JP2007172359A - コンピュータシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】クライアント機の移動による特にデータの紛失や漏洩などに対処でき、また、利用するコンピュータの運用・管理の容易化を実現できるコンピュータ運用管理の技術を提供する。
【解決手段】ユーザの使用するクライアント(CL)装置を、第1CLであるPC205と、第2CLである端末装置201とで構成する。端末装置201は、例えば可搬型で、PC205に対する情報入出力や遠隔制御が可能なソフトウェアを備える。PC205は、例えば複数が集約して管理される。ユーザの利用するデータ(212)は、端末装置201側には保存せず、PC205側に保存する。PC205は、例えばサブプロセッサを搭載し、サブプロセッサにより本体の状態を監視して異常を検出する機能を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、コンピュータシステム及び運用管理方式、即ちPC(パーソナルコンピュータ)や情報処理端末装置などのコンピュータ/情報処理装置の運用・利用、及び管理などのシステム及び方法に関する。特に、コンピュータの多重化、遠隔利用、電源等の状態管理・制御、データ/情報の保護・セキュリティなどの技術に関する。
従来、一般的な事務処理、営業活動、会計処理などの業務で用いられるコンピュータシステムは、典型的には、データを共有するためのサーバ(S)と、それに接続して使用するクライアント(C)とから構成され、クライアントは、オペレーティングシステム(OS)、ソフトウェア(アプリケーション)、及びデータ(サーバから取り出したものもしくは自分で作成中のもの等)等を収める。即ち、従来の一般的なビジネスシステムである所謂クライアントサーバモデルのシステム(CSシステム)が多く利用されている。特に後者のクライアント機については、ユーザ(利用者)が社外に持ち歩き、自オフィス以外でも利用できる、可搬型のPC乃至情報処理端末装置であるケースが多い。以下、クライアント(クライアント装置)を「CL」とも略称する。
コンピュータ運用管理に関して、特開2002−41348号公報(特許文献1)には、複数の高密度電子計算機におけるバス共有、故障時の回避方法について記載されているが、運用に関する記述は少ない。
また、特開平10−269087号公報(特許文献2)には、CS方式の運用下で、互いの電源異常を監視し合う方法についての記載がある。但し、各クライアントにサブプロセッサを搭載してはいない。
特開2002−41348号公報 特開平10−269087号公報
前記背景技術における一般的なコンピュータシステムの構成では、前記クライアント機を持ち出した者が、そのマシンを紛失したり、盗難に遭ったり、あるいは故障したりして、その内部のデータが破壊や漏洩してしまうケースが散見される。これらはユーザの故意でなくとも発生し得るものである。特にデータ漏洩に関しては、自社の情報はもとより、その内容によっては他企業の情報が漏れることにもつながり、社会的な信用を失ってしまう可能性もあった。
更に、別の問題として、自身が主とする業務以外にもPCを良好な状態に維持するためには、そのPCのハードウェア及びソフトウェアについての相応の知識が要求される。そのため、本来業務とは関係が小さいことについてユーザが労働時間を割くことになり、本人や雇用者においては無駄な時間を要求されることにつながっていた。
本発明は以上のような問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、コンピュータ運用管理の技術において、クライアント機の移動(持ち出しを含む)による特にデータの紛失や漏洩などに対処でき、また、利用するコンピュータの運用・管理の容易化を実現できる技術を提供することにある。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。前記目的を達成するために、本発明のシステム及び方法等の技術は、コンピュータ(情報処理装置)の運用・利用やその管理を行うシステムやその対象のコンピュータであって、以下に示す技術的手段を備えることを特徴とする。
本発明の技術では、従来のCSモデルにおけるCL側を更に二重構造、即ち第1CLと第2CLとの2台に分けた構成にする。従来ユーザ個人に割り当てて使用させていたPC等のクライアント機(第1CL:第1クライアント装置)に対し、更にそのリモート制御用に通信接続可能な端末装置(第2CL:第2クライアント装置)を用意する。そして、その端末装置(第2CL)には基本的にユーザのデータを保存させず第1CL側に保存させるものとする。第2CLからのリモート制御により動作させる第1CLを、通信路(ネットワーク)を通して制御させ、ユーザのデータを物理的に社外等に持ち出させないようにする。例えば、第1CLを据え置きとして社内の計算機室などに配置し、第2CLを可搬型としてユーザの手元などに配置する。また、ユーザの利用する装置(第2CL)が故障や状態異常の際などにも、よりスキルを持った管理者が管理コンピュータからそれら機器のチェックを行うことで、復旧作業など、速やかな対処が可能である。
(1) 例えば、本システムは、ユーザ一人に対し一台が割り当てられて利用されるPC等の第1コンピュータ(第1CL)を有するコンピュータシステムである。第1コンピュータは、メインプロセッサ(MP)と、第1コンピュータの状態(少なくとも電源状態を含む)を監視するサブプロセッサ(SP)と、MPへ電源供給するメイン電源と、SPへ電源供給するサブ電源とを有する。また、ユーザが操作/使用する、第1コンピュータとは別の第2コンピュータ(第2CL)を有する。第2コンピュータは、第1CLとリモートで通信接続可能なものであり、SPと制御信号を授受することでSPをリモート制御する。
SPは、MPがメイン電源のオフによる休止時にもサブ電源のオンにより常時稼動する。SPは、第1コンピュータ本体(即ちMP関連)における各種状態、即ち、電源(メイン電源)、温度(MPの温度など)、冷却手段(ファン等)、及び機能障害(電源オン中のMP上のOSのフリーズ等)などの各状態を監視する監視手段を備える。前記監視により、前記状態の異常(即ち、電源異常、SP高温度、ファン停止、OSフリーズ等)を検出した場合には、それを、ランプ等の点灯、音の鳴動、メッセージ自動送付などの手段により、管理者、もしくは管理者とユーザの両方へ、通知する手段を有する。即ち、本システム又は複数のユーザのコンピュータの管理者が操作/使用するコンピュータ(管理コンピュータと称する)や、ユーザが操作/使用する第2コンピュータ(第2CL)のそれぞれに対し、前記状態の異常を通知する手段を有する。なお前記通知における通知先などは、第1コンピュータを含んで構成される実運用システムに依存して設定する。
(2) また例えば、本システムは、ネットワークに接続される、第1コンピュータ(第1CL)と、第1CLに対し遠隔で通信可能に接続される端末装置(第2CL)を有するコンピュータシステムである。ユーザが端末装置を使用して加工・編集・作成・参照など使用するユーザデータ(ユーザごとの独自データ)が、遠隔の第1CLに保存される。ユーザが自分に割り当てられた第1CLの利用環境をそのまま遠隔の端末装置から操作/使用する手段を有する。手元の端末装置内にはユーザデータの保存を不可とし、第1コンピュータ側に保存するようにする。
