JP2007158508A - 情報管理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】情報記録再生装置間で動画音声ファイルをデータコピー又はデータ移動させる場合にジャンルテーブルを統一することにより情報管理を容易に行うことが可能な情報管理方法を提供する。
【解決手段】送信元の記録再生装置と送信先の記録再生装置を接続して両方の装置間で動画音声ファイルをデータコピー又はデータ移動させる場合、両方の装置のジャンルテーブルのジャンル情報とジャンルIDを統一する。両方の装置のジャンルテーブルを統一することにより、送信元と送信先でジャンルテーブルが一致していない場合にも、送信先、送信元でジャンルテーブルを使用でき、ユーザの利便性を向上できる。
【選択図】図13
【解決手段】送信元の記録再生装置と送信先の記録再生装置を接続して両方の装置間で動画音声ファイルをデータコピー又はデータ移動させる場合、両方の装置のジャンルテーブルのジャンル情報とジャンルIDを統一する。両方の装置のジャンルテーブルを統一することにより、送信元と送信先でジャンルテーブルが一致していない場合にも、送信先、送信元でジャンルテーブルを使用でき、ユーザの利便性を向上できる。
【選択図】図13
Description
本発明は、動画音声データを光ディスクやHDD等の情報記録媒体に記録又は再生する情報記録再生装置の情報管理方法、特に、複数の装置間で動画音声ファイルをデータコピーや移動させる場合の情報管理方法に関するものである。
近年、放送波で受け取った、若しくはカムコーダ等でユーザが作成した動画音声データは光ディスクやHDDの記録媒体を持つ装置にデジタルデータとして記録できるようになってきている。また、放送局側の大量デジタル映像コンテンツの供給や、家庭用据え置き型記録再生装置の高度録画機能化等により記録媒体には大量の動画音声データが蓄積できるようになってきている。
ところで、情報記録再生装置に蓄積されている大量の動画音声ファイルの中からユーザ所望の動画音声ファイル検索を簡易化にする方法には、ファイルをフォルダ毎に整理する方法がある。そして、このフォルダをファイルが作成された日時等で自動で作成し、そこに入れるというものである。
しかしファイルを他の記録再生装置にコピーした後もファイル検索容易性を保つためには、データコピー若しくは移動先において同じフォルダ構成を作成しなければならない。自動でフォルダを作成する機能も自動作成フォルダ名は記録再生装置メーカによって異なる可能性が高く、移動時に自動で検索容易性を実現するには複雑なフォルダ構成が要求され、ファイル数が増える中でフォルダによる管理はユーザの負担が大きい。
データ検索容易性を実現するために、動画音声ファイルに関連する管理情報にジャンル情報を付け加える方法がある。ジャンル情報とは、例えば、ある放送番組における放映チャンネル、放映日時、撮影場所、出演者、番組等の関連した情報すべてである。一つのファイルに関連するジャンル情報は幾つあってもよい。
検索時にはユーザ所望のファイルに関連した一つ若しくは複数のジャンル情報をユーザが入力若しくは選択する。ジャンル情報に関連したファイルを記録再生装置が画面表示上でサムネール等の形式により表示する。ユーザは検索結果を見て所望のファイルを特定する。
ジャンル情報はファイル管理情報として登録され、それぞれのジャンル情報にIDを持たせたジャンルテーブルを記録再生装置に作成する。
今後、据え置き型記録再生装置がホームサーバとしての機能を果たす場合には、このような検索システムを持つことが予想される。また、カムコーダ等の携帯型記録再生機器で記録された動画音声ファイルもホームサーバ上にコピー若しくは移動させることが考えられる。
例えば、携帯型記録再生装置で記録した動画音声ファイルをホームサーバで蓄積することが予想される。その際のデータ移動の概略を図18に示す。図18に示すように、例えば、ホームサーバ等の据置型記録再生装置120と携帯型記録再生装置121との間におけるデータの移動はUSB等の有線経由、無線LAN等の無線経由、或いはDVD等のメディア経由のいずれかを選択して移動させることができる。
移動元のジャンルテーブルの一例を図19に示す。ジャンルIDとジャンル名が対応付けられている。また、移動元の動画音声データの管理情報の一部を図20に示す。日付、ファイル名、サイズ(時間)、ジャンル等が登録されている。
ホームサーバに図20のファイル(File)140を移動させた場合のホームサーバに記録される管理情報の一例を図21に示す。移動元でファイル140に関連付けられたジャンル情報を移動先でも実現しようとしても、移動元と移動先のジャンルテーブルが違う場合には、転用が不可能である。
