JP2007157355A - 燃料電池ユニット、電子機器、および電子機器システム - Google Patents

燃料電池ユニット、電子機器、および電子機器システム Download PDF

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Abstract

【課題】パッシブ型の燃料電池ユニットにおける構成上の簡潔化を実現する。
【解決手段】電子機器システムは、電子機器5と当該電子機器5に電力を供給するパッシブ型燃料電池ユニット1とを含む。燃料電池ユニット1は、燃料を用いて発電する発電セルを含む発電ユニット11と、発電ユニット11により生成される電圧に基づいて電子機器5が使用可能な電圧を生成する電源ユニット12と、電源ユニット12に接続され、電子機器5と電気的に接続するための入出力端子14とを備えている。電子機器5は、充放電が可能なバッテリ53と、バッテリ53の充放電を行う充電回路54と、充電回路54に接続され、燃料電池ユニット1の入出力端子14と電気的に接続するための入出力端子56とを備えている。充電回路54は、電源ユニット12の出力電圧が所定値に満たない期間、バッテリ53から得られる電力を用いて電源ユニット12を駆動するための電力を供給する。
【選択図】図3

Description

本発明は、DMFC(Direct Methanol Fuel Cell)などの燃料電池ユニット、この燃料電池ユニットを使用する電子機器、および電子機器システムに関する。
DMFC(Direct Methanol Fuel Cell)などの燃料電池ユニットには、アクティブ(能動)型とパッシブ(受動)型とがある。
アクティブ型は、ポンプやファンなどの補機の動力により、燃料となるメタノールなどを発電セルに供給・循環させる方式であり、構成は複雑であるが大きな電力を得やすいという特徴がある。このようなアクティブ型の燃料電池ユニットは、パーソナルコンピュータなどの機器の電源として使用されることが多い。
一方、パッシブ型は、ポンプやファンなどの補機を必要とせず、メタノールなどの燃料を濃度勾配や毛管力などの物理的な性質を利用して発電セルへ自然に伝わる(浸透する)ように供給する方式であり、構成が簡単で小型化しやすいという特徴がある。パッシブ型の燃料電池ユニットについては、近年、携帯型音楽プレーヤなどの電子機器の電源として使用する試みがなされている。
一般に、パッシブ型の燃料電池ユニットは、発電セルが起動してから所定の発電電圧に到達するまでの間に内部の電子回路(昇圧回路など)を駆動するための補助バッテリや、当該補助バッテリの充電を行うための充電回路を備えている。このような補助バッテリや充電回路の存在は、燃料電池ユニットの更なる小型・軽量化やコストの軽減を目指す上で妨げとなる。
なお、特許文献1は、燃料電池ユニットにバッテリやこれに関連する充電回路を搭載せず、燃料電池ユニットの起動時に電子機器側のメインバッテリに基づく電力を燃料電池ユニット側へ供給することが開示されている。
特開2005−78353号公報
しかしながら、特許文献1は、アクティブ型の燃料電池ユニット内の補機(ポンプやファンなど)を駆動するための電力を供給する技術であり、パッシブ型の燃料電池ユニット内の電子回路(昇圧回路など)を駆動するのには適さない。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、パッシブ型の燃料電池ユニットにおける構成上の簡潔化を実現する燃料電池ユニット、この燃料電池ユニットを使用する電子機器、および電子機器システムを提供することを目的とする。
本発明に係る電子機器システムは、電子機器と当該電子機器に電力を供給するパッシブ型燃料電池ユニットとを含む電子機器システムであって、前記パッシブ型燃料電池ユニットは、燃料を用いて発電する発電セルを含む発電ユニットと、前記発電ユニットにより生成される電圧に基づいて前記電子機器が使用可能な電圧を生成する電源ユニットと、前記電源ユニットに接続され、前記電子機器と電気的に接続するための燃料電池側入出力部とを備え、前記電子機器は、充放電が可能なバッテリと、前記バッテリの充放電を行う充電回路と、前記充電回路に接続され、前記パッシブ型燃料電池ユニットの前記燃料電池側入出力部と電気的に接続するための電子機器側入出力部とを備え、前記充電回路は、前記電源ユニットの出力電圧が所定値に満たない期間、前記バッテリから得られる電力を用いて前記電源ユニットを駆動するための電力を供給することを特徴とする。
