JP2007195026A - 電界通信制御システム、電界通信制御方法、電界通信装置 - Google Patents

電界通信制御システム、電界通信制御方法、電界通信装置 Download PDF

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門  勇一
Mitsuru Shinagawa
満 品川
Hideki Sakamoto
秀樹 阪本
Toshiaki Asahi
利彰 朝日
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Abstract

【課題】本人以外の者による携帯機器の使用を確実に防止する。
【解決手段】個人用電界通信装置から送信される個人識別情報と、制御用電界通信装置に格納された個人識別情報とが一致した場合に、制御用電界通信装置を配置する携帯機器を動作させることで、個人用電界通信装置を所持しない第三者による携帯機器の操作を防止する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電界伝達媒体に誘起される電界を利用して通信を行う電界通信装置を使用して、携帯機器の動作を制御する技術に関する。
従来、携帯電話に保存されている着信履歴や通話履歴等を、自分以外の第三者に見られることを防止するために、暗証番号や指紋センサーを利用したキーロック機能や、携帯電話の置き忘れや紛失時にあらかじめ登録した他の電話機や公衆電話から遠隔操作することで第三者による使用を防ぐことができる遠隔ロック機能等が利用されていた(特許文献1参照)。
特開2003−274006公報
しかしながら、従来の機能では、キーロック設定を忘れた場合や、紛失してから遠隔操作するまでの場合には、第三者による不正使用を許す可能性があり、それにより個人情報、通常他人に知られたくない事項、機密事項等の漏洩を誘発するという問題があった。
本発明は、上記を鑑みてなされたものであり、本人以外の者による携帯機器の使用を確実に防止することを課題とする。
第1の本発明に係る電界通信制御システムは、電界を電界伝達媒体に誘起して相互に電界通信を行う携帯可能な個人用電界通信装置及び携帯機器に配置される制御用電界通信装置を備えた電界通信制御システムであって、前記個人用電界通信装置は、個人識別情報を格納しておく第1格納手段と、前記個人識別情報を、送信電極から前記電界伝達媒体を介して前記制御用電界通信装置へ送信する送信手段とを有し、前記制御用電界通信装置は、個人識別情報を格納しておく第2格納手段と、送信されてきた個人識別情報を、受信電極を介して受信する受信手段と、前記個人識別情報を受信した場合に、個人識別情報を前記第2格納手段から読み出して、受信した個人識別情報と照合する第1照合手段と、前記第1照合手段により照合した結果、両者が一致した場合に当該携帯機器の動作を許可する制御を行う制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明にあっては、個人用電界通信装置から送信される個人識別情報と、制御用電界通信装置に格納された個人識別情報とが一致した場合に、制御用電界通信装置を配置する携帯機器を動作させることで、個人用電界通信装置を所持しない第三者による携帯機器の操作を防止することができる。
上記電界通信制御システムにおいて、特定のエリアに配置されるエリア用電界通信装置を更に有し、前記エリア用電界通信装置は、エリア識別情報を格納しておく第3格納手段と、前記エリア識別情報を、送信電極から前記電界伝達媒体を介して前記制御用電界通信装置へ送信する送信手段とを有し、前記制御用電界通信装置は、エリア識別情報を格納しておく第4格納手段と、送信されてきたエリア識別情報を、受信電極を介して受信する受信手段と、前記エリア識別情報を受信した場合に、エリア識別情報を前記第4格納手段から読み出して、受信したエリア識別情報と照合する第2照合手段とを更に有し、前記制御手段は、前記第1照合手段により照合した結果、両者が一致した場合、尚且つ前記第2照合手段により照合した結果、両者が一致した場合に当該携帯機器の動作を許可することを特徴とする。
本発明にあっては、個人用電界通信装置から送信される個人識別情報と制御用電界通信装置に格納された個人識別情報とが一致した場合、尚且つエリア用電界通信装置から送信されるエリア識別情報と制御用電界通信装置に格納されたエリア識別情報とが一致した場合に、制御用電界通信装置を配置する携帯機器を動作させることで、たとえ制御用電界通信装置の有する個人識別情報と同一の個人識別情報を有する個人用電界通信装置を所持する人であっても、予め特定されたエリア以外では携帯機器の使用を不可能とすることができる。
