JP2007156884A - 自走式掃除機システム - Google Patents

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Abstract

【課題】より少ないセンサによって、床面までの距離を測定し、掃除機本体周辺の障害物を検知し、更に充電台を検知することを可能にするものである。
【解決手段】自走式掃除機本体と、充電台とからなる。自走式掃除機本体は、障害物を検知する距離センサおよび床面を検知する下方センサからなるセンサ手段と、前記センサ手段の検知結果により、前記移動手段及び前記掃除手段を制御する制御手段と、充電池を有する電源部と、前記充電池への充電を受ける受電端子とを備える。充電台は、前記受電端子と電気的に接続する給電端子と、充電台の所在を告知するための告知信号を発信する充電台ビーコンとを備える。制御手段は下方センサによって告知信号を検知させ、その告知信号に基づき受電端子を給電端子に接続するよう移動手段を制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、自走式掃除機と充電台とからなる自走式掃除機システムに関し、特に自走式掃除機に備えられたセンサと、充電台に備えられた充電台ビーコンに特徴を有するものである。
自走式掃除機の提案は非常に多くある。特にセンサに関するものとしては、例えば特許文献1は、自走式掃除機に床面までの距離を測定する超音波センサまたは反射型光学センサからなる距離センサを取り付け、転倒、転落を防止する方法を示している。また、特許文献2は、掃除機本体に設置した赤外線センサを遥動させて、電源供給部から発せられる赤外線信号を受信し、掃除機本体を電源供給部に移動させる方法を示している。
特開平9−62354 特開2004−275716
特許文献1の自走式掃除機によれば、床面までの距離を測定する段差検知手段によって、下方の段差を検知することができる。しかし、この段差検知手段によっては充電台の検知を行うことができないため、充電台を検知するために、距離センサとは別にセンサが必要となる。また、特許文献2の自走式掃除機によれば、充電部を検知し、認識させるために赤外線センサを必要としている。このため、充電器を検知させる目的だけのために駆動機構やセンサ等、コストがかかる部品が必要となる。
本発明は、以上のような問題に鑑みて、より少ないセンサによって、床面までの距離を測定し、掃除機本体周辺の障害物を検知し、更に充電台を検知することを可能にする自走式掃除機システムを提供するものである。
本発明は、掃除機本体に備えるセンサおよび充電台に備える発信源を工夫することにより、前記課題を解決するものである。
そのため本発明の自走式掃除機システムは、自走式掃除機本体と、部屋に設置される充電台とからなり、前記自走式掃除機本体は、操舵機能を有する移動手段と、掃除手段と、障害物を検知する距離センサおよび床面を検知する下方センサから構成されるセンサ手段と、前記センサ手段の検知結果に基づき、前記移動手段及び前記掃除手段を制御する制御手段と、充電池を有する電源部と、前記充電池への充電を受ける受電端子とを備え、前記充電台は、前記受電端子と電気的に接続する給電端子と、充電台の所在及び給電端子の位置を告知するための告知信号を発信する充電台ビーコンとを備え、前記制御手段は前記下方センサに前記告知信号を検知させ、その告知信号に基づき前記制御手段は前記受電端子を前記給電端子に接続するよう前記移動手段を制御するものである。
また本発明は、前記制御手段が掃除終了または充電池の電圧低下を検出したとき、前記下方センサによって前記告知信号を検知させることが好ましい。
また本発明は、前記充電台ビーコンより発せられる告知信号の光軸は、前記下方センサによって受信されるよう配置し、前記距離センサは、前記告知信号の光軸が受光範囲外になるように配置することが好ましい。
また本発明は、下方センサが複数のセンサよりなり、少なくともその一つは、前記掃除機本体がその場で回転するときの回転中心に対して、前記受電端子の装着方向と同じ方向に配設されていることが好ましい。
更に本発明は、充電台を壁際に設置し、掃除機本体を壁沿いに帰還させて、充電台に戻すことが好ましい。
