JP2007154143A - アスベストの飛散防止剤 - Google Patents

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Abstract

【課題】 耐火物として天井やその梁に吹付けられたアスベストを飛散させないで除去するようにする。
【解決手段】 イオン架橋できる多糖類水溶液からなる本発明のアスベスト施工層の剥離用処理剤は、優れた水親和性、保水性、適度の粘性、浸透性、に優れており、従来の物とは異なって安全性も高く、ゲル強度も高い。
更に、粘着性エマルションの併用により、ハンドリング、再飛散性が大幅に低下すること、更に、着色剤を併用することにより、適正散布量が容易に判断でき、かつ、散布された物が危険であるというインディケーターにも成りうるという、優れた効果が得られる。

Description

本発明は、耐火物として天井やその梁に吹付けられたアスベストを除去する工事において、アスベストの飛散防止剤に関するものである。
背景技術としては、特許文献1記載のアスベスト含有成形物の表面処理剤について例示する。このものは、アスベストの経時剥離を防ぐ為の、有機高分子化合物エマルジョンを配合したもので、下塗り剤を施さなくても密着でき、且つ、施工も簡易に行えるもので、第一成分として有機高分子化合物エマルジョンと第二成分としてシランカップリング剤、第三成分としてコロイダルシリカを配合することを特徴としているものである。
特開平05−311122
次に特許文献2記載のアスベスト改質硬化剤及びそれを使用したアスベスト処理法について例示する。この方法は、ケイ酸塩類を主成分とするアルカリ性水溶液とガラスの微粒子の容積比率91:9〜99:1の混合物からなるものをアスベスト改質硬化剤とし、アスベストに塗布含浸させることで、アスベストの劣化、中性化を防ぎ、飛散を防止し、アスベストを非常に扱い易いものとするようになっている。
ガラス微粒子が混合されていないと石灰化が行われず、改質硬化が困難である。
特開2002−137976
更に特許文献3の吹き付けアスベスト除去用組成物及び吹き付けアスベスト除去方法について例示する。コノ方法は、樹脂としてコンニャクの成分であるグルコマンナンを使う物であり、保水性を有し、かつゲルの強度が高いため有効とのことである。
特告平04−51592
特許文献1記載の発明では、高価なシランカップリング剤を併用する必要があり、コスト高であり、更に用途としては、吹き付けアスベストを固定することが目的の薬剤であり、剥離目的には効果が乏しい。
特許文献2記載の発明では、アスベスト成分中のマグネシウムイオンとアルカリ珪酸塩水溶液とが反応して無害化できるという物であるが、珪酸塩イオンとガラス微粒子とが融着する際にアスベストを巻き込んで固着するのが基本原理である。
又、硬化したゲルは硬度が高いため(シリカゲル状)、強度的には良い場合が多いが、運搬に適する形状にするために再度破砕する必要もあり、断面により被覆しているポリフィルムが切断されたりして、アスベストの再飛散の恐れもある。
このような工法を用いた場合、密閉し負圧された作業空間の中でケイ酸塩類を主成分とするアルカリ性の水溶液を用いることは、作業者にとって危険を伴うため、防護服や防護マスクを着用しても短時間の作業しか出来ず、かと言ってそれが作業者の安全を保障するものでもない。
更に、この工法によれば、アルカリ性水溶液と比重の違うガラス微粒子による混合液をスプレー噴霧やノズルを用いて天井面に下から含浸させるのであるが、表面でガラス微粒子が濾過され、滞留し、アスベスト層内部にまで均一な強度の固化は困難であり、かつ含浸を確認することが困難である為、取り外した後の取り扱いが非常に難しいものとなると言う課題がある。
特許文献3の発明では、樹脂としてコンニャクの成分であるグルコマンナンを使う物であり、保水性を有し、かつゲルの強度が高いため有効とのことである。しかしながら、これはゲル自体の強度のみに依存しており、又、アスベストとの固定もゲル自体の接着力のみに依存している。
浸透性が良く、アスベスト微細繊維を覆い安全性を高める力を有し、湿潤性に優れ、生成したゲル強度が高く、強アルカリ性でなく安全性が高く、硬化したゲルのハンドリング性に優れる処理剤が望まれている。更に、塗布された場所を容易に判定できること、浸透された処理剤が正当に浸透されているかどうかの判断が容易に出来ること、塗布外面から適正量の処理剤が塗布されたかどうかを容易に判断できることが本来望まれている技術であるが、これら全てを満足できる処理剤は現在のところ存在しない。
