JP2007152634A - 圧着葉書用紙及びその製造方法 - Google Patents
圧着葉書用紙及びその製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007152634A JP2007152634A JP2005348214A JP2005348214A JP2007152634A JP 2007152634 A JP2007152634 A JP 2007152634A JP 2005348214 A JP2005348214 A JP 2005348214A JP 2005348214 A JP2005348214 A JP 2005348214A JP 2007152634 A JP2007152634 A JP 2007152634A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- adhesive layer
- coating
- composition
- parts
- curtain
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Credit Cards Or The Like (AREA)
- Paper (AREA)
Abstract
【課題】通常の状態では粘着性、接着性共に示さず、加圧により剥離可能な感圧接着剤、微粒子充填剤及び水溶性高分子を主成分とした接着層用組成物の塗工時に分級作用及び循環再使用のない自由落下垂直カーテン塗工方式で紙支持体に接着層を設けた圧書葉書用紙及びその製造方法において、カーテン割れ現象はまったく発生せず、長時間塗工が可能であり、塗工された接着面の剥離強度は安定性・バランス及び色インキ着肉性、耐刷性に優れた圧着葉書用紙及びその製造方法を提供することである。
【解決手段】微粒子充填剤が一辺の粒子径が2μm以下が85%以上を含有し、且つ一辺の平均粒子径が0.6μm以下の立方形沈降性炭酸カルシウムであり、水溶性高分子がケン化度82モル%以下、重合度1700以上の部分ケン化型ポリビニルアルコールとアルキルセルロース化合物を含有する。
【選択図】 図1
【解決手段】微粒子充填剤が一辺の粒子径が2μm以下が85%以上を含有し、且つ一辺の平均粒子径が0.6μm以下の立方形沈降性炭酸カルシウムであり、水溶性高分子がケン化度82モル%以下、重合度1700以上の部分ケン化型ポリビニルアルコールとアルキルセルロース化合物を含有する。
【選択図】 図1
Description
本発明は接着層の剥離強度の安定性・バランス及び色インキ着肉性、耐刷性に優れた圧着葉書用紙及びその製造方法に関するものである。ここで述べる圧着葉書用紙とは、通常の状態では粘着性、接着性共に示さず、加圧時に接着性を示し、加圧接着(以下、「圧着」という)後に剥離可能な感圧接着剤を主成分とした接着層を紙支持体に設けた葉書用紙である。
近年、通信・郵送等の連絡手段で情報を伝達する量が多くなる一方で、個人情報など、親展性を必要とする連絡手段が要望されている。又、郵便法の改正に伴い、封書よりも郵便料金が安く、封書と同様に通信の機密保持が可能な親展性をもつ葉書用紙が開発され普及し始めている。
この親展性をもつ葉書用紙は、定形事項(内容説明、注意事項、依頼事項等)を色インキ等で印刷した後、トナー定着型のレーザープリンター方式で宛名面(受取の住所、氏名等)及び親展面である接着層面に個人情報(暗証番号、会員番号、請求金額、預金残高等)を記録した用紙を二つ折り(4面タイプという)、又は情報を多く記録できる三つ折り(6面タイプという)状の葉書仕様に親展面を内側にして折り畳み、再剥離が可能となるように圧着して情報を隠蔽した後、郵送して受取人が再剥離可能な部分を剥離して個人情報を読み取る圧着葉書用紙である。
この親展性をもつ葉書用紙は、定形事項(内容説明、注意事項、依頼事項等)を色インキ等で印刷した後、トナー定着型のレーザープリンター方式で宛名面(受取の住所、氏名等)及び親展面である接着層面に個人情報(暗証番号、会員番号、請求金額、預金残高等)を記録した用紙を二つ折り(4面タイプという)、又は情報を多く記録できる三つ折り(6面タイプという)状の葉書仕様に親展面を内側にして折り畳み、再剥離が可能となるように圧着して情報を隠蔽した後、郵送して受取人が再剥離可能な部分を剥離して個人情報を読み取る圧着葉書用紙である。
このような圧着葉書用紙に要求される品質としては、(1)適正な剥離強度が得られる。(2)色インキ着肉性、耐刷性が優れる。(3)葉書加工時のミシン目・スプロケット等の折り適性が優れる。(4)接着層面のブロッキングがない等が挙げられる。
これらの品質を得るには圧着葉書用紙の接着層を形成する感圧接着剤、微粒子充填剤、水溶性高分子等の選択が非常に重要である。
これらの品質を得るには圧着葉書用紙の接着層を形成する感圧接着剤、微粒子充填剤、水溶性高分子等の選択が非常に重要である。
従来より、主として感圧接着剤は天然ゴムにメタクリル酸メチル、スチレン等の不飽和モノマーをグラフト化した天然ゴム誘導体を使用している。即ち、該誘導体が高度の自着力を持ち、互いに接触させて圧力を加えると接着性が発現するがタック性は低いという特徴を持つ。グラフト化によって分子の極性が増大し、親水性物質に対するアンカーリング力が増大する。
これら誘導体単独で紙支持体に設けると色インキ印刷及びプリンター印字適性が不足したり、ブロッキングが発生しやすくなるので通常、非晶質合成シリカ、澱粉粒子で代表される微粒子充填剤を適宜組み合わせて接着層用組成物とし、該組成物の塗工液としての調製容易性、経済性、安全性等から一般的に水性塗工方式であるエアーナイフコーター等で連続して走行する紙支持体に設ける。
しかし、非晶質合成シリカは色インキ着肉性が悪く、澱粉粒子は湿し水を使用するオフセット色インキ印刷時の耐刷性が劣るという欠点がある。
