JP2007164641A - 人物オブジェクト判定装置及び人物オブジェクト判定プログラム - Google Patents

人物オブジェクト判定装置及び人物オブジェクト判定プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】映像中の小さい面積の映像オブジェクトにも適用でき、人物の動作を認識して人物の画像であるかを認識できる人物オブジェクト判定装置を提供する。
【解決手段】人物オブジェクト判定装置1は、フレーム画像から映像オブジェクトを抽出する映像オブジェクト抽出手段11と、この映像オブジェクトの形状の特徴を示す形状パラメータを生成する形状パラメータ生成手段12と、当該形状の経時変化を示すオブジェクト動作パターンを生成するオブジェクト動作パターン生成手段14と、所定の動作時における人物の映像オブジェクトの形状の経時変化を示す人物動作パターンを予め記憶する人物動作パターン記憶手段15と、オブジェクト動作パターンと人物動作パターンとを比較して、抽出された映像オブジェクトが人物の画像であるか否かを判定する人物判定手段16とを備えることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、映像制作の技術に係り、特に、人物の映像オブジェクトを検出する人物オブジェクト判定装置及び人物オブジェクト判定プログラムに関する。
従来、時系列に入力される、映像を構成する画像[ノンインタレース方式の場合はフレーム画像、インタレース方式の場合はフレーム画像あるいはフィールド画像(以下、単にフレーム画像という)]から映像オブジェクトを抽出し、その形状や位置を計測する様々な技術が研究されている。中でも人物の映像オブジェクトを抽出して、その動作を分析する研究はセキュリティシステムなどの分野で盛んに行われている。また、スポーツ映像のフレーム画像から選手の映像オブジェクトの領域を抽出して追跡し、その位置情報からフォーメーションを解析する研究も行われている。
例えば、監視カメラによって撮影された映像内に顔領域が含まれているかどうかを判定し、更に、その顔の特徴を利用して人物の顔領域を検知する手法が存在する(特許文献1参照)。また、カメラによって撮影された映像内の映像オブジェクトの外接矩形の縦横比と、映像オブジェクトの外接矩形の領域の面積などの特徴とを利用して人物の映像オブジェクトを認識する手法が存在する(特許文献2参照)。更に、サッカーなどのフィールド競技において、グラウンドを撮影した映像から選手の映像オブジェクトを抽出して追跡する手法が存在する(特許文献3参照)。
特開平7−73298号公報(段落番号0014〜0027) 特開平6−243259号公報(段落番号0004〜0022) 特開2005−209148号公報(段落番号0007〜0156)
しかし、特許文献1の手法では、顔領域を検出して、顔の特徴を持つか否かを判定することで人物の顔領域であるかを検知するため、人物の映像オブジェクトがフレーム画像中において顔が判別できる程度の十分な大きさを有する場合にしか適用できない。そのため、例えば、サッカー中継での俯瞰カメラによって撮影された映像のように、フレーム画像中の人物の画像領域の面積が小さく、顔の画像の特徴がほとんど得られない映像に対しては適用できないという問題がある。
また、特許文献2の手法では、映像中の小さい面積の領域の映像オブジェクトに対して適用することができるものの、人物か否かの判定を映像オブジェクトの外接矩形の領域の面積やその変化量などの情報に基づいて行っており、人物の足や腕の動作を認識することはできない。
更に、特許文献3の手法では、映像中の人物の映像オブジェクトの領域の小さいスポーツ映像を対象としており、クロマキー処理又は背景差分によりグラウンドの映像から選手の映像オブジェクトを抽出する。この手法は、抽出された映像オブジェクトの面積に基づいて人物の画像であるかを判断することで、人物以外の映像オブジェクトの抽出を防ぐことができる。しかし、クロマキー処理では、選手のユニフォームの色に基づいて映像オブジェクトの抽出を行うが、この色と似た色で、人物程度の大きさの映像オブジェクトがある場合には、人物以外の映像オブジェクトが抽出されてしまう可能性がある。また、背景差分処理では、映像を撮影しているカメラの揺れなどによって背景画像と現画像とにずれが生じ、そのずれが人物の映像オブジェクト程度の面積になった場合には誤検出する可能性があるため、この手法においても更なる改善の余地がある。