(3) また例えば、本システムは、ユーザが手元の端末装置上で利用するためのアプリケーションプログラムが、遠隔の自らの第1CL上で稼動される。端末装置には、OS(オペレーティングシステム)と、遠隔の第1CLからの画面情報の表示を含む情報出力(従来であれば第1CLで表示されるべき画面表示)と、手元の端末装置からの情報の入力とを行う入出力機能(乃至周辺デバイスI/F機能)とを有する。
(4) また例えば、本システムは、ユーザが手元の端末装置で稼動させるためのOSが、遠隔の自らの第1CL上で稼動される。端末装置には、その画面状況を表示(情報出力)する組み込み機能(表示ソフトウェア)と、デバイスによる情報入力を、ネットワークを通して遠隔の自らの第1CLを操作及びデータ転送する、組み込み型のリモートコントロールソフトウェア(プログラム)とを有する。
(5) また例えば、本システムは、個々の第1CLに具備されたSPは、サブ電源等により常時通電状態にあり、第1CLのMPの電源について、端末装置を利用しているユーザからの指示に従って、強制的なオン/オフを行う機能を有する。リモート制御として特に、通知等に応じて、管理コンピュータもしくはユーザの第2コンピュータから、ユーザの第1コンピュータのSPへ、状態の異常の対処のために、強制的なメイン電源のオフのための制御信号などを授受してこれによりSPからメイン電源をオフさせる。
(6) また例えば、本システムは、一台もしくは複数の管理コンピュータがネットワーク上に配される。管理コンピュータは、各ユーザとそのユーザに割り当てられた第1CLとの対応表(管理テーブル)を保持する。ユーザのコンピュータ(第2CL)からの接続要求に対して、管理コンピュータが対応表を参照して、接続要求を出したユーザのコンピュータに、そのユーザに割り当てられた第1CLを接続し、そのユーザがその割り当てられた第1CLを利用可能になるようにする機能を有する。
(7) また例えば、本システムは、管理コンピュータの内部に、ユーザの対応表を有し、ユーザからの接続要求の際に、ユーザ側から与えられる認証用のID情報(認証番号など)と対応表に保持している情報とにおける一致チェックを行うことにより、不正なコンピュータ利用を防ぐ機能を有する。例えば認証が一致しない場合は第1CLへの接続を許可しないようにする。
(8) また例えば、本システムは、管理コンピュータを有し、ユーザごとに特定のコンピュータの組み合わせ(第2CL−第1CL)を固定せずに利用させる。また、ユーザデータを、第1CLからアクセス可能な、共通化されたネットワーク上の記憶媒体(ストレージ装置など)に保持されるようにする。ユーザのコンピュータからの接続要求を受信した管理コンピュータは、その時点で他のユーザに使用されていないコンピュータ(第1CL)を割り当てて使用させるようにシステム全体を運用する。
(9) また例えば、本システムは、管理コンピュータが、ユーザに使用させる、即ち端末装置(第2CL)と接続させる第1CLを選択する場合に、ユーザと端末装置(第2CL)と第1CLとの割り当て・対応関係の判断基準となる情報である1つ以上のポリシーの設定に基づき判断して決定する。各ポリシーを管理者などが管理コンピュータに設定して管理し、接続要求の際に参照して判断する。例えば、管理コンピュータは、未使用の第1CLのうちから一台以上を選択し、接続要求をしてきたユーザのコンピュータに接続して使用させるようにシステム全体を運用する。
(10) また例えば、本システムは、端末装置からの制御(接続)対象となる第1CLがすべて標準化され、1つ以上の第1CLが、ラックマウントやブレード筐体などの集約装置への集約が行われた構成を有する。
(11) また例えば、本システムは、各第1CLで発生している異常状態もしくは故障時などに、管理者からの管理用コンピュータの操作や直接操作により、各第1CLに具備されている状態伝達手段を用いて保守作業を行うことを可能とする。例えば保守用のランプを点灯や点滅や消灯する機能を有する。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以下のとおりである。本発明によれば、コンピュータ運用管理の技術において、クライアント機の移動による特にデータの紛失や漏洩などに対処でき、また利用するコンピュータの管理が容易となるような技術を提供できる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一部には原則として同一符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
本発明の実施の形態では、従来のクライアント機を二重化し、第1CL以外に、可搬型、ディスクレスの端末装置(第2CL)を、各ユーザに割り当てる等して提供する。端末装置から操作可能なPC(第1CL)群については、例えばブレード/モジュール型の高密度実装がされた形態とし、本システムの運用管理主体となる組織の計算機室やデータセンターなどに保管する。その計算機室などは施錠管理され、第三者の侵入などが防止され、所定のセキュリティが確保される領域である。端末装置は、PC(第1CL)と通信可能なリモートコントロールソフトウェアを備えたものとする。また、ユーザや端末装置を認証するためのID情報が対応付けられ、それをもとにユーザ認証処理する管理サーバ等が設置される。上記ユーザ認証やリモートコントロールソフトウェアにより、ユーザの利用するデータ本体を基本的に端末装置側に保存させない利用形態を採る。これによりデータの盗難や漏洩などを防止し、コンピュータ運用管理を容易化する。以下、上記のような特徴を備える各実施の形態を具体的に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1におけるコンピュータシステム及びその制御対象のコンピュータの構成を示す。実施の形態1は、ユーザのCL装置にサブプロセッサを搭載してリモートから制御可能な構成として、特にCL装置の状態異常を管理者に通知する機能を備えるものである。
本システムは、ユーザの利用するPC等のコンピュータ(第1CLに対応する)を内蔵するブレード筐体100がネットワーク108に接続されたものである。ユーザのコンピュータ(第1CL)は、メインボード(MB、ベースボードともいう)109の形態でブレード筐体100に接続される基板(ボード)である。各MB109は、サブプロセッサボード(SPB、MB管理ボードともいう)101を搭載又は近くで接続している。
ネットワーク108には、図示しないが、ユーザの別のコンピュータ(第2CLに対応する)や、業務サーバや、管理者のコンピュータ(管理コンピュータ)等も接続される。ユーザの別のコンピュータ(第2CL)や管理コンピュータは、SPB101と通信可能である。ネットワーク108は、複数の通信手段から構成されても構わない。
ブレード筐体100は、各ユーザのPCが、電源系などを共有して、同様の形式のブレード/モジュール型のMB109として1つ以上が内蔵(高密度実装)されるものである。ブレード筐体100は、MB109、メイン電源111、サブ電源112、ファン113等を有する。MB109は、必要に応じて挿抜が可能である。ファン113は、MB109等の各部(発熱部)を送風により空冷する。
