JP2007166599A - 複数のアンテナが装着された移動通信端末機 - Google Patents
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Abstract
【課題】移動通信端末機のサイズを維持した状態で複数のアンテナを設置することができ、移動通信端末機を小型化することができる。
【解決手段】
本発明は、複数のアンテナが装着された移動通信端末機に関し、各種の部品素子が装着された回路基板と、回路基板の一方に装着され、移動通信無線信号を送受信する少なくとも一つの第1アンテナと、回路基板の他方に装着され、付加的なサービスのための無線信号を送受信する少なくとも一つの第2アンテナと、を備える。
【選択図】図1
【解決手段】
本発明は、複数のアンテナが装着された移動通信端末機に関し、各種の部品素子が装着された回路基板と、回路基板の一方に装着され、移動通信無線信号を送受信する少なくとも一つの第1アンテナと、回路基板の他方に装着され、付加的なサービスのための無線信号を送受信する少なくとも一つの第2アンテナと、を備える。
【選択図】図1
Description
本発明は複数のアンテナが装着された移動通信端末機に関し、より詳細には移動通信端末機のサイズを維持した状態で複数のアンテナを装着することのできる、複数のアンテナが装着された移動通信端末機に関する。
最近、移動通信端末機の機能が多様化され、移動通信端末機の固有の機能である通信機能のほか、WLAN(Wireless Local Area Network)を通じた無線インターネット接続機能、地上波と衛星を通じて提供されるプログラムを視聴することのできるDMB(Digital Multimedia Broadcasting)機能、GPS衛星を用いた位置認識機能、そして、カメラ、MP3(MPEG-1 Audio Layer-3)、RFID(Radio Frequency Identification)のような機能を付加して使用者に多様なサービスを提供している。
このように、移動通信端末機の固有の通信機能以外の多様な付加機能を使うことができるように多重帯域の移動通信端末機が開発されて来ている。多重帯域の移動通信端末機を具現するためには多重帯域の無線信号の送受信が可能なアンテナが必要となる。該アンテナは小型のサイズと広い帯域幅、また高利得の特性を有することが好ましい。
一般的に移動通信端末機には移動通信のために外付けアンテナ又は内蔵アンテナが装着されている。外付けアンテナとしてはモノポール(mono pole)アンテナとハリカル(helical)アンテナが主に使われ、内蔵アンテナとしてはPIFA(Planar Inverted F Antenna)アンテナが主に使われている。
一般的に移動通信端末機には移動通信のために外付けアンテナ又は内蔵アンテナが装着されている。外付けアンテナとしてはモノポール(mono pole)アンテナとハリカル(helical)アンテナが主に使われ、内蔵アンテナとしてはPIFA(Planar Inverted F Antenna)アンテナが主に使われている。
ここで、モノポールアンテナとハリカルアンテナはアンテナが外部へ露出されていて、外部からの衝撃により損傷を受け得る。それに、移動通信端末機を使用するとき、アンテナが使用者の頭付近に位置していて電磁波により使用者に悪い影響を与える恐れがある。
このような外付けアンテナの短所を解消するために、最近はPIFAアンテナが主に使われている。
このような外付けアンテナの短所を解消するために、最近はPIFAアンテナが主に使われている。
PIFAアンテナ10は内蔵型アンテナであって、移動通信端末機の内部に内蔵できるので、外付けアンテナの短所を相当部分解消しており、外付けアンテナに比べ生産が容易である。しかし、PIFAアンテナにはグラウンドとその上部に設けられる放射部とが設けられており、グラウンドと放射部との間に間隙がありサイズを小型化するには限界がある。
一方、それぞれ異なる周波数帯域を通じてサービスされるDMB機能、位置認識機能、RFID機能を支援するためには、それぞれ異なる周波数帯域で動作する別のアンテナが必要になる。しかし、これらの機能を支援するために移動通信端末機に複数のPIFAアンテナを装着すると、移動通信端末機のサイズが大きくなり、また、移動通信端末機のサイズを維持した状態では空間が充分確保できなくて装着可能なPIFAアンテナの数が制限される。
