JP2007155029A - 切替バルブ構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両のエンジンで使用されるEGRクーラーの通路切り替えバルブにおいて、小型化することができるものを提供することを目的とする。
【解決手段】切替バルブ1は、軸20とともに回動する弁体10を備える。弁体10は、クーラー通路32と吸入通路50とを連通させる第1位置10xと、バイパス通路34と吸入通路50とを連通させる第2位置10yとの間を回動可能である。弁体10は、隔壁36との間の隙間を微小とする第1縁部10aおよび第2縁部10bを含む隔壁近接部10sと、ハウジング8と面をもって接触するか、またはこれとの間の隙間を微小とする第3縁部10cとを備える。
【選択図】図1

Description

この発明は、切替バルブ構造に関する。
車両の動力源等に用いられるエンジンにおいて、NOxの発生を低減するために様々な技術が知られている。その一つは、不活性ガスである排気ガスの一部を吸気系統に循環させ、吸入混合気に混入させることにより最高燃焼温度を下げ、NOxの発生を低減するEGR(Exhaust Gas Recirculation)装置である。
EGR装置による排気ガスの循環効率を高めるために、循環経路において排気ガスを冷却して体積を小さくするEGRクーラーが設けられるが、エンジンに吸入される気体の温度が低すぎないことが好ましい場合(たとえば、寒冷地におけるエンジン始動直後等)もある。このため、EGRクーラーを通って冷却された排気ガスと、EGRクーラーをバイパスし、よって冷却されない排気ガスとを、選択的に吸気系統に循環させる、EGRクーラー通路切替バルブが必要となる。
このようなEGRクーラー通路切替バルブの例は、特許文献1に開示される。
図7は、特許文献1に記載される切替バルブ101の構成を示す図である。回動可能な軸120に弁体110が取り付けられている。弁体110が軸120に固定され、第1位置110xと第2位置110yとの間を回動して、切替バルブ101の入口106と、平行する通路の第1出口132および第2出口134の一方のみとを選択的に連通させる。
特開2004−190693号公報
また、この他に、図8に示す構造の切替バルブ201も知られている。クーラー232bが配置されたクーラー通路232が、直線上に配置された入口通路202および出口通路206から垂直に分岐し、往復する構成となっており、これによってクーラー通路232の流体抵抗をバイパス通路234よりも高くしたものである。このような構成においては、通路の切り替えは、弁体210の回動によってバイパス通路234を開閉することによって行う。
バイパス通路234が閉じられている場合、すなわち弁体210が第1位置210xにある場合、排気ガスはクーラー通路232を流れる。バイパス通路234が開かれている場合、すなわち弁体210が第2位置210yにある場合、排気ガスは流体抵抗の小さいバイパス通路234を流れる。
しかしながら、従来のクーラー通路切替バルブにおいては、小型化が困難であるという問題があった。
たとえば、図7の切替バルブ101は、弁体110の回動範囲として、第1出口132側に長さ101a×幅132aの空間を、第2出口134側に長さ101a×幅134aの空間を、それぞれ独立して確保する必要があり、小型化が困難である。
また、たとえば、図8の切替バルブ201は、クーラー通路232が垂直に分岐し、往復する構成であるため、その配管のために大きなスペースが必要となり、小型化が困難である。
この発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、小型化することができる切替バルブを提供することを目的とする。
上述の問題点を解決するため、この発明に係る切替バルブ構造は、流体の通路において使用される、切替バルブ構造であって、内部を外部から隔絶するハウジングと、ハウジングに設けられ、外部の第1通路に連結される第1選択開口と、ハウジングに設けられ、外部の第2通路に連結される第2選択開口と、ハウジングに設けられ、第1選択開口および第2選択開口とは異なる常用開口と、少なくとも第1選択開口および第2選択開口の近傍において、外部の第1通路と外部の第2通路とを区画する隔壁と、回動自在な弁体とを備え、弁体は、回動の第1位置において、第1選択開口と常用開口とを連通させるとともに、第2選択通路と常用開口との間を遮断し、弁体は、回動の第2位置において、第2選択通路と常用開口とを連通させるとともに、第1選択通路と常用開口との間を遮断し、弁体は回転軸を挟んで弁翼部と隔壁近接部とから成り、隔壁近接部には屈曲部が設けられており、隔壁近接部は、第1位置において隔壁との距離が最も近くなる第1縁部と、第2位置において隔壁との距離が最も近くなる第2縁部とを備えることを特徴とする。
