JP2007189356A - バーストビット同期回路 - Google Patents

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Fumio Omichi
文雄 大道
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Abstract

【課題】バーストデータを伝送する通信装置に使用されるバーストビット同期回路において、どのようなプリアンブルのデータパターンに対しても、好適なサンプリング位相を選択することができるようにしたい。
【解決手段】バーストデータの中の連続する2つの変化点に挟まれた部分のパターンに対して、前記連続する2つの変化点の中心以外の位相に最適なサンプリング位相を選択する。
【効果】前記連続する2つの変化点がどのように選ばれたとしても、選択された位相が、バーストデータの変化点に近接するおそれがなくなる。従って、常に最適なサンプリング位相を決定することができ、ビットエラーのない正しいバーストデータを取り込むことができるようになる。
【選択図】図5

Description

本発明は、バーストデータを伝送する通信装置等に使用されるバーストビット同期回路に関するものである。このバーストビット同期回路は、特に、PONシステムやGE−PONシステムなどの光通信システムで好適に使用される。
局側端局装置OLT(Optical Line Terminal:光加入者線局側端局装置)と、複数の子局ONU(Optical Network Unit:光加入者線終端装置)との間を、光ファイバ通信ネットワークを介して、双方向通信する光通信システムがある。この光通信システムにおいて、局側端局装置OLTと各子局ONUとの間を、それぞれ1本の光ファイバで放射状に結ぶ(Single Star)構成を有する光ファイバ通信ネットワークが構築,実用化されている。このネットワークの構成では、システムや通信機器などの構成は簡単になるが、1つの子局ONUが、一本の光ファイバを占有しており、局側端局装置OLTにこの光ファイバを直接配線接続しなければならない。よって、子局ONUがN局あれば、局側端局装置OLTから直接配線接続される光ファイバがN本必要となり、光通信システムの低価格化を図るのが困難である。
一方、局側端局装置OLTから配線接続される1本の光ファイバを、複数の子局ONUで共有する光通信システムとしてのPON(Passive Optical Network)システムが実用化されている。このPONシステムは、FTTH(Fiber To The Home)やFTTB(Fiber To The Building)などのFTTxに適用されている低価格の光加入者用アクセス方式の1つである。
このPONシステムでは、特に外部からの電源供給を必要とせずに受動的に入力された信号を分岐・多重する受動型光分岐器(以下、単に「光カプラ」ともいう)と、局側端局装置OLTとが、伝搬モードを単一とするシングルモードファイバ(Single Mode Fiber)などの光ファイバを介して接続されている。
1つの光通信システムには、子局ONUは通常、複数あり、光カプラで分岐された光ファイバが、子局ONUの数に合わせて備えられている。
局側端局装置OLTとN局の子局ONUとは、光ファイバ及び光カプラを介して接続された1対Nの伝送を基本としている。これにより、1つの局側端局装置OLTに対して、多くの子局ONUを割り当てることができ、全体的な設備コストを抑えることができる。
このようなPONシステムを初めとする光通信システムでは、高速データ伝送のため、多数の0と1とを含むひとかたまりの信号(バースト信号という)を局側端局装置OLTと子局ONUとの間で伝送している。
これにより、子局ONU3及び局側端局装置OLT2において、NRZ(Non Return to Zero:非ゼロ復帰記録方式)の方形信号を伝送することができる。
バースト信号は、通常、1個だけ独立して伝送されることもあり、時間を空けて断続的に伝送されることもある。1つだけ伝送される場合は、受信する局側端局装置OLT及び子局において、1つのバースト信号内でビット同期をとらなければならない。また、複数のバースト信号が伝送される場合は、異なる子局ONUから送信される場合はもちろん、同一の子局ONUから送信される場合でも互いに同期がとれていない。したがって、この場合でも、受信する局側端局装置OLT及び子局において、1つ1つのバースト信号内でビット同期をとらなければならない。
このバースト信号の同期は、次のような方法で行われている。
図8は、従来の局側端局装置OLT内に備わるバーストビット同期回路110を示す図である。このバーストビット同期回路110は、子局ONU(図示せず)から送られてくるバーストデータの同期をとる回路である。
