JP2007153436A - 真空梱包装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 真空梱包装置の低コスト化、梱包作業の簡易化
【解決手段】 真空梱包装置は、物品を載置する基台の上に、気密性を備え、吸引口と、気密に閉塞可能な開口部を備えた袋を固定的に設置し、袋内に物品を載置し、物品を袋で覆い、袋の開口部を気密に閉塞し、前記吸引口より袋内の空気を吸引して、物品を袋内に真空密閉するものである。
【選択図】 図1
【解決手段】 真空梱包装置は、物品を載置する基台の上に、気密性を備え、吸引口と、気密に閉塞可能な開口部を備えた袋を固定的に設置し、袋内に物品を載置し、物品を袋で覆い、袋の開口部を気密に閉塞し、前記吸引口より袋内の空気を吸引して、物品を袋内に真空密閉するものである。
【選択図】 図1
Description
本発明は真空梱包装置に関するものである。
例えば、金属製の物品などは、発錆を防止するための手段や輸送中に損傷しないようにするために、様々な手段を講じなければならず、梱包作業や解梱作業に非常な手間が必要で、かつ作業に熟練が必要であった。また包装資材も多くなり、解梱後の包装資材の廃棄量が多く、処理に困るといった問題がある。また梱包容器が大型で、しかもその重量が非常に重く、取扱いが面倒であった。
斯かる問題を解決する梱包装置として、パレットなどの上に載置した物品に、気密性と柔軟性を備えたシートを被せるとともに、シートの周囲をパレットに気密に密着させ、シートないを減圧させることで、大気圧によりシートを物品に密着させる真空梱包装置が知られている。斯かる真空梱包装置としては、例えば、特許2888796号、特許2875191号、特許2781344号、特許3008971号などが知られている。
特許2888796号
特許2875191号
特許2781344号
特許3008971号
上記に挙げた特許文献に記載された真空梱包装置は、パレットなどの上に載置した物品に、シートを被せてその周囲をパレットに気密に密着させる構造を備えているため、シートの周囲を気密に密着させる構造が複雑で、費用が嵩んでいた。また、物品の梱包作業も、物品を載置した後、シートを被せてその周囲をパレットに気密に密着させる作業が必要であり、その作業が煩雑となるから、手間が掛かり、その作業性も改善を図る必要がある。
本発明に係る真空梱包装置は、物品を載置する基台の上に、気密性を備え、吸引口と、気密に閉塞可能な開口部を備えた袋を固定的に設置し、袋内に物品を載置し、物品を袋で覆い、袋の開口部を気密に閉塞し、前記吸引口より袋内の空気を吸引して、物品を袋内に真空密閉するものである。
この真空梱包装置によれば、シートに代えて、物品を載置する基台の上に、気密性を備え、開口部を気密に閉塞可能な袋を設置したので、気密性の確保が容易であり、また、物品の梱包作業も、袋内に物品を入れ、袋の開口部を気密に閉塞し、吸引口より袋内の空気を吸引して、物品を袋内に真空密閉するとよいから、梱包作業を簡易化できる。
以下、本発明の一実施形態に係る真空梱包装置を図面に基づいて説明する。
この真空梱包装置10は、図1に示すように、物品50を載置する基台11の上に固定的に設置した袋12を備えている。袋12は、気密性を備え、図2、図3に示すように気密に閉塞可能な開口部13と、袋12内の空気を吸引する吸引口20を備えている。そして、図2に示すように、袋12内に物品50を載置し、物品50を袋12で覆い、図3に示すように、袋12の開口部13を気密に閉塞し、吸引口より袋12内の空気を吸引して、物品を袋12内に真空密閉する。
袋12は、物品50を袋内に入れ、真空密閉するものであるから、袋12内が真空吸引されて大気圧により物品50に密着するので、好適には、柔軟性に優れ、丈夫なものが望ましく、例えば、 製や 製の袋を用いるとよい。
袋12は、図4に示すように、底を平坦に成形しておくと、平坦な基台11に対して設置し易くなる。この実施形態では、袋12は底が平坦な四角形の角袋形状であり、袋の底には、基台11に袋12を固定するための締結具を取り付けるための穴12aを開けている。
また、この実施形態では、図1に示すように、袋12の中に物品載置板14を装着している。物品載置板14は、袋12の底に装着可能な形状であり、袋12に装着したときに、袋12に開けた穴12aに合うように、締結具を取り付ける穴14aを空けている。
