JP2007194986A - 撮影装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】多重撮影モードにおいてより多彩な効果を与えることができる撮影装置を提供する。
【解決手段】発光部11に発光ダイオード1141〜1143を複数配備する。多重撮影モードにおいてシステム制御回路110は、その発光部11に一回の露光中に間欠的に複数回発光させる。この複数回の発光のうちのいずれか一回の発光については発光ダイオード1141〜1143すべてを発光させることにより発光のピークを増大させることにより大きな積分光量で発光させ、他の回の発光については1つまたは2つの発光ダイオードを発光させる。いずれか一回の発光で得られた画像を他の画像に比べて強調して特殊撮影効果を高める。
【選択図】図5

Description

本発明は、撮像素子を備え、その撮像素子上に被写体像を形成して画像信号を生成する撮影装置に関する。
動きのある被写体を撮影しようとするときに移動状態にある複数の被写体像を1枚の画像中に写し込む多重撮影モードと呼ばれる撮影モードを有する撮影装置がある。
この多重撮影モードを用いると、例えばゴルフクラブをスイングしているときのスイングの軌跡をコマ送りの様に一枚の画像中に写し込むことができる(例えば特許文献1,2参照)。この多重撮影モードを用いて撮影を行なうときには、一回の露光中に撮影補助光を間欠的に発光して撮影を行なうものと、継続して発光を行なわせながら連続して複数回露光するものがある。
ここで一回の露光中に撮影補助光を間欠的に発光して撮影を行なう場合の例を挙げて多重撮影モードを説明する。
図1は、多重撮影モードによってゴルフクラブをスイングしているところを撮影した画像を示す図である。図2は、図1に示す画像を得るための発光パターンを示す図である。
このように一回の露光中に発光が複数回同じ発光量で行なわれると図1に示す様に一枚の画像中に移動状態にある複数の画像が多重に写し込まれる。
ところで、多重撮影モードを用いて図1に示す様な被写体を撮影する場合には、例えばボールにあたる瞬間(図1符合Aの部分)を静止画像つまり撮影タイミングとしておいてその撮影タイミングに至るまでのゴルフクラブの軌跡をテレビ等でよく用いられる特殊効果が付与されたかの様にぼんやりと写し込んでおきたいと思う人もいる。
しかしいままでの多重撮影モードにおいては、図2に示す発光パターンでしか移動状態にある複数の被写体を撮影することができない。
特開2002−248189号公報 特開平07−281292号公報
本発明は、上記事情に鑑み、多重撮影モードにおいてより多彩な効果を与えることができる撮影装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明の第1の撮影装置は、撮像素子上に被写体像を結像させて画像データを生成する撮影装置において、
この撮影装置は、動きのある被写体を撮影したときに移動状態にある複数の被写体像を1枚の画像中に写し込む多重撮影モードを有するものであって、
露光を制御する露光制御部と、
上記撮影補助光を発光する補助光発光部とを備え、
上記補助光発光部が、上記多重撮影モードにおいて、一回の露光中に間欠的に複数回発光するものであって、さらに、その複数回の発光のうちのいずれか一回が他のいずれの一回よりも大きな積分光量で発光するものであることを特徴とする。
上記本発明の撮影装置によれば、上記多重撮影モードにおいて上記複数回の発光のうちのいずれか一回が他のいずれの一回よりも大きな積分光量で発光される。そうすると、いずれか一回が他のいずれの一回よりも大きな積分光量で発光され撮影されることになるため、そのいずれか一回の発光により得られた画像が他の回の撮影により得られた画像よりも鮮明に撮影される様になる。
この様にいずれか一回の積分光量が他のいずれの回よりも大きな積分光量で発光されると、多重撮影モードによる撮影により得られた画像に対していままでよりもより多彩な効果を与えることができるようになる。
以上説明した様に多重撮影モードにおいてより多彩な効果を与えることができる撮影装置が実現する。
ここで上記補助発光部が、連続でパルス発光可能な第1の発光部と、その第1の発光部よりも大光量でパルス発光可能な第2の発光部とを備え、
上記補助光発光部が、上記多重撮影モードにおいて上記複数回の発光のうちのいずれか一回が上記第2の発光部により発光し、他の回の発光が上記第1の発光部により発光するものであっても良い。
そうすると、連続でパルス発光可能な第1の発光部例えば発光ダイオードに代表される
発光素子が配備された発光部と、その第1の発光部よりも大光量でパルス発光可能な第2の発光部例えばキセノン管に代表される発光管が配備された発光部とを上記補助光発光部に配備しておいて、上記いずれか一回の発光については上記第2の発光部から発光を行なわせる様にしておけば良くなる。
また、上記補助光発光部による、一回の露光中の発光回数を設定する発光回数設定部を備え、
上記補助光発光部が、上記多重撮影モードにおいて、一回の露光中に、上記発光回数設定部で設定された回数だけ発光するものであるとなお良い。
