JP2007189394A - 携帯端末及びその地域別パラメータ設定方法 - Google Patents

携帯端末及びその地域別パラメータ設定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】従来は契約した携帯電話事業者の国(言語等)と、使用者が使用を希望する国(言語等)とが異なっている場合、単に使用位置で動作状態を切り替える従来の携帯端末では、使用者が使用を希望する国(言語等)での動作設定の選択ができない。
【解決手段】制御部103が取得したSIMカード113の登録情報を地域判定部105に入力すると、地域判定部105はSIMカード登録情報中の携帯電話事業者情報から、自端末が使用される国・地域をリストアップする。次に、地域判定部105は、リストアップした国・地域のフォントデータをメモリ112から読み出し、SIMカード登録情報中のフォントデータと比較し、それらのフォントデータが一致する国・地域を検索する。制御部103は検索した携帯電話事業者の地域用の設定情報をメモリ112から読み出し、各種レジスタ・フラグ等に反映し、携帯端末10内に設定値を展開する。
【選択図】図1

Description

本発明は携帯端末及びその地域別パラメータ設定方法に係り、特に自端末の位置情報を用いて自端末の位置(国、地域など)を取得し、動作環境をその国、地域などに適合するように地域別パラメータを設定する携帯端末及びその地域別パラメータ設定方法に関する。
昨今、携帯端末の一例としての携帯電話の通信方式は、広帯域CDMA(W−CDMA:Wideband Code Division Multiple Access)等の3G化の採用が進み、1台の携帯電話を全世界で使用できる環境が整ってきている。W−CDMAのように統一された通信規格によって、携帯電話のハードウェアは世界共通で使用できるようになった。しかし、携帯電話のソフトウェアは、ロゴマーク・言語・通貨・無線やカメラ等のパラメータが、国・地域・仕向け先によって異なるため、共通化することができず、それぞれの国・地域・仕向け先毎に異なるソフトウェアが作成されている。
ここで、ソフトウェアが国・地域・仕向け先毎に異なる理由には、仕向け先の仕様や国・地域による言語の違いだけでなく、日本人と西洋人では目のつくり(特性)が異なるため、同じ赤色でも脳が認識する赤色が異なることなどに起因する色や明るさに関する嗜好の違いも影響している。
複数のソフトウェアが存在するということは、ソフトウェア作成のための工数が増えるだけでなく、作成されるソフトウェアの分だけ評価に必要とされる工数が増えるということであり、ソフトウェアの開発期間とコストの増大につながっている。また、ソフトウェアが異なるため、メモリICにソフトウェアを書き込んだ後に仕向け先毎の管理が必要となる。つまり、ICの状態から管理が必要となり、管理工数が増える上に、受注数の増減等の変化に対応できなくなり、生産のコストアップにつながる上に柔軟性を欠く結果となっている。
また、最近では、先進諸国で使用後に解約・廃棄された携帯端末が途上国で再利用されているが、言語設定等が異なるため、再利用できる地域が限定されている。
他方、GSM(Global System for Mobile communication)方式の通信方式を採用した携帯電話では、その使用国・地域により使用する周波数帯域が複数存在し、また互いに異なるため、使用する周波数帯域をユーザが選択する場合に、使用する場所によっては選択した周波数帯域の無線通信用チャンネルが存在しなかったり、選択した周波数帯域のチャネルが他の周波数帯域のチャネルよりも電界強度が弱いという状況が発生することがある。
そこで、人工衛星からの電波を利用して移動局の現在位置の位置情報を計測するGPS(Global Positioning System:全地球測位システム)を用いて自端末の位置情報を取得し、その位置情報に基づき複数の周波数帯域から選択した周波数帯域に含まれる複数のチャンネルのそれぞれの電界強度を検出し、その検出結果に基づき、複数のチャンネルの中から所望のチャンネルを選択する手段を備えた携帯端末が従来知られている(例えば、特許文献1参照)。
