JP2007183444A - 光学素子の反射防止用塗料及び光学素子 - Google Patents

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Abstract

【課題】塗膜のもつ応力で発生する界面剥離を防止することができる光学素子の反射防止用塗料及び光学素子を提供する。
【解決手段】プリズムブロックP1の溝部13の表面に形成される内面反射防止層14を、弾性接着剤を母材とする黒色塗料の塗膜で構成する。内面反射防止層14を構成する反射防止用塗料の母材として例えば変成シリコーン系樹脂等の弾性接着剤を用いることによって、剥離の原因となる反射防止用塗料の過大な応力を吸収することを可能とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、フレアの発生の原因となる迷光を吸収するための光学素子の反射防止用塗料及び当該塗料が塗布された光学素子に関する。
例えばビデオカメラにおいて使用されるダイクロイックプリズムは、撮像光をR,G,B(赤、緑及び青)の各色に分解する複数の色分解プリズムを組み合わせて構成されている(例えば下記特許文献1参照)。このように光の光学素子を組み合わせて構成される光学部品においては、その主構成部品であるレンズ、プリズムの周辺部、縁、稜線部、及び光線遮断用の溝部等に、散乱や乱反射による迷光を生じるおそれがある。
このような迷光は、ゴーストやフレアが発生する原因となり画像品質を大きく低下させる。そこで、この迷光の発生を抑えるために、レンズ、プリズムの周辺部、縁、稜線部、及び光線遮断用の溝部等に墨やガラス用の黒色塗料を塗布することによって迷光を吸収し内面反射を防止するようにしている。
また、近年においては、レンズやプリズム等の光学素子に光学系の小型化等の要求から高屈折率の光学ガラスが使用されるようになってきた。このため、このような高屈折率の光学素子に対応するため内面反射防止塗料に用いる顔料として、屈折率や光吸収効率の高いコールタールやコールタールピッチを含む塗料が提案されている。例えば下記特許文献2〜5には、アクリロニトリル樹脂、ビニル樹脂、エポキシ樹脂等にコールタール又はコールタールピッチを混ぜた内面反射防止用塗料が記載されている。
図3は、3CCD(Charge Coupled Device) 用ダイクロイックプリズムの色分解プリズムを構成するプリズムブロックの斜視図である。このプリズムブロック1は三角柱形状を有し、その一斜面部2の所定位置に形成された溝部3に内面反射防止層4が設けられている。溝部3は断面略V字形状であり、内面反射防止層4は溝部3の表面に塗布された内面反射防止用塗料の塗膜で形成されている。そして、当該プリズムブロック1に入射した異常光線をこの内面反射防止層4にて吸収することで、ゴーストやフレアの発生を抑制し画質の向上を図るようにしている。
特開2000−338313号公報 特公昭55−30029号公報 特公昭55−34837号公報 特公昭58−4946号公報 特公昭58−29974号公報
しかしながら、上述したような従来の内面反射防止用塗料は、塗布される光学素子材料とは熱膨張係数が大きく異なる。そして、従来の内面反射防止用塗料は、低温時の硬度が高いため塗布厚が10μm程度と薄い分には問題ないが、塗布厚が100μmを超えるような厚さで塗布すると次のような問題が発生する。
塗料の塗られた光学素子が大きな温度変化を受けると、塗料と光学素子材料との熱膨張係数の差から大きな熱応力が発生し、特に低温時には塗料の硬度が上昇するためその応力は極めて大きくなる。この応力により塗料が界面より剥離を起こしたり、材料破壊を伴う剥がれが発生する。従って、このような状態になると内面反射防止の効果はもはや期待できないものとなる。
特に、図3に示したプリズムブロック1の内面反射防止層4を形成する場合、この内面反射防止層4を構成する黒色塗料が図4に示すように溝部3の底部に溜まりやすく、他の部分に比べて塗膜が厚くなる。厚く塗られた塗料は大きな応力を発生する。一つは樹脂が硬化する際に発生する硬化収縮に伴う残留応力で、もう一つは熱膨張係数の差によるものである。
