JP2007157660A - 埋込型照明器具 - Google Patents

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頼人 中村
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Abstract

【課題】天井裏に断熱材が施工されていても、廉価に作製でき、かつ器具本体の周囲に放熱するに十分な空間が確保できることで、器具本体の温度上昇を押さえることができる埋込型照明器具を提供する。
【解決手段】埋込型照明器具1は、ランプ13が取り付けられるソケット14が設けられた反射体11と、反射体11の上面から水平方向に突出し、先端部にランプ13に電源を供給する端子台15が設けられた第1アーム12とを有する第1ユニット10と、反射体11を囲うように形成され、第1アーム部12を挿通させる貫通孔21aが設けられた器具本体21と、器具本体21の上面に設けられ、第1アーム部12とは反対方向に突出した第2アーム部22とを有する第2ユニット20とが分離可能にボルト31とナット32とで連結されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、内面側に断熱材を敷設した天井の開口に器具本体を埋め込んで取り付けられる埋込型照明器具に関する。
照明器具は、ランプの発熱による温度上昇が問題となっている。特に埋込型照明器具は、開口を設けた天井に埋め込んで設置されるが、近年住宅内の熱効率の向上を目的として天井の裏面側に断熱材が施工されるようになってきているため、埋込型照明器具を天井に設置すると、断熱材が隙間なく覆い被さるように埋込型照明器具を囲うので、この断熱材により放熱が阻害され、温度上昇が甚だしい。限度を超える温度上昇は天井を過熱し、天井面の変形や変色をもたらし、住宅に影響を及ぼすおそれがある。
このような温度上昇を抑制するには、天井裏の断熱材と器具本体の間にできる空間を広くとることが有効である。それは、埋込型照明器具の器具本体から断熱材を遠ざけ、空間を広くとることで、空間内での空気の対流をよくし、器具本体の放熱効率をよくすることができるからである。
このような温度上昇の抑制に配慮した従来の埋込型照明器具が知られている。図4に従来の埋込型照明器具を示す。図4に示すように従来の埋込型照明器具は、器具本体100の上部に突出したアーム部101が設けられ、アーム部101の先端に端子台102が設けられている。アーム部101は、断熱材104を押し広げ、垂れてこないように支えることで、断熱材104と天井105との間の空間106を確保している。断熱材104と天井105との間に空間106が確保できれば、空間106内の空気の対流により器具本体100から熱が奪われ、器具本体100の放熱効率がよくなる。その結果、器具本体100の温度上昇が抑えられる。しかし、埋込型照明器具は天井の下から開口を通過させて、埋め込む形で設置されるため、開口の径より従来の埋込型照明器具が通過することが可能かどうかが問題となる。
従って、天井裏の断熱材と器具本体との空間を確保するために、器具本体から突出したアーム部を設ける必要があるが、天井に設置するためには天井の開口を通過させる必要がある。このようなアーム部を有する埋め込み型照明器具として特許文献1に記載されたものがある。特許文献1に記載の埋込型照明器具は、器具本体に形状記憶合金製の開閉体を固着し、ランプ点灯時にそのランプの熱により開閉体が開動し、器具本体より外方に変形すると同時に断熱材を押し広げ、器具と断熱材の間に空間を確保するようにしている。
特開昭63−205003号公報
しかし、図4に示す従来の埋込型照明器具では放熱が不十分な場合がある。それは、器具本体の上面から突出したアーム部は一方向のみであり、アーム部が突出した側とは反対側の器具本体の周面では断熱材が器具本体に覆い被さり放熱に十分な空間が確保できない。そのため、器具本体温度が上昇してしまい問題となることがある。
また、特許文献1に記載の埋込型照明器具では、器具本体の周囲の空間確保は十分であるが、形状記憶合金を使用しているため、製造コストが嵩む。また、ランプの点灯、消灯に合わせ、開閉体が開閉を繰り返すので、その度に断熱材が上下に動き擦れるような音を立てたり、断熱材にダメージを与えたりすることもある。
そこで本発明は、天井裏に断熱材が施工されていても、廉価に作製でき、かつ器具本体の周囲に放熱するに十分な空間が確保できることで、器具本体の温度上昇を抑えることができる埋込型照明器具を提供することを目的とする。
本発明の埋込型照明器具は、ランプからの光を反射する反射体と、前記反射体の上面から水平方向に突出した第1アームとを有する第1ユニットと、前記反射体を囲うように形成され、前記第1アーム部を挿通する挿通部が設けられた器具本体と、前記器具本体の上面に設けられ、前記第1アーム部とは反対方向に突出した第2アーム部とを有する第2ユニットとが分離可能に連結されていることを特徴とする。
