JP2007194818A - 符号化装置、符号化方法およびプログラム - Google Patents

符号化装置、符号化方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】従来に比べて少ない演算量で、動きベクトルを生成でき符号化装置を提供する。
【解決手段】動きベクトル利用判定回路151において、復号によって得られた動きベクトルMV150を基に、それをそのまま符号化に用いるか新たに動きベクトルの生成を動きベクトル生成回路143に行わせるかを選択する。そのため、動きベクトル利用判定回路151において動きベクトルMV150をそのまま符号化に用いると判断した場合には、動きベクトル生成回路143における動きベクトル生成処理は不要になる。
【選択図】図3

Description

本発明は、符号化データを復号して得られた画像データを符号化する符号化装置、符号化方法およびプログラムに関する。
例えば、近年、画像データをデジタルデータとして取り扱い、その際、効率の高い情報の伝送、蓄積を目的とし、画像情報特有の冗長性を利用して、離散コサイン変換等の直行変換と動き補償により圧縮するMPEG(Moving Picture Experts Group)などの方式に準拠した装置が、放送局などの情報配信、及び一般家庭における情報受信の双方において普及しつつある。
特に、MPEG2(ISO/IEC13818−2)は、汎用画像符号化方式として定義されており、飛び越し走査画像及び順次走査画像の双方、並びに標準解像度画像及び高精細画像を網羅する、標準で、プロフェッショナル用途及びコンシューマー用途の広範なアプリケーションに現在広く用いられている。
MPEG2圧縮方式を用いることにより、例えば720x480画素を持つ標準解像度の飛び越し走査画像であれば4〜8Mbps、1920x1088画素を持つ高解像度の飛び越し走査画像であれば18〜22Mbpsの符号量(ビットレート)を割り当てることで、高い圧縮率と良好な画質の実現が可能である。
MPEG2は主として放送用に適合する高画質符号化を対象としていたが、MPEG1より低い符号量(ビットレート)、つまり、より高い圧縮率の符号化方式には対応していなかった。携帯端末の普及により、今後そのような符号化方式のニーズは高まると思われ、これに対応してMPEG4符号化方式の標準化が行われた。画像符号化方式に関しては、1998年12月にISO/IEC14496−2として、その企画が国際標準に承認された。
MPEG方式に続いて、さらなる高圧縮率を実現するH.264/AVC(Advanced Video Coding)と呼ばれる符号化方式が提案されている。
H.264/AVC方式では、MPEG2と同様に、動きベクトルを基にした動き予測、動き補償を行う。
このようなMPEG及びH.264/AVCの符号化装置、および復号装置などの画像処理装置では、高い符号化効率を得るために、種々の演算により動きベクトルを生成している。
当該動きベクトルの生成は、例えば、フレーム画像データのマクロブロック内の画素位置について、当該画素位置の画素データと、当該画素位置と候補動きベクトルとによって得られる参照画像のフレーム画像データ内の画素位置の画素データとの差分の二乗を累積した累積値を最小とする候補動きベクトルを、参照画像内で検索して行われる。
しかしながら、上述した従来の画像処理装置では、上述した動きベクトルの生成に伴い、全ての候補動きベクトルについて、上記マクロブロック内の全ての画素位置について前記累積値を生成するため、演算量が膨大になり、動きベクトルの生成に伴う処理負担が大きく、リアルタイム性の実現が難しいと、高速な変換処理ができない等の問題がある。
また、上述した従来の画像処理装置では、動きベクトルの生成に伴う演算を単に簡略化して演算量を削減すると、十分な符号化効率が得られないという問題がある。
符号化された画像データを受け取って、別の方式で再び符号化を行い、その符号化データを出力するような画像処理装置においては、符号化された画像データの一部を復号することによって、符号化データの中の動きベクトルを取り出し、その情報を利用することによって動きベクトルの生成に伴う演算を省くことが可能である。しかしこの場合でも、入力側と出力側の符号化データの符号化方式が異なる場合、利用できる動き補償のモードの種類等も異なることがあり、例えば再符号化を行う出力側の符号化方式の方がモードの種類が多く、きめ細かな動き補償が可能であった場合、入力された符号化データの動きベクトルをそのまま利用してしまうと、その良さが生かせず、やはり十分な符号化効率が得られないという問題になる。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、従来に比べて少ない演算量で、動きベクトルを生成できる符号化装置、符号化方法およびそのプログラムを提供することを目的とする。
上述した従来技術の問題点を解決し、上述した目的を達成するため、第1の観点の発明の符号化装置は、符号化データを復号して得られた画像データを符号化する符号化装置であって、前記復号によって得られた前記符号化データの動きベクトルを基に、前記画像データの前記符号化において動きベクトルを生成するか否かを判断する判断手段と、前記判断手段が前記動きベクトルを生成すると判断したことを条件に、前記画像データを基に動きベクトルを生成する動きベクトル生成手段と、前記判断手段が前記動きベクトルを計算すると判断した場合に、前記動きベクトル生成手段が生成した前記動きベクトルを用いて予測画像データを生成し、前記判断手段が前記動きベクトルを計算しないと判断した場合に、前記復号によって得た動きベクトルを用いて前記予測画像データを生成する動き予測・補償手段とを有する。
第2の観点の発明の符号化方法は、符号化データを復号して得られた画像データを符号化する符号化方法であって、前記復号によって得られた前記符号化データの動きベクトルを基に、前記画像データの前記符号化において動きベクトルを生成するか否かを判断する判断工程と、前記判断工程で前記動きベクトルを生成すると判断したことを条件に、前記画像データを基に動きベクトルを生成する動きベクトル生成工程と、前記判断工程で前記動きベクトルを計算すると判断した場合に、前記動きベクトル生成手段が生成した前記動きベクトルを用いて予測画像データを生成し、前記判断工程で前記動きベクトルを計算しないと判断した場合に、前記復号によって得た動きベクトルを用いて前記予測画像データを生成する動き予測・補償工程とを有する。