最近は3次元形状であるPIFAアンテナの代わりに移動通信用としてPCB回路基板に実装される
最近は3次元形状であるPIFAアンテナの代わりに移動通信用としてPCB回路基板に実装できるアンテナが提案されている。PCB回路基板のアンテナは、アンテナを装着するための別の空間をほぼ必要としないという長所がある。しかし、このアンテナの特性上、方向性を有するサービスには使われにくいという問題点があって、まだ移動通信用として実用化されるには無理がある。
最近は3次元形状であるPIFAアンテナの代わりに移動通信用としてPCB回路基板に実装できるアンテナが提案されている。PCB回路基板のアンテナは、アンテナを装着するための別の空間をほぼ必要としないという長所がある。しかし、このアンテナの特性上、方向性を有するサービスには使われにくいという問題点があって、まだ移動通信用として実用化されるには無理がある。
本発明は前述の問題点を解決するために提出されたもので、本発明の目的は、機能を充実させつつ小型化が可能な移動通信端末機を提供することにある。
前述の目的を達成するための本発明1の構成は、各種の部品素子が装着された回路基板と、前記回路基板の一方に装着され、移動通信無線信号を送受信する少なくとも一つの第1アンテナと、前記回路基板の他方に装着され、付加的なサービスのための無線信号を送受信する少なくとも一つの第2アンテナと、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、回路基板に対して両面に複数のアンテナを設けるため、移動体通信端末機の構成を簡単にし、小型化を図ることができる。発明2は、発明1において、前記第1アンテナ及び第2アンテナは、平面(planar)アンテナであることが好ましい。
本発明によれば、回路基板に対して両面に複数のアンテナを設けるため、移動体通信端末機の構成を簡単にし、小型化を図ることができる。発明2は、発明1において、前記第1アンテナ及び第2アンテナは、平面(planar)アンテナであることが好ましい。
ここで、平面アンテナとは、3D PIFAアンテナ、パッチアンテナなどの3次元の平面アンテナなどである。このような平面アンテナは、方向性を有するサービスに対してもアンテナとしての特性を維持しつつ、移動体通信端末機に内蔵可能なアンテナを用いることができるため、外部からの衝撃からアンテナを保護することができる。また、製造が容易である。
また、平面アンテナは平面であるか厚みが極めて薄いため、移動体通信端末機の薄型化・小型化を図ることができる。発明3は、発明2において、前記第1アンテナはPIFAアンテナとパッチアンテナのうち少なくとも一つになり得る。
発明4は、発明3において、前記第2アンテナはPIFAアンテナとパッチアンテナのうち少なくとも一つになり得る。
発明4は、発明3において、前記第2アンテナはPIFAアンテナとパッチアンテナのうち少なくとも一つになり得る。
発明5は、発明4において、前記PIFAアンテナは、前記移動通信無線信号を送受信する放射部と、前記放射部に電流を供給するフィード部と、グラウンド、前記放射部と前記グラウンドとを連結するショット部と、を備えることができる。
発明6は、発明4において、前記パッチアンテナは、前記無線信号を送受信する平面の放射部と、前記放射部に電流を供給するフィードポイントと、前記グラウンドと前記放射部とを連結するストリップラインと、を備えることができる。
発明6は、発明4において、前記パッチアンテナは、前記無線信号を送受信する平面の放射部と、前記放射部に電流を供給するフィードポイントと、前記グラウンドと前記放射部とを連結するストリップラインと、を備えることができる。
発明7は、発明2において、前記第1アンテナは前記PIFAアンテナであり、前記第2アンテナはパッチアンテナであることが好ましい。
3D PIFAアンテナ10を移動通信用として使用し、RFID、GPS、DMBなどのサービスのためにパッチアンテナ20を使うことができる。逆に、3D PIFAアンテナ10をRFID、GPS、DMB等のサービス用として使用し、パッチアンテナ20を移動通信用として使用することもできる。