この切替バルブ構造は、弁体が第1位置にあるか第2位置にあるかにかかわらず隔壁と弁体との間の隙間を微小とする、隔壁近接部を備える。
第1選択開口の形状と、第2選択開口の形状とは異なることを特徴としてもよい。
第1選択開口の開口面積と、第2選択開口の開口面積とは異なることを特徴としてもよい。
外部の第1通路および外部の第2通路は、少なくともそれぞれ第1選択開口および第2選択開口の近傍において平行であることを特徴としてもよい。
第1選択開口および第2選択開口の近傍における第1通路および第2通路の方向に垂直な断面において、常用開口が投影された領域の重心は、隔壁が投影された領域の重心とは一致しないことを特徴としてもよい。
弁体は、単一の平面状の部材を、単一の直線に沿って折り曲げた形状であることを特徴としてもよい。
隔壁近接部は、円筒の一部をなす形状である部分円筒部を備え、部分円筒部は、第1縁部および第2縁部を含むとともに、弁体が第1位置と第2位置との中間位置にあるとき、隔壁と弁体との間の隙間を微小とすることを特徴としてもよい。
隔壁近接部は、円筒の一部をなす形状である部分円筒部を備え、部分円筒部は、第1縁部および第2縁部を含むとともに、弁体が第1位置と第2位置との中間位置にあるとき、隔壁と弁体との間の隙間の幅を0.01mm〜1mmの範囲内とすることを特徴としてもよい。
隔壁近接部は、円筒の一部をなす形状である部分円筒部を備え、部分円筒部は、第1縁部および第2縁部を含むとともに、弁体が第1位置と第2位置との中間位置にあるとき、隔壁と弁体との間の隙間の面積を0.1mm〜50mmの範囲内とすることを特徴としてもよい。
この発明によれば、切替バルブ構造は、隔壁近接部の回動範囲を小さくすることができるので、小型化することができる。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
実施の形態1.
図1〜図5に、この発明の実施の形態1に係るEGRクーラー通路切替バルブである、切替バルブ1を含む切替バルブ構造を示す。
図1に断面図として示すように、切替バルブ1は、EGRクーラー通路30と、図示しないエンジンの空気吸入管に連結された吸入通路50とを連結するものである。
図1および図5に示すように、EGRクーラー通路30は、外壁38と、内部を2つの通路に区画する隔壁36とを備える。この通路のうち第1通路がクーラー通路32であり、第2通路がバイパス通路34である。クーラー通路32は、排気ガスを冷却するためのクーラー32bを備えるが、バイパス通路34はこのようなクーラーを備えない。また、クーラー通路32の断面積は、バイパス通路34の断面積よりも大きい。
本実施の形態1に係る切替バルブ1は、金属で構成されるハウジング8を備え、これによって、クーラー通路32およびバイパス通路34に連通する内部が外部から隔絶される。このハウジング8には、クーラー通路32の出口32aに連結される第1選択開口であるクーラー側バルブ入口2と、バイパス通路34の出口34aに連結される第2選択開口であるバイパス側バルブ入口4と、出口通路である吸入通路50の入口50aに連結される、常用開口であるバルブ出口6とが設けられる。
クーラー通路32とバイパス通路34とは、少なくともそれぞれクーラー側バルブ入口2およびバイパス側バルブ入口4の近傍において平行である。
また、吸入通路50にはEGR流量制御バルブ(図示せず)が設けられ、バルブ出口6および吸入通路50の入口50aを通って流れる排気ガスの量を制御する。
クーラー側バルブ入口2の開口面積は、バイパス側バルブ入口4の開口面積よりも大きい。また、図1からわかるように、クーラー側バルブ入口2およびバイパス側バルブ入口4の近傍におけるクーラー通路32およびバイパス通路34の方向に垂直な断面において、バルブ出口6が投影された領域の重心は、クーラー側バルブ入口2およびバイパス側バルブ入口4の近傍における隔壁36が投影された領域の重心とは一致せず、また、これらが投影された領域は互いに重ならない。
また、切替バルブ1はその内部に軸受部材24を備え、この軸受部材24に嵌合して、回動可能に軸20が設けられる。