第2の本発明に係る電界通信制御方法は、電界を電界伝達媒体に誘起して相互に電界通信を行う携帯可能な個人用電界通信装置及び携帯機器に配置される制御用電界通信装置で処理する電界通信制御方法であって、前記個人用電界通信装置により、個人識別情報を格納手段から読み出して、送信電極から前記電界伝達媒体を介して前記制御用電界通信装置へ送信する第1ステップを有し、前記制御用電界通信装置により、送信されてきた個人識別情報を、受信電極を介して受信する第2ステップと、前記個人識別情報を受信した場合に、個人識別情報を格納手段から読み出して、受信した個人識別情報と照合する第3ステップと、前記第3ステップにより照合した結果、両者が一致した場合に当該携帯機器の動作を許可する制御を行う第4ステップと、を有することを特徴とする。
上記電界通信制御方法において、特定のエリアに配置されるエリア用電界通信装置により、エリア識別情報を格納手段から読み出して、送信電極から前記電界伝達媒体を介して前記制御用電界通信装置へ送信する第5ステップを有し、前記制御用電界通信装置により、送信されてきたエリア識別情報を、受信電極を介して受信する第6ステップと、前記エリア識別情報を受信した場合に、エリア識別情報を格納手段から読み出して、受信したエリア識別情報と照合する第7ステップとを有し、前記第4ステップは、前記第3ステップにより照合した結果、両者が一致した場合、尚且つ前記第7ステップにより照合した結果、両者が一致した場合に当該携帯機器の動作を許可することを特徴とする。
第3の本発明に係る電界通信装置は、電界を電界伝達媒体に誘起して電界通信を行う携帯機器に配置される電界通信装置であって、個人識別情報を格納しておく格納手段と、他の電界通信装置から送信されてきた個人識別情報を、受信電極を介して受信する受信手段と、前記個人識別情報を受信した場合に、個人識別情報を前記格納手段から読み出して、受信した個人識別情報と照合する第1照合手段と、前記照合手段により照合した結果、両者が一致した場合に当該携帯機器の動作を許可する制御を行う制御手段と、を有することを特徴とする。
上記電界通信装置において、前記電界通信装置は、エリア識別情報を格納しておく格納手段と、他の電界通信装置から送信されてきたエリア識別情報を、受信電極を介して受信する受信手段と、前記エリア識別情報を受信した場合に、エリア識別情報を前記格納手段から読み出して、受信したエリア識別情報と照合する第2照合手段と、前記制御手段は、前記第1照合手段により照合した結果、両者が一致した場合、尚且つ前記第2照合手段により照合した結果、両者が一致した場合に当該携帯機器の動作を許可することを特徴とする。
上記電界通信装置において、前記制御手段は、前記個人識別情報を送信時の時間間隔で受信しない場合に当該携帯機器の動作を許可しない制御を行うことを特徴とする。
本発明にあっては、他の電界通信装置から送信される個人識別情報を送信時の時間間隔で受信しない場合には、携帯機器の動作を許可しない制御を行うので、携帯機器を把持していない場合における第三者による使用を防止することができる。
上記電界通信装置において、前記制御手段は、前記エリア識別情報を送信時の時間間隔で受信しない場合に当該携帯機器の動作を許可しない制御を行うことを特徴とする。
本発明にあっては、他の電界通信装置から送信される個人識別情報及びエリア識別情報を送信時の時間間隔で受信しない場合には、携帯機器の動作を許可しない制御を行うので、携帯機器を把持していない場合における第三者による使用を防止することができる。
本発明によれば、本人以外の者による携帯機器の使用を確実に防止することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、第1の実施形態に係る電界通信制御システムの構成を示す模式図である。図1に示すように、本電界通信制御システムは、人体80に配置される個人用電界通信装置1、及び携帯機器3に配置される制御用電界通信装置2を有する構成である。
携帯機器3は、制御用電界通信装置2を配置するほか、携帯機器3が本来有する携帯電話機能32、及び携帯電話機能32に対して制御を行うスタンバイモード制御部31を有する構成である。