例えば、一般に用いられているエポキシ樹脂を母材として黒色顔料等を配合した反射防止用塗料と、塗布される光学素子を構成する透明基材(硝材:ガラス)の熱膨張係数を比較すると、エポキシ樹脂は4×7×10-7であるのに対し、硝材は7×10-6であり、一桁も異なる。従って、塗料を塗布した硝材にヒートショック試験のような急激な温度変化を与えると、この熱膨張係数の違いから大きな熱応力が発生する。
また、エポキシ樹脂は硬度が高く前述の反射防止用塗料は室温で硬度40(ショアD実測)であり、低温では更に硬度が上昇し、−30℃では硬度75(ショアD実測)と硬質プラスチックと同等の硬度となる。つまり、低温で非常に硬いことから、発生した応力が樹脂の変形により吸収することができず、塗布界面あるいは硝材の材料破壊を伴った剥離が発生する。
本発明は上述の問題に鑑みてなされ、塗膜のもつ応力で発生する界面剥離を防止することができる光学素子の反射防止用塗料及び光学素子を提供することを課題とする。
以上の課題を解決するに当たり、本発明の光学素子の反射防止用塗料は、透明基材の表面に塗布される反射防止用塗料であって、弾性接着剤を母材とする黒色塗料からなることを特徴とする。
また、本発明の光学素子は、透明基材の表面に反射防止層を有する光学素子であって、この内面反射防止層は、弾性接着剤を母材とする黒色塗料の塗膜からなることを特徴とする。
本発明では、反射防止用塗料の母材として弾性接着剤を用いることによって、剥離の原因となる反射防止用塗料の過大な応力を吸収することを可能とする。なお、弾性接着剤は接着層に弾性をもつ接着剤のことをいい、一般的にはシリコーン系、変成シリコーン系、ウレタン系、エポキシ系、ポリサルファイド系、複合変性ポリマー系などの種類がある。中でも、変成シリコーン系弾性接着剤は、硬化物がゴム状弾性体となり、ガラス転移温度が−60℃付近にある。従って、通常使用される温度領域ではゴム状の弾性領域を呈するため、高い応力吸収効果を得ることができる。
本発明によれば、塗布した塗料の応力による界面剥離を防止して、耐久性の高い反射防止機能を得ることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は本発明の実施の形態による光学素子を用いて構成されたダイクロイックプリズム10を示している。ダイクロイックプリズム10は、各々色分解プリズムとして構成される3個のプリズムブロックP1,P2及びP3と、緑色、青色及び赤色の光専用の3つの撮像素子G−CCD,B−CCD及びR−CCDとを備えている。
プリズムブロックP1〜P3はガラス(硝材)等の透明基材を各々図示する角柱形状に形成してなる。各プリズムブロック同士と、プリズムブロックと撮像素子とはそれぞれ透明の接着剤によって固着されている。また、本実施の形態において撮像素子はCCDセンサが用いられているが、これに代えてCMOSセンサ(イメージャ)等の他の固体撮像素子が用いられてもよい。
プリズムブロックP1とプリズムブロックP2との間の接合面S12には、緑色光LGを反射させる特性を有するダイクロイック膜が形成されているとともに、プリズムブロックP2とプリズムブロックP3との間の接合面S23には、青色光LBを反射させる特性を有するダイクロイック膜が形成されている。なお、上記ダイクロイック膜は、蒸着等により各接合面に形成することができる。
図示しない撮像レンズを通過してきたRGBの各3原色光LR,LG,LBは、プリズムブロックP1の接合面(第2斜面部)S12で緑色光LGのみが反射し、当該プリズムブロックP1の第1斜面部S11で全反射を起こして緑色光専用の撮像素子G−CCDに到達する。また、青色光LB及び赤色光LRは接合面S12を透過し、接合面S23で青色光LBのみが反射するが、赤色光LRはそのまま透過して、それぞれの色光専用の撮像素子B−CCD及びR−CCDに到達する。なお、上記した色の分解順には特に制約はなく、上記以外の順で色分解が行われてもよい。