本発明に係る電子機器システムは、電子機器と当該電子機器に電力を供給するパッシブ型燃料電池ユニットとを含む電子機器システムであって、前記パッシブ型燃料電池ユニットは、燃料を用いて発電する発電セルを含む発電ユニットと、前記発電ユニットに接続され、前記電子機器と電気的に接続するための燃料電池側入出力部とを備え、前記電子機器は、前記パッシブ型燃料電池ユニットの燃料電池側入出力部に電気的に接続するための電子機器側入出力部と、前記電子機器側入出力部に接続され、前記発電ユニットにより生成される電圧に基づいて前記電子機器が使用可能な電圧を生成する電源ユニットと、充放電が可能なバッテリと、前記電源ユニットに接続され、前記バッテリの充放電を行う充電回路とを備え、前記充電回路は、前記電源ユニットの出力電圧が所定値に満たない期間、前記バッテリから得られる電力を用いて前記電源ユニットを駆動するための電力を供給することを特徴とする。
本発明に係る燃料電池ユニットは、電子機器に電力を供給するパッシブ型燃料電池ユニットであって、燃料を用いて発電する発電セルを含む発電ユニットと、前記発電ユニットにより生成される電圧に基づいて前記電子機器が使用可能な電圧を生成する電源ユニットと、前記電源ユニットに接続され、前記電子機器と電気的に接続するための燃料電池側入出力部とを具備し、前記電源ユニットは、当該発電ユニットの出力電圧が所定値に満たない期間、前記電子機器側に備えられるバッテリの電力で駆動されることを特徴とする。
本発明に係る電子機器は、燃料を用いて発電する発電セルを含む発電ユニットと、前記発電ユニットにより生成される電圧に基づいて前記電子機器が使用可能な電圧を生成する電源ユニットとを備えたパッシブ型燃料電池ユニットからの電力供給を受ける電子機器であって、充放電が可能なバッテリと、前記バッテリの充放電を行う充電回路と、前記充電回路に接続され、前記パッシブ型燃料電池ユニットと電気的に接続するための入出力部とを備え、前記充電回路は、前記電源ユニットの出力電圧が所定値に満たない期間、前記バッテリから得られる電力を用いて前記電源ユニットを駆動するための電力を供給することを特徴とする。
本発明に係る電子機器は、燃料を用いて発電する発電セルを含む発電ユニットを備えたパッシブ型燃料電池ユニットからの電力供給を受ける電子機器であって、前記パッシブ型燃料電池ユニットに電気的に接続するための電子機器側入出力部と、前記電子機器側入出力部に接続され、前記発電ユニットにより生成される電圧に基づいて前記電子機器が使用可能な電圧を生成する電源ユニットと、充放電が可能なバッテリと、前記電源ユニットに接続され、前記バッテリの充放電を行う充電回路とを備え、前記充電回路は、前記電源ユニットの出力電圧が所定値に満たない期間、前記バッテリから得られる電力を用いて前記電源ユニットを駆動するための電力を供給することを特徴とする。
パッシブ型の燃料電池ユニットにおける構成上の簡潔化を実現することができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明に係る燃料電池ユニットが各種の電子機器の電源として使用される様子を示す図である。
燃料電池ユニット1は、例えば、携帯型オーディオプレーヤ2や、PDA(Personal Digital Assistance)3、携帯電話機4などの比較的小型の電子機器の外部電源(外付け電源)として使用されるものである。各電子機器は、所定のケーブルを介して、燃料電池ユニット1に着脱可能に接続される。ケーブルを介して燃料電池ユニット1に接続された電子機器は、燃料電池ユニット1からの電力供給を受けて動作することが可能である。
図2は、図1中に示される燃料電池ユニットの中に含まれるDMFC発電ユニットの内部構造の概略を示す図である。
燃料電池ユニット1の中にはDMFC発電ユニットが含まれている。このDMFC発電ユニットは、パッシブ(Passive)型のDMFCを有するユニットであり、ポンプやファンなどの補機(駆動機構)を必要とせず、外部から燃料カードリッジなどを通じて補充されるメタノールを濃度勾配や毛管力などの物理的な性質を利用して発電セルへ自然に伝わる(浸透する)ように供給する方式を採用している。発電セルは、燃料極(アノード)15と空気極(カソード)16との間に電解質膜17を挟んだ構造のMEA(Membrane Electrode Assembly)を有する。