MB109は、メインプロセッサ(MP)103、その他図示しないメモリやI/F(インタフェース)等を有する。MB109は、例えばその外側がブレード型のフレームなどで覆われている。MP103は、プログラム等の実行によりMPとしての機能を実現し、MB109全体(但しSPB101は別)を制御し、OSやアプリケーションの制御・処理、及び業務サーバの利用により、ユーザの操作に応じた機能、サービスを提供する。
SPB101は、サブプロセッサ(SP)102、不揮発性メモリ107、その他図示しないメモリやI/F等を備える。SP102は、プログラム等の実行によりSPとしての機能を実現し、SPB101全体を制御し、また対応するMB109全体を監視し所定の制御をする。SP102は、不揮発性メモリ107へのデータの読み書きを行い、当該データが保存される。
電源構成としては、メイン電源111が、MB109を対象としてMP103等の各部へ電源供給する。また、サブ電源112が、SPB101を対象としてSP102等の各部へ電源供給する。サブ電源112は常時オン状態であり、メイン電源111がオフ状態の場合であっても電源供給を停止せず、SPB101には常時通電される。メイン電源111は、メイン電源制御信号(及びその線)121により、SPB101から電源オン/オフ等の操作・制御が可能になっている。
温度センサ104は、MP103に近接して設けられ、MP103の温度を検出する。電源センサ105は、メイン電源111からの線に対して設けられ、メイン電源111の電源供給状態を検出する。ファンセンサ106は、ファン113の回転状況などの状態をチェックし検出する。
SPB101では、SP102が、MB109の各状態を、各センサ(104〜106)を常時監視して、それにより各状態の異常を検出する。例えば、これらのセンサ(104〜106)の検出により、予め指定/設定された値や条件から大きく外れる観測値が発生した場合、SP102は、SPB101上の不揮発性メモリ107に、イベントとしてエラー情報、即ち該当状態の異常を表す情報を記入する。
管理者は、本システム又は複数のユーザのコンピュータの管理者である。管理者は、管理コンピュータからネットワーク108を介して、SPB101上の不揮発性メモリ107の内容即ちエラー情報をチェックすることにより、状態の異常の発生状況を知ることができ、これにより所定の対処を行うことができる。
勿論、管理コンピュータ側からのアクセスに限らず、SPB101側から管理コンピュータへアクセスする処理形態も可能である。例えばSPB101における制御プログラム構成などによって、異常値が発生した場合にその旨の電子メールを管理コンピュータへ飛ばして報せる処理なども可能である。
SPB101で前記監視により各状態の異常を検出した場合、管理コンピュータやユーザのコンピュータ(第2CL)へ、ネットワーク108を介して通知することにより、状態の異常に対処することができる。即ち、SP102は、メイン電源111の供給の異常、SP103の高温度、ファン113停止、MP103上のOSのフリーズ等を発見した場合に、所定の通知手段により、管理コンピュータのみ、もしくは、管理コンピュータ及びユーザの別のコンピュータ(第2CL)のそれぞれに対して、状態の異常を通知する。前記通知手段は、ランプ等の点灯、音の鳴動、メッセージ自動送付など、いずれでも構わない。なお状態の異常の通知における通知先などは、MB109(第1CL)を含んで構成される実運用システムに依存して設定する。
通知を受けたユーザや管理者は、例えば、SPB101へ制御信号(122,123)等を送出することにより所定の対処が可能である。ユーザのコンピュータ(第2CL)からは、ネットワーク108を通じて、MB109のSPB101へ、SP102をリモート制御するための制御信号及びデータ122を授受可能である。同様に、管理コンピュータからは、ネットワーク108を通じて、MB109のSPB101へ、SP102と通信するための制御信号及びデータ123を授受可能である。
なお、本例では、各ユーザのPC(第1CL)であるMB109が一つのブレード筐体100内に実装された形式、即ち複数のユーザのPCをまとめて管理可能な形態としたが、第1CL(MB109)がブレード筐体100の中に存在している必要は無い。何らかの形で複数の第1CLが集合的に接続されるシステム等としてもよいし、個別のユーザ単位で独立したコンピュータ(第1CL)としてネットワーク108上に存在してもよい。ユーザはリモートのコンピュータ(第2CL)から自身のPC(第1CL)であるMB109の制御が可能であるので、対象のPC(第1CL)については、本例のようにユーザが直接手を触れる機会が無くても、管理が可能である。
実施の形態1によれば、特に、ユーザのコンピュータ(第1CL)であるMB109での状態の異常時にリモートの装置に通知して所定の対処が可能であり、コンピュータ運用管理が容易である。
(実施の形態2)
次に、実施の形態2について説明する。図2は、本発明の実施の形態2であるコンピュータシステム200の構成を示す。本コンピュータシステム200は、最小の実施の形態であり、企業組織などの社内コンピュータシステムと、その外部(社外)のネットワーク(公衆回線網)202及び企業組織に所属するユーザの端末装置201とが通信接続されるものである。
社内コンピュータシステムは、LAN210を中心に各機器が接続されており、センター(計算機センター/セキュリティルーム)207内に、LAN210に接続される、ユーザが利用する例えばn台のPC(PC1〜PCn)205と、複数台のサーバ(SV)206を有する。また社内のセンター207外に、LAN210に接続される、m台の社内の端末装置(t1〜tm)204を有する。また、ネットワーク202とLAN210との間にゲートウェイ203を有する。ネットワーク202に、ユーザ(例えばU1とする)の端末装置(T1)201が通信接続される。
予め、ユーザには、各自が使用する端末装置(第2CL)201と、PC(第1CL)205が割り当てられる。説明の便宜上、ユーザ、端末装置201及びPC205との対応関係として、U1,T1に対しPC1が固定的に割り当てられているものとする。図示しないが、複数の他のユーザに関しても他の端末装置201及びPC205を用いて同様な利用のための構成が可能である。
本実施の形態では、データ(各ユーザの独自データ)212の格納位置は、PC205上である。ユーザ(U1)及びその端末装置(T1)201は、ネットワーク202を通して、自分が所属する組織のゲートウェイ203を通して、自分のPC(PC1)205にアクセスして利用する。
PC205は、ユーザ一人に対し1台が割り当てられる第1CLである。PC205は、社内(センター207内)に据え置き型であり、アプリケーションソフトウェア211、データ(各ユーザの独自データ)212を格納している。
端末装置201は、ユーザのPC(第1CL)205に対する第2CLである。端末装置201は、可搬型、社外持ち出し可能で、ユーザが手元で操作することができ、必要に応じてネットワーク202に接続可能な機能を備える。但し、ユーザの手元の端末装置201にはユーザのデータ212の保存が不可である。