締結具としては、例えば、ボルト、ビス、リベットなどの種々の締結具を用いることができ、この際、袋12に形成した穴12aや物品載置板14に形成した穴14aにパッキン15を装着して袋12内の気密性を確保して、基台11に締結固定するとよい。この実施形態では、図5に示すように、基台11にボルト穴16を設け、袋12に形成した穴12aと物品載置板14に形成した穴14aにそれぞれパッキン15を装着して、ボルト17で基台11に袋12と物品載置板14を固定している。
このように袋12の底に物品載置板14を設置することにより、袋12の底形状を保つことができ、物品50の設置作業が容易になる。また、物品50を設置する際に袋12の底に傷が入らないので、袋12の気密性をより確実に確保することができる。
次に、図2に示すように、物品50を袋内に入れ、袋12の開口部13を気密に閉塞する。この際、開口部13の閉塞は、図2に示すように、ハンドシーラ51などを用いて熱融着18させるとよい。また、図6に示すように、開口部13を気密に閉塞するファスナー19を取り付けてもよい。ファスナー19は、図7に示すように、袋12の開口部13の内周面に開口縁に沿って対向させて設置した一対の鍵構造21、22を備え、図6に示すスライダー23でファスナー19を設置した箇所をなぞるように操作することにより、鍵構造21、22を嵌め合わすことができる。
袋12の開口部13は気密性を確保することが重要であるから、ファスナー19を二重にしてもよい。また、熱融着18を行う場合にはしわが入るなどの不具合が生じ易いという問題があり、ファスナー19のみでは、ファスナー19が外れてしまう可能性がある。このため、さらに気密性を確実にするため、図8に示すように、袋12の開口部13の内側にファスナー19を取り付け、その外側を熱融着18するとよい。袋12の開口部13の内側をファスナー19で閉じているので、その外側を熱融着18する際に、しわが入り難く、より確実にかつ簡単に熱融着18を行うことができる。また、ファスナー19と熱融着18により、開口部13が二重に閉じられているので、気密性をより確実に確保することができる。
袋12内の空気を吸引する際は、図3に示すように、袋12の開口部13の一部を開けたままにしておき、そこを吸引口20として、真空ポンプ、ブロアモータなどの吸引管52を差込んで吸引を行い、吸引後に吸引口20を熱融着18等で閉塞するとよい。
この真空梱包装置10によれば、上述したように、物品50を載置する基台11の上に、気密性を備え、開口部13を気密に閉塞可能な袋12を設置したので、気密性の確保が容易であり、また、物品50の梱包作業も、袋12内に物品50を載置し、物品50を袋12で覆い、袋12の開口部13を気密に閉塞し、吸引口20より袋12内の空気を吸引して、物品50を袋12内に真空密閉するとよいから、梱包作業も簡易化できる。
なお、パレットを基台11とした場合には、図9に示すように、物品を真空梱包した後、パレットの外枠フレーム53を取り付けてもよい。
以上、本発明の一実施形態に係る真空梱包装置を説明したが、本発明に係る真空梱包装置は上述した実施形態に限定されるものではない。
吸引口20は、上述した実施形態のように、開口部13を閉塞する際に開口部13の一部を開けたまま残し、そこから袋12内に吸引管52を挿入して、袋12内の空気を吸引するようにしてもよいが、これには限定されない。例えば、図10に示すように、袋12の側面に吸引口30を設けても良く、この場合、吸引口20は外側に突出させた筒状に成形してもよい。
また、図11に示すように、袋31、32は内外に2重にしてもよい。この場合、内側の袋31から先に空気を吸引し、内側の袋31の吸引口を閉じた後、外側の袋32内の空気を吸引するとよい。図11に示すように、側面に吸引口31a、32aを設けた場合は、図12に示すように、外側の袋32の筒状の吸引口32aの内側から、内側の袋31の筒状の吸引口31aを取り出し、内側の袋31を吸引し、内側の袋31から空気を吸引した後に吸引口31aを閉塞するとよい。そして、内側の袋31の吸引口31aを外側の袋32の中に押し込み、外側の袋32を吸引するとよい。