外部から燃料であるメタノールが燃料電池ユニット1内に注入されると、所定のタンクに蓄えたれた後、浸透拡散によりメタノールが燃料極15に達する。なお、供給されるメタノールは、希釈されるように構成してもよいし、希釈されないように構成してもよい。燃料極15においては、メタノール(CH3OH)と水(H2O)とが反応して、二酸化炭素と水素イオン(H+)と電子(e-)とが発生する。このとき発生した水素イオン(H+)は、電解質膜17を通過して空気極16に達する。一方、同時に発生した電子(e-)は燃料極15の電源端子(OUT)から外部回路を通じて空気極16のグランド端子(GND)へ伝わる。空気極16においては、水素イオン(H+)と酸素(O2)と電子(e-)とが反応して、水(H2O)が発生するようになっている。
図3は、本発明に係る電子機器システムの第1の構成例を示す図である。
図3に示される電子機器システムは、燃料電池ユニット1と電気機器5(前述した携帯型オーディオプレーヤ2、PDA3、携帯電話機4などに該当)とケーブル10とを含む。
燃料電池ユニット1は、DMFC発電ユニット11、DMFC電源ユニット12、回路13、入出力端子14などを有する。一方、電子機器5は、電子機器本体内部回路51、電子機器本体電源ライン52、バッテリ53、充電回路54、DCジャック55、入出力端子56などを有する。
DMFC発電ユニット11は、図2に示した構造を有し、発電セルの発電動作に応じた電圧を生成するものである。DMFC電源ユニット12は、DMFC発電ユニット11により生成される電圧を電子機器5が使用可能な電圧に調整して出力するものである。回路13は、電子機器5側から供給される電力を用いてDMFC電源ユニット12内の電子回路(昇圧回路など)を駆動するものである。入出力端子14は、DMFC電源ユニット12に接続され、ケーブル10を介して電子機器5と電気的に接続するためのものである。
電子機器本体内部回路51は、CPUなどの要素を含み、燃料電池ユニット1から供給される電力またはバッテリ53の電力で動作するものである。電源ライン52は、燃料電池ユニット1内のDMFC電源ユニット12で生成され、ケーブル10を介して入力される電圧を電子機器本体内部回路51側へ伝送するだけでなく、バッテリ53から得られる電圧をDMFC電源ユニット12側へ伝送することもできる。バッテリ53は、電子機器本体に標準装備される充放電可能な二次電池(リチウム電池、ニッケル水素電池など)である。充電回路54は、電子機器本体に標準装備されるものであるが、単純にバッテリ53の充放電を行うだけでなく、DMFC電源ユニット12の出力電圧が所定値に満たない期間(すなわち、DMFC発電ユニット11が起動を開始してから所定の発電電圧に到達するまでの間)、バッテリ53から得られる電力を用いてDMFC電源ユニット12を駆動するための電力をDMFC電源ユニット12側へ供給したりすることもできる。DCジャック55は、ACアダプタなどの外部電源を接続するための入力部である。入出力端子56は、充電回路54に接続され、ケーブル10を介して燃料電池ユニット1側の入出力端子14と電気的に接続するためのものである。
ケーブル10は、燃料電池ユニット1側の入出力端子14に接続するためのコネクタ10Aと、電子機器5側の入出力端子56に接続するためのコネクタ10Bとを備えている。このケーブル10は、例えば電子機器5が携帯電話機であれば、携帯電話機に付属している充電用及び外部機器とのデータ通信用のケーブルに相当する。また、ケーブル10は、例えば電子機器5がPDAもしくは携帯型オーディオプレーヤであれば、充電用の外部ACアダプタの電源ケーブルに相当する。このケーブル10は、燃料電池ユニット1から電子機器5へ電力を伝送できるだけでなく、電子機器5から燃料電池ユニット1へDMFC電源ユニット12を駆動するための電力を伝送できるようになっている。
このように図3の構成によれば、燃料電池ユニット1は、DMFC電源ユニット12を駆動するためのバッテリ及び充電回路を備えていない。代わりに、電子機器5側のバッテリ53及び充電回路54を利用する(電子機器5側と燃料電池ユニット1側とで共用する)ことによって、DMFC電源ユニット12を駆動するための電力を得ることができるようになっている。このため、電力燃料電池ユニット1の小型化、軽量化、実装部品削減によるコスト軽減を容易に実現できる。