端末装置201には、PC205上のデータ212を自分側に入力(取得・受信)して加工するためのソフトウェア(OSを含む)、即ちデータ加工ソフトウェア209を格納している。また、端末装置201には、ユーザのPC205に割り当てられた画面を見るための表示ソフトウェア208が搭載されている。データ加工ソフトウェア209は、PC205側から入力したデータを加工する処理を行う。表示ソフトウェア208は、端末装置201上の表示装置に画面のデータを表示する処理を行う。
端末装置201側からPC205側へ入力情報(I)等を授受し、またPC205側から端末装置201側へ画面情報(O)等を授受する。これにより、PC205のアプリケーションソフトウェア211で処理されるデータ212が、端末装置201上で表示ソフトウェア208により画面表示され、データ加工ソフトウェア209で加工処理が可能である。
社外でユーザが利用可能な端末装置201だけでなく、社内に端末装置204が存在しても構わず、社内でユーザが端末装置204を利用してPC205にアクセスして利用してもよい。各ユーザは、各自のPC205を使って組織内の業務用のサーバ206を必要に応じ利用することができる。また、社内の全員に自分用の端末装置201が割り当てられる場合、PC205を他の業務用のサーバ206と共に専用の施錠管理などが可能で所定のセキュリティが確保されるセンター207に格納して保全する方が、盗難被害などについてデータの安全性が高まる。
実施の形態2では、ユーザが手元の端末装置201を使って作成や参照するデータが、遠隔のPC205上にユーザのデータ212として保存される。ユーザに割り当てられたPC205の利用環境を、そのまま遠隔地から端末装置201により操作することが可能である。そして、ユーザのデータ212は社外の端末装置201には保存されないので、データ・情報の紛失や漏洩などにも対処できる。特にモバイル環境でユーザが端末装置201を持ち歩く場合、万一それを紛失したり盗難にあったりした場合でも、物理的にデータ212を社外に出さないようにしているので情報漏洩等の危険性を減らす効果がある。また故意でないデータ212の漏洩を防ぐことができる。
(実施の形態3)
次に、実施の形態3について説明する。図3は、本発明の実施の形態3であるコンピュータシステム300の構成を示す。実施の形態3のコンピュータシステム300では、実施の形態2と同様の基本的な構成において、データを加工するためのデータ加工ソフトウェア311及びアプリケーションソフトウェアが、社内のPC205上に存在し、そこでユーザのデータ212が操作・処理され保存されるものである。端末装置201には、そのPC205の画面情報を授受して表示するための表示ソフトウェア308が稼動している(実施の形態2でも208として実装されている)。その他のデータの流れやデータ格納位置等は実施の形態2と同様である。端末装置201と対応するPC205との間で、画面情報を含む入出力情報(IO)を授受する。また、端末装置201からPC205に対し、実施の形態1や実施の形態5と同様にPC205の電源操作などのための制御情報及びデータ(P)を授受可能である。
端末装置201側は、例えば、基本的なOSに加え、PC205のリモート制御用のソフトウェアを搭載している。リモート制御用のソフトウェアは、表示ソフトウェア308(データ出力機能)を含み、通信機能、データ入力機能等を備えるものである。端末装置201の入出力機能は、キーボード、マウス、タブレット等のデバイス(内蔵又は外付け)のI/F機能を含み、文字、音声、画像などによる入出力を可能とするものである。
実施の形態3では、実施の形態2と同様の効果を得ると共に、データ加工ソフトウェア311を設けない分、端末装置201をより簡単な構成にできる。
(実施の形態4)
次に、実施の形態4について説明する。本発明の実施の形態4であるコンピュータシステムの構成は、概略は図3に示す実施の形態3と同様である。各ユーザ個人に割り当てられた端末装置201のOS自体も遠隔のPC205で起動するようにしたものである。実施の形態4では、ユーザの端末装置201上では、アプリケーションソフトウェアを動作させるための高価なOSの搭載は必要無く、単に、遠隔で動いている自分のPC205の画面表示機能(表示ソフトウェア308)と、キーボード等の入力デバイスによる入力情報を送るデータ入力機能とを有する、所謂リモート制御ソフトウェアのみを備える。端末装置201は、リモート制御ソフトウェア組み込み型の簡易なクライアント装置として、前述のCL装置を置き換えるものである。
実施の形態4によれば、ユーザは、より単純な構成の端末装置201を利用可能となり、ユーザ一人あたり二重(第1CLと第2CLとの2台分)のコンピュータのコストがかかる実施の形態1や2よりも安価にシステムを構築することができる。
(実施の形態5)
次に、実施の形態5について説明する。本発明の実施の形態5であるコンピュータシステムの構成は、概略は図1の実施の形態1や図3の実施の形態3等と同様である。実施の形態5では、第1CLの電源状態をリモートの装置から制御する機能を備える。
実施の形態5のコンピュータシステムでは、SP102が、ネットワーク108を通して特定のパケット(制御信号122)により、MB109本体の電源スイッチ(メイン電源111)を、制御信号121により操作する。この動作は、各MB109(PC205)上で動いているOSやアプリケーションソフトウェアとは無関係なので、万一それらがフリーズ/ハングアップした場合も、装置として強制的に電源オフやリセットなどが可能になる。
図1で説明すれば、例えばMB109から状態の異常の通知を受けたユーザや管理者は、第2CLや管理コンピュータからSPB101へ、電源操作のための制御信号(122,123)等を送出する。これにより、SP102からメイン電源制御信号121によりメイン電源111の強制的なオフを実行する形で対処することが可能である。
図3で説明すれば、PC205は、MB109と対応する。ユーザは、PC205が例えばOSフリーズ等の状態になった場合に、端末装置201(第2CL)からPC205(第1CL)に対し、電源操作のための制御信号(P)を送出し、PC205は、その制御信号(P)に従い、自装置の本体電源を強制的にオフする。
実施の形態5によれば、ユーザのPCの電源操作・制御を、例えばMP103と分離したSP102で行うことにより、OSやアプリケーションソフトウェアがフリーズ/ハングアップ等の状態異常になった場合も、リモートの装置から、強制電源オフやリセット等の形で対処が可能であり、コンピュータ運用管理が容易となる。
(実施の形態6)
