JP2007158666A - コンテンツ・パッケージングの保護方法および装置 - Google Patents

コンテンツ・パッケージングの保護方法および装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 コンテンツ・パッケージングの保護方法および装置を提供する。
【解決手段】 本発明において、メディアファイル・フォーマットを用いてパッケージングされたメディアコンテンツ用の保護情報を通知する方法および装置を開示する。保護通知方法は、特に、IPMP準拠のスキーム保護をファイル・フォーマット準拠のコンテンツの保護に用いる場合に、同一または異なる鍵パラメータを用いて同一方法により保護される可能性が最も高いサンプル・データまたはアクセス・ユニットの保護を容易にすべく定義される。そのような保護通知方法により、効率的なランダム・アクセスおよび選択的な保護特徴が得られる。
【選択図】図5

Description

本発明はマルチメディアコンテンツ保護の分野に関する。より具体的には、本発明はランダム・アクセスおよび選択的保護特徴を最小限のオーバーヘッドで実装するためにメディアファイルで使用する保護情報の通知方法に関する。
DRM(デジタル権利管理)はコンテンツの配信および配送に益々重要になっており、バックチャネル有/無の一方向ブロードキャスト、インターネット・ネットワーク経由での双方向コンテンツ配信、DVD等の記憶媒体を介したコンテンツ配信、SDを含む。
DRMは3個の主要部分、すなわち、鍵管理およびライセンス配送、使用規則表記、被保護コンテンツ・パッケージングから成る。これらは一つにまとめることも、あるいは分離することも可能である。
3個の部分のうち、被保護コンテンツ・パッケージングだけが、パッケージングされたフォーマット、例えばファイル・フォーマット、システム・フォーマット、またはRTPパケット・フォーマットに依存する。
そのようなコンテンツ・パッケージングのフォーマットは、ヘッダ、メタデータ、メディア情報、タイミング、パケット同士の関係等の情報を含んでいる。保護通知および保護情報を定義してコンテンツ全体またはコンテンツの特定部分に関連付けなければならない。
そのような保護情報は、被保護コンテンツの利用に際して遅延が生じたりユーザーが不快な思いをすることがないように、端末が事前に当該保護情報を抽出する仕方を認識すべく他のパッケージング・フォーマットと共に定義されて格納されている。
保護情報において、暗号化方法およびそのパラメータ、コンテンツの暗号化方法、被保護コンテンツとの関連付け方法、鍵の格納場所、ライセンス受領方法等が定義すべき必要事項である。
実用的なシステムを目指して上述の考慮点以外に、DRMシステムと他システムとの相互運用性を最大限にすべく、設計を始めるにあたって柔軟性および拡張性も考慮する必要がある。
ファイル・フォーマットは、再生用にコンテンツを格納するか、あるいはIPまたは無線ネットワーク経由で送出する前にコンテンツを格納するために用いる、最も普及しているコンテンツ・パッケージング・フォーマットの一つである。当該フォーマットは、デジタルメディアデータ、例えばビデオ、音声、画像、テキスト、グラフィックス等を配送するために用いられてきた、非特許文献1のISO準拠のメディアファイル・フォーマット(ISO/IEC 14496−12)が基本的なファイル・フォーマットであり、MP4 FF、AVC FF、MP21 FF、3GPP FF、AVS(中国音声ビデオシステム(China Audio Video System))FF、OMA DRM FF、ISMA Protection FF等の他のファイル・フォーマットを導く基礎として用いられている。
非特許文献2、非特許文献3において、DRM保護はMPEG−4およびMPEG−2システムに基づいて定義されており、MPEG IPMPスキームと呼ばれている。IPMPスキームは非特許文献4においてISO FFにマッピングされ、非特許文献5において更にIPMP記述子(Descriptor)が定義されて、IPMP情報をISO FFに基づくファイル内のIPMP情報ボックス(Information Box)に格納する方法が工夫されている。
ISO/IEC 14496 ISO/IEC準拠ファイル・フォーマット、2002年10月(N5259) MPEG−4 IPMP、ISO/IEC 14496−13、情報技術−音声視聴オブジェクトのコーディング−第13部:知的財産管理および保護(IPMP)拡張 MPEG−2 IPMP、ISO/IEC 13818−11、情報技術−動画および関連音声情報の汎用コーディング−第11部:MPEG−2システム用IPMP ISO/IEC 14496 ISO/IEC準拠ファイル・フォーマット補正1、2004年6月(N6569) 特許ドラフト「メディアファイル保護の方法」Z.Y.ホワン(Huang)、S.M.シェン(Shen)、T.上野、2005 ISMACrypt、ISMA DRM推奨第1.0版、インターネット・ストリーミングメディアアライアンス、2570W。El Camino Real OMA DRM 2.0、DRM−DCF、DRM−REL、DRM−DRM仕様V2.0(ドラフト版)、2005年9月