なお、従来のファイル管理に関する技術としては、例えば、特開2003−152948号公報に記載された方法がある(特許文献1)。
特開2003−152948号公報
携帯型記録再生装置等からホームサーバ等の大容量記録再生装置に動画音声ファイルをコピーする際に、コピー元にジャンル情報がない場合には検索ができなくなる。よって、コピー後にジャンル情報を付け足さなければならない。また、コピー元でジャンル情報が関連付けられていても、コピー先のジャンルテーブルが一致していなければ、コピー先でジャンル情報を転用することができなかった。
本発明の目的は、情報記録再生装置間で動画音声ファイルをコピー又は移動させる場合にジャンルテーブルを統一することにより情報管理を容易に行うことが可能な情報管理方法を提供することにある。
本発明は、上記課題を解決するため、各々記憶領域に動画音声ファイル及びその動画音声ファイルを管理するための管理情報を有し、且つ、前記管理情報に付随するジャンル情報と前記ジャンル情報に対応するジャンルIDを含むジャンルテーブルを有する情報記録再生装置同士を接続し、両方の情報記録再生装置間で動画音声ファイルをコピー又は移動させる場合には、両方のジャンルテーブルを比較して、両方のジャンルテーブルのジャンル情報とジャンルIDを統一することを特徴とする。
また、本発明は、記憶領域に動画音声ファイル及びその動画音声ファイルを管理するための管理情報を有し、且つ、前記管理情報に付随するジャンル情報と前記ジャンル情報に対応するジャンルIDを含むジャンルテーブル有する第1の情報記録再生装置と、動画音声ファイル及びその動画音声ファイルを管理するための管理情報が記録され、且つ、前記管理情報に付随するジャンル情報と前記ジャンル情報に対応するジャンルIDを有するジャンルテーブルが記録されたリムーバブル記録媒体が装着された第2の情報記録再生装置とを接続し、前記第1の情報記録再生装置の記録領域と前記第2の情報記録再生装置に装着されたリムーバブル記録媒体との間で動画音声ファイルをコピー又は移動させる場合には、両方のジャンルテーブルを比較して、両方のジャンルテーブルのジャンル情報とジャンルIDを統一することを特徴とする。
更に、本発明は、動画音声ファイル及びその動画音声ファイルを管理するための管理情報を有し、且つ、前記管理情報に付随するジャンル情報と前記ジャンル情報に対応するジャンルIDを含むジャンルテーブルが記録されたリムーバブル記録媒体を、動画音声ファイル及びその動画音声ファイルを管理するための管理情報を有し、且つ、前記管理情報に付随するジャンル情報と前記ジャンル情報に対応するジャンルIDを含むジャンルテーブルを有する情報記録再生装置に装着し、前記リムーバブル記録媒体の動画音声ファイルを前記情報記録再生装置の記憶領域にコピー又は移動させる場合には、両方のジャンルテーブルを比較して、両方のジャンルテーブルのジャンル情報とジャンルIDを統一することを特徴とする。
本発明においては、送信元の記録再生装置と送信先の記録再生装置を接続して両方の装置間で動画音声ファイルをデータコピー又はデータ移動させる場合、両方の装置のジャンルテーブルのジャンル情報とジャンルIDを統一するものである。両方の装置のジャンルテーブルを統一することにより、送信元と送信先でジャンルテーブルが一致していない場合にも送信先、送信元でジャンルテーブルを使用できるようになる。
本発明によれば、動画音声ファイルの送信元装置と送信先装置でジャンルテーブルを統一することにより、送信元と送信先でジャンルテーブルが一致していない場合にも、送信先と送信元でジャンルテーブルを使用でき、ユーザが登録する等の手間が不要となる。そのため、多数のファイルが記録されている大容量記録媒体を有する情報記録再生装置でも、所望のファイルを簡単に検索でき、ユーザの利便性を向上させることができる。
次に、発明を実施するための最良の形態について図面を参照して詳細に説明する。まず、ファイル管理とアクセス方法について説明する。
ファイル管理とアクセス方法
HDDやDVD等のディスクのデータ構造の一例を図1に示す。図1に示すようにディスク上のデータは内周から外周にかけてトラック(track)と呼ばれる単位で分割されている。トラックは更にセクタ(sector)と呼ばれる円弧に分割されている。図1では全てのトラックで同数セクタを持つ場合を示しているが、ディスクの内周の方が外周に比べて密度が高くなるため、外周のセクタ数を多くするものもある。