図4は、本発明に係る電子機器システムの第2の構成例を示す図である。なお、前述した第1の構成例(図3)と共通する要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。以下、前述した第1の構成例(図3)と異なる部分を中心に説明する。
図4に示される電子機器システムにおいては、図3と異なり、電力燃料電池ユニット1はDMFC電源ユニット12及び回路13を備えていない。代わりに、DMFC電源ユニット12及び回路13が電子機器5側に設けられている。
このように図4の構成によれば、燃料電池ユニット1は、DMFC電源ユニット12を駆動するためのバッテリ、充電回路、DMFC電源ユニットなどを備えていない。代わりに、DMFC電源ユニット12を電子機器5側に設け、電子機器5側のバッテリ53及び充電回路54を利用して当該DMFC電源ユニット12を駆動するようにしている。このため、電力燃料電池ユニット1の更なる小型化、軽量化、コスト軽減を実現できる。
図5は、第1の構成例(図3)及び第2の構成例(図4)の各々の中に示されるDMFC発電ユニット11及びDMFC電源ユニット12の内部構成を示す図である。
DMFC発電ユニット11は、メタノールを燃料とした化学反応によって発電する発電セル11Aを有する。一方、DMFC電源ユニット12は、DC−DCコンバータ71及びDMFC制御部72を有する。
DC−DCコンバータ71は、DMFC電源ユニット12の出力電圧が、例えば電子機器5へ供給する電圧よりも低い場合、昇圧を行って出力するものである。このDC−DCコンバータ71は、パルス幅モジュレータ73、フィードフォワード制御部74、フィードバック制御部75などを有する。パルス幅モジュレータ73は、DMFC制御部72により制御されて信号パルスの変調を行うものである。フィードフォワード制御部74は、パルス変調前の信号に基づき、パルス幅モジュレータ73をフィードフォワード制御するものである。フィードバック制御部75は、パルス変調後の信号に基づき、パルス幅モジュレータ73をフィードバック制御するものである。
DMFC制御部72は、DMFC電源ユニット12の発電状態を監視し、必要に応じてDC−DCコンバータ71の制御を行うものである。このDMFC制御部72は、水晶発振器76、DMFC管理部77などを有する。水晶発振器76は基準クロックをパルス幅モジュレータ73へ供給するものである。DMFC管理部77は、DMFC発電ユニット11の出力電圧に応じてパルス幅モジュレータ73の動作を制御するものである。
次に、図6及び図7を参照して、第1の構成例(図3)及び第2の構成例(図4)に共通する動作の流れを説明する。
燃料電池ユニット1側のDMFC発電ユニット11は、燃料の投入が行われるとDMFC発電ユニット内の発電セル11Aにおいて発電を開始し、DMFC発電ユニットが起動(発電開始)する(ステップS11)。電子機器5側では、充電回路54が、DMFC電源ユニット12から出力される電源ライン52上の電圧を監視しており(ステップS12)、その電圧が所定値(第1の閾値)未満であるか否かによって充電回路54の動作が異なる(ステップS13)。
電源ライン52上の電圧が所定値(第1の閾値)以上であれば(ステップS13のNo)、充電回路54は、電源ライン52上の電力のバッテリ53への供給(バッテリ53の充電)を開始し(ステップS14)、ステップS12からの処理を繰り返す。
一方、燃料電池ユニット1の発電初期段階(ステップS11)において電源ライン52上の電圧が所定値(第1の閾値)未満であれば(ステップS13のYes)、充電回路54は、バッテリ53から得られる電力の電源ライン52への供給(バッテリ53の放電)を開始する(ステップS15)。これにより、電源ライン52上の電力が回路13を通じてDMFC電源ユニット12に供給され(ステップS16)、DMFC電源ユニット12が起動する(ステップS17)。DMFC電源ユニット12は、DMFC発電ユニット11から供給されてくる電圧を所定の電圧に変換し(ステップS18)、変換後の電圧を電源ライン52上に出力する(ステップS19)。これにより、DMFC発電ユニット11側から電子機器5側への電源供給が開始されることになる(ステップS20)。