上述の従来技術には以下の課題がある。
ファイル・フォーマットは多くのサンプル・データから成り、各サンプル・データは同一または異なる鍵パラメータを以って同一方法を用いて保護されている場合が最も多い。IPネットワーク経由でコンテンツを運ぶ場合のアクセス・ユニットについても同様である。
ある種の機構または保護通知方法において、特にファイル・フォーマット準拠のコンテンツ保護にIPMP準拠の保護スキームを用いる場合、最小限のオーバーヘッドで上述のシナリオを提供、および実行可能にする必要がある。そのような保護通知方法は、ランダム・アクセスおよび選択的な保護特徴を提供する。
非特許文献4、非特許文献5では上記は定義および提供されていない。
非特許文献6、非特許文献7において、通知方法が定義されているが、各サンプルまたはアクセス・ユニットに対して鍵パラメータが同じである場合、各サンプルまたはアクセス・ユニットに要するオーバーヘッドが過剰である。
本発明は、従来技術を改良して上述の課題を解決すべく保護通知を定義する。
IPMPサンプル・フォーマット・ボックス(IPMPSampleFormatBox)がサンプル入力ボックスの下に定義されていて、選択的な保護が採用されているか否か、保護したいサンプル用に鍵パラメータが固定されているか否か、並びに保護したいサンプルに使用する共通鍵パラメータを格納するか否かを示す。
IPMPサンプル・ヘッダ(IPMPSampleHeader)がサンプル・データのヘッダとして更に定義されていて、当該サンプルが保護されているか否か、保護されている場合はどの鍵パラメータが格納されて使用されるかを記述する。
アクセス・ユニットについても同様であり、この場合は同じ目的を実現すべくIPMPAUフォーマット・ボックス(IPMPAUFormatBox)およびIPMPAUヘッダ(IPMPAUHeader)が定義されている。
本発明は、ISO準拠のファイル・フォーマットに基づいて、既存のDRMソリューションに対する改良を提供する。これは既存のIPMP準拠のDRMソリューションを更に拡張している点で補完的である。
添付の図面を参照しつつ、本発明の好適な実施形態について以下に述べる。
図1、図2、図3、および図4は、以下に述べる従来技術を示す。
図1に、最上位の汎用ファイル・フォーマット構造を示し、本明細書では一例としてチャイナAVS(音声ビデオシステム)を用いて述べる。ファイルは主に3個のボックス、すなわちファイル種別ボックス101、動画ボックス102、および実時間で順序付けられて、インターリーブまたは非インターリーブビデオおよび音声フレームを含むメディアデータ・ボックス104から成る。
実際のビデオトラック・ボックス103は、動画ボックス102内に含まれていなければならない。ビデオトラック・ハンドラ・ボックス(HandlerBox)のハンドラ種別(handler_type)は「vide」、ビデオトラックのサンプル記述の4文字コードはAVS FFの場合「avsm」でなければならない。図1に示すAVS−Mメディアファイルにパッケージングされたメディアコンテンツは平文フォーマットで記述されている。
図2に、現在のISO準拠のファイル・フォーマットで用いる一般的な保護スキームを示す。サンプル記述の4文字コードが、保護カプセル化を示す4文字コードで置換される。これらのコードは、メディア種別(例えばビデオトラックの「encv」201)だけが異なる。保護スキーム情報ボックス(ProtectionSchemeInfoBox)202がサンプル記述に加えられ、他の全てのボックスは変更されないままである。実際のメディアデータ203は、変換済み形式(例えば、暗号化済み)であることが望ましい。
一般的な被保護AVS−Mファイル構造を図3に示す。これは図2に示すような一般的ISO準拠のファイル・フォーマット保護スキームを採用している。AVS−Mファイルに対するそのようなISO準拠のファイル・フォーマット保護の実装例は、サンプル記述の4文字コードが保護カプセル化を示す4文字コードで置換されることであり、ここでは「avsm」が「encv」301で置換されている。保護スキーム情報ボックス(ProtectionSchemeInfoBox)302がサンプル記述に加えられ、他の全てのボックスは未変更のままである。最も重要な点は、元サンプル入力タイプ(4文字コード「avsm」)が、元フォーマット・ボックス(OriginalFormatBox)と呼ばれる新規ボックスの保護スキーム情報ボックス(ProtectionSchemeInfoBox)内に格納される。
