JP2007157097A - Icタグまたはicカードを用いた商品真贋識別方法及びシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】 商品がオリジナル商品であるか否かを自動識別できるようにする。
【解決手段】 インターネットNETまたは無線通信NETの通信手段より照合のための識別情報を記憶した商品真贋読み取り・照合装置にて、商品に内蔵されたあらかじめ暗号化した書き換え不可能な識別情報をもつICタグ又はICカード内情報を読み取り・照合し、読み取った商品がオリジナル商品であるか、もしくは侵害商品であるかの自動識別を可能とする。
【選択図】図3
【解決手段】 インターネットNETまたは無線通信NETの通信手段より照合のための識別情報を記憶した商品真贋読み取り・照合装置にて、商品に内蔵されたあらかじめ暗号化した書き換え不可能な識別情報をもつICタグ又はICカード内情報を読み取り・照合し、読み取った商品がオリジナル商品であるか、もしくは侵害商品であるかの自動識別を可能とする。
【選択図】図3
Description
本発明は、ICタグ又はICカードとインターネットNETまたは無線通信NETを用いた商品真贋識別方法である。
現在、真贋商品の識別は商品自体の目視識別、ホログラムによる識別がある。
しかし、商品自体の目視識別には限界があり、精巧な侵害商品を識別出来るものではなく、ホログラムもそれ自体のコピーが精巧になってきており、ホログラムにおいても商品の真贋の識別が一般的に困難である。
その他従来技術として、特開平7−175869:商品流通管理システムがあり、該技術は、商品流通過程で侵害商品を発見し識別するものであるが、該システムはICタグ又はICカードを使用していない。また、消費者が侵害商品を識別可能とする記述がない。
現在、発展途上国を中心とした国で不当な侵害商品の製造・販売が氾濫することにより、侵害商品の元となるオリジナル商品を製造・販売している企業の企業イメージ、商品イメージおよび正当な利益を損ねている。
また、概して侵害商品はオリジナル商品と比べ品質は劣悪であり、そのために侵害商品と知らずに購買した消費者が被害をこうむっている。
ところが、前記従来技術は識別が商品流通過程での識別のみに限られており、仮に流通過程で識別がなされなかった場合、消費者は購買しようとする商品がオリジナル商品なのか侵害商品なのか目視以外に識別する方法がない。
そこで、本発明は、それ自体に暗号化された識別情報をもつICタグまたはICカードを用い、商品自体に内蔵し、該ICタグ又はICカードの情報を読み取り・照合装置により読み取り、あらかじめ該読み取り・照合装置自身に記憶されている情報と照合し、商品の真贋を識別することを目的としている。
その他に本発明の従来技術として、特開2003−216710:商品の真贋判断支援システムがあるが、該技術は商品の真贋判断手順として、ICタグのデータを読み取った後、ブランド保護サーバに照会するとなっており、地理的に照会のための通信が不可能な環境にある場合、商品の真贋判断システムとして機能することが出来ない。
それに対し、本発明はあらかじめ商品の真贋照合情報の記憶された商品真贋読み取り・照合装置を用い、ICタグの情報を照合するのでそのような問題が発生しない。また、読み取り・照合までの手順が少ないので、真贋識別が瞬時に行えることが特徴である。
上記目的を達するために、あらかじめICタグ又はICカードに暗号化した書き換え不可能な識別情報を書き込み、商品に該ICタグ又はICカードを内蔵して出荷する。内蔵する箇所は商品本体のどの部分でもよいが、商品自体のデザイン性を保つため、さらにICタグまたはICカードの取り外しを難しくするため商品内部がよい。また、ICタグまたはICカードによる真贋識別対応商品統一商標を取り決め、商品、使用説明書、取扱説明書、タグ、箱などに表示する。
商品製造企業が商品出荷前にICタグ又はICカード内の情報が正しいかどうかを確認・検査するため、出荷検査段階にて検査装置を用い、ICタグまたはICカード内の情報を読み取り、ディスプレイに表示された情報内容を確認する。また、接続コンピューターにより読み取り情報の記録、編集、保存、データ送信もできる。
商品製造企業より仕入れた(輸出入)代理店、(輸出入)問屋、(輸出入)販売店は商品入荷時、入荷検査として商品の真贋を識別できる読み取り・照合装置により商品の真贋を識別できる。また、該装置は入荷日、入荷数、仕入れ単価、仕入れ金額、仕入先、仕入れ商品製造会社名、仕入れ商品名および型番などを入力でき商品管理システムに利用できる。