第3の観点の発明のプログラムは、符号化データを復号して得られた画像データを符号化するコンピュータが実行するプログラムであって、前記復号によって得られた前記符号化データの動きベクトルを基に、前記画像データの前記符号化において動きベクトルを生成するか否かを判断する判断手順と、前記判断手順で前記動きベクトルを生成すると判断したことを条件に、前記画像データを基に動きベクトルを生成する動きベクトル生成手順と、前記判断手順で前記動きベクトルを計算すると判断した場合に、前記動きベクトル生成手段が生成した前記動きベクトルを用いて予測画像データを生成し、前記判断手順で前記動きベクトルを計算しないと判断した場合に、前記復号によって得た動きベクトルを用いて前記予測画像データを生成する動き予測・補償手順とを前記コンピュータに実行させる。
本発明によれば、従来に比べて少ない演算量で、動きベクトルを生成でき符号化装置、符号化方法およびそのプログラムを提供することができる。
以下、本発明の実施形態に係わる通信システムについて説明する。
<第1実施形態>
以下、本発明の第1実施形態を説明する。
先ず、本実施形態の構成要素と、本発明の構成要素との対応関係を説明する。
図3に示す動きベクトル利用判定回路151が本発明の判断手段の一例であり、動きベクトル生成回路143が本発明の動きベクトル生成手段の一例であり、動き補償回路142が本発明の動き予測・補償手段の一例である。
図1は、本発明の実施形態に係わる通信システム1の全体構成図である。
図1に示すように、通信システム1は、例えば、符号化装置11、変換装置13および復号装置17を有する。
[符号化装置11]
図2は、図1に示す符号化装置11の構成図である。
符号化装置11は、例えば、MPEG2方式の符号化を行う。
図2に示すように、符号化装置11は、例えば、A/D変換回路22、画面並べ替え回路23、演算回路24、直交変換回路25、量子化回路26、可逆符号化回路27、バッファ28、逆量子化回路29、逆直交変換回路30、フレームメモリ31、レート制御回路32、動き補償回路42、動きベクトル生成回路43を有する。
A/D変換回路22は、入力されたアナログの輝度信号Y、色差信号Pb,Prから構成される被符号化画像データS10をデジタルの画像データS22に変換し、これを画面並べ替え回路23に出力する。
画面並べ替え回路23は、A/D変換回路22から入力した画像データS22を、そのピクチャタイプI,P,BからなるGOP(Group Of Pictures) 構造に応じて、符号化する順番に並べ替えた画像データS23を演算回路24および動きベクトル生成回路43に出力する。
演算回路24は、画像データS23と、動き補償回路42からの予測画像データPIとの差分を示す画像データS24を生成し、これを直交変換回路25に出力する。
直交変換回路25は、画像データS24に離散コサイン変換やカルーネン・レーベ変換などの直交変換を施して画像データ(例えばDCT係数)S25を生成し、これを量子化回路26に出力する。
量子化回路26は、レート制御回路32から入力した量子化パラメータQPを基に、当該量子化パラメータQPに応じて規定される量子化スケール(量子化ステップ)で画像データS25を量子化して画像データS26を生成し、これを可逆符号化回路27および逆量子化回路29に出力する。
可逆符号化回路27は、画像データS26を可変長符号化あるいは算術符号化した符号化データをバッファ28に格納する。
このとき、可逆符号化回路27は、動きベクトル生成回路43から入力した動きベクトルMVを符号化して上記符号化データのヘッダデータに格納する。
バッファ28に格納された符号化データS11は、変調等された後に、伝送媒体12を介して変換装置13に送信される。
伝送媒体12は、例えば、衛星放送波、ケーブルTV網、電話回線網、携帯電話回線網などである。
逆量子化回路29は、量子化回路26で用いた量子化スケールを基に、画像データS26を逆量子化して逆直交変換回路30に出力する。
逆直交変換回路30は、逆量子化回路29から入力した逆量子化された画像データに、直交変換回路25の直交変換に対応した逆直交変換を施す。そして、逆直交変換回路30からの出力と、予測画像データPIとが加算されて再構成画像データが生成され、その結果がフレームメモリ31に書き込まれる。
レート制御回路32は、バッファ28から読み出した画像データを基に量子化パラメータQPを決定し、これを量子化回路26に出力する。
動き補償回路42は、動きベクトル生成回路43から入力した動きベクトルMVに対応した予測画像データPIを、フレームメモリ31に記憶された参照画像データREFを基に生成し、これを演算回路24に出力する。
動きベクトル生成回路43は、画像データS23内のブロックを単位として、フレームデータおよびフィールドデータを単位として動き予測処理を行い、フレームメモリ31から読み出した参照画像データREFを基に動きベクトルMVを決定する。
すなわち、動きベクトル生成回路43は、各ブロックについて動きベクトルMVと参照画像データREFとによって規定される予測画像データPIと、画像データS23との差分DIFを最小にする動きベクトルMVを決定し、これを可逆符号化回路27および動き補償回路42に出力する。
[変換装置13]
図3は、図1に示す変換装置13の構成図である。
図3に示すように、変換装置13は、例えば、復号装置14とおよび符号化装置15を有する。
復号装置14は、MPEG2方式の復号を行い、符号化装置15はH.264/AVC方式の符号化を行う。
先ず、復号装置14について説明する。
図3に示すように、復号装置14は、例えば、バッファ81、可逆復号回路82、逆量子化回路83、逆直交変換回路84、加算回路85、動き補償回路86、フレームメモリ87および画面並べ替え回路88を有する。
バッファ81は、図2に示す符号化装置11が伝送媒体12を介して送信して受信された符号化データS11を記憶する。
可逆復号回路82は、バッファ81から読み出した符号化データS11を、可変調復号あるいは算術復号して画像データS82を生成し、これを逆量子化回路83に出力する。
また、可逆復号回路82は、符号化データS11のヘッダデータに含まれている動きベクトルMVを動き補償回路86および符号化装置15の動きベクトル変換回路150に出力する。
逆量子化回路83は、可逆復号回路82から入力した画像データS82を、符号化データS11のヘッダデータに格納された量子化スケールを基に逆量子化して画像データS83を生成し、これを逆直交変換回路84に出力する。