保護スキーム情報ボックス(ProtectionSchemeInfoBox)は、全ての変換済み情報(例えば、適用された暗号化方法およびそのパラメータ、一般的なDRMモジュール名およびその情報)、更には鍵管理システムの種類および位置等の他の保護情報も含んでいる。また、メディアの元(非暗号化)フォーマットも記録する。図4に示すように、保護スキーム情報ボックス401はコンテナボックスであり、4個のボックス、すなわち元フォーマット・ボックス(Original Format Box)402(必須)、IPMP情報ボックス(IPMPInfo Box)403(必須)、スキーム種別ボックス(Scheme Type Box)404(任意)、およびスキーム情報ボックス(Scheme Information Box)405(任意)を含んでいる。保護スキーム情報ボックス401は、被保護ストリームを示す4CCを用いるサンプル入力内で必須である。
被保護サンプル入力内で用いる場合、当該ボックスは元フォーマットを記録する元フォーマット・ボックスを含んでいなければならない。また、以下の通知方法の少なくともいずれかを用いて、適用された保護を識別する必要がある。
1)スタンドアローンIPMP:IPMP情報ボックス(IPMPInfoBox)(MPEG−4システムの外部でIPMP記述を用いる場合)
2)スキーム通知:スキーム種別ボックス(SchemeTypeBox)およびスキーム情報ボックス(SchemeInformationBox)(これらを用いる場合。但し、両方が必ず生起するか、または全く生起しないかのいずれかである)。
aligned(8) class ProtectionSchemeInfoBox(fmt) extends Box('sinf') {
OriginalFormatBox(fmt) original_format;
IPMPInfoBox IPMP_descriptors; //任意
SchemeTypeBox scheme_type_box; //任意
SchemeInformationBox info; //任意
図4に示すように、IPMP情報ボックスは、当該トラックの下で全ての被保護サンプルに関するIPMP準拠の保護情報を格納している。
当該トラック下の各サンプルが保護されているか否か、どの保護パラメータが使われているか、IPMP情報ボックス内で暗号化方法が宣言および定義されている場合に各サンプルに対して特にどの鍵パラメータが使われているか、について図5に示すように定義されている。
502に示すIPMP情報ボックスは保護スキーム情報ボックス下にあり、一方、保護スキーム情報ボックスはサンプル記述ボックス501下にある。暗号化されたデータを503に示す。
IPMPサンプル・フォーマット・ボックス(IPMPSampleFormatBox)は504に定義されており、IPMP情報ボックス(IPMPInfoBox)502内に格納されて、同一トラック下で暗号化されたサンプル・データ503に適用されるのが望ましい。505において、IPMPサンプル・ヘッダ1(IPMPSampleHeader1)が、自身に後続する、503の暗号化メディアデータの一部である506の暗号化サンプル・データ(EncryptedData1)に固有のIPMP準拠の保護情報を格納すべく定義されている。同方式が他のサンプル・データにも適用される。IPMPサンプル・フォーマット・ボックス(IPMPSampleFormatBox)およびIPMPサンプル・ヘッダ(IPMPSampleHeader)が、より少ないオーバーヘッドでサンプルの保護および選択的な暗号化という課題を解決するための目標を定義する。
一般的なフロー図を図6に示して、サンプル・データがどのように保護されていて、各サンプルに用いられている保護パラメータをどのように検索するかを説明する。
図6の601においてIPMPサンプル・フォーマット・ボックス(IPMPSampleFormatBox)が端末により確認されて、602の固定パラメータフラグ(Fixed_Parameters)および606の選択的保護フラグ(Selective_Protection)等の情報を検索する。
603において固定パラメータフラグ(Fixed_Parameters)が0に設定されている場合、604において各々の被保護サンプルについてIPMPサンプル・ヘッダ(IPMPSampleHeader)から取得される自身のパラメータ集合を各々の被保護サンプルが有することを意味し、0以外の場合、605において格納されている固定パラメータ集合が取得され、同一トラック下で全ての被保護サンプルに対して使用される。