製造企業は新製品を販売する前に、インターネットNETを介し,サーバ上へオリジナル商品の識別情報登録をおこない、情報受給者はインターネットNETまたは無線通信NET(携帯電話通信NETを含む)を介し、該サーバからオリジナル商品の照合のための識別情報をダウンロードする。登録内容は情報受給者がオリジナル商品を購買する際、商品真贋読み取り・照合装置で読み取った商品の照合が合致した場合に、オリジナル商品という信頼性を得るため、該読み取り・照合装置のディスプレイに表示される内容をカバーできる情報を登録する。例として登録日、製造企業名、商品名、商標、型番などである。
情報受給者は、あるオリジナル商品を購買しようとする際、あらかじめ照合情報の記憶された商品真贋読み取り・照合装置を用い、購買しようとする商品に取り付けられているICタグ又はICカードの情報を読み取り、該読み取り・照合装置自体に記憶された情報と合致すれば該読み取り・照合装置のディスプレイに製造企業名、製品名、型番、年式およびオリジナル商品だという表示などがなされ、反対に合致しない場合、オリジナル商品でなく侵害商品の可能性ありという表示および製造企業識別情報登録日、該装置の照合のための識別情報更新最新日が表示される。
概して、製造企業は新商品を販売する前にインターネットNETを介し、サーバ上に識別情報を登録するので、消費者が照合のために該識別情報を更新、該装置に記憶しておれば商品真贋読み取り・照合装置にて読み取った商品が、オリジナル商品であれば識別情報照合、合致されるが、消費者が製造企業の識別情報登録後に該装置の照合のための識別情報の更新をしていない場合は、読み取った商品はオリジナル商品にもかかわらずオリジナル商品と認識されず、侵害商品の可能性ありという表示および企業識別情報登録日、商品真贋読み取り・照合装置照合のための識別情報更新日が表示される。その場合、情報受給者は適宜コンピュータなどの通信端末より該読み取り・照合装置の照合の識別情報更新を行えば、更新後識別情報により商品の真贋を再確認できる。
さらに、侵害商品を管理・監督する機関用として前項の商品読み取り・照合装置を応用、バージョンアップした装置を使用することにより効率的に侵害商品の識別、発覚ができる。
サーバへはインターネットNETまたは無線通信NET(携帯電話通信NETを含む)を介し、各読み取り・照合装置より侵害商品情報をアップロードでき、その情報を基に新たな侵害商品情報を蓄積し、他の情報受給者へ情報提供できる。
この発明によるシステムを通じ、オリジナル商品と侵害商品の識別が誰でもどこでも容易になり、知らずに侵害商品を購買することが減り、侵害商品の販売数が減少する。また、税関など侵害商品管理機関では当該発明を利用することにより、摘発現場などでの侵害商品の識別が容易になり、侵害商品の押収・処分が効率よく行われることになる。そうすれば売れる見込みの少なくなり、その上摘発率が高くなった商品を取り扱う侵害商品を製造、販売する者・企業が自然と減少する。当該発明システムが社会に浸透すればするほど前述の傾向が大きく表れ、侵害商品を製造する材料消費が減少し、環境保護面での貢献も期待される。
次に本発明の具体的な実施例について説明する。図1は、本実施形態の全体構成を示すブロック図である。この図において符号10はサーバであり、電話回線などを経由してインターネットNETに接続されている。符号101、102、103、…、および符号201、202…は各種の端末であり、サーバ10と同様にしてインターネットNETに接続される。符号301、302…はICタグまたはICードの情報読み取り・照合する商品真贋読み取り・照合装置であり、無線通信によりインターネットNETに接続される。
図1のサーバ10は、各端末101,102,103,…により登録された各製造企業の登録内容や各製品のデータ、また、ICタグまたはICカード内の情報を保有し、インターネットNETを介し各端末201,202…、商品真贋読み取り照合装置301,302…に商品照合情報を提供する。
各端末201、202…は工場で完成品を出荷する前の段階で使用され、完成品に内蔵されたICタグまたはICカード内情報を各端末201、202…に接続された情報検査装置により読み取り、あらかじめ登録された情報と照合し、異なった情報をもつICタグまたはICカードが誤って内蔵されていないかの確認検査を行う。
