JP2007153260A - Structure for cooling heat exchanger for vehicle - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、車両用熱交換器の冷却構造に関する。 The present invention relates to a cooling structure for a heat exchanger for a vehicle.
近年、車両において、乗車空間の拡大によるエンジンルームの縮小化が進んでいる。これに加えて、自動車機能の多様化に伴ってエンジンルーム内の補機部品の増加が進んでいるので、エンジンルーム内の過密化が急激に進んでいる。このため、車両空調装置の凝縮器などの熱交換器がフロントバンパーの直後に設置されるものがある。 2. Description of the Related Art In recent years, in an automobile, an engine room has been reduced due to an increase in a boarding space. In addition to this, the increase in the number of auxiliary parts in the engine room is progressing along with the diversification of the functions of the automobile, and the engine room is rapidly becoming overcrowded. For this reason, some heat exchangers, such as a condenser of a vehicle air conditioner, are installed immediately after the front bumper.
この場合、フロントバンパーが熱交換器のコア部分を車両前側から覆うことになり、熱交換器のコア部分に外気が流れ難くなっている。このため、熱交換器の冷却性能の低下を招いていた。 In this case, the front bumper covers the core portion of the heat exchanger from the front side of the vehicle, and it is difficult for outside air to flow through the core portion of the heat exchanger. For this reason, the cooling performance of the heat exchanger is reduced.
本発明は、上記点に鑑み、熱交換器の冷却性能の低下を抑制するようにした車両用熱交換器の冷却構造を提供することを目的とする。 An object of this invention is to provide the cooling structure of the heat exchanger for vehicles which suppressed the fall of the cooling performance of the heat exchanger in view of the said point.
上記目的を達成するため、本発明では、車両前方に配置された熱交換器(21、23)を冷却する車両用熱交換器の冷却構造であって、熱交換器の車両前方に配置され、中空部(32)を有するフロントバンパー(30)に、中空部内に外気を導入する外気導入口(35)と、中空部内に導入された外気を熱交換器に向けて吹き出す外気吹出口(33a)と、を設けたことを特徴とする。 In order to achieve the above object, the present invention provides a cooling structure for a vehicle heat exchanger that cools a heat exchanger (21, 23) disposed in front of the vehicle, and is disposed in front of the vehicle in the heat exchanger, An outside air introduction port (35) for introducing outside air into the hollow portion into the front bumper (30) having the hollow portion (32), and an outside air outlet (33a) for blowing the outside air introduced into the hollow portion toward the heat exchanger Are provided.
したがって、外気をフロントバンパーを通して熱交換器に通風することができるので、熱交換器の冷却性能の低下を抑制することができる。なお、車両前方とは車両進行方向のことである。 Therefore, since the outside air can be ventilated to the heat exchanger through the front bumper, it is possible to suppress a decrease in the cooling performance of the heat exchanger. In addition, the vehicle front is a vehicle traveling direction.
なお、特許請求の範囲およびこの欄で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。 In addition, the code | symbol in the bracket | parenthesis of each means described in a claim and this column shows the correspondence with the specific means as described in embodiment mentioned later.
(第1実施形態)
図1に本発明に係る車両用熱交換器の冷却構造の第1実施形態を示す。図1は、車両のエンジンルーム前端部周辺を上側から視た図である。図中の矢印において“前”は車両前側(すなわち、車両進行方向)、“後”は車両後側、“右”は車両幅方向の右側、“左”は車両幅方向の左側を示している。
(First embodiment)
FIG. 1 shows a first embodiment of a cooling structure for a vehicle heat exchanger according to the present invention. FIG. 1 is a view of the vicinity of the front end of an engine room of a vehicle as viewed from above. In the arrows in the figure, “front” indicates the front side of the vehicle (that is, the vehicle traveling direction), “rear” indicates the rear side of the vehicle, “right” indicates the right side in the vehicle width direction, and “left” indicates the left side in the vehicle width direction. .