607において選択的保護フラグが0に設定されている場合、当該トラック下の全てのサンプルが保護されていて、608に記述された各サンプルについてIPMPサンプル・ヘッダ(IPMPSampleHeader)内の他の保護フラグを探す必要がないことを意味し、0以外の場合、609において、各サンプルの先頭に配置されているIPMPサンプル・ヘッダ(IPMPSampleHeader)内に格納された別の保護フラグを探す。
保護方法が暗号化であって、AESカウンタ・モードが選択されている場合、固定パラメータフラグ(Fixed_Parameters)は固定鍵パラメータフラグ(Fixed_KeyParameters)となることができ、選択的保護フラグ(Selective_Protection)は選択的暗号化フラグ(Selective_Encryption)となることができる。
図5、6に示すIPMPサンプル・フォーマット・ボックス(IPMPSampleFormatBox)の構文は更に、AESカウンタ・モードが保護に用いられている場合に、下記のように定義できる。
aligned(8) class IPMPSampleFormatBox extends FullBox('iSFM', 0, 0) {
bit(1) Selective_Encryption;
bit(1) Fixed_KeyParameters;
bit(6) reserved;
unsinged int(8) Key_Indicator_Length;
unsigned int(8) IV_length;
if(Fixed_KeyParameters == 1){
unsigned int(8* IV_length) IV;
unsigned int(8* Key_Indicator_Length) Key_Indicator;}
}
第1ビットは、サンプルに対して選択的暗号化フラグが用いられるか否かを示すものである。第2ビットは、当該トラック下の全てのサンプルに対して固定鍵パラメータフラグが用いられているか否かを示すものである。そうである場合、以下の2個のパラメータ、すなわちIV(初期ベクトル)および鍵インジケータ(Key_Indicator)は本例の全てのサンプルについて同一になり、そうでない場合、全てのサンプルに対してそのような情報を提供しなければならない。
同方式が、IPMPAUフォーマット・ボックス(IPMPAUFormatBox)が定義されているアクセス・ユニットにも適用される。
aligned(8) classIPMPAUFormatBox extends FullBox() {
bit(1) Selective_Encryption;
bit(1) Fixed_KeyParameters;
bit(6) reserved;
unsigned int(8) Key_Indicator_Length;
unsigned int(8) IV_Length;
if(Fixed_KeyParameters==1){
unsigned int(8 * IV_length) IV;
unsigned int(8 * Key_Indicator_Length) Key_Indicator;}
}
図5、6に示すIPMPサンプル・ヘッダ(IPMPSampleHeader)の構文は更に、AESカウンタ・モードが保護に用いられている場合に、以下のように定義できる。
aligned(8) class IPMPSampleHeader { //これが各サンプル下にある
if (Selective_Encryption == 1) {// サンプル記述から
bit(1) Sample_Is_Encrypted;
bit(7) reserved;
}
else Sample_Is_Encrypted = 1;
if (Sample_Is_Encrypted==1) {
if (Fixed_KeyParameters==0) { //後続ビットを読んで各サンプルについ//てIV および鍵インジケータを取得する
unsigned int(8 * IV_length) IV;
unsigned int(8 * Key_Indicator_Length) Key_Indicator;
}
else //サンプル記述レベルに定義されている固定鍵パラメータフラグを取得//する→IPMPサンプル・フォーマット・ボックス
}