HDDやDVD等のディスクのデータ構造の一例を図1に示す。図1に示すようにディスク上のデータは内周から外周にかけてトラック(track)と呼ばれる単位で分割されている。トラックは更にセクタ(sector)と呼ばれる円弧に分割されている。図1では全てのトラックで同数セクタを持つ場合を示しているが、ディスクの内周の方が外周に比べて密度が高くなるため、外周のセクタ数を多くするものもある。
各セクタには番号が割り振られており、あるデータをファイルとして登録する際には、管理情報をデータとは別に登録する。図2は管理情報の一例を示す。管理情報には、ファイル名、ファイルの開始セクタ番号、データが占有するデータサイズ(例えばバイト)、データの種類等の情報が含まれている。また、ジャンル情報もこの管理情報に登録され、図2のジャンルの数値はジャンルIDを示す。
情報記録再生装置の構成
図3は本発明に係る情報記録再生装置の一例を示すブロック図である。HDDや光ディスク、半導体メモリ等の情報記録媒体400、401、これら記録媒体を駆動して情報を記録又は再生するドライブ402、403、データの符号化と復号化を行うコーデック部404、装置全体を制御するマイクロコンピュータ409を有する。
図3は本発明に係る情報記録再生装置の一例を示すブロック図である。HDDや光ディスク、半導体メモリ等の情報記録媒体400、401、これら記録媒体を駆動して情報を記録又は再生するドライブ402、403、データの符号化と復号化を行うコーデック部404、装置全体を制御するマイクロコンピュータ409を有する。
また、装置において必要な情報を記憶するメモリ410、動画音声データ等を入力するA/V入力部406、動画音声データ等を出力するA/V出入力部407、デジタルI/F部405、動作表示部410、キー入力部411等を主たる構成要素とする。
データを記録媒体400や401に記録する際には、放送局で配信されているデータをチューナで取り込む動画音声データや、カムコーダ録画する動画音声データがA/V入力部406から入力される。マイクロコンピュータ409はコーデック部404を制御し、記録媒体400か401の一方に記録可能なデータに符号化して記録する。
データを再生する際には、マイクロコンピュータ409がドライブ402か403を制御し、記録媒体400か401からユーザ所望のデータを読み出す。そして、コーデック部404によってA/V出力部407の先につながるTV等のモニタで表示できるデータに復号化してから再生する。
また、他の情報記録再生装置からデジタルデータをコピーまたは移動させる際には、デジタルI/F405を介してデジタルデータが入力され、マイクロコンピュータ409はコーデック部404等を制御して記録媒体400か401の一方に記録する。
記録再生装置での動画音声データの記録とジャンル関連付け
通常、ホームサーバ機器内部の記録媒体は大容量であり、放送波、他の記録再生装置或いは他の記録メディアから入力される動画音声データを保存可能である。例えば、図4(a)に示すように放送波で送られてくる動画音声データを保存できる。図4(a)は放送波が送信される様子とホームサーバ機器の外観を示す。図4(b)はホームサーバ機器のファイル構成の一例を示す。
通常、ホームサーバ機器内部の記録媒体は大容量であり、放送波、他の記録再生装置或いは他の記録メディアから入力される動画音声データを保存可能である。例えば、図4(a)に示すように放送波で送られてくる動画音声データを保存できる。図4(a)は放送波が送信される様子とホームサーバ機器の外観を示す。図4(b)はホームサーバ機器のファイル構成の一例を示す。
記録した動画音声データには前述の管理情報が登録されるが、その中のジャンル情報はユーザが登録するか、若しくは図5に示すように送信される放送波データ中のプログラムデータをもとに自動的に作成登録する。
図5はプログラムデータの一例を示す。また、図6はジャンルIDテーブルの追加前と追加後の状態を示す。
自動的にプログラムデータからジャンル情報を作成登録する方法を説明する。図7はその処理を示すフローチャートである。図5、図6、図8と併せて説明する。なお、ホームサーバ機器は図3に示す情報記録再生装置の基本構成を有し、以下に説明する処理制御は図3のマイクロコンピュータ409で行うことが可能である。
まず、放送波の動画音声データをホームサーバに記録する場合には、動画音声データの記録後(例えば、図4(b)に示すファイル50を記録する)、放送波データ中のプログラムデータの有無を調べる(S101)。この場合には、図5に示すようにブログラムデータがあるので、S102に進み、追加する項目が図6(a)の追加前ジャンルテーブルにあるか否かを確認する。