本発明の自走式掃除機システムは、自走式掃除機本体に障害物を検知する距離センサおよび床面を検知する下方センサから構成されるセンサ手段と、前記センサ手段の検知結果に基づき、前記移動手段及び前記掃除手段を制御する制御手段を備え、充電台にその所在及び給電端子の位置を告知するための告知信号を発信する充電台ビーコンを備えるので、下方センサは床面までの距離測定と、充電台ビーコンから発せられる告知信号の受信を行うことができる。
このように床面の段差を検知するセンサによって充電台ビーコンを検知するので、コストダウンや省スペース化を実現することが可能となる。ここで、下方センサは、掃除終了時または充電池の電圧低下時に、床面までの距離測定と、充電台ビーコンからの告知信号の受信に、切換えて使用する。または短周期で交互に動作させながら使用することにより、実質的に床面までの距離測定と、充電台ビーコンを同時に検出しながら充電台に近づくようにする。
本発明によると、本体底面に設置した光学式の下方センサを用いることで、床面の段差の有無と充電台の有無を検知することが可能となり、なおかつ段差検知のセンサと充電器検知のセンサを個別に設ける必要が無く、省スペース化とコストダウンを見込むことが可能となる。
また本発明の自走式掃除機システムは、前記制御手段が掃除終了したとき、下方センサによって前記告知信号を検知させるので、掃除が終了すると自動的に充電台に戻り、所定位置に収納することができる。また充電池の電圧低下を検出したとき、自動的に充電台に戻り、給電端子に接続するので、自動的に充電することができる。
また本発明の自走式掃除機システムは、充電台ビーコンに光源を備え、センサ手段に前記告知信号を受信する受光センサと、前記充電台ビーコンの発する発光軸が受光範囲外になるように配置した距離センサを備えるので、距離センサと下方センサがともに光学式センサである場合にも、互いに干渉することなく確実に床面を検知し、また充電台を検知することが可能となる。
また本発明の自走式掃除機システムは、少なくとも一つの下方センサは、前記掃除機本体がその場で回転するときの回転中心に対して、前記受電端子の装着方向と同じ方向に配設されているので、給電端子と充電端子を確実に接続させることが可能となる。
更に本発明の自走式掃除機システムは、充電台を壁際に設置し、掃除機本体を壁沿いに帰還させて、充電台に戻すので、掃除機本体を確実に充電台に戻すことができる。
図1、図2を用いて、本発明の自走式掃除機の実施例を説明する。図1は、本発明の自走式掃除機の概観を底面から見て示す図である。また図2は、本発明の自走式掃除機の内部構造の概略をケースの一部を切り欠いて示す図である。
図1に示すように、掃除機本体1の底面には、中心軸上に左右対向する2つの駆動輪2が設けられている。また本体1を支える補助輪3が2つ設けられている。
本体底面には、床面の掃除を行うための掃除部4が設けられている。図1では、周知の掃除機と同様の吸引式による掃除を行うための吸引口を示したが、モップ式などほかの手段でもかまわない。
また、掃除機本本体1の周囲の側面には、周囲の障害物や室内の壁を検知する距離センサ5が複数個設けられている。距離センサ5は、光学式のものでも超音波式のものでも、周囲の物体の有無を検知できれば何でも良い。またその個数は少なくとも3つ以上等間隔に備えることにより、掃除機本体の全周囲の障害物を検知できる。複数個の距離センサは全て動作状態にして常に全周囲の障害物を検知してもよいが、掃除機本体1の進行方向の距離センサ5を動作状態にするように制御して進行方向の前方のみを監視してもよい。距離センサ5は、充電台ビーコンの発光を受けないように本体1の周囲側面のなるべく高い位置に設置し、床面と水平面から上方へ光軸を向けることが望ましい。
本体底面の外周近くに、床面の段差を検知するための光学式の下方センサ6が複数個設けられている。この下方センサ6は、床面に対して発した赤外線の反射を受光することで床面の段差を検知し、掃除機本体1が階段などの段差により転倒したり、転落したりするのを防止する。この実施形態では下方センサ6は、掃除機本体の中心線を中心にして掃除機本体の外側近傍に等間隔に3個設けている。この実施形態の掃除機本体1は、外観がほぼ円筒形であるので、掃除機本体1の中心線は明瞭であるが、円筒形以外に角筒形や異形の場合は、その投影図形上の中心線でよい。
