JP2007181314A - Motor - Google Patents
Motor Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007181314A JP2007181314A JP2005377060A JP2005377060A JP2007181314A JP 2007181314 A JP2007181314 A JP 2007181314A JP 2005377060 A JP2005377060 A JP 2005377060A JP 2005377060 A JP2005377060 A JP 2005377060A JP 2007181314 A JP2007181314 A JP 2007181314A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor core
- magnet
- central axis
- motor
- sensor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Landscapes
- Brushless Motors (AREA)
- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
- Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
- Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)
Abstract
Description
本発明は、電動式のモータに関する。 The present invention relates to an electric motor.
従来より、ホール素子等のセンサにより、界磁用磁石とは別に設けられたセンサ用磁石による磁界の変化を検出することにより、界磁用磁石の磁極の位置を間接的に検出するブラシレスモータが知られている。 Conventionally, a brushless motor that indirectly detects the position of the magnetic pole of a field magnet by detecting a change in the magnetic field by a sensor magnet provided separately from the field magnet by a sensor such as a hall element. Are known.
例えば、特許文献1では、排気ガス再循環装置の開閉バルブの動力源に用いられるブラシレスモータにおいて、電流供給側に配置された回路基板にホール素子が実装され、界磁用磁石を有するロータの端部にセンサ用磁石が取り付けられ、ホール素子がセンサ用磁石とスラスト方向に対向してロータの回転位置を検出することにより、適切な駆動電流の制御を行う技術が開示されている。
For example, in
一方、電動式のモータに用いられるロータコアは、通常、電磁鋼板の積層により、あるいは、磁性体を切削加工することにより形成されており、その他の形成方法としては、例えば、特許文献2では、誘導電動機および同期型電動機のロータにおいて、高磁性金属材料と高導電性金属材料とを混合した材料を焼結にて一体とすることにより、ロータの外周表面に近いほど高導電性金属組成比率を大きくする技術が開示されている。
ところで、特許文献1のモータのように界磁用磁石とセンサ用磁石とがそれぞれロータの別の部材に取り付けられる場合、界磁用磁石とセンサ用磁石との周方向の位置を合わせるために煩雑な作業が必要となり、また、ロータを構成する部品点数が多くなってモータの製造コストおよび工数が増加してしまう。
By the way, when the field magnet and the sensor magnet are respectively attached to different members of the rotor as in the motor of
仮に、ロータコアにセンサ用磁石を配置しようとした場合、ロータコアの形状が複雑になり、ロータコアにおいて軸方向に垂直な断面の形状が軸方向に沿って複雑に変化することとなる。また、モータの小型化をさらに図る場合においても、ロータコアの形状を複雑にすることが望まれる。しかしながら、電磁鋼板の積層では複雑な形状を形成するには多数の金型が必要となってしまい、磁性体の切削加工では形成に時間が掛かる上、製造コストが増加してしまう。 If an attempt is made to arrange the sensor magnets on the rotor core, the shape of the rotor core becomes complicated, and the shape of the cross section perpendicular to the axial direction in the rotor core changes in a complicated manner along the axial direction. Further, even when the motor is further downsized, it is desired to make the shape of the rotor core complicated. However, the lamination of electromagnetic steel sheets requires a large number of dies to form a complicated shape, and it takes time to form the magnetic material, and the manufacturing cost increases.
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、電動式のモータにおいて、複雑な形状のロータコアの形成を容易に行うことを主たる目的としている。 The present invention has been made in view of the above problems, and has as its main purpose to easily form a rotor core having a complicated shape in an electric motor.