選択的暗号化フラグが1に設定されている場合、各サンプルの第1ビットが取得されて、当該ビットに従いサンプル暗号化フラグ(Sample_Is_Encrypted)を1または0に設定し、選択的暗号化フラグが1に設定されていない場合、サンプル暗号化フラグ(Sample_Is_Encrypted)を1に設定する。
暗号化済みサンプルの場合、固定鍵パラメータフラグ(Fixed_KeyParameters)が無効であれば、IVおよび鍵インジケータ(Key_Indicator)が、8*IV長(IV_length)および8*鍵インジケータ長(Key_Indicator_Length)に従って各サンプル・データから取得され、無効でなければ、IPMPサンプル・フォーマット・ボックス(IPMPSampleFormatBox)からそのようなデータが取得され、当該トラック下の全ての被保護サンプル・データに対して通知される。
同方式がアクセス・ユニット保護にも適用される。
aligned(8) class IPMPAUHeader {
bit(1) EncryptedAU; //暗号化インジケータ
bit(7) reserved; //ゼロでなければならない
if (EncryptedAU==1) {
if(Fixed_KeyParameters==0){ //後続ビットを読んで各サンプルについて//IV および鍵インジケータを取得する
unsigned int(8 * KeyIndicatorLength) Key_Indicator;
unsigned int(8 * IVLength) IV;
}
else // IPMPAUフォーマット・ボックスに定義されている固定鍵パラメ//ータフラグを取得する
}
図7に、サーバーが被保護ファイルを生成するための手順を示す。最初に、コンテンツサーバーまたはクリエイター701が711において、サンプル・データの各々を、IPMPサンプル・ヘッダ(IPMPSampleHeader)等の保護情報と共に生成してフォーマット化し、各々の被保護サンプル・データに対して個々のパラメータ集合を用いる場合には、712においてパラメータ集合をIPMPサンプル・ヘッダ(IPMPSampleHeader)内に格納する。
固定パラメータフラグおよび選択的保護フラグを713に示すIPMPサンプル・フォーマット・ボックス(IPMPSampleFormatBox)内に格納することによりIPMPサンプル・フォーマット・ボックス(IPMPSampleFormatBox)を生成する。同時に、同一トラック下の全ての被保護サンプル・データに対して固定パラメータ(Fixed_Parameter)を用いる場合には、保護パラメータ集合をIPMPサンプル・フォーマット・ボックス(IPMPSampleFormatBox)内に格納する。
任意の権利保護されたDRMモジュールおよび権利関連情報702を表わすべくデフォルト暗号アルゴリズム、鍵管理システム、および権利データ関連情報703を用いるか、あるいは特定のIPMPツール(IPMP Tool)だけを用いてIPMP記述子(IPMP Descriptors)を構築することによりIPMP情報ボックス(IPMP Info Box)を生成する。
複数のIPMP記述子がIPMP情報ボックス704を構築し、当該ボックスが更に、元フォーマット・ボックス(Original Format Box)705情報(すなわち、AVS−Mの場合は元の未変換サンプル入力コーディング名前を表わす4cc「avsm」)と共に情報保護スキーム情報ボックス(Protection Scheme Info Box)706を形成する。保護スキーム情報ボックスは更に、サンプル記述ボックス(Sample Description Box)707情報(すなわち、宣言されたビデオ・サンプルが保護されていることを示す4cc「encv」)と共に動画ボックス(Movie Box)708を形成する。
最後に、メディアデータ・ボックス(Media Data Box)709および動画ボックスに含まれている変換済み(例えば、暗号化済み)メディアデータは、ファイル名「avs1」を付与されてパッケージングされて、被保護AVS−Mファイル710を形成し、エンドユーザーによりダウンロードまたはストリーミング可能な状態になる。
図8に、サーバーからダウンロードまたはストリーミングされた被保護ファイルを再生する端末または装置用の手順を示す。
端末801がサーバーからファイル802をダウンロードまたはストリーミングした場合、最初のステップは動画ボックス804のサンプル記述ボックス805内に格納されている4cc情報を抽出することである。例えばメディアデータとしてAVS−Mを格納している場合に「avsm」が検出されたならば、実際のメディアデータは平文形式であって、AVS−Mデータ・ボックス803に格納されているメディアデータを端末が直接再生することができる。