本発明において、下方センサ6は充電台を検知するセンサを兼用し、かつ充電台の位置を検知する方向センサとしても使用するので、本体の進行方向に対して少なくとも2つ備える必要がある。図1及び図2では、駆動輪2の後方で、補助輪3の軸上に左右2つのセンサを備える。
図3は、下方センサ6の構成を説明するための模式図である。図3に示すように、下方センサ6は、LEDのような赤外光を発する光源よりなる下方センサ発光部6aと赤外光受光素子よりなる下方センサ受光部6bからなり、下方センサ発光部6aから発せられた光が床面で反射して下方センサ受光部6bで受光される。図3において、下方センサ発光部6aを掃除機本体1の外側に配置し、下方センサ受光部6bが掃除機本体1の中心側に配置する。また下方センサ発光部6aと下方センサ受光部5bの光軸はなるべく垂直方向になるよう鋭角にする。このように配置することにより、下方センサ発光部6aから発せられた光は床面と掃除機本体の間で反射を繰り返し、掃除機本体1から外へでる光量が減少し、距離センサ5との干渉を少なくすることができる。下方センサ受光部6bが受光することにより、床面の存在を検知する。また下方センサ受光部6bが受光しなくなると、床面がなくなったと認識し、掃除機本体が転倒または転落しないように制御部7は掃除機本体1を停止させる。
図2において、掃除機本体1の内部には、駆動輪2をそれぞれ独立して動作させるため、左右に駆動モータ10が設けられている。従って掃除機本体1を真っすぐに進行させる場合は左右の駆動輪2を等速度で駆動し、右または左に向ける場合は、右または左の駆動輪2の回転速度を変化させる。また、掃除機本体1が動作するための電源を供給する充電池8、及び充電池8を充電するときに電力を入力するための充電端子9が設けられている。充電池8としては、繰り返し充放電が可能な大容量の充電池が望ましく、例えば鉛電池、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池あるいはキャパシタを使用する。
また、掃除機本体1の内部には、制御部7があり、距離センサ5及び下方センサ6の信号処理、駆動モータ10の制御、及び充電端子9の信号処理など、掃除機本体1を動作させるための制御を行う。制御部7はいわゆるCPUを備えるマイクロコンピュータによって構成され、以下に説明するフローチャートの動作を実行する。また掃除機本体1は充電池8の電圧を検知するための電圧計を備える。また掃除機本体1は掃除経路および帰還経路を記憶する記憶部、または障害物がある場合はその障害物を除いて掃除経路を発生させる掃除経路発生部を備える。掃除経路は室内を隙間なく走行するように設定されている。また帰還経路は壁際に沿って帰還するよう設定されている。そして制御部7は掃除経路に従って走行し掃除を実施し、帰還経路に従って充電台に帰還する。また掃除経路を全て走行したとき掃除終了を判定する。また掃除機本体1はユーザによって掃除終了、中断または掃除開始の指示を受ける入力部を備える。
次に、図4を用いて、本発明の自走式掃除機の充電池8に電力を充電するための充電台に関して説明する。図4は、充電台を表す外観図を示す。充電台本体21には、充電池8を充電するための電源を供給する給電端子23及び商用交流電源に接続するためのコンセント24が設けられている。そして、充電台本体21はAC/DCコンバータを内蔵し、給電端子23に直流電源を出力する。給電端子23は自走式掃除機の充電端子9と対向する位置に取り付けられる。
給電端子23と充電端子9の接続は、例えば、給電端子23の近傍に磁石を備え、充電端子9に鉄、ニッケル、コバルトのような強磁性体を備えることにより、給電端子23と充電端子9が接近したとき、磁石で強磁性体を吸着する磁石吸着式接続とする。あるいは給電端子23および充電端子9として、それぞれ電磁コイルを備え、給電側のコイルで磁力を発生させ、それを受電側のコイルで受けるよう電磁誘導結合によって結合する電磁結合式接続とする。磁石吸着式接続あるいは電磁結合式接続は、掃除機本体の駆動輪を充電台から離れる方向に駆動することにより、分離することができる。
また、充電台本体21には、充電台本体21の所在及び給電端子23の位置を告知させるための充電台ビーコン22が設けられている。