3D PIFAアンテナ10を移動通信用として使用し、RFID、GPS、DMBなどのサービスのためにパッチアンテナ20を使うことができる。逆に、3D PIFAアンテナ10をRFID、GPS、DMB等のサービス用として使用し、パッチアンテナ20を移動通信用として使用することもできる。
発明8は、発明7において、前記PIFAアンテナは前記回路基板の一方の一端部に装着され、前記パッチアンテナは前記回路基板の背面に前記PIFAアンテナが装着された領域に対応するように装着されることができる。
このようにPIFAアンテナ及びパッチアンテナを対応する領域の両面に設けることで、グランドに対して両面に複数のアンテナを設けることができる。このとき、両面に形成されるアンテナは、グラウンドを共有しているため、アンテナ毎に別途のグラウンドは不要である。よって、移動体通信端末機の構成を簡単にし、小型化を図ることができる。
このようにPIFAアンテナ及びパッチアンテナを対応する領域の両面に設けることで、グランドに対して両面に複数のアンテナを設けることができる。このとき、両面に形成されるアンテナは、グラウンドを共有しているため、アンテナ毎に別途のグラウンドは不要である。よって、移動体通信端末機の構成を簡単にし、小型化を図ることができる。
本発明によると、機能を充実させつつ小型化が可能な移動通信端末機を提供することができる。3D PIFA
以下、添付の図面に基いて本発明の好適な実施形態を詳述する。
本移動通信端末機には複数の内蔵型アンテナが設置されており、複数のアンテナは回路基板の両側面にそれぞれ設置されている。
各アンテナは平面(planar)アンテナで設けられ、ここで平面アンテナは平面であるか厚みが極めて薄い3次元のアンテナのことを通称する。平面アンテナとしては3D PIFA、パッチ(Patch)アンテナなどが挙げられる。
本移動通信端末機には複数の内蔵型アンテナが設置されており、複数のアンテナは回路基板の両側面にそれぞれ設置されている。
各アンテナは平面(planar)アンテナで設けられ、ここで平面アンテナは平面であるか厚みが極めて薄い3次元のアンテナのことを通称する。平面アンテナとしては3D PIFA、パッチ(Patch)アンテナなどが挙げられる。
図1は本発明に従ってアンテナを実装した移動通信端末機の回路基板の斜視図であり、図2は図1の回路基板の断面図である。
図1によると、PIFAアンテナ10は、グラウンド5、放射部11、フィード(Feed)部15、ショット(Short)部13を含む3次元の形態で構成される。
回路基板1の一方には第1アンテナである3D PIFAアンテナ10が設置され、回路基板1の他方には第2アンテナであるパッチアンテナ20が装着されている。
図1によると、PIFAアンテナ10は、グラウンド5、放射部11、フィード(Feed)部15、ショット(Short)部13を含む3次元の形態で構成される。
回路基板1の一方には第1アンテナである3D PIFAアンテナ10が設置され、回路基板1の他方には第2アンテナであるパッチアンテナ20が装着されている。
3D PIFAアンテナ10は、グラウンド5、放射部11、フィード部15、ショット部13を含む。放射部11はグラウンド5の上段に配され、ショット部13は放射部11の先端に位置してグラウンド5と放射部11とを連結する。フィード部15は放射部11へ電流を供給する。以下に具体的に説明する。
放射部11は電流を電波に変換して空気中に送信又は受信する領域であって、板状に形成される。図1では放射部11が四角板状で示されているが、斜方形、円形など、多様な形状に形成でき、勿論スリットなどを用いて様々なパターンが形成できるように設計することもできる。
放射部11は電流を電波に変換して空気中に送信又は受信する領域であって、板状に形成される。図1では放射部11が四角板状で示されているが、斜方形、円形など、多様な形状に形成でき、勿論スリットなどを用いて様々なパターンが形成できるように設計することもできる。
フィード部15は放射部11と回路基板1とを連結し、放射部11と垂直をなすように連結されている。フィード部15は回路基板1から供給された電流を放射部11に伝達することで、放射部11が電波を送受信できるようにする。
