JP2007178596A - 投射型映像表示システム - Google Patents

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JP2007178596A JP2005375443A JP2005375443A JP2007178596A JP 2007178596 A JP2007178596 A JP 2007178596A JP 2005375443 A JP2005375443 A JP 2005375443A JP 2005375443 A JP2005375443 A JP 2005375443A JP 2007178596 A JP2007178596 A JP 2007178596A
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Abstract

【課題】投射型表示装置の配置位置を比較的容易に変更でき、且つ、安価に配置位置の変更に応じて投射映像の反転制御を自動で行える投射型映像表示システムを提供することである。
【解決手段】 投射型映像表示システム100において、一端部が天井に固定された支持装置300に、互いに直交する第1回動軸,第2回動軸,第3回動軸の軸回りに回動する第1回動部,第2回動部,第3回動部と、CPU14に各回動部を回動させる角度制御プログラム16Aと、CPU14に出力部10を制御して当該制御信号を投射型映像表示装置200に出力させる出力制御プログラム16Bと、を備え、投射型映像表示装置200に、CPU21に入力された制御信号に基づいて各回動部の回動角度に応じて映像の上下方向及び/又は左右方向を反転させる反転プログラム23Cと、映像の台形歪みを補正させる台形補正プログラム23Bと、を備えた。
【選択図】図3

Description

本発明は、投射型映像表示システムに関する。
従来、光源から放射された光をDMD等の光学素子により変調し、光学レンズを通してスクリーン上に投射することにより映像等を表示するプロジェクタ等の投射型映像表示装置が知られている。
このような投射型映像表示装置を天井に設置する場合、当該投射型映像表示装置の天地が逆となり、投射される映像の天地も逆になってしまうので、この映像の上下を反転させる様々な技術が提案されている。
具体的には、例えば、特許文献1に記載の投射型映像表示装置では、傾きセンサにより当該投射型映像表示装置の傾き角を自動検出し、当該傾き角に基づいて投射映像の上下反転制御を行うものが記載されている(例えば、特許文献1)。
また、投射型映像表示装置を天井に取り付けて支持する支持体として様々なものが知られている。例えば、電灯を天井に取り付ける部材に係合することにより、投射型映像表示装置を天井に取り付ける支持体が知られている(例えば、特許文献2)。
特開2003−295310号公報 特開2004−184768号公報
しかしながら、特許文献1,2の投射型映像表示装置は、天井に取り付けられた場合、投射型映像表示装置の取り付け位置が固定されるため、一旦固定されると、その配置位置を変更することが容易ではない。また、投射型映像表示装置の配置位置を変更した場合は、再度、投射される映像の反転制御や台形補正制御を行う必要がある。そして、当該反転制御や台形補正制御を自動で行わせるためには、特許文献1に記載の傾きセンサ等の高価な装置を備えなければならない。
本発明の課題は、投射型表示装置の配置位置を比較的容易に変更でき、且つ、安価に配置位置の変更に応じて投射映像の反転制御を自動で行える投射型映像表示システムを提供することである。
請求項1に記載の発明は、スクリーンに映像を投射する投射型映像表示装置と、回動自在に前記投射型映像表示装置を支持する支持装置と、を備える投射型映像表示システムにおいて、
前記支持装置は、
一端部が天井に固定され、
第1回動軸の軸回りに回動する第1回動部と、
前記第1回動軸と直交する第2回動軸の軸回りに回動する第2回動部と、
前記第1回動軸及び前記第2回動軸に直交する第3回動軸の軸回りに回動する第3回動部と、
前記第1〜第3回動部を回動させるためのものであって、回動角度に対応した制御信号を生成する制御手段と、
前記制御手段により生成された制御信号により、前記第1〜第3回動部を回動させる回動駆動部と、