充電台ビーコン22は、下方センサ発光部6aと同様にLEDよりなる赤外線発光体を備え、赤外光によって告知信号を発する。掃除機本体1は、この充電台ビーコン22の発する光を下方センサ6で受光することで、掃除機本体1が充電台本体21に近づいたことを検知し、給電端子23に充電端子9を接続(いわゆるドッキング)させることが出来る。充電台ビーコン22は下方センサ受光部6bによって受光され、かつ距離センサ5によって受光されないように、床面に向けて発光する。
次に、図5用いて下方センサ6が段差及び充電台本体21を検知するための信号形式を説明し、図6を用いてフローチャートを説明する。図5は、下方センサ6と充電台ビーコン22のタイミングチャート例であり、ローレベルの線部分は信号がOFF、ハイレベルの線部分は信号がONであることを表す。図6は、下方センサのフローチャートを示している。
図5(a)は、下方センサ発光部6aと下方センサ受光部6bの信号波形を示す。タイミングT1からT2の期間では、下方センサ発光部6aは赤外光を発しているにもかかわらず、下方センサ受光部6bから出力波形が得られない。したがって床面を検出できないことを表し、段差があると認識できるので、制御部7は掃除機本体1の走行を停止させる。タイミングT2からT3では、下方センサ発光部6aは赤外光を発し、それが下方センサ受光部6bで受光され、出力を得ている。従って床面が存在するので、掃除機本体1は駆動輪2を駆動し、掃除を続ける。ここで、下方センサ発光部6aと下方センサ受光部6bの信号波形の遅れは、下方センサ発光部6aから発せられた赤外光が下方センサ受光部6bに達するまでの時間差であり、また掃除機本体1と床面までの距離に対応する。下方センサ受光部6bの出力レベルの大きさ、時間遅れから掃除機本体1と床面の距離を測定することができる。
また図5(b)は、下方センサ発光部6a、下方センサ受光部6bと充電台ビーコン22の信号波形を示す。タイミングT4からT5は、充電台ビーコン22からの出力信号がなく、下方センサ発光部6aから発せられた赤外光が下方センサ受光部6bで受光されている場合を示す。タイミングT5からT6は、下方センサ発光部6aおよび充電台ビーコン22から出力信号が発せられ、下方センサ受光部6bが充電台ビーコンからの赤外光を受光している場合を示す。
図6は掃除機本体1に備えられた下方センサ6が床面の検知と、充電台本体21を検知するフローチャートを示す。掃除機本体1が掃除を開始し、記憶部に記憶した掃除経路にしたがって掃除をすると(S1)、制御部7は下方検知を行う(S2)。そのため制御部7は、下方センサ発光部6aを発光させ、下方センサ受光部6bにより受光する。ステップS2では左側の下方センサ6lの受光を検知する。次に下方センサ6lが受光したか否かにより、制御部は段差を検知する(S3)。入射光強度がある大きさ以上である場合は、掃除機本体1の下方の所定距離内に床面が存在すると判定する。もし入射光強度がある大きさ以下である場合は、掃除機本体1の下方の所定距離内に床面が存在しないと判定する(S3のY)。そこで、掃除機本体1は、後退または右回転し(S4)、ステップS2に戻る。
ステップS3で、段差を検知しない場合(S3のN)、次に右側の下方センサ6rの受光を検知する(S5)。段差を検知したら(S6のY)、掃除機本体1を後退または左回転させ(S7)、ステップS2に戻る。段差を検知しない場合は(S6のN)、掃除走行を継続する。
以上の動作を繰り返して掃除を継続する(S8のN)。
そして、掃除中に充電池の電圧低下を検出したとき、または掃除終了を検知したとき、またはユーザの指示を受けたとき、掃除走行を終了して(S8のN)記憶部に記憶した帰還経路に従って帰還走行を開始する(S11)。掃除終了は掃除経路を全部走行することによって検知することができる。
次に、制御部7は、下方センサ6により、床面を検知しながら充電台本体21を検知し、充電台本体21に帰還する動作を説明する。
ステップS11により、帰還走行を開始すると、次に左側の下方センサ6Lの受光を検知する(S12)。下方センサ6lにより段差を検知したら(S13のY)、掃除機本体1を後退または右回転し(S14)、ステップS12に戻る。段差を検知しない場合は、次のステップS15で、充電台ビーコンを検知する(S15のY)。充電台ビーコン22は、掃除機本体1が充電台本体21から離れて掃除中は常時連続発光するように制御されている。従って、掃除機本体1が充電台ビーコン22の受光距離内にある場合は、下方センサ受光部6bに出力信号を得ることができ、充電台本体21を検知することができる。
