JP2007154498A - 電気融雪器取付具 - Google Patents

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Abstract

【課題】鉄道分岐器に対する設置が容易な電気融雪器取付具を提供する。
【解決手段】長片28、30及び短片32、34を、鉄道分岐器のまくらぎとレールとの空間に挿入して、床板16の四方側面を囲む。そして、長片28、30及び短片32、34同士をねじ42によって固定して枠体26を構成する。一対の長片28、30に一体に形成された、電気ヒータの格納筒36、38に格納される電気ヒータ20が、確実に床板16の長手方向両側面に固定されるので、電気融雪器の設置作業における現場での溶接作業を無くし、現場作業の簡易化、迅速化を図ることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、鉄道分岐器の電気融雪器取付具に関するものである。
従来から、降雪量の多い地域のみならず比較的温暖な地域においても、冬季における鉄道分岐器の凍結を防止するために、いわゆる融雪器が用いられている。又、近年では、保守整備の容易さから、電気ヒータを用いた電気融雪器が広く用いられている(例えば、特許文献1参照。)。
図4、図5には、鉄道分岐器10に対する電気融雪器12の取付構造の従来例が示されている。ここで、鉄道分岐器10は、まくらぎ14の上面に床板16が固定され、床板16の上面にレール18が載置され、床板16の上面を、可動レールであるトングレールが摺動する構造を有している。そして、電気融雪器12は、床板16を加熱することにより鉄道分岐器10の凍結を防止するものが一般的である。図示の電気融雪器12は、床板16の長手方向両側面に、電気ヒータの格納筒22を溶接し、格納筒22に、図6に示されるシーズヒータ(金属チューブ内に発熱用抵抗線22aや絶縁粉末22bを入れ発熱させるもの。)等の、細く長い電気ヒータ20(図6参照)を挿入した構造となっている。なお、電気ヒータ20に対する電力供給は、線路に沿って設けられた地上設備から行うことができる。
実公平4−23922号公報(第1頁、図3)
上記従来の電気融雪器12は、簡単な構造でありながら、鉄道分岐器10の凍結を確実に防ぐことが可能なものである。しかしながら、電気融雪器12が未装着の既存の鉄道分岐器10に対し電気融雪器12を取り付ける場合には、鉄道分岐器10の各設置現場において、電気ヒータ20の格納筒22の溶接作業を行う必要があり、以前から電気融雪器12の設置作業の簡易化が望まれていたところである。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、鉄道分岐器に対する設置が容易な電気融雪器取付具を提供することにある。特に、電気融雪器が未装着の既存の鉄道分岐器に対し、電気融雪器を取り付ける際の作業性の向上を図ることを可能とするものである。
上記課題を解決するための、本発明に係る鉄道分岐器の電気融雪器取付具は、まくらぎとレールとの間に配置された床板の四方側面を囲む枠体を備え、該枠体は少なくとも2つ以上の分割片により構成され、かつ、分割片同士がねじによって固定され、床板の長手方向両側面に当接する前記枠体の一対の長片に、電気ヒータの格納筒が一体に形成されていることを特徴とするものである。
本発明によれば、少なくとも2つ以上の分割片により構成された枠体を、まくらぎとレールとの空間に挿入して、床板の四方側面を囲み、かつ、分割片同士をねじによって固定することにより、枠体の一対の長片に一体に形成された、電気ヒータの格納筒に格納される電気ヒータが、確実に床板の長手方向両側面に固定される。従って、電気融雪器の設置作業における現場での溶接作業を無くし、現場作業の簡易化、迅速化を図ることができる。
又、本発明においては、前記枠体の、前記一対の長片と前記一対の長片同士を連結する一対の短片とが、各片毎の分割構造を有していることとしても良い。
又、前記一対の長片の、前記電気ヒータの格納筒を構成する壁を貫通して該格納筒内部の電気ヒータに当接し、前記電気ヒータを格納筒の床板側内面に圧着するねじを備えることにより、電気ヒータの熱を、枠体の一対の長片を介して確実に床板に伝達し、床板を効率よく加熱するための、電気融雪器の設置作業を、容易かつ確実に行うことが可能となる。
本発明はこのように構成したので、鉄道分岐器に対する設置が容易な電気融雪器取付具を提供することが可能となる。特に、電気融雪器が未装着の既存の鉄道分岐器に対し電気融雪器を取り付ける際の作業性の向上を図ることが可能となる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を添付図面に基づいて説明する。ここで、従来技術と同一部分、若しくは相当する部分については、同一符号で示し、詳しい説明を省略する。
図1に示されるように、本発明の実施の形態に係る電気融雪器取付具24は、床板16の四方側面を囲む枠体26を備えている。枠体26は、一対の長片28、30と、一対の長片28、30同士を連結する一対の短片32、34とで構成されている。又、枠体26は、各片28、30、32、34毎の分割構造を有している。長片28、30は対称形状を有しており、床板16よりも若干長く(床板16の全長に短片32、34の巾を加えた程度)構成されている。
