JP2007182667A - 断熱性板紙 - Google Patents

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Abstract

【課題】特定の最終用途に合せて板紙の温度降下を調節できるように、種々の断熱特徴を提供するように作ることができる断熱性板紙を提供する。
【解決手段】 断熱性板紙12は、セルロース繊維の少なくとも1つの層を含有する。その1層は、少なくとも部分的に架橋繊維及び加工セルロース系繊維から構成される。この板紙は、0.5mmにて少なくとも3.6℃の板紙にわたるΔTを与えるのに充分な断熱性を提供する。この断熱性板紙から高温用カップをつくることができる。
【選択図】図1

Description

分野
本発明は、断熱性板紙に関し、より特定的には、架橋セルロース系繊維及び加工セルロース系繊維(processed cellulosic fibers)を含有する断熱性板紙に関する。
背景
高温の食物、特に高温の液体は、通常、使い捨て容器に給仕され消費される。これらの容器は、板紙や発泡ポリマーシート材料などの種々の材料から製造されている。板紙材料のうち最も費用のかからない供給源の一つは、セルロース繊維である。セルロース繊維を使用して、高温用カップ、ヌードルカップ、プレス成形された板紙プレート及びボウル、及び他の食物用・飲料用容器を作るためのすぐれた板紙が製造される。しかし、セルロース系繊維から製造される慣用的な板紙は比較的高密度であり、それゆえ、例えば発泡ポリマー材料よりも熱を伝導しやすい。そのため、高温液体は、多くの場合、慣用的な板紙でできたカップを二重にするか、又はスリーブを付けたカップに給仕される。
良好な断熱特徴を有する、セルロース系材料から製造された断熱性板紙を入手することが望ましい。そうすれば、使用者は、容器の中の食物が温かいか又は熱いことを感知することができ、同時に容器の中の食物又は飲料の消費者は、過度な温度を感知することなく、容器を非常に長い間、手にもつことができるようになる。特定の最終用途に合せて板紙の温度降下を調節できるように、種々の断熱特徴を提供するように作ることができる断熱性板紙を提供することが更に望ましい。
図面の簡単な説明
本出願は、添付する図面とともに、以下の具体的な説明を参照することにより、より容易に認識され理解されるであろう。
図1は、本発明にしたがって構成することができる2プライ板紙の概略断面図である。
図2は、図1に示したものと同様の板紙から作られた高温用カップについて一部を破断した等尺図である。
図3は、図2に示す高温用カップを作るために使用した板紙の一部の拡大断面図である。
具体的な説明
図1を参照すると、本発明の断熱性板紙12のための基板10は、セルロース系繊維などの容易に入手可能な繊維から慣用的な方法で製造される。本発明の板紙は、所望により、シングルプライ構造、2プライ構造、又は、多プライ構造に製造することができる。
本発明の顕著な特徴は、シングルプライ構造であるか多プライ構造であるかにかかわらず、断熱性板紙の少なくとも1つのプライ14が、化学パルプ繊維に加えて、架橋セルロース系繊維及び加工セルロース系繊維の混合物を含有することである。架橋セルロース系繊維及び加工セルロース系繊維の混合物は、板紙の断熱特徴を高める。本明細書中に定義するように、本発明に使用可能な化学パルプ繊維は、主として、木材パルプから誘導されるが、リファイニングされていてもよい。また、ケナフ及びストローパルプなどの他の供給源も使用してもよい。本発明に関して使用するのに適する木材パルプ繊維は、その後の漂白の有無にかかわらず、クラフト法や亜硫酸法などの周知の化学的方法から得ることができる。木材パルプ繊維の選択に関する詳細は、当業者には周知である。例えば、本発明において使用可能な、サザンパインから製造された適するセルロース系繊維(化学パルプ繊維)は、ウェアーハウザー・カンパニー(Weyerhaeuser Company)を含む数多くの会社から、C−Pine、Chinook、CF416、FR416及びNB416の名称で入手可能である。