次に、右側の下方センサ6rの受光を検知する(S16)。段差を検知したら、掃除機本体1を後退または左回転させ(S18)、ステップS12に戻る。段差を検知しない場合は(S17のN)、次のステップS19で充電台ビーコンを検知する(S19のY)。充電台ビーコンを検知できない場合は(S19のN)、ステップS11に戻る。
ここで、掃除機本体は、帰還経路にしたがって帰還するが、帰還経路は部屋の壁に沿って設定され、充電台本体21を壁際に配置しているので、例えば帰還経路が部屋の右手で伝いながら壁沿いに走行することにより、必ず充電台に到達することができる。左手に沿いながら走行する場合も同様に充電台に到達できる。そして、下方センサにより充電台を検知することができる。
以上のようにして、掃除機本体1は掃除走行の途中、または掃除終了後、充電台本体21を探すことができる。
上記実施形態では、下方センサ発光部6a、距離センサ5の発光部と充電台ビーコン22は、LEDのような赤外発光素子を使用し、距離センサ5の発光部より発せられた光が下方センサ受光部6aに受光されないように、距離センサ5の発光軸と下方センサ受光部6bの光軸は一致しないようにしている。
しかしながら、距離センサ5の発光部より発せられる光と、下方センサ発光部6aより発せられる光と、充電台ビーコン22の光に、それぞれ異なる変調を行い、一方、制御部に距離センサ5と下方センサ発光部6と充電台ビーコン22をそれぞれ識別する識別部を備えてもよい。このように、変調と復調することにより、上記に説明したように、距離センサ5の発光部、下方センサ発光部6a、充電台ビーコン22の光軸の調整は不要にすることができる。
次に、図7、図8、図9を用いて、掃除機本体1が充電台本体21にドッキングし、充電端子9と給電端子23を接続する場合を説明する。図7は、掃除機本体左側にある下方センサ6lが充電台ビーコン22を検知し、ドッキングする場合の説明図である。図8は、ドッキングする際に本体後方側にある下方センサ6が充電台ビーコン22を検知することにより、給電端子23と充電端子9を接続する場合の説明図である。図9は、そのドッキングの処理の流れを示すフローチャート図である。
例えば掃除のための走行が終了した場合や、充電池8の電力が不足して、充電池8に充電が必要な場合、またはユーザの指示により、掃除機本体1を充電台本体21に戻す場合、制御部7は、掃除機本体1を下方センサ6の充電台ビーコン22の信号入力に応じて、充電端子9と給電端子23を接続するドッキング制御を行う。
この実施形態では、充電台本体21は室内の壁沿いに置かれているものとし、左側の下方センサ6lが充電台ビーコン22の入力を検知した場合について説明する。
掃除機本体1と充電台本体21のドッキングは、制御部7により、次のように行われる。
図6のフローチャートで説明したように掃除機本体1が充電台本体21を検知して、充電台本体21に接近すると、ドッキングを開始する(S21)。この場合、図7に示すように、左側の下方センサ6lが充電台ビーコン22を検知しているので、掃除機本体1は、回転中心25を中心として、その場で時計方向に旋転回転を開始する(S22)。回転中心25は、左右の駆動輪2の中心を結んだ車軸中心線26と、駆動輪から等距離にある点を結んだ駆動輪中心線27の交点とほぼ一致する。旋転回転により、図8に示すように、後方の下方センサ6(以下単に後方センサと記す)が充電台ビーコン22を検知すると(S23)、その場回転を停止する。その後、後退方向に進行を開始する(S24)。 ステップ23で後方センサ6が充電台ビーコンを検知しなければ (S23のN)、ステップS22に戻る。
上記ステップS24で、後退して後方センサ6が充電台ビーコン22の発光を検知したか否か判断する(S25)。もし後方センサ6が充電台ビーコン22の発光を検知しない場合は(S25のN)、その場で微量に反時計方向(S28)、または時計方向(S30)の旋転回転を行い、後方センサ6の充電台ビーコン22の入力の有無を確認する(S29またはS31)。
