JP2007191455A - 化粧用油 - Google Patents
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Abstract
【課題】 従来既存の化粧用バージンオリーブオイルは、スキンケア用オイルとして最も安心して使用出来るものであった。しかしいま生活環境の急激な変化で肌のトラブル、特に乾燥肌対策は、女性にとって大きな課題になっている。その中でバージンオリーブオイルの良さを失うことなくさらに保湿や肌荒れに効果を発揮する化粧用油が要望されている。
【解決手段】 オリーブ果実から採れるバージンオリーブオイルに、そのバージンオイルの中にごく微量含まれる有効成分スクワレンを抽出し精製したスクワランをさらにバージンオリーブオイルにプラスアルファとして配合することで、肌荒れやエモリエント効果をさらにアップさせることを可能にした。
【解決手段】 オリーブ果実から採れるバージンオリーブオイルに、そのバージンオイルの中にごく微量含まれる有効成分スクワレンを抽出し精製したスクワランをさらにバージンオリーブオイルにプラスアルファとして配合することで、肌荒れやエモリエント効果をさらにアップさせることを可能にした。
Description
本発明は、広く女性に愛用されているオリーブの果実から絞られた化粧用のバージンオリーブオイルに、その微量成分であるスクワレンを精製し安定させたスクワランをさらに配合した化粧用オイルに関するものである。
バージンオリーブオイルは、6000年前から主に地中海地方沿岸に住む人々に食用または美容用に広く使われてきた世界で唯一の果実から採れるオイルである。
現在バージンオリーブオイルは、肌の健康を健やかに整える安全な化粧用オイルとして多くの女性に愛用されている。
バージンオリーブオイルには、年齢を重ねるごとに遅くなるターンオーバーを正常に整え、弾力のあるみずみずしい素肌を保つ為に必要な、ビタミンやスクワレンなどの有効成分が、天然のまま豊富に含まれている。なかでも含有量の多いビタミンEやオレイン酸・ポリフェノールなどは、肌の老化の原因「酸化」を防ぐ、優れた抗酸化成分として知られ、これらの有効成分が滞りがちな新陳代謝を整え、艶やかでハリのある、うるおい豊かな素肌をつくる。
バージンオリーブオイルの成分は、一価不飽和脂肪酸であるオレイン酸が主体であり、それは不飽和脂肪酸でありながら多価不飽和脂肪酸に比べて酸化しにくい性質がある。また、油脂としての成分の他にも、α−トコフェロール、β−カロチンやポリフェノールのような天然の抗酸化物質が豊富に含まれている。酸化しにくい不飽和脂肪酸であるオレイン酸が成分の主体である上に、天然の多種の抗酸化物を含むことで、バージンオリーブオイルは、活性酸素(フリーラジカル)から素肌の健康を守ることになる。
バージンオリーブオイルに含まれる天然の有効微量成分は、ビタミンA・B・E、葉緑素、カロチン、ポリフェノール、スクワレンなどとなっている。
なかでもスクワレンはオリーブオイルの中に、わずか0.1〜0.7%しか含まれていない大変希少価値の高い成分である。
またもともとスクワレンは、人間の皮脂の中に含まれ細胞に酸素を運ぶ役割を果たしているもので、年齢とともに減少し皮膚の老化を招く原因となる。
またもともとスクワレンは、人間の皮脂の中に含まれ細胞に酸素を運ぶ役割を果たしているもので、年齢とともに減少し皮膚の老化を招く原因となる。
成分として不安定なスクワレンを精製し安定化した状態にしたものがスクワランである。ここでは、オリーブ果実から抽出された植物性のスクワランである。
油脂研究の第一人者、辻本満丸博士によって発表されたスクワランの5大作用は以下の通りである。
浸透作用。粒子が非常に細かいので皮膚の奥深くまで素早く浸透。つけた後もべたつかず、サラッとした使用感。
活性作用。肌細胞のすみずみまで栄養分や酸素を供給し、うるおい豊かな、ハリのあるつややかな肌を保つ。
代謝作用。肌細胞の生まれ変わり、新陳代謝を正常に整え、みずみずしい肌へと導く。代謝が整うことにより、老廃物や老化角質も無理なく取り除く。
殺菌作用。外部からの細菌や、細胞の働きを妨げる細菌に対して優れた殺菌作用が認められている。細菌や刺激物質から肌を守る。
親和作用。人間の皮膚にも含まれているスクワレンは皮膚の細胞に馴染んでアレルギー反応を起こしにくいので、敏感肌の方にも安心して使用可能である。