そうすると、ユーザの要求に応じた発光回数で多重に撮影が行なわれるとともに、上記発光回数設定部により設定された発光回数に応じて各回の発光光量が撮影前に算出される。
ここで上記補助光発光部が、積分光量を大きくするにあたって上記多重撮影モードにおいて、上記複数回の発光のうちのいずれか1回を、他のいずれの一回よりも発光ピークを増大させることにより、大きな積分光量で発光するものであっても、上記複数回の発光のうちのいずれか1回を、発光の時間幅を広げることにより、大きな積分光量で発光するものであっても良い。
例えば上記補助光発光部が、発光ダイオードを備えていれば、複数の発光ダイオードすべてをフル発光させることで発光ピークを増大させることも、電極間に加える電圧信号の時間幅を長くすることで発光の時間幅を広げることもできる。
上記目的を達成する本発明の第2の撮影装置は、撮像素子上に被写体像を結像させて画像データを生成する撮影装置において、
この撮影装置は、動きのある被写体を撮影したときに移動状態にある複数の被写体像を1枚の画像中に写し込む多重撮影モードを有するものであって、
露光を制御する露光制御部と、
上記多重撮影モードにおいて作用し、連続する複数回の露光によって得られた複数の画像データを統合して1枚の画像を表わす画像データを生成する多重撮影画像生成部と、
撮影補助光を発光する補助光発光部とを備え、
上記補助光発光部が、前記多重撮影モードにおいて、連続する複数回の露光中に継続的に発光するものであって、さらにその複数回の露光のうちのいずれか1回と同期して他のいずれの一回よりも大光量で発光するものであることを特徴とする。
上記第1の撮影装置では、多重撮影モードにおいて一回の露光中に、上記補助光発光部に複数回の発光を行なわせるものであったが、上記第2の撮影装置の様に、上記補助光発光部に、連続する複数の回の露光中に継続的に発光を行なわせておいてその複数回の露光のうちのいずれか一回と同期して大光量で発光を行なせても良い。
例えば、LEDとキセノン管を併用してLEDの方に継続的に発光を行なわせておいて、複数回の露光のうちのいずれか1回と同期してキセノン管に発光を行わせるようにしても良く、またLEDを複数用いて、いずれか一回のみフル発光を行なわせる様にしても良い。
ここで、上記多重撮影モードでは、その多重撮影モードを除く通常の静止画撮影モードと比べISO感度を低感度に切り替える感度切替部を備えた態様であることが好ましく、もしくは上記多重撮影モードでは、その多重撮影モードを除く通常の静止画撮影モードと比べ絞りを小絞りに切り替える絞り切替部を備えた態様であることが好ましい。
上記多重撮影モードにおいては、移動状態にある被写体と背景とのコントラストを際立たせた方がより好適な画像が得られる。つまり上記感度切替部によって感度を低感度にすることによってあるいは上記絞り切替部によって絞りを絞ることによって被写体側から撮像素子に与えられる光量を少なくした上で上記補助光発光部から発光が行なわれるとより一層移動状態にある複数の被写体それぞれが際立つ様になってより一層鮮明な画像が得られる。
以上、説明したように、多重撮影モードにおいてより多彩な効果を与えることができる撮影装置が実現する。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図3は本発明の一実施形態であるデジタルカメラ1の外観を示す図である。
図3に示すデジタルカメラ1の正面右方にはレンズ鏡胴100が備えられている。そのレンズ鏡胴100内に撮影レンズ1021が内蔵されている。またそのレンズ鏡胴100の上方にはファインダ101が備えられており、そのファインダ101の横方であってレンズ鏡胴の右斜め上方には発光窓102が備えられている。この発光窓102からは、後述するシステム制御回路によって撮影補助光の照射が必要であると判定された場合に被写体に向けて撮影補助光が照射されるようになっている。またボディ上面にはモードダイヤル103とシャッタボタン104が備えられている。このモードダイヤル103には、複数のモードが切替項目として刻まれておりその切替項目の中には撮影モードや再生モードなどがある。さらにその撮影モードの中に静止画撮影モードや動画撮影モード等の切替項目が刻まれている。モードダイヤルが回されてその刻まれている切替項目のいずれかがボディ側の△印のところにあわせるようにして配置されると、その△印の位置にあるモードが選択される様になっている。
また図3(b)に示すようにボディ背面には表示画面1501が備えられており、その表示画面1501の上方にはファインダ101の接眼窓が備えられている。その表示画面1501の右斜め下方には、電源スイッチ1503が設けられていて、その電源スイッチ1053が操作されるとこのデジタルカメラ1が動作状態になって表示画面1501上にスルー画が表示されたり、メニューボタン1051の操作に応じて表示画面1501上にメニューが表示されたり、さらにはモードダイヤル103の切替項目に応じた処理やシャッタボタン104の操作に応じた撮影処理などが実行されたりする。