バーストビット同期回路110は、データ多相サンプリング部111と、ビット境界検出部112と、サンプリング位相選択部113と、データ選択部114とを備えている。
まず、子局ONUから送られてくる入力データとしてのバーストデータは、バーストビット同期回路110内のデータ多相サンプリング部111に送られる。
データ多相サンプリング部111では、局側端局装置OLTの参照クロック信号に基づいて、バーストデータから1ビット時間内をN個に細分化したN相(図8では、N=8)のサンプリング・データを生成する。
このN相に細分化されたサンプリング・データの例を図9(A)(B)に示す。
これらのN相のサンプリング・データは、ビット境界検出部112とデータ選択部114とに送られる。
ビット境界検出部112は、N相のサンプリング・データの中から、クロック信号に基づいた所定のタイミングにおいて、ビット値が変化したサンプリング・データが何相目かを検出する。例えば、クロック信号の所定のタイミングにおける8相のサンプリング・データの特定のタイミングにおける0相目から7相目までの検出値が"00000111"となったとき、4相目"0"から5相目"1"において、入力データのビット値が"0"から"1"に変化している。この変化した位置を立ち上がりエッジとして検出する。同様に、入力データのビット値が"1"から"0"に変化している場合は、この位相を、立ち下がりエッジとして検出する。
このようにして、ビット境界検出部112は、立ち上がりエッジ・立ち下がりエッジを検出する。そして、ビット境界検出部112は、サンプリング位相選択部113に、ビット境界情報として、立ち上がりエッジ・立ち下がりエッジの情報を送る。
そして、サンプリング位相選択部113は、バーストデータをサンプリングするのに最も適した位相を選択するため、データ選択部114に、サンプリングするのに好適であると推測される位相を示す情報として、位相選択信号"φx_Y"を送る。
この位相選択信号"φx_Y"の"Y"とは、バーストデータから1ビット時間内をN個に細分化したN相のサンプリング・データのうち、Y相目のサンプリング・データのことを示している。また、位相選択信号"φx_Y"の"x"とは、各ビット時間の出現順序を示している。
データ選択部114は、データ多相サンプリング部111から送られてくるN相のサンプリング・データのうち、位相選択信号"φx_Y"に対応するY相目のサンプリング・データを選択し、バーストビット同期回路110に接続された後段の回路へ送る。
特開平9−83500号公報 特開平9−162853号公報
従来のバーストビット同期回路では、バーストデータのプリアンブル部が"1"を表すビットと"0"を表すビットとが繰り返された"10101010 10101010"であるものとして設計されている場合(図9(A)参照)は、サンプリング位相"φx_Y"を立ち上がりエッジと立ち下がりエッジとの中間位置に設定することで、正確なデータのサンプリングができていた。これは、バーストデータの1ビットの両端に近づくにつれて、波形が乱れやすくなるため、なるべくビットの中央の部分が綺麗な波形情報が得られると考えられるからである。
ところが、入力されるバーストデータのプリアンブル部のデータパターンとして、"11001100"のように、"1"又は"0"が2ビット以上連続する部分を含む場合がある(図9(B)参照)。
前記従来のバーストビット同期回路では、このとき、立ち上がりエッジとしてφ0_5が選択され、立ち下がりエッジとしてφ2_5が選択される。これにより、従来の方法では、位相選択信号として選択されるエッジの中間位置としては、φ1_5が選択される、データ選択部では5相目のサンプルデータが選択され後段の回路に送られることになる。
よって、前記中間位置として選択された位相φ1_5に対応する5相目のサンプルデータは、φ0_5やφ2_5のようにバーストデータの変化点と近接するため、入力されるバーストデータにジッタやデューティのひずみがあると、後段の回路に送られる出力データにビットエラーが頻発してしまう。
すなわち、立ち上がりエッジと立ち下がりエッジとの中間地点とをサンプリング位相とすることは、必ずしも、良好なサンプリング位相を選択したこととはならない。
そこで、どのような"1"又は"0"が2ビット以上連続する部分を含むプリアンブルのデータパターンに対しても、好適なサンプリング位相を選択することができれば、好適である。
そこで、本発明は、バーストデータを伝送する通信装置に使用され、バーストデータに対して、正しくサンプリング位相を設定し、データを取り込むことのできるバーストビット同期回路を提供することを目的とする。