追加する項目がない場合には、ジャンルテーブルに新しい項目を追加する(S103)。図5の例では、プログラムデータ80のPerformerのActor81が、図6(a)に示すように追加前のジャンルテーブルに存在しないので、新しい項目として追加する(S103)。即ち、図6(b)に示すようにジャンルテーブルにジャンルID76をActor81として項目に追加する。
次に、図8に示すようにファイル50のジャンル項目としてジャンルID76を登録する(S104)。図8は記録した動画音声ファイル管理情報の一部を示す。
また、S102で追加するジャンル項目がジャンルテーブルにある場合には、S104に進み、動画音声データの管理情報にIDを登録する。図5の例では、プログラムデータ内のProgram categoryがDramaとなっているので、図8に示すようにファイル50のジャンルIDとしてDramaのID71を登録する(S104)。
その後、プログラムデータが終了か否かを判定し(S105)、プログラムデータが終了すれば処理を終了する。
図5の例では、プログラムデータにActor82以降が残っているので、S102から同様の処理を行うことで順次ジャンルテーブルに項目を追加し、それに伴い管理情報にIDを追加していく。
一方、S101においてプログラムデータがない場合には、ユーザが手動でジャンル情報を登録することになる(S106)。
このように放送波の動画音声データにプログラムデータがない場合にはユーザが手動でジャンル登録を行う。図9はその手順の一例を示すフローチャート、図10はジャンル追加動作を説明する図である。
まず、図10(a)に示すようにジャンルを登録したいファイルを選択する(S201)。これは、上述のように放送波でないデータにジャンルを関連付けたい場合等である。例えば、ファイル51を選択する。
次に、既存ジャンルテーブルからジャンルを選択するか否かを判定する(S202)(図10(b)参照)。既存テーブルからジャンルを選択しない場合には、図10(c)に示すように新ジャンルを登録する(S203)。
新規でジャンルを入力すると、図11に示すようにジャンルテーブルに新規ジャンルが登録される。図11は新規ジャンル追加後のジャンルテーブルを示す。例えば、ジャンル名としてStudium90を登録している。ジャンルIDは77である。
次いで、テーブルからジャンルIDを選択し(S204)、管理情報にジャンルを登録する(S205)。この場合には、図12に示すようにファイル51の動画音声ファイルの管理情報の一部であるジャンル情報に新たにジャンルID77のStudium90を追加している。図12は管理情報の一例を示す。
本発明の説明
本発明は背景技術で説明したようなデータ移動によるジャンル関連付けの消失を防ぐため、情報記録再生装置間で移動処理が発生する前にジャンルテーブルを統一する処理を施す。図13はその処理を示すフローチャート、図14はジャンルテーブルを統一する処理を説明するための図である。
本発明は背景技術で説明したようなデータ移動によるジャンル関連付けの消失を防ぐため、情報記録再生装置間で移動処理が発生する前にジャンルテーブルを統一する処理を施す。図13はその処理を示すフローチャート、図14はジャンルテーブルを統一する処理を説明するための図である。
(1)記録再生装置同士の通信によるデータコピー、移動の場合
図15に示すように大容量記録媒体を備えた情報記録再生装置120と携帯型情報記録再生装置121とを有線若しくは無線により接続して動画音声ファイルをデータコピー又は移動させる場合を例として説明する。
図15に示すように大容量記録媒体を備えた情報記録再生装置120と携帯型情報記録再生装置121とを有線若しくは無線により接続して動画音声ファイルをデータコピー又は移動させる場合を例として説明する。
情報記録再生装置120は図14(a)に示す送信先ジャンルテーブル10を、携帯型情報記録再生装置121は図14(a)に示す送信元ジャンルテーブル11をそれぞれの記憶領域に有するものとする。また、情報記録再生装置120を送信先、情報記録再生装置121を送信元とし、送信元装置から送信先装置に動画音声ファイル141をデータコピー又はデータを移動させるものとする。
更に、情報記録再生装置120、121は図3に示す基本構成を有し、各々の動画音声ファイルの管理情報やそれに付随するジャンルテーブルは図3のメモリ408に格納されている。各々の動画音声ファイルは記録媒体400又は401に格納されている。
また、以下の説明の処理制御は図4のマイクロコンピュータ409が行うものとする。なお、データ移動とは、送信元から送信先にデータを送信してデータコピーし、送信元データを消去することを言う。
