JP2007188432A - ウェブサービス実行環境提供システム、ウェブサービス実行環境の提供方法およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】テキストファイルを作成するだけでウェブサービスを作成可能とし、サーバにファイルを置くだけで公開できるようにすること。
【解決手段】ウェブサービス20をXSLT300のみにより実装し、ウェブサービス実行環境500へのウェブサービス20の配備は、XMLスキーマ100等、XSLT300の登録により行い、ウェブサーバ400は、XMLスキーマ100等からWSDL900を生成するプログラムと、ウェブサービス20が受信したメッセージのXSL変換を行って送信する固定的なプログラムを実行する。
【選択図】図1
【解決手段】ウェブサービス20をXSLT300のみにより実装し、ウェブサービス実行環境500へのウェブサービス20の配備は、XMLスキーマ100等、XSLT300の登録により行い、ウェブサーバ400は、XMLスキーマ100等からWSDL900を生成するプログラムと、ウェブサービス20が受信したメッセージのXSL変換を行って送信する固定的なプログラムを実行する。
【選択図】図1
Description
本発明は、ウェブサービス実行環境提供者が、ウェブサービス作成者にウェブサービス実行環境を提供する技術に関する。
近年、HTMLはテキスト形式のファイルとして比較的簡単に作成することができ、ウェブサーバにファイルをアップロードするだけで簡単に文書を公開できるという手軽さから広く普及したと言える。
ここで、生成装置は、クライアントおよびサーバ間で送受信されるメッセージ情報と、インタフェース定義記述のテンプレート情報を記憶した定義記述記憶部と、インタフェース定義記述を生成する定義記述生成部と、定義記述生成部にメッセージを入力する入力部とを有し、定義記述生成部は、入力されたメッセージからテンプレートの設定項目に設定する設定情報を抽出し、抽出した設定情報を前記テンプレートの設定項目にそれぞれ設定し、インタフェース定義記述を生成することで、クライアントとサーバ間での送受信メッセージから、インタフェース定義記述を生成することができる技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−107884号公報
しかしながら、上述した従来例においては次のような問題点があった。
ウェブサービスは原理的にHTMLに極めて近い存在にも関わらず、普及が遅れている。この背景には、ウェブサービスを作成するにはウェブサービスに対応したプログラミング言語やライブラリを知っている必要があること、ウェブサービスを配備することができるサーバ環境を用意するのが大変なことなどの障壁があることが原因ではないかと考えられる。
本発明は、以上説明した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、HTMLのようにテキストファイルを作成するだけでウェブサービスを作成可能とし、サーバにファイルを置くだけで公開できるようにすることにある。
請求項1記載の発明は、ウェブサービスをXSLTのみにより実装することを特徴とするウェブサービス実行環境提供システムである。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のウェブサービス実行環境提供システムにおいて、ウェブサービス実行環境へのウェブサービスの配備は、XMLスキーマ、前記XSLTの登録により行い、サーバは、XMLスキーマからWSDLを生成するプログラムと、ウェブサービスが受信したメッセージのXSL変換を行って送信する固定的なプログラムを実行することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、ウェブサービスをXSLTのみにより実装することを特徴とするウェブサービス実行環境の提供方法である。
請求項4記載の発明は、請求項3記載のウェブサービス実行環境の提供方法において、ウェブサービス実行環境へのウェブサービスの配備は、XMLスキーマ、前記XSLTの登録により行い、サーバは、XMLスキーマからWSDLを生成するプログラムと、ウェブサービスが受信したメッセージのXSL変換を行って送信する固定的なプログラムを実行することを特徴とする。
請求項5記載の発明は、ウェブサービスをXSLTのみにより実装させる処理を実行することを特徴とするプログラムである。
請求項6記載の発明は、請求項5記載のプログラムにおいて、ウェブサービス実行環境へのウェブサービスの配備をXMLスキーマ、前記XSLTの登録により行わせ、サーバに、XMLスキーマからWSDLを生成するプログラムと、ウェブサービスが受信したメッセージのXSL変換を行って送信する固定的な処理を実行させるることを特徴とする。
本発明によれば、ウェブサービス実行環境のアーキテクチャを気にすることなく、XSLTを書くだけでウェブサービスを実装することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1を参照すると、本実施の形態におけるウェブサービス実行環境提供システムは、ウェブサービス作成者側装置10と、ウェブサービス利用者側装置40と、ウェブサーバ400と、ウェブサービス実行環境500から構成されている。
ウェブサービス作成者側装置10はウェブサービスを作成し公開しようとしている者が使用する情報処理装置である。また、ウェブサービス利用者側装置40はウェブサービス20を利用する利用者が使用する情報処理装置である。
