JP2007167436A - 足浴器 - Google Patents

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明 飼牛
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Abstract

【課題】上面開口の浴槽に溜めた足浴用水に左右の足先を浸す足浴器として、高級感と清潔さを維持できる陶磁器製浴槽本体を採用し、電動ポンプなしに電気ヒータの加熱によって足浴用水を循環させると共に、浴槽底壁の冷たさの解消と足浴用水の保温に優れた足浴器を提供する。
【解決手段】上面開口の浴槽の下側に下方に開口した収納部6を形成した陶磁器製浴槽本体と、収納部6を覆って浴槽本体を載置する基台を備え、浴槽の前部と後部にはそれぞれ足浴用水の吐出口9と吸い込み口10を備え、収納部6には足浴用水の吐出口9と吸い込み口10に連通した足浴用水循環パイプ12が傾斜設置されると共にこのパイプ内12の足浴用水を加熱する電気ヒータ13を備え、電気ヒータ13で浴槽の底壁11も加熱する。
【選択図】図7

Description

本発明は、上面開口の浴槽に溜めた足浴用水に左右の足先を浸す足浴器に関し、特に、足浴用水の循環機構の簡素化や、浴槽内の足浴用水の保温が良好な足浴器に関する。
上面開口の浴槽に溜めた足浴用水に左右の足先を浸す足浴器の一つとして、浴槽内に設置したスノコ状の足置台に上にセラミックを置き、その上に足を載せ、浴槽内の底に配置したヒータによって足浴用水を加熱するものがある(特許文献1参照)。また、上面開口の浴槽を形成する内箱の外面と外枠の間に断熱材が設けられ、この断熱材に形成した溝に対応して内箱の外面に電気ヒータを取り付け、この電気ヒータによって浴槽内の足浴用水を加熱し、浴槽内に沈めた底敷き部内に送風機から送気して、底敷き部に形成した吐出孔から空気を吐出する気泡発生式足浴器がある(特許文献2参照)。この特許文献2のものは、送風機から送る空気によって、足浴用水が強制流動するものと推察される。
また、電動ポンプによって吐水ノズルから湯水を足の裏に噴出させる仕組みの足浴器があり、これに銀イオンを溶出させる除菌水生成タンクを設けて、足の臭いの低減や水虫の予防を図るものがある(特許文献3参照)。特許文献3のものは、除菌効果を有すると共に電動ポンプによる吐水によって、足浴用水が強制流動するものと推察される。
特開2003−180724号公報 特開2003−180790号公報 特開2004−208746号公報
本発明は、これらのものとは異なる構成によって、足浴用水の循環にポンプ等を用いず電気ヒータによる加熱によって自然対流するシステムとして、高級感を持たせると共に清潔さを維持するために陶磁器(セラミックス)製浴槽本体を採用したとき、足浴者の足裏に冷たさによる不快感を与えない構成とする。また、足浴用水の流動性に優れ、循環水パイプの配置や電気絶縁を考慮した電気制御部や電気ヒータ等の配置に優れるものとする。また、足浴用水温の加熱立ち上がりが速やかな足浴器を提供するものである。
第1発明の足浴器は、上側に足浴用水を溜める上面開口の浴槽を形成し下側に下方に開口した収納部を形成した陶磁器(セラミックス)製浴槽本体を備え、前記浴槽の前部と後部には足浴用水の吐出口と吸い込み口を備え、前記収納部には前記足浴用水の吐出口と吸い込み口に連通した足浴用水循環パイプとこのパイプ内の足浴用水を加熱する電気ヒータが配置され、前記足浴用水循環パイプは後部よりも前部が高く傾斜配置され、前記電気ヒータで前記足浴用水循環パイプ内の足浴用水と前記浴槽の底壁とを加熱することを特徴とする。
第2発明の足浴器は、上側に足浴用水を溜める上面開口の浴槽を形成し下側に下方に開口した収納部を形成した陶磁器(セラミックス)製浴槽本体を備え、前記浴槽と前記収納部とを区画する底壁は後部よりも前部が高くなるように傾斜し、前記浴槽の前部と後部には足浴用水の吐出口と吸い込み口を備え、前記収納部には前記足浴用水の吐出口と吸い込み口に連通した足浴用水循環パイプとこのパイプ内の足浴用水を加熱する電気ヒータを備え、前記足浴用水循環パイプは前記底壁に沿って傾斜配置され、前記電気ヒータの発熱によって前記浴槽の底壁を幅広く加熱する伝熱板を設けたことを特徴とする。
第3発明の足浴器は、上面開口の浴槽に溜めた足浴用水に左右の足先を浸す足浴器において、上側に前記浴槽を形成し下側に下方に開口した収納部を形成した陶磁器(セラミックス)製浴槽本体と、前記収納部を覆って前記浴槽本体を載置する基台を備え、前記浴槽本体は、前記浴槽は中仕切りによってそれぞれ左右の足浴部に区分され、前記左右の足浴部と前記収納部とを区画する底壁は後部よりも前部が高くなるように傾斜し、前記左右の足浴部の前部と後部にはそれぞれ足浴用水の吐出口と吸い込み口を備え、前記収納部には前記足浴用水の吐出口と吸い込み口に連通した足浴用水循環パイプとこのパイプ内の足浴用水を加熱する電気ヒータを備え、前記足浴用水循環パイプは前記底壁に沿って傾斜配置され、前記中仕切りには前記左右の足浴部の足浴用水が連通する連通路を設けると共に前記電気ヒータの通電制御を行う制御部が収納され、前記電気ヒータの発熱によって前記左右の足浴部の底壁を幅広く加熱する伝熱板を設けたことを特徴とする。