前記制御手段により生成された制御信号を前記投射型映像表示装置に出力する出力手段と、を備え、
前記投射型映像表示装置は、
前記支持装置から入力された制御信号により、前記第1〜第3回動部の回動角度に応じてスクリーンに投射される映像の上下方向及び/又は左右方向を反転する反転手段と、
前記支持装置から入力された制御信号により、前記第1〜第3回動部の回動角度に応じてスクリーンに投射される映像の台形歪みを補正する補正手段と、
を備えることを特徴としている。
請求項2に記載の発明は、スクリーンに映像を投射する投射型映像表示装置と、回動自在に前記投射型映像表示装置を支持する支持装置と、を備える投射型映像表示システムにおいて、
前記支持装置は、
回動軸の軸回りに回動する回動部と、
前記回動部を回動させるためのものであって、回動角度に対応した制御信号を生成する制御手段と、
前記制御手段により生成された制御信号により、前記回動部を回動させる回動駆動部と、
前記制御手段により生成された制御信号を前記投射型映像表示装置に出力する出力手段と、を備え、
前記投射型映像表示装置は、
前記支持装置から入力された制御信号により、前記回動部の回動角度に応じてスクリーンに投射される映像の上下方向及び/又は左右方向を反転する反転手段を備えることを特徴としている。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の投射型映像表示システムにおいて、
前記投射型映像表示装置は、
前記支持装置から入力された制御信号により、前記回動部の回動角度に応じてスクリーンに投射される映像の台形歪みを補正する補正手段を備えることを特徴としている。
請求項4に記載の発明は、請求項2又は3に記載の投射型映像表示システムにおいて、
前記支持装置は、
一端部が所定位置に固定され、
前記回動部は、
第1回動軸の軸回りに回動する第1回動部と、
前記第1回動軸と直交する第2回動軸の軸回りに回動する第2回動部と、
前記第1回動軸及び前記第2回動軸に直交する第3回動軸の軸回りに回動する第3回動部と、を備えることを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、支持装置において、制御手段により、回動部を回動させるためのものであって、回動角度に対応した制御信号が生成され、出力手段により、制御手段によって生成された制御信号が投射型映像表示装置に出力され、投射型映像表示装置において、反転手段により、支持装置から入力された制御信号により、回動部の回動角度に応じてスクリーンに投射される映像の上下方向及び/又は左右方向が反転されるので、回動部の回動により支持装置は自在に回動できることととなって、投射型映像表示装置の配置位置を自由に変更できるとともに、回動部を回動させる制御信号を利用することで、傾きセンサ等の高価な装置を備えずとも当該回動部の回動角度に応じて投射される映像の上下方向及び/又は左右方向が自動に反転されることとなって、投射型映像表示装置の配置位置の変更に応じた投射映像の反転制御を安価に自動で行うことができる。
また、投射型映像表示装置において、補正手段により、支持装置から入力された制御信号に基づいて、回動部の回動角度に応じてスクリーンに投射される映像の台形歪みが補正されるので、回動部を回動させる制御信号を利用することで、傾きセンサ等の高価な装置を備えずとも、回動部の回動角度に応じて投射される映像の台形歪みが補正されることとなって、投射型映像表示装置の配置位置の変更に応じた投射映像の台形補正制御を安価に自動で行うことができる。
また、支持装置は、一端部が天井に固定され、第1回動軸の軸回りに回動する第1回動部と、第1回動軸と直交する第2回動軸の軸回りに回動する第2回動部と、第1回動軸及び第2回動軸に直交する第3回動軸の軸回りに回動する第3回動部と、を備えるので、第1〜第3回動部の回動により支持装置はより自在に回動できることとなって、投射型映像表示装置の配置位置をより自由に変更できる。
また、支持装置は、一端部が天井に固定されるので、従来のような投射型映像表示装置を天井に固定するものに比べて、投射型映像表示装置の配置位置をより容易に変更できる。