まず、情報記録再生装置120と121を有線又は無線等で接続した後、情報記録再生装置120から情報記録再生装置121に動画音声ファイルのデータコピー又はデータ移動要求が発生すると、送信元装置にジャンルテーブルがあるか否かを判定する(S301)。この場合には、送信元装置121にジャンルテーブルがあるので、次の処理に進み、より多くのジャンルIDを持つ装置へもう一方の装置からジャンルテーブルを送信する(この処理は図13には不図示)。
この処理は、例えば、送信元から送信先へID数を通知してID数を比較することで、どちらの装置からジャンルテーブルを送信するかを判断する。この場合は、図14(a)に示すように送信先装置120の方が多くのジャンルIDを持つため、送信元装置121から送信先装置120にジャンルテーブルを送信する。このジャンルテーブルは送信先装置120のメモリ408に一時格納される。
なお、より多くのジャンルIDを持つ装置へもう一方の装置からジャンルテーブルを送信するとしたが、本発明はこの限りではない。例えば、送信先装置に送信元装置からジャンルテーブルを送信するように決めても良い。
次いで、送信先装置120において送信先ジャンルテーブルと送信元ジャンルテーブルのジャンルネーム(ジャンル情報)を比較し(S302)、ジャンルネームの一致する項目があるか否かを判定する(S303)。
一致するジャンルネームがある場合には、該当するジャンルを送信された送信元テーブルから削除する(S304)。図14(a)の例では、送信元と送信先のジャンルテーブルにおいて送信元ジャンルID133と送信先ジャンルID74は共に”Soccer”というジャンルネームで一致している。
そのため、送信元から送信された送信元ジャンルテーブルから該当するジャンルID133を削除する。図14(c)は後述するように修正後のジャンルテーブルを示すものであるが、該当するジャンルID133は削除されている。
次いで、図14(b)に示すように送信元から送信された動画音声ファイル141のファイル管理情報内のジャンルID133をジャンルID74に変更する(S305)。図14(b)は送信先装置の管理情報の一部を示す。この管理情報は送信元から送信されたジャンルテーブルを受信した時に更新され、その時点で送信元から送信された動画音声ファイルの管理情報を含んでいる。
この例では、例えば、送信元の動画音声ファイル140、141を送信先にデータコピー又は移動させるものとし、送信元のジャンルテーブルを送信する時に該当するファイルに関連する管理情報が送信される。送信先装置では自己の管理情報に送信された管理情報を追加して、図14(b)に示す管理情報とする。図14(b)のファイル140、141の管理情報が新たに追加した部分である。
次に、送信元ジャンルIDが最後であるか、即ち、送信元と送信先のジャンルテーブルでジャンルネームが一致するジャンルIDが最後であるか否かを判定する(S306)。最後であれば、両方のジャンルテーブルで異なるジャンルネームで同じジャンルIDが存在か否かを判定する(S307)。
両方のジャンルテーブルにおいて異なるジャンルネームで同じジャンルIDが存在する場合には、送信元ジャンルテーブル11のジャンルIDを変更する必要がある。図14(a)の例では、送信元ジャンルテーブル11のジャンルID130は送信先と送信元で共に存在するので、送信元ジャンルテーブル11のジャンルID130を、例えば、ジャンルID77に変更する(S308)。
また、それに伴い、図14(b)に示すように送信元から送信された動画音声ファイル140の管理情報のジャンルID130をID77に変更する(S308)。
その後、送信元ジャンルテーブル11に送信先ジャンルテーブル10にあるジャンル項目を追加する(S308)。その際、例えば、ジャンルネームはそのままコピーしてジャンルIDを送信元の連番等にするか、送信先の番号をそのまま転用するかを選択できるようにするのが望ましい。但し、ジャンルIDの重複がないようにする。また、送信元装置121の情報(装置名等)を送信先ジャンルテーブル10に登録し、送信するデータのジャンル情報に登録することも可能である。
図14(a)の例では、送信元ジャンルテーブル11のジャンルID77(変更されたID)、ジャンルID131、ID132等が該当する。移動先ジャンルテーブルの修正後の状態を図14(c)に示す。この場合には、ジャンルID131、132をジャンルID58、ID59に修正している。
また、上述のように運動会のジャンルIDはジャンルID77、”Soccer”のジャンルIDはID74となっている。このように送信元ジャンルテーブル11に送信先ジャンルテーブル10のジャンル項目の追加処理を順次行う。