「encv」が検出されたならば、AVS−Mデータ・ボックス803に格納されている実際の取得データは変換済み(例えば暗号化済み)形式であって直接再生できないため、保護スキーム情報ボックス806内に格納されている情報を取得するために更なるステップが必要である。
デフォルト暗号アルゴリズム、鍵管理システム、および権利データ関連情報808が、保護情報ボックス内のIPMP情報ボックス807において宣言されているIPMP記述子から抽出できる場合、端末は以下のステップ811〜814においてこれらの情報を利用して鍵、ライセンスその他を取得して復号化および平文のAVS−Mビデオデータを再生する。
IPMP記述子807から固有IPMPツール情報および権利関連したデータ809だけが抽出された場合、端末は以下のステップ811〜814において、任意の場所からダウンロードされた(特別なIPMP識別子を有する)実際のDRMモジュール810を実行して、逆変換(例えば復号化)および平文のAVS−Mビデオデータを再生する。
811において、固定パラメータ(Fixed_Parameter)および選択的保護フラグ(Selective_Protection)がIPMPサンプル・フォーマット・ボックス(IPMPSampleFormatBox)から取得され、固定保護パラメータもまたここから取得されて、当該トラック下の全ての被保護サンプル・データに対して使用される。
812において、選択的保護フラグ(Selective_Protection)が有効な場合、保護フラグ・ビットが取得される。813において、各々の被保護サンプルに対して個々の保護パラメータ集合が用いられる場合、暗号化用の鍵パラメータ集合等の保護パラメータ集合がIPMPサンプル・ヘッダ(IPMPSampleHeader)から取得され、それ以外の場合、固定保護パラメータ集合はIPMPサンプル・フォーマット・ボックス(IPMPSampleFormatBox)から取得できる。
最後に、814において未保護メディアデータが再生される。
本発明はデジタルメディアファイルの応用分野に適用可能であり、メディアファイル、特にAVS−Mファイルの生成、配信、およびの利用を統括する保護情報の通知に特に利用可能である。
平文のAVS−Mファイル構造を示す。 ビデオトラック用の一般的なISO準拠のファイル・フォーマット保護スキームを示す。 一般的な被保護AVS−Mファイル構造を示す。 自身のサブ・ボックスを全てAVS−Mファイル保護に用いる保護スキーム情報ボックスを示す。 被保護ファイル構造を、自身のヘッダがIPMP準拠の保護を用いる被保護サンプル・データまで示す。 IPMPサンプル・フォーマット・ボックス(IPMPSampleFormatBox)およびIPMPサンプル・ヘッダ(IPMPSampleHeader)から保護フラグおよびパラメータを抽出して使用する際のフロー図を示す。 サーバーが被保護ファイルを作成するための手順を示す。 端末または装置が被保護ファイルを再生するための手順を示す。
符号の説明
101 ファイル種別ボックス
102 動画ボックス
103 ビデオトラック・ボックス
104 メディアデータ・ボックス
105 (言及なし)
106 ビデオトラック・ハンドラ・ボックス
107 (言及なし)
201 メディア種別
202 保護スキーム情報ボックス
203 メディアデータ
301 (言及なし)
302 保護スキーム情報ボックス
303 (言及なし)
401 保護スキーム情報ボックス
402 元フォーマット・ボックス
403 IPMP情報ボックス
404 スキーム種別ボックス
405 スキーム情報ボックス
501 サンプル記述ボックス
502 IPMP情報ボックス
503 暗号化データ
504 IPMPサンプル・フォーマット・ボックス
505 IPMPサンプル・ヘッダ1
506 暗号化データ1
601〜609 (言及なし)
701 コンテンツサーバーまたはクリエイター
702 任意の権利保護されたDRMモジュールおよび権利関連情報
703 デフォルト暗号アルゴリズム、鍵管理システム、および権利データ関連情報
704 IPMP情報ボックス
705 元フォーマット・ボックス
706 情報保護スキーム情報ボックス
707 サンプル記述ボックス
708 動画ボックス
709 メディアデータ・ボックス
710 被保護AVS−Mファイル
711〜713 (言及なし)
801 端末
802 ファイル
803 AVS−Mデータ・ボックス
804 動画ボックス
805 サンプル記述ボックス
806 保護スキーム情報ボックス
807 IPMP情報ボックス
808 デフォルト暗号アルゴリズム、鍵管理システム、および権利データ関連情報
809 固有IPMPツール情報および権利関連したデータ