請求項1に記載の発明は、電動式のモータであって、シャフトと、粉末材料の加圧成形および焼結を含む工程により形成された磁性体であり、中心軸が前記シャフトの中心軸に一致する円筒部を有するとともに前記シャフトに取り付けられるロータコアと、前記ロータコアの外周面上に取り付けられる界磁用磁石と、前記中心軸を囲む筒状部を有するハウジングと、前記筒状部の内側面に固定され、前記ロータコアの前記外周面と対向して、前記界磁用磁石との間で前記中心軸を中心とするトルクを発生する電機子と、前記ハウジングに対して前記シャフトを前記中心軸を中心に回転可能に支持する軸受機構とを備える。
The invention according to
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のモータであって、前記ロータコアが、前記円筒部の一方の端部を閉塞する蓋部を備え、前記蓋部が前記シャフトに取り付けられ、前記円筒部の他方の端部が自由端とされ、前記軸受機構の少なくとも一部が、前記円筒部内に位置する。
Invention of
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載のモータであって、前記界磁用磁石が、複数の界磁用磁石要素の集合であり、前記ロータコアが、前記複数の界磁用磁石要素のそれぞれと当接することにより前記中心軸方向の位置を決定する第1磁石当接部および周方向の位置を決定する第2磁石当接部を備える。
The invention according to
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のモータであって、前記第1磁石当接部が、前記界磁用磁石要素の前記中心軸側の面に接する前記ロータコア上の面から離間しつつ前記界磁用磁石要素の前記一の端面に向かって突出して前記一の端面に当接する突出部を備える。
Invention of Claim 4 is a motor of
請求項5に記載の発明は、請求項1ないし4のいずれかに記載のモータであって、前記中心軸を中心とする環状であり、前記ロータコアの外周面上に取り付けられたセンサ用磁石と、前記中心軸に対して前記センサ用磁石の外側に配置され、前記センサ用磁石からの磁界を検出して前記ロータコアの向きを検出するセンサとをさらに備え、前記ロータコアが、前記センサ用磁石と当接して前記センサ用磁石の前記中心軸方向の位置を決定するセンサ用磁石当接部を備える。 According to a fifth aspect of the present invention, there is provided the motor according to any one of the first to fourth aspects, wherein the sensor magnet has an annular shape centered on the central axis and is mounted on an outer peripheral surface of the rotor core. A sensor that is disposed outside the sensor magnet with respect to the central axis and that detects a magnetic field from the sensor magnet to detect a direction of the rotor core, the rotor core including the sensor magnet A sensor magnet contact portion that contacts and determines the position of the sensor magnet in the central axis direction is provided.
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載のモータであって、前記センサ用磁石が前記ロータコアの一端の外周面に設けられ、前記電機子の一の端部に取り付けられるとともに前記センサ用磁石の外周を囲むブスバーをさらに備え、前記センサが、前記ブスバーの内周部に配置される。 A sixth aspect of the present invention is the motor according to the fifth aspect, wherein the sensor magnet is provided on an outer peripheral surface of one end of the rotor core, and is attached to one end of the armature and the sensor. A bus bar surrounding the outer periphery of the magnet is further provided, and the sensor is disposed on the inner peripheral portion of the bus bar.
請求項7に記載の発明は、請求項5または6に記載のモータであって、前記ロータコアが、前記センサ用磁石と前記界磁用磁石の少なくとも一部とを覆うロータカバーをさらに備える。 A seventh aspect of the present invention is the motor according to the fifth or sixth aspect, wherein the rotor core further includes a rotor cover that covers the sensor magnet and at least a part of the field magnet.
本発明では、円筒部を有するロータコアを容易に形成することができ、モータの製造コストを削減することができる。 In the present invention, the rotor core having the cylindrical portion can be easily formed, and the manufacturing cost of the motor can be reduced.
請求項2の発明では、ロータコアがいわゆる片持ち構造にて支持される場合であっても、ロータコアの形成を容易に行うことができ、請求項3の発明では、中心軸方向および周方向に対して界磁用磁石要素の位置を決定する当接部を容易に設けることができる。また、請求項4の発明では、界磁用磁石要素の中心軸方向の位置決めを正確に行うことができ、界磁用磁石要素からロータコアへの磁束の漏洩を抑えて駆動効率を高めることができる。
In the invention of
さらに、請求項5の発明では、センサ用磁石の取付位置を決定する当接部も容易に設けることができ、請求項6の発明では、ブスバーが電機子とは反対側へとロータコアから突出する量を減少させることができる。請求項7の発明では、1つのカバーでセンサ用磁石と界磁用磁石の少なくとも一部とを覆うことにより、部品点数を削減することができる。 Furthermore, in the invention of claim 5, a contact portion for determining the mounting position of the sensor magnet can be easily provided. In the invention of claim 6, the bus bar protrudes from the rotor core to the side opposite to the armature. The amount can be reduced. In the invention of claim 7, the number of parts can be reduced by covering at least a part of the sensor magnet and the field magnet with one cover.