また、表示画面1501の横にあるメニューボタン1051が押されたときに表示画面1501上に表示されるメニューの中のいずれかの選択項目を選択するための十字キー1052も表示画面1501の横方に配備されている。その十字キー1052には上下左右キーの4つのキーが設けられており、それらのキーのうちの上あるいは下キーの操作によりいずれかの選択項目が選択され十字キー1052の中央にある決定ボタン10520が操作されるか、あるいは右キー10521が操作されると選択項目のうちのいずれかが後述するシステム制御手段内に設定される様になっている。この例では上記モードダイヤル104が静止画撮影モードに切り替えられた状態にあるときに上記メニューボタン1051が操作されると、撮影条件が表示画面1501上に表示される様になっていて、その撮影条件の中に多重撮影モードという選択項目が設けられている。この多重撮影モードという選択項目が十字キー1052の操作により選択され多重撮影モードが内部のシステム制御手段内に設定された後シャッタボタン104が全押されると、一回の露光中に間欠的に上記発光窓102から発光が行なわれて多重撮影が行なわれる。
なお本実施形態のデジタルカメラ1においては、上記多重撮影モードが十字キー1052の操作により選択されたときにサブメニューとしてマニュアルによる多重撮影を行なうか、プログラムによる多重撮影を行なうかを選択することができるようにもしている。
ここで図4を参照してモードダイヤル103が静止画撮影モードに切り替えられた状態にあるときに図3(b)に示すメニューボタン1051等が操作されることによって撮影条件の設定がシステム制御回路110によってどのようにして行なわれるかを説明する。
図4は、メニューボタン1051が押されたときに表示画面1051上に表示される、設定可能な撮影条件の内容を説明する図である。
まずモードダイヤル103が静止画撮影モードに切り替えられた状態にあるときに操作部内のメニューボタン1051が操作されたらその操作を受けてシステム制御回路110(後述する)の制御の下に画像表示部(後述する)によっていくつかの選択項目(図4にはいくつかの選択項目の中の‘設定’という項目のみが示されている)が縦一列に表示される。このときにはいずれかの選択項目上に選択項目を覆うようなカーソルも表示される。そのカーソルが十字キー1052の下キーあるいは上キーの操作によりいずれかの選択項目上に配置された後決定ボタン10520が押されるか、あるいは右キー10521が操作されると、WB(ホワイトバランス用の色温度を設定する等)を初めとする撮影条件に関する選択項目が縦一列に7つ表示される。この7つの中には連写撮影モードがあり、その連写撮影モードが上記と同様の十字キー1052の操作により選択されると、連写撮影モードのサブメニューとして多重撮影モードを含む3つの連写モードが表示される。ここでサブメニューの中から多重撮影モードが十字キー1052の操作により選択されると、今度は多重撮影モードのサブメニューとして‘プログラム’、‘マニュアル’という選択項目が縦一列に表示される。さらに十字キー1052の操作により‘プログラム’が選択されると今度は‘プログラム’という項目のサブメニューとして4つの選択項目が表示され、また‘マニュアル’という選択項目が選択されると‘マニュアル’という項目のサブメニューとして4つの選択項目が表示される。ここで例えば‘プログラム’が選択されゴルフ撮影用が選択されると図1に示す多重撮影画像が得られる様になっている。
また‘マニュアル’が選択され、例えば発光回数を5回、露光時間を200ms、各発光回の発光タイミング(初期の発光回のタイミングは半押し時にしてある)を発光時間にあたる2msと設定することによっても図1に示す画像が得られるようにもなっている。さらに上記マニュアルが選択されたときに‘発光バランス’という項目が選択され‘5回目’という風に十字キーの操作等により入力されたら、5回目の積分光量が大きくなるように発光が行なわれて撮影が行なわれる様にもなっている。この様になっていると、図1に示すゴルフクラブのスイングの軌跡のうち、ゴルフボールに当たる瞬間が鮮明に撮影されてそれまでのゴルフスイングの軌跡が特殊効果を付与したかのようにぼんやりと画像内に写し込まれる様になる。
ここでこのような機能を持つ、図3に示すデジタルカメラの内部の構成を説明する。
図5は、図3のデジタルカメラ1の内部の構成を示す構成ブロック図である。
図5を参照してデジタルカメラ1内部の構成を説明する。
本実施形態のデジタルカメラ1ではすべての処理がシステム制御回路110によって制御されている。このシステム制御回路110の入力部には図3に示したモードダイヤル103、シャッタボタン104、画像表示ON・OFFスイッチ107、十字キー1052、メニューボタン1051等の操作子が接続されていてそれらの操作子のうちの少なくともいずれかの操作による操作信号がこのシステム制御回路110に供給されてくると、それらの操作子の操作に応じた処理が開始されるようになっている。この図4には、メニューボタン1051、十字キー1052、決定ボタン10520、電源スイッチ1053を一まとめにして操作部105としてある。