電子機器5側の充電回路54は、DMFC電源ユニット12から出力される電源ライン52上の電圧を監視し(ステップS21)、その電圧が所定値(第2の閾値)以上であるか否かによって充電回路54の動作が異なる(ステップS22)。
充電回路54は、電源ライン52上の電圧が所定値(第2の閾値)未満であれば(ステップS22のNo)、ステップS21からの処理を繰り返す。一方、電源ライン52上の電圧が所定値(第2の閾値)以上であれば(ステップS22のYes)、充電回路54は、電源ライン52上の電力のバッテリ53への供給(バッテリ53の充電)を開始する(ステップS23)。
その後、燃料電池ユニット1側のDMFC発電ユニット11が停止されるまでは、ステップS21からの処理が繰り返され、DMFC発電ユニット11が停止されると、全処理が終了する(ステップS24)。
このように本実施形態によれば、燃料電池ユニット1は、DMFC電源ユニット12を駆動するためのバッテリ及び充電回路を備えていない構成とすることができ、更には、DMFC電源ユニット12も備えていない構成とすることができるため、電力燃料電池ユニット1の小型化、軽量化、実装部品削減によるコスト軽減を実現することができる。
また、燃料電池ユニット1からバッテリ及び充電回路を省くことで空いたスペースに従来に比べて多くの発電セルを実装することができる。その場合、従来と同一の筐体サイズにおいてより発電容量が大きい(電圧が高い)燃料電池ユニットを実現することができる。
また、上記空いたスペースに燃料用カードリッジを収納するスペースを割り当てることで、より多くの燃料を搭載することが可能となり、従来と同一の筐体サイズにおいてより長時間の駆動が可能となる。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
本発明に係る燃料電池ユニットが各種の電子機器の電源として使用される様子を示す図。 図1中に示される燃料電池ユニットの中に含まれるDMFC発電ユニットの内部構造の概略を示す図。 本発明に係る電子機器システムの第1の構成例を示す図。 本発明に係る電子機器システムの第2の構成例を示す図。 第1の構成例(図3)及び第2の構成例(図4)の各々の中に示されるDMFC発電ユニット及びDMFC電源ユニットの内部構成を示す図。 第1の構成例(図3)及び第2の構成例(図4)に共通する動作の流れを示すフローチャート(前半部)。 第1の構成例(図3)及び第2の構成例(図4)に共通する動作の流れを示すフローチャート(後半部)。
符号の説明
1…燃料電池ユニット、2…携帯型オーディオプレーヤ、3…PDA、4…携帯電話機、5…電子機器、10…ケーブル、11…DMFC発電ユニット、12…DMFC電源ユニット、13…回路、14…燃料電池ユニット側入出力端子、51…電子機器本体内部回路、52…電子機器本体電源ライン、53…バッテリ、54…充電回路、55…DCジャック、56…電子機器側入出力端子、71…DC−DCコンバータ、72…DMFC制御部。

Claims (13)

  1. 電子機器と当該電子機器に電力を供給するパッシブ型燃料電池ユニットとを含む電子機器システムであって、
    前記パッシブ型燃料電池ユニットは、
    燃料を用いて発電する発電セルを含む発電ユニットと、
    前記発電ユニットにより生成される電圧に基づいて前記電子機器が使用可能な電圧を生成する電源ユニットと、
    前記電源ユニットに接続され、前記電子機器と電気的に接続するための燃料電池側入出力部とを備え、
    前記電子機器は、
    充放電が可能なバッテリと、
    前記バッテリの充放電を行う充電回路と、
    前記充電回路に接続され、前記パッシブ型燃料電池ユニットの前記燃料電池側入出力部と電気的に接続するための電子機器側入出力部とを備え、
    前記充電回路は、前記電源ユニットの出力電圧が所定値に満たない期間、前記バッテリから得られる電力を用いて前記電源ユニットを駆動するための電力を供給することを特徴とする電子機器システム。
  2. 前記パッシブ型燃料電池ユニットは、
    前記電子機器側から供給される電力を用いて前記電源ユニットを駆動する回路を具備することを特徴とする請求項1記載の燃料電池ユニット。