図1は、本発明の一の実施の形態に係る電動式のモータ1の縦断面図である。モータ1はいわゆるブラシレスモータとなっており、自動車の操舵を補助するパワーステアリングの駆動源として利用される。なお、断面の細部における平行斜線の図示を一部省略している。モータ1は、回転組立体であるロータ部2、固定組立体であるステータ部3、ロータ部2およびステータ部3を収納する略有底円筒状のハウジング11、および、軸受機構4を備える。
FIG. 1 is a longitudinal sectional view of an
モータ1が実際に使用される際には、ハウジング11の図1における上側の開口が別途蓋部材により塞がれ、その上にモータ1の駆動を制御する制御回路ユニット(以下、「ECU(Electronic Control Unit)」という。)71が取り付けられる。また、ハウジング11の底部の外側にはポンプが取り付けられ、ポンプの内部およびハウジング11の内部はパワーステアリング用の流体であるオイルで満たされる。以下の説明では、便宜上、中心軸J1に沿ってハウジング11の開口側を上側、ハウジング11の底部側を下側として説明するが、中心軸J1は、必ずしも重力方向に一致する必要はない。
When the
ハウジング11は、アルミダイカストにて1つの部材として形成され、中心軸J1を囲む略円筒状の筒状部111、筒状部111の下端を覆うとともに中央に開口1121が形成された底部112、開口1121から中心軸J1に沿って筒状部111の上端に向かって突出する略円筒状の軸受保持部113を備える。
The
ロータ部2は、中心軸J1を中心として一端(上端)が軸受保持部113の先端から突出するシャフト21、中心軸がシャフト21の中心軸J1に一致する厚肉の円筒部222を有するとともにシャフト21に取り付けられるロータコア22、ロータコア22の外周面上に取り付けられた界磁用磁石230、中心軸J1を中心とする環状でありロータコア22の上端の外周面に取り付けられたセンサ用磁石24、並びに、界磁用磁石230の上部とセンサ用磁石24とを覆う上側ロータカバー25aおよび界磁用磁石230の下部を覆う下側ロータカバー25bを備える。
The
ロータコア22は、金属の粉末材料(例えば、鉄粉を主成分として全体の1〜2%の銅粉を含有する混合粉末)の加圧成形および焼結を含む工程により形成された磁性体(磁性を有する部材)であり、円筒部222の上側の端部を閉塞する蓋部221を備え、蓋部221の中央の開口にシャフト21が圧入されることにより、蓋部221がシャフト21に取り付けられ、円筒部222の下側の端部が自由端とされる。このように、ロータコア22を、いわゆる片持ち構造にて支持することにより、軸受機構4をロータコア22内に位置させてモータ1の高さ(軸方向の長さ)を低減することが実現される。なお、軸受機構4の全体がロータコア22の内部に位置する必要はなく、軸受機構4の少なくとも一部が、ロータコア22の円筒部222内に位置するのみであってもよい。
The
ハウジング11の筒状部111の内周面には電機子30がロータコア22の外周面と対向して固定され、電機子30の中心軸はシャフト21の中心軸J1と一致する。電機子30は、磁性体からなるコア31の環状部(いわゆるコアバック)の内周面から、先端を中心軸J1に向けて中心軸J1を中心に放射状に配置される(すなわち、ハウジング11の内周面からシャフト21および界磁用磁石230に向かって伸びる)複数のティース(図2の符号311参照)、複数のティースを覆うインシュレータ32、および、複数のティースにインシュレータ32上から多層に導線を巻回することにより設けられたコイル35を備える。コイル35は、ティースおよびインシュレータ32の外周に上下方向(中心軸J1方向)に向かって導線が巻かれて形成されている。
The
電機子30の上側の端部には、電機子30のコイル35へ駆動電流を供給する結線が施されるブスバー51が配置され、ブスバー51はECU71にも接続される。ブスバー51の上面には後述するホール素子等が実装される回路基板52が載置されて取り付けられる。ブスバー51は中心軸J1を中心とする略環状になっており、隙間を空けつつセンサ用磁石24の外周を囲む。なお、ブスバー51はセンサ用磁石24の外周を囲むのであれば環状には限定されず、U字状やC字状などであってもよい。
A
モータ1では、電機子30、ブスバー51、回路基板52等を主要部としてハウジング11内に固定されたステータ部3が構成され、ハウジング11の軸受保持部113の内側には軸受機構4が保持される。軸受機構4は、中心軸J1に沿って配列された1対の軸受41,42であり、ロータ部2のシャフト21が軸受保持部113内にて1対の軸受41,42に支持されることにより、シャフト21がハウジング11に対して中心軸J1を中心に相対的に回転可能に支持される。そして、ブスバー51を介して電機子30に駆動電流が供給されることにより、界磁用磁石230と電機子30との間で中心軸J1を中心とするトルクが発生し、ロータ部2が回転する。
In the
回路基板52のブスバー51側には、種々の電子部品と共にロータコア22の向き(すなわち、回転位置)を検出するセンサである3つのホール素子53が下方に向かって突出するように実装されており、ホール素子53は後述するセンサホルダ54に保持されてブスバー51の内周部に配置される。これにより、中心軸J1に対してセンサ用磁石24の外側にホール素子53が配置され、センサ用磁石24と対向する。センサ用磁石24は界磁用磁石230と同様に多極着磁されており、ホール素子53がセンサ用磁石24からの磁界を検出することにより、界磁用磁石230の回転位置が間接的に検出される。そして、検出結果に基づいて電機子30への駆動電流が制御される。