また、本発明は、バーストデータを伝送する通信装置に使用され、バーストデータのプリアンブルのパターンが、"1"と"0"で構成され、かつ、"0"又は"1"が2ビット以上連続する部分を含むパターンに対して、ビットエラーの少ないサンプリング位相を選択し、データを取り込むことのできるバーストビット同期回路を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための本発明のバーストビット同期回路は、受信したバーストデータを多相サンプリングする多相サンプリング手段と、前記多相サンプリング手段によって多相サンプリングされたバーストデータの変化点を抽出する抽出手段と、前記バーストデータの連続する2つの変化点に挟まれた部分のパターンに対して、前記連続する2つの変化点の中心以外の位相に、最適なサンプリング位相を選択する選択手段と、その選択された最適なサンプリング位相を用いて前記バーストデータをサンプリングして出力する出力手段とを有するものである。
この構成によれば、前記バーストデータの連続する2つの変化点に挟まれた部分の"1"と"0"とで構成され、かつ、"0"又は"1"が2ビット以上連続する部分を含むパターンに対して、前記連続する2つの変化点の中心以外の位相に最適なサンプリング位相を選択するので、選択された位相が、バーストデータの変化点に近接するおそれがなくなる。従って、常に良好なサンプリング位相を決定することができ、ビットエラーのない少ない正しいバーストデータを取り込むことがデータを後段の回路に送ることができるようになる。
前記バーストデータの連続する2つの変化点に挟まれた部分は、一定の値がN(N≧2)ビット連続する部分であって、前記選択手段は、前記連続する2つの変化点の中心位置から、ほぼ(N−1)kΔφ/2(ただしkΔφは1ビットに相当する位相を表す)だけ離れた位置を最適なサンプリング点として選択するものであってもよい。
この場合、1ビットのほぼ中間の点がサンプリング点として選択されることになる。すなわちビットの両境界点から最も離れた点をサンプリング点とすることができる。したがって、バーストデータの変化点がどのように選ばれたとしても、最も安定した位相点でバーストデータを取り込むことができる。
本発明のバーストビット同期回路は、前記構成に加えて、前記バーストデータの少なくとも一部を構成するデータパターンを記憶する記憶手段をさらに有し、前記受信されたバーストデータのパターンを、前記記憶手段により記憶されたデータパターンに対応付けし、対応付けされたデータパターンが所定のパターンを表しているときに、そのパターンに対して前記バーストデータの変化点を抽出するものであることが望ましい。
この構成は、バーストデータが、記憶された所定のパターンに合致するときに、サンプリング位相を決定する。サンプリング位相は、一度決定されれば、そのバーストデータが続く間、同一位相の点でサンプリングを繰り返すことになる。したがって、バーストデータが、記憶された所定のパターンに合致するときに、サンプリング位相を一度決定しておけば、その位相を用いてサンプリングを繰り返すことができる。
前記バーストデータの少なくとも一部とは、例えば、データのヘッダ部分である。
前記所定のパターンは、"1"と"0"とで構成されたパターンであって、"0" が2ビット以上連続する部分を含むパターン、又は"1"が2ビット以上連続する部分を含むパターンである。このような場合、前記連続する2つの変化点は、連続して"1" 又は"0"が続く偶数個のビットの両端となってしまう。したがって、前記連続する2つの変化点の中心を避けてサンプリング位相を選ぶことにより、サンプリング位相が2つのビットの境界に対応するものとなるおそれはなくなる。
また、本発明において、前記連続する2つの変化点の間に6ビット以上同一のビット値が続く場合には、ビット長を5ビットとして最適位相の選択を行ってもよい。
ビット長を5ビットとして最適位相の選択を行うことで、回路構成を簡素化できる。
以下では、本発明の実施の形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、局側端局装置OLTと複数の子局ONUとを、光ファイバで接続した光通信システム1の構成例を示す概略図である。
光通信システム1は、制御局側局舎に備えられる局側端局装置OLT2と、複数の加入者宅に備えられる子局ONU3と、局側端局装置OLT2に接続された幹線光ファイバ4a及び各子局ONU3に接続された支線光ファイバ4b(以下、総称するときは「光ファイバ4」という)と、幹線光ファイバ4aと複数の支線光ファイバ4bとを接続するための光カプラ5とを備えている。
子局ONU3は、光ネットワークサービスを享受するための装置であり、加入者宅内に設置されている。子局ONU3は、パーソナルコンピュータ(以下、単にPCという)9などの端末装置に接続される。