810 任意の場所からダウンロードされた(特別なIPMP識別子を有する)実際のDRMモジュール
811〜814 ステップ

Claims (8)

  1. コンテンツ・パッケージング保護の保護通知方法であって、
    ファイル内のデータを制御データ・ボックスとコンテンツデータ・ボックスに分離するステップと、
    サンプルまたはアクセス・ユニット保護関連の共通制御パラメータ用に必要なデータをIPMP情報制御ボックスに埋め込むステップと、
    前記サンプルまたはアクセス・ユニット保護関連の固有パラメータを更に変換すべく必要なデータをコンテンツデータ・ボックスに埋め込むステップとを含む方法。
  2. コンテンツ・パッケージング保護の保護通知方法であって、
    サンプルまたはアクセス・ユニット保護関連の共通パラメータ用に必要なデータを取得するステップと、
    前記サンプルまたはアクセス・ユニット保護関連の固有パラメータを更に変換すべく必要なデータを取得するステップと、
    被保護サンプルまたはアクセス・ユニットのコンテンツデータを取得するステップと、
    未保護サンプルまたはアクセス・ユニットのコンテンツデータを取得するステップと、
    サンプルまたはアクセス・ユニット保護用に必要なデータをIPMP情報制御ボックスに格納するステップと、
    被保護サンプルまたはアクセス・ユニットのコンテンツデータをコンテンツデータ・ボックスに格納するステップと、
    未保護サンプルまたはアクセス・ユニットのコンテンツデータをコンテンツデータ・ボックスに格納するステップと、
    前記被保護サンプルまたはアクセス・ユニットを更に変換すべく必要なデータを、前記コンテンツデータ・ボックス内の前記サンプルまたはアクセス・ユニット・データの先頭に格納するステップとを含む方法。
  3. 制御データとコンテンツデータを分離するステップを更に含む、請求項2に記載の方法。
  4. ファイル・フォーマットでパッケージングされたAVコンテンツを保護し、それによりAVコンテンツをAVSファイル・フォーマットで配信する保護通知方法。
  5. 前記サンプルまたはアクセス・ユニット保護関連の共通制御パラメータ用に必要なデータが、選択的保護フラグ、鍵パラメータが固定されているか否かに関する被保護サンプル・フラグ、保護したいサンプルに用いられる共通鍵パラメータを含む、請求項2に記載の方法。
  6. 前記サンプルまたはアクセス・ユニット保護関連の固有パラメータを更に解釈するデータが、関連付けられたサンプルまたはアクセス・ユニットのサンプル保護フラグおよび実際の鍵パラメータを含む、請求項2に記載の方法。
  7. サーバー側においてコンテンツ・パッケージング保護用に保護通知を行なう装置であって、
    サンプルまたはアクセス・ユニット保護関連の共通パラメータ用に必要なデータを取得する手段と、
    前記サンプルまたはアクセス・ユニット保護関連の固有パラメータを更に変換すべく必要なデータを取得する手段と、
    被保護サンプルまたはアクセス・ユニットのコンテンツデータを取得する手段と、
    未保護サンプルまたはアクセス・ユニットのコンテンツデータを取得する手段と、
    サンプルまたはアクセス・ユニット保護用に必要なデータをIPMP情報制御ボックスに格納する手段と、
    被保護サンプルまたはアクセス・ユニットのコンテンツデータをコンテンツデータ・ボックスに格納する手段と、
    未保護サンプルまたはアクセス・ユニットのコンテンツデータをコンテンツデータ・ボックスに格納する手段と、
    前記被保護サンプルまたはアクセス・ユニットを更に変換すべく必要なデータを、前記コンテンツデータ・ボックス内の前記サンプルまたはアクセス・ユニット・データの先頭に格納する手段とを含む装置。
  8. 端末により保護およびパッケージングされたコンテンツを再生する装置であって、
    サンプルまたはアクセス・ユニット保護関連の共通パラメータ用に必要なデータをIPMP情報制御ボックスから取得する手段と、
    前記サンプルまたはアクセス・ユニット保護関連の固有パラメータの更なる変換に必要なデータをコンテンツデータ・ボックスから取得する手段と、
    被保護および未保護サンプルまたはアクセス・ユニットのコンテンツデータを前記コンテンツデータ・ボックスから取得する手段と、
    前記被保護サンプルまたはアクセス・ユニット・データを、それらの保護を解除するのに必要な全てのパラメータに従い再生し、一方、未保護サンプルまたはアクセス・ユニット・データは直接再生する手段とを含む装置。
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