本発明は、前記従来技術の問題を解決するために成されたもので、映像中の小さい面積の領域の映像オブジェクトに対しても適用でき、人物の動作を認識することで検出された映像オブジェクトが人物の画像であるかを認識して、人物以外が誤検出されることを防ぐことができる人物オブジェクト判定装置及び人物オブジェクト判定プログラムを提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、請求項1に記載の人物オブジェクト判定装置は、映像を構成し時系列に入力される画像ごとに映像オブジェクトを抽出し、当該映像オブジェクトが人物の画像であるか否かを判定する人物オブジェクト判定装置であって、映像オブジェクト抽出手段と、形状パラメータ生成手段と、オブジェクト動作パターン生成手段と、人物動作パターン記憶手段と、人物判定手段とを備える構成とした。
かかる構成によれば、人物オブジェクト判定装置は、映像オブジェクト抽出手段によって、入力される画像から映像オブジェクトを抽出し、形状パラメータ生成手段によって、映像オブジェクト抽出手段で抽出された映像オブジェクトの形状を解析して、当該形状の特徴を示す形状パラメータを生成する。また、人物オブジェクト判定装置は、オブジェクト動作パターン生成手段によって、形状パラメータ生成手段で生成された形状パラメータに基づいて、当該映像オブジェクトの形状の経時変化を示すオブジェクト動作パターンを生成する。
更に、人物オブジェクト判定装置は、人物動作パターン記憶手段に、所定の動作時における人物の映像オブジェクトの形状の経時変化を示す人物動作パターンを予め記憶し、人物判定手段によって、オブジェクト動作パターン生成手段で生成されたオブジェクト動作パターンと、人物動作パターン記憶手段に記憶された人物動作パターンとを比較して、映像オブジェクト抽出手段で抽出された映像オブジェクトが人物の画像であるか否かを判定する。
これによって、人物オブジェクト判定装置は、映像オブジェクトの形状の経時変化に基づいて、撮影された映像オブジェクトが人物の画像であるか否かを判定することができる。
また、請求項2に記載の人物オブジェクト判定装置は、請求項1に記載の人物オブジェクト判定装置において、前記オブジェクト動作パターン生成手段が、前記形状パラメータの経時変化を示すオブジェクト動作パターンを生成し、前記人物動作パターン記憶手段が、所定の動作時における人物の映像オブジェクトの形状パラメータの経時変化を示す人物動作パターンを記憶し、前記人物判定手段が、前記オブジェクト動作パターンによって示される前記形状パラメータの周波数及び前記人物動作パターンによって示される前記形状パラメータの周波数に基づいて、前記映像オブジェクトが人物の画像であるかを判定する構成とした。
これによって、人物オブジェクト判定装置は、映像オブジェクトの形状が周期的に変化する場合に、その周波数に基づいて映像オブジェクトが人物の画像であるか否かを判定することができる。
更に、請求項3に記載の人物オブジェクト判定装置は、請求項1又は請求項2に記載の人物オブジェクト判定装置において、前記形状パラメータ生成手段が、前記映像オブジェクトの輪郭あるいは骨格の形状を解析し、前記形状パラメータを生成する構成とした。
これによって、人物オブジェクト判定装置は、映像オブジェクトの輪郭あるいは骨格の形状の変化に基づいて、映像オブジェクトが人物の画像であるか否かを判定することができる。
更に、請求項4に記載の人物オブジェクト判定プログラムは、映像を構成し時系列に入力される画像ごとに映像オブジェクトを抽出し、当該映像オブジェクトが人物の画像であるか否かを判定するためにコンピュータを、映像オブジェクト抽出手段、形状パラメータ生成手段、オブジェクト動作パターン生成手段、人物判定手段として機能させることとした。
かかる構成によれば、人物オブジェクト判定プログラムは、映像オブジェクト抽出手段によって、入力される画像から映像オブジェクトを抽出し、形状パラメータ生成手段によって、映像オブジェクト抽出手段で抽出された映像オブジェクトの形状を解析して、当該形状の特徴を示す形状パラメータを生成する。また、人物オブジェクト判定プログラムは、オブジェクト動作パターン生成手段によって、形状パラメータ生成手段で生成された形状パラメータに基づいて、当該映像オブジェクトの形状の経時変化を示すオブジェクト動作パターンを生成する。
更に、人物オブジェクト判定プログラムは、人物判定手段によって、人物動作パターン記憶装置に予め記憶された、所定の動作時における人物の映像オブジェクトの形状の経時変化を示す人物動作パターンと、オブジェクト動作パターン生成手段で生成されたオブジェクト動作パターンとを比較して、映像オブジェクト抽出手段で抽出された映像オブジェクトが人物の画像であるか否かを判定する。