制御用電界通信装置2を配置する例として、携帯電話、POSシステム(Point Of Sales System)端末、工場や建設現場の無線コントローラ、有料コンテンツ閲覧用ハンディ端末等を利用することができる。
次に、個人用電界通信装置1について説明する。
まず、個人用電界通信装置1の構成について、図1を用いて説明する。個人用電界通信装置1は、情報処理を行う処理部11、個人用電界通信装置1を保持している人物80の個人識別情報を格納する格納部12、及び電界を電界伝達媒体としての人体80に誘起する通信回路15と電極16とを有する構成である。格納部12及び通信回路15は処理部11に接続され、電極16は通信回路15に接続されている。
続いて、個人用電界通信装置1の動作について説明する。個人用電界通信装置1は、電界伝達媒体としての人体80に配置されるものであって、人物80を識別することが可能な個人識別情報を格納部12に格納し、処理部11により個人識別情報を格納部12から読み出して、通信回路15により電極16から電界を個人用電界通信装置1を保持している人体80に誘起し、個人識別情報を電極16から人体80に一定の時間間隔T1で送信する。尚、通信回路15の構成及び動作については後述する。
次に、制御用電界通信装置2について説明する。
まず、制御用電界通信装置2の構成について、図1を用いて説明する。制御用電界通信装置2は、情報処理を行う処理部21、個人識別情報を格納する格納部22、個人用電界通信装置1から送信されてきた個人識別情報と格納部22に格納された個人識別情報とを照合する照合部23、携帯機器3のスタンバイモード制御部31に対して動作を許可する制御又は動作を許可しない制御を行う制御部24、及び電界を電界伝達媒体に誘起する通信回路25と電極26とを有する構成である。格納部22、照合部23、制御部24、及び通信回路25は処理部21に接続され、電極26は通信回路25に接続されている。尚、制御用電界通信装置2の主要部は演算処理装置で構成され、各部の処理はプログラムで実行される。
続いて、制御用電界通信装置2の動作について説明する。制御用電界通信装置2は、携帯機器3に配置されるものであって、個人識別情報を格納部22に格納する。人物80が携帯機器3に接触した場合に、制御用電界通信装置2は、個人用電界通信装置1から送信される個人識別情報を、人体80を介して通信回路25により電極26で受信する。その後、制御用電界通信装置2は、処理部21により格納部22から個人識別情報を読み出し、受信した個人識別情報と読み出した個人識別情報とを照合部23により照合する。照合の結果、両者が一致する場合に、制御部24によりスタンバイモード制御部31に対して携帯電話機能32の動作を許可する制御を行う。
また、制御用電界通信装置2は、個人用電界通信装置1から送信される個人識別情報を、送信時の時間間隔T1で受信しない場合に、制御部24によりスタンバイモード制御部31に対して携帯機器3の動作を許可しない制御を行う。
次に、個人用電界通信装置1における通信回路15、及び制御用電界通信装置2における通信回路25の構成及び動作について説明する。
図2は、通信回路15及び通信回路25の共通の構成を示すブロック図である。以下、通信回路15を例に説明する。
図2に示すように、処理部11と電極16との間を接続する通信回路15は、インタフェース50を介して処理部11に接続される。通信回路15は、この処理部11からインタフェース50を介して他の電界通信装置に送信するための送信データを受け取ると、レベル調整回路51で送信データの信号振幅を調整してから、送信回路52を介して送信電極16aに供給するようになっている。
送信電極16aは、送信回路52から送信データが供給されると、この送信データに対応する電界を電界伝達媒体100に誘起する。この誘起された電界は、電界伝達媒体100を伝達して、他の電界通信装置の受信電極16bで受信される。
電界検出光学部53は、受信電極16bで受信した電界が供給され、電界光学手法を利用した電界検出光学部53内で別途発生するレーザ光を偏光変化させ、この偏光変化したレーザ光を受光回路54で電気信号に変換する。この電気信号は、バンドパスフィルタ55での帯域制限により不要な雑音が除去され、更に波形整形回路56で波形が整形されてから、インタフェース50を介して処理部11に供給されるようになっている。
なお、送信電極16aと受信電極16bは、一体化して1つの電極16で各電極を構成してもよいものである。
次に、図1を参照し、本実施形態に係る電界通信制御システムの全体的な動作について説明する。