ショット部13は放射部11と垂直に交差するようにに配され、放射部11とグラウンド5とを連結する。ショット部13は放射部11を循環した電流をグラウンド5に案内する。
ショット部13は放射部11と垂直に交差するようにに配され、放射部11とグラウンド5とを連結する。ショット部13は放射部11を循環した電流をグラウンド5に案内する。
このようなフィード部15及びショット部13によって、放射部11は回路基板1から所定の幅で離隔された位置に配置される。
グラウンド5は回路基板1に形成され、グラウンド5の形状は3D PIFAアンテナ10とパッチアンテナ20の特性と、所望する動作帯域に応じて色々なパターンで形成することができる。つまり、3D PIFAアンテナ10のS11特性と、パッチアンテナ20のS11特性と、3D PIFAアンテナ10及びパッチアンテナ20間のS12特性と、が最適化されるようにグラウンド5にパターンを形成することができる。
グラウンド5は回路基板1に形成され、グラウンド5の形状は3D PIFAアンテナ10とパッチアンテナ20の特性と、所望する動作帯域に応じて色々なパターンで形成することができる。つまり、3D PIFAアンテナ10のS11特性と、パッチアンテナ20のS11特性と、3D PIFAアンテナ10及びパッチアンテナ20間のS12特性と、が最適化されるようにグラウンド5にパターンを形成することができる。
前述の構成による3D PIFAアンテナ10の作動過程は次の通りである。フィード部15を介して放射部11に電流が供給されると、放射部11では電流を電波に変換して電波を放射する。そして、電流はショット部13を介してグラウンド5に戻る。この時、放射部11を介して入力された外部からの電波もグラウンド5を介して回路基板1に提供される。
このような3D PIFAアンテナ10は、Omni−directional特性を有し、移動通信無線信号の送受信のために使われる。
一方、3D PIFAアンテナ10の性能は、帯域幅(band width)、共振周波数での反射損失(Return Loss)、インピーダンスマッチング効率などによって左右される。一般的にインピーダンスマッチングはショット部13の位置とフィード部15の長さによって決定される。
一方、3D PIFAアンテナ10の性能は、帯域幅(band width)、共振周波数での反射損失(Return Loss)、インピーダンスマッチング効率などによって左右される。一般的にインピーダンスマッチングはショット部13の位置とフィード部15の長さによって決定される。
図2は、図1の回路基板の背面図である。同図に示すように、回路基板1の背面には平面アンテナの一種であるパッチアンテナ20が装着されている。
パッチアンテナ20は、放射部25、フィードポイント23、ストリップライン21、グラウンド5を含む。
放射部25は、図2に示すように、四角板状に形成され、四角板状以外に円板にも形成されることができる。この放射部25にはスリットを用いて多様なパターンを形成することもでき、パターンによってアンテナの動作帯域を変動させることができる。
パッチアンテナ20は、放射部25、フィードポイント23、ストリップライン21、グラウンド5を含む。
放射部25は、図2に示すように、四角板状に形成され、四角板状以外に円板にも形成されることができる。この放射部25にはスリットを用いて多様なパターンを形成することもでき、パターンによってアンテナの動作帯域を変動させることができる。
フィードポイント23は、放射部25の一端と、放射部25から延長されたストリップライン21の一端と、の間に形成され、放射部25に電流を供給する。
ストリップライン21は、フィードポイント23の一端から延長されて放射部25よりも狭い幅のひも状に形成され、アンテナの動作特性に応じて複数の折り曲げ部を有することができる。ストリップライン21の長さは、インピーダンスの実数部が例えば50Ωとなるようにマッチングされ放射部25の共振が起こるように設計される。