これら誘導体単独で紙支持体に設けると色インキ印刷及びプリンター印字適性が不足したり、ブロッキングが発生しやすくなるので通常、非晶質合成シリカ、澱粉粒子で代表される微粒子充填剤を適宜組み合わせて接着層用組成物とし、該組成物の塗工液としての調製容易性、経済性、安全性等から一般的に水性塗工方式であるエアーナイフコーター等で連続して走行する紙支持体に設ける。
しかし、非晶質合成シリカは色インキ着肉性が悪く、澱粉粒子は湿し水を使用するオフセット色インキ印刷時の耐刷性が劣るという欠点がある。
そこで、色インキ着肉性向上を図るために微粒子充填剤の一部又は全部を焼成カオリン及び米澱粉を使用するという提案(例えば、特許文献1参照)が成されているが、焼成カオリンはミシン目加工時のミシン刃の摩耗が著しく、実用的には問題がある。
而して耐ブロッキング性にも優れる微粒子充填剤として、表面に針状の突起が存在し、平均粒子径が1〜5μmのカルサイト系、或いはアラゴナイト系沈降性炭酸カルシウムを使用するという提案(例えば、特許文献2参照)が成されているが、接着層が酸化・オゾン等により劣化し、剥離強度が低下する。又オフセット色印刷時の耐刷性が劣る。
因みに、オフセット印刷適性向上を図るためにケン化度90モル%以下、重合度1000以下のポリビニルアルコールを使用し、且つ水滴下10秒後の接触角が100゜以下とする提案(例えば、特許文献3参照)が成されているが、実用的には不十分である。
而して耐ブロッキング性にも優れる微粒子充填剤として、表面に針状の突起が存在し、平均粒子径が1〜5μmのカルサイト系、或いはアラゴナイト系沈降性炭酸カルシウムを使用するという提案(例えば、特許文献2参照)が成されているが、接着層が酸化・オゾン等により劣化し、剥離強度が低下する。又オフセット色印刷時の耐刷性が劣る。
因みに、オフセット印刷適性向上を図るためにケン化度90モル%以下、重合度1000以下のポリビニルアルコールを使用し、且つ水滴下10秒後の接触角が100゜以下とする提案(例えば、特許文献3参照)が成されているが、実用的には不十分である。
一方、従来から塗工容易性の点から主としてエアーナイフコーター方式で塗工しているが、エアーナイフコーター方式は過大なエアーによって過剰の塗工液を掻き落とし、所望の塗工液量に計量する。掻き落とされた塗工液は回収され、循環再使用されるが、エアーによって粒子径の大きな微粒子充填剤は選択的に掻き落とされる現象、いわゆる分級作用が生じ、目的の品質が得られない。
更に、塗工方式にはブレードコーター、バーコーター、ロールコーター等が挙げられるが、エアーナイフコーター以上に分級作用が著しく生じたり、ストリーク或いはバー、ロール状パターンが塗工面に発生する。
分級作用及び塗工液の循環再使用は構成する組成物の比率変化と共に粘度変化をもたらし、本格製造である長時間塗工の品質安定は極めて困難である。品質安定の中でも特に剥離強度の安定性は極めて重要であり、具体的にはオペレーターは、最初に圧着葉書用紙が適正な剥離強度が得られるようにドライシーラー圧を設定後、圧着して数十万〜数百万枚の圧着葉書用紙を作製する。
しかし、剥離強度の安定性が欠けると、次のようなトラブルが起こり、大きな問題となる。即ち、剥離強度が強すぎると受取人は剥離できず、親展内容を見ることができない。反対に弱すぎると郵送中に自然剥離が起こり、親展内容が漏洩される。
分級作用及び塗工液の循環再使用は構成する組成物の比率変化と共に粘度変化をもたらし、本格製造である長時間塗工の品質安定は極めて困難である。品質安定の中でも特に剥離強度の安定性は極めて重要であり、具体的にはオペレーターは、最初に圧着葉書用紙が適正な剥離強度が得られるようにドライシーラー圧を設定後、圧着して数十万〜数百万枚の圧着葉書用紙を作製する。
しかし、剥離強度の安定性が欠けると、次のようなトラブルが起こり、大きな問題となる。即ち、剥離強度が強すぎると受取人は剥離できず、親展内容を見ることができない。反対に弱すぎると郵送中に自然剥離が起こり、親展内容が漏洩される。
因って、分級作用及び塗工液の循環再使用のない塗工方式である塗工液の自由落下垂直カーテン膜を形成し、該カーテン膜を横切るように連続して走行する紙の如き支持体に塗工する提案が成されているが、エアーナイフコーター等に使用する塗工液では該カーテン膜の形成は難しい。又、形成が可能であっても長時間塗工を行うと該カーテン膜に孔が空き、一瞬、カーテン膜が割れる現象(以下、「カーテン割れ現象」という)が起こり、そのために均一な塗工面が得られず、安定製造という点では問題がある。
而して、カーテン割れ現象を防止するために多くに提案が成されている。
例えば、剥離可能な感圧接着剤と微粒子充填剤に界面活性剤(アニオン系、ノニオン系)を含有して、静的表面張力を40mN/m以下とするという提案(例えば、特許文献4,5参照)。塗工液を脱泡処理又は消泡処理して真比重を90%以上に調製するという提案(例えば、特許文献6参照)が成されているが、本発明者が追実験で確認した結果、塗工液の真比重、或いは提案の界面活性剤による静的表面張力の低下は効果的ではあるが、泡が立ちやすく、高シェアー時の適正な粘度を得るには不十分である。
水系塗工液が循環ポンプ等の機械的安定性及び塗工面質向上を図るためにケン化度89モル%以下、重合度1000以上のポリビニルアルコールを含有するという提案(例えば、特許文献7参照)が成されているが、本発明者が目的とするカーテン割れ現象防止効果は不十分である。
特開平7−310058号公報
特開平7−179829号公報
特開2004−83790号公報
特開2002−265900号公報
特開2002−363893号公報
特開2004−121934号公報
特開2002−20711号公報
例えば、剥離可能な感圧接着剤と微粒子充填剤に界面活性剤(アニオン系、ノニオン系)を含有して、静的表面張力を40mN/m以下とするという提案(例えば、特許文献4,5参照)。塗工液を脱泡処理又は消泡処理して真比重を90%以上に調製するという提案(例えば、特許文献6参照)が成されているが、本発明者が追実験で確認した結果、塗工液の真比重、或いは提案の界面活性剤による静的表面張力の低下は効果的ではあるが、泡が立ちやすく、高シェアー時の適正な粘度を得るには不十分である。