軸20には、弁体10が固定され、弁体10は軸20とともに回動する。この弁体10は金属で構成されており、単一の平面状の部材である平板を、軸20の中心軸線と平行な直線に沿って折り曲げた形状となっている。
図2は、図1における軸20周辺の拡大図を示す。弁体10は、第1平板部10mと、軸20に固定される第2平板部10nと、これらを接続する屈曲部10rとを含む。第2平板部10nのうち、軸20の中央軸線に関して屈曲部10r側の部分が連結部10pであり、反対側の部分が弁翼部10qである。また、弁体10のうち軸20の中央軸線を基準として弁翼部10qと反対側の部分を隔壁近接部10sとする。すなわち、弁体10は、第1平板部10mと第2平板部10nと屈曲部10rとによって構成されるものであり、また、軸20の中央軸線を基準として分けられる隔壁近接部10sと弁翼部10qとによって構成されるものでもある。このように、弁体10は回転軸を挟んで弁翼部10qと隔壁近接部10sとから成り、隔壁近接部10sには屈曲部が設けられている。
この弁体10は、弁翼部10qが軸20に関してバルブ出口6側で回動する向きをもって、ねじ22によって軸20に取り付けられる。
弁体10が回動する範囲は、図1に実線で示す位置および図3に示す第1位置10xと、図1に2点鎖線で示す位置および図4に示す第2位置10yとによって画定される。
第1位置10xは、弁体10の一部を受け止めるように構成されるハウジング8のテーパ部8b(図1参照)によって規定され、弁体10がそれ以上テーパ部8b側に回動できなくなる位置である。
第2位置10yは、図3に示すアクチュエータ60の内部ストッパによって規定されるが、アクチュエータ60については後述する。この第2位置10yは、弁体10がそれ以上テーパ部8bと反対側に回動できなくなる位置である。
図2に示すように、隔壁36は、軸20の中心軸線と平行に軸20に近接する直線状部分である、隔壁縁部36aを備える。この隔壁縁部36aは、軸20の中心軸線に垂直な断面において、軸20の中心軸線に最も近い隔壁36上の点の集合である。
弁体10は、屈曲部10rに、その回動状態に応じて隔壁縁部36aと平行に近接する直線部分である、第1縁部10aを備える。ここで、第1縁部10aは、軸20の中心軸線に垂直な断面において、隔壁縁部36aに最も近い屈曲部10r上の点の集合、すなわち、軸20の中心軸線から最も遠い屈曲部10r上の点の集合となる。
また、弁体10は、第1平板部10mの端部に、その回動状態に応じて隔壁縁部36aと平行に近接する直線状部分である、第2縁部10bを備える。
さらに、弁体10は、弁翼部10q上に、第3縁部10cを備える。この第3縁部10cは直線状ではなく、図3および図4に示すように円弧状の部分を含むとともに、その両端が軸20に達する構造となっている。
図1および図2に示すように、弁体10が第1位置10xにあるとき、弁体10の弁翼部10qの一部は、ハウジング8のテーパ部8bと面をもって接触する。また、このとき、第1縁部10aは隔壁縁部36aにもっとも接近する。すなわち、弁体10の第1縁部10aと隔壁縁部36aとの間の開口面積が最小となる。このとき、隔壁縁部36aと弁体10とは接触せず、互いの間に隙間を有する状態となるが、この隙間は、切替バルブ1が使用される状況において微小となるものである。
ここで、本明細書において「隙間が微小である」と称する状態を定義する。
排気ガスが、ある程度より小面積あるいはある程度より狭間隔の隙間を通過すると、排気ガス中に含まれる粒子状物質がその隙間に堆積してタール状となり、周辺の部材の固着を起こす場合がある。
また、隙間を挟んで、一方に冷却されていない流体が、他方に冷却された流体が存在する場合、その隙間を介して流体の混合が発生し、温度差が小さくなる。この隙間がある程度より大面積になると、この混合によって生じる流体の温度変化が無視できなくなる。これはたとえば冷却効率の低下等を起こし得る。
本明細書において「隙間が微小である」とは、隙間の面積および形状が、上記のような固着を起こす隙間よりは大きく、かつ、上記のような無視できない温度変化を起こす隙間よりは小さい状態を意味する。なお、固着および混合による温度変化が発生する程度は、流体圧や流量等の状況によって影響を受ける可能性があるので、「隙間が微小である」状態に相当する隙間の面積および形状は、その構造のみによって定まるものではなく、周囲の状況にも依存して定まるものである。
