JP2007181074A

JP2007181074A - 通信装置及び通信方法

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Publication number: JP2007181074A
Application number: JP2005379355A
Authority: JP
Inventors: Kei Akiyama; 圭秋山; Aki Ohashi; 亜希大橋; Masaomi Kaneuchi; 正臣金内; Kimiyoshi Himeno; 公美姫野
Original assignee: NTT Docomo Inc
Current assignee: NTT Docomo Inc
Priority date: 2005-12-28
Filing date: 2005-12-28
Publication date: 2007-07-12
Anticipated expiration: 2025-12-28
Also published as: JP4138802B2

Abstract

【課題】ユーザが中断を要求してから、接続が解放されるまで時間を短縮する。
【解決手段】パケット接続手順が開始された後、パケット発信中断要求部１０２からパケット発信中断要求検知部２０３に対してsmreg-PDP-deactivate.reqが発信される。パケット発信中断要求検知部２０３が、smreg-PDP-deactivate.reqを受信すると、接続状態検知部２０４がネットワーク確立部２１０とネットワーク３００との間の接続状態の情報を取得する。接続状態の情報を取得した時点が、ネットワーク３００からＭＴＦ２００のパケット接続確立部２１２に対してSECURITY MODE COMMANDが発信される前なら、パケット発信中断要求処理部２０５は待機状態を省略し、即座にネットワーク接続確立部２１０に対して、パケット接続手続きを中断する旨の指令を発信する。
【選択図】図１

Description

本発明は、通信接続時の接続中断を効率よく行う通信装置及び通信方法に関するものである。

通信装置が、パケット発信を行う場合、ネットワークとの間でＲＲＣ接続（無線手順）を確立し、パケット接続を確立した後に、パケット発信を行う。そして、通信装置は、パケット接続が確立するための手順として、ネットワークからＭＴＦ（通信装置の中で、ネットワークとやり取りを制御するプログラムである）に対して発信された、SECURITY MODE COMMAND（暗号化を要求するなどの処理が含まれる）を受信する。そして通信装置は、ネットワークに対して、SECURITY MODE COMPLETE（SECURITY MODE COMMANDの承諾を通知する）を発信し、その後、ACTIVATE PDP CONTEXT REQUEST（パケット接続の確立宣言などが含まれる）を発信し、ネットワークからのACTIVATE PDP CONTEXT ACCEPT（ACTIVATE PDP CONTEXT REQUESTの承諾を承諾と通知する）を受信する。この手順を完了することにより、パケット接続が確立され、ネットワークとの間でパケットの送受信を行うことが可能となる。
3GPP TS 24.008 V3.19.0(2004-06) 3rd GenerationPartnership Project; Technical Specification Group Core Network; Mobile radio interfacelayer 3 specification; Core Network Protocols - Stage 3 (Release 1999)、[online]、２００４年６月１２日、〔２００５年９月２８日検索〕インターネット〈URL:http://www.3gpp.org/ftp/Specs/2005-09/R1999/24_series/24008-3j0.zip〉

しかし、パケット接続手順が始まると、途中でユーザがパケット発信の中断を要求しても、パケット接続確立のための手順が行われることが、規格で決まっているため、パケット接続が確立した後で、接続の中断が行われることとなる。そのため、ユーザがパケット発信の中断を要求してから、パケット接続が中断されるまでの時間に遅延が発生していた。

そこで、上述の課題を解決するため、本発明は、ユーザが中断を要求してから、接続が解放されるまで時間を短縮することができる通信装置及び方法を提供することを目的とする。

上記課題を解決するために、本発明の通信装置は、ユーザからの発信要求に基づいて、ネットワークとの間で接続手順を開始する接続手段と、前記接続手段による接続手順において、ネットワークとの間で予め定めた接続確立手順を開始する接続確立手段と、前記接続確立手段が接続確立手順を開始する前に、発信中断要求を検知した場合、前記接続手段による接続手順を中断し、前記接続確立手段が接続確立手順を開始した後に、発信中断要求を検知した場合、接続確立手順が完了した後、前記接続手段による接続手順を中断する接続中断手段と、を備えている。