図2に示されるように、長片28、30には、電気ヒータの格納筒36、38が一体に形成されている。図示の例では、断面U字状の長杆部材を矩形断面の長片28、30に溶接することによって、格納筒36、38が構成されている。又、格納筒36、38には、格納筒を構成する壁を貫通するねじ孔36a、38aが形成されている。ねじ孔36a、38aは、ねじ40(図1参照)を格納筒内部の電気ヒータ20(図6参照)に当接させて、電気ヒータ20を格納筒36、38の床板側の内面(矩形断面の長片28、30の側面)に圧着するために設けられている。更に、長片28、30の両端部には、短片32、34を固定するためのねじ42(図1参照)を挿通する貫通孔28a、30aが形成されている。
図3に示されるように、短片32は、矩形断面を有する杆材であり、両端部にはねじ42(図1参照)が螺合するねじ孔32aが形成されている。一方、短片34も矩形断面を有する杆材であり、両端部にはネジ42が螺合するネジ34aが形成されている。更に、短片34にはブラケット44が固定されている。ブラケット44には孔44aが形成されており、この孔44aに、ねじ46(図1参照)を挿通してまくらぎ14に固定することで、鉄道分岐器10に対する枠体26の位置決めを、より確実にするものである。
上記構成を有する本発明の実施の形態によれば、次のような作用効果を得ることが可能となる。まず、長片28、30及び短片32、34を、まくらぎ14とレール18(図4参照)との空間に挿入して、床板16の四方側面を囲み、かつ、長片28、30及び短片32、34同士をねじ42によって固定して枠体26を構成することにより、一対の長片28、30に一体に形成された、電気ヒータの格納筒36、38に格納される電気ヒータ20が、確実に床板16の長手方向両側面に固定される。従って、電気融雪器の設置作業における現場での溶接作業を無くし、現場作業の簡易化、迅速化を図ることができる。
又、一対の長片28、30の、電気ヒータの格納筒36、38を構成する壁を貫通して格納筒内部の電気ヒータ20に当接し、電気ヒータ20を格納筒36、38の床板側内面に圧着するねじ40を備えることにより、床板16を効率よく加熱するための、電気融雪器の設置作業(電気ヒータ20の位置決め作業)を、容易に行うことが可能となる。
なお、本発明の実施の形態では、枠体26が長片28、30及び短片32、34の各分割片によって構成されているが、これによって、長片又は短片を長さの異なるものに交換することで、寸法の異なる床板16にも対応可能な電気融雪器取付具24とすることが可能となる。一方、ねじ止め作業の工数を少なくするため、例えば長片28と短片32、長片30と短片34とを予め一体に溶接しておくこととしても良く、又、長片28、30及び短片32(又は短片34)を予め一体に溶接し、短片34(又は短片32)のみを分割片としても良い。これらの各分割例は、電気融雪器の設置作業における現場での作業性を考慮して、適宜選択することが望ましい。
又、本発明の実施の形態では、枠体26の長片28、30にのみ電気ヒータの格納筒36、38を設けた場合を例示して説明したが、短片32、34にも同様の格納筒を設けて、4片の全てに電気ヒータを装着し、床板16の四方側面を加熱することとしても良い。更に、レイアウト上の制約等を受けるような場合には、短片32、34にのみ電気ヒータの格納筒を設け、床板16の短片のみ加熱することとしても良い。
本発明の実施の形態に係る鉄道分岐器の電気融雪器取付具を示すものであり、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は(a)のA−A線における断面図である。 図1に示す電気融雪器取付具の長片の単体図であり、(a)は側面図、(b)は平面図、(c)は(a)のB−B線における拡大断面図である。 図1に示す電気融雪器取付具の短片の単体図であり、(a)は一方の短片の正面図、(b)は一方の短片の側面図、(c)は他方の短片の正面図、(d)は他方の短片の側面図である。 従来の鉄道分岐器の電気融雪器の斜視図である。 図4の電気融雪器を示すものであり、(a)は平面図、(b)は正面図である。 図4の電気融雪器に用いられる電気ヒータの単体図であり、(a)は平面図、(b)は部分的に断面で示した正面図である。
符号の説明
10:鉄道分岐器、14:まくらぎ、16:床板、18:レール、20:電気ヒータ、22:格納筒、24:電気融雪器取付具、26:枠体、 28、30:長片、 28a、30a:貫通孔、 32、34:短片、 36、38:格納筒、 40、42、46:ねじ

Claims (3)

  1. 鉄道分岐器の、まくらぎとレールとの間に配置された床板の四方側面を囲む枠体を備え、該枠体は少なくとも2つ以上の分割片により構成され、かつ、分割片同士がねじによって固定され、床板の長手方向両側面に当接する前記枠体の一対の長片に、電気ヒータの格納筒が一体に形成されていることを特徴とする電気融雪器取付具。
  2. 前記枠体の、前記一対の長片と前記一対の長片同士を連結する一対の短片とが、各片毎の分割構造を有していることを特徴とする請求項1記載の電気融雪器取付具。
  3. 前記一対の長片の、前記電気ヒータの格納筒を構成する壁を貫通して該格納筒内部の電気ヒータに当接し、前記電気ヒータを格納筒の床板側内面に圧着するねじを備えることを特徴とする請求項1又は2記載の電気融雪器取付具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017037768A (ja) * 2015-08-10 2017-02-16 助川電気工業株式会社 アダプタ及び該アダプタを有するマイクロヒータとその取付構造
JP6212616B1 (ja) * 2016-09-26 2017-10-11 大和軌道製造株式会社 まくらぎ用床板構造

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