請求項2に記載の発明によれば、支持装置において、制御手段により、回動部を回動させるためのものであって、回動角度に対応した制御信号が生成され、出力手段により、制御手段によって生成された制御信号が投射型映像表示装置に出力され、投射型映像表示装置において、反転手段により、支持装置から入力された制御信号により、回動部の回動角度に応じてスクリーンに投射される映像の上下方向及び/又は左右方向が反転されるので、回動部の回動により支持装置は自在に回動できることととなって、投射型映像表示装置の配置位置を自由に変更できるとともに、回動部を回動させる制御信号を利用することで、傾きセンサ等の高価な装置を備えずとも当該回動部の回動角度に応じて投射される映像の上下方向及び/又は左右方向が自動に反転されることとなって、投射型映像表示装置の配置位置の変更に応じた投射映像の反転制御を安価に自動で行うことができる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項2に記載の発明と同様の効果が得られるのは勿論のこと、特に、投射型映像表示装置において、補正手段により、支持装置から入力された制御信号に基づいて、回動部の回動角度に応じてスクリーンに投射される映像の台形歪みが補正されるので、回動部を回動させる制御信号を利用することで、傾きセンサ等の高価な装置を備えずとも、回動部の回動角度に応じて投射される映像の台形歪みが補正されることとなって、投射型映像表示装置の配置位置の変更に応じた投射映像の台形補正制御を安価に自動で行うことができる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項2又は3に記載の発明と同様の効果が得られるのは勿論のこと、特に、支持装置は、一端部が所定位置に固定され、第1回動軸の軸回りに回動する第1回動部と、第1回動軸と直交する第2回動軸の軸回りに回動する第2回動部と、第1回動軸及び第2回動軸に直交する第3回動軸の軸回りに回動する第3回動部と、を備えるので、第1〜第3回動部の回動により支持装置はより自在に回動できることとなって、投射型映像表示装置の配置位置をより自由に変更できる。
以下、図を参照して、本発明に係る投射型映像表示システムを実施するための最良の形態を詳細に説明する。
本発明に係る投射型映像表示システム100は、例えば、図1に示すように、スクリーン(図示省略)に映像を投射する投射型映像表示装置200及び回動自在に当該投射型映像表示装置200を支持する支持装置300等を備えて構成される。
支持装置300は、一端部が天井Tに固定され、当該天井Tに対して回動可能に取り付けられている。より具体的には、支持装置300は、例えば、図1に示すように、天井Tに固定される固定部1,固定部1と第1回動軸2を介して回動可能に連結された第1回動部3,第1回動部3と第2回動軸4を介して回動可能に連結された第2回動部5,第2回動部5と第3回動軸6を介して回動可能に連結された第3回動部7,第3回動部7と連結されて投射型映像表示装置200を取り付ける取付部8等を備えて構成されている。また、例えば、第1回動部3は、当該天井Tに対して垂直な第1回動軸2の軸回りに回動可能となっており、第2回動部5は、第1回動軸2と直交する第2回動軸4の軸回りに回動可能となっており、第3回動部7は、第1回動軸2及び第2回動軸4に直交する第3回動軸6の軸回りに回動可能となっている。
そして、支持装置300に取り付けられた投射型映像表示装置200は、第1回動部3が回動することにより、例えば、図2における左右方向に移動可能とされ、第2回動部5が回動することにより、例えば、図2における上下方向に移動可能とされ(図2(a))、第3回動部7が回動することにより、例えば、上下反転可能とされている(図2(b))。
また、支持装置300は、例えば、図3に示すように、操作部9,出力部10,第1回動駆動部11,第2回動駆動部12,第3回動駆動部13,CPU(Central Processing Unit)14,RAM(Random Access Memory)15,記憶部16等を備えて構成されている。
操作部9は、例えば、各種操作信号を入力するためのキー(図示省略)を備えて構成され、これらのキーが押下されることに基づいて、各種操作信号を支持装置300に入力する。操作部9は、例えば、リモートコントローラとして備えられてもよい。