漂白クラフトウェットラップパルプ、KKT、プリンスアルバート針葉樹材、及びグランドプレーリー針葉樹材は、すべてウェアーハウザー社により製造されたものであり、使用することができる北方針葉樹材の例である。本明細書中で定義するように、加工セルロース系繊維としては、1)化学的に処理して、セルロースをセルロースIからセルロースIIへと変化させた繊維が挙げられ、例えば、マーセル化が漂白工程において一段階で行われる、マーセル化繊維やマーセル化フラッシュ乾燥繊維などである。HPZなどのマーセル化繊維、ならびに、HPZ III(いずれも、テネシー州メンフィスのバックアイ・テクノロジーズ(Buckeye technologies)製)及びジョージア州ジェサップのレイオニア・パフォーマンス・ファイバー・ディヴィジョン(Rayonier Performance Fibers Division)から入手可能なポロシニエール(Porosinier)−J−HPなどのマーセル化フラッシュ乾燥繊維は、本発明において使用するのに適している。これらのマーセル化針葉樹材パルプは、95%以上のα−セルロース純度を有しており、堅い繊維である。また、加工セルロース繊維としては、2)ケミサーモメカニカルパルプ繊維(CTMP)、漂白ケミサーモメカニカルパルプ繊維(BCTMP)、サーモメカニカルパルプ繊維(TMP)、リファイナー砕木パルプ繊維、及び砕木パルプ繊維などの機械的又は化学的機械的に処理された繊維が挙げられる。これらのパルプの例は、ノースカロライナ州グリーンヴィルのボウォーター(Bowater)により製造されたTMP(サーモメカニカルパルプ)、ワシントン州フェデラルウェイのウェアーハウザーにより、木材チップをデュアルリファイナーの三段階に通過させることにより製造されたTMP(サーモメカニカルパルプ)、及びCTMP NORPAC新聞用紙グレード(白色度は53〜75である)として販売され、ワシントン州ロングビューのノルパック(NORPAC)から得られるCTMP(ケミサーモメカニカルパルプ)である。他の加工繊維としては、2004年8月20日付けで出願された米国特許出願第10/923,447に記載の方法により、ウェアーハウザー・カンパニーにより製造された、ジェット乾燥セルロース系繊維及び処理ジェット乾燥セルロース系繊維が挙げられる。この方法では、パルプ繊維のスラリーをおよそ34%のコンシステンシーまで脱水し、次いで、入口温度がおよそ190℃〜400℃、出口温度がおよそ50℃〜205℃であり、流れの圧力がおよそ1082kPa(157psig)であるジェット乾燥機に通過させる。これらの繊維は、ねじれ、よれ、カールがついている。更なる加工繊維としては、米国特許第6,837,970号に記載されるようなフラッシュ乾燥繊維及び処理フラッシュ乾燥繊維が挙げられる。また、加工繊維と架橋セルロース系繊維の混合物も使用することができる。
本発明において使用するのに好ましい嵩高い繊維は、架橋セルロース系繊維である。必要であれば、層に組込むべき架橋繊維を与えるために、数多くの架橋剤及び架橋触媒のうち任意の1種を使用することができる。以下は、有用な架橋剤及び触媒の代表的なリストである。
適する架橋剤としては、ポリカルボン酸などのカルボン酸架橋剤が挙げられる。ポリカルボン酸架橋剤(例えば、クエン酸、プロパントリカルボン酸、及びブタンテトラカルボン酸)及び触媒は、米国特許第3,526,048号;第4,820,307号;第4,936,865号;及び第5,221,285号に記載されている。少なくとも3つのカルボキシル基を含有するC−Cのポリカルボン酸(例えば、クエン酸及びオキシジコハク酸)の架橋剤としての使用は、米国特許第5,137,537号;第5,183,707号;第5,190,563号;第5,562,740号;及び第5,873,979号に記載されている。