また、本発明の通信方法は、ユーザからの発信要求に基づいて、ネットワークとの間で接続手順を開始する接続ステップと、前記接続ステップによる接続手順において、ネットワークと間で予め定めた接続確立手順を開始する接続確立ステップと、前記接続確立ステップが接続確立手順を開始する前に、発信中断要求を検知した場合、前記接続ステップによる接続手順を中断し、前記接続確立ステップが接続確立手順を開始した後に、発信中断要求を検知した場合、接続確立手順が完了した後、前記接続ステップによる接続手順を中断する接続中断ステップと、を備えている。

この発明によれば、接続確立手順を開始する前に、発信中断要求を検知した場合、接続確立手順が完了するのを待たずに、接続手順を中断する。これにより、ユーザが発信中断を要求してから、ネットワークとの間の接続が完全に解放されるまでの時間を１秒〜２秒程度、短縮することができる。

本発明によれば、ユーザが中断を要求してから、接続が解放されるまでの時間を短縮することができる。

図１は、本実施形態の通信装置１のブロック構成図である。

図１に示されるように、本実施形態に係る通信装置１は操作部１０と、表示部２０と、通信装置の中で、ユーザとインタフェース部とのやり取りを制御するプログラムであるＴＡＦ１００と、通信装置の中で、ネットワーク３００とのやり取りを制御するプログラムであるＭＴＦ２００とを含んで構成されている。なお、本実施形態では、ネットワーク３００は、基地局、交換機を含んだものである。

操作部１０は、ユーザが手動操作を行う部分であり、操作用ボタン等が設けられている。ユーザは操作部１０から、パケット発信やパケット発信中断の要求を入力し、入力された要求はＴＡＦ１００に伝達される。

表示部２０は、ネットワーク接続の状態などをユーザに提示する部分であり、ＴＡＦ１００から情報を受け取ることとなっている。

ＴＡＦ１００は、パケット発信要求部１０１と、パケット発信中断要求部１０２と、解放通知受信部１０３とを備えている。

パケット発信要求部１０１は、ＭＴＦ２００のパケット発信要求検知部２０１に接続されており、ユーザから操作部１０を介してパケット発信を要求されたとき、パケット発信要求検知部２０１に信号を発信する。

パケット発信中断要求部１０２は、ＭＴＦ２００のパケット発信中断要求検知部２０３に接続されており、ユーザから操作部１０を介してパケット発信中断を要求されたとき、パケット発信中断要求検知部２０３に信号を発信する。

解放通知受信部１０３は、ＭＴＦ２００の解放通知発信部２０６と接続されており、ＭＴＦ２００のパケット接続確立部２１２とネットワーク３００との間の接続が解放されたときに、解放通知発信部２０６から発信される、接続解放通知を示すsmreg-PDP-deactivate
.cnfを受信する。

ＭＴＦ２００は、パケット発信要求検知部２０１と、パケット発信要求処理部２０２と、パケット発信中断要求検知部２０３と、接続状態検知部２０４と、パケット発信中断要求処理部２０５（接続中断手段）と、解放通知発信部２０６と、ネットワーク接続確立部２１０（接続手段、接続確立手段）とを備えている。

パケット発信要求検知部２０１は、パケット発信要求部１０１と、パケット発信要求処理部２０２とに接続されており、パケット発信要求部１０１から出力される信号を検知し、パケット発信要求処理部２０２に指令を発信する。

パケット発信要求処理部２０２は、パケット発信要求検知部２０１と、ネットワーク接続確立部２１０とに接続されており、パケット発信要求検知部２０１から出力される指令に基づき、ネットワーク接続確立部２１０にネットワーク３００との接続手順を開始させるための指令を発信する。

パケット発信中断要求検知部２０３は、パケット発信中断要求部１０２と、接続状態検知部２０４に接続されており、パケット発信中断要求部１０２から出力される信号を検知する。そして、パケット発信中断要求検知部２０３は、パケット発信中断要求部１０２から出力される信号を検知した時点における、ネットワーク接続状態の情報を、ネットワーク接続確立部２１０から取得させるための指令を接続状態検知部２０４に対して発信する。