車両のエンジンルーム10のうち車両前側には、クーリングユニット20が配置されている。クーリングユニット20は、凝縮器21、ラジエータ23、および電動送風機25から構成されている。凝縮器21は、圧縮機などとともに空調装置用冷凍サイクル装置を構成し、冷媒を冷却する熱交換器である。ラジエータ23は、凝縮器21の車両後側に配置されているものであって、走行用エンジンの冷却水を冷却する熱交換器である。電動送風機25は、凝縮器21およびラジエータ23に対して車両後側に配置されて、車両前方から外気を凝縮器21およびラジエータ23に向けて引き込む。
A
クーリングユニット20の凝縮器21の前方には、車両左右方向(すなわち、車両幅方向)に延びるようにフロントバンパー30が配置されており、フロントバンパー30は、中空部32を有する角筒状に形成されている。フロントバンパー30の左右両側端部には、図1に示すように、それぞれ、外気を中空部32に導入する外気導入口としての開口部35が設けられている。ここで、図2において、図1中のA−A断面図に示すように、フロントバンパー30のうち車両後側の側面33には、外気吹出口として4つの開口部33aがそれぞれ設けられている。4つの開口部33aは、それぞれ、車両左右方向に並べられて、中空部32に導入された外気をクーリングユニット20に向けて吹き出す。
A
なお、フロントバンパー30において、剛性を保持するために、4つの開口部33aの総面積をS、側面33の面積をTとすると、S≦0.8×Tとなるように設定してある。
In the
また、フロントバンパー30の車両前方には、フロントバンパー30を車両前方から覆うように形成されるバンパーカバー50が配置されている。バンパーカバー50には、車両前方に向けて開口される2つの外気取入口41がそれぞれ設けられており、各外気取入口41は、それぞれ、フロントバンパー30の開口部35に繋がっている。
Further, a
以上のように構成される本実施形態において、電動送風機25が駆動されると、電動送風機25の回転によって図1中の矢印Yに示す如く、外気がバンパーカバー50の車両前側からクーリングユニット20側に吸い込まれる。すなわち、外気がバンパーカバー50の各外気取入口41内に流入し、この外気がフロントバンパー30の各開口部35から中空部32内に流入する。そして、外気は、中空部32を通して各開口部33aからクーリングユニット20の凝縮器21およびラジエータ23に流れる。
In the present embodiment configured as described above, when the
したがって、フロントバンパー30が凝縮器21の車両前側に配置されていても、凝縮器21およびラジエータ23に外気を流すことができるので、凝縮器21およびラジエータ23の冷却性能の低下を抑制することができる。
Therefore, even if the
なお、本実施形態では、本発明の車両用熱交換器の冷却構造を、フロントバンパー30およびバンパーカバー50を備える車両に適用した例について説明したが、これに限らず、バンパーカバー50を備えていなく、フロントバンパー30および各開口部35が車両前方に露出している車両に適用してもよい。
In the present embodiment, the cooling structure for a vehicle heat exchanger according to the present invention is applied to a vehicle including the
(第2実施形態)
上述の第1実施形態では、バンパーカバーに外気取入口を設けてフロントバンパー内に外気を取り入れた例について説明したが、これに代えて、本実施形態では、アンダーカバーに外気取入口を設けてフロントバンパー内に外気を取り入れるようにする。この場合の構成を図3、図4に示す。図3は車両の前端部を車両幅方向から視た図、図4は図3中矢印G方向からフロントバンパー30およびクーリングユニット20を視た図である。
(Second Embodiment)
In the first embodiment described above, an example has been described in which the outside air intake is provided in the bumper cover and the outside air is taken into the front bumper. Try to take outside air inside. The configuration in this case is shown in FIGS. 3 is a view of the front end portion of the vehicle as viewed from the vehicle width direction, and FIG. 4 is a view of the
本実施形態において、アンダーカバー43は、図3に示すように、クーリングユニット20およびフロントバンパー30の下側に配置されて、エンジンルーム10を下側から覆うように形成されている。アンダーカバー43には、図4に示すように、2つの外気取入口41が車両左右方向に離して配置されている。右側の外気取入口41とフロントバンパー30の右側の開口部35との間には、右側のダクト40が接続され、左側の外気取入口41とフロントバンパー30の左側の開口部35との間には、左側のダクト40が接続されている。
In the present embodiment, as shown in FIG. 3, the under
したがって、電動送風機25の回転に伴って、図4中の矢印Kに示す如く、車両下側から外気がアンダーカバー43の各外気取入口41内に流入し、この外気がダクト40を通してフロントバンパー30の中空部内に流入する。そして、外気は中空部内を通してフロントバンパー30の開口部33aからクーリングユニット20の凝縮器21およびラジエータ23に流れる。このため、上述の第1実施形態と同様に、凝縮器21およびラジエータ23の冷却性能の低下を抑制することができる。
Therefore, as the
(第3実施形態)
上述の第2実施形態では、アンダーカバーに外気取入口を設けてフロントバンパー内に外気を取り入れるようにした例について説明したが、これに代えて、本第3実施形態では、前輪用タイヤハウスに外気取入口を設けてフロントバンパー内に外気を取り入れるようにする。この場合の構成を図5、図6に示す。図5は車両の前端部を車両幅方向から視た図、図6は図5中矢印H方向からフロントバンパー30およびクーリングユニット20を視た図である。
(Third embodiment)
In the second embodiment described above, an example has been described in which the outside air intake is provided in the under cover so that the outside air is taken into the front bumper. Instead, in the third embodiment, the outside air is added to the front wheel tire house. An intake will be provided to allow outside air to enter the front bumper. The configuration in this case is shown in FIGS. 5 is a view of the front end portion of the vehicle as viewed from the vehicle width direction, and FIG. 6 is a view of the