これによって、人物オブジェクト判定プログラムは、映像オブジェクトの形状が周期的に変化する場合に、その周波数に基づいて映像オブジェクトが人物の画像であるか否かを判定することができる。
本発明に係る人物オブジェクト判定装置及び人物オブジェクト判定プログラムでは、以下のような優れた効果を奏する。
請求項1又は請求項4に記載の発明によれば、映像オブジェクトの形状の経時変化に基づいて、映像オブジェクトが人物の画像であるか否かを判定するため、映像オブジェクトが映像中において小さい面積の領域であっても、人物か否かを判定することができる。そして、人物以外の映像オブジェクトが誤検出されることを防ぐことができる。
請求項2に記載の発明によれば、形状パラメータの経時変化の周波数に基づいて映像オブジェクトが人物の画像であるかを判定するため、判定対象となる映像の映像オブジェクトの形状の時間推移と、人物動作パターンの生成時に解析された映像の映像オブジェクトの形状の時間推移を比較する際に、時間にずれがあったり、形状の変化の大きさに差があったりしても、同程度の周期で形状の変化が起きる映像オブジェクトを人物の映像オブジェクトであると判定することができる。
請求項3に記載の発明によれば、映像オブジェクトの輪郭あるいは骨格の形状の変化に基づいて、当該映像オブジェクトが人物の画像であるか否かを判定するため、例えば、人物の足や腕等の体の動きに基づいて判定することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
[人物オブジェクト判定装置の構成]
まず、図1を参照して、人物オブジェクト判定装置1の構成について説明する。図1は本発明の人物オブジェクト判定装置の構成を示したブロック図である。人物オブジェクト判定装置1は、入力される映像を構成するフレーム画像から映像オブジェクトを抽出し、この映像オブジェクトが人物の画像であるかを判定するものである。人物オブジェクト判定装置1は、映像オブジェクト抽出手段11と、形状パラメータ生成手段12と、オブジェクト形状パラメータ記憶手段13と、オブジェクト動作パターン生成手段14と、人物動作パターン記憶手段15と、人物判定手段16とを備える。
映像オブジェクト抽出手段11は、入力された映像から、フレーム画像ごとに映像オブジェクトを抽出するものである。ここで抽出された映像オブジェクトは、形状パラメータ生成手段12に出力される。
ここで、映像オブジェクト抽出手段11は、入力された映像のフレーム画像ごとに、例えば、クロマキー、背景差分及び微分処理のような画像処理を施して、人物の映像オブジェクトの候補となる映像オブジェクトを抜き出した画像を生成することができる。例えば、映像オブジェクト抽出手段11は、フレーム画像にクロマキー処理を施すことで、特定の色の特徴を持つ映像オブジェクトを抽出することができる。また、映像オブジェクト抽出手段11は、フレーム画像に背景差分処理を施すことで、背景領域以外の映像オブジェクトを抽出することができる。更に、映像オブジェクト抽出手段11は、微分処理を施すことで、映像オブジェクトのエッジ領域を抽出することができる。
そして、映像オブジェクト抽出手段11は、これらのうちのいずれか1つ又は複数の画像処理をフレーム画像に対して行い、映像オブジェクトを真、背景を偽として2値化した画像を生成し、オブジェクト抽出画像とする。例えば、図2(a)に示すようなサッカー中継の映像のフレーム画像Fが入力された場合に、映像オブジェクト抽出手段11は、図2(b)に示すような、映像オブジェクトObの領域を白、背景Bkの領域を黒(斜線の領域)としたオブジェクト抽出画像Fを生成する。ここで、図2は、フレーム画像と、映像オブジェクト抽出手段によって生成されるオブジェクト抽出画像の例を示す模式図、(a)は、フレーム画像の例を示す模式図、(b)は、(a)のフレーム画像から映像オブジェクト抽出手段によって生成されるオブジェクト抽出画像を示す模式図である。
なお、ここでは、映像オブジェクト抽出手段11は、入力された映像から1つの映像オブジェクトを追跡して抽出する場合について説明することとする。
形状パラメータ生成手段12は、映像オブジェクト抽出手段11によって生成されたオブジェクト抽出画像によって示される映像オブジェクトの形状を解析して、当該形状を示す形状パラメータを生成するものである。ここでは、形状パラメータ生成手段12は、映像オブジェクトの輪郭の形状と骨格の形状とを解析し、映像オブジェクトの輪郭を示す画素(輪郭画素)が持つ情報である輪郭情報と、映像オブジェクトを代表的な線分の集合に変換した際の当該線分が持つ情報である骨格情報とを形状パラメータとして生成することとした。ここで、形状パラメータ生成手段12は、輪郭解析部12aと、骨格解析部12bとを備える。