水系塗工液が循環ポンプ等の機械的安定性及び塗工面質向上を図るためにケン化度89モル%以下、重合度1000以上のポリビニルアルコールを含有するという提案(例えば、特許文献7参照)が成されているが、本発明者が目的とするカーテン割れ現象防止効果は不十分である。
従って、本発明の目的は通常の状態では粘着性、接着性共に示さず、加圧により剥離可能な感圧接着剤、微粒子充填剤及び水溶性高分子を主成分とした接着層用組成物の塗工時に分級作用及び循環再使用のない自由落下垂直カーテン塗工方式で紙支持体に接着層を設けた圧書葉書用紙及びその製造方法において、カーテン割れ現象はまったく発生せず、長時間塗工が可能であり、塗工された接着面の剥離強度は安定性・バランス及び色インキ着肉性、耐刷性に優れた圧着葉書用紙及びその製造方法を提供することである。
本発明者は広範な研究と実験を鋭意進めた結果、通常の状態では粘着性、接着性共に示さず、加圧により剥離可能な感圧接着剤、微粒子充填剤及び水溶性高分子を主成分とする接着層を設けた圧着葉書用紙において、一辺の粒子径が2μm以下に85%以上含まれる粒度分布を有し、且つ一辺の平均粒子径が0.6μm以下の立方形沈降性炭酸カルシウムを微粒子充填剤として含有し、ケン化度82モル%以下、重合度1700以上の部分ケン化型ポリビニルアルコール及びアルキルセルロース化合物を水溶性高分子として含有することにより目的は達成され、且つ該立方形沈降性炭酸カルシウムを微粒子充填剤の10〜100質量%含有することにより顕著な効果が得られるという知見をもって本発明に至った。
本発明にかかる通常の状態では粘着性、接着性共に示さず、加圧により剥離可能な感圧接着剤、微粒子充填剤及び水溶性高分子を主成分とした接着層を設けた圧着葉書用紙の製造方法において、一辺の粒子径が2μm以下に85%以上含まれる粒度分布を有し、且つ一辺の平均粒子径が0.6μm以下の立方形沈降性炭酸カルシウムを微粒子充填剤として含有し、ケン化度82モル%以下、重合度1700以上の部分ケン化型ポリビニルアルコール及びアルキルセルロース化合物を水溶性高分子として含有する接着層用組成物は、自由落下垂直カーテンを形成し、該自由落下垂直カーテンを横切るように連続して走行する紙支持体にカーテン塗工して接着層を設ける圧着葉書用紙の製造方法において優位に圧着葉書用紙を製造することができる。
本発明の自由落下垂直カーテン塗工する接着層用組成物が微粒子充填剤の10〜100質量%を一辺の平均粒子径が1μm以下の立方形沈降性炭酸カルシウムであり、水溶性高分子がケン化度82モル%以下、重合度1700以上の部分ケン化型ポリビニルアルコールとアルキルセルロース化合物を含有することにより、長時間塗工してもカーテン割れ現象はまったく発生せず、塗工された接着面の剥離強度は安定性、バランス及び色インキ着肉性、耐刷性に優れる。
本発明に使用する感圧接着剤としては、例えば天然ゴム、変性天然ゴム、スチレン・ブタジエンゴム、アクリロニトリル・ブタジエンゴム、エチレン・酢酸ビニル共重合体樹脂、アクリル酸エステル樹脂、塩化ビニル樹脂、塩化ビニリデン樹脂、熱可塑性エラストマー等がエマルジョンの形態で1種又は2種以上混合して使用するが、特に好ましくは不飽和モノマーをグラフト重合した天然ゴムエマルジョンである。
本発明に使用する不飽和モノマーとしては、具体的にアクリロニトリル、スチレン、メタクリル酸メチル、塩化ビニリデン、無水マレイン酸、アクリルアミド、ビニルピロリドン、ジメチルアクリルアミド、メタクリル酸グリシジル等が挙げられるが、好ましくはホモポリマー生成等の副反応が起こり難く、グラフト化反応が確実に起こるメタクリル酸メチル、スチレン、アクリロニトリルであり、特に好ましくはメタクリル酸メチルである。グラフト重合する不飽和モノマーは天然ゴム誘導体100質量部に対して10〜40質量部である。10質量部未満では水性塗工時においてポンプ送液系で天然ゴムの凝集物が発生してポンプ詰まりや凝集物が塗工面(接着層)に転移する等、いわゆる機械的安定性に欠ける。40質量部を越えると剥離強度が大きく低下する。
本発明に使用する不飽和モノマーとしては、具体的にアクリロニトリル、スチレン、メタクリル酸メチル、塩化ビニリデン、無水マレイン酸、アクリルアミド、ビニルピロリドン、ジメチルアクリルアミド、メタクリル酸グリシジル等が挙げられるが、好ましくはホモポリマー生成等の副反応が起こり難く、グラフト化反応が確実に起こるメタクリル酸メチル、スチレン、アクリロニトリルであり、特に好ましくはメタクリル酸メチルである。グラフト重合する不飽和モノマーは天然ゴム誘導体100質量部に対して10〜40質量部である。10質量部未満では水性塗工時においてポンプ送液系で天然ゴムの凝集物が発生してポンプ詰まりや凝集物が塗工面(接着層)に転移する等、いわゆる機械的安定性に欠ける。40質量部を越えると剥離強度が大きく低下する。
本発明に使用する立方形沈降性炭酸カルシウムは、炭酸ガス中に水酸化カルシウムの懸濁液滴を噴霧反応させる連続方式で製造したBET比表面積5.5〜15.0m2/g、煮アマニ油吸油量40〜50ml/100g、一辺の粒子径が2μm以下に85%以上含まれる粒度分布を有し、且つ一辺の平均粒子径が0.6μm以下の立方形沈降性炭酸カルシウムであり、好ましくは一辺の平均粒子径は0.1〜0.6μmであり、好適には0.15〜0.5μmである。
立方形沈降性炭酸カルシウムの平均粒径が0.6μmを越えるとインク着肉性が劣り、0.1μm未満では耐刷性が低下する傾向にある。
本発明に使用する立方形沈降性炭酸カルシウムは、接着層が含有する微粒子充填剤の10〜100質量%が好ましく、特に好ましくは40〜70質量%である。10質量%未満では色インキ着肉性に効果が少ない。
立方形沈降性炭酸カルシウムの平均粒径が0.6μmを越えるとインク着肉性が劣り、0.1μm未満では耐刷性が低下する傾向にある。
本発明に使用する立方形沈降性炭酸カルシウムは、接着層が含有する微粒子充填剤の10〜100質量%が好ましく、特に好ましくは40〜70質量%である。10質量%未満では色インキ着肉性に効果が少ない。