光カプラ5は、外部からの電源供給を特に必要とせず、一方に接続された光ファイバ4から入力される信号を、受動的に分岐・多重化して、他方に接続された光ファイバ4に出力することができるスターカプラで形成されている。これにより、1つの局側端局装置OLT2に対して、多くの子局ONU3を割り当てることができ、全体的な設備コストを抑えることができる。
局側端局装置OLT2及び子局ONU3を含むこの光通信システム1は、例えば、ギガビットイーサネット(登録商標)(Gigabit Ethernet)技術を取り込み、光ファイバを用いた1.25Gbpsの通信速度のアクセス区間通信を実現するGE−PON(Gigabit Ethernet-Passive Optical Network)システムを採用している。
このGE−PONシステムに従えば、局側端局装置OLT2と子局ONU3とは、可変長なフレームを単位として、相互の通信を行う。このフレームは、サンプリング・データを含むプリアンブル部と、64バイト以上のデータ部とを有している。データの最大サイズは、一般に1530バイト程度である。
以下、子局ONU3と局側端局装置OLT2との信号の、下り方向と上り方向との信号の送受信手順を説明する。
まず、インターネット網などの上位のネットワークから子局ONU3へ向けて送られる下り方向の信号の流れを説明する。
インターネット網から信号を受け取った局側端局装置OLT2において、中継されるべき論理リンクを特定するために、所定のブリッジ処理が行われる。このとき、局側端局装置OLT2は、フレーム信号に、論理リンク識別子を含むプリアンブルやGE−PONヘッダなどの情報を付加する。そして、局側端局装置OLT2で光信号に変換されて、幹線光ファイバ4aに送られる。
幹線光ファイバ4aに送られた光信号は、光カプラ5で分岐され、各支線光ファイバ4bを介して、各子局ONU3に送られる。このとき、当該論理リンクを含んでいる子局ONU3のみが、所定の光信号を取り込むことができる。そして、当該フレーム信号を取り込んだ子局ONU3は、宅内ネットワークインタフェースを中継し、PC9などの端末装置にデータを送る。
次に、各子局ONU3からインターネット網などの上位のネットワークへ向けて送られる上り方向の信号の流れを説明する。
各PC9からのデータは、各子局ONU3を介して、バーストデータに生成される。これらのバーストデータは各支線光ファイバ4を介して送信されており、子局ONU3aからのバーストデータ6aと、子局ONU3bからのバーストデータ6bと、子局ONU3cからのバーストデータ6cとが含まれている。そして、光カプラ5を介して、幹線光ファイバ4a上をそれぞれのバーストデータが、多重化されて送られる。
このとき、これらのバーストデータは、互いに時間的に競合しないように送信されるよう、制御を受けている。この制御は、局側端局装置OLT2から各子局ONU3へデータを送信するとき、各子局ONU3に対して、上り光信号を送信してもよい期間ウインドウ(以下、単にウインドウともいう)が割り当てられ、制御フレームとして通知されることで行われる。したがって、同一の光通信システム1において、各子局ONU3から送られる上り光信号は、競合を回避することができる。
このようにして、子局ONU3と局側端局装置OLT2との相互の通信が行われる。そして、局側端局装置OLT2と光カプラ5とを接続する1本の幹線光ファイバ4aを複数の子局ONU3で共有しており、各子局ONU3に、後述する時分割多重方式で通信を行うバースト伝送が行われる。
図2は、時分割方式を用いて、各子局ONU3から光ファイバ4を介して局側端局装置OLT2へ送られる、上り光フレーム信号のバースト伝送を示す模式図である。
上り光フレーム信号は、上述のとおり、子局ONU3aからのバーストデータ6aと、子局ONU3bからのバーストデータ6bと、子局ONU3cからのバーストデータ6cとが互いに時間的に競合しないように、ウィンドウによる制御を受けて、送信されている。
各子局ONU3からのバーストデータに含まれる信号は、デリミタ(図示せず)を含むプリアンブル部PA(以下、単にPAともいう)と、複数のフレームやセルが含まれたデータ部INFOなどの信号とを含んでいる。
PAは、局側端局装置OLT2内に備わる後述のバーストビット同期回路(図3の符号10)のビット同期確立のために用いられている。PAのパターンは、ITU(International Telecommunications Union;国際電気通信連合)で標準化されたGPON(G984.1)では、局側端局装置OLT2から送信されるUpstream Overhead Messageにより、同一の光通信システム内にある各子局ONU3に通知される。これにより、各子局ONU3は、局側端局装置OLT2から通知されたPAのパターンを用いて、局側端局装置OLT2に向けてバースト伝送を行う。一方、IEEE(Institute of Electrical and Electronic Engineers;米国電気電子学会)で標準化されたEPON(IEEE802.3ah)では、PAパターンは20ビットの固定パターンとなっている。