なお、この「隙間が微小である」という状態は、流体の挙動にかかわらず、次のように数値を用いて定義されるものであってもよい。たとえば、隔壁近接部10sと隔壁縁部36aとの間の隙間が微小である状態において、図2に示される隔壁近接部10sと隔壁縁部36aとの距離、すなわち隙間の幅は0.7mmである。この幅は0.01mm〜1mmの範囲内であってもよく、また、この隙間の面積は0.1mm〜50mmの範囲内であってもよい。
弁体10が第2位置10yにあるとき、第2縁部10bは隔壁縁部36aにもっとも接近する。すなわち、弁体10の第2縁部10bと隔壁縁部36aとの間の開口面積が最小となる。このとき、隔壁縁部36aと弁体10との間の隙間は、切替バルブ1が使用される状況において微小となる。
また、図1および図4に示すように、ハウジング8には、弁体10が第2位置10yにあるときに第3縁部10cと並行する形状となるように、通路縮小部8aが形成されている。これによって、弁体10が第2位置10yにあるとき、図4に示すように、弁体10の第3縁部10cと、ハウジング8の通路縮小部8aとの間の、U字形状の細長い隙間16の開口面積が最小となる。このとき、隙間16は、切替バルブ1が使用される状況において微小となる。
図3に示すように、切替バルブ1には、軸20に、リンク機構を構成するプレート63および出力ロッド61を介して取り付けられてこれを回動させる、アクチュエータ60が設けられる(図4ではこれを省略する)。アクチュエータ60は、その内部に図示しないダイヤフラムを有し、このダイヤフラムが出力ロッド61に連結されている。また、ダイヤフラムはばね部材によって出力ロッド61側に附勢されている。
アクチュエータ60が作動していない状態では、ばね部材によって出力ロッド61が図3の矢印Aの方向に附勢され、このとき弁体10は第1位置10xに保持される。
アクチュエータ60は、外部から負圧が与えられることによって作動する。この状態では、ダイヤフラムがばね部材の附勢に打ち勝って出力ロッド61をアクチュエータ60側(矢印Aと反対方向)に引き寄せる。この際の出力ロッド61の直線運動が、プレート63を含むリンク機構によって軸20の回転運動に変換され、軸20が回動する。
アクチュエータ60は、このダイヤフラムのストロークを制限する内部ストッパを備えており、この内部ストッパによって出力ロッド61のアクチュエータ60側への移動が所定位置で止められる。この位置に対応して、弁体10は第2位置10yに位置する。アクチュエータ60が作動している間、弁体10は第2位置10yに保持される。
次に、上記のように構成される切替バルブ1を含む切替バルブ構造の動作を説明する。
まず、アクチュエータ60が作動していない状態では、弁体10は第1位置10xに保持される。このとき、図1に示すように、クーラー通路32の出口32a、クーラー側バルブ入口2、バルブ出口6、および吸入通路50の入口50aが連通し、冷却された排気ガスがクーラー通路32から吸入通路50へと流れる。
このとき、図1に示すように弁翼部10qの一部がテーパ部8bと面をもって接触し、かつ、図2に示すように弁体10と隔壁縁部36aとの間の隙間は微小となる。すなわち、バイパス側バルブ入口4とバルブ出口6とは遮断され、クーラー側バルブ入口2とバイパス側バルブ入口4との間の隙間が微小となる。このため、第1縁部10aと隔壁縁部36aとの固着は発生せず、また、バイパス通路34から吸入通路50へと流れる、冷却されない排気ガスの流量は無視できる程度となる。
次に、アクチュエータ60が作動している状態では、軸20が回動し、弁体10が第2位置10yに保持される。このとき、図1に示すように、バイパス通路34の出口34a、バイパス側バルブ入口4、バルブ出口6、および吸入通路50の入口50aが連通し、冷却されない排気ガスがバイパス通路34から吸入通路50へと流れる。
このとき、図1および図4に示すように第3縁部10cと通路縮小部8aとの間の隙間は微小となり、かつ、図2に示すように第2縁部10bと隔壁縁部36aとの間の隙間は微小となる。すなわち、クーラー側バルブ入口2とバルブ出口6との隙間、および、クーラー側バルブ入口2とバイパス側バルブ入口4との隙間がそれぞれ微小となる。このため、第3縁部10cと通路縮小部8aとの固着、および、第2縁部10bと隔壁縁部36aとの固着は発生せず、また、クーラー通路32から吸入通路50へと流れる、冷却された排気ガスの流量は無視できる程度となる。
