JP2007165582A - ヒートシンク - Google Patents

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【課題】受熱板を均一に冷却し、熱交換効率の向上を図る手段を提供する。
【解決手段】発熱体7を取り付ける受熱板2と、受熱板2に対向するように設けられ、受熱板2に対して冷却媒体を噴射する噴射手段5とを備えたヒートシンク1であって、受熱板2には、噴流受け部8が凹状に湾曲して形成されていると共に、噴射手段5には、噴流受け部8に対向する位置に、噴射部18が凸状に湾曲して形成されており、噴射部18と噴流受け部8との間には、噴射部18から噴射された冷却冷媒が流通可能な湾曲した流路20が形成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、パソコンのCPUやサイリスタや電力用コンデンサ等の電子機器を冷却するために設けられるヒートシンクに関する。
従来、ノート型パソコンのCPU(Central Processing Unit)等の電子機器から発生する熱を放出して該電子機器を冷却するため、ヒートシンクが設けられている。
従来のヒートシンクとしては、様々なものが提案されているが、例えば、電子機器が取り付けられた受熱板に対して冷却媒体を噴射することにより、その電子機器を冷却する噴流衝突式と呼ばれるものが知られている。
この種のヒートシンクには、受熱板に対向するように冷却媒体の噴射手段が設けられており、該噴射手段には冷却媒体の噴射孔が穿設されている。そして、この噴射孔から噴射された冷却冷媒が前記受熱板に衝突することにより、前記受熱板を介して電子機器を冷却するようになっている(例えば、特許文献1〜3参照)。
特開2000−252670号公報 特開2003−51689号公報 特開2004−273836号公報
しかしながら、上記した従来のヒートシンクにおいては、噴射手段から噴射した後の冷却媒体の流動に関しては十分な配慮がなされていなかったため、冷却媒体が受熱板に衝突した地点の周囲では、冷却冷媒の流速が遅くなり、冷却媒体の流れに淀みが生じていた。その結果、受熱板の熱伝達率は、冷却媒体が受熱板に衝突した地点では高くなるが、その周囲では低くなるといった現象が起き、受熱板を均一に冷却することができず、ヒートシンクの熱交換効率を高めることができないといった問題があった。
本発明は、上記した課題を解決すべくなされたものであり、受熱板を均一に冷却することができ、熱交換効率の向上を図ることができるヒートシンクを提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するため、本発明は、発熱体を取り付ける受熱板と、該受熱板に対向するように設けられ、該受熱板に対して冷却媒体を噴射する噴射手段とを備えたヒートシンクであって、前記受熱板には、噴流受け部が凹状に湾曲して形成されていると共に、前記噴射手段には、前記噴流受け部に対向する位置に、噴射部が凸状に湾曲して形成されており、前記噴射部と前記噴流受け部との間には、前記噴射部から噴射された冷却冷媒が流通可能な湾曲した流路が形成されていることを特徴とする。
そして、前記噴射部は前記噴射受け部から一定間隔を保持するように形成され、前記湾曲した流路は均一幅に形成されているのがよい。
また、前記噴射手段の噴射部は半割り円筒状に形成されており、該噴射部には前記発熱体の配置に合せて噴射孔が穿設されていてもよい。
さらに、前記噴射手段の噴射部は、前記発熱体の配置に合せて、半球状に形成されており、該噴射部には噴射孔が1個ずつ穿設されていてもよい。
本発明によれば、噴射部と噴流受け部との間に湾曲した流路が形成されているため、噴射部から噴射された冷却冷媒は、淀むことなく、早い流速を保持したまま、円滑に流通する。したがって、冷却媒体が受熱板に衝突した地点だけでなく、その周囲においても、熱伝達率を高く保持することができると共に、受熱板を均一に冷却することができるため、ヒートシンクの熱交換効率を高めることができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。ここで、図1は本実施の形態に係るヒートシンクを示す分解斜視図、図2はヒートシンクの断面図、図3はヒートシンクを部分的に拡大して示す断面図である。
本実施の形態に係るヒートシンク1は、扁平形状を成しており、矩形板状の受熱板2と、該受熱板2と共に内部に冷却媒体の流通空間3を形成するケース部材4と、この流通空間3に設けられる噴射部材5とを備えている。
受熱板2の外面6は平坦に形成されており、この外面6には所要数(図1では、1列当り7個が4列で合計28個)の電子機器7が密着可能となっている。一方、受熱板2の内面には、噴流受け部8が半割り円柱凹状に湾曲して形成されており、噴流受け部8は、電子機器7の配置に対応した位置に、所要列(図2では4列)並設されている。また、受熱板2の周縁部には、所要数(図1では、16個)の取付孔9が穿設されている。