輪郭解析部12aは、映像オブジェクト抽出手段11によって生成されたオブジェクト抽出画像から映像オブジェクトの輪郭を抽出した輪郭画像を生成し、当該輪郭の形状を解析して輪郭情報を生成するものである。ここで生成された輪郭情報は、オブジェクト形状パラメータ記憶手段13に記憶される。
ここで、図3及び図4を参照(適宜図1参照)して、輪郭解析部12aが映像オブジェクトの輪郭情報dを生成する方法について説明する。図3は、形状パラメータ生成手段が映像オブジェクトの輪郭情報及び骨格情報を生成する方法を説明するための説明図である。図4は、輪郭解析部が輪郭情報を生成する方法を説明するための説明図である。
図3(a)に示すように、輪郭解析部12aは、オブジェクト抽出画像から、追跡対象とする映像オブジェクトを含む矩形領域gを抜き出して、図3(b)に示すような輪郭画像gを生成する。ここで、輪郭解析部12aは、矩形領域g内の映像オブジェクトObの外周をなぞることにより、輪郭画像gを生成する。なお、オブジェクト抽出画像は2値化されているので、輪郭解析部12aは容易に輪郭画像gを生成することができる。
そして、輪郭解析部12aは、輪郭画像gから輪郭情報dを生成する。ここでは、輪郭解析部12aは、輪郭画像gにおいて輪郭画素の位置座標からP型フーリエ記述子を計算し、フーリエ係数値を輪郭情報dとすることとした。輪郭解析部12aがP型フーリエ記述子を計算する場合、i番目の輪郭画素のデータw[i]を以下の式(1)のようにする。
Figure 2007164641
ここで、図4に示すように、i番目の輪郭画素の偏角をθ[i]、輪郭画素の位置座標を(x[i],y[i])、i番目の輪郭画素から(i+1)番目の輪郭画素までの線分の長さをσとする。そして、データw[i]をフーリエ変換して得られるフーリエ係数(P型フーリエ記述子)C[k]は以下の式(2)で求められる。ここで、Nは、輪郭画素の画素数である。
Figure 2007164641
ここで、P型フーリエ記述子C[k]は映像オブジェクトの輪郭の形状や大きさを表す。例えば、第1係数C[0]は映像オブジェクトの大きさを表し、第2係数C[1]は映像オブジェクトの縦横比を表し、第3係数C[2]は映像オブジェクトの形状が分岐しているか否かを示す。そして、輪郭解析部12aは、フレーム画像のタイムコード(図3(c)では、「TC 00:00:00:01」)と、このフレーム画像内の映像オブジェクトの輪郭のP型フーリエ記述子の第1係数、第2係数及び第3係数の値(図3(c)では、「第1係数a」、「第2係数b」、「第3係数c」)とを輪郭情報dとする。
図1に戻って説明を続ける。骨格解析部12bは、映像オブジェクト抽出手段11によって生成されたオブジェクト抽出画像から映像オブジェクトの骨格を抽出した骨格画像を生成し、当該骨格の形状を解析して骨格情報を生成するものである。ここで生成された骨格情報は、オブジェクト形状パラメータ記憶手段13に記憶される。
ここで、図3を参照(適宜図1参照)して、骨格解析部12bが映像オブジェクトの骨格情報eを生成する方法について説明する。図3(a)に示すように、骨格解析部12bは、オブジェクト抽出画像から、追跡対象とする映像オブジェクトを含む矩形領域gを抜き出して、図3(b)に示すような骨格画像gを生成する。ここで、骨格解析部12bは、矩形領域g内の映像オブジェクトObの幅を徐々に狭め、最終的に太さが1画素の線になるまで変換する処理により、骨格画像gを生成することができる。
そして、骨格解析部12bは、骨格画像gから骨格情報eを生成する。ここでは、骨格解析部12bは、骨格画像gに対してハフ変換を行い、図3(c)に示すように、フレーム画像のタイムコード「TC 00:00:00:01」と、このフレーム画像内の映像オブジェクトの骨格を構成する線分の本数、位置α1−1、α1−2…、長さβ1−1、β1−2…、傾きγ1−1、γ1−2…とを骨格情報eとすることとした。
なお、ハフ変換は、画像中の直線成分を検出し、代表的な直線の集合に置き換える手法である。ハフ変換によれば、以下のような処理により、骨格を構成する代表的な直線を取得することができる。すなわち、骨格画像g中(x−y平面)の骨格を構成する画素のうちの1点を通る直線群を、極座標(ρ−θ平面)に変換すると1本の曲線に対応する。そして、この点の座標x、yと、この点から原点を結んだ線分の長さρ及びx軸とのなす角θの関係は、以下の式(3)によって表される。
ρ=xcosθ+ysinθ …(3)
このρ−θ平面の1点は、x−y平面の1本の直線に対応する。そして、x−y平面における骨格を構成するすべての点(画素)について、各々の点を通る直線群をρ−θ平面に変換し、曲線の交わる頻度の高い点を選定することで、x−y平面上において骨格を代表する線分を検出することができる。