また図1には示していないが、本実施形態のデジタルカメラ1は、着脱自在な記憶媒体300ここではメモリカードが媒体装填室100Aに装着されてその媒体装填室100Aに装填されたメモリカード300に撮影画像を表わす画像データが記録されるようになっているので、記憶媒体であるメモリカード300が媒体装填室100A内に装着されているかどうかを検知するための記憶媒体着脱検知手段108が備えられている。
さらに図5には図示されていないが、表示画面の表面を保護するための防護用扉やその防護用扉の開閉を検知する画像表示部開閉検知手段109も備えられている。これらの記憶媒体着脱検知手段108や画像表示部開閉検知手段109それぞれからの信号もシステム制御回路110に供給されるようになっていてシステム制御回路110はそれらの信号を受けて処理を実行するようにもなっている。
またシステム制御回路110は、ズームスイッチとしても機能する十字キー1052の操作に応じてズーム制御手段1020に指示して撮影レンズ1021の中のズームレンズを移動させたり、後述するTTL測距により得た測距結果に応じて測距制御手段1030に指示して撮影レンズ1021の中のフォーカスレンズを所定の位置に移動させたりもしている。
このシステム制御回路110では、CCD固体撮像素子120(以降CCDという)で生成された画像信号に基づいて上記TTL測距とともにTTL測光が行なわれている。また、本実施形態のデジタルカメラ1においては、CCD120で生成された画像データが画像処理回路140を経由して色温度測定回路140に供給され色温度測定回路141で色温度の測定も行なわれている。この色温度の測定結果に基づいてホワイトバランス処理部が備える各色アンプのゲイン設定などが行なわれて好適なホワイトバランス調整がシステム制御回路110内のホワイトバランス処理部で行なわれる。
また、上記TTL測光による測光値に応じてシステム制御回路110は、露光制御手段1040に指示してその露光制御手段に絞り1041の開口を調節させたり、さらに撮影時に撮影補助光の発光を行なわせる必要があるかどうかの判定も行っている。また、測光値に応じてシステム制御回路110は、シャッタ秒時を定めるとともに、そのシャッタ秒時をタイミング発生回路121に通知して撮影時にタイミング発生回路121にそのシャッタ秒時に応じた信号をCCD120に供給させることによりCCD120の感光面に所定の光量で被写体像を結像させるようにもしている。
さらに測光結果に応じてシステム制御回路110が、撮影補助光の発光を行なわせる必要があると判定したときには、補助光発光部11が備える発光量制御手段112に指示してLED駆動回路113に3つのLED1141〜1143のうちの少なくも1つを駆動させることによって、撮影補助光を被写体に向けて照射させるようにしている。
ここで、上記構成を持つデジタルカメラの撮影に係る動作概要を、電源スイッチの投入から順に説明していく。
まず、デジタルカメラ1の電源スイッチ1053(図3参照)が投入されると、システム制御回路110を含む各部に電池Btから電力が供給される。そうしたらシステム制御回路110によって不揮発性メモリ1101内の全体処理プログラムの手順にしたがって撮影処理が開始される。この例では電池Btの消費電力を抑制するために操作部105内の電源スイッチ1053(図3参照)が投入されシステム制御回路110(システム制御回路110には電池からBtの電力が常に供給されている)により電源スイッチが投入されたことが検知されたときに初めて電池Btから電源制御手段111bを介して各ブロックに電力が供給されるようになっている。こうして電池から各部に電力が供給されたら撮影処理が開始される。
ここから被写体に近い撮影レンズ1021側から撮影レンズにより捉えられた被写体を表わす画像信号が記録される記憶媒体300の方に向かって順に構成を説明していく。
図5に示すように、図3に示すレンズ鏡胴100内にはフォーカスレンズやズームレンズといった撮影レンズ1021、さらに光量調節用の絞り1041などが配備されている。またこの例においてはレンズを保護するレンズバリア1011が配備されている例が示されており、電源スイッチが投入されるとそのレンズバリア1011が解放されて図1に示すように撮影レンズ1021が表面に露出する構成になっている。
この電源スイッチが投入されたときにモードダイヤル103が撮影モードに切り替えられていた場合には、まず表面に露出した撮影レンズ1021を通ってCCD120に結像された被写体像が、タイミング発生回路121からのタイミング信号に基づいて所定の間隔ごと(33msごと)に間引かれて出力される。その出力されたスルー画を表わす画像信号(以下スルー画信号)がA/D変換回路130でアナログのスルー画信号からデジタルのスルー画信号に変換され、さらにデジタルのスルー画信号がメモリ制御部111aに制御され画像処理回路140に導かれる。この画像処理回路140で今度はRGBのスルー画信号からYC信号のスルー画信号に変換され、さらにメモリ制御部111aに制御され画像表示メモリ151に導かれてスルー画信号がその画像表示メモリ151内に記憶される。この画像表示メモリ151内に記憶された1フレーム分のスルー画信号がメモリ制御部111aにより読み出されてD/A変換回路160に導かれアナログのスルー画信号に変換されてから画像表示部150に供給される。この例では、画像表示部150に所定の間隔ごとに新しいスルー画信号をいち早く供給することができるようにと画像表示メモリ151を設けて、その画像表示メモリ151に少なくとも2フレーム分のスルー画信号を記憶することによって表示画面上のスルー画の表示タイミングを調整することができるようにしている。