一方、加入者の電話番号、国情報、契約している電話接続事業者の情報、各種の識別情報などをSIM(Subscriber Identity Module:契約者識別)カードに記憶させ、そのSIMカードが着脱自在に組み込まれる携帯電話も知られている(例えば、特許文献2参照)。このSIMカードを各国間のローミング契約事業者が販売あるいはレンタルしている携帯電話に組み込むことで、その使用国に適合した動作状態にセットでき、また、その携帯電話に接続されたPDA(Personal Digital Assistants)やパーソナルコンピュータなどの情報端末では、その国情報に応じて初期表示画面の設定ができる。
また、位置登録する基地局から送られてくる基地局の情報LAI(Location Area Identity)を受信して、そのLAIから現在の位置、すなわち利用者が現在位置する国を特定する携帯端末も従来知られている(例えば、特許文献3参照)。
特開2004−312092号公報 特開2003−134257号公報 特開2002−247646号公報
しかるに、携帯端末が自端末の現在位置を、特許文献1のようにGPSを利用して取得したり、あるいは、特許文献2のようにSIMカードから取得したり、あるいは、特許文献3のように、基地局からのLAI情報を利用して取得して、その取得した位置情報が示す国、地域に適合するように携帯端末の動作状態を設定するようにしても、携帯端末を最適な状態で使用できない場合がある。例えば、契約した携帯電話事業者の国(言語等)と、使用者が使用を希望する国(言語等)とが異なっている場合、単に使用位置で動作状態を切り替える従来の携帯端末では、使用者が使用を希望する国(言語等)での動作設定の選択ができない。
本発明は以上の点に鑑みなされたもので、契約した携帯電話事業者の国(言語等)と、使用者が使用を希望する国(言語等)とが異なっている場合でも、使用者が使用を希望する国(言語等)での動作設定の選択が可能な携帯端末及びその地域別パラメータ設定方法を提供することを目的とする。
また、本発明の他の目的は、使用する国・地域・仕向け先に応じた周波数設定等のユーザ設定の変更や、複数のソフトウェアの作成や、LSI・PWB状態での管理を不要とし得る携帯端末及びその地域別パラメータ設定方法を提供することにある。
更に、本発明の他の目的は、言語・地域にとらわれずに再利用が可能な携帯端末及びその地域別パラメータ設定方法を提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明の携帯端末は、SIMカードの装着部を有する移動通信が可能な携帯端末であって、装着部に装着されたSIMカードから、SIMカードに予め登録されているカード登録情報を読み出す読取手段と、複数の国・地域用の地域別パラメータを予め記憶している記憶手段と、読取手段で読み出されたカード登録情報に基づいて、本端末を使用する国・地域を判別する判別手段と、記憶手段に記憶されている複数の国・地域用の地域別パラメータの中から判別手段により判別した国・地域用の地域別パラメータを抽出して、端末内を判別した国・地域用の動作環境に設定する設定手段とを有することを特徴とする。
この発明では、SIMカードに予め登録されているカード登録情報に基づいて、本端末を使用する国・地域を判別し、その判別した国・地域用の地域別パラメータを抽出して、端末内を判別した国・地域用の動作環境に設定するようにしたため、同じ端末を違う国・地域で使用する場合に、周波数設定等のユーザ設定を変更する必要がなく、また、国・地域、仕向け先により複数のソフトウェアを作成する必要がなく、また、ソフトウェアを書き込んだLSI・PWB状態での管理を不要にできる。
ここで、上記の判別手段は、SIMカードに登録されているフォントデータに基づいて、本端末を使用する国・地域を特定してもよく、SIMカードに登録されている電話帳データから携帯端末通信事業者の事業者識別番号を抽出して、記憶手段に記憶されている国毎の事業者識別番号と比較することにより、本端末を使用する国・地域を特定してもよく、更にはSIMカードに登録されているショートメッセージサービスの送受信アドレスに含まれる事業者識別番号を抽出して、記憶手段に記憶されている国毎の事業者識別番号と比較することにより、本端末を使用する国・地域を特定してもよい。