第4発明の足浴器は、第2発明又は第3発明において、前記伝熱板と前記底壁との間には前記底壁の温度を適温にする伝熱調整板を介在させたことを特徴とする。
第5発明の足浴器は、第1発明乃至第4発明において、前記足浴用水循環パイプと前記電気ヒータは、一体化してヒータユニットを構成し、バネ材の支持部材によって前記底壁に向けて付勢保持されたことを特徴とする。
第6発明の足浴器は、第2発明乃至第4発明のいずれかにおいて、前記足浴用水循環パイプと前記電気ヒータと前記伝熱板は、一体化してヒータユニットを構成し、バネ材の支持部材によって前記底壁に向けて付勢保持されたことを特徴とする。
第7発明の足浴器は、第3発明乃至第6発明のいずれかにおいて、前記連通路は前記中仕切りの後部を貫通して形成され、前記足浴用水の吐出口は前方へ開口し、前記左右の足浴部の前壁は前記足浴用水の吐出口を覆うように上方に行くにしたがって後方へ湾曲し、前記前壁と側壁とを結ぶコーナー部は湾曲面で形成されたことを特徴とする。
第8発明の足浴器は、第1発明乃至第6発明のいずれかにおいて、前記電気ヒータの通電は、温度検出部による前記浴槽の足浴用水温の検出に基づき制御され、前記浴槽の足浴用水温が所定温度に加熱されるまでは発熱量が大となる予備加熱モードで通電され、前記浴槽の足浴用水温が所定温度に上昇したときは適温に維持する保温モードで通電制御されることを特徴とする。
第1発明において、浴槽本体を合成樹脂製とすれば、拭き取りによる傷つきが生じ、この傷に不純物や水滴が残り易くなり、これが黴の発生原因ともなるが、浴槽本体を陶磁器(セラミックス)製とすることによって、足浴用水を排水した後の水滴の拭き取りによる傷つきもなく拭き取りが簡単であり、常に清潔に保つことができるものとなる。また、浴槽本体を陶磁器(セラミックス)製とすることによって、アンダーカットの複雑な形状も作り易くなり、足浴用水の吐出口を覆うように浴槽の前壁を湾曲させる等の形状も容易であり、デザイン性も向上し高級感を呈するものとなる。足浴用水が前記電気ヒータによる加熱によって自然対流するシステムであるため、循環用ポンプなども不要であると共に、電気ヒータで加熱される足浴用水循環パイプは、足浴用水の吐出口側が高くなる配置であるため、定まった方向への足浴用水のスムースな循環が行われるものとなり、足浴中の足先に対する安定した循環が得られるものとなる。また、浴槽の下側に形成した収納部に浴用水循環パイプと電気ヒータを配置したことにより、浴槽から零れる足浴用水からこれらを保護することができる。特に、電気ヒータで足浴用水循環パイプ内の足浴用水と浴槽の底壁とを加熱するため、浴槽に足を入れたときに触れる浴槽の底壁の冷たさがなく、しかも浴槽の底壁を通して浴槽内の足浴用水の加温もできるため、足浴用水温の低下を抑制できる効果を奏する。
第2発明は、第1発明の効果に加えて、浴槽の底壁を前部が高く傾斜させたため、足浴器の後方に配置した椅子に腰掛けた状態で足浴部へ挿入した足先が、つま先上がりで安定するため、足先に無理な姿勢を強いることがなく、楽な姿勢で足浴ができると共に、吐出口から流出した足浴用水が吸い込み口へ達する流れをスムースにできる。そして、浴槽の底壁の傾斜に沿って足浴用水循環パイプが配置されるため、足浴用水循環パイプの傾斜配置がし易くなり、電気ヒータの加熱によって生じる足浴用水の良好な対流が得られるものとなる。また、伝熱板によって電気ヒータの発熱が浴槽の底壁を幅広く過熱するため、伝熱板を足浴者の足裏方向に長く幅広に形成することによって、浴槽に足を入れたときに触れる浴槽の底壁の冷たさの解消と共に、浴槽の底壁を通して浴槽内の足浴用水の加温も良好となり、足浴用水温の低下を抑制できる効果も奏する。
第3発明は、第1発明及び第2発明の効果に加えて、浴槽を中仕切りによって左右に仕切ることによって、貯留する足浴用水量を少なくでき、足浴用水の加熱時間も短く省エネ効果も生じる。そのため、左右の足浴部の底壁を足浴者の足裏方向に長く幅広く加熱するため、左右の足浴部に足を入れたときに触れる浴槽の底壁の冷たさの解消と共に、浴槽の底壁を通して浴槽内の足浴用水の加温も良好となり、足浴用水温の低下を抑制できる効果も奏する。また、中仕切りには左右の足浴部の足浴用水が連通する連通路を備えることによって、足浴用水の注入は一方の足浴部へ行えばよく、注入し易くなると共に左右の足浴部の足浴用水のレベルを同じに保つことができる。そして、この中仕切りの有効利用として、中仕切り内を電気ヒータの制御部の収納部として利用でき、これに係るスイッチ部を含めた電気絶縁が得易い状態となる。