ところで、PAのパターンは、規格によって相違がある。
例えば、従来のPAのパターンは、"0"と"1"とが繰り返されたパターン"10101010 10101010"であった。
一方、IEEEで標準化されたEPON(Ethernet Passive Optical Network;IEEE802.3ah規格)で規定されたPAのパターンは、固定の20ビットパターン"0011111010 1001000101"となっている。
従来のバーストビット同期回路では、PAが"0"と"1"とが繰り返されたパターンとなるときを想定したものであって、各ビットのサンプリング位相を、[背景技術]の欄で説明したように、立ち上がりエッジと立ち下がりエッジとの中間位置に設定することで、良好なサンプリング・データを選択することができていた。
しかし、上述のように同じビットが複数連続しているようなときには、立ち上がりエッジや立ち下がりエッジを示す変化点の中間位置をとると、それがビットの変わり目に相当してしまうので、サンプリング位相としては適切でないことになる(後に図5を用いて説明する)。
このため、PAのパターンを考慮して、好適なサンプリング位相を選択する必要がある。
以下では、このバーストビット同期回路10の構成を、詳細に説明する。
図3は、本発明の一実施形態にかかるバーストビット同期回路10を示す図である。図4は、バーストビット同期回路10のサンプリング位相選択部13内にある、プリアンブル・パターン解析部16の機能を説明するための図である。
バーストビット同期回路10は、局側端局装置OLT2内に備わり、子局ONU3から送られてくるデータ信号の同期をとるための回路である。バーストビット同期回路10は、データサンプリング部11と、ビット境界検出部12と、サンプリング位相選択部13と、データ選択部14と、プリアンブル・パターン保持部15とを備えている。また、サンプリング位相選択部13には、プリアンブル・パターン解析部16が備えられている。
まず、子局ONUから送られてくる入力データとしてのバーストデータは、バーストビット同期回路10内のデータサンプリング部11に送られる。
データサンプリング部11では、局側端局装置OLT2内部の参照クロック信号に基づいて、バーストデータから1ビット時間内をN個に細分化したN相(図5では、N=8)のサンプリング・データが生成される。具体的には、このN相のサンプリング・データは、入力データを一定位相分(1ビット時間のN分の1)ずつ遅延させてN個の入力データを生成し、これらの入力データを入力されたクロック信号でサンプリングして生成される。
もしくは、入力されたクロック信号を一定位相分だけ遅延させてN個のクロック信号を生成し、これらのクロック信号で入力データをサンプリングして生成してもよい。
このN相のサンプリング・データは、ビット境界検出部12とデータ選択部14とに送られる。
このN相のサンプリング・データを、クロック信号とともに図示したのが、図5のグラフである。
ビット境界検出部12は、N相のサンプリング・データの中から、入力クロック信号に基づいた所定のタイミングにおいて、ビット値が変化したサンプリング・データが何相目かを検出する。例えば、8相のサンプリング・データが"00001111"となるとき、3相目"0"から4相目"1"において、入力データのビット値が"0"から"1"に変化している。この位相を、立ち上がりエッジとして検出する。同様に、入力データのビット値が"1"から"0"に変化している。この位相を、立ち下がりエッジとして検出する。
このようにして、ビット境界検出部12は、立ち上がりエッジ・立ち下がりエッジを検出する。そして、ビット境界検出部12は、サンプリング位相選択部13に、ビット境界情報として、立ち上がりエッジ・立ち下がりエッジの情報を送る。
この実施の形態では、サンプリング位相選択部13は、プリアンブル・パターン解析部16を含んでいるとともに、プリアンブル・パターン保持部15に接続されている。
プリアンブル・パターン保持部15は、サンプリング位相選択部13に、PAのパターンを含む信号としてのプリアンブル・パターン情報を送る。プリアンブル・パターン情報とは、規定されたPAのパターンを参照するためのデータであり、図4に示すように、PAのビット配列を示すデータのことである。
また、サンプリング位相選択部13は、図3のように、プリアンブルパターンスタートパルスの入力を判定する。このプリアンブルパターンスタートパルスは、局側端局装置OLT2内部で生成される信号である。