本発明の立方形沈降性炭酸カルシウムと混合される微粒子充填剤としては、例えば甘藷澱粉、馬鈴薯澱粉、小麦澱粉、タピオカ、コーンスターチ、酸性白土、活性白土、非晶質合成シリカ、コロイダルシリカ、コロイダルアルミナ、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、二酸化チタン、水酸化アルミニウム、尿素ホルマリン樹脂、ナイロン樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリスチレン樹脂等が挙げられ、1種又は2種以上を混合して使用するが、特に好ましくは非晶質合成シリカである。
本発明に使用するケン化度が82モル%以下、重合度1700以上の部分ケン化型ポリビニルアルコールはカーテン割れ現象防止に効果的であることが判った。
特に好ましいケン化度は78.5〜81.5モル%、且つ重合度は1700〜2400の範囲である部分ケン化型ポリビニルアルコールが最も効果が優れる。
本発明に使用する該部分ケン化型ポリビニルアルコールは感圧接着剤100質量部に対して3〜15質量部が好ましく、より好ましくは5〜10質量部である。
特に好ましいケン化度は78.5〜81.5モル%、且つ重合度は1700〜2400の範囲である部分ケン化型ポリビニルアルコールが最も効果が優れる。
本発明に使用する該部分ケン化型ポリビニルアルコールは感圧接着剤100質量部に対して3〜15質量部が好ましく、より好ましくは5〜10質量部である。
本発明に使用するアルキルセルロース化合物は、セルロース分子中の水酸基の一部をアルキルエーテル化した化合物である。アルキルエーテル化の具体例としては、メチルエーテル、エチルエーテル、プロピルエーテル、ブチルエーテル、ヒドロキシエチルエーテル、ヒドロキシプロピルエーテル等が挙げられる。セルロース分子中の水酸基のエーテル化は、単一又は複数の種類で導入されても良い。セルロース分子中の水酸基のエーテル化度、即ち、グルコース環単位あたり、エーテル化された水酸基の平均個数はセルロース化合物の水溶性を左右する。本発明に使用するアルキルセルロース化合物は水溶性であるものが好ましく、エーテル化度を調節して水溶性を調節することができる。
本発明に使用するセルロース化合物は、セルロース分子中の水酸基の一部がアルキルエーテル化されると共に、更に他種のエーテル化が導入されていても良い。水酸基のアルキルエーテル化度は、メチルエーテル、エチルエーテル、プロピルエーテル、ブチルエーテル等のアルキルセルロースの水溶性を左右する。本発明に使用するアルキルセルロースのアルキルエーテル化度は1.2以上、2.2以下が好ましく、特に好ましくは1.4以上、2.0以下である。
又、本発明に使用するアルキルセルロース化合物において、セルロース分子中の水酸基の一部がアルキルエーテル化以外のエーテル化度は0.3以下が好ましい。
本発明に使用するセルロース化合物は感圧接着剤100質量部に対して3〜20質量部であり、好ましくは5〜15質量部であり、特に好ましくは7〜10質量部である。3質量部未満ではカーテン割れ現象が見られ、20質量部を越えると塗工された接着層面の圧着後の耐水性が低下する傾向にある。
又、本発明に使用するアルキルセルロース化合物において、セルロース分子中の水酸基の一部がアルキルエーテル化以外のエーテル化度は0.3以下が好ましい。
本発明に使用するセルロース化合物は感圧接着剤100質量部に対して3〜20質量部であり、好ましくは5〜15質量部であり、特に好ましくは7〜10質量部である。3質量部未満ではカーテン割れ現象が見られ、20質量部を越えると塗工された接着層面の圧着後の耐水性が低下する傾向にある。
本発明に使用する水溶性高分子と混合する微粒子充填剤の結着剤としては、結着能及び皮膜形成能を有する公知の水溶性高分子、疎水性高分子エマルジョンが挙げられる。
水溶性高分子の例としては、デキストリン、グルカン、サクシノグルカン、キサンタンガム、ザンタンガム、プルラン、カードラン、ゼラチン、カゼイン、膠、コラーゲン、アルギン酸プロピレングリコールエステル、ビスコース、カルボキシメチルグアーガム、ヒドロキシプロピルグアーガム、ヒドロキシエチルグアーガム、白色デキストリン、黄色デキストリン、ブリディシュガム、酵素デキストリン、シャーディンガーデキストリン等が挙げられる。
疎水性高分子エマルジョンの例としては、ポリ酢酸ビニル、エチレン・酢酸ビニル共重合体、ポリウレタン、スチレン・ブタジエン共重合体、アクリロニトリル・ブタジエン共重合体、アクリル酸メチル・ブタジエン共重合体等のエマルジョンが挙げられる。
水溶性高分子の例としては、デキストリン、グルカン、サクシノグルカン、キサンタンガム、ザンタンガム、プルラン、カードラン、ゼラチン、カゼイン、膠、コラーゲン、アルギン酸プロピレングリコールエステル、ビスコース、カルボキシメチルグアーガム、ヒドロキシプロピルグアーガム、ヒドロキシエチルグアーガム、白色デキストリン、黄色デキストリン、ブリディシュガム、酵素デキストリン、シャーディンガーデキストリン等が挙げられる。
疎水性高分子エマルジョンの例としては、ポリ酢酸ビニル、エチレン・酢酸ビニル共重合体、ポリウレタン、スチレン・ブタジエン共重合体、アクリロニトリル・ブタジエン共重合体、アクリル酸メチル・ブタジエン共重合体等のエマルジョンが挙げられる。
本発明に係る接着層用塗工液は所望により、帯電防止剤、蛍光増白剤、防腐剤、消泡剤、着色染料等の助剤を適宜混合して目的の機能が達成できる。
本発明に係る接着層用組成物の質量固形分濃度は特に限定されないが、自由落下垂直カーテン形成上、ある一定以上の粘性が必要であり、B型粘度で好ましくは50mPa・s以上、特に好ましくは150〜400mPa・sである。
又、紙支持体の片面へ接着層用組成物の塗工量が3〜8g/m2(乾燥質量固形分)となるように塗工・乾燥して接着層を設けて二つ折り圧着葉書用紙を得る。更にもう一方の面に接着層用組成物の塗工量が3〜8g/m2(乾燥質量固形分)となるように塗工・乾燥して接着層を設けて三つ折り圧着葉書用紙を得る。