ウェブサービス20はウェブサービス作成者側装置10が作成したファイルからウェブサービス実行環境500により生成、配備、実行し、ウェブサービス実行環境提供者が代理で公開したウェブサービスである。ウェブサービス20は、ウェブサービス利用者側装置40からSOAPメッセージを受け取ることができ、ウェブサービス利用者側装置40にSOAPメッセージを返すことができる。また、SOAPメッセージに含まれるXML文書を取り出し、XSLT実行プログラム1000に渡す機能と、XSLT実行プログラム1000から結果を受け取り、受け取ったXML文書をSOAPメッセージに封入してウェブサービス利用者側装置40に返すという機能を持つ。
XMLスキーマ100、XMLスキーマ200、XSLT300はウェブサービス作成者側装置10が作成したファイルである。
ウェブサーバ400は、ファイルをインターネット上に公開する機能を持ったハードウェアとソフトウェアで構成されるウェブサーバであり、ウェブサービス実行環境500と同一ハードウェアとソフトウェア上で実現されていてもよい。
ウェブサービス実行環境500は、XMLスキーマ100、XMLスキーマ200、XSLT300からウェブサービスを実行するための仕掛けを持ち、ウェブサービス利用者側装置40にウェブサービスを公開して利用させる機能を持つ。また、ウェブサーバ400と同様の機能を持ち、生成されたWSDL900を公開する機能を持つ。
ウェブサービス登録プログラム600は、ウェブサービス作成者側装置10からXMLスキーマ100、XMLスキーマ200、XSLT300のURLやWSDLをカスタマイズする情報を受け取り、それらの情報をWSDL生成プログラム700、XSLT実行プログラム1000に渡す機能を持つ。
WSDL生成プログラム700は、ウェブサービス登録プログラム600から受け取った情報をWSDLテンプレート800に書き込んでWSDL900を作成する機能を持つ。WSDLテンプレート800はWSDL生成プログラム700がWSDL900を作成するために使用するWSDL900の雛形である。
XSLT実行プログラム1000は、ウェブサービス登録プログラム600から受け取ったXSLT300のURLによりXSLT300を参照し、ウェブサービス20が受信したXML文書を受け取り、XSLT300によりXSL変換し、その結果のXML文書をウェブサービス20に渡すという機能を持つ。
以下、図2を参照して、本実施の形態の動作について詳細に説明する。
ウェブサービス作成者側装置10は、ウェブサービスが受信するXML文書の書式をあらわしたXMLスキーマ100を作成する。また、同様に、ウェブサービスが送信するXML文書の書式をあらわしたXMLスキーマ200を作成する。さらに、ウェブサービスの実装であるXSLT300を作成する。
ウェブサービス作成者側装置10は、XMLスキーマ100、XMLスキーマ200、XSLT300を任意のウェブサーバ400へ転送し、これらをインターネットから自由に閲覧できるようにする(B1〜B3)。
次に、ウェブサービス実行環境500が提供するウェブサービス登録プログラム600に対し、XMLスキーマ100、XMLスキーマ200、XSLT300のURLを登録する(B4)。
ウェブサービス登録プログラム600は、ウェブサービス作成者側装置10により登録されたXMLスキーマ100、XMLスキーマ200のURLをWSDL生成プログラム700に渡し(B6)、WSDL生成プログラム700ではWSDLテンプレート800にXMLスキーマ100、XMLスキーマ200のURLを書き込むことなどによってWSDL900を生成する(B7)。これにより、XMLスキーマ100、XMLスキーマ200をURL参照するWSDL900(B12)が生成されたことになる。
次に、ウェブサービス登録プログラム600を通じて登録されたXSLT300のURLをXSLT実行プログラム1000に設定する(B8)。これにより、XSLT実行プログラム1000は、XSLT300をURL参照してXSL変換を行うプログラムとして動作し(B11)、ウェブサービス利用者側装置40からXML文書を受信し、そのXML文書をXSLT300により変換し、変換後のXML文書をウェブサービス利用者側装置40へ返却するというプログラム、すなわちウェブサービス20として動作する。
ウェブサービス登録プログラム600がこれらの一連の作業を終了したら、WSDL900のURLをウェブサービス作成者側装置10に通知する(B5)。
ウェブサービス作成者側装置10は、ウェブサービス登録プログラム600から通知されたWSDL900のURLを何らかの方法を使ってウェブサービス利用者側装置40に公開または通知する(B9)。
ウェブサービス利用者側装置40は、WSDL900に書かれている情報を元にすなわちウェブサービス20にアクセスして利用する(B10)。
上記の本実施の形態によれば、ウェブサービス作成者は、ウェブサービス実行環境のアーキテクチャを気にすることなく、XSLTを書くだけでウェブサービスが実装できる。
また、XSL変換はウェブサービス作成者自身の開発環境で容易に実現でき、完全にウェブサービス作成者の手元でデバッグやテストが可能である。
また、ウェブサービス実行環境は、あるひとつのアーキテクチャに沿った環境を1つ用意するだけで、すべてのユーザ(ウェブサービス作成者)に対応することができる。
また、XSL変換を行うシンプルなプログラムのみがウェブサービスの実装プログラムであるため、ウェブサービスのメンテナンスが必要なくなる上、セキュリティ面に問題のあるプログラムが置かれる心配が少なくなる。
また、コンパイル済みのコンポーネントやライブラリを含まず、XMLスキーマやXSLTといったテキストファイルを転送するため、転送量がわずかになる。
なお、上述する実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更実施が可能である。例えば、上記の実施の形態におけるウェブサービス作成者側装置10、ウェブサービス利用者側装置40、ウェブサーバ400およびウェブサービス実行環境500の機能を実現するためのプログラムを各装置に読込ませて実行することにより各装置の機能を実現する処理を行ってもよい。さらに、そのプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であるCD−ROMまたは光磁気ディスクなどを介して、または伝送媒体であるインターネット、電話回線などを介して伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。