On the
図2は、ステータ部3の主要な構成要素を分解して示す斜視図である。図2では電機子30についてはコア31のみを示しているが、実際には、電機子30の上端にブスバー51が取り付けられる際には、コア31のティース311がインシュレータ32で覆われ、さらにインシュレータ32の上から導線が巻回されてコイル35が形成された電機子30が準備される(図1参照)。
FIG. 2 is an exploded perspective view showing main components of the
ブスバー51は、樹脂の射出成形により形成された環状の樹脂本体511、樹脂本体511内で中心軸J1の向く方向に間隔を開けて積層される複数(本実施の形態では4つ)の円弧状の配線板512(図1参照)、および、それぞれが剛性を有する略線状の金属である複数のコネクタピン513を備える。各コネクタピン513はJ字状となっており、両端部513a,513bが樹脂本体511から上方へと露出する。配線板512は、電機子30との結線用の複数の端子5121、および、外部の電流供給部との結線用の平端子5122を有し、複数の端子5121および平端子5122の間を接続する部位、および、コネクタピン513の両端部間の一部が、射出成形時のインサート成形により樹脂本体511内に位置するように樹脂モールドされる。
The
一方、各コネクタピン513の両端部のうちの回路基板52に接続される一の端部(以下、「基板側端部」という。)513aは、樹脂本体511の回路基板52と対向する表面から垂直に突出し、コネクタピン513の回路基板52とは反対側の端部(以下、「コネクタ側端部」という。)513bは、信号をECU71へ出力する外部コネクタ(図示省略)と着脱可能に接続される。
On the other hand, one end portion (hereinafter referred to as “substrate-side end portion”) 513a of both end portions of each
ステータ部3では、図示省略のコイル35からの導線がカシメにより外周の端子5121に接続されることによりブスバー51が電機子30と電気的に接続される。このとき、ブスバー51の外周に設けられた複数の脚部514がコア31の上面に当接し、さらに、各脚部514の先端に形成された突起部がコア31の外周面の縦溝に係合することにより、コア31に対するブスバー51の位置が決定される。
In the
ブスバー51の内周面には、樹脂製で円弧状のセンサホルダ54が収容される円弧状の凹部516が形成されており、ホール素子53が回路基板52に取り付けられる際には、ホール素子53がセンサホルダ54の各凹部541に挿入されて保持され、回路基板52上のランドに形成された孔にホール素子53の端子が挿入された上で、センサホルダ54が回路基板52のブスバー51側の面に固定される。センサホルダ54の回路基板52への固定は、センサホルダ54の突起部542を回路基板52の孔521に挿入して突起部542を加熱溶融して押し潰す熱溶着により行われる。その後、ホール素子53の端子が半田付けにより回路基板52に接合される。
On the inner peripheral surface of the
回路基板52のブスバー51への固定は、回路基板52にセンサホルダ54が取り付けられた後に行われ、まず、センサホルダ54が凹部516内に嵌め込まれ、樹脂本体511の上面に設けられた2つの樹脂製の突起部5111が回路基板52の孔522に挿入されるとともに複数のコネクタピン513の基板側端部513aが回路基板52の孔523に挿入される。そして、突起部5111を加熱溶融して押し潰す熱溶着により、ブスバー51に回路基板52が強固に固定され、さらに、基板側端部513aが半田付けにより回路基板52に接合される。
The
図3は、ロータコア22およびその周辺の構成要素を分解して示す斜視図である。界磁用磁石230は、図3に示すように、それぞれが中心軸J1方向に長い複数の界磁用磁石要素23(いわゆるセグメントマグネット)の集合であり、周方向に沿ってロータコア22の外周面上に配列される。界磁用磁石要素23としては、例えば、ネオジウムを含む焼結体が利用される。
FIG. 3 is an exploded perspective view showing the
ロータコア22は、各界磁用磁石要素23の上端と当接することにより中心軸J1方向の位置を決定する第1磁石当接部223、周方向の位置を決定する第2磁石当接部224、および、センサ用磁石24の下面と当接してセンサ用磁石24の中心軸J1方向の位置を決定するセンサ用磁石当接部225をさらに備える。
The
上側ロータカバー25aおよび下側ロータカバー25bは、ステンレス鋼にて略円筒状に形成され、上側ロータカバー25aは上端に内側に広がる縁部を有し、下側ロータカバー25bは下端に内側に広がる縁部を有する。上側ロータカバー25aは、複数の界磁用磁石230およびセンサ用磁石24が取り付けられたロータコア22の上側から被せられて接着剤にて固定され、下側ロータカバー25bは、このロータコア22の下側から被せられて接着剤にて固定される。これにより、上側ロータカバー25aで界磁用磁石230とセンサ用磁石24の一部とを覆うことができ、界磁用磁石要素23だけでなくセンサ用磁石24も2つのロータカバー25a,25bにより覆うことができ、これらの磁石の脱落を確実に防止することができる。また、界磁用磁石要素23のみを覆う場合と同様の構造にてセンサ用磁石24を覆うことができるため、ロータ部2の部品点数を削減することができる。