また、上記の目的を達成するため、本発明の携帯端末は、自端末の現在位置を取得する位置取得手段を更に有し、判別手段は位置取得手段により取得した現在位置に応じて本端末を使用する国・地域を特定し、SIMカードに登録されている電話帳データ又はショートメッセージサービスの送受信アドレスから特定した国・地域の携帯端末通信事業者を特定する手段であり、設定手段は、記憶手段に記憶されている複数の国・地域用の地域別パラメータの中から判別手段により判別した国・地域用で、かつ、特定した携帯端末通信事業者用の地域別パラメータを抽出して、特定した携帯端末通信事業者用の動作環境に設定することを特徴とする。
また、上記の目的を達成するため、本発明の地域別パラメータ設定方法は、SIMカードの装着部を有する移動通信が可能な携帯端末を、使用する国・地域に適合した動作環境にするための地域別パラメータを設定する方法であって、装着部に装着されたSIMカードから、SIMカードに予め登録されているカード登録情報を読み出す第1のステップと、読み出されたカード登録情報に基づいて、本端末を使用する国・地域を判別する第2のステップと、記憶手段に予め記憶されている複数の国・地域用の地域別パラメータの中から第2のステップにより判別した国・地域用の地域別パラメータを抽出して、端末内を判別した国・地域用の動作環境に設定する第3のステップとを含むことを特徴とする。
この発明では、SIMカードに予め登録されているカード登録情報に基づいて、本端末を使用する国・地域を判別し、その判別した国・地域用の地域別パラメータを抽出して、端末内を判別した国・地域用の動作環境に設定するようにしたため、同じ端末を違う国・地域で使用する場合に、周波数設定等のユーザ設定を変更する必要がなく、また、国・地域、仕向け先により複数のソフトウェアを作成する必要がなく、また、ソフトウェアを書き込んだLSI・PWB状態での管理を不要にできる。
本発明によれば、SIMカードに予め登録されているカード登録情報に基づいて、本端末を使用する国・地域を判別し、その判別した国・地域用の地域別パラメータを抽出して、端末内を判別した国・地域用の動作環境に設定するようにしたため、契約した携帯電話事業者の国(言語等)と、SIMカードに登録されている使用者が使用を希望する国(言語等)とが異なっている場合でも、使用者が使用を希望する国(言語等)での動作設定の選択ができ、また、周波数設定等のユーザ設定を変更する必要がなく、ユーザの負担を軽減できる。
また、本発明によれば、国・地域、仕向け先により複数のソフトウェアを作成する必要がなく、開発期間とコストを削減できると共に、LSI・PWB状態での管理が不要となり、生産の柔軟性を向上し、かつコストダウンできる。
更に、本発明によれば、言語・地域にとらわれずに再利用が可能なため、資源を有効活用することができる。
次に、本発明の実施の形態について図面と共に説明する。図1は本発明になる携帯端末の使用状況を説明するシステムの一例のシステム構成図を示す。同図に示すように、本発明になる携帯端末10は、GPSの一部を構成する人工衛星、すなわちGPS衛星20を経由して送信されているGPS信号を受信し、そのGPS信号から現在の位置情報(経度、緯度)を取得するGPS受信部を備えている。また、携帯端末10は例えば地域30(A)から地域40(B)へ移動したものとする。
図2は本発明になる携帯端末の一実施の形態のブロック図を示す。同図において、携帯端末10は、図1のGPS衛星20からの電波を受信するGPSアンテナ101と、GPSアンテナ101で受信した電波を復調するGPS受信部102と、携帯端末10内の測位処理部104等の各処理部の動作を制御する制御部103と、携帯端末10の現在位置を測位する測位処理部104と、測位処理部104の位置情報やSIMカード113内の登録情報、携帯電話網から送信される位置情報等から携帯端末が在圏する国・地域を判定する地域判定部105と、制御部103からの表示データに基づき表示制御を行う表示処理部106と、カメラ画像、文字メッセージ等を表示する表示部107と、カメラの起動・停止、ユーザデータの登録等を行うキーボード108と、キーボード108からの入力データを検出・解析する入力処理部109と、カメラ110と、カメラ110から入力された信号を画像データに変換し、画質・色合い等を調整する画像処理部111と、各種の情報を記憶するメモリ112と、可搬型記憶媒体の一例としてのSIMカード113とから構成される。