制御用電界通信装置2は、携帯機器3に配置されるものであって、予め、個人識別情報を格納部22に格納する。人物80が携帯機器3に接触した場合、人物80が保持する個人用電界通信装置1は、処理部11により、その人物80の個人識別情報を格納部12から読み出して、電極16から電界伝達媒体としての人体80へ電界により送信する。
その後、制御用電界通信装置2は、処理部21により、人体80を介して送信されてきた人物80の個人識別情報を、通信回路25により電極26で受信する。制御用電界通信装置2は、処理部21により格納部22から個人識別情報を読み出し、受信した人物80の個人識別情報と読み出した個人識別情報とを照合部23により照合する。照合の結果、両者が一致する場合に、制御部24によりスタンバイモード制御部31に対して携帯電話機能32の動作を許可する制御を行う。
また、制御用電界通信装置2は、個人用電界通信装置1から送信される個人識別情報を、送信時の時間間隔T1で受信しない場合に、制御部24によりスタンバイモード制御部31に対して携帯機器3の動作を許可しない制御を行う。
従って、本実施形態にあっては、個人用電界通信装置1から送信される個人識別情報と、制御用電界通信装置2に格納された個人識別情報とが一致した場合に、制御用電界通信装置2を配置する携帯機器3を動作させることで、個人用電界通信装置1を所持しない第三者による携帯機器3の操作を防止することができる。
[第2の実施の形態]
図3は、第2の実施形態に係る電界通信制御システムの構成を示す模式図である。図3に示すように、本電界通信制御システムは、図1で示した第1の実施形態に係る電界通信制御システムの構成に、特定エリア81に配置されるエリア用電界通信装置4を追加した構成である。個人用電界通信装置1の構成及び動作については、第1の実施形態で説明したものと同様であるので、ここでは重複した説明は省略する。
まず、エリア用電界通信装置4について説明する。
エリア用電界通信装置4は、エリア識別情報を格納する格納部42を有する構成である。エリア識別情報は、特定エリア81を他のエリアから識別することが可能な識別情報である。エリア用電界通信装置4は、エリア識別情報を一定の時間間隔T2で送信し、その他の構成及び動作については、第1の実施形態で説明した個人用電界通信装置1と同様である。通信回路45の構成及び動作についても、図2を用いて説明したものと同様である。
続いて、本実施形態における制御用電界通信装置2について説明する。
まず、制御用電界通信装置2の構成について、図3の模式図を用いて説明する。制御用電界通信装置2は、個人識別情報のほかエリア識別情報を更に格納する格納部22、及び個人用電界通信装置1から送信されてきた個人識別情報と格納部22に格納された個人識別情報とを照合すると共にエリア用電界通信装置4から送信されるエリア識別情報と格納部22に格納されたエリア識別情報とを照合する照合部23を有する構成であり、その他の構成については、第1の実施形態で説明したものと同様である。
次に、制御用電界通信装置2の動作について説明する。制御用電界通信装置2は、携帯機器3に配置されるものであって、個人識別情報及びエリア識別情報を格納部22に格納する。人物80が携帯機器3に接触した場合における制御用電界通信装置2による個人識別情報の照合を行う動作については、第1の実施形態と同様である。
本実施形態では、制御用電界通信装置2は、更に、その人物80が特定エリア81に接触した場合に、エリア用電界通信装置4から送信されるエリア識別情報を、人体80と特定エリア81とを介して通信回路25により電極26で受信する。その後、制御用電界通信装置2は、処理部21により格納部22からエリア識別情報を読み出し、受信したエリア識別情報と読み出したエリア識別情報とを照合部23により照合する。
個人識別情報の照合結果が一致する場合、尚且つエリア識別情報の照合結果が一致する場合に、制御部24によりスタンバイモード制御部31に対して携帯電話機能32の動作を許可する制御を行う。
また、制御用電界通信装置2は、個人用電界通信装置1から送信される個人識別情報を送信時の時間間隔T1で受信しない場合、尚且つエリア用電界通信装置4から送信されるエリア識別情報を送信時の時間間隔T2で受信しない場合に、制御部24によりスタンバイモード制御部31に対して携帯機器3の動作を許可しない制御を行う。
次に、図3を参照し、本実施形態に係る電界通信制御システムの全体的な動作について説明する。