本発明に係る接着層用組成物の質量固形分濃度は特に限定されないが、自由落下垂直カーテン形成上、ある一定以上の粘性が必要であり、B型粘度で好ましくは50mPa・s以上、特に好ましくは150〜400mPa・sである。
又、紙支持体の片面へ接着層用組成物の塗工量が3〜8g/m2(乾燥質量固形分)となるように塗工・乾燥して接着層を設けて二つ折り圧着葉書用紙を得る。更にもう一方の面に接着層用組成物の塗工量が3〜8g/m2(乾燥質量固形分)となるように塗工・乾燥して接着層を設けて三つ折り圧着葉書用紙を得る。
本発明の圧着葉書用紙は、本発明に係る接着層用塗工液を紙支持体の片面又は両面に設ける。本発明に使用する紙支持体は木材パルプと内填用白色顔料を主成分として構成される。木材パルプとしてはLBKP、NBKP等の化学パルプ;GP、PGW、RMP、TMP、CTMP、CGP等の機械パルプ;DIP等の故紙再生パルプ等であり、これらのパルプは抄紙適性、塗工適性、更には印刷適性等を維持するために叩解機で叩解度(フリーネス)を調整する。叩解度はパルプの種類により異なるが、一般的に150〜500ml〔カナディアンスタンダードフリーネス(以下、CSFという):JIS P−8121〕である。
内填用白色顔料は不透明性、印刷適性を維持するために、例えばタルク、焼成カオリン、炭酸カルシウム、二酸化チタン等が挙げられ、混合比率はパルプ100質量部に対して5〜30質量部であり、好ましくは10〜20質量部である。
更に従来から公知のサイズ剤、歩留まり向上剤、カチオン化剤、紙力増強剤等の各種添加剤を混合して長網抄紙機、円網抄紙機、ツインワイヤー抄紙機等で酸性、中性、アルカリ性の紙支持体を得る。
内填用白色顔料は不透明性、印刷適性を維持するために、例えばタルク、焼成カオリン、炭酸カルシウム、二酸化チタン等が挙げられ、混合比率はパルプ100質量部に対して5〜30質量部であり、好ましくは10〜20質量部である。
更に従来から公知のサイズ剤、歩留まり向上剤、カチオン化剤、紙力増強剤等の各種添加剤を混合して長網抄紙機、円網抄紙機、ツインワイヤー抄紙機等で酸性、中性、アルカリ性の紙支持体を得る。
本発明に使用するカーテン塗工装置としては、エクストルージョンホッパー型カーテン塗工装置、スライドホッパー型カーテン塗工装置等が挙げられ、特に限定されないが、本発明ではエクストルージョンホッパー型カーテン塗工装置を使用する。本発明の接着層用組成物はカーテン割れ現象の起こらない安定な自由落下垂直カーテンを形成し、連続して走行する紙支持体に塗工して均一な塗工面を得る。
以下、添付図面に基づき、本発明の実施態様について詳細に説明する。
第1図は本発明の一実施態様を示す圧着葉書用紙の接着層を設けるエクストルージョンホッパー型カーテン塗工装置の概略図である。
第2図はその要部説明図である。
第1図は本発明の一実施態様を示す圧着葉書用紙の接着層を設けるエクストルージョンホッパー型カーテン塗工装置の概略図である。
第2図はその要部説明図である。
調製された接着層用組成物1は塗工液タンク2から定量ポンプ3によって給液ヘッド4へ送られる。送液量は最終製品の塗工量と比例関係にあるから、この給液ヘッド4への送液量は精度よくコントロールされなくてはならない。送液ポンプ3としては可変型無脈流定流量ポンプを使用する。
給液ヘッド4は内部にマニホールド5を有し、下方に高精度のスリット6を有している。供給された該組成物1はマニホールド5内に満たされつつ、該組成物1供給の際の動圧はなくされる。動的平衡状態に達すると、マニホールド5内へ流入する該組成物1の流量とスリット6から流出する流量は完全に一致してマニホールド5内の液面高さは一定に保たれるため、重力によってスリット6より流出する該組成物は巾方向に均一に流出し、自由落下垂直カーテン7を形成する。
給液ヘッド4は内部にマニホールド5を有し、下方に高精度のスリット6を有している。供給された該組成物1はマニホールド5内に満たされつつ、該組成物1供給の際の動圧はなくされる。動的平衡状態に達すると、マニホールド5内へ流入する該組成物1の流量とスリット6から流出する流量は完全に一致してマニホールド5内の液面高さは一定に保たれるため、重力によってスリット6より流出する該組成物は巾方向に均一に流出し、自由落下垂直カーテン7を形成する。
この際、該カーテン7の液膜としての安定性を高めるため、該カーテン7の両端をあたかも支持するようにガイド棒8a、8bが設けられる。スリット6の巾は0.1〜1.0mm、好ましくは0.2〜0.6mm、特に好ましくは0.2〜0.4mmである。
該組成物1の自由落下垂直カーテン7は連続走行している紙支持体9と衝突し、紙支持体9に塗工される。ここにガイド棒8a、8bは紙支持体9の巾を越えて流下する該組成物1は受液槽10に回収され、塗工液タンク2に送られる。このように紙支持体9の巾を越えて該カーテン7を形成するのは、該カーテン7の両端部において通常、発生する塗膜の厚塗りを防止するためである。
又自由落下垂直カーテン7と紙支持体9との衝突部(以下、「塗工部」という)の上流側には遮風板11が設けられ、紙支持体9に同伴される空気流を遮断して自由落下垂直カーテン7が乱されることなく確実に紙支持体に到達するように配慮する。
該組成物1の自由落下垂直カーテン7は連続走行している紙支持体9と衝突し、紙支持体9に塗工される。ここにガイド棒8a、8bは紙支持体9の巾を越えて流下する該組成物1は受液槽10に回収され、塗工液タンク2に送られる。このように紙支持体9の巾を越えて該カーテン7を形成するのは、該カーテン7の両端部において通常、発生する塗膜の厚塗りを防止するためである。
又自由落下垂直カーテン7と紙支持体9との衝突部(以下、「塗工部」という)の上流側には遮風板11が設けられ、紙支持体9に同伴される空気流を遮断して自由落下垂直カーテン7が乱されることなく確実に紙支持体に到達するように配慮する。