逆直交変換回路84は、逆量子化回路83から入力した画像データS83を逆直交変換して画像データS84を生成し、これを加算回路85に出力する。
加算回路85は、動き補償回路86から入力した予測画像データPIと、逆直交変換回路84から入力した画像データS84とを加算して画像データS85を生成し、これを画面並べ替え回路88に出力すると共にフレームメモリ87に書き込む。
動き補償回路86は、フレームメモリ87から読み出した画像データと、可逆復号回路82から入力した動きベクトルMVとを基に予測画像データPIを生成し、これを加算回路85に出力する。
画面並べ替え回路88は、加算回路85から入力した画像データS85内の各ピクチャを表示順に並べ替えて新たな画像データS88を生成し、これを符号化装置15の画面並べ替え回路123に出力する。
次に、符号化装置15について説明する。
図3に示すように、符号化装置15は、例えば、画面並べ替え回路123、演算回路124、直交変換回路125、量子化回路126、可逆符号化回路127、バッファ128、逆量子化回路129、逆直交変換回路130、フレームメモリ131、レート制御回路132、動き補償回路142、動きベクトル生成回路143、動きベクトル変換回路150、動きベクトル利用判定回路151および動きベクトル切り替え回路152を有する。
画面並べ替え回路123は、復号装置14から入力した画像データS88を、そのピクチャタイプI,P,BからなるGOP(Group Of Pictures) 構造に応じて、符号化する順番に並べ替えた画像データS123を演算回路124および動きベクトル生成回路143に出力する。
演算回路124は、画像データS123と、動き補償回路142からの予測画像データPI124との差分を示す画像データS124を生成し、これを直交変換回路125に出力する。
直交変換回路125は、画像データS124に離散コサイン変換やカルーネン・レーベ変換などの直交変換を施して画像データ(例えばDCT係数)S125を生成し、これを量子化回路126に出力する。
量子化回路126は、レート制御回路132から入力した量子化パラメータQPを基に、当該量子化パラメータQPに応じて規定される量子化スケール(量子化ステップ)で画像データS125を量子化して画像データS126を生成し、これを可逆符号化回路127および逆量子化回路129に出力する。
可逆符号化回路127は、画像データS126を可変長符号化あるいは算術符号化した符号化データをバッファ128に格納する。
このとき、可逆符号化回路127は、動きベクトル切り替え回路152から入力した動きベクトルMVを符号化して上記符号化データのヘッダデータに格納する。
バッファ128に格納された符号化データS13は、変調等された後に伝送媒体16を介して復号装置17に送信される。
逆量子化回路129は、量子化回路126で用いた量子化スケールを基に、画像データS126を逆量子化して逆直交変換回路130に出力する。
逆直交変換回路130は、逆量子化回路129から入力した逆量子化された画像データに、直交変換回路125の直交変換に対応した逆直交変換を施す。そして、逆直交変換回路130からの出力と、予測画像データPIとが加算されて再構成画像データが生成され、その結果がフレームメモリ131に書き込まれる。
レート制御回路132は、バッファ128から読み出した画像データを基に量子化パラメータQPを決定し、これを量子化回路126に出力する。
動き補償回路142は、動きベクトル切り替え回路152から入力した動きベクトルMVに対応した予測画像データPI142を、フレームメモリ131に記憶された参照画像データREFを基に生成し、これを演算回路124に出力する。
動きベクトル生成回路143は、画像データS123内のブロックを単位として、フレームデータおよびフィールドデータを単位として動き予測処理を行い、フレームメモリ131から読み出した参照画像データREFを基に動きベクトルMV143を決定する。
すなわち、動きベクトル生成回路143は、各ブロックについて動きベクトルと参照画像データREFとによって規定される予測画像データPI142と、画像データS123との差分DIFを最小にする動きベクトルMV143を決定し、これを動きベクトル切り替え回路152に出力する。
本実施形態では、動きベクトル生成回路143は、動きベクトル利用判定回路151から、動きベクトル生成を指示する制御信号を入力したことを条件に、動きベクトルMV143を生成する。
動きベクトル変換回路150は、可逆復号回路82から入力した動きベクトルMVに対して変換処理を施して、動きベクトルMV150を生成し、これを動きベクトル利用判定回路151および動きベクトル切り替え回路152に出力する。
動きベクトル変換回路15による上記変換処理は、例えば、デコードするMPEG2のストリームがフレーム構造であり、エンコードするAVCのストリームがフィールド構造であるような場合に、MPEG2のストリームから抜き出した動きベクトルを、フィールド用に変換する処理等である。ここで、フレーム構造とフィールド構造とでは、フレーム構造の縦2個分のマクロブロックがフィールド構造の各フィールドの1個ずつのマクロブロックに画素が対応するので、このような場合の変換処理は、縦2個分のマクロブロックの動きベクトルの平均値を取り、対応する2個のマクロブロックの動きベクトルとする処理になる。従って、フィールド構造側の各フィールドで同じ位置にある2個のマクロブロックでは常に同じ動きベクトルを使うことになる。また、フレーム構造とフィールド構造とでは1画面あたりの縦のサイズが半分になるので、動きベクトルの縦方向成分の値を半分にする処理も行う。
また、デコードするストリームとエンコードするストリームとの間で画枠サイズが異なる場合も、上記変換処理が必要になる。
例えば、デコードするストリームに対してエンコードするストリームの画枠サイズが縦横それぞれ1/2のような場合、動きベクトル変換回路150は、デコードするストリームから取り出した動きベクトルをそれぞれ1/2にしてエンコード対象とする。
また、例えば、デコードするストリームがAVCであって、エンコードするストリームがMPEG2のようなトランスコードの場合は、AVCの動きベクトルの方が精度が細かいのでMPEG2用に丸める変換処理が必要になる。AVCは1/4画素精度までの動きベクトルを扱えるのに対し、MPEG2は1/2画素精度までの動きベクトルしか扱えない。また、デコード側とエンコード側で、構造も画枠サイズもかわらず、扱える動きベクトルの精度にも違いがない場合(もしくはエンコード側の符号化方式の方が高い精度を扱える場合)は、特に変換処理は必要ない。