また、高分子量のポリカルボン酸も適する架橋剤である。適する高分子量ポリカルボン酸架橋剤は、米国特許第4,391,878号;第4,420,368号;第4,431,481号;第5,049,235号;第5,160,789号;第5,442,899号;第5,698,074号;第5,496,476号;第5,496,477号;第5,728,771号;第5,705,475号;及び第5,891,739号に記載されている。架橋剤としてのポリアクリル酸及び関連するコポリマーは、米国特許第5,549,791号及び第5,998,511号に記載されている。ポリマレイン酸架橋剤は、米国特許第5,998,511号及び第6,582,553号に記載されている。
適する具体的な架橋剤としては、クエン酸、酒石酸、リンゴ酸、コハク酸、シトラコン酸、イタコン酸、モノコハク酸タートレート、マレイン酸、ポリアクリル酸、ポリメタクリル酸、ポリマレイン酸、ポリメチルビニルエーテル−コ−マレエートコポリマー、ポリメチルビニルエーテル−コ−イタコネートコポリマー、アクリル酸のコポリマー、及びマレイン酸のコポリマーなどのポリカルボン酸架橋剤が挙げられる。他の適する架橋剤は、米国特許第5,225,047号;第5,366,591号;第5,556,976号;及び第5,536,369号に記載されている。
適する架橋触媒としては、塩化アンモニウム、硫酸アンモニウム、塩化アルミニウム、塩化マグネシウム、硝酸マグネシウム、及び3価のリンを含有する酸のアルカリ金属塩などの酸性塩が挙げられる。一の態様において、架橋触媒は次亜リン酸ナトリウムである。
架橋剤は、セルロース系繊維を製造するときに繊維内架橋をもたらすのに充分な量で、セルロース系繊維に対して施用する。セルロース系繊維に対して施用する量は、繊維の全重量に基づいて約1重量%〜約25重量%であることができる。一の態様においては、架橋剤は、繊維の全重量に基づいて約4重量%〜約6重量%の量である。また、架橋剤及び触媒の混合物又はブレンドも使用することができる。
繊維性の材料に加えて、本発明の板紙は、場合により結着剤を含んでもよい。適する結着剤は、水中に溶解性であるか、水中に分散可能であるか、水中で懸濁物を形成する。適する結着剤としては、生成物に対して湿潤及び乾燥の引張及び引裂強さを与えるために製紙産業において広く使用される結着剤が挙げられる。適する湿潤強さ薬剤としては、ニュージャージー州ブリッジウォーターのナショナル・スターチ・アンド・ケミカル・コーポレーションから入手可能なものなどの、窒素含有基(例えば、アミノ基)を有するカチオン化工デンプン;ラテックス;ポリアミド−エピクロロヒドリン樹脂(例えば、デラウェア州ウィルミントンのハーキュリーズ社のKYMENE 557LX)及びポリアクリルアミド樹脂(例えば、米国特許第3,556,932号を参照されたい。また、コネチカット州スタンフォードのアメリカン・シアナミド・コーポレーションにより市販されるPAREZ 631 NCという商品名で商業的に入手可能なポリアクリルアミド)などの湿潤強さ樹脂;ウレアホルムアルデヒド樹脂及びメラミンホルムアルデヒド樹脂;及びポリエチレンイミン樹脂が挙げられる。製紙産業において利用される湿潤強さ樹脂に関する一般的な説明は、概して本発明に適用可能であり、TAPPIモノグラフシリーズNo.29,“紙及び板紙における湿潤強さ”,Technical Association of the Pulp and Paper Industry(ニューヨーク,1965)において見出すことができる。
他の適する結着剤としては、デンプン、化工デンプン、ポリビニルアルコール、ポリビニルアセテート、ポリエチレン/アクリル酸コポリマー、アクリル酸ポリマー、ポリアクリレート、ポリアクリルアミド、ポリアミン、グアールガム、酸化ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニル/アクリル酸コポリマー、アクリロニトリル/ブタジエン/スチレンコポリマー、及びポリアクリロニトリルが挙げられる。これらのうち多くは、水中への分散又は懸濁のためのラテックスポリマーへと形成される。