サンプリング位相選択部13は、このプリアンブルパターンスタートパルスを使って、ビット境界検出部12から入ってくるデータの中から、どのデータがPAなのかを特定することができるとともに、PAのパターンを知ることができる。
以下、サンプリング位相選択部13における、サンプリング位相の選択作業を説明する。
まず、サンプリング位相選択部13内のプリアンブル・パターン解析部16では、入力信号のビットの値と、このビットの値が連続していくつ存在するかの値を得る。プリアンブルパターンスタートパルスが入力されると、プリアンブル・パターン解析部16は、図4に示されるように、プリアンブル・パターンの先頭"b0"から、"b1,b2,…"と続くプリアンブル・パターンを見て、ビットの値の"1"が連続何ビット続くかを判断する。
図4では、"b0"="1"、"b1"="1"、"b2"="0"であるので、プリアンブル・パターンのスタートから、ビットの値"1"が2ビット連続することを知る。続いて、"b2"="0"、"b3"="0"、"b4"="1"、となるため、ビットの値"0"が、2ビット連続することを知る。以下、同様に判断する。
図5は、8相のサンプリング・データを示す図であり、入力バーストデータのデューティ比が50%の場合に、バーストビット同期回路10で選択される位相の一例を示している。
ここでは、例えば、図中の"φa_B"の"a"はビット時間単位を示し、"B"はビット時間内における位相を示している。具体的には、"φ1_5"であれば、1番目のビット時間におけるビット時間内位相"5"を示している。
図5(A)は、データパターンが"1010"となるとき(すなわちN=1の場合)において、好適な位相選択点を導きだす図である。
このとき、立ち上がりエッジのビットの位相"φ0_5"と、立ち下がりエッジのビットの位相"φ1_5"との中間が、好適に同期を行うことができる位相"φx_1"であるといえる。この信号の場合は、従来の方法と同様の結果を得ることができる。
図5(B)は、N=2の場合に、従来の方法で、データパターンが"1100"となるときにおいて、サンプリング位相を導きだす図である。
このとき、立ち上がりエッジのビットの位相が"φ0_5"となり、立ち下がりエッジのビットの位相が"φ2_5"となるため、立ち上がりエッジと立ち下がりエッジとの中間は、位相"φ1_5"となる。
しかし、この位相"φx_5"は、図をみても明らかなとおり、好適な位相とはいえない。なぜなら、実際の信号パターンは"1100"であり、位相"φx_5"を採用するときも同様に"1100"のデータを得ることができるが、1ビット目と3ビット目とが、ビットの変わり目付近にある。このため、光伝送路などの状況により、デューティ比が50%からずれてしまったり、NRZ信号の立ち上がり,立ち下がりがぼやけてしまったり、ずれてしまったりするとき、この1ビット目と3ビット目との信号が反転してしまうことが十分考えられる。
図5(C)は、本発明にかかる方法を用いてサンプリング位相を導きだすときの図である。入力される信号は、図5(B)と同じ"1100"とする。また、サンプリング位相選択部13は、前述したように、プリアンブル・パターン保持部15より、プリアンブル・パターン情報としての"1100"を、事前に受け取っているものとする。
このとき、ビット境界検出部12で検出されるエッジは、"φ0_5"が立ち上がりエッジ、"φ2_5"が立ち下がりエッジとなり、この情報が「ビット境界情報」として、サンプリング位相選択部13に送られる。
サンプリング位相選択部13は、プリアンブル・パターン保持部15からのプリアンブル・データパターン情報(この場合、"1100"の信号であること)を参照することによって、0ビット目と1ビット目とに、2ビット分の"1"が連続することを判断する。
そこでサンプリング位相選択部13は、次の式に基づいて、好適なサンプリング位相Φpを選択する。
Φp=ΦA+{Φdiff−(N-1)*kΔΦ}/2
Φdiff=ΦB−ΦA
上式において、同一値"1"がN(N≧1)ビット連続したときに、ΦAはNビット連続する場合の立ち上がりエッジを示し、ΦBは立ち下がりエッジを示す。ΔΦはクロック間隔を示す。kは、1ビット内のサンプリング位相の数である。したがって、kΔΦは、1ビットに相当する位相を表す。
上式は次のように変形できる。
Φp=(ΦA+ΦB)/2−{(N-1)*kΔΦ}/2
この式は、パターンの中心位置から{(N-1)*kΔΦ}/2だけ離れた位置がサンプリング位置であることを表している。
図6は、一例として、1ビットが8相で構成され、"1"が2ビット連続するパターンの場合に、最適なサンプリング位相Φpを図解した図である。