動きベクトル利用判定回路151は、動きベクトル決定対象となっているマクロブロックについて、動きベクトル変換回路150からの動きベクトルMV150を基に、当該マクロブロックの動きベクトルと、その周囲のマクロブロックの動きベクトルとを比較する。
動きベクトル利用判定回路151は、上記比較の結果、動きベクトルの向きおよび大きさの差異が所定範囲以内の場合(所定の基準を満たす場合)に、動きベクトル変換回路150からの動きベクトルを選択することを指示する制御信号を動きベクトル切り替え回路152に出力する。
また、動きベクトル利用判定回路151は、上記比較の結果、動きベクトルの向きおよび大きさの差異が所定範囲以内ではない場合に、動きベクトル生成を指示する制御信号を動きベクトル生成回路143に出力し、動きベクトル生成回路143からの動きベクトルを選択することを指示する制御信号を動きベクトル切り替え回路152に出力する。
図4は、動きベクトル利用判定回路151の動作を説明するためのフローチャートである。
具体的には、動きベクトル利用判定回路151は、動きベクトル変換回路150からの動きベクトルMV150を基に、動きベクトル決定対象となっているマクロブロックの周囲のマクロブロックの動きベクトルについて、まず平均値(mx,my)を計算する(ステップST11)。
なお、本実施形態において「動きベクトル決定対象となっているマクロブロックの周囲のマクロブロック」とは、例えば、動きベクトル決定対象となっているマクロブロックの上下左右の4つのマクロブロック、あるいは周囲8つのマクロブロックなどである。
ここで、mx、myは、当該マクロブロックの周囲のマクロブロックの動きベクトルを
(x1,y1)(x2,y2)………(xn,yn)として、「mx=(Σxn)/n」、「my=(Σyn)/n」の式によって求められる。
さらに、動きベクトル利用判定回路151は、動きベクトル変換回路150からの動きベクトルMV150を基に、動きベクトル決定対象となっているマクロブロックの周囲のマクロブロックの動きベクトルについて、分散値vxとvyを計算する。動きベクトル利用判定回路151は、vx、vyのそれぞれを、「vx=Σ((xn−mx)^2)」、「vy=Σ((yn−mx)^2)」の式によって計算する(ステップST12)。
動きベクトル利用判定回路151は、上記vx、vyの値を評価し、vx、vyの双方が閾値thaより小さいという第1の条件を満たしているか否かを判断する(ステップST13)。
動きベクトル利用判定回路151は、上記第1の条件を満たしていると判断した場合に、さらに、動きベクトル変換回路150からの動きベクトルMV150を基に、動きベクトル決定対象のマクロブロックの動きベクトル(x,y)と、上記周囲のマクロブロックの動きベクトルの平均値(mx,my)とを比べ、その差分の双方がある閾値thbよりも小さいという第2の条件を満たしているか否かを判断する(ステップST14)。
動きベクトル利用判定回路151は、第2の条件を満たしていると判断した場合に、動きベクトル決定対象のマクロブロックの動きベクトルと、当該マクロブロックの周囲の動きベクトルとは揃っていると判断する。この場合に、動きベクトル利用判定回路151は、動きベクトル変換回路150からの動きベクトルを選択することを指示する制御信号を動きベクトル切り替え回路152に出力する(ステップST15)。
一方、動きベクトル利用判定回路151は、上記条件1あるいは条件2を満たしていないと判断した場合に、動きベクトル決定対象のマクロブロックの動きベクトルと、当該マクロブロックの周囲の動きベクトルとは揃っていないと判断する。この場合に、動きベクトル利用判定回路151は、動きベクトル生成を指示する制御信号を動きベクトル生成回路143に出力し、動きベクトル生成回路143からの動きベクトルを選択することを指示する制御信号を動きベクトル切り替え回路152に出力する(ステップST16)。
動きベクトル切り替え回路152は、動きベクトル利用判定回路151からの制御信号に基づいて、動きベクトル変換回路150からの動きベクトルMV150と、動きベクトル生成回路143からの動きベクトルMV143とのうち一方を選択して動きベクトルMV152として可逆符号化回路127および動き補償回路142に出力する。
[復号装置17]
図5は、図1に示す復号装置17の構成図である。
復号装置17は、H.264/AVC方式の復号を行う。
図5に示すように、復号装置17は、例えば、バッファ281、可逆復号回路282、逆量子化回路283、逆直交変換回路284、加算回路285、動き補償回路286、フレームメモリ287、画面並べ替え回路288およびD/A変換回路289を有する。
バッファ281は、図1に示す変換装置13が伝送媒体16を介して送信して受信された符号化データS13を記憶する。
可逆復号回路282は、バッファ281から読み出した符号化データS13を、可変調復号あるいは算術復号して画像データS282を生成し、これを逆量子化回路283に出力する。
また、可逆復号回路282は、符号化データS13のヘッダデータに含まれている動きベクトルMV282を動き補償回路286に出力する。
逆量子化回路283は、可逆復号回路282から入力した画像データS282を、符号化データS13のヘッダデータに格納された量子化スケールを基に逆量子化して画像データS283を生成し、これを逆直交変換回路284に出力する。
逆直交変換回路284は、逆量子化回路283から入力した画像データS283を逆直交変換して画像データS284を生成し、これを加算回路285に出力する。
加算回路285は、動き補償回路286から入力した予測画像データPIと、逆直交変換回路284から入力した画像データS284とを加算して画像データS285を生成し、これを画面並べ替え回路288に出力すると共にフレームメモリ287に書き込む。
動き補償回路286は、フレームメモリ287から読み出した画像データと、可逆復号回路282から入力した動きベクトルMV282とを基に予測画像データPIを生成し、これを加算回路285に出力する。
画面並べ替え回路288は、加算回路285から入力した画像データS285内の各ピクチャを表示順に並べ替えて新たな画像データS288を生成し、これをD/A変換回路289に出力する。
D/A変換回路289は、画面並べ替え回路288から入力した画像データS288を表示順に並べ替えて画像データS17を生成する。