図1に戻って説明を続ける。オブジェクト形状パラメータ記憶手段13は、形状パラメータ生成手段12によって生成された形状パラメータを記憶するもので、一般的なハードディスク等の記憶手段からなる。このオブジェクト形状パラメータ記憶手段13は、輪郭解析部12aによって生成された輪郭情報と、骨格解析部12bによって生成された骨格情報とを記憶している。
オブジェクト動作パターン生成手段14は、オブジェクト形状パラメータ記憶手段13に記憶された形状パラメータに基づいて、映像オブジェクトの形状パラメータの所定時間内の時間推移であるオブジェクト動作パターンを生成するものである。ここで生成されたオブジェクト動作パターンは、人物判定手段16に出力される。
このオブジェクト動作パターン生成手段14は、オブジェクト形状パラメータ記憶手段13に記憶された形状パラメータの輪郭情報及び骨格情報に含まれるタイムコードに基づいて、所定時間内のフレーム画像の輪郭情報及び骨格情報を取得する。そして、オブジェクト動作パターン生成手段14は、取得された輪郭情報及び骨格情報を各々時系列に配列し、タイムコードと輪郭情報及び骨格情報の各々とを対応させた輪郭パターン及び骨格パターンを、オブジェクト動作パターンとする。
ここで、図5を参照(適宜図1参照)して、オブジェクト動作パターン生成手段14がオブジェクト動作パターンを生成する方法について説明する。図5は、オブジェクト動作パターン生成手段がオブジェクト形状パラメータ記憶手段に記憶された形状パラメータに基づいてオブジェクト動作パターンを生成する方法を説明するための説明図である。
ここで、オブジェクト形状パラメータ記憶手段13には、対象となる映像オブジェクトの輪郭情報d、d、…、d、…と、骨格情報e、e、…、e、…とが記憶されているとする。そうすると、オブジェクト動作パターン生成手段14は、所定時間内のフレーム画像の輪郭情報と骨格情報とを取得して、輪郭パターン及び骨格パターンとする。ここでは、オブジェクト動作パターン生成手段14は、nフレーム分の輪郭情報と骨格情報とを取得することとした。そこで、オブジェクト動作パターン生成手段14は、オブジェクト形状パラメータ記憶手段13からnフレーム分の輪郭情報d、d、…、dを取得して、n個の輪郭情報d、d、…、dを時系列に並べた輪郭パターンDを生成し、更に、骨格情報e、e、…、eを取得して、n個の骨格情報e、e、…、eを時系列に並べた骨格パターンEを生成する。なお、後記する人物判定手段16において精度よく判定するためには、オブジェクト動作パターン生成手段14は、より長い時間のフレーム画像の輪郭情報と骨格情報とを取得することが望ましいが、リアルタイムで処理するためには、3〜5秒間程度のフレーム画像の輪郭情報と骨格情報とを取得することが好ましい。
なお、映像オブジェクトの抽出状況等によりオブジェクト形状パラメータには誤差が含まれることがあるため、オブジェクト動作パターン生成手段14は、オブジェクト動作パターンを生成する前に形状パラメータの平滑化を行うことが好ましい。
図1に戻って説明を続ける。人物動作パターン記憶手段(人物動作パターン記憶装置)15は、所定の動作を行う人物を撮影して得られた映像オブジェクトの人物動作パターンを予め記憶するもので、一般的なハードディスク等の記憶手段からなる。
ここで、人物オブジェクト判定装置1は、所定の動作を行う人物を撮影して得られた映像からフレーム画像ごとに当該人物の映像オブジェクトを予め抽出し、この映像オブジェクトについて、形状パラメータ生成手段12の輪郭解析部12a及び骨格解析部12bと同様の方法によって輪郭情報及び骨格情報を生成しておく。そして、人物動作パターン記憶手段15は、この輪郭情報及び骨格情報の各々を時系列に並べたものを人物動作パターンの輪郭パターン及び骨格パターンとして予め記憶することとした。なお、図1では、人物が左に向かって歩く動作の複数の人物動作パターン「歩行時(左)01」、「歩行時(左)02」、…と、右に向かって歩く動作の複数の人物動作パターン「歩行時(右)01」、「歩行時(右)02」、…と、正面を向いて静止する複数の人物動作パターン「静止時(正面)01」、「静止時(正面)02」、…とを人物動作パターン記憶手段15に記憶する場合を例として示している。
人物判定手段16は、オブジェクト動作パターン生成手段14によって生成されたオブジェクト動作パターンと、人物動作パターン記憶手段15に記憶された人物動作パターンとに基づいて、映像オブジェクト抽出手段11によって抽出された映像オブジェクトが人物の画像であるかを判定するものである。ここでの判定結果は、外部に出力される。