本発明の埋込型照明器具は、第1ユニットと第2ユニットとで形成されている。第1ユニットは、ランプからの光を反射する反射体と、反射体の上面から水平方向に突出した第1アームとを有している。第2ユニットは、反射体を囲うように形成され、第1アーム部を挿通する挿通部が設けられた器具本体と、器具本体の上面に設けられ、第1アーム部とは反対方向に突出した第2アーム部とを有している。そして第1ユニットと第2ユニットとは、分離可能に連結されている。
本発明の埋込型照明器具を天井に設置するときには、第1ユニットと、第2ユニットとが別々に分離した状態で準備する。次に、器具本体から突出した第2アーム部を天井の開口に差し込み器具本体を埋め込むことで第2ユニットを配置する。次に、突出した第1アームを器具本体の挿通部に挿通させつつ、第1アーム部を天井の開口を通過させ、器具本体と反射体とを取り付け位置を合わせて第1ユニットを配置する。そして第1ユニットと第2ユニットとを天井に押し込んだ状態で連結することで、第1アーム部の先端から第2アーム部の先端までが天井面の開口の径より長くても、それぞれのユニットを通過させ連結することができる。
また、第1ユニットおよび第2ユニットとが連結されることで、水平方向に突出した第1アーム部と、第1アーム部とは反対方向に突出した第2アーム部との両方で断熱材を押し広げ、下に垂れないように支えるので、断熱材と器具本体との間に十分な空間が確保できる。
前記第1ユニットと、前記第2ユニットとは、1本のボルトとナットで連結されることが望ましい。第1ユニットと第2ユニットとが、1本のボルトとナットで連結されることで、第1ユニットと第2ユニットとを容易に分離できると共に容易に連結することができるので、埋込型照明器具を容易に天井に設置することができる。
本発明は、一方に突出した第1アーム部と、他方に突出した第2アーム部とで、断熱材と器具本体との間に十分な空間が確保できる。よって、この確保された空間内での空気の対流により、器具本体の熱が奪われることで、器具本体の放熱効率が上がり、器具本体の温度上昇を押さえることができる。また、断熱材を押し広げ空間を確保する第1アーム部および第2アーム部は、断熱材の重さに耐えられる程度の強度を有する材質のものであれば採用することが可能なので、第1アーム部および第2アーム部を設けるに製造コストがかからない。また、ランプの点灯、消灯で第1アーム部および第2アーム部が開閉しないので、断熱材にダメージを与えたり、不快な音を発したりすることもない。
本発明の実施の形態に係る埋込型照明器具を図面に基づいて説明する。まずは、図1および図2に基づいて構成を説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る埋込型照明器具の設置状態の断面図である。図2は、本発明の実施の形態に係る埋込型照明器具の分解斜視図である。
図1および図2に示すように本発明の実施の形態に係る埋込型照明器具1は、天井2に埋め込まれて設置される。天井2の裏面側には、グラスウールなどの断熱材3が埋込型照明器具1を覆うにように設けられている。埋込型照明器具1は、反射体11および第1アーム部12を有する第1ユニット10と、器具本体21および第2アーム部22とを有する第2ユニット20とを備えている。
第1ユニット10の反射体11は、アルミ製で、略コップ状に形成されており、その内面は光を効率よく反射するように鏡面に仕上げられている。また反射体11の先部の周縁には、鍔部11aが形成されている。また、反射体11には、ランプ13が取り付けられるソケット14が設けられている。
第1アーム部12は、反射体11の上面から水平方向に突出するように形成された断面コ字状の板状部材である。また、第1アーム部12の先端には、ランプ13に電源を供給する端子台15が設けられている。この端子台15には、電源ケーブル5が接続されている。ランプ13は、100Wの電球であり、端子台15を介して接続される電源ケーブル5により交流電圧100Vが供給される。
第2ユニット20の器具本体21は、亜鉛メッキ鋼板を略コップ状に形成したもので、反射体11を囲うように形成されている。また器具本体21には、第1アーム部12を挿通するため挿通部として貫通孔21aが器具本体21の周面の上部に設けられている。本実施の形態では、第1アーム部12を挿通する挿通部として貫通孔21aとしたが、器具本体21の先端まで切り欠いていてもよい。しかし器具本体21の構造的強度が減少するので貫通孔21aとするのが望ましい。器具本体21の周縁には鍔部21bが設けられており、この鍔部21bと取り付け金具4とで天井2を挟む形で器具本体21が天井2に設置固定される。この取り付け金具4は、器具本体21の周面に設けられたガイド溝21cをスライドさせて天井2の裏面まで移動させることで高さを調整する。