第4発明は、第2発明又は第3発明の効果に加えて、伝熱調整板によって、加熱し過ぎによる陶磁器(セラミックス)製の底壁の破損を防止すると共に、底壁の温度を足浴する人の足裏が感じる適温にすることができるものとなる。
第5発明は、第1発明乃至第4発明の効果に加えて、ヒータユニット構成によって、足浴用水循環パイプと電気ヒータとの交熱関係を一定にできると共に、陶磁器(セラミックス)製浴槽本体への足浴用水循環パイプと電気ヒータの取り付けが簡素化される。そして、バネ部材によってヒータユニットを底壁方向へ付勢できるため、電気ヒータの熱を底壁に伝達する取り付けがし易くなる。
第6発明は、第2発明乃至第4発明の効果に加えて、ヒータユニット構成によって、足浴用水循環パイプと電気ヒータと伝熱板の交熱関係を一定にできると共に、陶磁器(セラミックス)製浴槽本体への足浴用水循環パイプと電気ヒータと伝熱板の取り付けが簡素化される。そして、バネ部材によって伝熱板を底壁方向へ付勢できるため、電気ヒータの熱を伝熱板を通して底壁に伝達する取り付けがし易くなる。
第7発明は、第3発明乃至第6発明の効果に加えて、足浴用水が適温になるまで高温加熱したとき、吐出口から高温の足浴用水が噴出しても、カバー部によって左右の足浴部から足浴用水が零れることもなく、また、足浴中に足先を動かしても、それによって足浴用水が零れることもなくなる。また、前部の吐出口から流出する足浴用水が湾曲に従って後方へスムースに循環される。また、このカバー部は、足浴が終わったときに足先をタオルなどによって拭き取る際に、足を載せる足載せ台としても利用できるため便利である。
第8発明は、第1発明乃至第7発明の効果に加えて、浴槽に入れた足浴用水が適温になるまでは、足浴用水循環パイプ内の足浴用水を沸騰するような高温で加熱して速く浴槽内の足浴用水の温度を上昇させると共に、底壁も速やかに加熱されるため、底壁を通した浴槽内の足浴用水の加熱が行われて浴槽内の足浴用水温の低下も抑制される。
本発明は、上側に足浴用水を溜める上面開口の浴槽を形成し下側に下方に開口した収納部を形成した陶磁器(セラミックス)製浴槽本体を備え、前記浴槽の前部と後部には足浴用水の吐出口と吸い込み口を備え、前記収納部には前記足浴用水の吐出口と吸い込み口に連通した足浴用水循環パイプとこのパイプ内の足浴用水を加熱する電気ヒータが配置され、前記足浴用水循環パイプは後部よりも前部が高く傾斜配置され、前記電気ヒータで前記足浴用水循環パイプ内の足浴用水と前記浴槽の底壁とを加熱するものであり、本発明の実施例を以下に記載する。
本発明の実施の形態について説明する。図1は足浴器の正面斜視図、図2は足浴器の分解斜視図、図3は足浴器の背面斜視図、図4は足浴器の浴槽本体部分の平面図、図5は足浴器の浴槽本体の底面斜視図、図6は足浴器の縦断背面視図、図7は図4のA−A断面図、図8は足浴器を中仕切り部分で切断した縦断側面図、図9は銀イオン発生装置の構成を示す断面図である。
図において、1は本発明の足浴器である。足浴器1は、上面開口の浴槽に溜めた足浴用水に左右の足先を浸して湯浴する足浴器であり、上側に上面開口の浴槽5を形成する浴槽本体2と、浴槽本体を水平状態に載置する基台3とを備えており、衛生維持に優れ高級感を持たせるために浴槽本体2は陶磁器(セラミックス)製であり、陶磁器(セラミックス)製浴槽本体2の底面を保護して、足浴器1を家屋内の部屋の床などに設置されたとき、この床などを傷つけないためにも、基台3は合成樹脂製または木製であるが、実施形態では合成樹脂製の基台3である。浴槽本体2は、平滑な表面形成の陶磁器(セラミックス)製とすることにより、足浴器1を使い終わったときに布巾などによって水滴を拭き取ることによって衛生的に保つことができる。もし、合成樹脂製とすれば、この拭き取りによる傷つきも生じ易く、この傷に汚れが溜まり易くなり、不衛生になり易いが、陶磁器(セラミックス)製とすることにより、そのような虞はなくなる。
基台3を合成樹脂製としたのは、陶磁器(セラミックス)製の浴槽本体2を載置する構成がし易いと共に、後述のように扁平状の排水タンク4を引き出し自在に収納する構成を取り易いこと等も考慮したためである。基台3は、平板状の基板部3Aの周縁部に立ち上り壁3Bを一体形成しており、基板部3Aに扁平状の排水タンク4を引き出し自在に載置し、立ち上り壁3Bの後壁部分には排水タンク4を引き出し自在に収納するための開口3Cが形成され、この開口3Cに排水タンク4の取っ手4Aが臨んでいる。また、立ち上り壁3Bには浴槽本体2の下面周縁部が載置され、その状態で足浴器1が水平設置状態を保つようになる。