切替バルブ1はこのように動作するので、クーラー側バルブ入口2とバルブ出口6との連通状態、および、バイパス側バルブ入口4とバルブ出口6との連通状態が制御されて、このうち一方のみが連通し、他方はその流量が無視できる程度となる。
また、弁体10は図1に示すように回動するので、隔壁近接部10sの回動範囲に相当する空間、すなわち図1における隔壁近接部回動空間14は、軸20と隔壁縁部36aとの位置関係によって定まるものであり、切替バルブ1全体の寸法、クーラー側バルブ入口2の開口面積、バイパス側バルブ入口4の開口面積、および、バルブ出口6の開口面積には影響されない。このため、隔壁近接部10sの回動範囲は、これらの寸法とは独立して設計すればよいものである。
さらに、弁翼部10qの回動範囲に相当する空間、すなわち図1における弁翼部回動空間12は、弁体10が第1位置10xにあるか、第2位置10yにあるかにかかわらず、常に排気ガスの通路の一部として利用される。すなわち、弁翼部回動空間12は、クーラー通路32用およびバイパス通路34用に独立して設けられるのではなく、これらの間で共通となる。
このように、実施の形態1に係る切替バルブ1を含む切替バルブ構造においては、隔壁近接部10sの回動範囲を、軸20と隔壁縁部36aとの位置関係のみに応じて設計すればよいので、回動範囲を小さくすることができ、これによって切替バルブ1を小型化することができる。
また、図1のようにクーラー通路32とバイパス通路34とが平行となる構成とすることができるので、配管の垂直分岐および往復に必要なスペースを不要とし、これによって切替バルブ1を小型することができる。
また、弁翼部回動空間12は、弁体10の位置にかかわらず、常に排気ガスが通過する部分として使用される。このため、図7に示す従来の切替バルブ101のように、第1出口132に対応する回動空間と、第2出口134に対応する回動空間を独立して設ける必要がない。これによって切替バルブ1を小型化することができる。
また、図7に示される従来の切替バルブ101では、入口側(入口106)の形状と、出口側(第1出口132および第2出口134)の形状とを、大きく異なったものにはできないという制限がある。これは、弁体110の回動範囲において、第1出口132(幅132a)および第2出口134(幅134a)の形状を保ったまま、それぞれの通路を軸120の位置まで長さ101aだけ延長する必要があるので、軸120の直前に設けられる入口106の形状も、これに合わせて設計しなければならないという理由によるものである。
これに対して、実施の形態1に係る切替バルブ1を含む切替バルブ構造では、バルブ出口6および吸入通路50の形状は、第3縁部10cの回動範囲に合わせて設計されたものであればよいが、この第3縁部10cの回動範囲(すなわち形状および回動角度)は自由に設計することができる。このため、入口側(クーラー側バルブ入口2およびバイパス側バルブ入口4)の形状と、バルブ出口6の形状とを、異なった形状とすることができ、設計の自由度を高くすることができる。
また、図7に示される従来の切替バルブ101では、弁翼部110aおよび弁翼部110bが互いに同一形状で対称となっているので、切り替えられる2つの通路も同一断面積を有する同一形状にしなければならないという制限がある。
これに対して、実施の形態1に係る切替バルブ1を含む切替バルブ構造では、弁翼部10qの大きさおよび回動範囲は、バルブ出口6の形状に応じて設計されればよく、また隔壁近接部10sは、軸20と隔壁36との位置関係に応じて構成されればよい。すなわち、弁体10、クーラー側バルブ入口2、およびバイパス側バルブ入口4それぞれの形状の間に直接の関連はない。このため、クーラー側バルブ入口2とバイパス側バルブ入口4とは同一形状でなくともよく、図1に示すように異なる形状および異なる断面積とすることができる。
さらに、図7に示される従来の切替バルブ101では、排気ガスの流れの方向(第1出口132および第2出口134におけるもの)からみて、入口106は、隔壁136を中心とするように設ける必要があり、その位置が制限される。
これに対し、実施の形態1に係る切替バルブ1を含む切替バルブ構造では、バルブ出口6を設ける位置に応じて弁翼部10qの回動範囲を設定すればよいので、バルブ出口6の位置に関する自由度がより高くなる。
また、切替バルブ1は、弁体10と、隔壁縁部36aとの間に、少なくとも微小である隙間を常に有する。すなわち、隔壁縁部36a近傍での摩擦は発生しない。さらに、テーパ部8bは弁翼部10qを、その回動方向に対して垂直な構造によって受け止めるものであり、摩擦は発生しない。また、第3縁部10cと通路縮小部8aとの間にも、少なくとも微小である隙間を常に有し、摩擦は発生しない。このように、切替バルブ1は摩擦を回避するので、部材の磨耗を回避することができる。