第2アーム部22は、器具本体21の上部から第1アーム部12とは反対方向に突出するように形成された断面コ字状の板状部材である。
第1ユニット10と第2ユニット20とは、器具本体21の上面中央から反射体11の上面中央に向けて挿通するボルト31と、反射体11の内側からボルト31に螺合するナット32とで取り付けられている。つまり第1ユニット10と第2ユニット20とはナット32をボルト31から外すことで容易に分離可能である。
以上のように構成される本発明の実施の形態に係る埋込型照明器具の設置方法を、更に図3を参照しながら説明する。図3は、本発明の実施の形態に係る埋込型照明器具を天井に設置するときの状態を説明する分解断面図である。
まず、予め、第1ユニット10と第2ユニット20とをナット32を外して分離した状態で準備する。次に、天井の開口から電源ケーブル5を引き出し、器具本体21の貫通孔21aの外側から内側へ通した状態で電源ケーブル5の先端を端子台15に接続する。
次に、器具本体21を傾けながら第2アーム部22の先端から天井の開口に差し入れ、器具本体21を天井2に埋め込む。器具本体21を天井2に埋め込んだら、取り付け金具4を器具本体21に設けられたガイド溝21cに沿ってスライドさせて、器具本体21の鍔部21bと取り付け金具4とで天井2を挟み込む形で、器具本体21を天井2に固定する。このようにして第2ユニット20を天井2に設置する。
次に、第1ユニット10を器具本体21内に設置するが、まず第1アーム部12を先端の端子台15の方から器具本体21の貫通孔21aに挿通し、第1アーム部12が器具本体21の外側に突出するようにする。
そして反射体11を器具本体21内に収容して、第2ユニット20の器具本体21と、第1ユニット10の反射体11とをボルト31にナット32を締め付けて固定する。最後にソケット14にランプ13をねじ込んで設置は完了する。
このように埋込型照明器具1を、第1ユニット10と第2ユニット20とにボルト31とナット32とで分離可能とし、第1ユニット10と第2ユニット20とをそれぞれ別々に天井2の開口に差し込むことで、天井の開口径よりも長いアーム部(第1アーム部12および第2アーム部22)を形成することができる。そして器具本体21を中心として二方向に延びるアーム部により、断熱材3を押し広げて支え、垂れ下がらないようにすることで断熱材3と天井2との間に空間6,7を確保することができる。この空間6,7内の対流により器具本体21の放熱効率を高め、器具本体21の温度上昇を抑制することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではない。例えば、本実施の形態では、ソケット14と端子台15を反射体11と第1アーム部12側に取り付け、第1ユニット10に含めているが、ソケット14を器具本体21内に取り付け、端子台15を第2アーム部22に取り付け、第2ユニット20に含めるようにしてもよい。
本発明は、内面側に断熱材を敷設した天井の開口に器具本体を埋め込んで取り付けられる埋込型照明器具に最適である。
本発明の実施の形態に係る埋込型照明器具の設置状態の断面図である。 本発明の実施の形態に係る埋込型照明器具の分解斜視図である。 本発明の実施の形態に係る埋込型照明器具を天井に設置するときの状態を説明する分解断面図である。 従来の埋込型照明器具を説明する図である。
符号の説明
1 埋込型照明器具
2 天井
3 断熱材
4 取り付け金具
5 電源ケーブル
6,7 空間
10 第1ユニット
11 反射体
11a 鍔部
12 第1アーム部
13 ランプ
14 ソケット
15 端子台
20 第2ユニット
21 器具本体
21a 貫通孔
21b 鍔部
21c ガイド溝
22 第2アーム部
31 ボルト
32 ナット

Claims (2)

  1. ランプからの光を反射する反射体と、前記反射体の上面から水平方向に突出した第1アームとを有する第1ユニットと、
    前記反射体を囲うように形成され、前記第1アーム部を挿通する挿通部が設けられた器具本体と、前記器具本体の上面に設けられ、前記第1アーム部とは反対方向に突出した第2アーム部とを有する第2ユニットとが分離可能に連結されていることを特徴とする埋込型照明器具。
  2. 前記第1ユニットと、前記第2ユニットとは、1本のボルトとナットで連結されることを特徴とする請求項1記載の埋込型照明器具。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009259647A (ja) * 2008-04-17 2009-11-05 Panasonic Electric Works Co Ltd 照明器具
JP2010129390A (ja) * 2008-11-27 2010-06-10 Toyota Motor Corp Led照明用天井及びこれを用いた建物

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