本実施形態において、2つの前輪用タイヤハウス45には、図5(図中には1つの前輪用タイヤハウスのみを示す)に示すように、外気取入口41がそれぞれ設けられている。
In the present embodiment, as shown in FIG. 5 (only one front wheel tire house is shown in the figure), the outside
右側の前輪用タイヤハウス45の外気取入口41は、右側のダクト40を介して、図6に示すフロントバンパー30の右側の開口部35に接続され、左側の前輪用タイヤハウス45の外気取入口41は、左側のダクト40を介して、図6に示すフロントバンパー30の左側の開口部35に接続されている。
The
したがって、本実施形態において、電動送風機25が回転すると、図5および図6中の矢印Qに示す如く、前輪用タイヤハウス45の内側の外気がクーリングユニット20側に吸い込まれる。すなわち、左右両側の前輪用タイヤハウス45の外気取入口41内にそれぞれ外気が流入する。そして、左側の外気取入口41に流入した外気が左側のダクト40を通してフロントバンパー30の中空部内に流入する。また、右側の外気取入口41に流入した外気が右側のダクト40を通してフロントバンパー30の中空部内に流入する。その後、中空部内の外気は、各開口部33aからクーリングユニット20の凝縮器21およびラジエータ23に流れる。このため、上述の第1、第2実施形態と同様に、凝縮器21およびラジエータ23の冷却性能の低下を抑制することができる。
Therefore, in the present embodiment, when the
20…クーリングユニット、21…凝縮器、23…ラジエータ、
25…電動送風機、30…フロントバンパー、32…中空部、
33…側面、33a…開口部、35…開口部、41…外気取入口、
50…バンパーカバー。
20 ... Cooling unit, 21 ... Condenser, 23 ... Radiator,
25 ... Electric blower, 30 ... Front bumper, 32 ... Hollow part,
33 ... Side, 33a ... Opening, 35 ... Opening, 41 ... Outside air intake,
50 ... Bumper cover.
Claims (4)
前記熱交換器の車両前方に配置され、中空部(32)を有するフロントバンパー(30)に、
前記中空部内に外気を導入する外気導入口(35)と、前記中空部内に導入された外気を前記熱交換器に向けて吹き出す外気吹出口(33a)と、を設けたことを特徴とする車両用熱交換器の冷却構造。 A cooling structure for a vehicle heat exchanger for cooling a heat exchanger (21, 23) disposed in front of the vehicle,
A front bumper (30) disposed in front of the heat exchanger and having a hollow portion (32),
A vehicle comprising an outside air inlet (35) for introducing outside air into the hollow portion and an outside air outlet (33a) for blowing the outside air introduced into the hollow portion toward the heat exchanger. Cooling structure for heat exchangers.
前記バンパーカバーは、前記外気を前記外気導入口に導入する外気取入口(41)を備えていることを特徴とする請求項1に記載の車両用熱交換器の冷却構造。 A bumper cover (50) disposed in front of the front bumper and configured to cover the front bumper from the front of the vehicle;
The cooling structure for a vehicle heat exchanger according to claim 1, wherein the bumper cover includes an outside air inlet (41) for introducing the outside air into the outside air inlet.
前記熱交換器の下側に配置されて、前記エンジンルームを下側から覆うように形成されて、かつ前記外気を取り入れる外気取入口(41)を備えるアンダーカバー(43)と、
前記アンダーカバーの前記外気取入口から取り入れられた外気を前記フロントバンパーの前記外気導入口に導入するダクト(40)と、
を備えていることを特徴とする請求項1に記載の車両用熱交換器の冷却構造。 The heat exchanger is disposed in an engine room,
An under cover (43) disposed on the lower side of the heat exchanger, formed to cover the engine room from below, and having an outside air intake (41) for taking in the outside air;
A duct (40) for introducing outside air taken in from the outside air inlet of the undercover into the outside air inlet of the front bumper;
The vehicle heat exchanger cooling structure according to claim 1, further comprising:
前記タイヤハウスの外気取入口から取り入れられた外気を前記フロントバンパーの外気導入口に導入するダクト(40)と、
を備えていることを特徴とする請求項1に記載の車両用熱交換器の冷却構造。 A tire house (45) for storing the front wheels of the vehicle and having an outside air intake (41) for taking in outside air;
A duct (40) for introducing outside air taken in from the outside air intake of the tire house into the outside air inlet of the front bumper;
The vehicle heat exchanger cooling structure according to claim 1, further comprising:
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