浴槽本体2は、上側に足浴用水を溜める上面開口の浴槽5を形成し、浴槽5の下側に周囲を壁で囲まれた下方に開口した収納部6を形成しており、浴槽本体2を基台3に載置した状態で、収納部6が基台3で覆われる状態となる。浴槽本体2は、浴槽5が中仕切り7によってそれぞれ左右の足浴部5A、5Bに区分され、中仕切り7の後部には左右の足浴部5A、5Bの足浴用水が連通する連通路8を備え、左右の足浴部5A、5Bの前部と後部には、それぞれ足浴用水の吐出口9と吸い込み口10を備えている。吐出口9と吸い込み口10の間隔は、左右の足浴部5A、5Bへ挿入された足浴者の足裏に触れ難いように、足浴者の足裏の踵から爪先までの標準的な寸法よりも若干大きい寸法であり、250mm〜270mmである。これによって、大概の人は吐出口9と吸い込み口10に触れることはない。吸い込み口10は、左右の足浴部5A、5Bの後端部に近い位置に形成され、もし足浴者の足裏に触れても違和感が殆どないようにするために、左右の足浴部5A、5Bの底面よりも若干低い位置か同一レベルに開口している。一方、吐出口9は左右の足浴部5A、5Bの底面よりも若干突出しているため、足浴者の足先が吐出口9へ接触し難いように、吐出口9は左右の足浴部5A、5Bの先端部分に配置され、加熱された足浴用水が足浴者の足先へ向けて吐出されないように、吐出口9は左右の足浴部5A、5Bの先端方向へ向いて開口している。このため、吐出口9から送出される足浴用水が足浴者の足先へ直接当たることによる不快感が防止される。各吐出口9は、先端方向へ向いて高く傾斜状態に開口しているため、足浴用水が逆流する虞がある。これを防止するために、吐出口9には自重によって後退して弁座9Dに当接して、実質的に吐出口9を閉じるボール弁9Cを備えた弁機構が設けられている。これによって、加熱された足浴用水の水圧によってボール弁9Cが前方へ移動して弁座9Dから離れ、実質的に吐出口9を開くように動作し、逆流水がある場合はボール弁9Cが弁座9Dに当接して、実質的に吐出口9を閉じるように動作する弁機構を構成している。
収納部6には足浴用水の吐出口9と吸い込み口10に連通した足浴用水循環パイプ12と、このパイプ12内の足浴用水を加熱する電気ヒータ13が収納されている。また浴槽5の底壁11、即ち、左右の足浴部5A、5Bの底壁11は、上面と下面が後部(足浴者の踵側)よりも前部(足浴者の爪先側)が高くなるように略直線状に傾斜している。これは、足浴器1の後方に配置した椅子に腰掛けた状態で足浴し易くすると共に、吐出口9から流出した足浴用水が吸い込み口10へ達する流れをスムースにするものであり。この傾斜角度は、足浴器1が水平設置された水平レベルから10度〜20度の範囲で選択されるが、水平レベルから略15度で、後述のような足浴水による湯浴をし易い姿勢を保つことができる好ましいものである。これに伴って、収納部6は底壁11を上面として後部よりも前部が深い上方へ窪んだ状態に形成されることとなる。そして、この底壁11に沿って足浴用水循環パイプ12が、吸い込み口10側よりも吐出口9側が高位置となるように傾斜配置されている。このため、足浴用水循環パイプ12と電気ヒータ13が、底壁11の傾斜に沿って後部よりも前部が高くなるように略直線状に配置され、電気ヒータ13によるパイプ12内の足浴用水の加熱によって、足浴用水が左右の足浴部5A、5Bへ循環する仕組みである。
吐出口9と吸い込み口10は、左右の足浴部5A、5Bの底壁11の前部と後部にそれぞれ形成した孔9A、10Aそのものであってもよいが、実施例では、それぞれ孔9A、10Aに嵌め込まれたパイプ12の前部分12Bと後部分12Aでもって形成している。パイプ12は、電気ヒータ13で加熱される部分はステンレススチール等の金属製であるが、その吸い込み口10と吐出口9の部分は、浴槽本体2の局部加熱の防止と、浴槽本体2への取り付けのし易さとを考慮して、耐熱性の合成樹脂製のパイプ12B1とすることができる。特に、吐出口9の部分は高温となるため、パイプ12Bと孔9Aとの間には断熱用として、シリコンゴムなどによって形成したスリーブ9Bが介在している。また、吸い込み口10にはごみなどが入り込まないようにフィルタ10Bが装着されている。
電気ヒータ13はパイプ12内の足浴用水の加熱と共に、底壁11を加熱するようにしている。このため、電気ヒータ13の下側でパイプ12を加熱し、電気ヒータ13の上側で底壁11を加熱するように配置し、足浴する人の足裏が底壁11に触れたときの冷たさ感を解消している。このような底壁11の加熱を効果的にするためと電気絶縁を考慮して、電気ヒータ13は棒状のシーズヒータを使用し、シーズヒータ13の上面側には、浴槽5の左右の足浴部5A、5Bの底壁11を足浴する人の足裏に沿うように、前後方向に長く幅広く加熱するように、平板状の金属製伝熱板15を底壁11の下面に熱伝導状態に取り付けている。電気ヒータ13でパイプ12を効果的に加熱するために、電気ヒータ13とパイプ12は、アルミニウム等の熱良導材14で一体化し、伝熱板15をこの熱良導材14で一体形成して、ヒータユニット17を構成している。これによって、電気ヒータ13とパイプ12と伝熱板15がそれぞれ別個の場合に比して、このヒータユニット17を浴槽本体2に取り付けることにより、組み立て工程が簡素化される。