出力部10は、例えば、USB(Universal Serial Bus)コネクタ等を備えて構成され、支持装置300と投射型映像表示装置200との間での制御信号等の入出力を行い、出力手段の一部として機能する。より具体的には、出力部10は、CPU14が後述する出力制御プログラム16Bを実行することにより制御されて、CPU14が角度制御プログラム16Aを実行することにより生成される制御信号を投射型映像表示装置200に出力する。
第1回動駆動部11,第2回動駆動部12,第3回動駆動部13は、例えば、モータ(図示省略)、第1回動部3,第2回動部5,第3回動部7に駆動力を伝達する伝達機構(図示省略)等を備えており、回動駆動部として機能する。そして、第1回動駆動部11,第2回動駆動部12,第3回動駆動部13は、CPU14が後述する角度制御プログラム16Aを実行することにより生成された制御信号に応じた駆動力をモータにより発生させ、発生させた駆動力を、伝達機構を介して第1回動部3,第2回動部5,第3回動部7に伝達する。
CPU14は、記憶部16に格納された処理プログラム等を読み出して、RAM15に展開して実行することにより、支持装置300全体の制御を行う。
RAM15は、CPU14により実行された処理プログラム等を、RAM15内のプログラム格納領域に展開するとともに、入力データや上記処理プログラムが実行される際に生じる処理結果等をデータ格納領域に格納する。
記憶部16は、例えば、プログラムやデータ等が予め記憶されている記録媒体(図示せず)を有しており、この記録媒体は、例えば、半導体メモリ等で構成されている。また、記憶部16は、CPU14が支持装置300全体を制御する機能を実現させるための各種データ,各種処理プログラム,これらプログラムの実行により処理されたデータ等を記憶する。より具体的には、記憶部16は、例えば、図3に示すように、角度制御プログラム16A,出力制御プログラム16B等を格納している。
角度制御プログラム16Aは、例えば、CPU14に、ユーザが操作部9を操作することにより入力された操作信号に基づいて、第1回動部3,第2回動部5,第3回動部7の回動角度を制御するためのものであって、回動角度に対応した制御信号を生成し、第1回動駆動部11,第2回動駆動部12,第3回動駆動部13を駆動させて第1回動部3,第2回動部5,第3回動部7を回動させることにより支持装置300を回動させる機能を実現させるプログラムである。CPU14は、かかる角度制御プログラム16Aを実行することにより、制御手段として機能する。
出力制御プログラム16Bは、例えば、CPU14に、出力部10を制御して、CPU14が角度制御プログラム16Aを実行することよって生成した第1回動部3,第2回動部5,第3回動部7の回動角度に対応した制御信号を投射型映像表示装置200に出力させる機能を実現させるプログラムである。CPU14は、かかる出力制御プログラム16Bを実行することにより、出力手段の一部として機能する。
投射型映像表示装置200は、例えば、図3に示すように、制御信号入力部17,映像入力部18,DMD(digital micromirror device)19,レンズ部20,CPU21,RAM22,記憶部23等を備えて構成される。
制御信号入力部17は、例えば、USBコネクタ等を備えて構成され、投射型映像表示装置200と支持装置300との間での制御信号等の入出力を行う。
映像入力部18は、例えば、パーソナルコンピュータ等の映像出力機器と電気的に接続されており、スクリーン(図示省略)に投射する映像の映像データが入力されるようになっている。
DMD19は、48万〜131万個のマイクロミラーが敷き詰められたIC(Integrated Circuit)を備えた略矩形の光学デバイスである。DMD19の一つ一つのマイクロミラーの傾きが映像入力部18から入力された映像データに基づいて制御され、DMD19の反射面上に画像パターンが形成される。
そして、図示しない光源から放射された光は図示しないカラーホイール等により分光され、カラーホイール等により分光された各色光は、DMD19により変調・反射され、図示しない合成部により合成される。
レンズ部20は、投射レンズ(図示省略),当該投射レンズ等を光路方向に沿って移動させる移動機構部(図示省略)等を備えて構成され、合成された各色光をスクリーンに拡大投射する。