メモリ112は、携帯端末10自身を動作させるプログラムデータ1121、ユーザ毎に異なる個別の設定情報や電話帳・メール等のユーザデータ1122、緯度・経度や国・地域等の地図情報1123、携帯電話事業者毎の事業者識別番号等の地域別判定用データ1124、国・地域毎に最適化されたロゴマーク・言語・通貨・無線用やカメラ用設定値等の地域別設定情報1125等のデータを蓄積している。
(第1の実施の形態)
次に、図1のシステム構成図、図2のブロック図及び図3の本発明の携帯端末の第1の実施の形態の動作説明用フローチャートを併せ参照して、本発明の第1の実施の形態の動作について詳細に説明する。図1及び図2において、携帯端末10はGPS機能及びカメラ付き携帯電話とする。また、図3のフローチャート中の設定情報とは、ロゴマーク・言語・通貨・無線やカメラ等のパラメータである。無線のパラメータとは、国・地域によって使用される周波数帯・チャネル等であり、カメラのパラメータとは、カメラで撮影した画像の画質や色合いをユーザの嗜好に合わせて調整するパラメータであり、例えばホワイトバランス、ガンマ補正、色ゲイン等である。これらの設定情報は、メモリ112内に格納されている。
本実施の形態では、携帯端末10は予め装置のデフォルト設定で地域別設定情報の自動設定機能がオンにされており、一度自動設定が行われた後は、本機能はオフされると仮定する。なお、ユーザはメニュー操作等により、地域別設定情報の自動設定機能をオン/オフすることが可能である。また、メニュー操作等により、自動設定される項目をユーザが選択することも可能である。
まず、携帯端末10の電源がオンとされると(ステップS11)、図2の制御部103は、GPSアンテナ101とGPS受信部102を用いてGPS衛星20から送信されているGPSデータを受信して測位を開始する(ステップS12)。制御部103は、受信したGPSデータを測位処理部104に入力し、携帯端末10の緯度、経度情報等を解析し、携帯端末10の現在位置を測位させる(ステップS13)。
続いて、制御部103は、測位処理部104で解析した現在位置情報(携帯端末の緯度、経度情報等)を地域判定部105に入力する。地域判定部105は、現在位置情報から、現在、在圏している国・地域等を解析し判定する(ステップS14)。地域判定部105で解析した地域が地域Aである場合、制御部103は地域A用の地域別設定情報1125をメモリ112から読み出す。制御部103は、読み出した地域A用の地域別設定情報1125を各種レジスタ・フラグ等に反映し、携帯端末10内に設定値を展開する(ステップS15)。
また、制御部103は、ステップS14にて地域判定部105で解析した地域が地域Aでないと判定したときには、解析した地域が地域Bであるかどうか判定し(ステップS16)、地域Bである場合は、地域B用の地域別設定情報1125をメモリ112から読み出す。制御部103は、読み出した地域B用の地域別設定情報1125を各種レジスタ・フラグ等に反映し、携帯端末10内に設定値を展開する(ステップS17)。
上記ステップS16で解析した地域が地域Bでもない場合、制御部103はデフォルト設定情報(ここでは、地域C用の地域別設定情報1125)をメモリ112から読み出す。制御部103は、読み出した地域C用の地域別設定情報1125を各種レジスタ・フラグ等に反映し、携帯端末10内に設定値を展開する(ステップS18)。