また、底壁11を伝熱板15で加熱し過ぎないようにするために、伝熱板15と底壁11との間にシリコンゴム等の熱絶縁材で構成された伝熱調整板16を介在させるように、伝熱板15の上面に伝熱調整板16を貼着しており、これによって、加熱し過ぎによる陶磁器(セラミックス)製の底壁11の破損を防止すると共に、底壁11の温度を足浴する人の足裏が感じる適温にすることができる。パイプ12と電気ヒータ13と伝熱板15は、収納部6に配置された状態であり、パイプ12と電気ヒータ13と伝熱板15は、予め一体化してヒータユニット17を構成した状態であれば、このヒータユニット17を浴槽本体2に取り付けることにより、組み立て工程が簡素化される。なお、ヒータユニット17には伝熱調整板16を含めることもできる。そして、ヒータユニット17は、耐熱性の合成樹脂製のパイプ12A、12Bを介して吸い込み口10と吐出口9へ接続した状態で、収納部6の左右壁に形成した支持孔6Aに左右端が挿入されるバネ材で形成した支持部材19によって、下側から支えられる状態で浴槽本体2に取り付けられる。このため、伝熱板15が底壁11の下面に向けて押し圧状態である。
足浴用水を衛生的に保つために、足浴用水の除菌用として、一方のパイプ12の途中には、除菌装置18の一つとして、金属イオン発生装置18を設けている。金属イオン発生装置18は、合成樹脂製容器18E内に電気的マイナス側にステンレススチール製の電極18Bを設け、電気的プラス側に金属イオンを溶出する金属電極18Aが設けられ、足浴用水の入り口側18Cがヒータユニット17のパイプ12に接続され、足浴用水の入り口側18Cがパイプ12Bに接続されている。金属イオン発生装置18の代表的なものとして、銀イオン発生装置18があり、この場合、電気的にマイナス側にステンレススチール製の電極18Bを設け、電気的にプラス側に銀電極18Aが設けられる。除菌装置18は、この他のものでもよい。
上記のように、基台3には引き出し自在に排水タンク4が収納支持されており、足浴用水循環パイプ12の後部分又は浴槽5の後部分には、浴槽5の足浴用水を排水するための排水部20が設けられている。排水タンク4の引き出し方向は、基台3の前後左右いずれの方向でもよいが、図示のように、後方へ引き出し自在に排水タンク4を収納することによって、足浴器1の外観デザインがよくなると共に、使い勝手がよいものとなる。上記のように、浴槽5は中仕切り7によって左右の足浴部5A、5Bに区分され、中仕切り7の後部に左右の足浴部5A、5Bの足浴用水が連通する連通路8を形成している。連通路8は浴槽5の最低部に位置するため、排水部20をこの連通路8に開口し連通するように形成することによって、左右の足浴部5A、5Bの足浴用水を良好に排水できると共に、排水部20が左右の足浴部5A、5Bに開口することがなく、足浴する人の足裏が排水部20に触れないため、足浴する人が違和感を持つことがない。そして、排水部20をこの連通路8に形成することによって、左右の足浴部5A、5Bにそれぞれ排水部を形成することがなく、排水部20の構成も簡素化される。排水部20は足浴器1の後ろ側に露出したコック21を備えており、このコック21を回動させることによって、排水部20の排水通路に形成した排水孔20Aを開閉する。排水タンク4には、排水孔20Aから排水される足浴用水を受けるように排水受け口4Bを備えており、排水タンク4が基台3の正規位置へ収納された状態で、排水孔20Aの直下に排水受け口4Bが対応する。この状態でコック21を回動させて排水孔20Aを開くことによって、連通路8から左右の足浴部5A、5Bの足浴用水を排水タンク4へ排水することができる。排水タンク4は、左右の足浴部5A、5Bに入れられた足浴用水量を受け入れるのに十分な容量を備えたものである。このため、後述のように、左右の足浴部5A、5Bにそれぞれ約1リットルの足浴用水が入った状態である場合は、排水タンク4はこの量を受け入れるために、約2リットルの容量を持っていることによって、足浴1回ごとに排水すればよい。
浴槽本体2の前壁には、左右の足浴部5A、5Bの前部分の上方に被さるようにカバー部29を形成しており、足浴部5A、5Bの前端部分に設けた吐出口9がこのカバー部29で覆われる。このため、後述のように、予備加熱モードにおいて電気ヒータ13に通電されてパイプ12内の足浴用水が沸騰状態に加熱され、吐出口9から高温の足浴用水が噴出しても、このカバー部29によって足浴部5A、5Bから足浴用水が零れることもなく、また、足浴中に足先を動かしても、それによって足浴用水が零れることもなくなる。また、このカバー部29は、足浴が終わったときに足先をタオルなどによって拭き取る際に、足を載せる足載せ台としても利用できる部分である。
浴槽本体2は、持ち運びに便利なように、浴槽本体2の重心バランスが取れる安定位置に運搬用取っ手44を設けている。運搬用取っ手44は、浴槽本体2の前部上面に形成されるカバー部29の中間部分を前方へ窪ませたその部分において、左右のカバー部29に渡るように取り付けられている。この運搬用取っ手44を持ち上げることによって、 排水タンク4を基台3に残した状態で、浴槽本体2を基台3から分離して運搬できる。