次に、実施の形態6について説明する。図4は、本発明の実施の形態6であるコンピュータシステム600の構成を示す。実施の形態6のコンピュータシステム600は、概略は図3の実施の形態3等と同様であり、管理サーバを用いてリモートからの接続要求に対してそのユーザが特定のPC205を使うようにするためのものである。実施の形態6では、社内にPC205群の前段に、クライアント(CL)管理サーバ601(「SV1」)を有する。そして、全端末装置201は、自分の個別番号乃至ID(端末番号など)を社内のCL管理サーバ401に送ることにより、前述の制御信号(P)による電源操作や、PC205への接続要求などの各種要求(REQ)を行う。ここで言う個別番号とは、社内側での認証処理用情報(認証番号)となるものであり、クライアント機(第2CL)である端末装置201に格納され、電子的に取り出せる一意の任意の情報なら何でもよい。例えば、ネットワーク202接続用のMACアドレスや、装置の製造番号などである。CL管理サーバ401は、内部に、各ユーザの各コンピュータの利用管理のための情報である対応表602を保持している。即ち、実施の形態6では、対応表602は、認証番号となる端末番号と、その認証番号に対応する対応PC(接続先PC205)との関係の情報を含む。
CL管理サーバ601は、ユーザ及び端末装置201側から端末番号(例えば「T1」)を伴う各種要求(REQ)、特にPC205への接続要求を受けると、対応表602を参照して、当該端末装置201の端末番号による認証処理、及び当該端末装置201に割り当てられている接続先となるPC205を検索する。そして、端末装置201側からの要求等を対応PC205(例えば「PC1」)に対し送信する。換言すればCL管理サーバ601は、端末装置201とPC205との間の通信を中継する。これにより、端末装置201のユーザがそのPC205を利用可能になるようにする。
管理者が利用する一台以上の管理コンピュータをLAN210等のネットワーク上に配してもよい。図4では、管理用コンピュータとして、CL管理サーバ601を設けている。また、対応表602での割り当ての設定に応じて、1台の端末装置201(第2CL)に対し複数のPC205(第1CL)を接続・利用可能とする運用や、1人のユーザの複数の端末装置201に対し1台のPC205を接続・利用する運用などとすることもできる。
実施の形態6によれば、端末装置201からの対応PC205への接続要求が発生した際に、ユーザ認証を行うCL管理サーバ601により、PC205等への不正接続を防ぐことができ、より強固な安全性を確保できる。
(実施の形態7)
次に、実施の形態7について説明する。図5は、本発明の実施の形態7であるコンピュータシステム700の構成を示す。実施の形態7のコンピュータシステム700は、概略は図4の実施の形態5と同様である。実施の形態7では、社内にPC205群の前段に、管理コンピュータとして、認証サーバ702(「SV0」)及びCL管理サーバ703(「SV1」)を有する。そして、全端末装置201(「T」)に、その端末装置201を利用するユーザ個人を認識するためのID情報(ユーザID)701を保持乃至対応付けする。このID情報701は、可搬型の媒体であるカードの他、暗証番号、バイオメトリクス認証用情報、ハードウェアドングルなどのいずれの形態を用いて実現されても構わない。端末装置201は、PC205側との通信の際、そのユーザID701(例えば「U1」)を含む情報を、組織内の認証サーバ501に受け渡す。これにより認証サーバ501は、該当ユーザをユーザID701を用いた認証処理即ち対応表704との比較チェックにより認識し、CL管理サーバ703に対して、該当ユーザに対応する接続先となるPC205(例えば「PC1」)を接続させて操作・利用を促すことができる。認証でユーザID701が一致しない場合は接続を許可しないことで、不正なPC205利用を防ぐ。認証サーバ702及びCL管理サーバ703は、実施の形態6と同様の対応表704を参照して各処理を行う。対応表704は、認証番号としてユーザID701相当情報を保持する。なお、この認証用情報である認証番号において、実施の形態6のような端末装置201のID情報(端末番号)を含まない形態とすれば、ユーザが複数存在するうちのどの端末装置201を使用しても、自分用のPC205を操作・利用することができるようになる。
実施の形態6や7によれば、ユーザが普段からPC205や端末装置201を持ち歩く必要が少なくなる/無くなることにつながり、一層のセキュリティ向上の効果がある。
(実施の形態8)
次に、実施の形態8について説明する。図6は、本発明の実施の形態8であるコンピュータシステム800の構成を示す。実施の形態8のコンピュータシステム800は、概略は図5の実施の形態7等と同様であり、各ユーザについて特定のコンピュータを割り当てて接続・起動せずに、任意の空いたPC205を提供するものである。端末装置201(第2CL)側などを省略して示す。実施の形態8では、社内側に、PC205群の前段に、管理コンピュータとして、認証サーバ801、及び、管理対象の組織の系内にあるPC205群が各々利用可能かどうかを管理するための管理テーブル(対応表)805を保持するPC管理サーバ802を有する。また、共通ネットワーク(210)上に接続されて共用される、各ユーザのデータ(212)を保持するユーザ別データ保存領域を持つストレージ装置806を有する。
各ユーザが直接操作する端末装置201(第2CL)から、あるユーザ(例えば「U1」)のPC205の使用(接続)のための接続要求(REQ)がなされた場合、まず、そのユーザの認証を行う認証サーバ801にて、利用許可のある者かどうかを、端末装置201側からのユーザID701等のID情報と対応表805の認証番号803とにおいて判別する。次に、PC管理サーバ802は、接続要求(REQ)を受けて、対応表805の未使用PC情報804を参照して、その時に社内の未使用の状態であるPC205を選択/検索する。そして、未使用の(他ユーザに使用されていない)PC205(例えば「PC1」)が存在する場合に、そのPC205を、該当ユーザ(U1)の端末装置201と接続(割り当て)させて使用させる。利用可能なPC205が複数存在する場合は、そのうちから選択して使用させる。
また更に、該当ユーザが端末装置201から利用・保有するデータ(212)については、該当PC205での利用と組み合わせて、ストレージ装置806のユーザ別データ保存領域からの取り出しや保存を利用できるような環境を提供している。例えば、ストレージ装置806のみに集中して各ユーザのデータ(212)を保持するようにしてもよい。管理者がストレージ装置806の管理(バックアップ、保守、容量制限など)を行うことによってデータ(212)の安全を確保する。
実施の形態8によれば、PC管理サーバ802により、ユーザごとに特定のコンピュータの組み合わせ(第1CL−第2CL)を固定せずに柔軟に利用可能である。また、ユーザ固有のデータ(212)が、共通化された記憶媒体(806)に保持されるので、管理が容易である。
(実施の形態9)
次に、実施の形態9について説明する。図7は、本発明の実施の形態9であるコンピュータシステムにおける管理表900の構成の一例を示す。実施の形態9のコンピュータシステムは、概略は前述した各実施の形態と同様であり、各ユーザに割り当てるコンピュータについて、管理コンピュータがポリシーに従って接続先を選択するものである。管理コンピュータ(例えば前記CL管理サーバ601等)が、図7に示す構造の管理表900を内部に電子的に保持する。