ここでスルー画信号の流れとともに各部の動作を流れに沿って詳細に説明していく。
システム制御回路110の制御の下、タイミング発生回路121からのタイミング信号(例えば33msごと)に応じて、撮影レンズ1020でCCD120上の受光面に結像させた被写体像を表わす画像信号をスルー画信号として後段のA/D変換回路130へと次々と出力させる。このA/D変換回路130でアナログのスルー画信号からデジタルのスルー画信号に変換され、そのスルー画信号がメモリ制御部111aに制御され画像処理回路140に導かれる。この画像処理回路140によってR色、G色、B色の各信号に分離されて色温度測定回路141に供給されたり、それらのR、G、Bの各色信号が色変換行列により表示用のYC信号に変換されて後段の画像表示メモリ151に供給されたりする。R,G,Bの各色信号の方は後段の色温度測定回路141に供給されてこの色温度測定回路141により色温度の測定が行なわれたらシステム制御回路110内部のホワイトバランス処理部を構成する各色アンプにその測定された色温度に応じたゲインがそれぞれ設定され画像信号のホワイトバランス調整が行なわれる。
またYC信号の方は、画像表示メモリ151に供給され、画像表示メモリ151に供給され記憶される。この画像表示メモリ151には少なくとも2フレーム分の画像信号が記憶されるようになっており、2フレーム分の画像信号のうち、古い時刻に記憶された1フレーム分の画像信号がD/A変換部160に導かれアナログ信号に変換されて画像表示部150に供給されスルー画が表示画面1501上に表示される。
また前述したようにシステム制御回路110ではTTL測距が行なわれその測距結果に基づいて測距制御手段1030に指示して常に合焦点に撮影レンズ1021の中のフォーカスレンズを移動させるようにしたり、またズームスイッチとしても機能する十字キー1052が操作されたときにはズーム制御手段1020に指示してそのズームスイッチの操作によるズーム倍率に応じた位置に撮影レンズ1021の中のズームレンズを移動させるようにもしたりしているため、表示画面1501上にはズームスイッチである十字キー1052の操作位置に応じたズーム倍率を持つ、常にピントのあったスルー画が常に表示される様になる。
このようにして撮影レンズ1021が向けられた側の被写体がスルー画として表示画面1501上に表示されているときに半押し、全押しという2つの操作態様を持つシャッタボタン104が半押しされたら撮影準備が整えられ、さらに全押しされたら撮影処理が行なわれる。
本実施形態においては、システム制御回路110がシャッタボタン104の半押し時にTTL測光やTTL測距を行なってシャッタボタン104の全押しタイミングでタイミング発生回路121に露光開始信号をCCD固体撮像素子120に向けて供給させており、上記TTL測光の測光結果により撮影補助光の発光が必要であるとシステム制御回路110が判定した場合には発光部11内の発光量制御手段112に指示してシャッタボタン104の全押しに同期して撮影補助光を発光させる様にもしている。
こうして撮影補助光の発光・非発光に拘わらず撮影に必要な撮影光量が確保されて撮影が開始されたら、システム制御回路110はタイミング発生回路121に指示を出し、さらに所定の時間(シャッタ秒時)を隔てて露光終了信号をCCD120に向けて供給させる。
そしてタイミング発生回路121に露光終了信号を供給させたらその露光終了信号に同期してCCD120からA/D変換回路130にアナログの画像信号が出力される。そのアナログの画像信号が後段のA/D変換回路130でデジタルの画像信号に変換され、さらにこのデジタルの画像信号がメモリ制御部111aに制御されバスを経由してメモリ180に供給される。そのメモリ180にCCD120が備えるすべての画素からなる画像信号がすべて記憶されたら、今度はシステム制御回路110の制御の下にその画像信号が読み出されてシステム制御回路110で前述のホワイトバランス調整やガンマ補正などが行なわれる。さらにホワイトバランスに応じた撮影補助光の発光により得た画像信号にホワイトバランス調整やガンマ補正が行なわれた後、画像信号がバスを介して画像処理回路140に供給されYC信号への変換が行なわれる。さらにYC信号からなる画像信号がバスを介して圧縮・伸張回路190に供給されYC信号からなる画像信号が圧縮されて記憶媒体300ここではメモリカードに記憶される。こうしてシャッタボタン104の全押し操作に応じて撮影処理が実行されメモリカード300に撮影により得られた画像信号が圧縮されて記憶される。
なお、図4にはカメラボディ側面部にあるコネクタ1105にケーブルを介してアンテナが接続されると外部との間で無線通信が行なえる通信手段1104や、操作内容をユーザに伝える表示部1102やメモリ1103なども図示されている。
