(特許文献1参照。)。
前記痔疾患用パンツによれば、パンツを装着した時に痔疾患部に当接する部分が中当部材の緩衝層を切除した部分に位置するようにしているために、これにより、着座時に痔疾患部が圧迫されることを防止して痛みを緩和するものである。しかし痔疾患部が開放状とされることにより着座した状態が長く続くと痔疾患部が垂れ下がることになり、着座した状態から起立した場合には痔疾患部が臀部に挟まれた状態となり激しい痛みが起こり、歩けないことが度々ある。
また、軽度の痔疾患の場合では着座したときに痔疾患部が肛門より露出し、痔疾患部が下着に触れることにより激しい痛みが起こることが多いために、痔疾患部が肛門より露出しないように椅子に座るときにズボンやスカートの下から肛門を押し当てるように座布団の上に突起物を置く患者が多い。しかし常に突起物を持ち歩くのは煩雑であり、かつ痔疾患部を間接的に押し当てるために、痔疾患部からの漏液によって下着を汚す問題がある。
本発明は、以上の点に鑑みて創案されたものであって、下着に着脱自在とされ、かつ着座したときに両坐骨の間に痔疾患部を内部に押し込むことができる突起部を提供することを目的とするものである。
上記の目的を達成するために、本発明に係る痔疾用パッドは、その頂部により痔疾患部が圧接される両坐骨間に挿入可能な突起部と、前記突起部の底面に粘着層が形成される下着接着部を備える。
ここで、突起部の底面をパンツなどの下着に粘着し、両坐骨の間に挿入して痔疾患部に当接する状態とすることにより、座ったときに痔疾患部を圧接して痔疾の痛みを和らげることができる。
また、上記の目的を達成するために、本発明に係る痔疾用パッドは、略帯状に形成されるナプキンと、前記ナプキンの略中央に載置され、その頂部により痔疾患部が圧接される両坐骨間に挿入可能な突起部と、前記ナプキンの底面に粘着層が形成される下着接着部を備える。
ここで、ナプキンの底面をパンツなどの下着の股間部から臀部にかけて粘着し、両坐骨の間に挿入して痔疾患部に当接する状態とすることにより、座ったときに痔疾患部を圧接して痔疾の痛みを和らげることができるとともに、ナプキンが臀部に密着することにより痔疾による分泌液などの溢出を防ぐことができる。
また、上記の目的を達成するために、本発明に係る痔疾用パッドは、略帯状に形成される基板シートと、前記基板シートの略中央に載置され、その頂部により痔疾患部が圧接される両坐骨間に挿入可能な突起部と、前記基板シート上に、前記突起部を覆う如くその周縁部が接着されるナプキンと、前記基板シートの底面に粘着層が形成される下着接着部を備える。
ここで、基板シートの底面をパンツなどの下着の股間部から臀部にかけて粘着し、両坐骨の間に挿入して痔疾患部に当接する状態とすることにより、ナプキンにより痔疾患部への衝撃を和らげるとともに、ナプキンが臀部に密着することにより痔疾による分泌液などの溢出を防ぐことができる。
また、前記ナプキンを吸水性素材により形成することにより痔疾による分泌液などを吸水することで溢出、漏出および滲出を防ぐ、あるいは挿入した薬剤の溢出を防ぐことが可能となる。
本発明によれば、着座したときに、痔疾患部を突起部によって圧接することで痔疾患部の脱出を防いで痛みを軽減することが可能となる。また、突起部によって痔疾患部の脱出を防ぐことにより、分泌液などの外部への溢出、洩出および滲出を防止し、かつ挿入した薬剤の溢出を防ぐことにより下着や衣服への付着を防止することが可能となる。
また、下着に粘着剤によって取付けることができるために、既存の下着を使用することがで、かつ携帯しておけばトイレなどで着用や取替えが容易に行うことができる。さらに、突起部や吸水性シートを水により分解する素材とすることにより使用後には水洗トイレで流すことができ、非常に衛生的となる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参酌しながら説明し、本発明の理解に供する。
実施例1
図1(イ)は本発明の実施例1における斜視図、図1(ロ)は本発明の実施例1における断面図を示す。
実施例1
図1(イ)は本発明の実施例1における斜視図、図1(ロ)は本発明の実施例1における断面図を示す。
ここで示す痔疾用パッド1は、両坐骨の間に押し込むことができ、かつその頂部によって痔疾患部を圧接することができる三角柱形状の突起部2と、この突起部2を覆着する柔軟性被覆部材3とから構成されるものである。
そこで前記突起部2は、水によって分解する素材、例えば紙素材によって成型するものである。また、柔軟性被覆部材3は吸水性および水拡散性の良好な吸水層を有するポリマーなどの吸水素材によって形成されるものである。
そして前記突起部2の底面に粘着剤4が塗布され、この粘着剤4の上面に剥離紙5が貼着される下着接着部6が設けられるものである。
実施例2
図2(イ)は、本発明の実施例2における平面図、図2(ロ)は、本発明の実施例2における断面図である。
図2(イ)は、本発明の実施例2における平面図、図2(ロ)は、本発明の実施例2における断面図である。
ここで示す痔疾用パッド1は、底面が防水性を有し、その上面に吸水層が形成されるナプキン7上の略中央位置に、両坐骨の間に押し込むことができ、かつその頂部によって痔疾患部を圧接することができる三角柱形状の突起部2が固着された構成とするものである。
そこで前記突起部2は、水によって分解する素材、例えば紙素材によって成型するものであり、さらにその表面を柔軟性被覆部材3によって覆着されるものである。
そして前記ナプキン7の底面の各辺に沿って一定幅の粘着剤4が塗布され、この粘着剤4の上面に剥離紙5が貼着される下着接着部6が設けられるものである。
実施例3
図3(イ)は、本発明の実施例2における平面図、図3(ロ)は、本発明の実施例2における断面図である。
図3(イ)は、本発明の実施例2における平面図、図3(ロ)は、本発明の実施例2における断面図である。
ここで示す痔疾用パッド1は、防水性を有する基盤シート8の略中央位置に、両坐骨の間に押し込むことができ、かつその頂部によって痔疾患部を圧接することができる三角柱形状の突起部2が固着された構成とするものである。