管理表900は、PC管理表901、ポリシー管理表(管理項目表)902、ユーザ表903、利用頻度表904等を有する。PC管理表901は、管理対象範囲(組織)内における、複数の第1CLであるPC205群(「PC1」,……)を管理する。
ポリシー表902は、本システムがポリシー設定管理として管理対象とする項目を一覧に挙げたものであり、それぞれの項目についてのテーブル(サブテーブル)を指すポインタが格納されている。ポリシー表902にある項目を増やせば、「ポリシー」をより細かく設定できることになる。「ポリシー」情報は、ユーザ、端末装置201、PC205等における、割り当て・対応の判断基準となる。ポリシー表902の項目例として、例えば、ユーザ表903、延べ稼働時間、稼働連続時間、優先レベル、使用分野、状態(該当PC205の正常/異常など)といったものを有する。
例えばユーザ表903は、該当コンピュータ(PC205)を使用できるユーザのリストを示し、管理コンピュータは、接続要求先についてユーザ側から問い合わせがあった場合には、この表を参照して、利用の許可/不可を判断する。また、ユーザ表903には、更に、ユーザ(「User1」,……)別に、利用頻度表904を管理してもよい。利用頻度表904は、複数のPC205のうちをいずれを利用したか等を記録している。ユーザが使用希望の装置を指定しない場合は、管理コンピュータは、ユーザの利用頻度表904を参照して、他に問題が無ければ利用を許可し、ユーザの端末装置201に該当PC205(未使用のものや負荷が小さいものなど)を接続して利用させる。
これらシステムを運用する組織の管理者などは、各コンピュータ(PC205)の想定寿命をポリシー表902によって知ることができ、同表の連続稼動時間や優先レベル(優先的な割り当て制御のための設定値)等によって稼動時間のコントロールも可能である。また、使用分野の設定により、学校の授業などで時間割に沿って利用予約を優先的に行うことや、あるいは、特定の教師に高めの優先順位を設けて該当PC205を常時利用可とする使い方などにも応用できる。
管理者などは、管理コンピュータに、ユーザに使用させるPC205(第1CL)を選択/決定する場合の判断のための、以下のような1つ以上のポリシーの項目の設定を行う。管理コンピュータは、接続要求(REQ)してきたユーザの端末装置201に対し、未使用のPC205(第1CL)の中から一台以上を選択し、接続して使用させる。ポリシーとして、(1)管理対象となるすべての第1CLについて、一人もしくは数名の予め決定したユーザのみを利用可能な者とする。(2)管理対象となるすべての第1CLの稼働時間がなるべく同じになるように選択・指定する。(3)電源投入時間(連続稼働時間)の長い第1CLについて別途定める時間アイドル状態が続いた場合は電源を落とす。(4)管理対象となる第1CLの割り当て優先順位を予め指定する。(5)管理対象となる第1CLを、その利用目的・利用分野ごとにグループ分けして運用する。(6)管理対象となる第1CLを、そのユーザの優先順序に従って振り分ける。(7)管理対象となる第1CLのユーザをできるだけ同じ第1CLに接続する。(8)何らかのエラーが検知された第1CLを候補から排除して運用する。
実施の形態9によれば、ポリシーの設定により、より柔軟で詳細なコンピュータ運用管理が可能である。
(実施の形態10)
次に、実施の形態10について説明する。図8は、本発明の実施の形態10であるコンピュータシステムの構成を示す。実施の形態10のコンピュータシステムは、概略は前述した各実施の形態と同様であり、管理対象となるすべて又は複数の第1CLを、図1に示したのと同様に、同じ機種であるブレード/モジュール型高密度実装PC(集約装置)1001内に据える形態である。各PC205が、標準化された形態、即ち前記SPB101搭載のMB109というブレード形態などで集約装置1001に実装(挿抜)されるものである。集約装置1001は、計算機室(センタ207)内などに配置され、計算機室外部のリモートの各端末装置からブレード形態のPC205が利用可能である。これにより、故障時用常時配備品(保安部品)である、予備ブレード1002や組織マスタ1003(OSやアプリケーション等の復帰のための媒体)等の最小化を図ることができる。ブレードの故障時には、ユーザ個別のデータ(212)はそのHDD等に格納されているので、乗り換えにはデータ移送を伴うが、ブレードは保安部品なのでサービスが到着する前に交換を終えることができる。また、その組織で使用しているマスターファイル(組織マスタ1003)も種類数を少なくでき管理が容易である。また、前記実施の形態8を併用している場合は、ストレージ装置806の利用によりユーザのデータ(212)の復帰も容易である。計算機室は、社外の業者などが提供・管理してもよい。
実施の形態10によれば、集約による更なる管理の容易化、管理者による保守性の向上が得られ、また集約装置の施錠もしくは施錠管理室(計算機室)への格納などにより、PC205及びその内部のデータ(212)の盗難などを防ぐことができる。
(実施の形態11)
次に、実施の形態11について説明する。図9は、本発明の実施の形態11であるコンピュータシステムにおける第1CLであるブレード1101の外観(正面)の構成を示す。実施の形態11のコンピュータシステムは、概略は前述した各実施の形態と同様であり、管理対象のコンピュータ(各PC205)を標準化してコンパクトにまとめ、保守対象を見分け易くするための手段を設けたものである。ブレード1101内部は、図1等に示すのと同様の構成である。
各ブレード1101上、外面に、発光ダイオード(LED)等の表示手段、警報(鳴音)手段、その他の手段により、ブレード保守管理用の識別/状態伝達手段を設ける。管理者は、この手段を用いて、端末装置201(第2CL)と第1CLとを接続管理する管理コンピュータ(CL管理サーバ601等)から、一つのブレード1101を特定する。本手段は、例えば、外部からも制御可能なランプで実現される。各第1CLで発生している異常状態や故障時に、管理者の管理コンピュータからの制御操作や直接操作により、各保守用のランプを点灯もしくは点滅や消灯することで、特定のブレード1101の状態を伝達する。
ブレード1101の正面において、例えばLEDによる、パワーランプ1103(電源状態を示す)、ステータスランプ1104(状態を示す)、LAN接続ランプ1105(通信接続状態を示す)等の他に、手動で点灯させることが可能なポジションランプ1106を設けている。このポジションランプ1106は、ブレード1101機器内部のプログラム処理状態とは無関係に、管理コンピュータからの制御により、又は直接操作により、点灯/消灯することが可能である。これを使用することによって、多数のブレード1101が並ぶ装置(ブレード筐体100や集約装置1001)の中から、管理者による作業(例えば保守交換など)を要する特定のブレード1101を間違いなく探し出す手掛かりとなり、誤って左右のブレード1101を抜いてしまう等のミスを未然に防ぐことができ、コンピュータ運用管理を更に容易化できる。
<処理制御例>