この図では、ΦAは"φ0_5"であり、ΦBは"φ2_5"である。ΦAとΦBとの間は16相あるので、Φdiffは16相である。一方、1ビットに相当する位相であるkΔΦは8相である。N=2であるから、Φpは、
Φp=φ0_5+{16−1*8}/2=φ0_5+4
の位置にある。つまり、"φ0_5"から4相分離れた位相を好適なサンプリング位相として選択することを示している。「"φ0_5"から4相分離れた位相」を、パターンの中心から4相分離れた位相と言い換えてもよい。
サンプリング位相選択部13から位相選択信号を受け取ったデータ選択部14は、データサンプリング部11から送られたN相のサンプリング・データから、受け取った位相選択信号に基づき位相の選択を行い、この位相で選択したデータを、後段の回路に送る。
図5(D)は、図5(B)と逆位相の"0011"が入力された場合の図である。サンプリング位相選択部13は、プリアンブル・パターン保持部15より、プリアンブル・パターン情報として"0011"を受け取っているものとする。
この場合、"φ0_5"が立ち下がりエッジ、"φ2_5"が立ち上がりエッジとなる。プリアンブル・パターン保持部15からのプリアンブル・パターン情報"0011"を参照することによって、サンプリング位相選択部13は、2ビット分の"0"が連続することが分かる。
この場合も、上式に従って、サンプリング位相を特定することができる。
次に、図7は、入力バーストデータのデューティ比が50%からずれてしまった場合のサンプリング位相選択部13で選択される最適位相の一例を示す図である。
光伝送路などの状況により、デューティ比に違いが生じたとき、バースト信号の立ち上がり、立ち下がりがぼやけてしまったり、ずれてしまったりすることがある。例えば、図7(A)は、デューティ比75%の"1010"パターンの信号であり、図7(B)は、デューティ比37.5%の"1100"パターンの信号である。局側端局装置OLT2が、これらのAとBとの信号を受け取ったとき、図7(A),(B)に示すように、同じ波形を有する。
図7(A)は、プリアンブルのデータパターンが"1010"の繰り返しでデューティ比が75%となる場合、選択された位相を示している。"φ0_3"が立ち上がりエッジ、"φ1_7"が立ち下がりエッジとなるので、両エッジの中心である"φx_1"が好適なサンプリング位相とされる。この場合、従来方式との違いは見受けられず、結果として、同じ"φx_1"が好適な位相として、採用される。
図7(B)は、プリアンブルのデータバターンが"1100"の繰り返しでデューティ比が37.5%となる場合、従来の方法を用いたときの好適なサンプリング位相を示している。"φ0_3"が立ち上りエッジ、"φ1_7"が立ち下がりエッジとなるので、両エッジの中心である"φx_1"がサンプリング位相となる。しかし、"φx_1"は入力バーストデータの最適位相となっていない。
図7(C)は、図7(B)と同様の信号入力がある場合、本発明の方法を用いたときの好適なサンプリング位相を示している。"φ0_3"が立ち上がりエッジ、"φ1_7"が立ち下がりエッジとなり、プリアンブル・データパターン情報から2ビットの"1"が連続することが分かる。
そこで、上式を用いる。"φ0_3"と"φ1_7"との間は12相あるのでΦdiffは12となる。Φpを求めると、
Φp=φ0_3+{12−1*8}/2=φ0_5+2
となり、"φ0_3"から2相分離れた位相"φx_5"を好適な位相として選択する。実際、"φx_5"は、図7(C)から分かるように、入力バーストデータの好適なサンプリング位相となっている。
以上のようにして、本発明では、バーストビット同期回路10では、プリアンブル・パターン保持部15に保存されているプリアンブル・パターン情報を参照することにより、プリアンブルデータが"10101010 10101010"のように同じ値が連続しない場合でも、また、同じ値が複数連続で存在するようなデータパターンを有するもの"11001100…"であっても、サンプリング位相選択部13は、立ち上がりエッジと立ち下がりエッジとから、好適な位相選択信号を選択することができる。
したがって、プリアンブルのデータパターンとして"10101010"の繰り返し以外のデータパターンを使えるようになる。プリアンブルのデータパターンとして、"10101010"の繰り返し以外のデータパターンを使うほうが、プリアンブル部のノイズが減少するような場合、"10101010"以外のパターンをプリアンブルのデータパターンとして使うことで、バーストビット同期回路のビット同期確立が安定かつ短時間に実施可能となる。また、サンプリング位相選択部の回路を簡素化するためにも有効である。