ここでは、人物判定手段16は、オブジェクト動作パターンと人物動作パターンとを比較し、輪郭情報及び骨格情報の所定のパラメータの経時変化における周波数に基づいて、映像オブジェクト抽出手段11によって抽出された映像オブジェクトが人物の画像であるかを判定することとした。
例えば、人物が歩行している場合には、映像上において映像オブジェクトの足の領域が周期的に重なったり分かれたりする。そうすると、輪郭情報のフーリエ係数の第3係数が周期的に変化する。そのため、人物判定手段16は、オブジェクト動作パターンと人物動作パターンとの輪郭情報の第3係数の周波数を比較し、周波数が近い人物動作パターンがあれば、映像オブジェクト抽出手段11によって抽出された映像オブジェクトが人物の画像であると判定することができる。一方、周波数が近い人物動作パターンがなければ、人物判定手段16は、抽出された映像オブジェクトが人物以外の映像オブジェクトであると判断することができる。
同様に、人物が歩行している場合には、骨格情報によって示される足の領域の線分の本数や傾きが周期的に変化する。そのため、人物判定手段16は、オブジェクト動作パターンと人物動作パターンとの骨格情報のこれらのパラメータの周波数を比較し、周波数が近い人物動作パターンがあれば、映像オブジェクト抽出手段11によって抽出された映像オブジェクトが人物の画像であると判定することができる。一方、周波数が近い人物動作パターンがなければ、人物判定手段16は、抽出された映像オブジェクトが人物以外の映像オブジェクトであると判断することができる。
なお、ここでは、人物判定手段16は、オブジェクト動作パターンの輪郭情報と骨格情報の両方についてそれぞれ比較し、いずれも周波数が近い人物動作パターンがある場合に、抽出された映像オブジェクトが人物の画像であると判定することとした。
これによって、人物オブジェクト判定装置1は、映像オブジェクトを抽出して当該映像オブジェクトが人物の画像か否かを判定することができる。そのため、人物オブジェクト判定装置1によれば、顔の領域の小さい映像であっても人物であるかの判定が可能になる。そして、人物以外の映像オブジェクトが抽出されることを防ぐことができ、映像から人物の映像オブジェクトを抽出する際の精度の向上を図ることができる。更に、例えば、サッカー中継の映像から人物の映像オブジェクトのみを抽出できるため、時々刻々と変化するフォーメーションの情報を解析することができる。
また、人物オブジェクト判定装置1は、所定の動作の人物の映像から生成された映像オブジェクトの人物動作パターンと、抽出された映像オブジェクトのオブジェクト動作パターンとを比較するため、抽出された映像オブジェクトの動作の種類を特定することもできる。このとき、人物オブジェクト判定装置1は、人物動作パターン記憶手段15に、動作の種類を示す情報を付加した人物動作パターンを記憶することとし、人物判定手段16が、周波数の近い人物動作パターンがあり映像オブジェクトを人物の画像と判定した際には、当該人物動作パターンの動作の種類を示す情報を当該映像オブジェクトの動作の種類の情報として判定結果とともに外部に出力する。
以上、本発明に係る人物オブジェクト判定装置1の構成について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、ここでは、追跡対象とする1つの映像オブジェクトについて人物の画像であるかを判定することとしたが、複数の映像オブジェクトを追跡して、各々の映像オブジェクトについて人物の画像であるかを判定することとしてもよい。このとき、形状パラメータ生成手段12の輪郭解析部12a及び骨格解析部12bが輪郭情報及び骨格情報に映像オブジェクトを識別する識別子を更に付加し、オブジェクト動作パターン生成手段14が、この識別子に基づいて映像オブジェクトごとに輪郭情報及び骨格情報を取得してオブジェクト動作パターンを生成する。そして、人物判定手段16が、この識別子に基づいて映像オブジェクトごとにオブジェクト動作パターンと人物動作パターンとを比較することで、映像オブジェクトごとに人物の画像であるかを判定することができる。
更に、ここでは、映像オブジェクト抽出手段11が映像オブジェクトを抽出する方法としてクロマキー処理、背景差分処理及び微分処理を例に挙げて説明したが、これらの方法に限定されることなく、映像オブジェクト抽出手段11は、映像オブジェクトを抽出する様々な方法を適用することができる。
また、ここでは、形状パラメータ生成手段12の輪郭解析部12a及び骨格解析部12bが各々P型フーリエ記述子及びハフ変換を用いて映像オブジェクトの輪郭及び骨格の形状を解析することとしたが、他の方法によって解析することとしてもよい。例えば、輪郭解析部12aは、チェインコード法などの様々な方法によって輪郭を解析することができ、また、骨格解析部12bは、高速ハフ変換などの様々な方法によって骨格を解析することができる。