S309にて全てのジャンル項目の追加処理を終了すると、図14(c)に示す修正後の項目を追加したジャンルテーブルを今度は送信元装置121に送り返す(S310)。送信元装置121はもとのジャンルテーブルを破棄し、以後は送られてきたジャンルテーブルを使用する。また、動画音声ファイルのデータコピー又はデータ移動を行い(S310)、全ての処理を終了する。送信元装置では必要に応じて送信先から送られたジャンルテーブルに基づいて自己の管理情報の修正を行う。管理情報の修正方法は先の説明と同様である。
ここで、本実施形態においては送信元装置と送信先装置の記憶領域間で動画音声ファイルのデータコピー又はデータ移動させる場合を説明したものである。図3の例では、記憶領域とは、記録媒体400、401(記録媒体は、例えば、HDD、光ディスク、半導体メモリ等を含む)やメモリ408等を含むものである。
本発明は、これに限ることなく、他の形態の場合にも使用可能である。例えば、一方の装置がリムーバブル記録媒体に記録又は再生する装置とし、他方の装置を据置型のHDD等に記録又は再生する装置とし、この2つの装置のリムーバブル記録媒体と記憶領域間で動画音声ファイルをデータコピー又はデータ移動させる場合も全く同様の処理を行っても良い。
このように一方の装置のリムーバブル記録媒体と他方の装置の記憶領域間でデータコピー等を行う場合にも、同様にジャンルテーブルの統一処理を行うことで、送信元と送信先でジャンルテーブルが一致していない場合にも、送信先や送信元でジャンルテーブルを使用でき、ユーザが登録する等の手間が不要となる。
(2)メディアを介したデータのデータコピー、移動の場合
図16に示すように携帯型情報記録再生装置171により光ディスク等の記録メディア172に動画音声データを記録し、その後、記録メディア172を今度は大容量記憶媒体を持つ情報記録再生置170に装着する。そして、情報記録再生装置170内の大容量記憶媒体に動画音声データをコピー又は移動させる場合について説明する。情報記録再生置170と171は同様に図3に示す基本構成を有し、以下に説明する処理制御は同様に図3のマイクロコンピュータ409が行うものとする。
図16に示すように携帯型情報記録再生装置171により光ディスク等の記録メディア172に動画音声データを記録し、その後、記録メディア172を今度は大容量記憶媒体を持つ情報記録再生置170に装着する。そして、情報記録再生装置170内の大容量記憶媒体に動画音声データをコピー又は移動させる場合について説明する。情報記録再生置170と171は同様に図3に示す基本構成を有し、以下に説明する処理制御は同様に図3のマイクロコンピュータ409が行うものとする。
まず、動画音声ファイルと共に情報記録再生装置171に存在するジャンルテーブル(管理情報も含む)を記録メディア172に記録して、データコピー(又は移動)の前にジャンルテーブルを統一する。この統一処理方法は上述の(1)で説明した処理方法と同じである。
また、情報記録再生装置170で記録メディア172にデータが記録追記可能であれば、統一したジャンルテーブルを書き込み、情報記録再生装置171に記録メディア172を装着したら、新しいジャンルテーブルを上書きする。
(3)ジャンルテーブル統一後のデータコピー、移動の場合
ジャンルテーブルを統一後、それぞれの情報記録再生装置でジャンルテーブルが追加された後、データコピーかデータ移動させる場合には、再度ジャンルテーブルの統一が必要である。図17を参照して説明する。
ジャンルテーブルを統一後、それぞれの情報記録再生装置でジャンルテーブルが追加された後、データコピーかデータ移動させる場合には、再度ジャンルテーブルの統一が必要である。図17を参照して説明する。
図17(a)に示すジャンルテーブル180は、例えば、図16の情報記録再生装置170のジャンルテーブル、図17(b)に示すジャンルテーブル181は、例えば、情報記録再生装置171のジャンルテーブルとする。
一方の情報記録再生装置170で管理されているジャンルテーブル180にはID711”Basketball”が追加され、他方の情報記録再生装置171で管理されているジャンルテーブル181にはID711”Summer vacation” が追加されている。同じID番号に違うジャンルネームがあるのは混乱が生じる。
そこで、図17(c)に示すようにジャンルテーブル統一時にジャンルテーブル180側にID712”Summer vacation”を新たにジャンルテーブルに登録し、新しいジャンルテーブル182として記録する。ジャンルテーブル181側の情報記録再生装置171にもジャンルテーブル182を反映させる。
400、401 記録媒体
402、403 ドライブ