そこで前記基盤シート8上に吸水性を有するナプキン7によって前記突起部2を被包する状態で、その周縁部同士を接着し合う構成とするものである。
そして前記基盤シート8の底面の各辺に沿って一定幅の粘着剤4が塗布され、この粘着剤4の上面に剥離紙5が貼着される下着接着部6が設けられるものである。
また、図4に示すように、突起部2の上端を痔疾患部に当接する長さとするとともに、前方に向けて緩やかな勾配を設けた形状とすることにより、痔疾用パッド1の着用時に突起部2が性器に当たることがない。また臀部の曲面に沿って取付けることができるためにズボンやスカートに痔疾用パッド1の厚みが浮き上がることがなく、通常の生活に支障の無い活動をすることが可能となる。
以上の構成よりなる本発明によれば、パンツなどの下着9の股間部より臀部位置にかけて、実施例1における痔疾用パッド1を取付ける場合には、図5(イ)に示すように、突起部2底面の剥離紙5を剥がして下着9の表布に取付けるものである。
この場合には、図6(イ)で示すように、下着9に突起部2が接着された状態で突起部2が両坐骨の間に押し込まれて、その頂部によって痔疾患部を圧接することで脱出を防ぐことになる。また、痔疾患部からの分泌液は柔軟性被覆部材3によって吸水されることで溢出を防ぐことができるものである。
なお、分泌液の多い患者では柔軟性被覆部材3による吸水に限度があるために、比較的軽度の痔疾患者に適するものである。
なお、分泌液の多い患者では柔軟性被覆部材3による吸水に限度があるために、比較的軽度の痔疾患者に適するものである。
また、パンツなどの下着9の股間部より臀部位置にかけて、実施例2における痔疾用パッド1を取付ける場合には、ナプキン7の底面の各辺に沿って貼着される剥離紙5を剥がして下着9の表布に取付けるものである。
この場合には、図6(ロ)で示すように、下着9にナプキン7が接着された状態で突起部2が両坐骨の間に押し込まれて、その頂部によって痔疾患部を圧接することで脱出を防ぐことになる。また、痔疾患部からの分泌液は柔軟性被覆部材3によって吸水されることで溢出を防ぐとともに、柔軟性被覆部材3より洩れ出た分泌液はナプキン7によって吸水されることで下着9への付着を防ぐことが可能となる。
また、パンツなどの下着9の股間部より臀部位置にかけて、実施例3における痔疾用パッド1を取付ける場合には、基盤シート8の底面の各辺に沿って貼着される剥離紙5を剥がして下着9の表布に取付けるものである。
この場合には、図6(ハ)で示すように、下着9に基盤シート8が接着された状態で突起部2が両坐骨の間に押し込まれる際には、突起部2がナプキン7により被包されているために、痔疾患部にナプキン7を介して突起部2が圧接するとともに、臀部表面にナプキン7が接することによって痔疾患部と突起部2との接触による痛みが軽減される。また、分泌液の多い患者でもナプキン7全体によって吸水されるために、下着9への洩れを完全に防ぐことが可能となる。
1 痔疾用パッド
2 突起部
3 柔軟性被覆部材
4 粘着剤
5 剥離紙
6 下着接着部
7 ナプキン
8 基盤シート
9 下着
2 突起部
3 柔軟性被覆部材
4 粘着剤
5 剥離紙
6 下着接着部
7 ナプキン
8 基盤シート
9 下着
Claims (6)
- その頂部により痔疾患部が圧接される両坐骨間に挿入可能な突起部と、
前記突起部の底面に粘着層が形成される下着接着部を備える
ことを特徴とする痔疾用パッド。 - 略帯状に形成されるナプキンと、
前記柔軟性シートの略中央に載置され、その頂部により痔疾患部が圧接される両坐骨間に挿入可能な突起部と、
前記ナプキンの底面に粘着層が形成される下着接着部を備える
ことを特徴とする痔疾用パッド。 - 略帯状に形成される基板シートと、
前記基板シートの略中央に載置され、その頂部により痔疾患部が圧接される両坐骨間に挿入可能な突起部と、
前記基板シート上に、前記突起部を覆う如くその周縁部が接着されるナプキンと、
前記基板シートの底面に粘着層が形成される下着接着部を備える
ことを特徴とする痔疾用パッド。 - 前記粘着層に剥離紙が貼着される
ことを特徴とする請求項1、2または3記載の痔疾用パッド。 - 前記突起部が柔軟性被覆部材によって被覆される
ことを特徴とする請求項1または2記載の痔疾用パッド。 - 前記柔軟性被覆部材またはナプキンが吸水性素材により形成される
ことを特徴とする請求項2、3、4または5記載の痔疾用パッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006020007A JP2007195839A (ja) | 2006-01-30 | 2006-01-30 | 痔疾用パッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006020007A JP2007195839A (ja) | 2006-01-30 | 2006-01-30 | 痔疾用パッド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007195839A true JP2007195839A (ja) | 2007-08-09 |
Family
ID=38451021
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006020007A Pending JP2007195839A (ja) | 2006-01-30 | 2006-01-30 | 痔疾用パッド |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2007195839A (ja) |
-
2006
- 2006-01-30 JP JP2006020007A patent/JP2007195839A/ja active Pending
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