ここで、プリズムブロックP1の第2斜面部S12には、断面略V字形状の溝部13が形成されている。溝部13は、プリズムブロックP1とプリズムブロックP2及びP3の接合部の頂点部位との間の接触(衝突)を回避する機能と、後述するようにプリズムブロックP1における異常光線(迷光)の内面反射を防止する機能とを有している。
図2は、プリズムブロックP1の第1斜面部S11に入射した緑色光LG及び異常光線Liの光路をそれぞれ示している。プリズムブロックP1は三角柱形状を有している。プリズムブロックP1に対して正規の入射角で入射した正常光線(緑色光LG)は、上述したように第2斜面部S12及び第1斜面部S11に対する内面反射を経て撮像素子G−CCDに到達する。
一方、プリズムブロックP1に対して正規の入射角でない角度から入射した異常光線Liは、第2斜面部S12で反射した後、溝部13によって遮蔽されることで撮像素子G−CCDへの到達が阻止される。これにより、ダイクロイックプリズム10における色分解機能を高めてゴーストやフレアといった画質劣化を抑えることが可能となる。溝部13の表面には、黒色塗料の塗膜からなる内面反射防止層14が形成されており、溝部13に到達した異常光線Liがこの内面反射防止層14で吸収されるようになっている。
さて、溝部13に対する内面反射防止層14の形成は、内面反射防止用の黒色塗料を溝部13の表面に塗布することによって行われる。上述したように、断面略V字状の溝部に塗料を塗布する場合、溝部の底部に塗料が溜まりやすく、他の部分に比べて塗膜が厚くなる(図4参照)。厚く塗られた塗膜は大きな応力を発生し、プリズム基材(硝材)との間で塗膜の界面剥離が生じやすくなる。
そこで本実施の形態では、内面反射防止層14を構成する内面反射防止用塗料が、弾性接着剤を母材とする黒色塗料で構成されている。反射防止用塗料の母材として弾性接着剤を用いることによって、剥離の原因となる反射防止用塗料の過大な応力を吸収することを可能とする。
ここで、弾性接着剤とは、接着層に弾性をもつ接着剤のことをいい、一般的にはシリコーン系、変成シリコーン系、ウレタン系、エポキシ系、ポリサルファイド系、複合変性ポリマー系などの種類がある。中でも、変成シリコーン系弾性接着剤は、硬化物がゴム状弾性体となり、ガラス転移温度が−60℃付近にある。従って、通常使用される温度領域ではゴム状の弾性領域を呈するため、高い応力吸収効果を得ることができる。
本実施の形態では、弾性接着剤として変成シリコーン系弾性接着剤が用いられる。変成シリコーン系弾性接着剤は、低温(−60℃)から高温(120℃)まで柔軟性を失わない点にあり、室温と−30℃の硬度はどちらも6程度(ショアD試験実測値)とゴム状の弾性体である。変成シリコーン系弾性接着剤としては、1液型変成シリコーン系、1液型エポキシ変性シリコーン系、2液型エポキシ変性シリコーン系の何れを用いてもよい。
特に、変成シリコーン樹脂としては、下記[化1]で示される加水分解性ケイ素官能基を末端に有するポリエーテル共重合体が好適である。この変成シリコーン樹脂は、硬化触媒の作用によって、末端が加水分解すると共に末端同士が結合し硬化する性質をもつ。
Figure 2007183444
変成シリコーン系弾性接着剤には、例えば、セメダイン社製「スーパーXLブラック」が挙げられる。この弾性接着剤に添加される顔料には、コールタールやコールタールピッチといった黒色顔料、又は当該黒色顔料を含む樹脂材料を用いることができる。なお、黒色顔料を含む樹脂材料としては、例えば、キャノン化成社製「GT−7A(主剤)」が挙げられる。
以上のように、内面反射防止用塗料を弾性接着剤を母材とする黒色塗料で構成することにより、プリズムブロックP1の溝部13の底部に塗料が溜まって塗膜厚が他の部分よりも増大したとしても、これを原因として発生する溝部13底部における塗膜の内部応力や熱応力を当該塗膜のもつ弾性機能で吸収して界面剥離を効果的に抑制することができる。