CPU21は、記憶部23に格納された処理プログラム等を読み出して、RAM22に展開して実行することにより、投射型映像表示装置200全体の制御を行う。
RAM22は、CPU21により実行された処理プログラム等を、RAM22内のプログラム格納領域に展開するとともに、入力データや上記処理プログラムが実行される際に生じる処理結果等をデータ格納領域に格納する。
記憶部23は、例えば、プログラムやデータ等が予め記憶されている記録媒体(図示せず)を有しており、この記録媒体は、半導体メモリ等で構成されている。また、記憶部23は、CPU21が投射型映像表示装置200全体を制御する機能を実現させるための各種データ,各種処理プログラム,これらプログラムの実行により処理されたデータ等を記憶する。より具体的には、記憶部23は、例えば、図3に示すように、投射プログラム23A,台形補正プログラム23B,反転プログラム23C等を格納している。
投射プログラム23Aは、例えば、CPU21に、DMD19,レンズ部20等を制御することにより、映像入力部18から入力された映像データに基づく映像をスクリーンに投射する機能を実現させるプログラムである。
台形補正プログラム23Bは、例えば、CPU21に、支持装置300の出力部10から入力された制御信号に基づいて、投射される映像の台形歪みを補正する機能を実現させるプログラムである。より具体的には、台形補正プログラム23Bは、CPU21に、出力部10から入力された、第1回動部3,第2回動部5の回動角度に対応した制御信号に基づいて、投射される映像の垂直方向或いは水平方向の台形歪みを補正して、スクリーン上に投射される映像が略長方形状になるように補正処理を行う機能を実現させるプログラムである。CPU21は、かかる台形補正プログラム23Bを実行することにより、補正手段として機能する。
反転プログラム23Cは、例えば、CPU21に、支持装置300の出力部10から入力された制御信号に基づいて、投射される映像を上下方向及び左右方向に反転する機能を実現させるプログラムである。より具体的には、反転プログラム23Cは、CPU21に、出力部10から入力された、第3回動部7の回動角度に対応した制御信号に基づいて、投射型映像表示装置200の角度が所定角度以上になったか否かを判断し、投射型映像表示装置200の角度が所定角度以上になったと判断した場合に、投射される映像を上下方向及び左右方向に反転する機能を実現させるプログラムである。具体的な反転処理としては、例えば、映像入力部18から入力される映像信号の行列を組み替える処理等がある。CPU21は、かかる反転プログラム23Cを実行することにより、反転手段として機能する。
次に、上述のような構成の本発明に係る投射型映像表示装置200の動作について、図4に示すフローチャートを参照しながら説明する。
まず、支持装置300において、操作部9がユーザにより操作されて、第1回動部3,第2回動部5,第3回動部7の回動角度を制御するための操作信号が入力されると、CPU14は、角度制御プログラム16Aを実行することにより、当該操作信号に基づいて、第1回動部3,第2回動部5,第3回動部7の回動角度を制御するための制御信号を生成して、当該制御信号に基づいて第1回動部3,第2回動部5,第3回動部7を回動させる(ステップS1)。
次に、CPU14は、出力制御プログラム16Bを実行することにより、出力部10を制御して、ステップS1において生成された第1回動部3,第2回動部5,第3回動部7の回動角度に対応した制御信号を投射型映像表示装置200に出力させる(ステップS2)。
次に、投射型映像表示装置200において、支持装置300の出力部10から制御信号が入力されると(ステップS3)、CPU21は、当該制御信号に基づいて、投射される映像の台形補正を行うとともに、投射される映像を上下左右に反転する。より具体的には、CPU21は、第1回動部3,第2回動部5の回動角度に対応した制御信号に基づいて、投射される映像の垂直方向或いは水平方向の台形歪みを補正して、スクリーン(図示省略)上に投射される映像が略長方形状になるように補正処理を行うとともに、第3回動部7の回動角度に対応した制御信号に基づいて、投射される映像を上下左右に反転する(ステップS4)。