接続状態検知部２０４は、パケット発信中断要求検知部２０３と、パケット発信中断要求処理部２０５と、ネットワーク接続確立部２１０とに接続されている。そして、接続状態検知部２０４は、パケット発信中断要求検知部２０３から出力される指令に基づき、パケット発信中断要求検知部２０３から出力される指令を受け取った時点におけるネットワーク接続状態の情報を、ネットワーク接続確立部２１０から取得し、取得した情報をパケット発信中断要求処理部２０５に送信する。

パケット発信中断要求処理部２０５は、接続状態検知部２０４と、ネットワーク接続確立部２１０とに接続されており、接続状態検知部２０４から送信されたネットワーク接続状態の情報に基づき、ネットワーク接続確立部２１０にネットワーク３００との接続手順を中断させるための指令を発信する。

具体的には、接続状態検知部２０４からパケット発信中断要求処理部２０５に対して送信された情報が、ネットワーク接続確立部２１０のパケット接続確立部２１２はSECURITY MODE COMMANDを受信した後の状態である、ことを示す場合、パケット発信中断要求処理部２０５は中断処理待ちとなる。なお、SECURITY MODE COMMANDはネットワーク３００からの暗号化要求などの秘匿処理を意味するものである。そして、パケット接続確立部２１２は、ネットワーク３００に対して、SECURITY MODE COMMAND の承諾通知を示すSECURITY MODE COMPLETE、及びパケット接続の確立宣言などを示すACTIVATE PDP CONTEXT REQUESTが発信し、ネットワークからの、ACTIVATE PDP CONTEXTREQUESTの承諾通知を示すACTIVATE PDP CONTEXT ACCEPTを受信する。これによって、ネットワーク接続確立部２１０のパケット接続確立部２１２とネットワーク３００との間でパケット接続が確立される。その後、パケット発信中断要求処理部２０５は、ネットワーク接続確立部２１０に対して、パケット接続を中断する旨の指令を発信する。

すなわち、ネットワーク接続確立部２１０のパケット接続確立部２１２が、ネットワーク３００との間で予め定めた、秘匿のためのデータ通信接続の接続確立手順を開始する前に、発信中断要求を検知した場合、ネットワーク接続確立部２１０に対して、接続手順を中断する旨の指令を発信する。そして、接続確立手順を開始した後に、発信中断要求を検知した場合、接続確立手順が完了した後、ネットワーク接続確立部２１０に対して、接続手順を中断する旨の指令を発信する。

これにより、通信装置１は、秘匿の手順の実行後に発信中断要求を検知した場合、何ら割り込み処理をかけることなく、秘匿の手順を一通り実行することにより、通信相手の同一性を確実に確認することができ、また偽証などの割り込みが入る余地をなくし、セキュリティの高い通信を行うことができる。逆に、通信装置１が秘匿の手順の実行前に発信中断要求を検知した場合には、秘匿の手順を実行する前に処理を行うことで、やはりセキュリティの高い通信を行うことができる。

また、接続状態検知部２０４からパケット発信中断要求処理部２０５に対して送信された情報が、ネットワーク接続確立部２１０のパケット接続確立部２１２はネットワーク３００からSECURITY MODE COMMANDを受信する前の状態である、ことを示す場合、パケット発信中断要求処理部２０５はコマンドの送信処理をすることなく、即座にネットワーク接続確立部２１０に対して、パケット接続を中断する旨の指令を発信する。

解放通知発信部２０６は、解放通知受信部１０３と、ネットワーク３００とに接続されている。解放通知発信部２０６は、ＭＴＦ２００のパケット接続確立部２１２とネットワーク３００との間の接続が解放されたときに、ネットワーク３００から発信される、パケット接続中断承諾を示すDEACTIVATE PDP CONTEXT ACCEPTを受信し、解放通知受信部１０３にsmreg-PDP-deactivate.cnfを発信する。