中仕切り7には、電気ヒータ13と金属イオン発生装置18の通電制御を行う制御部30が収納されており、中仕切り7の上面には制御部30のスイッチを作動させるスイッチ操作部31が配置されている。スイッチ操作部31は、足浴器1の電源のON−OFF制御用スイッチ部31Aが設けられ、スイッチ部31AのON−OFFによって電気ヒータ13と金属イオン発生装置18がON−OFF制御される。スイッチ操作部31には、スイッチ部31AのON状態で所定の発光状態となるLED表示部31Cが設けられている。なお、スイッチ部31AとLED表示部31Cは、上面から水分が侵入しないように、いずれも防水被覆された構成である。
足浴者が左右の足浴部5A、5Bに足先を入れる以前の足浴部5A、5Bに貯留する足浴用水の規定水位(規定レベル)はL1であり、この場合、吐出口9は規定水位L1から露出状態であるが、電気ヒータ13で加熱されたパイプ12内の足浴用水はこの吐出口9から吐出して足浴部5A、5Bへ循環する。そして、左右の足浴部5A、5Bに足先が入れられた状態での足浴用水の標準的な水位はL2である。この状態で、左右の足浴部5A、5Bに挿入された足先の甲は、足浴用水に没し、吐出口9は足浴用水中に没した状態となる。吐出口9からは加熱された足浴用水が前方へ吐出されるため、足浴者が左右の足浴部5A、5Bに入れた足先に加熱された足浴用水が直接当たることがなく、安全である。
足浴者が左右の足浴部5A、5Bに足先を挿しいれた状態で脹脛部分に対応するように、浴槽本体2の後壁には、足浴部5A、5Bの後壁の中央部分の上部に、上後方に傾斜し後方へ湾曲した案内部33が形成されている。通常の姿勢として、足浴者は、浴槽本体2の後方位置から椅子に座った状態で、左右の足浴部5A、5Bに足先を挿しいれるため、その場合、この案内部33に踵を当てつつ左右の足浴部5A、5Bに足先を挿し入れることができ、それによって、左右の足浴部5A、5Bに溜まった足浴用水の飛散を防止できる。そして、挿しいれた足の裏を斜めの底壁11に載せた状態で、脹脛をこの案内部33に当てることによって、足を楽に保持できるため、リラックス状態で足浴を行うことができる。また、足浴が終わって足先を左右の足浴部5A、5Bから出す際に、この案内部33に足首部分や踵部分を当てた状態で、足先の水滴をタオルなどによって拭き取る作業もし易く、その際の水滴の飛散も防止できる。案内部33は浴槽本体2の後壁を斜め上方に傾斜しつつ後方へ湾曲した形状であってもよいが、このような効果を高めるために、案内部33は浴槽本体2の後壁から上方へ延びた状態に形成されている。
足浴を始める場合、先ず、左右の足浴部5A、5Bに足浴用水を規定水位(規定レベル)L1まで入れる。この場合の足浴用水の量は、左右の足浴部5A、5Bにそれぞれ約1リットルが入った状態であり、合計約2リットルである。この給水をし易くするために、排水タンク4の容量を約2リットルとすることによって、排水タンク4に入れた約2リットルの足浴用水を左右の足浴部5A、5Bの一方に注入すれば、連通した左右の足浴部5A、5Bにそれぞれ約1リットルの足浴用水が入る。この状態で、スイッチ部31Aの手動ON操作によって、制御部30が動作して電気ヒータ13と金属イオン発生装置18がON状態となる。電気ヒータ13のONによって電気ヒータ13が発熱し、パイプ12内の足浴用水を加熱すると共に底壁11を加熱する。この初期加熱は予備加熱モードであり、パイプ12内の足浴用水は約沸騰温度まで加熱され、吐出口9から高温の足浴用水が流出し、これが底壁11に沿って足浴部5A、5Bの後部へ向けて流下しつつ、左右の足浴部5A、5Bの足浴用水と混合し、吸い込み口10から吸い込まれて、再びパイプ12内で加熱される循環を行う。底壁11の加熱に伴って、左右の足浴部5A、5Bの足浴用水の温度低下が抑制される。電気ヒータ13のONと共に、金属イオン発生装置14もON状態となるため、マイナス側電極18Aとプラス側電極18Bに通電されて、金属イオン(実施例では銀イオン)が足浴用水中に溶出し、足浴用水の除菌作用が得られ、水虫などにも効果が得られる。
連通部8内には、浴槽5の足浴用水、即ち足浴部5A、5Bの足浴用水の温度を検出する温度検出部45(例えばサーミスタ)が設けられている。このようにして左右の足浴部5A、5Bの足浴用水が加熱され、所定の温度(例えば、40℃〜45℃)になると、その温度を温度検出部45が検出して制御部30が動作し、予備加熱モードを終了して電気ヒータ13の発熱量を低減するように電気ヒータ13への通電を制御する。この状態が通常加熱モードである保温モードである。LED表示部31Cは予備加熱モードと保温モードで異なる発光色となるようにすれば、足浴器1の動作状態を識別し易くなる。このため、例えば、LED表示部31Cは予備加熱モードでは赤色系の発光状態となり、保温モードでは緑色系の発光状態となるようにすれば、識別し易い。