本実施の形態によれば、携帯端末10内に登録されている複数のロゴマーク・言語・通貨・無線やカメラ等のパラメータから、現在、在圏している地域に最適な設定情報が選択され展開されることにより、共通化されたソフトウェアを搭載することが可能となる。従って、地域、更には国、仕向け先等により複数のソフトウェアを作成する必要がなく、開発期間とコストを削減できる。また、同じ携帯端末を違う国・地域で使用する場合に、周波数設定等のユーザ設定を変更する必要がなく、ユーザの負担を軽減できる。更に、本実施の形態によれば、LSI・PWB状態での管理が不要となり、生産の柔軟性を向上し、かつコストダウンできる。更には、言語・地域にとらわれずに再利用が可能になるため、資源を有効活用することができる。
また、本実施の形態によれば、自端末の位置(国・地域等)および仕向け先を解析し、使用・表示するロゴマーク・言語・通貨・無線やカメラ等のパラメータを自動的に変更できるため、例えば、日本国内で販売された携帯端末のメニュー画面等の文字が日本語で表示されるが、同じ端末が米国で発売された場合は端末のメニュー画面等の文字が英語で表示することなどができる。
なお、常時、表示等に使用されるロゴマーク・言語は、上記のように電源オン時に一括して設定し、カメラパラメータのように関連する機能においてのみ使用される設定情報は、関連機能を起動する毎に設定情報を展開してもよい。例えば、上記ステップS11において、電源オンの代わりに、カメラ起動等の関連機能を起動する毎に上記フローチャートに従って設定情報を展開してもよい。また、上記ステップS18において、装置起動時に初期設定さている場合は、再度初期設定と同じ設定情報を展開しなくてもよい。
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態について図面と共に説明する。本実施の形態の携帯端末10は、GPSからの情報の替わりに、図2のSIMカード113からの情報を用いて携帯端末10が使用される地域、国を解析し、最適な設定情報を展開するものである。また、本実施の形態では、同じ携帯端末10で異なるSIMカード毎に設定を自動的に変更する点に特徴がある。
例えば、携帯端末10のカード装着部に任意に装着されるSIMカード113には、電話帳データ、SMS(Short Message Service)データが登録されており、それぞれのデータには表示用のフォントデータが格納されている。このフォントデータは言語毎に固有なものであり、言語は国、地域毎に固有なものであることを利用して、ユーザが携帯端末を使用する国・地域を特定することが可能である。
また、一般に携帯電話事業者には国毎に事業者識別番号が割り振られている。例えば,日本の携帯電話では、「090−CDE−*****」の「CDE」部分が事業者識別番号である。また、SMSは同一携帯電話事業者内のみで送受信が可能である。上記より、SMSの送受信アドレスに含まれる事業者識別番号を抽出し、SIMカード113に登録されている携帯電話事業者の国毎の事業者識別番号と比較することにより、ユーザが携帯端末10(ここでは携帯電話)を使用する国・地域を特定することが可能である。
この第2の実施の形態では、上記のようにSIMカード113に登録されている情報を利用して、ユーザが携帯端末10を使用する国・地域を特定し、最適な設定情報を展開するものであり、次に、図4のフローチャートと共に携帯端末10がカメラ付き携帯電話である場合を例にとって説明する。なお、図4中、設定情報とは、ロゴマーク・言語・通貨・無線やカメラ等のパラメータであり、第1の実施の形態と同様である。また、無線のパラメータとは、国・地域によって使用される周波数帯・チャネル等のパラメータであり、カメラのパラメータとは、カメラで撮影した画像の画質や色合いをユーザの嗜好に合わせて調整するパラメータであり、例えばホワイトバランス、ガンマ補正、色ゲイン等である。これらの設定情報は、図2のメモリ112内に格納されている。
本実施の形態のカメラ付き携帯電話は、予め装置のデフォルト設定で地域別設定情報1125の自動設定機能がオンとされており、一度、自動設定が行われた後は、本機能はオフされると仮定する。また、ユーザはメニュー操作等により、地域別設定情報1125の自動設定機能をオン/オフすることが可能である。また、メニュー操作等により、自動設定される項目をユーザが選択することも可能であるものとする。