また、弁体10は、一枚の平板を折り曲げることによって形成可能であるので、複雑な構造を形成するための工程を省略することができる。
上述の実施の形態1において、弁体10の回動範囲は、第1位置10x側はハウジング8のテーパ部8bによって規定されるが、これは軸20および軸受部材24の係止構造によって規定されてもよく、弁体10がハウジング8に接触しない範囲に規定されてもよい。
この場合、第1位置10xにおいて弁翼部10qの一部とハウジング8との間の隙間が微小となるものであればよい。すなわち、第1位置10xにおいて、バイパス側バルブ入口4とバルブ出口6との間を遮断せず、隙間が微小となるものであってもよい。
また逆に、実施の形態1において、第2位置10y側は軸20および軸受部材24の図示されない係止構造によって規定されるが、これは弁体10がハウジング8に接触して受け止められることによって規定されてもよい。この場合、ハウジング8に、第2位置10yにおいて弁翼部10qを受け止めるテーパ部8bと同様の構造が形成されていてもよい。
この場合、第2位置10yにおいて弁翼部10qの一部とハウジング8との間の隙間が微小となるものであればよい。すなわち、第2位置10yにおいて、クーラー側バルブ入口2とバルブ出口6との間の隙間を微小とせず、これらの間を遮断するものであってもよい。
クーラー通路32とバイパス通路34とは互いに平行であり、隔壁36によって区画されているが、これらは平行でなくともよい。その際、隔壁36は、クーラー通路32とバイパス通路34の全長にわたってこれらを区画するものではなく、少なくとも切替バルブ1の近傍、すなわちクーラー側バルブ入口2およびバイパス側バルブ入口4の近傍においてこれらを区画するものであればよい。
隔壁縁部36a、第1縁部10a、および第2縁部10bは、第1位置10xおよび第2位置10yにおける隙間を微小とできるものであればよく、上記で説明した形状に限定されない。第3縁部10cおよび通路縮小部8aについても同様である。
また、第1縁部10aおよび第2縁部10bが回動する軌跡は、実施の形態1では同一円周上にあるが、これは同一円周上になくともよく、それぞれ第1位置10xおよび第2位置10yにおいて弁体10と隔壁縁部36aとの間の隙間を微小とするものであればよい。
さらに、隔壁近接部10sの形状は、第1縁部10aおよび第2縁部10bに相当する部分を備えるものであれば、実施の形態1のように1つの平板を折り曲げたものでなくともよい。たとえば、隔壁近接部は、第1縁部および第2縁部を備える平板状部材と、この平板状部材の中央と軸20とを連結する支持部材とによって構成されてもよい。
また、実施の形態1では、第1縁部10aが屈曲部10rに位置し、第2縁部10bが第1平板部10mの端部に位置するが、これらはバルブ出口6の位置および屈曲部10rの湾曲方向によって入れ替わってもよい。たとえば、実施の形態1では、排気ガスの流れの方向(クーラー側バルブ入口2およびバイパス側バルブ入口4におけるもの)からみて、バルブ出口6は、バイパス側バルブ入口4よりもクーラー側バルブ入口2に近く、また、屈曲部10rは、第1平板部10mがクーラー側バルブ入口2側に位置する方向に湾曲している。これとは逆に、排気ガスの流れの方向からみて、バルブ出口6がバイパス側バルブ入口4に近く、第1平板部10mがバイパス側バルブ入口4側に位置する場合、第1縁部10aは第1平板部10mの端部に位置し、第2縁部10bは屈曲部10rに位置する。
クーラー側バルブ入口2およびバイパス側バルブ入口4の形状および開口面積は、それぞれクーラー通路32およびバイパス通路34の形状および開口面積と整合していればよい。実施の形態1のようにクーラー側バルブ入口2の開口面積のほうが大きいものであってもよく、逆にバイパス側バルブ入口4の開口面積のほうが大きいものであってもよく、また互いに等しい開口面積であってもよい。
実施の形態1において、切替バルブ1は、2つの入口(クーラー側バルブ入口2およびバイパス側バルブ入口4)のうち選択された一方から流入する排気ガスをバルブ出口6から流出させるものであるが、入口と出口の関係は逆であってもよい。すなわち、バルブ出口6から流入する排気ガスを、2つの入口のうち選択された一方から流出させるものであってもよい。
実施の形態2.