ネットワーク接続確立部２１０は、ＲＲＣ接続確立部２１１と、パケット接続確立部２１２（接続確立手段）とを備える。

ＲＲＣ接続確立部２１１は、パケット発信要求処理部２０２からの指示により、ネットワーク３００との間で、無線通信の接続手順であるＲＲＣ接続を確立する部分である。

パケット接続確立部２１２は、ネットワーク３００との間で、パケット通信接続を確立する部分であり、パケット接続手順はＲＲＣ接続が確立された後に開始され、パケット接続が確立すれば、通信装置１とネットワーク３００との間で、パケットの送受信を行うことが可能となる。

次に、このように構成された通信装置１の動作について説明する。

まず、ＭＴＦ２００のパケット接続確立部２１２が、ネットワーク３００から、SECURITY MODE COMMANDを受信した後に中断要求がなされたときの通信装置１の動作について、図２を用いて説明する。

図２は、パケット接続確立部２１２が、ネットワーク３００から、SECURITY MODE COMMANDを受信した後に中断要求がなされたときの通信装置１とネットワー.ク３００の動作を示すシーケンス図である。

待受けの状態でユーザが、操作部１０を介してパケット発信を要求すると、ＴＡＦ１００のパケット発信要求部１０１は、ＭＴＦのパケット発信要求検知部２０１に対して、パケット発信要求を示すsmreg-PDP-activate.req を発信する（Ｓ１０１）。そして、smreg-PDP-activate.reqを、ＭＴＦ２００のパケット発信要求検知部２０１が受信すると、ＭＴＦ２００のＲＲＣ接続確立部２１１は、ネットワーク３００との間でＲＲＣ接続確立手順を開始する（Ｓ１０２）。

ＲＲＣ接続確立手順が完了し、ＭＴＦ２００のＲＲＣ接続確立部２１１とネットワーク３００との間でＲＲＣ接続が確立されると、ＭＴＦ２００のパケット接続確立部２１２は、ネットワーク３００に対し、パケット接続手順開始宣言を示すSERVICE REQUEST を発信する（Ｓ１０３）。その後、ＭＴＦ２００のパケット接続確立部２１２は、ネットワーク３００との間でパケット接続手順を開始する。

ＭＴＦ２００のパケット接続確立部２１２とネットワーク３００との間でパケット接続手順が開始され、一定の時間が経過すると、ネットワーク３００は、ＭＴＦ２００のパケット接続確立部２１２に対し、SECURITY MODE COMMAND を発信する（Ｓ１０４）。この時、ＴＡＦ１００のパケット発信中断要求部１０２は、ＭＴＦ２００のパケット発信中断要求検知部２０３に対し、パケット発信中断要求を示すsmreg-PDP-deactivate.req を発信する（Ｓ１０５）。ＭＴＦ２００のパケット発信中断要求検知部２０３が、smreg-PD
P-deactivate.reqを受信すると、ＭＴＦ２００の接続状態検知部２０４は、ＭＴＦ２００のネットワーク接続確立部２１０とネットワーク３００との間の接続状態の情報を取得する。

本動作では接続状態の情報を取得した時点は、ＭＴＦ２００のパケット接続確立部２１２が、ネットワーク３００から、SECURITY MODE COMMANＤを受信した後であるため、パケット発信中断要求処理部２０５は中断処理待ちとなる。

ＭＴＦ２００のパケット発信中断要求処理部２０５が中断処理待ちとなっている間に、ＭＴＦ２００のパケット接続確立部２１２は、ネットワーク３００に対して、SECURITY MODE COMPLETEを発信する（Ｓ１０６）。その後、ＭＴＦ２００のパケット接続確立部２１２は、ネットワーク３００に対して、ACTIVATE PDP CONTEXT REQUEST を発信し（Ｓ１０７）、ネットワークからのACTIVATE PDP CONTEXT ACCEPTを受信する（Ｓ１０８）。これにより、ＭＴＦ２００のパケット接続確立部２１２とネットワーク３００との間で、パケット接続が確立される。

パケット接続が確立された時点で、パケット発信中断要求処理部２０５は、ネットワーク接続確立部２１０に対して、パケット接続を中断する旨の指令を発信する。その後、ＭＴＦ２００のパケット接続確立部２１２は、ネットワーク３００に対して、パケット接続中断要求を示すDEACTIVATE PDP CONTEXT REQUESTを発信する（Ｓ１０９）。