The
図4は、ロータ部2の一部を拡大して示す図である。なお、図4では、一部を断面にて示している。第1磁石当接部223は、界磁用磁石要素23の中心軸J1方向に関して上側の端面(以下、「上端面」という。)231に対向する対向面2231、および、対向面2231から界磁用磁石要素23の上端面231に向かって突出する突出部2232を備える。突出部2232は、界磁用磁石要素23の中心軸J1側の面(すなわち、界磁用磁石要素23の裏面)に接するロータコア22上の面226から離間しつつ対向面2231から突出して界磁用磁石要素23の上端面231に当接する。
FIG. 4 is an enlarged view showing a part of the
界磁用磁石要素23がロータコア22に固定される際には、図4に示すように、第1磁石当接部223の突出部2232に界磁用磁石要素23の上端面231が当接し、これにより、界磁用磁石要素23の中心軸J1方向の位置決めが正確に行われる。さらに、突出部2232により、界磁用磁石要素23の上端面231の当接面積を小さくするとともに上端面231と対向面2231との間、および、界磁用磁石要素23の下端面とロータコア22との間に隙間を設けることにより、界磁用磁石要素23の上下端面からロータコア22への磁束の漏洩を抑えて駆動効率を高めることができる。
When the
ロータ部2では、図3および図4に示すように、界磁用磁石要素23の一方の側面が第2磁石当接部224に当接することにより、界磁用磁石要素23の周方向の位置決めが正確に行われる。なお、界磁用磁石要素23が嵌め込まれる凹部の幅は界磁用磁石要素23がすきまばめにて嵌め込まれる幅とされてもよく、この場合、凹部の両側の面と界磁用磁石要素23とがほぼ当接するため、凹部の両側の面が界磁用磁石要素23の周方向の位置決めを行う第2磁石当接部224としての役割を果たすこととなる。界磁用磁石要素23は、裏面が面226に接着されることによりロータコア22に固定される。
In the
以上に説明したように、モータ1では、軸受機構4が1つの部材として形成されたハウジング11の軸受保持部113内で保持され、ロータコア22が、内部に軸受機構4が配置されるいわゆる片持ち構造にて支持される。したがって、中心軸方向に関して中心軸に垂直なロータコア22の断面形状が複雑に変化するが、金属の粉末材料の加圧成形、焼結等の工程を経てロータコア22が形成されるため、このような複雑な形状を有するロータコア22であっても容易に形成することができ、モータの製造コストを削減することができる。また、ロータコア22の形状を自由に設計することもできる。
As described above, in the
なお、ロータコア22の形状は図1に示すものには限定されないが、ロータコア22がシャフト21に接続されるとともに少なくとも円筒部を有する場合は中心軸方向に関して中心軸に垂直な断面形状が複雑に変化することとなり、このようなロータコア22は電磁鋼板の積層や金属の切削では作成困難となるが、粉末材料からロータコア22を製造することによりこのような問題を解消することができる。
The shape of the
さらに、粉末材料からロータコア22を製造することにより、中心軸方向および周方向に対して界磁用磁石要素23の取付位置を決定する第1磁石当接部223、第2磁石当接部224、および、センサ用磁石24の取付位置を決定するセンサ用磁石当接部225を容易に設けることができる。これにより、ロータコア22に界磁用磁石要素23およびセンサ用磁石24が一体に取り付けられた状態でセンサ用磁石24を着磁することができ、界磁用磁石230とセンサ用磁石24との着磁位置を高精度に合わせることができる。
Furthermore, by manufacturing the
また、モータ1では、界磁用磁石要素23およびセンサ用磁石24の位置決めを行うための特別な部材や治具が必要とされず、その上、上側ロータカバー25aおよび下側ロータカバー25bで界磁用磁石要素23およびセンサ用磁石24を覆うことができるため、ロータ部2の部品点数を削減することができ、モータ1の製造コストおよび工数を低減することができる。
Further, the
さらに、センサ用磁石24がロータコア22の上端の外周面に設けられ、センサ用磁石24とホール素子53とが半径方向に関して対向するように配置されることにより、ブスバー51が電機子30とは反対側へとロータコア22から突出する量を減少させることができ、モータ1の軸方向の長さを短縮することができる。
Furthermore, the
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、様々な変更が可能である。 As mentioned above, although embodiment of this invention has been described, this invention is not limited to the said embodiment, A various change is possible.