ストリップライン21は、フィードポイント23の一端から延長されて放射部25よりも狭い幅のひも状に形成され、アンテナの動作特性に応じて複数の折り曲げ部を有することができる。ストリップライン21の長さは、インピーダンスの実数部が例えば50Ωとなるようにマッチングされ放射部25の共振が起こるように設計される。
このようなストリップライン21の末端部は、回路基板1に対して垂直方向に折り曲げられ回路基板1を貫通し、3D PIFAアンテナ10のグラウンド5に連結される。従って、本パッチアンテナ20は別のグラウンド5を必要としないため、パッチアンテナ20の構造を簡単にすることができる。
該パッチアンテナ20は、回路基板1の背面の3D PIFAアンテナ10が装着された回路基板1の領域に対応する領域に装着される。勿論、回路基板1の背面の3D PIFAアンテナ10の装着位置と一致しない領域に装着することもできる。
該パッチアンテナ20は、回路基板1の背面の3D PIFAアンテナ10が装着された回路基板1の領域に対応する領域に装着される。勿論、回路基板1の背面の3D PIFAアンテナ10の装着位置と一致しない領域に装着することもできる。
パッチアンテナ20は、3D PIFAアンテナ10が移動通信無線信号を送受信することに対し、RFID無線信号、GPS衛星信号、DMB用の無線信号などを送受信することができ、また、放射部25の全面方向に方向性を有する。
最近、RFIDシステムと移動通信との結合により、mRFID(mobile RFID)というサービスが提供されている。mRFID技術では移動通信端末機に電子タグ、リーダー、アンテナ及び処理モジュールを装着することで、他の電子タグから情報を読み込んで使用者に有用な情報サービスを提供したり、移動通信端末機内の電子タグを通じて他の機器に移動通信端末機からの情報を伝達することができる。このようなmRFID技術で使われるRFID用アンテナは908.5〜914MHzの帯域の無線信号を送受信するので、本パッチアンテナ20の動作帯域をRFID無線信号の周波数帯域とマッチングさせてRFID用アンテナとして使用することができる。
最近、RFIDシステムと移動通信との結合により、mRFID(mobile RFID)というサービスが提供されている。mRFID技術では移動通信端末機に電子タグ、リーダー、アンテナ及び処理モジュールを装着することで、他の電子タグから情報を読み込んで使用者に有用な情報サービスを提供したり、移動通信端末機内の電子タグを通じて他の機器に移動通信端末機からの情報を伝達することができる。このようなmRFID技術で使われるRFID用アンテナは908.5〜914MHzの帯域の無線信号を送受信するので、本パッチアンテナ20の動作帯域をRFID無線信号の周波数帯域とマッチングさせてRFID用アンテナとして使用することができる。
一方、GPS(Global Positioning System)衛星は移動通信端末機との無線信号送受信を通じて、移動通信端末機の位置を把握する。GPS衛星との通信のためにアンテナの動作帯域は、GPS衛生信号の周波数帯域(L2帯域:1227.6MHz、L1帯域:1575.42MHz)とマッチングされるべきであり、本パッチアンテナ20の動作帯域をGPS衛星信号の周波数帯域とマッチングさせてGPS用アンテナとして使用することができる。
DMBサービスは衛星DMBサービスと地上波DMBサービスに分類され、衛星DMBサービスの場合には地上波DMBより高周波数帯域であるS−band2.630〜2.655GHzの帯域を使用する。そして、地上波DMBサービスの場合、周波数帯域が204〜210MHzである。従って、衛星DMB用アンテナに使用するか地上波DMB用アンテナに使用するかに応じて、本パッチアンテナ20の動作帯域を該当周波数帯域とマッチングさせればいい。
一方、前述の実施形態では、3D PIFAアンテナ10を移動通信用として使用し、RFID、GPS、DMBなどのサービスのためにパッチアンテナ20を使うことを説明した。しかし、3D PIFAアンテナ10をRFID、GPS、DMBサービス用として使用し、パッチアンテナ20を移動通信用として使用できるように設計することもできる。
また、前述の実施形態とは異なって回路基板の両面にパッチアンテナ20を装着して使用することもでき、パッチアンテナ20を複数装着して使用することもできる。