また、動きのある被写体を撮影しようとしてユーザ操作により図4でも説明した上記多重撮影モードが設定された場合には、システム制御回路110がシャッタボタン104の全押操作を受けて、タイミング発生回路121に指示してCCD120に露光開始信号を供給させCCD120に露光を開始させる。本実施形態のデジタルカメラ1では一回の露光中に複数の発光を行なわせることにより移動状態にある複数の被写体を一枚の画像中に写し込むことによって多重撮影が行なわれる。つまり、この例ではシステム制御回路110がタイミング発生回路121に露光開始信号を供給させ露光をCCD120に開始させた後、そのCCD120に露光終了信号を供給させるまでの間に発光部11に指示してユーザ操作により設定された発光回数分の発光を間欠的に行なわせることによってCCD120に移動状態にある複数の被写体を多重に結像させる多重撮影(図1の例と同じ多重撮影)が行なわれている。
さらにこの例では、上記図4に示した様に多重撮影モードを‘マニュアル’により行なうことを選択した場合には‘マニュアル’のサブメニューの中の‘発光バランス’という項目で何回目という発光回を入力することによって複数回の発光のうちのいずれか一回を他のいずれの一回よりも大きな積分光量で発光させることができるようにしている。この様にしておくと例えばゴルフボールにあたる瞬間(図1の符号Aで示す部分)の積分光量を大きくしてCCD120に結像させることによってその瞬間を際立たせて他の発光回にCCDに結像させた、スイングの軌跡をあたかも特殊効果を付与したかのように一枚の画像内に写し込むことができる。
ここでシステム制御回路110が行なう多重撮影モードに関する処理の手順をフローチャートを参照して説明する。
図6は、システム制御回路110が行なう多重撮影モードにおける撮影処理の手順を示すフローチャートである。図6には、モードダイヤル103が静止画撮影モードに切り替えられた状態にあるときにメニューボタン1051が押されて多重撮影モードの中のマニュアルが選択されてサブメニューである発光回数、露光時間、発光タイミング、発光バランスが設定されるときの設定手順も、多重撮影を行なうときの処理の前処理として示されている。
ステップS601で図4に示す多重撮影モードが設定されているかどうかを判定する。このステップS601で多重撮影モードが設定されていなかったらNo側に進んで通常撮影モードであると判定してこのフローの処理を終了する。
ステップS601で多重撮影モードであると判定したときにはYes側に進んでステップS602で一回の露光中に何回発光するかという発光回数を表示画面上でユーザに問い合わせる。ステップS602で発光回数がユーザ操作により例えば5回と設定されたら次のステップS603へ進んで今度は露光時間を表示画面上で問い合わせる。ステップS603で露光時間が例えば200msと設定されたら、次のステップS604へ進んで今度は各発光回の発光時間を含めた発光タイミングを表示画面上でユーザに問い合わせる。ステップS604でユーザ操作により一回の発光時間が例えば2msと設定されたら、各回の発光時間が2msに設定されるとともに初回の発光タイミングを全押しタイミングとして露光時間(200ms)と発光回数(5回)との双方から初回を除く各発光回の発光タイミングが設定される。次のステップS605に進んで発光バランスを表示画面上でユーザに問い合わせる。この発光バランスとは複数回の発光回のうちのどの一回の積分光量を大きくするかであり例えば5回と設定されたら1回から4回目までの発光の光量よりも大きな積分光量で5回目の発光を発光部11に行なわせることになる。
すべての設定が終了したら次のステップS606へ進んでシャッタボタン104が半押しされたかどうかを判定する。ステップS606で半押しされたと判定したらYes側に進み次のステップS607でTTL測光(AE)およびTTL測距(AF)を行なう。さらに次のステップS608へ進み、ステップS608で被写界輝度や被写体距離に応じて各発光回の撮影補助光の発光量の算出を行なう。ステップS609へ進んでレリーズボタン104が全押しされていないと判定したらNo側に進んでステップS607からステップS609までの処理を繰り返し行なう。ステップS609でシャッタボタン104が全押しされたと判定したらYes側へ進んでステップS610でタイミング発生回路121にCCD120に向けて露光開始信号を供給させてCCD120に露光を開始させる。
さらにステップS611へ進んで発光部11にステップS608で算出した発光量で発光回の回数に応じた発光を行なわせる。このようにしておくと設定された発光回になったときに自動的に他の回よりも大きな積分光量で発光が行なわれる。そして次のステップS612へ進んでステップS612で、ステップS602で設定された発光回数になったかどうかを判定する。このステップS612で設定発光回数に達していないと判定したらNo側へ進んでステップS611に戻ってステップS611からステップS612の処理を繰り返し行なう。ステップS612で設定した発光回数になったと判定したらステップS613へ進んでタイミング発生回路121にCCD120に向けて露光終了信号を供給させCCD120から画像信号を出力させてこのフローの処理を終了する。