上述する各実施の形態は、ウェブサービス作成者側装置10、ウェブサービス利用者側装置40、ウェブサーバ400およびウェブサービス実行環境500が別個に接続されているシステム構成について説明したが、各機能が1つのコンピュータシステムとして実現されている構成や機能毎に複数の装置などが追加された構成にも適用可能であることはもちろんである。
なお、本発明は、インターネットサービス提供事業、レンタルサーバ事業や組織内ネットワークサービスに適用することができる。
10 ウェブサービス作成者側装置
20 ウェブサービス
40 ウェブサービス利用者側装置
100、200、300 XMLスキーマ
400 ウェブサーバ
500 ウェブサービス実行環境
600 ウェブサービス登録プログラム
700 WSDL生成プログラム
800 WSDLテンプレート
900 WSDL
1000 XSLT実行プログラム
20 ウェブサービス
40 ウェブサービス利用者側装置
100、200、300 XMLスキーマ
400 ウェブサーバ
500 ウェブサービス実行環境
600 ウェブサービス登録プログラム
700 WSDL生成プログラム
800 WSDLテンプレート
900 WSDL
1000 XSLT実行プログラム
Claims (6)
- ウェブサービスをXSLTのみにより実装することを特徴とするウェブサービス実行環境提供システム。
- ウェブサービス実行環境へのウェブサービスの配備は、XMLスキーマ、前記XSLTの登録により行い、
サーバは、XMLスキーマからWSDLを生成するプログラムと、ウェブサービスが受信したメッセージのXSL変換を行って送信する固定的なプログラムを実行することを特徴とする請求項1記載のウェブサービス実行環境提供システム。 - ウェブサービスをXSLTのみにより実装することを特徴とするウェブサービス実行環境の提供方法。
- ウェブサービス実行環境へのウェブサービスの配備は、XMLスキーマ、前記XSLTの登録により行い、
サーバは、XMLスキーマからWSDLを生成するプログラムと、ウェブサービスが受信したメッセージのXSL変換を行って送信する固定的なプログラムを実行することを特徴とする請求項3記載のウェブサービス実行環境の提供方法。 - ウェブサービスをXSLTのみにより実装させる処理を実行することを特徴とするプログラム。
- ウェブサービス実行環境へのウェブサービスの配備をXMLスキーマ、前記XSLTの登録により行わせ、
サーバに、XMLスキーマからWSDLを生成するプログラムと、ウェブサービスが受信したメッセージのXSL変換を行って送信する固定的な処理を実行させるることを特徴とする請求項5記載のプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006007778A JP2007188432A (ja) | 2006-01-16 | 2006-01-16 | ウェブサービス実行環境提供システム、ウェブサービス実行環境の提供方法およびプログラム |
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JP2006007778A JP2007188432A (ja) | 2006-01-16 | 2006-01-16 | ウェブサービス実行環境提供システム、ウェブサービス実行環境の提供方法およびプログラム |
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JP2006007778A Pending JP2007188432A (ja) | 2006-01-16 | 2006-01-16 | ウェブサービス実行環境提供システム、ウェブサービス実行環境の提供方法およびプログラム |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2012160813A1 (ja) * | 2011-05-24 | 2012-11-29 | 日本電気株式会社 | 情報処理システム、データ管理方法、情報処理装置およびその制御方法と制御プログラム |
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2006
- 2006-01-16 JP JP2006007778A patent/JP2007188432A/ja active Pending
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WO2012160813A1 (ja) * | 2011-05-24 | 2012-11-29 | 日本電気株式会社 | 情報処理システム、データ管理方法、情報処理装置およびその制御方法と制御プログラム |
JP5737392B2 (ja) * | 2011-05-24 | 2015-06-17 | 日本電気株式会社 | 情報処理システム、データ管理方法、情報処理装置およびその制御方法と制御プログラム |
US9558252B2 (en) | 2011-05-24 | 2017-01-31 | Nec Corporation | Information processing system, data management method, information processing apparatus, and control method and control program therefor |
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