次に、図10は、本発明の一実施の形態のコンピュータシステムにおける処理制御例を示す。本例は、特に、前述した各実施の形態(1〜11)を組み合わせた形態のシステムにおける例である。まず、S1(以下Sは処理ステップを表す)で、ユーザ(例えばU1)の第2CLである端末装置(例えばT1)201から、第1CLであるPC205(SPB101搭載のMB109のブレード1101で構成される)に対する接続要求(REQ)及びユーザID701を送出する。次に、S2で、管理コンピュータ(1つ以上の管理サーバ等で構成される)は、接続・利用のための認証処理と、接続先PC205をポリシー設定などに応じて選択する処理とを行う。次に、S3で、管理コンピュータから、接続先となるPC205(例えばPC1)を、起動又は接続処理する。S4で、接続先のPC205は、メイン電源111のオンにより起動、もしくは起動済みの場合は端末装置201と接続する。S5で、端末装置201と接続先PC205は、接続処理する。S6で、端末装置201と接続先PC205との間でデータの入出力(IO)等を行う。処理されたユーザ個別のデータ212は、PC205乃至ストレージ装置806内に保存する。
また、S7で、第1CLでは、SP102が、MB109の各状態をセンサにより監視している。そしてS8で、何らかの状態の異常を検出した場合、S9で、SP102が不揮発性メモリ107にその状態異常を記入する。また、S10で、状態異常を通知する設定の場合は、S11やS12で、通知先となる管理コンピュータやユーザの端末装置201に対し、状態異常を通知する。
一方、端末装置201及びユーザは、通知(S11)により、第2CLの状態異常を認識する。また、管理コンピュータ及び管理者は、通知(S12)により、もしくは、S13でのSPB101の不揮発性メモリ107に対する内容の読み出しにより、第2CLの状態異常を認識する。
S14で、端末装置201及びユーザは、前記状態異常に対する対処として、SBP101へ強制電源オフやリセットを指示することができる。その場合、制御信号(P)によりSP102へ指示し、S16で、SP102からメイン電源111をオフさせる。また、管理コンピュータ及び管理者は、前記状態異常の認識により、S17で、所定の保守作業を速やかに実行することができる。管理コンピュータ側からも第2CLと同様の電源制御を実行可能としてもよい。
以上説明したような各実施の形態によれば、クライアント機の移動によるデータ・情報の紛失や漏洩などに対処でき、また利用するコンピュータの管理が容易となる。また、各特徴を有するクライアント機の貸し出し業務(コンピュータ運用管理システムの提供)を行うこともできる。特に従来サーバ機の貸し出し・管理業務を行っていたデータセンターなどの業者が新たな事業分野としてクライアント環境の貸し出しや維持・保守サービスなどの提供が可能となる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。
本発明は、コンピュータシステム全般、特に、学校、官公庁、商社、製造業など多岐に渡る業種について、その一般事務処理系など、特に外に持ち出す可能性のある可搬型PCを有する業務などに有効に適用・利用可能である。
本発明の実施の形態1及び5におけるコンピュータシステム及びその制御対象コンピュータの構成を示す図である。 本発明の実施の形態2におけるコンピュータシステムの構成を示す図である。 本発明の実施の形態3及び4におけるコンピュータシステムの構成を示す図である。 本発明の実施の形態6におけるコンピュータシステムの構成を示す図である。 本発明の実施の形態7におけるコンピュータシステムの構成を示す図である。 本発明の実施の形態8におけるコンピュータシステムの構成を示す図である。 本発明の実施の形態9におけるコンピュータシステムの管理表の構成を示す図である。 本発明の実施の形態10におけるコンピュータシステムの構成を示す図である。 本発明の実施の形態11におけるコンピュータシステムの制御対象コンピュータ(ブレード)の外観構成を示す図である。 本発明の一実施の形態のコンピュータシステムにおける処理制御シーケンスの例を示す図である。
符号の説明
100…ブレード筐体、101…サブプロセッサボード(SPB)、102…サブプロセッサ(SP)、103…メインプロセッサ(MP)、104…温度センサ、105…電源センサ、106…ファンセンサ、107…不揮発性メモリ、108…ネットワーク、109…メインボード(MB)、111…メイン電源、112…サブ電源、113…ファン、121…メイン電源制御信号、122,123…制御信号及びデータ、200,300,600,700,800…コンピュータシステム、201…端末装置(第2CL)、202…ネットワーク、203…ゲートウェイ、204…端末装置、205…PC(第1CL)、206…サーバ、207…センター/セキュリティルーム、208…表示ソフトウェア、209…データ加工ソフトウェア、210…LAN、211…アプリケーションソフトウェア、212…各ユーザの独自データ、I…入力情報、O…画面情報、308…表示ソフトウェア、P…電源操作の制御信号、IO…入出力情報、601…クライアント管理サーバ、602…対応表、701…ユーザID、702…認証サーバ、703…CL管理サーバ、704…対応表、801…認証サーバ、802…PC管理サーバ、803…認証番号、804…未使用PC情報、805…対応表、806…ストレージ装置、900…管理表、901…PC管理表、902…ポリシー(管理項目表)、903…ユーザ表、904…利用頻度表、1001…ブレード/モジュール型高密度実装PC(集約装置)、1002…予備ブレード、1003…組織マスタ、1101…ブレード、1103…パワーランプ、1104…ステータスランプ、1105…LAN接続ランプ、1106…ポジションランプ。

Claims (11)

  1. ユーザ一人に対し一台が割り当てられて利用される第1コンピュータを有するコンピュータシステムであって、
    前記第1コンピュータは、
    メインプロセッサと、
    前記メインプロセッサを含む前記第1コンピュータの状態を監視するためのサブプロセッサと、
    前記サブプロセッサにより前記第1コンピュータにおける、電源、温度、及び機能障害を含む各状態を監視する監視手段と、
    前記監視手段により前記状態の異常を検出した場合に、前記サブプロセッサにより、前記サブプロセッサと通信接続される管理コンピュータに対し、もしくは、前記管理コンピュータ及び前記ユーザが使用し前記サブプロセッサと遠隔で通信接続される第2コンピュータのそれぞれに対し、前記状態の異常を通知する手段とを有することを特徴とするコンピュータシステム。
  2. ユーザ一人当たり一台以上が割り当てられ前記ユーザの業務に使用され、ネットワークに接続される第1コンピュータを有するコンピュータシステムであって、
    前記第1コンピュータは、メインプロセッサと、前記メインプロセッサを含む前記第1コンピュータの状態を監視するためのサブプロセッサとを有し、
    前記ネットワークを通じて前記第1コンピュータと遠隔で通信接続され前記ユーザが使用する端末装置を有し、
    前記ユーザが自分に割り当てられた前記第1コンピュータの環境を遠隔の前記端末装置から前記ネットワークを通じて利用し、前記ユーザが手元の前記端末装置を使用して作成や参照するユーザデータは、遠隔の前記第1コンピュータに保存され、前記端末装置内には保存しないことを特徴とするコンピュータシステム。