更には紙支持体9の搬送方向も塗工部の直前でローラー12により方向転換せしめ、同伴空気流の塗工部に対する影響を最小限に止めるべく構成されている。
本発明において紙支持体の走行速度は200〜1000m/分、自由落下垂直カーテンの液流量は1分間に6〜18リットル/mである。
本発明において紙支持体の走行速度は200〜1000m/分、自由落下垂直カーテンの液流量は1分間に6〜18リットル/mである。
以下、最も代表的な実施例により、本発明の好適態様とその優れた効果を具体的に説明する。尚、以下において部はすべて質量部であり、%はすべて質量%である。
実施例1
〔接着層用組成物の作製〕
40%ポリアクリル酸ナトリウム水溶液0.125部(質量固形分0.05部)を混合した調液水468部を撹拌下、一辺の平均粒子径0.3μmの立方形沈降性炭酸カルシウム粉末(白石工業製:Brlliant−30、一辺の粒子径が2μm以下に86%以上含まれる粒度分布を有する)10部、非晶質合成シリカ粉末(水澤化学工業製:ミズカシルP78D)90部を徐々に添加・分散した。次いで、メタクリル酸メチルを25%グラフト重合した50%濃度の変性天然ゴムエマルジョン300部(質量固形分150部)、6%濃度の部分ケン化型ポリビニルアルコール(クラレ製:PVA424H、ケン化度80.5モル%、重合度2400)水溶液50部(質量固形分3部)、48%スチレンブタジエン共重合体エマルジョン(旭化成製:L7063)104.2部(質量固形分50部)、1%ヒドロキシプロピルメチルセルロース(信越化学工業製:メトローズ65SH15000、B型粘度5200mPa・s)水溶液700部(質量固形分7部)を徐々に添加して18%固形分濃度の圧着葉書用紙の接着層用組成物を得た。
該組成物のB型粘度174mPa・s、1000rpm粘度は38mPa・sであった。
〔接着層用組成物の作製〕
40%ポリアクリル酸ナトリウム水溶液0.125部(質量固形分0.05部)を混合した調液水468部を撹拌下、一辺の平均粒子径0.3μmの立方形沈降性炭酸カルシウム粉末(白石工業製:Brlliant−30、一辺の粒子径が2μm以下に86%以上含まれる粒度分布を有する)10部、非晶質合成シリカ粉末(水澤化学工業製:ミズカシルP78D)90部を徐々に添加・分散した。次いで、メタクリル酸メチルを25%グラフト重合した50%濃度の変性天然ゴムエマルジョン300部(質量固形分150部)、6%濃度の部分ケン化型ポリビニルアルコール(クラレ製:PVA424H、ケン化度80.5モル%、重合度2400)水溶液50部(質量固形分3部)、48%スチレンブタジエン共重合体エマルジョン(旭化成製:L7063)104.2部(質量固形分50部)、1%ヒドロキシプロピルメチルセルロース(信越化学工業製:メトローズ65SH15000、B型粘度5200mPa・s)水溶液700部(質量固形分7部)を徐々に添加して18%固形分濃度の圧着葉書用紙の接着層用組成物を得た。
該組成物のB型粘度174mPa・s、1000rpm粘度は38mPa・sであった。
実施例2
〔接着層用組成物の作製〕
40%ポリアクリル酸ナトリウム水溶液0.875部(質量固形分0.35部)を混合した調液水300部を撹拌下、一辺の平均粒子径0.3μmの立方形沈降性炭酸カルシウム粉末(Brlliant−30)70部、非晶質合成シリカ粉末(ミズカシルP78D)30部を徐々に添加・分散した。次いで、メタクリル酸メチルを25%グラフト重合した50%濃度の変性天然ゴムエマルジョン300部(質量固形分150部)、6%濃度の部分ケン化型ポリビニルアルコール(日本合成化学工業製:KH−17、ケン化度80.5モル%、重合度1700)水溶液250部(質量固形分15部)、48%スチレンブタジエン共重合体エマルジョン(L7063)83.3部(質量固形分40部)、1%ヒドロキシプロピルメチルセルロース(信越化学工業製:メトローズ90SH100000、B型粘度5600mPa・s)水溶液700部(質量固形分7部)を徐々に添加して18%固形分濃度の圧着葉書用紙の接着層用組成物を得た。
該組成物のB型粘度210mPa・s、1000rpm粘度は49mPa・sであった。
〔接着層用組成物の作製〕
40%ポリアクリル酸ナトリウム水溶液0.875部(質量固形分0.35部)を混合した調液水300部を撹拌下、一辺の平均粒子径0.3μmの立方形沈降性炭酸カルシウム粉末(Brlliant−30)70部、非晶質合成シリカ粉末(ミズカシルP78D)30部を徐々に添加・分散した。次いで、メタクリル酸メチルを25%グラフト重合した50%濃度の変性天然ゴムエマルジョン300部(質量固形分150部)、6%濃度の部分ケン化型ポリビニルアルコール(日本合成化学工業製:KH−17、ケン化度80.5モル%、重合度1700)水溶液250部(質量固形分15部)、48%スチレンブタジエン共重合体エマルジョン(L7063)83.3部(質量固形分40部)、1%ヒドロキシプロピルメチルセルロース(信越化学工業製:メトローズ90SH100000、B型粘度5600mPa・s)水溶液700部(質量固形分7部)を徐々に添加して18%固形分濃度の圧着葉書用紙の接着層用組成物を得た。
該組成物のB型粘度210mPa・s、1000rpm粘度は49mPa・sであった。
実施例3
〔接着層用組成物の作製〕
40%ポリアクリル酸ナトリウム水溶液1.25部(質量固形分0.5部)を混合した調液水572部を撹拌下、一辺の平均粒子径0.15μmの立方形沈降性炭酸カルシウム粉末(白石工業製:Brlliant−15、一辺の平均粒子径2μm以下が94%以上)70部、非晶質合成シリカ粉末(ミズカシルP78D)30部を徐々に添加・分散した。次いで、メタクリル酸メチルを25%グラフト重合した50%濃度の変性天然ゴムエマルジョン300部(質量固形分150部)、6%濃度の部分ケン化型ポリビニルアルコール(日本合成化学工業製:KH−20、ケン化度81.5モル%、重合度2000)水溶液166.7部(質量固形分10部)、48%スチレンブタジエン共重合体エマルジョン83.3部(質量固形分40部)、2%メチルセルロース(信越化学工業製:メトローズSM8000、B型粘度7200mPa・s)水溶液500部(質量固形分10部)を徐々に添加して18%固形分濃度の圧着葉書用紙の接着層用組成物を得た。