以下、図2に示す符号化装置2の全体動作例を説明する。
図2に示す符号化装置11において、画像信号S10をMPEG2方式で符号化して符号化データS11を生成する。
そして、符号化装置11は、図1に示す伝送媒体12を介して、符号化データS11を変換装置13に送信する。
次に、図3に示す変換装置13の復号装置14が、符号化データS11を復号をMPEG2方式で行い、画像データS88を生成し、これを符号化装置15に出力する。
符号化装置15は、画像データS88の符号化をH.264/AVC方式で行う。
このとき、動きベクトル利用判定回路151において、復号装置14の復号結果である動きベクトルMV150を基に、動き補償回路142の処理において、動きベクトルMV150をそのまま使用するか、動きベクトル生成回路143において動きベクトルMV143を新たに生成するかを判断する。
動きベクトル生成回路143は、動きベクトルを生成すると動きベクトル利用判定回路151が判断したときのみ動きベクトルMV143を生成する。
以上説明したように、本実施形態によれば、図3に示す符号化装置15の動きベクトル利用判定回路151において、復号によって得られた動きベクトルMV150を基に、それをそのまま符号化に用いるか新たに動きベクトルの生成を動きベクトル生成回路143に行わせるかを選択する。そのため、動きベクトル利用判定回路151において動きベクトルMV150をそのまま符号化に用いると判断した場合には、動きベクトル生成回路143における動きベクトル生成処理は不要になり、動きベクトルの検出精度を維持しながら、変換装置13の演算量を従来に比べて削減できる。
<第2実施形態>
本実施形態の通信システムは、図1に示す変換装置13の構成の一部を除いて、第1実施形態の通信システム1と同じである。
図6は、本発明の第2実施形態の変換装置13aの構成図である。
図6に示すように、変換装置13aは、例えば、復号装置14とおよび符号化装置15aを有する。
図6に示す復号装置14は、第1実施形態で説明したものと同じである。
図6に示すように、符号化装置15aは、例えば、画面並べ替え回路123、演算回路124、直交変換回路125、量子化回路126、可逆符号化回路127、バッファ128、逆量子化回路129、逆直交変換回路130、フレームメモリ131、レート制御回路132、動き補償回路142、動きベクトル生成回路143、動きベクトル変換回路150、動きベクトル利用判定回路151aおよび動きベクトル切り替え回路152を有する。
符号化装置15aは、動きベクトル利用判定回路151aおよび動きベクトル切り替え回路152aを除いて、第1実施形態と同じである。
以下、動きベクトル利用判定回路151aおよび動きベクトル切り替え回路152aについて説明する。
図7は、動きベクトル利用判定回路151aの動作を説明するためのフローチャートである。
動きベクトル利用判定回路151aは、動きベクトル変換回路150からの動きベクトルMV150を基に、動きベクトル決定対象となっているマクロブロックの周囲のマクロブロックの動きベクトルについて、まず平均値(mx,my)を計算する(ステップST21)。
ここで、mx、myは、当該マクロブロックの周囲のマクロブロックの動きベクトルを
(x1,y1)(x2,y2)………(xn,yn)として、「mx=(Σxn)/n」、「my=(Σyn)/n」の式によって求められる。
さらに、動きベクトル利用判定回路151aは、動きベクトル変換回路150からの動きベクトルMV150を基に、動きベクトル決定対象となっているマクロブロックの周囲のマクロブロックの動きベクトルについて、分散値vxとvyを計算する。動きベクトル利用判定回路151aは、vx、vyのそれぞれを、「vx=Σ((xn−mx)^2)」、「vy=Σ((yn−mx)^2)」の式によって計算する(ステップST22)。
動きベクトル利用判定回路151aは、上記vx、vyの値を評価し、vx、vyの双方が閾値thaより小さいという第1の条件を満たしているか否かを判断する(ステップST23)。
動きベクトル利用判定回路151aは、上記第1の条件を満たしていると判断した場合に、さらに、動きベクトル切り替え回路152aからの動きベクトルMV152を基に得た動きベクトル決定対象のマクロブロックの動きベクトル(xa,ya)と、動きベクトル変換回路150からの動きベクトルMV150を基に得た上記周囲のマクロブロックの動きベクトルの平均値(mx,my)とを比べ、その差分の双方がある閾値thbよりも小さいという第2の条件を満たしているか否かを判断する(ステップST24)。
動きベクトル利用判定回路151aは、第2の条件を満たしていると判断した場合に、動きベクトル決定対象のマクロブロックの動きベクトルと、当該マクロブロックの周囲の動きベクトルとは揃っていると判断する。この場合に、動きベクトル利用判定回路151aは、動きベクトル変換回路150からの動きベクトルを選択することを指示する制御信号を動きベクトル切り替え回路152aに出力する(ステップST25)。
一方、動きベクトル利用判定回路151aは、上記条件1あるいは条件2を満たしていないと判断した場合に、動きベクトル決定対象のマクロブロックの動きベクトルと、当該マクロブロックの周囲の動きベクトルとは揃っていないと判断する。この場合に、動きベクトル利用判定回路151aは、動きベクトル生成を指示する制御信号を動きベクトル生成回路143に出力し、動きベクトル生成回路143からの動きベクトルを選択することを指示する制御信号を動きベクトル切り替え回路152aに出力する(ステップST26)。
動きベクトル切り替え回路152aは、動きベクトル利用判定回路151aからの制御信号に基づいて、動きベクトル変換回路150からの動きベクトルMV150と、動きベクトル生成回路143からの動きベクトルMV143とのうち一方を選択して動きベクトルMV152として可逆符号化回路127および動き補償回路142に出力する。
なお、動きベクトル切り替え回路152aは、動きベクトルMV152を動きベクトル利用判定回路151aに出力する。
以上説明したように、本実施形態によれば、図6に示す符号化装置15aの動きベクトル利用判定回路151aにおいて、復号によって得られた動きベクトルMV150を基に、それをそのまま符号化に用いるか新たに動きベクトルの生成を動きベクトル生成回路143に行わせるかを選択する。そのため、動きベクトル利用判定回路151aにおいて動きベクトルMV150をそのまま符号化に用いると判断した場合には、動きベクトル生成回路143における動きベクトル生成処理は不要になり、変換装置13aの演算量を従来に比べて削減できる。