更に、人物動作パターン記憶手段15に記憶される人物動作パターンは、人物の映像オブジェクトの形状の経時変化を示すものであればよく、例えば、映像オブジェクトの輪郭の形状を解析して得られたフーリエ係数の第3係数のみを時系列に並べたものであってもよいし、この第3係数の経時変化の周波数であってもよい。同様に、映像オブジェクトの骨格の形状を解析して得られた骨格を代表する線分のうちの足の領域の線分の長さや角度の情報を時系列に並べたものであってもよいし、この長さや角度の経時変化の周波数であってもよい。
また、ここでは、人物判定手段16によって、形状パラメータの経時変化の周波数に基づいて、抽出された映像オブジェクトが人物の画像であるかを判定することとしたが、他の方法によって判定することとしてもよい。例えば、フーリエ係数の第2係数や第3係数の時間推移や骨格の胴体や足の領域の線分の傾きや本数の時間推移に基づいて、各値の相対変化の推移から判定することとしてもよい。
なお、人物オブジェクト判定装置1は、コンピュータにおいて各手段を各機能プログラムとして実現することも可能であり、各機能プログラムを結合して、人物オブジェクト判定プログラムとして動作させることも可能である。
[人物オブジェクト判定装置の動作]
次に、図6を参照(適宜図1参照)して、本発明における人物オブジェクト判定装置1の動作について説明する。図6は、本発明における人物オブジェクト判定装置が、フレーム画像から映像オブジェクトを抽出し、この映像オブジェクトが人物の画像であるかを判定する動作を示したフローチャートである。
人物オブジェクト判定装置1は、映像オブジェクト抽出手段11によって、外部からフレーム画像を入力する(ステップS11)。続いて、人物オブジェクト判定装置1は、映像オブジェクト抽出手段11によって、ステップS11において入力されたフレーム画像から映像オブジェクトを抽出する(ステップS12)。そして、人物オブジェクト判定装置1は、形状パラメータ生成手段12によって、ステップS12において抽出された映像オブジェクトのオブジェクト形状パラメータを生成する(ステップS13)。このオブジェクト形状パラメータはオブジェクト形状パラメータ記憶手段13に記憶される。
続いて、人物オブジェクト判定装置1は、オブジェクト動作パターン生成手段14によって、オブジェクト形状パラメータ記憶手段13に所定数(所定時間分)のフレーム画像の輪郭情報及び骨格情報が記憶されているかを判断し(ステップS14)、所定数記憶されていない場合には(ステップS14でNo)、ステップS11に戻って、次のフレーム画像を入力する動作以降の動作を行う。また、所定数記憶された場合には(ステップS14でYes)、人物オブジェクト判定装置1は、オブジェクト動作パターン生成手段14によって、オブジェクト形状パラメータ記憶手段13からオブジェクト形状パラメータを読み出して、オブジェクト動作パターンを生成する(ステップS15)。
そして、人物オブジェクト判定装置1は、人物判定手段16によって、人物動作パターン記憶手段15に予め記憶された人物動作パターンを読み出して、ステップS15において生成されたオブジェクト動作パターンと比較する(ステップS16)。ここで、人物オブジェクト判定装置1は、人物判定手段16によって、オブジェクト動作パターンによって示される形状パラメータの経時変化の周波数と、人物動作パターンによって示される形状パラメータの経時変化の周波数とを比較する。
そして、人物オブジェクト判定装置1は、人物判定手段16によって、2つの周波数の差が所定の許容範囲内かを判断する(ステップS17)。そして、許容範囲内の場合には(ステップS17でYes)、人物オブジェクト判定装置1は、人物判定手段16によって、ステップS12において抽出された映像オブジェクトが人物の画像であると判定する(ステップS18)。また、許容範囲内でない場合には(ステップS17でNo)、人物オブジェクト判定装置1は、人物判定手段16によって、ステップS12において抽出された映像オブジェクトが人物以外の画像であると判定する(ステップS19)。
そして、人物オブジェクト判定装置1は、人物判定手段16によって、ステップS18あるいはステップS19において判定された判定結果を外部に出力して(ステップS20)、動作を終了する。