本発明の板紙は、幅広い特徴を有することができる。例えば、一の態様においては、本発明の板紙の坪量は、約200gsm〜約500gsmであることができ、別の態様においては、坪量は250gsm〜400gsmであることができる。更に別の態様においては、板紙の坪量は約350gsm以上である。一の態様においては、断熱性板紙は、0.5g/cc未満の密度を有し、別の態様においては、密度は約0.3g/cc〜約0.45g/ccであり、別の態様においては、密度は0.35g/cc〜0.40g/ccである。
板紙の少なくとも1つのプライが、本発明にしたがった架橋セルロース系繊維及び加工セルロース系繊維の混合物を含有する場合は、有利な温度降下特徴を実現することができる。これらの温度降下特徴は、板紙に導入されるこれら2種の繊維の量を変える、板紙の坪量を調節する、例えばニップロールを通過させることにより、製造された後の板紙の厚さを調節する、そしてもちろん、板紙構造中に組み込む追加のプライの数と厚さを変化させることにより、実現することができる。一の態様においては、板紙は、0.5mm以上の厚さ、200gsm以上の坪量、及び0.5g/cc未満の密度を有する。断熱性板紙の特性を表1に示す。
Figure 2007182667
別の態様においては、本発明の板紙は、0.5mmの厚さにて少なくとも3.6℃のΔTを示す。別の態様においては、本発明の板紙は、少なくとも1.15mmの厚さにて少なくとも9.8℃のΔTを示す。厚さに対するΔT(以下に定義する)の関係は、0.5mm〜1.15mmの厚さにおいて一次の関係であり、厚さが0.5mm未満に減少するか又は1.15mmを超えて増加しても一次であり続ける。
これらの温度の値は、表1のサンプル1〜9についての厚さ及びΔTの値を用いた、厚さ対ΔTの一次回帰式に基づいている。上方及び下方信頼限界は、表1に示すデータから回帰線の各点について計算することができる。統計的なパラメータを表2に示す。
Figure 2007182667
上の表2において確立された係数を用いて、サンプル1〜9について、表3における次の関係を異なる厚さレベルでのΔTを確立した。
Figure 2007182667
表4は、架橋繊維との混合物においてTMPを使用したサンプル10〜18についての回帰統計を示し、表5は、表4において確立された係数及び信頼限界を用いて、種々の厚さレベルにおけるΔT値を示す。
Figure 2007182667
Figure 2007182667
本発明の板紙は、シングルプライの製品であることができる。シングルプライの製品を使用する場合は、本発明の板紙の低密度特徴により、妥当な坪量にて厚い板紙の製造が可能となる。本発明の架橋セルロース系繊維及び加工セルロース系繊維の混合物を用いると、通常の板紙と同じ坪量を有する断熱性板紙を製造することができる。効果的なことには、小さな変更を加えて生産性がわずかに減損するが、このことにより現存する板紙製造機で断熱性板紙を製造することが可能となる。そのうえ、1プライの板紙は、全体の構造が低密度であるという利点を有する。別の態様では、本発明の板紙は多プライの製品であることができ、2プライ、3プライ、又はそれより多いプライが挙げられる。シングルプライより多くを含む板紙は、乾燥の前か後のいずれかに、複数のプライを組合わせることにより製造することができる。多プライの板紙は、ウェット・フォーミング・プロセスにおいて連続して配置した多数のヘッドボックスを使用するか、又は、受容する収容力を有するバッフル付きヘッドボックスを使用して、多数のパルプ紙料を配備することにより製造することができる。多プライ製品のうち個々のプライは、同じであっても異なっていてもよい。
本発明の板紙は、例えば、ロトフォーマー、フォードリニア(長網式)、傾斜ワイヤ・デルタフォーマー、及びツインワイヤ・フォーミング・マシンを含む慣用的な抄紙機を用いて形成することができる。