特に本発明は、EPON (IEEE802.3ah)のプリアンブル・パターン("0011111010 1001000101"の繰り返しパターン)に対して有効であり、EPON(IEEE802.3ah)に適した最適位相の選択が可能となる。
さらに、IEEEで標準化されたEPON(IEEE802.3ah)の仕様では、プリアンブルのデータパターンは、固定の20ビットの"0011111010 1001000101"となっている。この20ビットのパターン内で、ビット値"1"の連続数は、値"1"を有するビットの連続が5個、つまり、5ビット連続が1個となる。したがって、サンプリング位相選択部は、立ち上がりエッジと立ち下がりエッジの時間差がある一定時間以上となった場合には、そのビットパターンを"11111"と判断し、"1"の値を有するビット長5として、好適位相を決める。それ以外は、"1"の値を有するビット長1として好適な位相を決めることができる。
以上で、本発明の実施の形態を説明したが、本発明の実施は、前記の形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で種々の変更を施すことが可能である。
局側端局装置OLTと複数の子局ONUとを、光ファイバで接続した光通信システム1の構成例を示す概略図である。 時分割方式を用いて、各子局ONU3から光ファイバ4を介して局側端局装置OLT2へ送られる、上り光フレーム信号のバースト伝送を示す模式図である。 本発明の一実施形態にかかるバーストビット同期回路10を示すブロック回路図である。 バーストビット同期回路10のサンプリング位相選択部13内にある、プリアンブル・パターン解析部16の機能を説明するための図である。 N相のサンプリング・データを、クロック信号とともに図示したグラフである。 1ビットが8クロックで構成され、"1"が2ビット連続するパターンの場合に、最適なサンプリング位相φPを示した図である。 入力バーストデータのデューティ比が50%からずれた場合のサンプリング位相選択部13で選択される最適位相の一例を示す図である。 従来の局側端局装置OLT内に備わるバーストビット同期回路110を示す図である。 従来技術におけるN相のサンプリング・データを、クロック信号とともに図示したグラフである。
符号の説明
1 光通信システム
2 局側端局装置OLT
3 子局ONU
4 光ファイバ
10 バーストビット同期回路
11 データサンプリング部
12 ビット境界検出部
13 サンプリング位相選択部
14 データ選択部
15 プリアンブル・パターン保持部
16 プリアンブル・パターン解析部

Claims (6)

  1. バーストデータを伝送する通信装置に使用されるバーストビット同期回路であって、
    受信したバーストデータを多相サンプリングする多相サンプリング手段と、
    前記多相サンプリング手段によって多相サンプリングされたバーストデータの変化点を抽出する抽出手段と、
    前記バーストデータの連続する2つの変化点に挟まれた部分のパターンに対して、前記連続する2つの変化点の中心以外の位相に、最適なサンプリング位相を選択する選択手段と、
    その選択された最適なサンプリング位相を用いて前記バーストデータをサンプリングして出力する出力手段とを有することを特徴とするバーストビット同期回路。
  2. 前記バーストデータの連続する2つの変化点に挟まれた部分は、一定の値がN(N≧2)ビット連続する部分であって、
    前記選択手段は、前記連続する2つの変化点の中心位置から、ほぼ(N−1)kΔφ/2(ただしkΔφは1ビットに相当する位相を表す)だけ離れた位置を最適なサンプリング点として選択する請求項1記載のバーストビット同期回路。
  3. 前記バーストデータの少なくとも一部を構成するデータパターンを記憶する記憶手段をさらに有し、
    前記受信されたバーストデータのパターンを、前記記憶手段により記憶されたデータパターンに対応付けし、
    対応付けされたデータパターンが所定のパターンを表している場合に、そのパターンに対して前記バーストデータの変化点を抽出する、請求項1記載のバーストビット同期回路。
  4. 前記バーストデータの少なくとも一部とは、データのヘッダ部分である請求項3記載のバーストビット同期回路。
  5. 前記所定のパターンは、"1"と"0"とで構成されたパターンであって、"0" がN(N≧2)ビット連続する部分を含むパターン、又は"1"がN(N≧2)ビット連続する部分を含むパターンである請求項3記載のバーストビット同期回路。
  6. 前記連続する2つの変化点の間に、6ビット以上同一のビット値が続く場合には、ビット長を5ビットとして最適位相の選択を行う請求項1から請求項5のいずれかに記載のバーストビット同期回路。
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