アスベストを構成する多価イオンであるマグネシウムや鉄成分に対し、イオン架橋反応を生成させる多糖類が、カルボキシメチルセルロース、ペクチン、アルギン酸、カラギーナン、硫酸セルロース、コンドロイチン硫酸のうちの水溶液であり、吹付けアスベストを除去する前に塗布または吹付けすることにより、内部にその水溶液が針状のアスベストの表面を被覆しながら浸透して行き、経時的にイオン架橋反応を繰り返すことで、針状のアスベストのゲル化による連結性、濡れ性による収束性を付与することが可能であり、大気中への飛散を軽減することが可能となる。
第2の発明のアスベストの飛散防止剤に用いられるイオン架橋反応を生成させる多糖類として、有効に使用できる多糖類の種類を例示している。
第3の発明のアスベストの飛散防止剤に用いられるイオン架橋反応を発生させる成分が、多糖類以外に、イオン架橋できる合成樹脂水溶液、もしくはエマルションであることを例示している。
第4の発明では、上記アスベスト飛散防止剤にガラス転移点が室温以下のエマルションを併用することを例示している。
第5の発明は、前記1〜4のいずれかの発明のアスベストの飛散防止剤において、吹付けられたアスベストの膜厚に対し、必要量の飛散防止剤が塗布されること、および塗布面を容易に確認するためのインジケーターとして、着色剤が有効であること。
第6の発明で、着色剤としては、染料が有効であること。
染料の添加量としては、0.01%以上、10%以内であること。
第7の発明では、染料としては蛍光染料が有効であること。
蛍光染料の添加量としては、0.01%以上、10%以内であること。
第8の発明では、着色剤の形状として繊維状の物が有効であること。
繊維状着色剤の添加量としては、0.1%以上10%以内であること。
第8の発明では、着色剤として、鱗片形の形状をした顔料であること。
塗布剤中、重量比0.1%〜5%の鱗片形の形状をした顔料が分散され、塗布後その顔料が表面に残存し、方向性を持った配列になるため、顔料の色の発色具合を判別出来るため、作業中において塗布面の確認と必要な塗布量の認知が可能となる。
第9の発明では、着色剤として繊維状の物質を使用することにより、塗布時にアスベスト表面で絡み合いを生じ、着色剤自体の内部への浸透は少ないため、少量着色剤で効果を発揮することが出来る。
本発明に係るアスベストの飛散防止剤によれば、負圧された環境の中で、簡単にかつ安全に施工することが出来、しかも作業が効率的に行われたかどうかを判定しながら塗布作業が出来るという優れた効果を奏する。
多糖類であるので、浸透性、湿潤性に優れること、かつ、イオン性多糖類であるので、アスベストの多価陽イオンとイオン結合し、樹脂自体架橋され、ゲル化するため、樹脂強度が増し、ハンドリングが容易となる。
多糖類は一般に保水性に優れるため、アスベストを固化した後も水分を保持することが出来るので乾燥しにくく、従って、固化したものをビニール袋に収納するまでの時間、湿潤状態を保持できるので、アスベストの微粉末の再飛散を大幅に抑えることが出来る。
これにイオン架橋できる合成高分子の水溶液もしくはエマルションを添加することにより樹脂強度を増すことが出来る。
これらの樹脂は多糖類と同様に樹脂中に多くの極性基を有するために、保水性に優れ、アスベストを固化した後も水分を保持することが出来るので乾燥しにくく、従って、固化したものをビニール袋に収納するまでの時間、湿潤状態を保持できるので、アスベストの微粉末の再飛散を大幅に抑えることが出来る。
更に、ガラス転移点が室温以下のエマルションを併用することにより、処理されたアスベスト自体に粘着性を持たせることが出来、再飛散を更に減少させることが出来、かつ、被処理物の粘着性が生ずるので、梱包時、ビニール袋に粘着し、再飛散しにくくなること、並びにビニール袋自体に粘着性を付与出来るので、処理物のハンドリングが容易となることが利点としてあげられる。
薬剤を塗布した後、薬剤の粘着性を利用して処理対象物同士に粘着性を付与し、再飛散を防止できること、更に、剥離物を梱包する際、ビニール袋に梱包されるが、剥離物自体に粘着性が付与されているので梱包時、圧着させることにより自己シール性を保持させることが可能であり、梱包作業が容易となる。