ケース部材4は、盆形状を成しており、その周縁部10には、受熱板2の取付孔9に対応した位置に取付孔11が穿設されている。そして、ケース部材4に受熱板2を重合し、各取付孔9,11を介して固定具(図示省略)を取り付けることにより、ケース部材4と受熱板2とが互いに固定されるようになっている。また、ケース部材4の周縁部10で囲繞された領域には凹部12が形成されており、この凹部12の開口面が受熱板2により閉塞されることにより冷却媒体の流通空間3が形成されるようになっている。さらに、ケース部材4の凹部12の両端部にはそれぞれ、冷却媒体入口13及び冷却媒体出口14が穿設されており、冷却媒体入口13及び冷却媒体出口14に、冷却媒体供給管15及び冷却媒体排出管16がそれぞれ接続されている。
噴射部材5は、平面的に冷却媒体出口14を覆わない範囲において凹部12に収容可能な形状を成しており、冷却媒体入口13に対向した位置にヘッダ部17が設けられ、ヘッダ部17は、冷却媒体入口13の反対側に凸状に湾曲して形成されている。また、噴射部材5には、このヘッダ部17に連通するように、所要列(図示では、4列)の噴射部18が、噴流受け部8に対向するように設けられている。各噴射部18は半割り円筒凸状に形成されており、各噴射部18には、それぞれ、電子機器7の配置に合わせて、複数(この場合は7個)の噴射孔19がノズル状に穿設されている。また、各噴射部18は、その曲率中心が噴射受け部8の曲率中心と同一であって、噴流受け部8から一定間隔を保持するように形成されている。これにより、噴射部18から噴射後の冷却媒体が流通可能な湾曲した流路20が、噴射部18と噴流受け部8との間に均一幅で形成されている。
このような構成を備えたヒートシンク1において、冷却媒体供給管15を通って冷却媒体入口13から流通空間3に流入した冷却媒体は、先ず、ヘッダ部17において各噴射部18に分配され、各噴射部18と凹部12の間の空間21を流通する。その後、冷却媒体は、各噴射孔19から噴流受け部8に向かって噴射され、噴流受け部8に衝突した後、湾曲した流路20を流通し、これにより、受熱板2に配置された各電子機器7はそれぞれ冷却される。その後、冷却媒体は、冷却媒体出口14から冷却媒体排出管16を通ってヒートシンク1の外部に排出される。
この場合、噴射部18と噴流受け部8との間に湾曲した流路20が均一幅で形成されているため、噴射部18から噴射された冷却冷媒は、淀むことなく、早い流速を保持したまま、円滑に流通する。したがって、冷却媒体が受熱板に衝突した地点だけでなく、その周囲においても、受熱板2の熱伝達率を高く保持することができると共に、受熱板2を均一に冷却することができるため、ヒートシンク1の熱交換効率を高めることができる。
なお、上記した実施の形態において、噴射部18は、半割り円筒状に形成されているが、これは単なる例示に過ぎず、例えば、受熱板2の電子機器7の配置に合わせて、半球状に形成し、各噴射部18に噴射孔を1個ずつ穿設したりする等、各種変更が可能である。
また、冷却冷媒の湾曲した流路20は、必ずしも、噴射部18と噴流受け部8との間に均一幅に形成されている必要はなく、例えば、冷却媒体が受熱板2に衝突した地点から離れるに連れて流路20の幅が僅かに広くなったり、狭くなったりするように形成されていてもよい。
さらに、本発明のヒートシンク1により冷却される発熱体としては、ノート型パソコンのCPUの他、サイリスタや電力用コンデンサ等の電子機器であってもよい。
本発明の実施の形態に係るヒートシンクを示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態に係るヒートシンクを示す断面図である。 本発明の実施の形態に係るヒートシンクを部分的に拡大して示す断面図である。
符号の説明
1 ヒートシンク
2 受熱板
5 噴射部材
7 電子機器
8 噴流受け部
18 噴射部
19 噴射孔
20 流路

Claims (4)

  1. 発熱体を取り付ける受熱板と、該受熱板に対向するように設けられ、該受熱板に対して冷却媒体を噴射する噴射手段とを備えたヒートシンクであって、
    前記受熱板には、噴流受け部が凹状に湾曲して形成されていると共に、前記噴射手段には、前記噴流受け部に対向する位置に、噴射部が凸状に湾曲して形成されており、前記噴射部と前記噴流受け部との間には、前記噴射部から噴射された冷却冷媒が流通可能な湾曲した流路が形成されていることを特徴とするヒートシンク。
  2. 前記噴射部は前記噴射受け部から一定間隔を保持するように形成され、前記湾曲した流路は均一幅に形成されている請求項1に記載のヒートシンク。
  3. 前記噴射手段の噴射部は半割り円筒状に形成されており、該噴射部には前記発熱体の配置に合せて噴射孔が穿設されている請求項1又は2に記載のヒートシンク。
  4. 前記噴射手段の噴射部は、前記発熱体の配置に合せて、半球状に形成されており、該噴射部には噴射孔が1個ずつ穿設されている請求項1又は2に記載のヒートシンク。
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