<第3実施形態>
本実施形態の通信システムは、図1に示す変換装置13の構成の一部を除いて、第1実施形態の通信システム1と同じである。
図8は、本発明の第3実施形態の変換装置13bの構成図である。
図8に示すように、変換装置13bは、例えば、復号装置14とおよび符号化装置15bを有する。
図8に示す復号装置14は、第1実施形態で説明したものと同じである。
図8に示すように、符号化装置15bは、例えば、画面並べ替え回路123、演算回路124、直交変換回路125、量子化回路126、可逆符号化回路127、バッファ128、逆量子化回路129、逆直交変換回路130、フレームメモリ131、レート制御回路132、動き補償回路142、動きベクトル生成回路143、動きベクトル変換回路150、動きベクトル利用判定回路151bを有する。
符号化装置15aは、動きベクトル利用判定回路151bを除いて、第1実施形態と同じである。
以下、動きベクトル利用判定回路151bについて説明する。
図9は、動きベクトル利用判定回路151bの動作を説明するためのフローチャートである。
動きベクトル利用判定回路151bは、動きベクトル変換回路150から入力した復号によって得た動きベクトルMV150(符号化対象のブロックデータに対応した動きベクトル)と、この動きベクトルMV150を生成するのに復号時に用いられた参照画像データ(画像データS123)とを基に予測画像データを生成する(ステップST31)。
動きベクトル利用判定回路151bは、画面並べ替え回路123から入力した符号化対照のブロックデータに対応した画像データS123と、ステップST31で生成した予測画像データとの画素データ毎の差分絶対値和を計算する(ステップST32)。
動きベクトル利用判定回路151bは、ステップST32で生成した差分絶対値和が所定のしきい値thcを超えたか否かを判断し(ステップST33)、超えたと判断した場合に、動きベクトル生成を指示する制御信号を動きベクトル生成回路143に出力し、動きベクトル生成回路143からの動きベクトルを選択することを指示する制御信号を動きベクトル切り替え回路152に出力する(ステップST34)。
一方、動きベクトル利用判定回路151bは、上記ステップST33において超えていないと判断した場合に、動きベクトル変換回路150からの動きベクトルを選択することを指示する制御信号を動きベクトル切り替え回路152に出力する(ステップST35)。
本実施形態によっても第1実施形態と同様の効果が得られる。
<第4実施形態>
本実施形態の通信システムは、図1に示す変換装置13の構成の一部を除いて、第1実施形態の通信システム1と同じである。
図8に示すように、本実施形態の変換装置13cは、例えば、復号装置14とおよび符号化装置15cを有する。
図8に示す復号装置14は、第1実施形態で説明したものと同じである。
図8に示すように、符号化装置15cは、例えば、画面並べ替え回路123、演算回路124、直交変換回路125、量子化回路126、可逆符号化回路127、バッファ128、逆量子化回路129、逆直交変換回路130、フレームメモリ131、レート制御回路132、動き補償回路142、動きベクトル生成回路143、動きベクトル変換回路150、動きベクトル利用判定回路151cを有する。
符号化装置15cは、動きベクトル利用判定回路151cを除いて、第1実施形態と同じである。
以下、動きベクトル利用判定回路151cについて説明する。
図10は、動きベクトル利用判定回路151cの動作を説明するためのフローチャートである。
動きベクトル利用判定回路151cは、動きベクトル変換回路150から入力した復号によって得た動きベクトルMV150(符号化対象のブロックデータに対応した動きベクトル)と、この動きベクトルMV150を生成するのに復号時に用いられた参照画像データ(画像データS123)とを基に予測画像データを生成する(ステップST41)。
動きベクトル利用判定回路151cは、画面並べ替え回路123から入力した符号化対照のブロックデータに対応した画像データS123と、ステップST41で生成した予測画像データとの画素データ毎の差分の2乗和を計算する(ステップST42)。
動きベクトル利用判定回路151cは、ステップST42で生成した差分2乗和が所定のしきい値thdを超えたか否かを判断し(ステップST43)、超えたと判断した場合に、動きベクトル生成を指示する制御信号を動きベクトル生成回路143に出力し、動きベクトル生成回路143からの動きベクトルを選択することを指示する制御信号を動きベクトル切り替え回路152に出力する(ステップST44)。
一方、動きベクトル利用判定回路151cは、上記ステップST43において超えていないと判断した場合に、動きベクトル変換回路150からの動きベクトルを選択することを指示する制御信号を動きベクトル切り替え回路152に出力する(ステップST45)。
本実施形態によっても第1実施形態と同様の効果が得られる。
<第5実施形態>
本実施形態の通信システムは、図1に示す変換装置13の構成の一部を除いて、第1実施形態の通信システム1と同じである。
図8に示すように、本実施形態の変換装置13dは、例えば、復号装置14とおよび符号化装置15dを有する。
図8に示す復号装置14は、第1実施形態で説明したものと同じである。
図8に示すように、符号化装置15dは、例えば、画面並べ替え回路123、演算回路124、直交変換回路125、量子化回路126、可逆符号化回路127、バッファ128、逆量子化回路129、逆直交変換回路130、フレームメモリ131、レート制御回路132、動き補償回路142、動きベクトル生成回路143、動きベクトル変換回路150、動きベクトル利用判定回路151dを有する。
符号化装置15dは、動きベクトル利用判定回路151dを除いて、第1実施形態と同じである。
以下、動きベクトル利用判定回路151dについて説明する。
図11は、動きベクトル利用判定回路151dの動作を説明するためのフローチャートである。
動きベクトル利用判定回路151dは、動きベクトル変換回路150から入力した復号によって得た動きベクトルMV150(符号化対象のブロックデータに対応した動きベクトル)と、この動きベクトルMV150を生成するのに復号時に用いられた参照画像データ(画像データS123)とを基に予測画像データを生成する(ステップST51)。