又、上記薬剤を塗布した後に、養生中に薬剤の粘性を利用して処理対象物の表面にシート類を貼附し、表面からの乾燥を抑制したり、シート同士の密着により、再飛散の防止にも効果を発する。
更に、着色剤を併用することにより、塗布場所の確認、浸透の度合いの確認、並びに必要散布量の確認が散布しながら判断が出来るので、安全性の高い処理作業が可能となる。
着色剤が混入されているため、この着色濃度が高い部分は危険性がより高い事を意味し、危険性の度合いの判断が処理後の廃棄物の色を見ることにより容易に判定できる。
着色剤としてはまず染料が上げられる。染料は分子が小さく、樹脂液中に溶解、もしくは樹脂中に溶解させることが出来るので、付着した樹脂自体が着色し、従って塗布された場所が容易に判定できる。又、溶液中に溶解する染料の場合には、浸透性に優れるので処理液がアスベスト被膜の内部にまで容易に浸透するので、容易に必要樹脂量を判断することが出来る。
着色剤が蛍光染料の場合には、上記の判定に関し、ブラックライトなどを照射することにより、蛍光を発するので、特異的に処理された場所を特定することが容易に出来るので、特に有効である。つまり、表面の色の状況で塗布されたかどうかの場所の判定が、更に、表層を剥離した場合、どこまで薬剤が浸透したかの判定も容易となる。
薬剤塗布後、はぎ取った際、はぎ取られた内側面まで着色剤が浸透していれば、安全に処理されていることが容易に判断できる。もし、はぎ取られた内側面にまで着色剤が浸透していなかった場合には、更に薬剤を噴霧してアスベスト表面を薬剤で完全に覆うことが重要であるが、着色度合いによりその必要性が容易に判断できた。
着色剤が鱗片状の顔料の場合には、顔料の鱗片の大きさとしては、数μm〜数ミリの大きさで良く、大きい方がアスベスト表面で濾過されやすいので、効果は大きい。従って、塗布機の性能により使える範囲で出来るだけ大きい粒径の粒子を用いるのが望ましい。
着色剤の形状が鱗片状の顔料の場合には、浸透性については上記の染料と比べると劣るが、塗布されたアスベスト層の表面部分で濾過されるため、表層部に多く分布するので、塗布場所の同定が少量の顔料の添加により非常に容易となる。
鱗片状の着色顔料を用いた場合には、塗布されたアスベスト層の表層でこの鱗片状の着色顔料が濾過され、表面には濃厚な濃度で着色される。
たとえば、金色をした着色剤(表面コートされたマイカなど)を使用した場合、表層で鱗片状マイカが塗布面に平行に配向し、表面を覆い、着色剤含有量が少ない場合でもその着色は顕著に見分けることが出来た。
着色剤の形状が繊維状の物である場合には、上記の効果が更に顕著となる。つまり、繊維状であるため、他の形状と比べて塗布面の表面で絡み合い、更に非塗布面と塗布面との差が大きく、塗布場所の判定が容易となる。
着色繊維としては、含まれる着色剤は顔料でも染料でも蛍光染料のいずれでも良いが蛍光染料の場合が最も判定しやすい。
繊維状の着色剤を用いた場合には、塗布されたアスベスト層の表層でこの繊維状の着色剤が絡み合い、かつ、濾過され、表面に着色剤が濃縮された形となり、塗布場所の確認と塗布量の大小の判別が容易となった。
繊維の形状としては1から5dtexの繊維状の物質が望ましい。余り太いと必要添加量が多くなるため、コストがかかる。余り細いと、処理剤のチクソ性が高くなり、処理液の塗布性能が低下するためである。
以下に実施例を持って説明する。
多糖類としてカルボキシメチルセルロースのナトリウム塩(以下CMCと称する)0.5%水溶液を用いた処理剤を、厚さ約10mmの吹き付けアスベストに塗布し、約1時間後に剥ぎ落としを行った。この目的はCMCが充分浸透すること、アスベストに含まれる多価イオン成分と反応してイオン架橋によりゲル化させることにある。塗布後、約10分で約8mmの吹き付けアスベスト層の底部にまで浸透した。更に10分ほど経過すると、この間にCMCのカルボキシル基とアスベスト中のマグネシウム成分、及び吹き付けアスベストの固着剤であるモルタル成分中のカルシウムイオンなどの多価陽イオンと結合し、イオン架橋し、CMS溶液が固化し、溶液状態からゲル状態に変化した。
剥ぎ落としする部分に上記CMC0.5%水溶液を噴霧しながら剥ぎ落としを終了した。剥ぎ落とされたアスベストはビニール袋に梱包して所定の産業廃棄物として処理した。
得られた薬剤のpHは9.0であり、微アルカリ性ではあるが、弱アルカリ性程度であり、作業上危険は無かった。
又、CMC自体は食品添加物であり、たとえ吸引しても危険性は少ない。