一の態様において、シングルプライの板紙を本発明にしたがって使用する場合は、その組成は均一である。しかし、シングルプライは組成に関して層状にしてもよく、一方の層が架橋セルロース系繊維及び加工セルロース系繊維を多く含み、他方の層が、滑らかで、密度が高く、小孔が少ない表面を提供するためにセルロース系繊維(化学パルプ繊維)を多く含んでいてもよい。
最も経済的であるのは、均一な板紙であって、架橋セルロース系繊維及び加工セルロース系繊維をセルロース系繊維と均一に混合したものを製造することである。一の態様においては、架橋セルロース系繊維及び加工セルロース系繊維は、約35%〜約60%の量で断熱性プライ又は層中に存在する。別の態様においては、それらは、セルロース系繊維の全乾燥重量の45%〜約55%の量で存在する。2プライ構造においては、例えば、第一のプライはセルロース系繊維を100%含有し、第二のプライは架橋セルロース系繊維及び加工セルロース繊維を25%〜70%含有してもよい。別の態様においては、第二のプライは架橋セルロース系繊維及び加工セルロース繊維を35%〜60%含有してもよい。一の態様においては、3プライの層において、底層及び上層はセルロース系繊維を100%含有し、中間層は架橋セルロース系繊維及び加工セルロース系繊維を約25%〜約75%含有してもよい。別の態様においては、3プライの層において、中間層は架橋セルロース系繊維及び加工セルロース系繊維を約35%〜約60%含有してもよい。
本発明の板紙は、幅広い強度特性を有する。例えば、一の態様においては、テーバー剛性は、約90g−cm〜約1000g−cmであることができる。別の態様においては、テーバー剛性は、約150g−cm〜約500g−cmであり、更に別の態様においては、テーバー剛性は、約200g−cm〜約400g−cmである。テーバー剛性は、TAPPI T−489により測定した。
慣用的な厚紙からカップへの加工操作においては、この操作の間に層間剥離が起きないように、適切なリム又はトップ・カールを形成するためには、最小のZ方向の引張り(ZDT)が必要である。一の態様においては、ZDTは約180kPa〜450kPaであり、別の態様においては、ZDTは約300kPa〜約400kPaである。ZDTは、TAPPI T−541により測定した。
シートの嵩は、TAPPI T−411により測定した。
本発明の板紙は、断熱特徴を有することが望ましい種々の構造、特に容器を作るために利用することができる。図2を参照すると、これらの容器のうちで最も一般的なもののひとつは、コーヒーや茶などのような温かい飲み物用に利用される広く普及している高温用カップである。また、改良された断熱特性から利益を得ることができる、ヌードルカップ、ならびに、プレス成形された板紙プレート及びボウルなどの他の食品給仕用製品も、本発明の板紙を組み込むことができる。また、慣用的に板紙や発泡材料から製造される持ち帰り用容器も本発明の板紙を使用することができる。図2に示すように、本発明にしたがって製造される高温用カップタイプの容器は、一つ又はそれより多いプライ22及び24を含んでもよく、そのうちの一つ、この例では24が、架橋セルロース系繊維及び加工セルロース系繊維を含有する。この態様においては、架橋セルロース系繊維及び加工セルロース系繊維は、内部のプライ24中に存在する。液体不浸透性の裏材26は、好ましくは、内部プライに積層される。裏材は、例えば、ポリエチレンのような種々の熱可塑性材料を含んでもよい。カップの底部において使用される板紙は、架橋セルロース系繊維及び加工セルロース系繊維を含有しないことが好ましい。
ΔT試験手順