次に、CPU21は、投射プログラム23Aを実行することにより、DMD19及びレンズ部20等を制御して、ステップS4において台形補正及び反転された映像をスクリーンに投射させる(ステップS5)。
以上に説明した、本実施の形態に係る投射型映像表示装置200によれば、支持装置300において、CPU14が角度制御プログラム16Aを実行することにより、第1回動部3,第2回動部5,第3回動部7を回動させるためのものであって、回動角度に対応した制御信号が生成され、CPU14が出力制御プログラム16Bを実行することにより、出力部10が制御されて、生成された制御信号が投射型映像表示装置200に出力され、投射型映像表示装置200において、CPU21が反転プログラム23Cを実行することにより、支持装置300の出力部10から入力された制御信号により、第3回動部7の回動角度に応じてスクリーンに投射される映像の上下方向及び/又は左右方向が反転されるので、第1回動部3,第2回動部5,第3回動部7の回動により支持装置300は自在に回動できることととなって、投射型映像表示装置200の配置位置を自由に変更できるとともに、第1回動部3,第2回動部5,第3回動部7を回動させる制御信号を利用することで、傾きセンサ等の高価な装置を備えずとも第3回動部7の回動角度に応じて投射される映像の上下方向及び/又は左右方向が自動に反転されることとなって、投射型映像表示装置200の配置位置の変更に応じた投射映像の反転制御を安価に自動で行うことができる。
また、投射型映像表示装置200において、CPU21が台形補正プログラム23Bを実行することにより、支持装置300から入力された制御信号に基づいて、第1回動部3及び第2回動部5の回動角度に応じてスクリーンに投射される映像の台形歪みが補正されるので、第1回動部3,第2回動部5,第3回動部7を回動させる制御信号を利用することで、傾きセンサ等の高価な装置を備えずとも、第1回動部3及び第2回動部5の回動角度に応じて投射される映像の台形歪みが補正されることとなって、投射型映像表示装置200の配置位置の変更に応じた投射映像の台形補正制御を安価に自動で行うことができる。
また、支持装置300は、一端部が天井Tに固定され、第1回動軸2の軸回りに回動する第1回動部3と、第1回動軸2と直交する第2回動軸4の軸回りに回動する第2回動部5と、第1回動軸2及び第2回動軸4に直交する第3回動軸6の軸回りに回動する第3回動部7と、を備え、CPU14が出力制御プログラム16Bを実行することにより、第1回動部3の回動角度と第2回動部5の回動角度と第3回動部7の回動角度とに対応した制御信号が出力されるので、第1回動部3,第2回動部5,第3回動部7の回動により支持装置300はより自在に回動できることとなって、投射型映像表示装置200の配置位置をより自由に変更できる。
また、支持装置300は、一端部が天井Tに固定されるので、従来のような投射型映像表示装置を天井に固定するものに比べて、投射型映像表示装置200の配置位置をより容易に変更できる。
なお、本実施形態では、支持装置300の回動制御は、ユーザが操作部9から入力した操作信号に基づいて行われることとしたが、自動で行われるようにしてもよい。例えば、支持装置300の記憶部16に、投射される映像の映像データと当該映像毎に設定された回動角度とを対応付けた回動角度データを記憶させ、投射型映像表示装置200により投射される映像が切り替わるたびに、当該回動角度データに基づいて、支持装置300の回動制御が自動で行われるように構成してもよい。このように構成することにより、投射される映像毎に当該映像が投射される位置を変更することができ、効果的な映像演出を行うことができる。
また、投射型映像表示装置200において、例えば、入力された映像データの映像が傾斜して貼り付けられた写真の場合、CPU21に、当該写真の傾斜角度を映像の境界線から認識させ、当該傾斜角度の角度情報を支持装置300に出力させ、支持装置300において、CPU14に、当該角度情報の傾斜角度に対応して第3回動部7を回動させる制御を行わせ、投射型映像表示装置200において、CPU21に、当該映像の投射される範囲が投射画面と同じになるように拡大処理させるように構成してもよい。
このように構成することにより、斜めに配置された写真映像の映像データであっても、支持装置300が回動して投射型映像表示装置200により投射される投射画面が当該斜めの映像に合わせられるので、当該斜めの映像全体を投射画面全体に表示させることができる。