まず、携帯端末10であるカメラつき携帯電話の電源がオンとされると、図2の制御部103は、メモリ112のプログラム1121に従い、SIMカード113が装着されていることを検出し(ステップS21)、装着されているSIMカード113からSIMカード113内に登録されている携帯電話事業者情報・電話帳データ等を取得して地域判定部105に入力し、携帯電話事業者の識別を行う(ステップS22)。
すなわち、ステップS22では、制御部103が取得したSIMカード登録情報を地域判定部105に入力すると、地域判定部105はSIMカード登録情報中の携帯電話事業者情報から、自端末が使用される国・地域をリストアップする。次に、地域判定部105は、リストアップした国・地域のフォントデータをメモリ112から読み出し、SIMカード登録情報中の電話帳データのフォントデータと比較し、それらのフォントデータが一致する国・地域を検索する。なお、携帯端末10のメモリ112内には、国・地域毎に最適なフォントデータが予め地域判定用データ1124の一部として登録されている。ここで、SIMカード113に登録されている電話帳データを使用する替わりに、SIMカード113内に登録されているSMS送受信データのテキスト部を使用することも可能である。
もし、同一のフォントデータを使用する国・地域が複数存在する場合は、地域判定部105はSIMカード113に登録されているSMS送受信データの送信先電話番号(受信アドレス)、送信元電話番号(送信アドレス)の事業者識別番号を抽出し、SIMカード113に登録されているSMSの携帯電話事業者情報と、携帯端末10内のメモリ112に記憶されている地域判定用データ1124の中の使用可能な国・地域毎の事業者識別番号と比較する。
ここで、携帯端末10のメモリ112に地域判定用データ1124として記憶されている、使用可能な国・地域毎の事業者識別番号は、例えば図5(A)に示すように、国名と事業者識別番号とが対応付けられており、一方、SIMカードに登録されているSMSの携帯電話事業者情報は、図5(B)に示すように、SMS送受信データの送信アドレスと受信アドレスとがリストアップされた形式である。地域判定部105は、これらを比較し、全てのSMSの事業者識別番号が一致する国・地域を検出する。
この時、相手先国番号付き(CC−090−CDE−*****)のSMSは海外と送受信されたSMSであるため、事業者識別番号の抽出対象から除外する。海外からのSMSも対象に入れると、送受信元(海外)の言語が使われる可能性が多く判定が難しくなり、精度が落ちるからである。
このようにして、携帯端末10で使用可能な国・地域毎の事業者識別番号と一致するSMSの携帯電話事業者の識別が完了すると(ステップS23)、続いて、制御部103は解析した携帯電話事業者の地域が地域Aであるかどうか判定し(ステップS24)、地域Aである場合は、地域A用の設定情報をメモリ112から読み出し、その読み出した設定情報を各種レジスタ・フラグ等に反映し、携帯端末10内に設定値を展開する(ステップS25)。
一方、ステップS24で地域Aでないと判定したときは、制御部103は解析した携帯電話事業者の地域が地域Bであるかどうか判定し(ステップS26)、地域Bである場合は、地域B用の設定情報をメモリ112から読み出し、その読み出した設定情報を各種レジスタ・フラグ等に反映し、携帯端末10内に設定値を展開する(ステップS27)。
ステップS26で地域Bでないと判定したときは、制御部103は地域Aでも地域Bでもないので、デフォルトの地域C用の設定情報をメモリ112から読み出し、その読み出した設定情報Cを各種レジスタ・フラグ等に反映し、携帯端末10内に設定値を展開する(ステップS28)。
上記のフローチャートにより、携帯端末10内に登録されている複数のロゴマーク・言語・通貨・無線やカメラ等のパラメータから、現在、在圏している地域に最適な設定情報が選択され展開されることにより、共通化されたソフトウェアを搭載することが可能となる。従って、地域、更には国、仕向け先等により複数のソフトウェアを作成する必要がなく、開発期間とコストを削減できる。