板紙の熱的性能は、紙製カップにおける熱移動を模擬する試験ユニットにおいて測定する。内部寸法が10×10×10cmであるプレクシグラス製の箱を使用する。この箱は一の側面に8.2cm×8.2cmの試料用開口部を有している。この箱に対して8.2cm×8.2cm開口部の外辺部周囲に外科用のチューブを取り付ける。10cm×10cmの板紙試料の一の表面上に10cm幅の3M Tartan 3765包装用テープを貼り合わせる。別の方法では、ポリエチレンを板紙の表面上に押出してもよい。この板紙試料を装置に載せ、試料用開口部をシール面により内部に向かって覆う。別のプレクシグラス製のピース(箱と同じ外部寸法及び8.2cm×8.2cmに切り出した穴を有する)を板紙試料上にクランプで固定し、箱に対して堅く保持する。熱水が試料と完全に接触するように、96.1℃(205°F)の温度の熱水を箱の頂部にある小さい開口部からこの箱に注ぐ。この箱に小さい攪拌子を挿入し、次いで、このアセンブリを撹拌プレート上に置いて測定段階の間撹拌できるようにする。箱頂部の小さい開口部を通してKタイプの熱電対を熱水中に挿入し、そして、放射率0.96にて測定するように設定された赤外線温度計 IRCON社 Modlineシリーズ3400放射線温度計を29.7cmの間隔にて板紙試料の中心部外側に向け、IR放射を測定する。データロガー(利得30.0、オフセット100で調節した放射温度計からのmVdc応答と調節していない熱電対からのmVdc応答とを取り込む、HP34970Aデータ収集/スイッチユニット)により、(熱水中に挿入した熱電対からの)内部の熱水の温度と(赤外線温度計銃からの)試料外部表面の温度の両方を記録し、その記録から温度降下(ΔT)を計算することができる。熱水の温度が85℃(185°F)に到達したら、データの取り込みを停止する。データロガーにより取り込んだ各々のデータポイントについて、内部の熱水の温度と板紙外部の温度の差を計算する。このデータに関して、「ΔT(内部熱水温度−外部壁温度)」対「内部熱水温度」について一次回帰分析を行い、回帰から87.8℃(190°F)でのΔTを決定する。一次回帰分析は、外部壁の最高温度点から内部熱水温度85℃(185°F)に対応する曲線上の点まで行う。ΔTは、87.8℃(190°F)の熱水温度と、試験ユニット上にある板紙の対応する外部壁温度との温度差である。
表1に示す種々の組成の架橋繊維及び加工セルロース系繊維、坪量、及び他の特性をもつ断熱性板紙を、適する量の繊維及び添加物を置換することにより、実施例1及び2に示すのと同様の方法により製造した。
実施例1
この方法は、350gsmの板紙を製造する例である。この板紙は、繊維混合物の全乾燥重量の60%が、架橋繊維及びBowater TMP繊維の50/50ブレンドで構成される。すべての場合において、繊維の乾燥重量は、105℃にて1時間乾燥させた繊維を意味する。種々の坪量と種々の架橋繊維レベル及び加工繊維レベルとをもつ、表1に示す他の板紙は、繊維及び他の添加物を適する量及び重量に調節して製造することができる。表1に示すすべての試料において、漂白ダグラス・ファー(Douglas Fir)成分は510CSFまでリファイニングし、ロッジポール・パイン(Lodgepole Pine)(50CSFまでリファイニング)を全乾燥繊維重量の5%のレベルですべての試料に添加した。すべての試料に全乾燥繊維重量基準で10重量%のPVOHを添加した。他の添加物レベルは本実施例及び実施例2に示す。
TMP(Bowaterより)、繊維(43.2%コンシステンシー)19.43g、510CSFまでリファイニングしたダグラス・ファー(29.1%コンシステンシー)57.7g、架橋繊維(93.0%コンシステンシー)9.03g、50CSFまでリファイニングしたロッジポール・パイン(2.5%コンシステンシー)70.7g、及びポリビニルアルコール(テキサス州ダラスのセラニーズ(Celanese)から入手可能なCelvol 165SF PVOH)3.54g(100%固体)をブリティッシュ・ディスインテグレーター中で5分間粉砕した。この混合物を脱イオン水により4Lに希釈して、NaHCOを用いて7.2−7.4のpHに調節した。