制御用電界通信装置2は、携帯機器3に配置されるものであって、予め、個人識別情報及びエリア識別情報を格納部22に格納する。人物80が携帯機器3に接触した場合における制御用電界通信装置2による個人識別情報の照合を行う動作については、第1の実施形態と同様である。
当該人物80が、更に、エリア用電界通信装置4を配置する特定エリア81に接触した場合、特定エリア81を識別するエリア識別情報が格納部42に格納されたエリア用電界通信装置4は、処理部41により、その特定エリア81のエリア識別情報を格納部42から読み出して、電極46から電界伝達媒体としての特定エリアへ電界により送信する。
その後、制御用電界通信装置2は、処理部21により、人体80と特定エリア81とを介して送信されてくる特定エリア81のエリア識別情報を、通信回路25により電極26で受信する。制御用電界通信装置2は、処理部21により格納部22からエリア識別情報を読み出し、受信した特定エリア81のエリア識別情報と読み出したエリア識別情報とを照合部23により照合する。
個人識別情報の照合結果が一致する場合、尚且つエリア識別情報の照合結果が一致する場合に、制御部24によりスタンバイモード制御部31に対して携帯機器3の動作を許可する制御を行う。
また、制御用電界通信装置2は、個人用電界通信装置1から送信される個人識別情報を送信時の時間間隔T1で受信しない場合、尚且つエリア用電界通信装置4から送信されるエリア識別情報を送信時の時間間隔T2で受信しない場合に、制御部24によりスタンバイモード制御部31に対して携帯機器3の動作を許可しない制御を行う。
従って、本実施形態にあっては、個人用電界通信装置1から送信される個人識別情報と制御用電界通信装置2に格納された個人識別情報とが一致した場合、尚且つエリア用電界通信装置4から送信されるエリア識別情報と制御用電界通信装置2に格納されたエリア識別情報とが一致した場合に、制御用電界通信装置2を配置する携帯機器3を動作させることで、たとえ制御用電界通信装置2の有する個人識別情報と同一の個人識別情報を有する個人用電界通信装置1を所持する人であっても、予め特定されたエリア以外では携帯機器3の使用を不可能とすることができる。
第1の実施形態に係る電界通信制御システムの構成を示す模式図である。 通信回路の構成を示すブロック図である。 第2の実施形態に係る電界通信制御システムの構成を示す模式図である。
符号の説明
1…個人用電界通信装置
2…制御用電界通信装置
3…携帯機器
4…エリア用電界通信装置
11,21,41…処理部
12,22,42…格納部
15,25,45…通信回路
16,26,46…電極
16a…送信電極
16b…受信電極
23…照合部
24…制御部
31…スタンバイモード制御部
32…携帯電話機能
50…インタフェース
51…レベル調整回路
52…送信回路
53…電界検出光学部
54…受光回路
55…バンドパスフィルタ
56…波形整形回路
80…人物(人体)
81…特定エリア
100…電界伝達媒体

Claims (8)

  1. 電界を電界伝達媒体に誘起して相互に電界通信を行う携帯可能な個人用電界通信装置及び携帯機器に配置される制御用電界通信装置を備えた電界通信制御システムであって、
    前記個人用電界通信装置は、
    個人識別情報を格納しておく第1格納手段と、
    前記個人識別情報を、送信電極から前記電界伝達媒体を介して前記制御用電界通信装置へ送信する送信手段とを有し、
    前記制御用電界通信装置は、
    個人識別情報を格納しておく第2格納手段と、
    送信されてきた個人識別情報を、受信電極を介して受信する受信手段と、
    前記個人識別情報を受信した場合に、個人識別情報を前記第2格納手段から読み出して、受信した個人識別情報と照合する第1照合手段と、
    前記第1照合手段により照合した結果、両者が一致した場合に当該携帯機器の動作を許可する制御を行う制御手段と、
    を有することを特徴とする電界通信制御システム。
  2. 特定のエリアに配置されるエリア用電界通信装置を更に有し、
    前記エリア用電界通信装置は、
    エリア識別情報を格納しておく第3格納手段と、
    前記エリア識別情報を、送信電極から前記電界伝達媒体を介して前記制御用電界通信装置へ送信する送信手段とを有し、
    前記制御用電界通信装置は、
    エリア識別情報を格納しておく第4格納手段と、
    送信されてきたエリア識別情報を、受信電極を介して受信する受信手段と、
