JP2007185337A - 超音波洗浄装置を取り付けたミル（コーヒー豆などの粉砕機） - Google Patents

Abstract

【課題】従来のミル（コーヒー豆などの粉砕機）は、豆類等を粉砕するのは簡単だが、粉砕した粉を清掃で完全に取り去るのが一苦労だった。取り残しは食品の粉のため腐りやすく、衛生上も問題であり、風味が次回の装置使用時に悪くなった。
【解決手段】超音波洗浄装置を取り付けたミル（コーヒー豆などの粉砕機）。
【選択図】図１

Description

この発明は、超音波洗浄装置を取り付けたことを特徴とするミル（コーヒー豆などの粉砕機）。

従来のミルには超音波洗浄装置はとりつけられていない。市販品の、超音波歯ブラシの構造を参考にする。

従来技術によれば、豆類等を粉砕するのは簡単だが、粉砕した粉を清掃で完全に取り去るのが一苦労だった。コーヒー等は挽きたてが風味は良いが、後始末を考えるとつい挽いてある豆を購入してしまう。取り残しは食品の粉のため腐りやすく、衛生上も問題であり、次回の装置使用時に風味が悪くなった。

以上の課題を解決するために、第一発明は、充電式超音波歯ブラシに使用されている部品をミルでの超音波洗浄に適した仕様としたものを取り付け、ミル部とモーター部が清掃時に分離する形態のもの。また、第二発明は、全てを一体化した構造とする。この場合は内蔵式充電式電池は不要となる。

簡単に装置の清掃が出来衛生的である。前回粉砕した材料の臭いで新たに加工する材料の風味が損なわれない。色々な材料の粉砕を１つの道具で実施できる。錠剤型薬品等の摂取が容易となる。

この発明の一実施形態を、図１に示す。外形は通常のミルと同じなので、本考案の特長が理解し易いミル部分の断面図を図１とした。ミル部内壁内粉砕槽内側の清掃に適した仕様の超音波発振器を取り付ける。ミル部内部に充電式電池を取り付ける。電池への給電はモーター部より、非接触式端子を使用し常時充電する。ミル部は防水仕様とする。ミル部を複数使用することも出来る。一体型も出来る部分迄防水仕様とする。但し超音波による清掃だけで全ての残存物が除去出来るわけではなく、従来のブラシによる清掃もたまには必要である。
通常のミルの清掃手順は以下のとおり
ミル部を取り外し軽く叩いて粉砕槽の残存物を落とす。
基準水面まで水、又はぬるま湯を注ぎます。
タイマースイッチを入れ、超音波により清掃します。
浮き上がった残存物と洗浄水を流して捨てます。
ミル部の水気を取り去ってからモーター部に合体させ、内蔵電池を充電します。

「実施形態の効果」
ブラシ等による清掃では、時間をかけてもきれいにならなかったものが、短時間で簡単に清掃出来る。

「他の実施形態」
超音波による洗浄機能を内蔵しながら、様々な形のデザインが可能である。粉砕時にも、清掃時より弱い超音波を使用することにより、より繊細な粉砕が可能となる。

この発明の一実施形態を示す断面図である。 この発明の一実施形態を示す斜視図である。

符号の説明

「図１」における符号
１ 分離式ミル部 ２ タイマー式洗浄スイッチ
３ 超音波発振素子 ４ ミル内壁粉砕槽
５ 水位表示 ６ 透明カバー
７ 回転刃 ８ 非接触充電式電池
９ 充電用非接触型電極（ミル側）モーター側と位置合わせ機構付き
１０ミル主軸とモーター部の接合機構
「図２」における符号
１ タイマー式洗浄スイッチ ２ 分離式ミル部
３ 透明カバー ４ タイマー式ミルスイッチ
５ モーター部 ミル部電池への給電機構を内蔵

Claims (2)

1. 超音波洗浄装置を取り付けたミル（コーヒー豆などの粉砕機）でミル部とモーター部が清掃時に分離する形態のもの。
2. 全てを一体化した請求項１記載の超音波洗浄装置を取り付けたミル。
   

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