  3. 前記パッシブ型燃料電池ユニットから前記電子機器へ電力を伝送するだけでなく、前記電子機器から前記パッシブ型燃料電池ユニットへ前記電源ユニットを駆動するための電力を伝送するケーブルを具備することを特徴とする請求項1記載の電子機器システム。
  4. 電子機器と当該電子機器に電力を供給するパッシブ型燃料電池ユニットとを含む電子機器システムであって、
    前記パッシブ型燃料電池ユニットは、
    燃料を用いて発電する発電セルを含む発電ユニットと、
    前記発電ユニットに接続され、前記電子機器と電気的に接続するための燃料電池側入出力部と
    を備え、
    前記電子機器は、
    前記パッシブ型燃料電池ユニットの燃料電池側入出力部に電気的に接続するための電子機器側入出力部と、
    前記電子機器側入出力部に接続され、前記発電ユニットにより生成される電圧に基づいて前記電子機器が使用可能な電圧を生成する電源ユニットと、
    充放電が可能なバッテリと、
    前記電源ユニットに接続され、前記バッテリの充放電を行う充電回路とを備え、
    前記充電回路は、前記電源ユニットの出力電圧が所定値に満たない期間、前記バッテリから得られる電力を用いて前記電源ユニットを駆動するための電力を供給することを特徴とする電子機器システム。
  5. 前記充電回路から供給される電力を用いて前記電源ユニットを駆動する回路を具備することを特徴とする請求項4記載の燃料電池ユニット。
  6. 電子機器に電力を供給するパッシブ型燃料電池ユニットであって、
    燃料を用いて発電する発電セルを含む発電ユニットと、
    前記発電ユニットにより生成される電圧に基づいて前記電子機器が使用可能な電圧を生成する電源ユニットと、
    前記電源ユニットに接続され、前記電子機器と電気的に接続するための燃料電池側入出力部と
    を具備し、
    前記電源ユニットは、当該発電ユニットの出力電圧が所定値に満たない期間、前記電子機器側に備えられるバッテリの電力で駆動されることを特徴とする燃料電池ユニット。
  7. 前記電子機器側から供給される電力を用いて前記電源ユニットを駆動する回路を具備することを特徴とする請求項6記載の燃料電池ユニット。
  8. 燃料を用いて発電する発電セルを含む発電ユニットと、前記発電ユニットにより生成される電圧に基づいて前記電子機器が使用可能な電圧を生成する電源ユニットとを備えたパッシブ型燃料電池ユニットからの電力供給を受ける電子機器であって、
    充放電が可能なバッテリと、
    前記バッテリの充放電を行う充電回路と、
    前記充電回路に接続され、前記パッシブ型燃料電池ユニットと電気的に接続するための入出力部と
    を備え、
    前記充電回路は、前記電源ユニットの出力電圧が所定値に満たない期間、前記バッテリから得られる電力を用いて前記電源ユニットを駆動するための電力を供給することを特徴とする電子機器。
  9. 燃料を用いて発電する発電セルを含む発電ユニットを備えたパッシブ型燃料電池ユニットからの電力供給を受ける電子機器であって、
    前記パッシブ型燃料電池ユニットに電気的に接続するための電子機器側入出力部と、
    前記電子機器側入出力部に接続され、前記発電ユニットにより生成される電圧に基づいて前記電子機器が使用可能な電圧を生成する電源ユニットと、
    充放電が可能なバッテリと、
    前記電源ユニットに接続され、前記バッテリの充放電を行う充電回路と
    を備え、
    前記充電回路は、前記電源ユニットの出力電圧が所定値に満たない期間、前記バッテリから得られる電力を用いて前記電源ユニットを駆動するための電力を供給することを特徴とする電子機器。
  10. 前記充電回路から供給される電力を用いて前記電源ユニットを駆動する回路を具備することを特徴とする請求項9記載の電子機器。
  11. 前記電子機器は携帯型オーディオプレーヤであることを特徴とする請求項8又は9記載の電子機器。
  12. 前記電子機器はPDA(Personal Digital Assistance)であることを特徴とする請求項8又は9記載の電子機器。
  13. 前記電子機器は携帯電話機であることを特徴とする請求項8又は9記載の電子機器。
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