多糖類としてCMC0.5%、ガラス転移点が−5℃のエマルション(固形分として5%)、着色剤として蛍光染料0.05%含有させた、長さ1mmのアクリル繊維混合させた処理剤を実施例1と同様の方法で噴霧し吹き付けてアスベストを処理した。
処理液は約20分で浸透し、同時にゲル化も進行し、粘着性を有する弾性コートを形成した。ブラックライトを照射したところ、塗布面が鮮明に蛍光を発し、塗布場所の判定が容易であった。又、蛍光色の程度により塗布量を容易に推定できたので、過剰な塗布が不要となった。
着色剤として、実施例2において着色剤として繊維状ではなく、溶液状のものを使用したところ、剥ぎ落とされた内側面も蛍光を発しており、薬剤が完全に浸透しているかどうかの判定が容易であった。
これをビニール袋に充填後、かるく圧着すると、剥離されたアスベストとビニール袋が粘着し、コンパクトに充填できた。
実施例2で着色剤として、蛍光染料及び表面を金色に着色された鱗片状マイカ粉を用いた。薬剤を吹き付けアスベストに噴霧すると、薬剤の浸透と共に、着直剤がアスベスト表面で濾過され、金色をした着色剤が表面で配向し、アスベスト表面が金色に着色した。
剥がされたアスベスト層の内側面は蛍光染料のみが浸透しており、一方、外側面には、鱗片状マイカが多く存在していた。金色の着色の度合いにより散布量が容易に判断できた。このことは、アスベスト層の内部にまで浸透させるのに必要な薬剤量を噴霧しながら判断でき、ムダな噴霧がなくなること、必要な噴霧量が判断できることにより、噴霧不足及び噴霧過剰をなくすことが出来、能率と安全性を同時に担保出来ることが判った。

Claims (10)

  1. 耐火物として天井やその梁に吹付けられたアスベストを飛散させないで除去するための飛散防止剤として、
    アスベストを構成する多価イオンであるマグネシウムや鉄成分に対し、イオン架橋反応を生成させる事の出来る多糖類の水溶液であり、
    吹付けアスベストを除去する前に塗布または吹付けすることにより、内部にその水溶液が針状のアスベストの表面を被覆しながら浸透して行き、経時的にイオン架橋反応を繰り返すことで、針状のアスベストのゲル化による連結性、濡れ性による収束性を付与することが可能なアスベストの飛散防止剤。
  2. 前記多糖類として、カルボキシメチルセルロース、ペクチン、アルギン酸、カラギーナン、硫酸セルロース、コンドロイチン硫酸のうちの1種もしくは、複数種類を混合した水溶液であることを特徴とする請求項1記載のアスベスト飛散防止剤。
  3. 前記アスベストのマグネシウムや鉄成分に対しイオン架橋反応を発生させる成分が、アクリル酸やメタクリル酸との共重合体溶液やそのエマルジョン、或いはメタクリル酸メチルやアクリル酸メチルなどのポリマーやコポリマーを部分加水分解し、カルボン酸等を遊離させたものであるアスベストの飛散防止剤。
  4. 請求項1及び請求項3のアスベストの飛散防止剤に、ガラス転移点が室温以下のエマルションを加えて成るアスベストの飛散防止剤。
  5. 前記請求項1〜4記載のアスベストの飛散防止剤において、塗布された場所が鮮明にするための着色剤が混合されてなるアスベストの飛散防止剤。
  6. 前記請求項5記載の薬剤において、着色剤として染料であることを特徴とするアスベスト飛散防止剤。
  7. 着色剤として蛍光染料であることを特徴とする請求項1〜6記載のアスベスト飛散防止剤。
  8. 着色剤として鱗片状の顔料であることを特徴とする請求項1〜6記載のアスベスト飛散防止剤。
  9. 吹付けられたアスベストの膜厚に対し、必要量の飛散防止剤が塗布されること、および塗布面を容易に確認するためのインジケーターとして、
    塗布剤中、重量比0.1%から10%の鱗片形の形状をした顔料が分散され、塗布後その顔料が表面に残存し、方向性を持った配列になるため、顔料の色の発色具合を判別出来るため、作業中において塗布面の確認と必要な塗布量の認知が可能な請求項8記載のアスベスト飛散防止剤。
  10. 着色剤として、着色顔料もしくは蛍光染料を含有した1から5dtex以下の繊維状の物質を含むことにより、アスベスト表面で繊維状の絡み合いが生じ、変色の度合いの判別が容易となることを特徴とする前記請求項1〜9記載のアスベスト飛散防止剤。
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