404 コーディク部
405 デジタルI/F部
406 A/V入力部
407 A/V出力部
408 メモリ
409 マイクロコンピュータ
410 動作表示部
411 キー入力部
402、403 ドライブ
404 コーディク部
405 デジタルI/F部
406 A/V入力部
407 A/V出力部
408 メモリ
409 マイクロコンピュータ
410 動作表示部
411 キー入力部
Claims (6)
- 各々記憶領域に動画音声ファイル及びその動画音声ファイルを管理するための管理情報を有し、且つ、前記管理情報に付随するジャンル情報と前記ジャンル情報に対応するジャンルIDを含むジャンルテーブルを有する情報記録再生装置同士を接続し、両方の情報記録再生装置間で動画音声ファイルをコピー又は移動させる場合には、両方のジャンルテーブルを比較して、両方のジャンルテーブルのジャンル情報とジャンルIDを統一することを特徴とする情報管理方法。
- 記憶領域に動画音声ファイル及びその動画音声ファイルを管理するための管理情報を有し、且つ、前記管理情報に付随するジャンル情報と前記ジャンル情報に対応するジャンルIDを含むジャンルテーブル有する第1の情報記録再生装置と、動画音声ファイル及びその動画音声ファイルを管理するための管理情報が記録され、且つ、前記管理情報に付随するジャンル情報と前記ジャンル情報に対応するジャンルIDを有するジャンルテーブルが記録されたリムーバブル記録媒体が装着された第2の情報記録再生装置とを接続し、前記第1の情報記録再生装置の記録領域と前記第2の情報記録再生装置に装着されたリムーバブル記録媒体との間で動画音声ファイルをコピー又は移動させる場合には、両方のジャンルテーブルを比較して、両方のジャンルテーブルのジャンル情報とジャンルIDを統一することを特徴とする情報管理方法。
- 動画音声ファイル及びその動画音声ファイルを管理するための管理情報を有し、且つ、前記管理情報に付随するジャンル情報と前記ジャンル情報に対応するジャンルIDを含むジャンルテーブルが記録されたリムーバブル記録媒体を、動画音声ファイル及びその動画音声ファイルを管理するための管理情報を有し、且つ、前記管理情報に付随するジャンル情報と前記ジャンル情報に対応するジャンルIDを含むジャンルテーブルを有する情報記録再生装置に装着し、前記リムーバブル記録媒体の動画音声ファイルを前記情報記録再生装置の記憶領域にコピー又は移動させる場合には、両方のジャンルテーブルを比較して、両方のジャンルテーブルのジャンル情報とジャンルIDを統一することを特徴とする情報管理方法。
- 前記両方のジャンルテーブルにおいて同一のジャンル情報で異なるジャンルIDを持つ場合には、いずれか一方のジャンルテーブルの該当するジャンルIDを、他方のジャンルテーブルのジャンルIDに変更することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の情報管理方法。
- 前記両方のジャンルテーブルにおいて異なるジャンル情報で同一のジャンルIDを持つ場合には、いずれか一方の該当するジャンルIDを、他方のシャンルテーブルのジャンルIDに重ならない別のジャンルIDに変更することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の情報管理方法。
- 前記両方の情報記録再生装置において前記ジャンルテーブルのジャンル情報とジャンルIDの統一に伴い、前記両方の情報記録再生装置の管理情報を変更することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の情報管理方法。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011239303A (ja) * | 2010-05-12 | 2011-11-24 | Canon Inc | 情報処理装置およびその制御方法、コンピュータプログラム |
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2005
- 2005-12-01 JP JP2005347901A patent/JP2007158508A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2011239303A (ja) * | 2010-05-12 | 2011-11-24 | Canon Inc | 情報処理装置およびその制御方法、コンピュータプログラム |
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