また、本実施の形態では、SIMカード113に登録されているフォントデータと電話番号の両方を携帯端末10で使用可能な携帯電話事業者の識別のために用いているので、契約した携帯電話事業者の国(言語等)と、携帯端末10の使用者が使用を希望する国(言語)とが異なっている場合でも、SIMカード113により使用者が使用を希望する国(言語)を選択することが可能である。これにより、昨今の自国外で新規契約する使用者にも対応可能である。
また、本実施の形態も第1の実施の形態と同様に、同じ携帯端末を違う国・地域で使用する場合に、周波数設定等のユーザ設定を変更する必要がなく、ユーザの負担を軽減できると共に、LSI・PWB状態での管理が不要となり、生産の柔軟性を向上し、かつコストダウンできる。更には、言語・地域にとらわれずに再利用が可能になるため、資源を有効活用することができる。
なお、本実施の形態において、常時、表示等に使用されるロゴマーク・言語は、上記のように電源オン時に一括して設定し、カメラパラメータのように関連する機能においてのみ使用される設定情報は、関連機能を起動する毎に設定情報を展開してもよい。例えば上記ステップS21において、電源オンの替わりにカメラ起動等の関連機能を起動する毎に上記フローチャートに従って設定情報を展開してもよい。また、本実施の形態では、フォントデータと電話番号の両方を携帯端末10で使用可能な携帯電話事業者の識別のために用いているが、どちらか一方だけを用いて携帯電話事業者の識別を行うことも可能である。
(第3の実施の形態)
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。本実施の形態は、第2の実施の形態においてSIMカード113からの情報及び携帯電話通信網から通知される位置情報を用いて携帯端末10の現在位置を解析し、最適な設定情報を展開する方法である。
一般に、位置登録動作において、携帯端末10の認証が完了すると携帯電話網から報知情報が送信される。この報知情報には、国番号、網番号等の地域、位置を特定できる情報が含まれている。一方、携帯端末10のメモリ112内には、携帯電話事業者の携帯電話網から送信される報知情報に含まれている国番号、網番号等に対応する地域が予め登録されている。
本実施の形態では、制御部103はSIMカード113から読み込んだ携帯電話事業者の情報に基づき、無線部114と送受信アンテナ115を制御して位置登録動作を開始する。制御部103は位置登録シーケンスにおいて携帯電話網から受信する報知情報から国番号、網番号等の情報を取得する。制御部103は、抽出した国番号、網番号等の情報を地域判定部105に入力する。地域判定部105は、メモリ112内に登録されている国番号、網番号等と、報知情報から取得した国番号、網番号とを比較し、一致する国・地域を検出する。国・地域を検出した後の処理は、図4のステップS24以降と同様である。なお、携帯電話事業者によっては、基地局が位置情報を携帯端末に送信する独自のプロコトルを用いている場合もあり、報知情報の替わりに、この位置情報を使用してもよい。
なお、本発明は以上の実施の形態に限定されるものではなく、例えば、第1の実施の形態と第2の実施の形態とを組み合わせて、GPSの位置情報及びSIMカードに登録されている情報に基づいて設定値を変更してもよく、また、第2の実施の形態と第3の実施の形態とを組み合わせて、SIMカードに登録されている情報と携帯電話網から送信される位置情報に基づいて設定値を変更してもよく、更にはすべての実施の形態を組み合わせて、GPSの位置情報及びSIMカードに登録されている情報及び携帯電話網から送信される位置情報に基づいて設定値を変更するようにしてもよい。これにより、例えば、位置情報から取得した国(地域)の携帯電話事業者を利用して、その国(地域)の使用言語とは異なる使用者の希望する言語のロゴマークやフォントを画面に表示させた通信などが可能になる。
本発明が適用される移動通信システムの一例のシステム構成図である。 本発明の携帯端末の一実施の形態のブロック図である。 本発明方法の第1の実施の形態の説明用フローチャートである。 本発明方法の第2の実施の形態の説明用フローチャートである。 携帯端末に記憶されている国別事業者識別番号リストと、SIMカードに登録されているSMSリストの一例を示す図である。
符号の説明
10 携帯端末
20 GPS衛星
102 GPS受信部
103 制御部