図6を用いて、この発明の実施の形態2に係るEGRクーラー通路切替バルブである、切替バルブ1’を含む切替バルブ構造を説明する。
切替バルブ1’は、実施の形態1に係る切替バルブ1において、第1平板部10m、すなわち弁体10の第1縁部10aと第2縁部10bとの間の部分を、図6に示す部分円筒部10’zのように変更したものである。部分円筒部10’zは、円筒の一部をなす形状であり、第1縁部10’aおよび第2縁部10’bを含み、軸20と同軸に配置される。弁体10’は、実施の形態1に係る切替バルブ1と同様に、第1位置10’xと第2位置10’yとの間を回動する。
軸20には、図示されないアクチュエータ60’が取り付けられて、軸20とともに弁体10’を回動させる。このアクチュエータ60’は、弁体10’を、第1位置10’xおよび第2位置10’yに保持する制御に加え、それらの中間位置に保持する制御も行う。
部分円筒部10’zは円筒の一部をなす形状であるので、隔壁縁部36aと部分円筒部10’zとの間の隙間は、弁体10’の回動範囲において、その回動位置にかかわらず常に一定である。すなわち、弁体10’が第1位置10’xにある場合も、第2位置10’yにある場合も、それらの中間位置にある場合も、隔壁縁部36aと弁体10’との間の隙間は微小となる。
また、中間位置においては、弁体10’の第3縁部(実施の形態1における第3縁部10cに相当する部分)は、ハウジング8に接触も近接もしない位置となる。この位置に応じて、バイパス通路34から吸入通路50へと流れる、冷却されない排気ガスの流量、および、クーラー通路32から吸入通路50へと流れる、冷却された排気ガスの流量が、それぞれ連続的に変動する。
上記のように構成される実施の形態2において、切替バルブ1’の弁体10’は、第1位置10’xと第2位置10’yとの中間位置に保持されることが可能なので、吸入通路50に流入する排気ガスのうち冷却されたものと冷却されないものとの比率を自在に制御可能である。これによって、たとえば、吸入通路50に供給される排気ガスの温度を連続的に制御可能とすることができる。
また、中間位置においても、第1位置10’xおよび第2位置10’yと同様に、隔壁縁部36aと弁体10’との間の隙間は常に微小となるので、これらの固着を防ぎ、かつ、上記流量比率制御の精度を高く保つことができる。
上述の実施の形態2においては、部分円筒部10’zは円筒の一部をなす形状であるため、弁体10’の回動位置にかかわらず常に隔壁縁部36aと部分円筒部10’zとの間の隙間を微小とするが、これは円筒の一部でなくともよい。その形状は、第1位置10’xと第2位置10’yの中間の少なくとも一位置において隔壁縁部36aと部分円筒部10’zとの間の隙間を微小とするものであればよく、その際、弁体10’の回動位置は連続的でなく、その形状に合わせて段階的に制御されればよい。
この発明の実施の形態1に係る切替バルブ1を含む切替バルブ構造およびその周辺の構造を示す断面図である。 図1における軸20周辺の拡大図である。 図1の切替バルブ1を、弁体10が第1位置10xにある場合に、III−III線の方向から見た図である。 図1の切替バルブ1を、弁体10が第1位置10yにある場合に、IV−IV線の方向から見た図である。 図1のクーラー通路30を、V−V線の方向から見た図である。 この発明の実施の形態2に係る切替バルブ1’の、軸20周辺の拡大断面図である。 従来の切替バルブ101の構造を示す断面図である。 従来の切替バルブ201の構造を示す断面図である。
符号の説明
2 第1選択開口(クーラー側バルブ入口)、4 第2選択開口(バイパス側バルブ入口)、6 常用開口(バルブ出口)、8 ハウジング、10、10’ 弁体(10x、10’x 第1位置、10y、10’y 第2位置)、10a、10’a 第1縁部、10b、10’b 第2縁部、10q 弁翼部、10r 屈曲部、10s、10’s 隔壁近接部、10’z 部分円筒部、32 第1通路(クーラー通路)、34 第2通路(バイパス通路)、36 隔壁。