本実施形態においてはシステム制御回路110とタイミング発生回路121とが本発明にいう露光制御部にあたり、発光部11が本発明にいう撮影補助光発光部にあたる。またメニューボタン1051と十字キー1052(右キー10521)と決定ボタン10520と表示画面1510を有する画像表示部151とが本発明にいう発光回数設定部にあたる。
図7、図8は、図6に示すフローにより発光が行なわれたときの発光パターンを示す図である。
図7には、いずれか一回の発光回(符号Pで示す発光)に積分光量を大きくするために3つのLEDすべてをフル発光させた場合の発光パターンが示されており、図8には、いずれか一回の発光回に積分光量を大きくするために発光の時間幅(t1>t0)を長くした場合の発光パターンが示されている。
図6のフローの手順に従って処理を行なうと、図7、図8に示す様にいずれかの発光回の積分光量を大きくするように発光を行なわせることができるため、多重撮影にいろいろなバリエーションを持たせることができる。例えば発光バランスが5回目と設定されていたら、図7(b)、図8(c)に示す発光パターンになる。
以上説明した様に、多重撮影モードにおいてより多彩な効果を与えることができる撮影装置が実現する。
また、多重撮影モードでは、その多重撮影モードを除く通常の静止画撮影モードと比べISO感度を低感度に切り替えて上記補助光発光部からの発光光量を大きくすると、より一層被写体を際立たせることができる。
この場合には例えばA/D変換回路130内(あるいはA/D変換回路前段にある不図示のCDS部分)にある感度調整用の可変利得アンプに制御信号を供給して感度を下げることによって撮影感度の調節を行なったり、CCD固体撮像素子に制御信号を供給して撮影感度の調節を行なったりする。
図9は、感度を下げる手順を付加した手順を示すフローチャートである。
ステップS6015とステップS6052〜S6056までの4つのステップに感度設定を行なうステップを追加した以外は図6のフローと同じである。
ステップS601で多重撮影であると判定したらYes側に進んでステップS6015で多重撮影モードを除く通常の静止画撮影モードと比べISO感度を低感度に切り替える。以降のステップS602〜S605で図6と同様の処理を行なって、ステップS6052で被写界輝度の測定(AE)を行なう。このフローでは、ステップS6054で発光部11に発光を行なわせるにあたってLED114の最大発光量以内で撮影することが可能であるかどうかを判定し不可能であると判定したらNo側に進んでステップS6056で、ステップS6015で設定した感度よりも感度を上げてステップS6052に戻りステップS6052からステップS6056までの処理を繰り返し行なう。こうして撮影感度を調節することによって撮影補助光の効果を最大限に得ようとしている。つまり、CCD120の受光面に被写体側から与えられる光量を少なくしておいて、発光回ごとに移動状態にある被写体をより鮮明に撮影しようというのである。このようにして良い。
また、上記感度を低感度に切り替える代わりに露光制御手段1040(図5参照)に絞り1041の開口径を調節させてCCD120に与えられる光量を少なくする様に絞り1041を小絞りに切り替えても良い。
さらに上記構成でも多重撮影における効果にバリエーションを持たせることができるが、LEDの発光電力はキセノン管に比べるとまだまだ小さい。LEDの数を多くすることで発光電力をもっと大きなものにすることもできるが、LEDに加えてキセノン管を付加しても良い。
図10は、第二実施形態を示す図であって、Xe(キセノン)管を備えた発光部11Aを付加した場合の構成を示す図である。図11は、図10の構成であった場合に行なうことができる多重撮影の例を説明する図である。
図10に示す様に、図5に示す構成に加えて、Xe(キセノン)管駆動回路115とそのXe管回路114により駆動されるXe管116が付加されている。
図10に示す構成であると、図7に示す発光を行なわせるにあたっては符号Pの部分の発光を発光部11A内のXe管116側に行なわせることもできる。
また、図10の構成においては、図11に示す様な連続する複数回の露光によって多重撮影を行なうこともできる。その場合には、LED1141〜1143に継続的に発光を行なわせておいてシステム制御回路110がタイミング発生回路121に指示して露光開始信号と露光終了信号とを繰り返しCCD120に供給させる様にして各露光回で得た画像データをメモリ180内に順次に重ねて記憶させていくこともできる。このシステム制御回路110とタイミング発生回路121が本発明にいう露光制御部にあたり、システム制御回路110とメモリ180とが本発明にいう多重撮影画像生成部にあたる。
また図11に示す発光パターンを得る場合には、キセノン管を用いなくても図5に示す構成であっても良く、その場合にはLED1141〜1143が3つあることを利用して例えば3つあるLEDのうちの2つのLEDを継続的に発光させておいていずれか一回フル発光させても良い。
さらにLEDをもっと数多く設けて少なくとも一つを発光させる様にすると各発光回、あるいは露光回ごとに積分光量の異なる発光パターンにすることもでき、より一層発光パターンにバリエーションを持たせて多重撮影を行なうことが可能となる。