保温モードとなった状態で足浴を開始すべく、左右の足浴部5A、5Bに足先を入れた状態で足浴用水の水位は略L2となる。この状態で、左右の足浴部5A、5Bに挿入された足先の甲側は、足浴用水に没し、吐出口9は足浴用水中に没した状態となる。吐出口9からは加熱された足浴用水が前方へ吐出されるため、加熱された足浴用水が足浴者の足に直接吐出されず、不快感を与えない。このようにして、保温モードでの足浴による効果を得ることができる。この足浴の期間は、個人差もあるが、大体10分〜15分が適当である。足浴中に温度が下がれば、温度検出部45の検出によって制御部30が動作し、電気ヒータ13の発熱量を増加するように制御し、所定の温度範囲(例えば、40℃〜45℃)になるように制御される。
足浴を終了したときは、スイッチ部31Aの手動OFF操作によって、電気ヒータ13と金属イオン発生装置18をOFF状態とする。そして、コック21を回動させることによって、排水部20の排水通路に形成した排水孔20Aを開き、連通路8から左右の足浴部5A、5Bの足浴用水を排水タンク4へ排水することができる。排水タンク4に溜まった足浴用水は、排水タンク4を基台3の後方へ引き出して捨てることができる。
足浴器1は、浴槽本体2と浴槽本体を載置する基台3と排水タンク4を備えているが、足浴中の足浴用水の零れや、足浴終了後にカバー部29に足先を載せてタオルなどによって拭き取る際の足浴用水の零れ等によって、足浴器1を設置した床部分等が濡れないようにするために、浴槽本体2や基台3の平面席よりも大きい平面積を持つドレンパン46を設け、これに基台3を載置することができる。ドレンパン46は、周縁部を巡る壁46Aで囲まれた内側底部を複数の領域50に区画するリブ47が形成され、このリブ47に基台3を載置する。このリブ47には各領域50が連通するように適所に連通路48を形成している。
このため、浴槽本体2から零れた足浴用水は、ドレンパン46で受け止められてそれぞれの領域50に入り、その領域50に入った足浴用水は、連通路48を通って隣の領域50に流れるため、各領域50の足浴用水レベルは低下する。このような構成によって、足浴器1を移動する際やドレンパン46を持ち上げた際に、溜まった足浴用水が左右に揺れて零れ落ちることを防止できる。ドレンパン46を合成樹脂製とすることもできるが、檜材で作ることによって、温かい足浴用水が零れることによって、檜特有の香りが発せられ、癒し効果も得られるものとなる。ドレンパン46の左右には、運搬用取っ手49が設けられているため、浴槽本体2を載せた基台3を載置した状態で、ドレンパン46を持ち上げて運搬できると共に、ドレンパン46のみでも運搬できる。
浴槽本体2を合成樹脂製とすれば、拭き取りによる傷つきも生じ易く、この傷に汚れが溜まり易くなり、不衛生になり易いが、 上記のように、浴槽本体2を陶磁器(セラミックス)製とすることによって、そのような虞はなくなる。また、合成樹脂製に比して、アンダーカット形状も作り易くなり、カバー部分29や連通部8などの部分も形成し易い。また、表面の色彩や光沢によって高級感も得られるものとなる。また、重量が増すため、設置した状態での安定性が増し、足浴中に足先を動かしても安定感が得られる。また、下側の収納部6や中仕切り7に配置する電気部品の電気的な絶縁も取り易くなる。
足浴部5A、5Bの先端部分には、紫外線を伴う青色発光のLEDが設けられ、この光が足浴部5A、5Bの足浴用水中を通って足浴用水の除菌と足浴中の足先の除菌などを行う。また、この光が乱反射して足浴部5A、5Bの足浴用水を青色に見せることによって、清潔感を与えることができる。
足浴を終了したとき、足浴終了後に足先をタオルなどによって拭き取る代わりに、ドライヤによって乾燥させるようにすれば便利である。これを達成するために、中仕切り7内にドライヤ55が収納され、このドライヤ55からの温風が吹き出す温風吹き出し口56が、カバー部29によって覆われる中仕切り7の左右両側部に開口している。これによって、足浴を終了し足浴用水を排水した状態で、中仕切り7の上面のスイッチ操作部31の一部分に設けたドライヤ用スイッチをONすることによってドライヤ55が作動し、温風吹き出し口56から吹き出す温風によって、左右の足浴部5A、5B内で足先を乾燥できる。この乾燥に伴って、足浴部5A、5B内の乾燥もできるため、足浴部5A、5B内の水滴の拭き取りも簡単になるか拭き取りを省くことができるようになる。
浴槽本体2の形状や色彩を選択することによって、種々の足浴器を市場に提供できるため、本発明は上記実施例に示した構成に限定されず、種々の形態の足浴器に適用できるものであり、本発明の技術範囲において種々の形態を包含するものである。
本発明に係る足浴器の正面斜視図である。(実施例1) 本発明に係る足浴器の分解斜視図である。(実施例1) 本発明に係る足浴器の背面斜視図である。(実施例1) 本発明に係る足浴器の浴槽本体部分の平面図である。(実施例1) 本発明に係る足浴器の浴槽本体の底面斜視図である。(実施例1) 本発明に係る足浴器の縦断背面視図である。(実施例1) 図4のA−A断面図である。(実施例1) 本発明に係る足浴器を中仕切り部分で切断した縦断側面図である。(実施例1) 本発明に係る銀イオン発生装置の構成を示す断面図である。(実施例1)