    前記エリア識別情報を受信した場合に、エリア識別情報を前記第4格納手段から読み出して、受信したエリア識別情報と照合する第2照合手段とを更に有し、
    前記制御手段は、前記第1照合手段により照合した結果、両者が一致した場合、尚且つ前記第2照合手段により照合した結果、両者が一致した場合に当該携帯機器の動作を許可することを特徴とする請求項1記載の電界通信制御システム。
  3. 電界を電界伝達媒体に誘起して相互に電界通信を行う携帯可能な個人用電界通信装置及び携帯機器に配置される制御用電界通信装置で処理する電界通信制御方法であって、
    前記個人用電界通信装置により、
    個人識別情報を格納手段から読み出して、送信電極から前記電界伝達媒体を介して前記制御用電界通信装置へ送信する第1ステップを有し、
    前記制御用電界通信装置により、
    送信されてきた個人識別情報を、受信電極を介して受信する第2ステップと、
    前記個人識別情報を受信した場合に、個人識別情報を格納手段から読み出して、受信した個人識別情報と照合する第3ステップと、
    前記第3ステップにより照合した結果、両者が一致した場合に当該携帯機器の動作を許可する制御を行う第4ステップと、
    を有することを特徴とする電界通信制御方法。
  4. 特定のエリアに配置されるエリア用電界通信装置により、
    エリア識別情報を格納手段から読み出して、送信電極から前記電界伝達媒体を介して前記制御用電界通信装置へ送信する第5ステップを有し、
    前記制御用電界通信装置により、
    送信されてきたエリア識別情報を、受信電極を介して受信する第6ステップと、
    前記エリア識別情報を受信した場合に、エリア識別情報を格納手段から読み出して、受信したエリア識別情報と照合する第7ステップとを有し、
    前記第4ステップは、前記第3ステップにより照合した結果、両者が一致した場合、尚且つ前記第7ステップにより照合した結果、両者が一致した場合に当該携帯機器の動作を許可することを特徴とする請求項3記載の電界通信制御方法。
  5. 電界を電界伝達媒体に誘起して電界通信を行う携帯機器に配置される電界通信装置であって、
    個人識別情報を格納しておく格納手段と、
    他の電界通信装置から送信されてきた個人識別情報を、受信電極を介して受信する受信手段と、
    前記個人識別情報を受信した場合に、個人識別情報を前記格納手段から読み出して、受信した個人識別情報と照合する第1照合手段と、
    前記照合手段により照合した結果、両者が一致した場合に当該携帯機器の動作を許可する制御を行う制御手段と、
    を有することを特徴とする電界通信装置。
  6. 前記電界通信装置は、
    エリア識別情報を格納しておく格納手段と、
    他の電界通信装置から送信されてきたエリア識別情報を、受信電極を介して受信する受信手段と、
    前記エリア識別情報を受信した場合に、エリア識別情報を前記格納手段から読み出して、受信したエリア識別情報と照合する第2照合手段と、
    前記制御手段は、前記第1照合手段により照合した結果、両者が一致した場合、尚且つ前記第2照合手段により照合した結果、両者が一致した場合に当該携帯機器の動作を許可することを特徴とする請求項5記載の電界通信装置。
  7. 前記制御手段は、前記個人識別情報を送信時の時間間隔で受信しない場合に当該携帯機器の動作を許可しない制御を行うことを特徴とする請求項5又は6記載の電界通信装置。
  8. 前記制御手段は、前記エリア識別情報を送信時の時間間隔で受信しない場合に当該携帯機器の動作を許可しない制御を行うことを特徴とする請求項6又は7記載の電界通信装置。

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010178260A (ja) * 2009-02-02 2010-08-12 Casio Hitachi Mobile Communications Co Ltd 端末装置及びプログラム
JP2012113397A (ja) * 2010-11-22 2012-06-14 Nec Saitama Ltd 端末用認証システム及び認証方法並びにそのプログラム
JP2014092940A (ja) * 2012-11-02 2014-05-19 Sony Corp 画像表示装置及び画像表示方法、並びにコンピューター・プログラム

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