動きベクトル利用判定回路151dは、画面並べ替え回路123から入力した符号化対照のブロックデータに対応した画像データS123と、ステップST51で生成した予測画像データとの画素データ毎の差分に対してアダマール変換を施した結果の累積値を計算する(ステップST52)。
動きベクトル利用判定回路151dは、ステップST52で生成した累積値が所定のしきい値theを超えたか否かを判断し(ステップST53)、超えたと判断した場合に、動きベクトル生成を指示する制御信号を動きベクトル生成回路143に出力し、動きベクトル生成回路143からの動きベクトルを選択することを指示する制御信号を動きベクトル切り替え回路152に出力する(ステップST54)。
一方、動きベクトル利用判定回路151dは、上記ステップST53において超えていないと判断した場合に、動きベクトル変換回路150からの動きベクトルを選択することを指示する制御信号を動きベクトル切り替え回路152に出力する(ステップST55)。
本実施形態によっても第1実施形態と同様の効果が得られる。
<第6実施形態>
本実施形態の通信システムは、図1に示す変換装置13の構成の一部を除いて、第1実施形態の通信システム1と同じである。
図3に示すように、本実施形態の変換装置13eは、例えば、復号装置14とおよび符号化装置15eを有する。
図3に示す復号装置14は、第1実施形態で説明したものと同じである。
図3に示すように、符号化装置15eは、例えば、画面並べ替え回路123、演算回路124、直交変換回路125、量子化回路126、可逆符号化回路127、バッファ128、逆量子化回路129、逆直交変換回路130、フレームメモリ131、レート制御回路132、動き補償回路142、動きベクトル生成回路143、動きベクトル変換回路150、動きベクトル利用判定回路151eを有する。
符号化装置15eは、動きベクトル利用判定回路151eを除いて、第1実施形態と同じである。
以下、動きベクトル利用判定回路151eについて説明する。
図12は、動きベクトル利用判定回路151eの動作を説明するためのフローチャートである。
動きベクトル利用判定回路151eは、動きベクトル変換回路150から入力した復号によって得た動きベクトルMV150(符号化対象のブロックデータに対応した動きベクトル)、あるいは可逆復号回路82から入力した復号情報を基に、動きベクトルMV150を生成するのに復号時に用いられた参照モードが、動き補償回路142においても採用可能か否かを判断する(ステップST61)。参照モードは、例えば、動きベクトル生成のためのブロックデータのサイズや、圧縮方式(I,Pピクチャのみを使う圧縮方式と、I,P,Bピクチャを使う圧縮方式)などを規定している。
動きベクトル利用判定回路151eは、動きベクトルMV150を生成するのに復号時に用いられた参照モードが動き補償回路142においても採用可能であると判断した場合にステップST63に進み、そうでない場合にステップST64に進む(ステップST62)。
動きベクトル利用判定回路151eは、動きベクトルMV150を生成するのに復号時に用いられた参照モードが動き補償回路142においても採用可能であると判断した場合に、動きベクトル変換回路150からの動きベクトルを選択することを指示する制御信号を動きベクトル切り替え回路152に出力する(ステップST63)。
一方、動きベクトル利用判定回路151eは、動きベクトルMV150を生成するのに復号時に用いられた参照モードが動き補償回路142においても採用可能ではないと判断した場合に、動きベクトル生成を指示する制御信号を動きベクトル生成回路143に出力し、動きベクトル生成回路143からの動きベクトルを選択することを指示する制御信号を動きベクトル切り替え回路152に出力する(ステップST64)。
本実施形態によっても第1実施形態と同様の効果が得られる。
本発明は上述した実施形態には限定されない。
すなわち、当業者は、本発明の技術的範囲またはその均等の範囲内において、上述した実施形態の構成要素に関し、様々な変更、コンビネーション、サブコンビネーション、並びに代替を行ってもよい。
なお、本明細書において、プログラムを記述するステップは記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
また、上述した実施形態では、MPEG2の符号化データを復号した後にH.264/AVCで符号化する場合を例示したが、これらの符号化方法は、動きベクトルを使用するものであれば特に限定されない。
また、上述した実施形態では、図3等に示すように、符号化装置15等の機能を回路として実現する場合を例示したが、これらの回路の機能の全部または一部を処理回路(CPU)がプログラムを実行する形態で実現してもよい。この場合に、処理回路が本発明のコンピュータの一例となり、プログラムが本発明のプログラムの一例となる。
図1は、本発明の第1実施形態の通信システムの全体構成図である。 図2は、図1に示す符号化装置11の構成図である。 図3は、図1に示す変換装置13の構成図である。 図4は、図1に示す動きベクトル利用判定回路の処理を説明するためのフローチャートである。 図5は、図1に示す復号装置17の構成図である。 図6は、本発明の第2実施形態の変換装置の構成図である。 図7は、本発明の第2実施形態における動きベクトル利用判定回路の処理を説明するためのフローチャートである。 図8は、本発明の第3実施形態の変換装置の構成図である。 図9は、本発明の第3実施形態における動きベクトル利用判定回路の処理を説明するためのフローチャートである。 図10は、本発明の第4実施形態における動きベクトル利用判定回路の処理を説明するためのフローチャートである。 図11は、本発明の第5実施形態における動きベクトル利用判定回路の処理を説明するためのフローチャートである。 図12は、本発明の第6実施形態における動きベクトル利用判定回路の処理を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1…通信システム、11…符号化装置、12,16…伝送媒体、13…変換装置、14…復号装置、15…符号化装置、22…A/D変換回路、23…画面並べ替え回路、24…演算回路、25…直交変換回路、26…量子化回路、27…可逆符号化回路、28…バッファ、29…逆量子化回路、30…逆直交変換回路、31…フレームメモリ、32…レート制御回路、42…動き補償回路、43…動きベクトル生成回路、81…バッファ、82…可逆復号回路、83…逆量子化回路、84…逆直交変換回路、85…加算回路、86…動き補償回路、87…フレームメモリ、88…画面並べ替え回路、123…画面並べ替え回路、124…演算回路、125…直交変換回路、126…量子化回路、127…可逆符号化回路、128…バッファ、129…逆量子化回路、130…逆直交変換回路、131…フレームメモリ、132…レート制御回路、142…動き補償回路、143…動きベクトル生成回路、150…動きベクトル変換回路、151,151a,151b,151c,151d,151e…動きベクトル利用判定回路、152,152a…動きベクトル切り替え回路