浸透作用。粒子が非常に細かいので皮膚の奥深くまで素早く浸透。つけた後もべたつかず、サラッとした使用感。
活性作用。肌細胞のすみずみまで栄養分や酸素を供給し、うるおい豊かな、ハリのあるつややかな肌を保つ。
代謝作用。肌細胞の生まれ変わり、新陳代謝を正常に整え、みずみずしい肌へと導く。代謝が整うことにより、老廃物や老化角質も無理なく取り除く。
殺菌作用。外部からの細菌や、細胞の働きを妨げる細菌に対して優れた殺菌作用が認められている。細菌や刺激物質から肌を守る。
親和作用。人間の皮膚にも含まれているスクワレンは皮膚の細胞に馴染んでアレルギー反応を起こしにくいので、敏感肌の方にも安心して使用可能である。
大阪市立大学医学部の臨床データによるとスクワレンにより乾燥性皮膚疾患(アトピー含む)の約90%以上に改善があったと発表されている。
従来既存の化粧用バージンオリーブオイルは、スキンケア用オイルとして最も安心して使用出来るものであった。しかしいま生活環境の急激な変化で肌のトラブル、特に乾燥肌対策は、女性にとって大きな課題になっている。その中でバージンオリーブオイルの良さを失うことなくさらに保湿や肌荒れに効果を発揮する化粧用油が要望されている。
本発明は、このような問題を解決しようとするものであり、オリーブ果実から採れる天然そのままの化粧用オイルという基本的な考え方をさらに発展させたものである。
オリーブ果実から採れるバージンオリーブオイルに、そのバージンオイルの中にごく微量含まれる有効成分スクワレンを抽出し精製したスクワランをさらにバージンオリーブオイルにプラスアルファとして配合することで、肌荒れやエモリエント効果をさらにアップさせることを可能にした。
本発明により、プラス配合したスクワランの働きで従来の化粧用バージンオリーブオイル以上に皮膚への浸透性に優れ、さらに本来のバージンオリーブオイルに含まれている各種の栄養分とあわせて皮膚の新陳代謝を促進し、潤いのある本来の健康的な素肌づくりに役立つものと考えられる。
以下本発明の化粧用オイルの主な効果を再度記述する。
皮膚の奥まで深く浸透し、潤いとハリを与え、つやのある肌をつくる。
皮膚の細胞の発育を促進させ、肌を健康に回復させる。
皮膚の水分を守り、しっとりとした肌をつくる。
古くなった角質をとり、みずみずしい肌をつくる。
皮膚に対して刺激が少なく、アレルギー反応を起こしにくい。
オリーブ果実から絞り精製した化粧用バージンオリーブオイルに、オリーブオイルの中の微量有効成分スクワレンを精製したオリーブスクワランを配合(約30%〜50%)し精製する。
Claims (1)
- 本発明は、オリーブの果実から絞られた化粧用のバージンオリーブオイルに、本来その中に含まれる微量有効成分であるスクワレンを精製したスクワランをさらに配合した化粧用オイルである。
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JP2006034412A JP2007191455A (ja) | 2006-01-17 | 2006-01-17 | 化粧用油 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009269872A (ja) * | 2008-05-09 | 2009-11-19 | Sunstar Inc | 化粧料 |
JP2013035791A (ja) * | 2011-08-09 | 2013-02-21 | Denso Corp | 保湿剤 |
JP2014169269A (ja) * | 2013-02-08 | 2014-09-18 | Takashi Ogawara | 化粧用油脂 |
JP2015052002A (ja) * | 2012-01-23 | 2015-03-19 | レスターシー エルエルシイRestorsea, Llc | 化粧品 |
WO2021132618A1 (ja) * | 2019-12-27 | 2021-07-01 | ユニ・チャーム株式会社 | 吸収性物品 |
JP2021106761A (ja) * | 2019-12-27 | 2021-07-29 | ユニ・チャーム株式会社 | 吸収性物品 |
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2006
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