等量である1g/kg(2lb/T)Kymene及び0.13g/kg(0.26lb/T)のPerform−PC8138(いずれもデラウェア州ウィルミントンのハーキュリーズ(Hercules)から入手可能)をそれぞれ1%溶液から添加し、2分間混合した。2g/kg(4lb/T)のAKD(デラウェア州ウィルミントンのハーキュリーズ社(Hercules, Inc.)から入手可能なアルキルケテンダイマー)及び4.25g/kg(8.5lb/トン)のデンプン(イリノイ州ディケーターのテート・ライル(Tate-Lyle)から入手可能なSta−Lok 300)をそれぞれ添加し、混合物を2分間攪拌した。31.75×31.75cmのフォーミング・ワイヤ(155メッシュ)をノーブル・アンド・ウッド(Noble & Wood)の12.5インチ×12.5インチ(31.8cm×31.8cm)の手すき紙用型の底に入れ、このスラリーを手すき紙用型に注ぎ、脱イオン水で35リットルまで希釈し、プランジャーで混合した。次いで、スラリーを排出し、シートがおよそ20%のコンシステンシーに到達するまで、吸い取り紙を用いて均一にハンドプレスして脱水した。このシートをスクリーンから取り出し、更に固体含量がおよそ30%となるまで水分を吸い取った。試料の各々の面上に吸い取り紙を置き、この試料を湿りフェルトの間に入れ、次いで137.8kPa(20psi)にてプレスを通過させて更に試料を脱水した。この時点での固体含量はおよそ40%であった。得られたシートを、2枚の乾燥吸い取り紙の間にはさみ、ドラム乾燥機に入れ(表面温度121℃)、10分間乾燥させた。次いで試料を反転させ、更に10分間乾燥させた。この試料を試験の前に最低4時間、相対湿度50%の部屋の中で調湿した。
実施例2
この方法は、200gsmの板紙を製造する例である。この板紙は、繊維混合物の全乾燥重量の60%が、42%の架橋繊維及び18%のBowater TMP繊維のブレンドで構成される。種々の坪量と種々の加工繊維レベルとをもつ、表1に示す他の板紙は、繊維及び他の添加物を適する量及び重量に調節して製造することができる。表1に示すすべての試料において、漂白ダグラス・ファー成分は510CSFまでリファイニングし、ロッジポール・パイン(50CSFまでリファイニング)を全乾燥繊維重量の5%のレベルですべての試料に添加した。すべての試料に全乾燥繊維重量基準で10重量%のPVOHを添加した。
CTMP、繊維(43.5%コンシステンシー)8.35g、510CSFまでリファイニングしたダグラス・ファー(29.1%コンシステンシー)24.3g、架橋繊維(93.0%コンシステンシー)9.1g、50CSFまでリファイニングしたロッジポール・パイン(2.5%コンシステンシー)40.5g、及びポリビニルアルコール(テキサス州ダラスのセラニーズ(Celanese)から入手可能なCelvol 165SF PVOH)2.02g(100%固体)をブリティッシュ・ディスインテグレーター中で5分間粉砕した。この混合物を脱イオン水により4Lに希釈して、NaHCOを用いて7.2−7.4のpHに調節した。等量である1g/kg(2lb/T)Kymene及び0.13g/kg(0.26lb/T)のPerform−PC8138(いずれもデラウェア州ウィルミントンのハーキュリーズ(Hercules)から入手可能)をそれぞれ1%溶液から添加し、2分間混合した。2g/kg(4lb/T)のAKD(デラウェア州ウィルミントンのハーキュリーズ社(Hercules, Inc.)から入手可能なアルキルケテンダイマー)及び4.25g/kg(8.5lb/トン)のデンプン(イリノイ州ディケーターのテート・ライル(Tate-Lyle)から入手可能なSta−Lok 300)をそれぞれ添加し、混合物を2分間攪拌した。31.75×31.75cmのフォーミング・ワイヤ(155メッシュ)をノーブル・アンド・ウッド(Noble & Wood)の12.5インチ×12.5インチ(31.8cm×31.8cm)の手すき紙用型の底に入れ、このスラリーを手すき紙用型に注ぎ、脱イオン水で35リットルまで希釈し、プランジャーで混合した。