ネットワーク３００が、DEACTIVATE PDP CONTEXT REQUESTを受信すると、ネットワーク３００はＭＴＦ２００の解放通知発信部２０６に対して、DEACTIVATE PDP CONTEXT ACCEPTを発信し（Ｓ１１０）、ＭＴＦ２００のパケット接続確立部２１２とネットワーク３００との間のパケット接続が中断される。

ＭＴＦ２００のパケット接続確立部２１２とネットワーク３００との間のパケット接続が中断されると、ＭＴＦ２００の解放通知発信部２０６は、ＴＡＦ１００の解放通知受信部１０３にsmreg-
PDP-deactivate.cnfを発信する（Ｓ１１１）。その後、ＭＴＦ２００のＲＲＣ接続確立部２１１は、ネットワーク３００との間でＲＲＣ接続解放手順Ｓ１１２を開始し、ＭＴＦ２００のＲＲＣ接続確立部２１１とネットワーク３００との間のＲＲＣ接続を解放する（Ｓ１１２）。

また、ＭＴＦ２００のパケット接続確立部２１２が、SECURITY MODE COMMANDを受信した後に、ＭＴＦ２００のパケット発信中断要求検知部２０３が、smreg-PDP-deactivate.reqを受信する場合、どのタイミングで受信しても、本動作のような手順となる。

次に、ＭＴＦ２００のパケット接続確立部２１２が、ネットワーク３００から、SECURITY MODE COMMANDを受信する前に中断要求がなされたときの通信装置１の動作について、図３を用いて説明する。

図３は、パケット接続確立部２１２が、ネットワーク３００から、SECURITY MODE COMMANDを受信する前に中断要求がなされたときの通信装置１とネットワーク３００の動作を示すシーケンス図である。

待受けの状態でユーザが、操作部１０を介してパケット発信を要求すると、ＴＡＦ１００のパケット発信要求部１０１がsmreg-PDP-activate.reqを発信する（Ｓ１０１）。ＭＴＦ２００のパケット発信要求検知部２０１がsmreg-PDP-activate.reqを受信すると、ＭＴＦ２００のＲＲＣ接続確立部２１１は、パケット発信要求処理部２０２からの指示により、ネットワーク３００との間でＲＲＣ接続確立手順を開始する（Ｓ１０２）。

ＲＲＣ接続確立手順が完了し、ＭＴＦ２００のＲＲＣ接続確立部２１１と、ネットワーク３００との間でＲＲＣ接続が確立されると、ＭＴＦ２００のパケット接続確立部２１２は、ネットワーク３００に対し、SERVICE REQUEST を発信する（Ｓ１０３）。その後、ＭＴＦ２００のパケット接続確立部２１２は、ネットワーク３００との間でパケット接続手順を開始する。

ＭＴＦ２００のパケット接続確立部２１２と、ネットワーク３００との間でパケット接続手順が開始された後、ＴＡＦ１００のパケット発信中断要求部１０２は、ＭＴＦ２００のパケット発信中断要求検知部２０３に対してsmreg-PDP-deactivate.reqを発信する（Ｓ１１３）。ＭＴＦ２００のパケット発信中断要求検知部２０３が、smreg-PDP-deactivate.reqを受信すると、ＭＴＦ２００の接続状態検知部２０４はＭＴＦ２００のネットワーク接続確立部２１０とネットワーク３００との間の接続状態の情報を取得する。

本動作では接続状態の情報を取得した時点は、ＭＴＦ２００のパケット接続確立部２１２が、ネットワーク３００から、SECURITY MODE COMMANＤを受信する前なので、パケット発信中断要求処理部２０５はコマンドの送信処理をすることなく、即座にネットワーク接続確立部２１０に対して、パケット接続手続きを中断する旨の指令を発信する。