該組成物のB型粘度220mPa・s、1000rpm粘度は51mPa・sであった。
〔接着層用組成物の作製〕
40%ポリアクリル酸ナトリウム水溶液1.25部(質量固形分0.5部)を混合した調液水572部を撹拌下、一辺の平均粒子径0.15μmの立方形沈降性炭酸カルシウム粉末(白石工業製:Brlliant−15、一辺の平均粒子径2μm以下が94%以上)70部、非晶質合成シリカ粉末(ミズカシルP78D)30部を徐々に添加・分散した。次いで、メタクリル酸メチルを25%グラフト重合した50%濃度の変性天然ゴムエマルジョン300部(質量固形分150部)、6%濃度の部分ケン化型ポリビニルアルコール(日本合成化学工業製:KH−20、ケン化度81.5モル%、重合度2000)水溶液166.7部(質量固形分10部)、48%スチレンブタジエン共重合体エマルジョン83.3部(質量固形分40部)、2%メチルセルロース(信越化学工業製:メトローズSM8000、B型粘度7200mPa・s)水溶液500部(質量固形分10部)を徐々に添加して18%固形分濃度の圧着葉書用紙の接着層用組成物を得た。
該組成物のB型粘度220mPa・s、1000rpm粘度は51mPa・sであった。
実施例4
〔接着層用組成物の作製〕
40%ポリアクリル酸ナトリウム水溶液0.875部(質量固形分0.35部)を混合した調液水239部を撹拌下、一辺の平均粒子径0.15μmの立方形沈降性炭酸カルシウム粉末(Brlliant−15)70部、非晶質合成シリカ粉末(ミズカシルP78D)30部を徐々に添加・分散した。次いで、メタクリル酸メチルを25%グラフト重合した50%濃度の変性天然ゴムエマルジョン300部(質量固形分150部)、6%濃度の部分ケン化型ポリビニルアルコール(KH−20)水溶液200部(質量固形分12部)、48%スチレンブタジエン共重合体エマルジョン83.3部(質量固形分40部)、1%ヒドロキシエチルメチルセルロース(信越化学工業製:メトローズSNB60T、B型粘度4000mPa・s)水溶液800部(質量固形分8部)を徐々に添加して18%固形分濃度の圧着葉書用紙の接着層用組成物を得た。
該組成物のB型粘度187mPa・s、1000rpm粘度は42mPa・sであった。
〔接着層用組成物の作製〕
40%ポリアクリル酸ナトリウム水溶液0.875部(質量固形分0.35部)を混合した調液水239部を撹拌下、一辺の平均粒子径0.15μmの立方形沈降性炭酸カルシウム粉末(Brlliant−15)70部、非晶質合成シリカ粉末(ミズカシルP78D)30部を徐々に添加・分散した。次いで、メタクリル酸メチルを25%グラフト重合した50%濃度の変性天然ゴムエマルジョン300部(質量固形分150部)、6%濃度の部分ケン化型ポリビニルアルコール(KH−20)水溶液200部(質量固形分12部)、48%スチレンブタジエン共重合体エマルジョン83.3部(質量固形分40部)、1%ヒドロキシエチルメチルセルロース(信越化学工業製:メトローズSNB60T、B型粘度4000mPa・s)水溶液800部(質量固形分8部)を徐々に添加して18%固形分濃度の圧着葉書用紙の接着層用組成物を得た。
該組成物のB型粘度187mPa・s、1000rpm粘度は42mPa・sであった。
実施例5
〔接着層用組成物の作製〕
実施例4の1%ヒドロキシエチルメチルセルロース(メトローズSNB60T)水溶液を1%カルボキシメチルセルロース(第一工業製薬製:セロゲンWS−C、B型粘度4800mPa・s)水溶液に同量置き換えた以外は同様の方法で接着層用組成物を得た。
該組成物のB型粘度187mPa・s、1000rpm粘度は42mPa・sであった。
〔接着層用組成物の作製〕
実施例4の1%ヒドロキシエチルメチルセルロース(メトローズSNB60T)水溶液を1%カルボキシメチルセルロース(第一工業製薬製:セロゲンWS−C、B型粘度4800mPa・s)水溶液に同量置き換えた以外は同様の方法で接着層用組成物を得た。
該組成物のB型粘度187mPa・s、1000rpm粘度は42mPa・sであった。
比較例1
〔接着層用組成物の作製〕
実施例4の一辺の平均粒子径0.15μmの立方形沈降性炭酸カルシウム粉末(Brlliant−15)を非晶質合成シリカ粉末(ミズカシルP78D)に同量置き換えた以外は同様の方法で接着層用組成物を得た。
該組成物のB型粘度180mPa・s、1000rpm粘度は40mPa・sであった。
〔接着層用組成物の作製〕
実施例4の一辺の平均粒子径0.15μmの立方形沈降性炭酸カルシウム粉末(Brlliant−15)を非晶質合成シリカ粉末(ミズカシルP78D)に同量置き換えた以外は同様の方法で接着層用組成物を得た。
該組成物のB型粘度180mPa・s、1000rpm粘度は40mPa・sであった。
比較例2
〔接着層用組成物の作製〕
実施例4の一辺の平均粒子径0.15μmの立方形沈降性炭酸カルシウム粉末(Brlliant−15)を湿式粉砕した平均粒子径0.7μmの不定形炭酸カルシウム粉末(白石工業製:ソフトン3200、平均粒子径2μm以下が90%以上)に同量置き換えた以外は同様の方法で接着層用組成物を得た。
該組成物のB型粘度200mPa・s、1000rpm粘度は40mPa・sであった。
〔接着層用組成物の作製〕
実施例4の一辺の平均粒子径0.15μmの立方形沈降性炭酸カルシウム粉末(Brlliant−15)を湿式粉砕した平均粒子径0.7μmの不定形炭酸カルシウム粉末(白石工業製:ソフトン3200、平均粒子径2μm以下が90%以上)に同量置き換えた以外は同様の方法で接着層用組成物を得た。
該組成物のB型粘度200mPa・s、1000rpm粘度は40mPa・sであった。
比較例3
〔接着層用組成物の作製〕
実施例4の一辺の平均粒子径0.15μmの立方形沈降性炭酸カルシウム粉末(Brlliant−15)を平均粒子径3.5μmの米粒ダンゴ状沈降性炭酸カルシウム粉末(白石工業製:白艶華PZ、平均粒子径2μm以下が20%以上)に同量置き換えた以外は同様の方法で接着層用組成物を得た。