  3. 請求項2記載のコンピュータシステムにおいて、
    前記ユーザが手元の前記端末装置上で利用するためのアプリケーションプログラムが、遠隔の自分に割り当てられた前記第1コンピュータ上で稼動され、
    前記端末装置には、オペレーティングシステムと、遠隔の前記第1コンピュータからの画面情報の表示を含む情報出力と手元からの前記第1コンピュータへの情報入力とを行う入出力手段とを有することを特徴とするコンピュータシステム。
  4. 請求項2記載のコンピュータシステムにおいて、
    前記ユーザが手元の前記端末装置で稼動させるためのオペレーティングシステムが、遠隔の自分に割り当てられた前記第1コンピュータ上で稼動され、
    前記端末装置には、前記第1コンピュータからの画面情報の表示を含む情報出力と手元からの前記第1コンピュータへの情報入力とを、前記ネットワークを通じて操作及びデータ転送するための、組み込み型のリモートコントロールソフトウェアのプログラムを有することを特徴とするコンピュータシステム。
  5. 請求項1記載のコンピュータシステムにおいて、
    前記ユーザが使用し前記第1コンピュータと遠隔で通信接続される第2コンピュータを有し、
    前記第1コンピュータは、前記メインプロセッサへ電源供給するメイン電源と、前記サブプロセッサへ電源供給するサブ電源とを有し、
    前記サブプロセッサは、前記メインプロセッサが前記メイン電源のオフ状態による休止時にも前記サブ電源のオン状態により常時稼動し、
    前記メイン電源について、前記ユーザの指示に従って前記第2コンピュータから前記第1コンピュータの前記サブプロセッサへ制御信号を授受し、前記サブプロセッサから前記メイン電源を制御することにより、前記メイン電源の強制的なオン/オフを行う手段を有することを特徴とするコンピュータシステム。
  6. ユーザ一人当たり一台以上が割り当てられ前記ユーザの業務に使用され、ネットワークに接続される第1コンピュータを有するコンピュータシステムであって、
    前記ネットワークを通じて前記第1コンピュータと遠隔で通信接続され前記ユーザが使用する第2コンピュータと、
    前記ネットワークに接続される一台もしくは複数の管理コンピュータとを有し、
    前記第1コンピュータは、メインプロセッサと、前記メインプロセッサを含む前記第1コンピュータの状態を監視するためのサブプロセッサと、前記サブプロセッサにより前記第1コンピュータにおける各状態を監視する監視手段とを有し、
    前記第2コンピュータは、前記ユーザが自分に割り当てられた前記第1コンピュータの環境を遠隔で前記ネットワークを通じて利用するためのソフトウェアを有し、
    前記管理コンピュータは、複数の各前記ユーザと、そのユーザに割り当てられる前記第1コンピュータとの対応表を保持し、
    前記ユーザが使用する前記第2コンピュータからの接続要求に対し、前記管理コンピュータが前記対応表を参照して、前記ユーザの前記第2コンピュータと、前記ユーザに割り当てられている前記第1コンピュータとを接続又は接続許可して前記ユーザが前記第1コンピュータを利用可能な状態にする手段を有することを特徴とするコンピュータシステム。
  7. 請求項6記載のコンピュータシステムにおいて、
    前記管理コンピュータの内部に、前記ユーザのID情報を含む前記対応表を有し、前記ユーザの前記第2コンピュータからの接続要求の際に、前記管理コンピュータが、前記ユーザの前記第2コンピュータ側から与えられる前記ユーザのID情報と前記対応表に保持しているID情報とにおける一致チェックを行って前記接続又は接続許可を行うことにより不正な前記第1コンピュータの利用を防ぐ手段を有することを特徴とするコンピュータシステム。
  8. ユーザ一人当たり一台以上が割り当てられ前記ユーザの業務に使用され、ネットワークに接続される第1コンピュータを有するコンピュータシステムであって、
    前記ネットワークを通じて前記第1コンピュータと遠隔で通信接続され前記ユーザが使用する第2コンピュータと、
    前記ネットワークに接続される一台もしくは複数の管理コンピュータとを有し、
    前記第1コンピュータは、メインプロセッサと、前記メインプロセッサを含む前記第1コンピュータの状態を監視するためのサブプロセッサと、前記サブプロセッサにより前記第1コンピュータにおける各状態を監視する監視手段とを有し、
    前記第2コンピュータは、前記ユーザが自分に割り当てられた前記第1コンピュータの環境を遠隔で前記ネットワークを通じて利用するためのソフトウェアを有し、
    前記管理コンピュータは、複数の各前記ユーザと、そのユーザに割り当てられる前記第1コンピュータとの対応表を保持し、前記ユーザごとに前記第1コンピュータと前記第2コンピュータとの割り当ての組み合わせを固定せずに管理し、
    前記ユーザが前記第2コンピュータを使用して作成や参照する前記ユーザごとのユーザデータは、共通化された前記ネットワーク上の記憶媒体に保存され、
    前記ユーザの前記第2コンピュータからの接続要求を受信した前記管理コンピュータが、前記対応表を参照して、その時点で他の前記ユーザに使用されていない状態の前記第1コンピュータを前記ユーザに割り当てて前記第2コンピュータに接続又は接続許可して利用可能な状態にする手段を有することを特徴とするコンピュータシステム。
  9. 請求項8記載のコンピュータシステムにおいて、
    前記管理コンピュータに、前記ユーザと前記第2コンピュータと前記第1コンピュータとの割り当ての判断基準となる1つ以上のポリシーの項目を設定する手段と、
    前記管理コンピュータが、前記ユーザの前記第2コンピュータに対し割り当てて利用させる前記第1コンピュータを選択決定する際に、前記1つ以上のポリシーの設定の参照に基づき前記第1コンピュータを選択決定して前記ユーザの前記第2コンピュータに接続して利用可能な状態にする手段とを有することを特徴とするコンピュータシステム。
  10. 請求項1〜9のいずれか一項に記載のコンピュータシステムにおいて、
    前記第1コンピュータが標準化され、1つ以上の前記第1コンピュータが集約装置内へ集約され、
    前記集約装置が、施錠管理される、もしくは、施錠管理室内へ配置されることにより、前記第1コンピュータ及びその内部のユーザデータの盗難や漏洩が防止されることを特徴とするコンピュータシステム。
  11. 請求項6〜10のいずれか一項に記載のコンピュータシステムにおいて、
    前記第1コンピュータに対し管理者の使用する管理コンピュータが通信接続され、
    前記第1コンピュータの外観には、保守管理用の状態伝達手段が具備され、
    前記第1コンピュータで発生している状態の異常や故障の際に、前記管理者による前記管理コンピュータからの制御によって前記第1コンピュータの前記状態伝達手段を制御操作することにより、又は直接操作することにより、特定の前記第1コンピュータの状態を前記管理者に対して伝達することを特徴とするコンピュータシステム。
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