その後、ＭＴＦ２００のパケット接続確立部２１２は、ネットワーク３００に対して、パケット接続手順中断要求を示すSIGNALLING CONNECTIONRELEASE INDICATIONを発信する（Ｓ１１４）。ネットワーク３００がSIGNALLING CONNECTION RELEASE INDICATIONを受信すると、ＭＴＦ２００のパケット接続確立部２１２とネットワーク３００との間のパケット接続手続きが中断される。

ＭＴＦ２００のパケット接続確立部２１２とネットワーク３００との間のパケット接続手順が中断されると、ＭＴＦ２００の解放通知発信部２０６は、ＴＡＦ１００の解放通知受信部１０３に対してsmreg-PDP-deactivate.cnfを発信する（Ｓ１１５）。その後、ＭＴＦ２００のＲＲＣ接続確立部２１１は、ネットワーク３００との間でＲＲＣ接続解放手順Ｓ１１２を開始し、ＭＴＦ２００のＲＲＣ接続確立部２１１とネットワーク３００との間のＲＲＣ接続を解放する（Ｓ１１６）。

また、ＭＴＦ２００のパケット接続確立部２１２が、SECURITY MODE COMMANDを受信する前に、ＭＴＦ２００のパケット発信中断要求検知部２０３が、smreg-PDP-deactivate
.reqを受信するものであれば、どのタイミングで受信しても、本動作のような手順となる。

本動作によれば、SECURITY MODE COMMAND、SECURITY MODE COMPLETE、ACTIVATEPDP CONTEXT REQUEST、ACTIVATE PDP CONTEXT ACCEPTの手順が完了するのを待たずに、ＭＴＦ２００のネットワーク接続確立部２１０による接続手順を中断する。これにより、ユーザがパケット発信中断を要求してから、ＭＴＦ２００のネットワーク接続確立部２１０とネットワーク３００との間の接続が完全に解放されるまでの時間を１秒〜２秒程度、短縮することができる。

なお、本発明においては、ＰＳ（Packet Domain）ドメインを用いた通信方式であればよく、例えば、パケットデータ通信以外であるＳＭＳ（Short Message Service）通信においても適用可能である。

本実施形態の通信装置１のブロック構成図である。 SECURITY MODE COMMANDを受信した後に中断要求がなされたときの通信装置１の動作を示すシーケンス図である。 SECURITY MODE COMMANDを受信する前に中断要求がなされたときの通信装置１の動作を示すシーケンス図である。

符号の説明

１・・・通信装置、１０・・・操作部、２０・・・表示部、１００・・・ＴＡＦ、１０１・・・パケット発信要求部、１０２・・・パケット発信中断要求部、１０３・・・解放通知受信部、２００・・・ＭＴＦ、２０１・・・パケット発信要求検知部、２０２・・・パケット発信要求処理部、２０３・・・パケット発信中断要求検知部、２０４・・・接続状態検知部、２０５・・・パケット発信中断要求処理部、２０６・・・解放通知発信部、２１０・・・ネットワーク確立部、２１１・・・ＲＲＣ接続確立部、２１２・・・パケット接続確立部、３００・・・ネットワーク。

Claims

ユーザからの発信要求に基づいて、ネットワークとの間で接続手順を開始する接続手段と、前記接続手段による接続手順において、ネットワークとの間で予め定めた接続確立手順を開始する接続確立手段と、前記接続確立手段が接続確立手順を開始する前に、発信中断要求を検知した場合、前記接続手段による接続手順を中断し、前記接続確立手段が接続確立手順を開始した後に、発信中断要求を検知した場合、接続確立手順が完了した後、前記接続手段による接続手順を中断する接続中断手段と、
を備える通信装置。
ユーザからの発信要求に基づいて、ネットワークとの間で接続手順を開始する接続ステップと、前記接続ステップによる接続手順において、ネットワークと間で予め定めた接続確立手順を開始する接続確立ステップと、前記接続確立ステップが接続確立手順を開始する前に、発信中断要求を検知した場合、前記接続ステップによる接続手順を中断し、前記接続確立ステップが接続確立手順を開始した後に、発信中断要求を検知した場合、接続確立手順が完了した後、前記接続ステップによる接続手順を中断する接続中断ステップと、
を備える通信方法。