104 測位処理部
105 地域判定部
106 表示処理部
107 表示部
110 カメラ
111 画像処理部
112 メモリ
113 SIMカード
1121 プログラム
1122 ユーザデータ
1123 地図情報
1124 地域判定用データ
1125 地域別設定情報




Claims (9)

  1. SIMカードの装着部を有する移動通信が可能な携帯端末であって、
    前記装着部に装着された前記SIMカードから、該SIMカードに予め登録されているカード登録情報を読み出す読取手段と、
    複数の国・地域用の地域別パラメータを予め記憶している記憶手段と、
    前記読取手段で読み出された前記カード登録情報に基づいて、本端末を使用する国・地域を判別する判別手段と、
    前記記憶手段に記憶されている複数の国・地域用の前記地域別パラメータの中から前記判別手段により判別した国・地域用の地域別パラメータを抽出して、端末内を該判別した国・地域用の動作環境に設定する設定手段と
    を有することを特徴とする携帯端末。
  2. 前記判別手段は、前記SIMカードに登録されているフォントデータに基づいて、本端末を使用する国・地域を特定することを特徴とする請求項1記載の携帯端末。
  3. 前記判別手段は、前記SIMカードに登録されている電話帳データから携帯端末通信事業者の事業者識別番号を抽出して、前記記憶手段に記憶されている国毎の事業者識別番号と比較することにより、本端末を使用する国・地域を特定することを特徴とする請求項1記載の携帯端末。
  4. 前記判別手段は、前記SIMカードに登録されているショートメッセージサービスの送受信アドレスに含まれる事業者識別番号を抽出して、前記記憶手段に記憶されている国毎の事業者識別番号と比較することにより、本端末を使用する国・地域を特定することを特徴とする請求項1記載の携帯端末。
  5. 自端末の現在位置を取得する位置取得手段を更に有し、前記判別手段は該位置取得手段により取得した現在位置に応じて本端末を使用する国・地域を特定し、前記SIMカードに登録されている電話帳データ又はショートメッセージサービスの送受信アドレスから特定した国・地域の携帯端末通信事業者を特定する手段であり、前記設定手段は、前記記憶手段に記憶されている複数の国・地域用の前記地域別パラメータの中から前記判別手段により判別した国・地域用で、かつ、特定した携帯端末通信事業者用の地域別パラメータを抽出して、特定した携帯端末通信事業者用の動作環境に設定することを特徴とする請求項1記載の携帯端末。
  6. 前記位置取得手段は、全地球測位システムの人工衛星を介して送信されるGPS信号を受信解析して緯度、経度情報を取得する手段、及び無線通信する移動通信網から送信される報知情報に含まれる国番号及び網番号を用いて位置情報を取得する手段の、少なくとも一方の手段であることを特徴とする請求項1記載の携帯端末。
  7. 前記地域別パラメータは、ロゴマーク、言語、通貨、周波数帯、チャネルのパラメータを含むことを特徴とする請求項1乃至6のうちいずれか一項記載の携帯端末。
  8. SIMカードの装着部を有する移動通信が可能な携帯端末を、使用する国・地域に適合した動作環境にするための地域別パラメータを設定する方法であって、
    前記装着部に装着された前記SIMカードから、該SIMカードに予め登録されているカード登録情報を読み出す第1のステップと、
    読み出された前記カード登録情報に基づいて、本端末を使用する国・地域を判別する第2のステップと、
    記憶手段に予め記憶されている複数の国・地域用の前記地域別パラメータの中から前記第2のステップにより判別した国・地域用の地域別パラメータを抽出して、端末内を該判別した国・地域用の動作環境に設定する第3のステップと
    を含むことを特徴とする携帯端末の地域別パラメータ設定方法。
  9. 前記地域別パラメータは、ロゴマーク、言語、通貨、周波数帯、チャネルのパラメータを含むことを特徴とする請求項8記載の携帯端末の地域別パラメータ設定方法。

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