Claims (9)

  1. 流体の通路において使用される、切替バルブ構造であって、
    内部を外部から隔絶するハウジングと、
    前記ハウジングに設けられ、外部の第1通路に連結される第1選択開口と、
    前記ハウジングに設けられ、外部の第2通路に連結される第2選択開口と、
    前記ハウジングに設けられ、前記第1選択開口および前記第2選択開口とは異なる常用開口と、
    少なくとも前記第1選択開口および前記第2選択開口の近傍において、前記外部の第1通路と前記外部の第2通路とを区画する隔壁と、
    回動自在な弁体と
    を備え、
    前記弁体は、前記回動の第1位置において、前記第1選択開口と前記常用開口とを連通させるとともに、前記第2選択通路と前記常用開口との間を遮断し、
    前記弁体は、前記回動の第2位置において、前記第2選択通路と前記常用開口とを連通させるとともに、前記第1選択通路と前記常用開口との間を遮断し、
    前記弁体は回転軸を挟んで弁翼部と隔壁近接部とから成り、前記隔壁近接部には屈曲部が設けられており、
    前記隔壁近接部は、前記第1位置において前記隔壁との距離が最も近くなる第1縁部と、前記第2位置において前記隔壁との距離が最も近くなる第2縁部とを備える
    ことを特徴とする、切替バルブ構造。
  2. 前記第1選択開口の形状と、前記第2選択開口の形状とは異なることを特徴とする、請求項1に記載の切替バルブ構造。
  3. 前記第1選択開口の開口面積と、前記第2選択開口の開口面積とは異なることを特徴とする、請求項1または2に記載の切替バルブ構造。
  4. 前記外部の第1通路および前記外部の第2通路は、少なくともそれぞれ前記第1選択開口および前記第2選択開口の近傍において平行であることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の切替バルブ構造。
  5. 前記第1選択開口および前記第2選択開口の近傍における前記第1通路および第2通路の方向に垂直な断面において、前記常用開口が投影された領域の重心は、前記隔壁が投影された領域の重心とは一致しないことを特徴とする、請求項4に記載の切替バルブ構造。
  6. 前記弁体は、単一の平面状の部材を、単一の直線に沿って折り曲げた形状であることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載の切替バルブ構造。
  7. 前記隔壁近接部は、円筒の一部をなす形状である部分円筒部を備え、
    前記部分円筒部は、前記第1縁部および前記第2縁部を含むとともに、前記弁体が前記第1位置と前記第2位置との中間位置にあるとき、前記隔壁と前記弁体との間の隙間を微小とする
    ことを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一項に記載の切替バルブ構造。
  8. 前記隔壁近接部は、円筒の一部をなす形状である部分円筒部を備え、
    前記部分円筒部は、前記第1縁部および前記第2縁部を含むとともに、前記弁体が前記第1位置と前記第2位置との中間位置にあるとき、前記隔壁と前記弁体との間の隙間の幅を0.01mm〜1mmの範囲内とする
    ことを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一項に記載の切替バルブ構造。
  9. 前記隔壁近接部は、円筒の一部をなす形状である部分円筒部を備え、
    前記部分円筒部は、前記第1縁部および前記第2縁部を含むとともに、前記弁体が前記第1位置と前記第2位置との中間位置にあるとき、前記隔壁と前記弁体との間の隙間の面積を0.1mm〜50mmの範囲内とする
    ことを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一項に記載の切替バルブ構造。
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