本発明の人物オブジェクト判定装置の構成を示したブロック図である フレーム画像と、本発明の人物オブジェクト判定装置の映像オブジェクト抽出手段によって生成されるオブジェクト抽出画像の例を示す模式図、(a)は、フレーム画像の例を示す模式図、(b)は、(a)のフレーム画像から映像オブジェクト抽出手段によって生成されるオブジェクト抽出画像を示す模式図である。 本発明の人物オブジェクト判定装置の形状パラメータ生成手段が、映像オブジェクトの輪郭情報及び骨格情報を生成する方法を説明するための説明図である。 本発明の人物オブジェクト判定装置の形状パラメータ生成手段の輪郭解析部が輪郭情報を生成する方法を説明するための説明図である。 本発明の人物オブジェクト判定装置のオブジェクト動作パターン生成手段がオブジェクト形状パラメータ記憶手段に記憶された形状パラメータに基づいてオブジェクト動作パターンを生成する方法を説明するための説明図である。 本発明における人物オブジェクト判定装置が、フレーム画像から映像オブジェクトを抽出し、この映像オブジェクトが人物の画像であるかを判定する動作を示したフローチャートである。
符号の説明
1 人物オブジェクト判定装置
11 映像オブジェクト抽出手段
12 形状パラメータ生成手段
14 オブジェクト動作パターン生成手段
15 人物動作パターン記憶手段(人物動作パターン記憶装置)
16 人物判定手段

Claims (4)

  1. 映像を構成し時系列に入力される画像ごとに映像オブジェクトを抽出し、当該映像オブジェクトが人物の画像であるか否かを判定する人物オブジェクト判定装置であって、
    前記映像を構成する画像から前記映像オブジェクトを抽出する映像オブジェクト抽出手段と、
    この映像オブジェクト抽出手段によって抽出された映像オブジェクトの形状を解析し、当該形状の特徴を示す形状パラメータを生成する形状パラメータ生成手段と、
    この形状パラメータ生成手段によって生成された形状パラメータに基づいて、当該映像オブジェクトの形状の経時変化を示すオブジェクト動作パターンを生成するオブジェクト動作パターン生成手段と、
    所定の動作時における人物の映像オブジェクトの形状の経時変化を示す人物動作パターンを予め記憶する人物動作パターン記憶手段と、
    前記オブジェクト動作パターン生成手段によって生成されたオブジェクト動作パターンと、前記人物動作パターン記憶手段に記憶された人物動作パターンとを比較して、前記映像オブジェクト抽出手段によって抽出された映像オブジェクトが人物の画像であるか否かを判定する人物判定手段と、
    を備えることを特徴とする人物オブジェクト判定装置。
  2. 前記オブジェクト動作パターン生成手段が、前記形状パラメータの経時変化を示すオブジェクト動作パターンを生成し、
    前記人物動作パターン記憶手段が、所定の動作時における人物の映像オブジェクトの形状パラメータの経時変化を示す人物動作パターンを記憶し、
    前記人物判定手段が、前記オブジェクト動作パターンによって示される前記形状パラメータの周波数及び前記人物動作パターンによって示される前記形状パラメータの周波数に基づいて、前記映像オブジェクトが人物の画像であるかを判定することを特徴とする請求項1に記載の人物オブジェクト判定装置。
  3. 前記形状パラメータ生成手段が、前記映像オブジェクトの輪郭あるいは骨格の形状を解析し、前記形状パラメータを生成することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の人物オブジェクト判定装置。
  4. 映像を構成し時系列に入力される画像ごとに映像オブジェクトを抽出し、当該映像オブジェクトが人物の画像であるか否かを判定するためにコンピュータを、
    前記映像を構成する画像から前記映像オブジェクトを抽出する映像オブジェクト抽出手段、
    この映像オブジェクト抽出手段によって抽出された映像オブジェクトの形状を解析し、当該形状の特徴を示す形状パラメータを生成する形状パラメータ生成手段、
    この形状パラメータ生成手段によって生成された形状パラメータに基づいて、当該映像オブジェクトの形状の経時変化を示すオブジェクト動作パターンを生成するオブジェクト動作パターン生成手段、
    人物動作パターン記憶装置に予め記憶された、所定の動作時における人物の映像オブジェクトの形状の経時変化を示す人物動作パターンと、前記オブジェクト動作パターン生成手段によって生成されたオブジェクト動作パターンとを比較して、前記映像オブジェクト抽出手段によって抽出された映像オブジェクトが人物の画像であるか否かを判定する人物判定手段、
    として機能させることを特徴とする人物オブジェクト判定プログラム。
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