符号の説明
1・・・・・足浴器
2・・・・・浴槽本体
3・・・・・基台
4・・・・・排水タンク
4B・・・・排水受け口
5・・・・・浴槽
5A、5B・・・左右の足浴部
6・・・・・収納部
7・・・・・中仕切り
8・・・・・連通路
9・・・・・吐出口
10・・・・吸い込み口
11・・・・浴槽の底壁
12・・・・足浴用水循環パイプ
13・・・・電気ヒータ
14・・・・熱良導材
15・・・・伝熱板
16・・・・伝熱調整板
17・・・・ヒータユニット
18・・・・金属イオン発生装置
19・・・・ヒータユニット支持部材
20・・・・排水部
20A・・・排水孔
21・・・・コック
29・・・・カバー部
30・・・・制御部
31・・・・スイッチ操作部
31・・・・スイッチ部
31C・・・LED表示部
33・・・・案内部
46・・・・ドレンパン
47・・・・リブ
48・・・・連通路
50・・・・区画領域

Claims (8)

  1. 上側に足浴用水を溜める上面開口の浴槽を形成し下側に下方に開口した収納部を形成した陶磁器製浴槽本体を備え、前記浴槽の前部と後部には足浴用水の吐出口と吸い込み口を備え、前記収納部には前記足浴用水の吐出口と吸い込み口に連通した足浴用水循環パイプとこのパイプ内の足浴用水を加熱する電気ヒータが配置され、前記足浴用水循環パイプは後部よりも前部が高く傾斜配置され、前記電気ヒータで前記足浴用水循環パイプ内の足浴用水と前記浴槽の底壁とを加熱することを特徴とする足浴器。
  2. 上側に足浴用水を溜める上面開口の浴槽を形成し下側に下方に開口した収納部を形成した陶磁器製浴槽本体を備え、前記浴槽と前記収納部とを区画する底壁は後部よりも前部が高くなるように傾斜し、前記浴槽の前部と後部には浴用水の吐出口と吸い込み口を備え、前記収納部には前記足浴用水の吐出口と吸い込み口に連通した足浴用水循環パイプとこのパイプ内の足浴用水を加熱する電気ヒータを備え、前記足浴用水循環パイプは前記底壁に沿って傾斜配置され、前記電気ヒータの発熱によって前記浴槽の底壁を幅広く加熱する伝熱板を前記底壁の下側に設けたことを特徴とする足浴器。
  3. 上面開口の浴槽に溜めた足浴用水に左右の足先を浸す足浴器において、上側に前記浴槽を形成し下側に下方に開口した収納部を形成した陶磁器(セラミックス)製浴槽本体と、前記収納部を覆って前記浴槽本体を載置する基台を備え、前記浴槽本体は、前記浴槽は中仕切りによってそれぞれ左右の足浴部に区分され、前記左右の足浴部と前記収納部とを区画する底壁は後部よりも前部が高くなるように傾斜し、前記左右の足浴部の前部と後部にはそれぞれ足浴用水の吐出口と吸い込み口を備え、前記収納部には前記足浴用水の吐出口と吸い込み口に連通した足浴用水循環パイプとこのパイプ内の足浴用水を加熱する電気ヒータを備え、前記足浴用水循環パイプは前記底壁に沿って傾斜配置され、前記中仕切りには前記左右の足浴部の足浴用水が連通する連通路を設けると共に前記電気ヒータの通電制御を行う制御部が収納され、前記電気ヒータの発熱によって前記左右の足浴部の底壁を幅広く加熱する伝熱板を前記底壁の下側に設けたことを特徴とする足浴器。
  4. 前記伝熱板と前記底壁との間には前記底壁の温度を適温にする伝熱調整板を介在させたことを特徴とする請求項2または3に記載の足浴器。
  5. 前記足浴用水循環パイプと前記電気ヒータは、一体化してヒータユニットを構成し、バネ材の支持部材によって前記底壁に向けて付勢保持されたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の足浴器。
  6. 前記足浴用水循環パイプと前記電気ヒータと前記伝熱板は、一体化してヒータユニットを構成し、バネ材の支持部材によって前記底壁に向けて付勢保持されたことを特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載の足浴器。
  7. 前記連通路は前記中仕切りの後部を貫通して形成され、前記足浴用水の吐出口は前方へ開口し、前記左右の足浴部の前壁は前記足浴用水の吐出口を覆うように上方に行くにしたがって後方へ湾曲し、前記前壁と側壁とを結ぶコーナー部は湾曲面で形成されたことを特徴とする請求項3乃6のいずれかに記載の足浴器。
  8. 前記電気ヒータの通電は、温度検出部による前記浴槽の足浴用水温の検出に基づき制御され、前記浴槽の足浴用水温が所定温度に加熱されるまでは発熱量が大となる予備加熱モードで通電され、前記浴槽の足浴用水温が所定温度に上昇したときは適温に維持する保温モードで通電制御されることを特徴とする請求項1乃6のいずれかに記載の足浴器。
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