また、袋12の底に、物品載置板14を設置したものを例示したが、これに限定されない。また、ファスナーの構造は上述したものに限定されない。
また、袋12に形成した穴12aや物品載置板14に形成した穴14aにパッキン15を装着して袋12内の気密性を確保して、基台11に締結固定したものを例示したが、袋12や物品載置板14は穴を開けずに接着などの方法で基台11に固定してもよい。
10 真空梱包装置
11 基台
12 袋
12a 穴
13 開口部
14 物品載置板
14a 穴
15 パッキン
16 ボルト穴
17 ボルト
18 熱融着
19 ファスナー
20 吸引口
21、22 鍵構造
23 スライダー
30 吸引口
31a 吸引口
31 袋
32a 吸引口
32 袋
50 物品
51 ハンドシーラ
52 吸引管
53 外枠フレーム
11 基台
12 袋
12a 穴
13 開口部
14 物品載置板
14a 穴
15 パッキン
16 ボルト穴
17 ボルト
18 熱融着
19 ファスナー
20 吸引口
21、22 鍵構造
23 スライダー
30 吸引口
31a 吸引口
31 袋
32a 吸引口
32 袋
50 物品
51 ハンドシーラ
52 吸引管
53 外枠フレーム
Claims (4)
- 物品を載置する基台の上に、気密性を備え、吸引口と、気密に閉塞可能な開口部を備えた袋を固定的に設置した真空梱包装置であって、
前記袋内に物品を載置し、物品を袋で覆い、袋の開口部を気密に閉塞し、前記吸引口より袋内の空気を吸引して、物品を袋内に真空密閉することを特徴とする真空梱包装置。 - 前記袋の底部に物品載置板を固定的に設置し、袋内において物品載置板の上に物品を設置することを特徴とする請求項1に記載の真空梱包装置。
- 前記袋又は物品載置板は、穴をあけ、パッキンを取り付けて袋内の気密性を確保して、穴に締結具を取り付けて基台に締結固定していることを特徴とする真空梱包装置。
- 前記開口部に気密に閉塞するファスナーを備えていることを特徴とする請求項1に記載の真空梱包装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005355090A JP2007153436A (ja) | 2005-12-08 | 2005-12-08 | 真空梱包装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005355090A JP2007153436A (ja) | 2005-12-08 | 2005-12-08 | 真空梱包装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007153436A true JP2007153436A (ja) | 2007-06-21 |
Family
ID=38238281
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005355090A Pending JP2007153436A (ja) | 2005-12-08 | 2005-12-08 | 真空梱包装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007153436A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011143955A (ja) * | 2010-01-18 | 2011-07-28 | Mitsubishi Electric Corp | 梱包装置 |
JP2016013843A (ja) * | 2014-07-01 | 2016-01-28 | 三菱電機株式会社 | 梱包材 |
CN109094958A (zh) * | 2018-07-23 | 2018-12-28 | 郑州电力高等专科学校 | 一种便于汽车运输的智能电表周转箱 |
-
2005
- 2005-12-08 JP JP2005355090A patent/JP2007153436A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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