従って本実施の形態によれば、溝部13の表面からの内面反射防止層14の剥離を抑制できるので、内面反射防止層14の耐久性を向上させることができる。特に、大きな温度変化を伴う環境下においても内面反射防止用塗料の塗布厚にかかわらず剥離を生じることのない高信頼性の内面反射防止層14を形成することが可能となる。
本発明の実施例に係る反射防止用塗料として、変成シリコーン系弾性接着剤(セメダイン社製「スーパーXLブラック」)を母材とし、これにコールタール8%、染料2%、ケイ素粉末6%を配合した反射防止用塗料を作製し、プリズムブロックP1の溝部13に塗布した。塗布後、硬化促進のため80℃で1時間の環境下においた。比較例として、市販の反射防止用塗料(キャノン化成社製「GT−7」)を同構成のプリズムブロックの溝部に塗布した。
実施例及び比較例に係る試料に対し、信頼性試験としてヒートショック試験(−40℃⇔80℃、各30分、100サイクル)を実施した結果、比較例に係るサンプルでは溝部の底部に材料破壊(プリズムブロックを構成する透明基材の破壊)が認められたのに対して、実施例に係るサンプルでは塗膜の界面剥離等は認められなかった。
また、内面反射率を比較するために、ガラス板の片面をサンドブラストで粗面化し、この面に実施例に係る上記塗料と比較例に係る塗料を塗布したサンプルを作製し、分光光度計にて反射率を測定した。結果、実施例に係る塗料は、入射角5°のときと入射角60°の何れにおいても比較例に係る塗料と同等の反射率が得られることを確認した。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、勿論、本発明はこれに限定されることなく、本発明の技術的思想に基づいて種々の変形が可能である。
例えば以上の実施の形態では、本発明に係る反射防止用塗料を、ダイクロイックプリズムの色分解用プリズムブロックP1の溝部13に対して施される内面反射防止用塗膜14の形成に用いたが、本発明はこれに限らず、例えばガラス基板等の透明基材上に設けられる反射防止層の形成に用いてもよい。
また、以上の実施の形態では、ダイクロイックプリズム10をビデオカメラ用途で構成した例について説明したが、勿論これに限られず、例えばリアプロジェクタ等のダイクロイックプリズムに用いてもよい。
本発明の実施の形態において説明するダイクロイックプリズム10の概略構成図である。 ダイクロイックプリズム10を構成するプリズムブロックP1の側面図及び光路図である。 従来のプリズムブロック1の構成を示す全体斜視図である。 プリズムブロック1の溝部3の表面に塗布された内面反射防止用塗料の形態を説明する要部側断面図である。
符号の説明
10…ダイクロイックプリズム、13…溝部、14…内面反射防止層、LG…緑色光、LB…青色光、LR…赤色光、Li…異常光線、P1〜P3…プリズムブロック、S11…第1斜面部、S12…第2斜面部

Claims (6)

  1. 透明基材の表面に塗布される反射防止用塗料であって、
    弾性接着剤を母材とする黒色塗料からなる
    ことを特徴とする光学素子の反射防止用塗料。
  2. 前記弾性接着剤は、変成シリコーン系樹脂である
    ことを特徴とする請求項1に記載の光学素子の反射防止用塗料。
  3. 前記黒色塗料は、前記弾性接着剤に黒色顔料又は黒色顔料を含む樹脂を含有してなる
    ことを特徴とする請求項1に記載の光学素子の反射防止用塗料。
  4. 透明基材の表面に反射防止層を有する光学素子であって、
    前記反射防止層は、弾性接着剤を母材とする黒色塗料の塗膜からなる
    ことを特徴とする光学素子。
  5. 前記透明基材はプリズムである
    ことを特徴とする請求項4に記載の光学素子。
  6. 前記透明基材の表面には断面V字状の溝が形成されており、
    前記反射防止層は、前記溝の表面に形成された内面反射防止層である
    ことを特徴とする請求項4に記載の光学素子。

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