次いで、スラリーを排出し、シートがおよそ20%のコンシステンシーに到達するまで、吸い取り紙を用いて均一にハンドプレスして脱水した。このシートをスクリーンから取り出し、更に固体含量がおよそ30%となるまで水分を吸い取った。試料の各々の面上に吸い取り紙を置き、この試料を湿りフェルトの間に入れ、次いで137.8kPa(20psi)にてプレスを通過させて更に試料を脱水した。この時点での固体含量はおよそ40%であった。得られたシートを、2枚の乾燥吸い取り紙の間にはさみ、ドラム乾燥機に入れ(表面温度121℃)、10分間乾燥させた。次いで試料を反転させ、更に10分間乾燥させた。この試料を試験の前に最低4時間、相対湿度50%の部屋の中で調湿した。
前述の本願明細書は、好ましい態様と種々の変更及び変法に関して説明してきた。当業者であれば、本明細書中に与えられた広い概念から逸脱することなく、開示された発明において均等物と置換することができるであろう。したがって、本発明は、添付する特許請求の範囲に含まれる規定によってのみ限定されるものと意図している。
図1は、本発明にしたがって構成することができる2プライ板紙の概略断面図である。 図2は、図1に示したものと同様の板紙から作られた高温用カップについて一部を破断した等尺図である。 図3は、図2に示す高温用カップを作るために使用した板紙の一部の拡大断面図である。

Claims (14)

  1. 架橋繊維及び加工セルロース系繊維の混合物を含む少なくとも1つの層を含む断熱性板紙であって、
    前記架橋セルロース系繊維及び前記加工繊維が、前記少なくとも1つの層の全乾燥重量の35〜60パーセントの量で前記混合物中に存在し、
    前記板紙が、前記板紙全体にわたって0.5mmの厚さにて少なくとも3.6℃のΔTを与えるのに充分に断熱性であり、
    前記板紙が、0.5g/cc未満の密度及び200gsm〜500gsmの坪量を有し、そして、
    前記板紙の厚さが0.5mm以上である、
    前記板紙。
  2. 架橋繊維が、混合物の全乾燥重量の30〜70パーセントの量で存在し、加工繊維が、該混合物の全乾燥重量の70〜30パーセントの量で存在する、請求項1記載の架橋繊維。
  3. 加工繊維が、化学的に処理された繊維、マーセル化繊維、機械的に処理された繊維、化学的機械的に処理された繊維、ジェット乾燥させた繊維、フラッシュ乾燥させた繊維、及びこれらの混合物からなる群から選択される、請求項2記載の架橋繊維。
  4. 加工繊維がCTMP繊維である、請求項3記載の架橋繊維。
  5. 加工繊維がTMP繊維である、請求項3記載の架橋繊維。
  6. 繊維が、クエン酸架橋繊維、ポリアクリル酸架橋繊維、及びポリマレイン酸架橋繊維からなる群から選択される、請求項1記載の架橋繊維。
  7. 架橋繊維がポリアクリル酸架橋繊維である、請求項6記載の架橋繊維。
  8. 架橋繊維がクエン酸架橋繊維である、請求項6記載の架橋繊維。
  9. 板紙が250gsm〜450gsmの坪量を有する、請求項1記載の断熱性板紙。
  10. 板紙が、0.5mmの厚さにて少なくとも3.6℃のΔT、及び1.15mmの厚さにて9.8℃のΔTを有し、前記ΔTが、ΔT3.6℃からΔT9.8℃を超えるまでの範囲で厚さに対して実質的に一次の推移を示す、請求項1記載の断熱性板紙。
  11. 一次の推移が、3.6℃のΔTから9.8℃のΔTまで継続する、請求項10記載の断熱性板紙。
  12. テーバー剛性が少なくとも150g−cmである、請求項1記載の板紙。
  13. ZDTが少なくとも180kPaである、請求項1記載の板紙。
  14. 板紙が、少なくとも2プライの板紙であり、少なくとも1つのプライが、架橋セルロース系繊維及び加工セルロース系繊維を含有する、請求項1記載の板紙。
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