以上説明した様に多重撮影モードにおいてより多彩な効果を与えることができる撮影装置が実現する。
なお、本実施形態では、発光素子としてLEDを例に掲げたが、発光素子は有機ELであっても良い。
多重撮影モードによってゴルフクラブをスイングしているところを撮影した画像を示す図である。 LEDを用いた場合の発光光量の状態の変化を説明する図である。 本発明の一実施形態であるデジタルカメラ1の外観を示す図である。 メニューボタン1051が押されたときに表示画面1051上に表示される撮影条件の内容を説明する図である。 図3のデジタルカメラ1の内部の構成を示す構成ブロック図である。 システム制御回路110が行なう多重撮影モードにおける撮影処理の手順を示すフローチャートである。 図6に示すフローにより発光が行なわれたときの発光パターンを示す図である。 図6に示すフローにより発光が行なわれたときの発光パターンを示す図である。 感度を下げる手順を付加した手順を示すフローチャートである。 第二実施形態を示す図であって、キセノン管を備えた発光部を付加した場合の構成を示す図である。 図10の構成であった場合に行なうことができる多重撮影の例を説明する図である。
符号の説明
1 デジタルカメラ
100 レンズ鏡胴
101 ファインダ
102 発光窓
103 モードダイヤル
104 シャッタボタン
105 操作部
1051 メニューボタン
1052 十字キー
10520 決定ボタン
10521 右キー
1053 電源スイッチ
107 画像表示ON/OFFスイッチ
110 システム制御回路
120 CCD固体撮像素子
130 A/D変換回路
140 画像処理回路
141 色温度測定回路
11 11A 発光部
112 発光量制御手段
113 LED駆動回路
1141〜1143 LED
115 Xe管駆動回路
116 Xe管

Claims (8)

  1. 撮像素子上に被写体像を結像させて画像データを生成する撮影装置において、
    この撮影装置は、動きのある被写体を撮影したときに移動状態にある複数の被写体像を1枚の画像中に写し込む多重撮影モードを有するものであって、
    露光を制御する露光制御部と、
    前記撮影補助光を発光する補助光発光部とを備え、
    前記補助光発光部が、前記多重撮影モードにおいて、一回の露光中に間欠的に複数回発光するものであって、さらに、該複数回の発光のうちのいずれか一回が他のいずれの一回よりも大きな積分光量で発光するものであることを特徴とする撮影装置。
  2. 前記補助発光部が、連続でパルス発光可能な第1の発光部と、該第1の発光部よりも大光量でパルス発光可能な第2の発光部とを備え、
    前記補助光発光部が、前記多重撮影モードにおいて前記複数回の発光のうちのいずれか一回が前記第2の発光部により発光し、他の回の発光が前記第1の発光部により発光するものであることを特徴とする請求項1記載の撮影装置。
  3. 前記補助光発光部による、一回の露光中の発光回数を設定する発光回数設定部を備え、
    前記補助光発光部が、前記多重撮影モードにおいて、一回の露光中に、前記発光回数設定部で設定された回数だけ発光するものであることを特徴とする請求項1記載の撮影装置。
  4. 前記補助光発光部が、前記多重撮影モードにおいて、前記複数回の発光のうちのいずれか1回を、他のいずれの一回よりも発光ピークを増大させることにより、大きな積分光量で発光するものであることを特徴とする請求項1記載の撮影装置。
  5. 前記補助光発光部が、前記多重撮影モードにおいて、前記複数回の発光のうちのいずれか一回を、発光の時間幅を広げることにより、大きな積分光量で発光するものであることを特徴とする請求項1記載の撮影装置。
  6. 撮像素子上に被写体像を結像させて画像データを生成する撮影装置において、
    この撮影装置は、動きのある被写体を撮影したときに移動状態にある複数の被写体像を一枚の画像中に写し込む多重撮影モードを有するものであって、
    露光を制御する露光制御部と、
    前記多重撮影モードにおいて作用し、連続する複数回の露光によって得られた複数の画像データを統合して一枚の画像を表わす画像データを生成する多重撮影画像生成部と、
    撮影補助光を発光する補助光発光部とを備え、
    前記補助光発光部が、前記多重撮影モードにおいて、連続する複数回の露光中、継続して発光するものであって、さらに該複数回の露光のうちのいずれか一回と同期して他のいずれの一回よりも大光量で発光するものであることを特徴とする撮影装置。
  7. 前記多重撮影モードでは、該多重撮影モードを除く通常の静止画撮影モードと比べ、ISO感度を低感度に切り替える感度切替部を備えたことを特徴とする請求項1又は6記載の撮影装置。
  8. 前記多重撮影モードでは、該多重撮影モードを除く通常の静止画撮影モードと比べ、絞りを小絞りに切り替える絞り切替部を備えたことを特徴とする請求項1又は6記載の撮影装置。
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