本発明に係る投射型映像表示システムの側面図(図1(a))及び正面図(図1(b))である。 本発明に係る支持装置の第2回動部の回動を説明する図(図2(a))及び第3回動部の回動を説明する図(図2(b))である。 本発明に係る投射型映像表示装置と支持装置の要部構成を示すブロック図である。 本発明に係る投射型映像表示装置の補正動作を示すフローチャートである。
符号の説明
2 第1回動軸(回動軸)
3 第1回動部(回動部)
4 第2回動軸(回動軸)
5 第2回動部(回動部)
6 第3回動軸(回動軸)
7 第3回動部(回動部)
10 出力部(出力手段)
11 第1回動駆動部(回動駆動部)
12 第2回動駆動部(回動駆動部)
13 第3回動駆動部(回動駆動部)
14 CPU(制御手段,出力手段)
16A 角度制御プログラム(制御手段)
16B 出力制御プログラム(出力手段)
21 CPU(補正手段,反転手段)
23B 台形補正プログラム(補正手段)
23C 反転プログラム(反転手段)
100 投射型映像表示システム
200 投射型映像表示装置
300 支持装置
T 天井

Claims (4)

  1. スクリーンに映像を投射する投射型映像表示装置と、回動自在に前記投射型映像表示装置を支持する支持装置と、を備える投射型映像表示システムにおいて、
    前記支持装置は、
    一端部が天井に固定され、
    第1回動軸の軸回りに回動する第1回動部と、
    前記第1回動軸と直交する第2回動軸の軸回りに回動する第2回動部と、
    前記第1回動軸及び前記第2回動軸に直交する第3回動軸の軸回りに回動する第3回動部と、
    前記第1〜第3回動部を回動させるためのものであって、回動角度に対応した制御信号を生成する制御手段と、
    前記制御手段により生成された制御信号により、前記第1〜第3回動部を回動させる回動駆動部と、
    前記制御手段により生成された制御信号を前記投射型映像表示装置に出力する出力手段と、を備え、
    前記投射型映像表示装置は、
    前記支持装置から入力された制御信号により、前記第1〜第3回動部の回動角度に応じてスクリーンに投射される映像の上下方向及び/又は左右方向を反転する反転手段と、
    前記支持装置から入力された制御信号により、前記第1〜第3回動部の回動角度に応じてスクリーンに投射される映像の台形歪みを補正する補正手段と、
    を備えることを特徴とする投射型映像表示システム。
  2. スクリーンに映像を投射する投射型映像表示装置と、回動自在に前記投射型映像表示装置を支持する支持装置と、を備える投射型映像表示システムにおいて、
    前記支持装置は、
    回動軸の軸回りに回動する回動部と、
    前記回動部を回動させるためのものであって、回動角度に対応した制御信号を生成する制御手段と、
    前記制御手段により生成された制御信号により、前記回動部を回動させる回動駆動部と、
    前記制御手段により生成された制御信号を前記投射型映像表示装置に出力する出力手段と、を備え、
    前記投射型映像表示装置は、
    前記支持装置から入力された制御信号により、前記回動部の回動角度に応じてスクリーンに投射される映像の上下方向及び/又は左右方向を反転する反転手段を備えることを特徴とする投射型映像表示システム。
  3. 前記投射型映像表示装置は、
    前記支持装置から入力された制御信号により、前記回動部の回動角度に応じてスクリーンに投射される映像の台形歪みを補正する補正手段を備えることを特徴とする請求項2に記載の投射型映像表示システム。
  4. 前記支持装置は、
    一端部が所定位置に固定され、
    前記回動部は、
    第1回動軸の軸回りに回動する第1回動部と、
    前記第1回動軸と直交する第2回動軸の軸回りに回動する第2回動部と、
    前記第1回動軸及び前記第2回動軸に直交する第3回動軸の軸回りに回動する第3回動部と、を備えることを特徴とする請求項2又は3に記載の投射型映像表示システム。
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