Claims (11)

  1. 符号化データを復号して得られた画像データを符号化する符号化装置であって、
    前記復号によって得られた前記符号化データの動きベクトルを基に、前記画像データの前記符号化において動きベクトルを生成するか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段が前記動きベクトルを生成すると判断したことを条件に、前記画像データを基に動きベクトルを生成する動きベクトル生成手段と、
    前記判断手段が前記動きベクトルを計算すると判断した場合に、前記動きベクトル生成手段が生成した前記動きベクトルを用いて予測画像データを生成し、前記判断手段が前記動きベクトルを計算しないと判断した場合に、前記復号によって得た動きベクトルを用いて前記予測画像データを生成する動き予測・補償手段と
    を有する符号化装置。
  2. 前記動きベクトル生成手段は、ブロックデータを単位として前記動きベクトルを生成し、
    前記判断手段は、符号化対象のブロックデータの周囲のブロックデータについて前記復号によって得られた動きベクトルの分散値が第1の所定値より小さいという第1の条件と、前記周囲のブロックデータについて前記復号によって得られた動きベクトルの平均値と前記符号化対象のブロックデータについて前記復号によって得られた動きベクトルとの差分が第2の所定値より小さいという第2の条件との双方を満たす場合に、前記符号化において前記動きベクトルを生成しないと判断する
    請求項1に記載の符号化装置。
  3. 前記動きベクトル生成手段は、ブロックデータを単位として前記動きベクトルを生成し、
    前記判断手段は、符号化対象のブロックデータの周囲のブロックデータについて前記動き予測・補償手段で既に用いられた動きベクトルの分散値が第1の所定値より小さいという第1の条件と、前記周囲のブロックデータについて前記動き予測・補償手段で既に用いられた動きベクトルの平均値と、前記符号化対象のブロックデータについて前記復号によって得られた動きベクトルとの差分が第2の所定値より小さいという第2の条件との双方を満たす場合に、前記符号化において前記動きベクトルを生成しないと判断する
    請求項1に記載の符号化装置。
  4. 前記判断手段は、前記符号化対象のブロックデータについて前記復号によって得られた動きベクトルと、前記画像データのうち当該動きベクトルの生成に用いられた参照画像データとを基に予測画像データを生成し、当該予測画像データと、当該符号化対象のブロックデータとの差異を基に前記符号化において動きベクトルを生成するか否かを判断する
    請求項1に記載の符号化装置。
  5. 前記判断手段は、前記予測画像データと前記符号化対象のブロックデータとの間の対応する画素データの差分の絶対値を累積して累積値を計算し、当該累積値が所定値より小さい場合に、前記動きベクトルを生成しないと判断する
    請求項4に記載の符号化装置。
  6. 前記判断手段は、前記予測画像データと前記符号化対象のブロックデータとの間の対応する画素データの差分の2乗和を計算し、当該2乗和が所定値より小さい場合に、前記動きベクトルを生成しないと判断する
    請求項4に記載の符号化装置。
  7. 前記判断手段は、前記予測画像データと前記符号化対象のブロックデータとの間の対応する画素データの差分をアダマール変換を施した後に累積して累積値を計算し、当該累積値が所定値より小さい場合に、前記動きベクトルを生成しないと判断する
    請求項4に記載の符号化装置。
  8. 前記判断手段は、前記復号によって得られた前記符号化データの動きベクトルを生成したときに用いた参照モードが前記符号化で採用可能か否かを判断し、採用不可であると判断した場合に、前記画像データの前記符号化において動きベクトルを生成すると判断する
    請求項1に記載の符号化装置。
  9. 前記符号化データを生成する際に採用した符号化方式と、前記画像データを符号化する際に用いる符号化方式とは異なる
    請求項1に記載の符号化装置。
  10. 符号化データを復号して得られた画像データを符号化する符号化方法であって、
    前記復号によって得られた前記符号化データの動きベクトルを基に、前記画像データの前記符号化において動きベクトルを生成するか否かを判断する判断工程と、
    前記判断工程で前記動きベクトルを生成すると判断したことを条件に、前記画像データを基に動きベクトルを生成する動きベクトル生成工程と、
    前記判断工程で前記動きベクトルを計算すると判断した場合に、前記動きベクトル生成手段が生成した前記動きベクトルを用いて予測画像データを生成し、前記判断工程で前記動きベクトルを計算しないと判断した場合に、前記復号によって得た動きベクトルを用いて前記予測画像データを生成する動き予測・補償工程と
    を有する符号化方法。
  11. 符号化データを復号して得られた画像データを符号化するコンピュータが実行するプログラムであって、
    前記復号によって得られた前記符号化データの動きベクトルを基に、前記画像データの前記符号化において動きベクトルを生成するか否かを判断する判断手順と、
    前記判断手順で前記動きベクトルを生成すると判断したことを条件に、前記画像データを基に動きベクトルを生成する動きベクトル生成手順と、
    前記判断手順で前記動きベクトルを計算すると判断した場合に、前記動きベクトル生成手段が生成した前記動きベクトルを用いて予測画像データを生成し、前記判断手順で前記動きベクトルを計算しないと判断した場合に、前記復号によって得た動きベクトルを用いて前記予測画像データを生成する動き予測・補償手順と
    を前記コンピュータに実行させるプログラム。
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