第1磁石当接部223、第2磁石当接部224およびセンサ用磁石当接部225の形状は様々なに変形されてよく、例えば、界磁用磁石要素23の上端に凸部を設け、ロータコア22の凹部の対向面2231から突出部2232を省略し、磁石の凸部が対向面2231(この場合、第1磁石当接部223となる。)に当接することにより界磁用磁石要素23の取付位置が決定されてもよい。界磁用磁石要素23が嵌め込まれる凹部が省略されて、ロータコア22の外側面上に設けられた突起が第1磁石当接部223や第2磁石当接部224の役割を果たしてもよい。例えば、ロータコア22の外側面から外側に突出してさらに下側に突出して界磁用磁石要素23の上端面231に当接する突出部2232やロータコア22の外側面から斜め下方向に突出する突出部2232が設けられてもよい。また、センサ用磁石24が取り付け前に着磁されてもよく、この場合においても周方向の位置決めのためのDカットをロータコア22に容易に形成することができる。その他の例として、センサ用磁石24を射出成形により形成し、ゲート部に生じる突起とロータコア22に形成された凹部とでセンサ用磁石24の位置決めが行われてもよい。
The shapes of the first
また、モータ1では、上側ロータカバー25aおよび下側ロータカバー25bがステンレス鋼にて略円筒状に形成されているが、ステンレス鋼以外の非磁性体の材料(例えば、樹脂等)にて形成されてもよい。
In the
軸受機構4は、1対の軸受41,42以外の軸受を有していてもよく、例えば、含油スリーブによりシャフト21が支持されてもよい。また、シャフト21は片持ち構造にて支持される必要はなく、両持ち構造にて支持されてもよい。すなわち、ハウジング11に対してシャフト21を回転可能に支持する軸受機構は、ロータコア22に対して上下に分離されてもよい。上側ロータカバー25aおよび下側ロータカバー25bは一体的に設けられて界磁用磁石230およびセンサ用磁石24の全体が1つのロータカバーにより覆われてもよい。
The bearing mechanism 4 may have a bearing other than the pair of
モータ1は、自動車の電動パワーステアリング以外に、電動ブレーキシステムや電磁サスペンション、トランスミッションシステムに利用されてもよく、また、複雑な形状のロータコアを備えるモータが用いられる様々なシステムに利用されてよい。
The
1 モータ
4 軸受機構
11 ハウジング
21 シャフト
22 ロータコア
23 界磁用磁石要素
24 センサ用磁石
25a 上側ロータカバー
30 電機子
51 ブスバー
53 ホール素子
111 筒状部
221 蓋部
222 円筒部
223 第1磁石当接部
224 第2磁石当接部
225 センサ用磁石当接部
226 面
230 界磁用磁石
231 上端面
2232 突出部
J1 中心軸
DESCRIPTION OF
Claims (7)
シャフトと、
粉末材料の加圧成形および焼結を含む工程により形成された磁性体であり、中心軸が前記シャフトの中心軸に一致する円筒部を有するとともに前記シャフトに取り付けられるロータコアと、
前記ロータコアの外周面上に取り付けられる界磁用磁石と、
前記中心軸を囲む筒状部を有するハウジングと、
前記筒状部の内側面に固定され、前記ロータコアの前記外周面と対向して、前記界磁用磁石との間で前記中心軸を中心とするトルクを発生する電機子と、
前記ハウジングに対して前記シャフトを前記中心軸を中心に回転可能に支持する軸受機構と、
を備えることを特徴とするモータ。 An electric motor,
A shaft,
A magnetic body formed by a process including pressure molding and sintering of a powder material, a rotor core having a cylindrical portion whose central axis coincides with the central axis of the shaft and attached to the shaft;
A field magnet mounted on the outer peripheral surface of the rotor core;
A housing having a cylindrical portion surrounding the central axis;
An armature that is fixed to the inner surface of the cylindrical portion, and that faces the outer peripheral surface of the rotor core and generates torque about the central axis with the field magnet;
A bearing mechanism that rotatably supports the shaft about the central axis with respect to the housing;
A motor comprising:
前記ロータコアが、前記円筒部の一方の端部を閉塞する蓋部を備え、前記蓋部が前記シャフトに取り付けられ、前記円筒部の他方の端部が自由端とされ、前記軸受機構の少なくとも一部が、前記円筒部内に位置することを特徴とするモータ。 The motor according to claim 1,
The rotor core includes a lid portion that closes one end portion of the cylindrical portion, the lid portion is attached to the shaft, the other end portion of the cylindrical portion is a free end, and at least one of the bearing mechanisms. The motor is characterized in that the part is located in the cylindrical part.