この実施形態では、図7及び図8に示すように後方センサ6及び充電端子9は共に駆動輪中心線27と平行な線上に設けられている。そうすることで、後方センサ6が充電台ビーコン22の入力を維持しながら後退方向に進行することで、充電端子9は給電端子23に接続させることができる。このように充電端子9は、駆動輪中心線27を基準にして、後方センサ6と同じ方向に設けられていることが望ましい。
上記ステップS25で後方センサ5が充電台ビーコン22の発光を検知すると、次のステップS26では、充電端子9が給電端子23に接続されたか否か判断する(S26)。接続が確認された場合は(S26のY)、ドッキング動作を終了し、充電を開始する(S27)。もしステップS26で充電端子9が給電端子23に接続されない場合は(S26のN)、ステップS24に戻る。
以上のようにして、充電端子9と給電端子23を接続し、充電池に充電する。充電池の充電は電圧計によって監視されており、充電が完了したとき、制御部7は充電を終了させる。
右側の下方センサ6rが検知した場合も、旋転回転の方向が逆になるだけで、同様の制御により充電接続が可能である。
定期的に掃除をするように掃除機本体1の制御部7に設定されている場合は、その設定された時間になったとき、制御部7は駆動輪2を駆動することにより、充電端子9と給電端子23の接続を切り離して、予め設定された掃除経路に従って掃除を実施する。
自走式掃除機の概要を示す外観図である。 自走式掃除機の内部構成を示す一部切り欠き図である。 自走式掃除機の下方センサの説明図である。 充電台本体の概要を示す外観図である。 下方センサの信号処理を示すタイミングチャート図である。 自走式掃除機システムの動作を説明するためのフローチャート図である。 自走式掃除機と充電台のドッキング前の状態説明図である。 自走式掃除機と充電台のドッキングの説明図である。 自走式掃除機のドッキングを説明するためのフローチャート図である。
符号の説明
1 掃除機本体
2 駆動輪
3 補助輪
4 掃除部
5 距離センサ
6 下方センサ
6a 下方センサ発光部
6b 下方センサ受光部
7 制御部
9 充電端子
10 駆動モータ
21 充電台本体
22 充電台ビーコン
23 給電端子

Claims (5)

  1. 室内を走行する自走式掃除機本体と、前記室内に設置される充電台とからなり、
    前記自走式掃除機本体は、操舵機能を有する移動手段と、掃除手段と、障害物を検知する距離センサおよび床面を検知する下方センサから構成されるセンサ手段と、前記センサ手段の検知結果に基づき、前記移動手段及び前記掃除手段を制御する制御手段と、充電池を有する電源部と、前記充電池への充電を受ける受電端子とを備え、
    前記充電台は、前記受電端子と電気的に接続する給電端子と、充電台の所在及び給電端子の位置を告知するための告知信号を発信する充電台ビーコンとを備え、
    前記制御手段は、前記下方センサに前記告知信号を検知させ、その告知信号に基づき前記制御手段は前記受電端子を前記給電端子に接続するよう前記移動手段を制御することを特徴とする自走式掃除機システム。
  2. 前記制御手段は掃除終了または充電池の電圧低下を検出したとき、前記下方センサに前記告知信号を検知させることを特徴とする請求項1に記載の自走式掃除機システム。
  3. 前記充電台ビーコンより発せられる告知信号の光軸は、前記下方センサによって受信されるよう配置し、前記距離センサは、前記告知信号の光軸が受光範囲外になるように配置したことを特徴とする請求項1または2に記載の自走式掃除機システム。
  4. 前記下方センサは複数のセンサよりなり、少なくともその一つは、前記掃除機本体がその場で回転するときの回転中心に対して、前記受電端子の装着方向と同じ方向に配設されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の自走式掃除機システム。
  5. 前記充電台を壁際に設置し、前記掃除機本体を壁沿いに帰還させて、前記充電台に戻すことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の自走式掃除機システム。
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