商品真贋読み取り・照合装置301,302…はインターネットNETを介しサーバ10の商品照合情報を受信し、商品に内蔵されたICタグの情報と照合することにより商品の真贋を照合でき、その結果を該装置ディスプレイに表示できる。また、照合結果をサーバに無線通信で送信することにより侵害商品の情報提供が可能である。
10…サーバ
11,21…制御装置
12,22…入力制御手段
13,23…出力制御手段
14…読み取り手段
15…照合手段
16…表示手段
17〜19,25〜27…記憶手段
101,102,103…端末
201,202…情報検査装置接続端末
301,302…商品真贋読み取り・照合装置
11,21…制御装置
12,22…入力制御手段
13,23…出力制御手段
14…読み取り手段
15…照合手段
16…表示手段
17〜19,25〜27…記憶手段
101,102,103…端末
201,202…情報検査装置接続端末
301,302…商品真贋読み取り・照合装置
Claims (5)
- ICタグまたはICカードを用いた商品真贋識別システムであって、インターネットNETまたは無線通信NETの一つを介した通信手段により、商品の真贋を識別するための暗号化された識別情報をあらかじめ記憶しておく商品真贋識別情報記憶手段と、自動的に読み取り可能で製造過程において商品に内蔵されたICタグ又はICカードと、情報受給者が当該ICタグ又はICカードの識別情報を読み取る手段と、該読み取り手段により読み取った商品情報と前記の記憶した情報を照合して、真贋を識別する商品真贋識別情報識別手段を備えることを特徴とする商品真贋識別システム。
- 請求項1のICタグまたはICカード内商品真贋識別情報内容の確認検査システム。
- 請求項1の商品真贋読み取り・照合機能は携帯電話端末に付加機能として内蔵し、使用する手段を選択肢として備えている。
- インターネットNETにより商品真贋情報の供給を行う商品真贋情報の供給方法において、情報受給者の商品真贋読み取り・照合装置に対し、あらかじめ記憶された商品真贋情報に基づく情報を、電話回線または無線回線の一つを介しダウンロードする手段と、情報受給者が侵害商品情報を電話回線又は無線回線の一つを介しアップロードする手段と、製造企業よりオリジナル商品と侵害商品の目視での識別方法、侵害商品販売店情報など侵害商品に関する情報を提供する手段を備えることを特徴とする商品真贋情報の供給方法。
- 請求項1または請求項3で市場に出回る侵害商品の管理・監督機関用としての商品真贋読み取り・照合システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005380843A JP2007157097A (ja) | 2005-12-07 | 2005-12-07 | Icタグまたはicカードを用いた商品真贋識別方法及びシステム |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005380843A JP2007157097A (ja) | 2005-12-07 | 2005-12-07 | Icタグまたはicカードを用いた商品真贋識別方法及びシステム |
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JP2007157097A true JP2007157097A (ja) | 2007-06-21 |
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JP2005380843A Pending JP2007157097A (ja) | 2005-12-07 | 2005-12-07 | Icタグまたはicカードを用いた商品真贋識別方法及びシステム |
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JP (1) | JP2007157097A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9348124B2 (en) | 2014-01-17 | 2016-05-24 | Seiko Epson Corporation | Projection system and projection-type image display apparatus |
-
2005
- 2005-12-07 JP JP2005380843A patent/JP2007157097A/ja active Pending
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