以上のように、本発明によれば、グランドに対して両面に複数のアンテナを設ける。このとき、両面に形成されるアンテナは、グラウンドを共有しているため、アンテナ毎に別途のグラウンドは不要である。よって、移動体通信端末機の構成を簡単にし、小型化を図ることができる。
以上のように、本発明によれば、グランドに対して両面に複数のアンテナを設ける。このとき、両面に形成されるアンテナは、グラウンドを共有しているため、アンテナ毎に別途のグラウンドは不要である。よって、移動体通信端末機の構成を簡単にし、小型化を図ることができる。
また、グラウンドの両面に設けるアンテナとしては、3D PIFAアンテナ、パッチアンテナなどの3次元の平面アンテナなどが挙げられる。よって、方向性を有するサービスに対してもアンテナとしての特性を維持しつつ、移動体通信端末機に内蔵可能なアンテナを用いることができるため、外部からの衝撃からアンテナを保護することができる。また、製造が容易である。さらに、平面アンテナは平面であるか厚みが極めて薄いため、移動体通信端末機の薄型化・小型化を図ることができる。
以上、本発明の好適な実施形態を図示及び説明してきたが、本発明の技術的範囲は前述の実施形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に基づいて定められ、特許請求の範囲において請求する本発明の要旨から外れることなく当該発明が属する技術分野において通常の知識を有する者であれば誰もが多様な変形実施が可能であることは勿論のことであり、該変更した技術は特許請求の範囲に記載された発明の技術的範囲に属するものである。
1 回路基板
5 グラウンド
10 3D PIFAアンテナ
11 放射部
13 ショット部
15 フィード部
20 パッチアンテナ
21 ストリップライン
23 フィードポイント
25 放射部
5 グラウンド
10 3D PIFAアンテナ
11 放射部
13 ショット部
15 フィード部
20 パッチアンテナ
21 ストリップライン
23 フィードポイント
25 放射部
Claims (8)
- 各種の部品素子が装着された回路基板と、
前記回路基板の一方に装着され、移動通信無線信号を送受信する少なくとも一つの第1アンテナと、
前記回路基板の他方に装着され、付加的なサービスのための無線信号を送受信する少なくとも一つの第2アンテナと、
を備えることを特徴とする複数のアンテナが装着された移動通信端末機。 - 前記第1アンテナ及び第2アンテナは、平面(planar)アンテナであることを特徴とする請求項1に記載の複数のアンテナが装着された移動通信端末機。
- 前記第1アンテナはPIFAアンテナとパッチアンテナのうち少なくとも一つであることを特徴とする請求項2に記載の複数のアンテナが装着された移動通信端末機。
- 前記第2アンテナはPIFAアンテナとパッチアンテナのうち少なくとも一つであることを特徴とする請求項3に記載の複数のアンテナが装着された移動通信端末機。
- 前記PIFAアンテナは、前記移動通信無線信号を送受信する放射部と、前記放射部に電流を供給するフィード部と、グラウンド、前記放射部と前記グラウンドとを連結するショット部と、を備えることを特徴とする請求項4に記載の複数のアンテナが装着された移動通信端末機。
- 前記パッチアンテナは、前記無線信号を送受信する平面の放射部と、前記放射部に電流を供給するフィードポイントと、前記グラウンドと前記放射部とを連結するストリップラインと、を備えることを特徴とする請求項4に記載の複数のアンテナが装着された移動通信端末機。
- 前記第1アンテナは前記PIFAアンテナであり、前記第2アンテナはパッチアンテナであることを特徴とする請求項2に記載の複数のアンテナが装着された移動通信端末機。
- 前記PIFAアンテナは前記回路基板の一方の一端部に装着され、前記パッチアンテナは前記回路基板の背面に前記PIFAアンテナが装着された領域に対応するように装着されることを特徴とする請求項7に記載の複数のアンテナが装着された移動通信端末機。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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