前記界磁用磁石が、複数の界磁用磁石要素の集合であり、
前記ロータコアが、前記複数の界磁用磁石要素のそれぞれと当接することにより前記中心軸方向の位置を決定する第1磁石当接部および周方向の位置を決定する第2磁石当接部を備えることを特徴とするモータ。 The motor according to claim 1 or 2,
The field magnet is a set of a plurality of field magnet elements;
The rotor core includes a first magnet contact portion that determines a position in the central axis direction by contacting each of the field magnet elements and a second magnet contact portion that determines a position in the circumferential direction. A motor characterized by that.
前記第1磁石当接部が、前記界磁用磁石要素の前記中心軸側の面に接する前記ロータコア上の面から離間しつつ前記界磁用磁石要素の前記一の端面に向かって突出して前記一の端面に当接する突出部を備えることを特徴とするモータ。 The motor according to claim 3,
The first magnet contact portion protrudes toward the one end surface of the field magnet element while being separated from a surface on the rotor core that is in contact with the surface on the central axis side of the field magnet element. A motor comprising a projecting portion that comes into contact with one end face.
前記中心軸を中心とする環状であり、前記ロータコアの外周面上に取り付けられたセンサ用磁石と、
前記中心軸に対して前記センサ用磁石の外側に配置され、前記センサ用磁石からの磁界を検出して前記ロータコアの向きを検出するセンサと、
をさらに備え、
前記ロータコアが、前記センサ用磁石と当接して前記センサ用磁石の前記中心軸方向の位置を決定するセンサ用磁石当接部を備えることを特徴とするモータ。 The motor according to any one of claims 1 to 4,
A sensor magnet mounted on the outer peripheral surface of the rotor core, the ring being centered on the central axis;
A sensor that is disposed outside the sensor magnet with respect to the central axis, detects a magnetic field from the sensor magnet, and detects the orientation of the rotor core;
Further comprising
The motor according to claim 1, wherein the rotor core includes a sensor magnet contact portion that contacts the sensor magnet and determines a position of the sensor magnet in the central axis direction.
前記センサ用磁石が前記ロータコアの一端の外周面に設けられ、
前記電機子の一の端部に取り付けられるとともに前記センサ用磁石の外周を囲むブスバーをさらに備え、
前記センサが、前記ブスバーの内周部に配置されることを特徴とするモータ。 The motor according to claim 5,
The sensor magnet is provided on an outer peripheral surface of one end of the rotor core;
A bus bar attached to one end of the armature and surrounding an outer periphery of the sensor magnet;
The motor according to claim 1, wherein the sensor is disposed on an inner peripheral portion of the bus bar.
前記ロータコアが、前記センサ用磁石と前記界磁用磁石の少なくとも一部とを覆うロータカバーをさらに備えることを特徴とするモータ。 The motor according to claim 5 or 6,
The motor according to claim 1, wherein the rotor core further includes a rotor cover that covers the sensor magnet and at least a part of the field magnet.
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005377060A JP2007181314A (en) | 2005-12-28 | 2005-12-28 | Motor |
US11/567,748 US20070145838A1 (en) | 2005-12-07 | 2006-12-07 | Motor and Method of Manufacturing Housing |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005377060A JP2007181314A (en) | 2005-12-28 | 2005-12-28 | Motor |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007181314A true JP2007181314A (en) | 2007-07-12 |
Family
ID=38305894
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005377060A Withdrawn JP2007181314A (en) | 2005-12-07 | 2005-12-28 | Motor |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007181314A (en) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009219334A (en) * | 2008-03-13 | 2009-09-24 | Nippon Densan Corp | Motor |
JP2009247138A (en) * | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Jtekt Corp | Motor and vehicular steering device equipped with the same |
JP2011088455A (en) * | 2009-10-20 | 2011-05-06 | Yuhshin Co Ltd | Electric steering lock device |
JP2016031342A (en) * | 2014-07-30 | 2016-03-07 | 株式会社デンソー | Rotational angle detector |
JP2016152676A (en) * | 2015-02-17 | 2016-08-22 | 三菱電機株式会社 | Dynamo-electric machine |
WO2017126694A1 (en) * | 2016-01-22 | 2017-07-27 | ヤマハ発動機株式会社 | Dynamo-electric machine |
JP2019037026A (en) * | 2017-08-10 | 2019-03-07 | ミネベアミツミ株式会社 | Stator structure and brushless motor |
WO2019239952A1 (en) | 2018-06-13 | 2019-12-19 | Ntn株式会社 | Rotor unit, electric motor, and electric actuator |
WO2019244243A1 (en) * | 2018-06-19 | 2019-12-26 | 三菱電機株式会社 | Motor, and valve timing regulation device |
WO2020202489A1 (en) * | 2019-04-03 | 2020-10-08 | 三菱電機株式会社 | Rotor, motor, electric fan, electric vacuum cleaner, and hand-dryer device |
US20220320983A1 (en) * | 2021-03-31 | 2022-10-06 | Nidec Corporation | Motor and electrical product |
-
2005
- 2005-12-28 JP JP2005377060A patent/JP2007181314A/en not_active Withdrawn
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009219334A (en) * | 2008-03-13 | 2009-09-24 | Nippon Densan Corp | Motor |
JP2009247138A (en) * | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Jtekt Corp | Motor and vehicular steering device equipped with the same |
JP2011088455A (en) * | 2009-10-20 | 2011-05-06 | Yuhshin Co Ltd | Electric steering lock device |
JP2016031342A (en) * | 2014-07-30 | 2016-03-07 | 株式会社デンソー | Rotational angle detector |
JP2016152676A (en) * | 2015-02-17 | 2016-08-22 | 三菱電機株式会社 | Dynamo-electric machine |
WO2017126694A1 (en) * | 2016-01-22 | 2017-07-27 | ヤマハ発動機株式会社 | Dynamo-electric machine |
JP2019037026A (en) * | 2017-08-10 | 2019-03-07 | ミネベアミツミ株式会社 | Stator structure and brushless motor |
WO2019239952A1 (en) | 2018-06-13 | 2019-12-19 | Ntn株式会社 | Rotor unit, electric motor, and electric actuator |
WO2019244243A1 (en) * | 2018-06-19 | 2019-12-26 | 三菱電機株式会社 | Motor, and valve timing regulation device |
JPWO2019244243A1 (en) * | 2018-06-19 | 2021-01-14 | 三菱電機株式会社 | Motor and valve timing adjuster |
WO2020202489A1 (en) * | 2019-04-03 | 2020-10-08 | 三菱電機株式会社 | Rotor, motor, electric fan, electric vacuum cleaner, and hand-dryer device |
JPWO2020202489A1 (en) * | 2019-04-03 | 2021-10-14 | 三菱電機株式会社 | Rotors, motors, electric blowers, vacuum cleaners, and hand dryers |
JP7086274B2 (en) | 2019-04-03 | 2022-06-17 | 三菱電機株式会社 | Rotors, motors, electric blowers, vacuum cleaners, and hand dryers |
US20220320983A1 (en) * | 2021-03-31 | 2022-10-06 | Nidec Corporation | Motor and electrical product |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2007181314A (en) | Motor | |
US20070145838A1 (en) | Motor and Method of Manufacturing Housing | |
US10494014B2 (en) | Motor including nonmagnetic contamination cover and electric power steering device including same | |
JP4774888B2 (en) | motor | |
JP4697597B2 (en) | Busbar and motor | |
US10243432B2 (en) | Rotation angle detection device | |
JP5007581B2 (en) | motor | |
JP4468033B2 (en) | Electric motor for variable valve timing device of vehicle engine | |
JP5093748B2 (en) | motor | |
CN103812257B (en) | Motor | |
JP4623430B2 (en) | Busbar unit, electric motor, and busbar unit manufacturing method | |
JP4479821B2 (en) | Control device-integrated electric power steering apparatus motor and electric power steering apparatus | |
JP5957713B2 (en) | motor | |
US10411553B2 (en) | Motor including bus bar assembly | |
JP2007221976A (en) | Brushless motor | |
US10439467B2 (en) | Motor | |
JPWO2005107049A1 (en) | Brushless motor | |
US11881747B2 (en) | Motor | |
JP2007159322A (en) | Motor and manufacturing method for housing | |
JP2007221977A (en) | Brushless motor | |
JP2018007418A (en) | Motor device | |
US9935522B2 (en) | Motor device | |
JP4702593B2 (en) | motor | |
JP2008220008A (en) | Brushless motor and fluid pump device | |
CN114981620B (en) | Magnet holder |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080111 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20091211 |