該組成物のB型粘度180mPa・s、1000rpm粘度は37mPa・sであった。
〔接着層用組成物の作製〕
実施例4の一辺の平均粒子径0.15μmの立方形沈降性炭酸カルシウム粉末(Brlliant−15)を平均粒子径3.5μmの米粒ダンゴ状沈降性炭酸カルシウム粉末(白石工業製:白艶華PZ、平均粒子径2μm以下が20%以上)に同量置き換えた以外は同様の方法で接着層用組成物を得た。
該組成物のB型粘度180mPa・s、1000rpm粘度は37mPa・sであった。
比較例4
〔接着層用組成物の作製〕
実施例4の6%濃度の部分ケン化型ポリビニルアルコール(KH−20)水溶液を6%濃度の部分ケン化型ポリビニルアルコール(日本合成化学工業製:KM−11、ケン化度79.3モル%、重合度1100)水溶液に同量置き換えた以外は同様の方法で接着層用組成物を得た。
該組成物のB型粘度150mPa・s、1000rpm粘度は35mPa・sであった。
〔接着層用組成物の作製〕
実施例4の6%濃度の部分ケン化型ポリビニルアルコール(KH−20)水溶液を6%濃度の部分ケン化型ポリビニルアルコール(日本合成化学工業製:KM−11、ケン化度79.3モル%、重合度1100)水溶液に同量置き換えた以外は同様の方法で接着層用組成物を得た。
該組成物のB型粘度150mPa・s、1000rpm粘度は35mPa・sであった。
比較例5
〔接着層用組成物の作製〕
実施例4の6%濃度の部分ケン化型ポリビニルアルコール(KH−20)水溶液を6%濃度の準完全ケン化型ポリビニルアルコール(日本合成化学工業製:AH−17、ケン化度98.5モル%、重合度1700)水溶液に同量置き換えた以外は同様の方法で接着層用組成物を得た。
該組成物のB型粘度210mPa・s、1000rpm粘度は43mPa・sであった。
〔接着層用組成物の作製〕
実施例4の6%濃度の部分ケン化型ポリビニルアルコール(KH−20)水溶液を6%濃度の準完全ケン化型ポリビニルアルコール(日本合成化学工業製:AH−17、ケン化度98.5モル%、重合度1700)水溶液に同量置き換えた以外は同様の方法で接着層用組成物を得た。
該組成物のB型粘度210mPa・s、1000rpm粘度は43mPa・sであった。
比較例6
〔接着層用組成物の作製〕
実施例4の1%ヒドロキシエチルメチルセルロース(メトローズSNB60T)水溶液を除いた以外は同様の方法で接着層用組成物を得た。
該組成物のB型粘度159mPa・s、1000rpm粘度は38mPa・sであった。
〔接着層用組成物の作製〕
実施例4の1%ヒドロキシエチルメチルセルロース(メトローズSNB60T)水溶液を除いた以外は同様の方法で接着層用組成物を得た。
該組成物のB型粘度159mPa・s、1000rpm粘度は38mPa・sであった。
比較例7
〔接着層用組成物の作製〕
実施例4の1%ヒドロキシエチルメチルセルロース(メトローズSNB60T)水溶液を1%酸化澱粉(日本食品化工製:MS−3800、B型粘度12mPa・s、)水溶液に同量置き換えた以外は同様の方法で接着層用組成物を得た。
該組成物のB型粘度159mPa・s、1000rpm粘度は38mPa・sであった。
〔接着層用組成物の作製〕
実施例4の1%ヒドロキシエチルメチルセルロース(メトローズSNB60T)水溶液を1%酸化澱粉(日本食品化工製:MS−3800、B型粘度12mPa・s、)水溶液に同量置き換えた以外は同様の方法で接着層用組成物を得た。
該組成物のB型粘度159mPa・s、1000rpm粘度は38mPa・sであった。
比較例8
〔接着層用組成物の作製〕
実施例4の1%ヒドロキシエチルメチルセルロース(メトローズSNB60T)水溶液を1%ポリエチレンオキサイド(B型粘度1300mPa・s、)水溶液に同量置き換えた以外は同様の方法で接着層用組成物を得た。
該組成物のB型粘度187mPa・s、1000rpm粘度は43mPa・sであった。
〔接着層用組成物の作製〕
実施例4の1%ヒドロキシエチルメチルセルロース(メトローズSNB60T)水溶液を1%ポリエチレンオキサイド(B型粘度1300mPa・s、)水溶液に同量置き換えた以外は同様の方法で接着層用組成物を得た。
該組成物のB型粘度187mPa・s、1000rpm粘度は43mPa・sであった。
《二つ折り(片面塗工)圧着葉書用紙の作製》
エクストルージョンホッパー型カーテン塗工装置(スリット巾0.3mm)を使用し、138g/m2の上質紙に、実施例1〜5及び比較例1〜8で得た接着層用組成物をそれぞれ塗工開始時の塗工液流量を1分間に14.24リットル/m巾(含水重量塗工量35.6g/m2、乾燥重量固形分塗工量が6.4g/m2)、塗工速度400m/分に設定後、10時間塗工・乾燥して接着層を設けた後、ソフトカレンダーでベック式平滑度が15〜20秒となるように処理して、実施例1〜5及び比較例1〜8の二つ折り圧着葉書用紙を得た。
エクストルージョンホッパー型カーテン塗工装置(スリット巾0.3mm)を使用し、138g/m2の上質紙に、実施例1〜5及び比較例1〜8で得た接着層用組成物をそれぞれ塗工開始時の塗工液流量を1分間に14.24リットル/m巾(含水重量塗工量35.6g/m2、乾燥重量固形分塗工量が6.4g/m2)、塗工速度400m/分に設定後、10時間塗工・乾燥して接着層を設けた後、ソフトカレンダーでベック式平滑度が15〜20秒となるように処理して、実施例1〜5及び比較例1〜8の二つ折り圧着葉書用紙を得た。
実施例1〜5及び比較例1〜8で得た接着層用組成物及び二つ折り圧着葉書用紙を下記方法により測定・評価した。
測定・評価方法
《粘度》
B型粘度:B型粘度計(TOKIMEC製BM型)60rpm1分値の粘度を示す。
高シェアー粘度:ハイシェアー粘度計(日本レオロジー機器製レオメータ)1000rpm時の粘度を示す。
《粘度》
B型粘度:B型粘度計(TOKIMEC製BM型)60rpm1分値の粘度を示す。
高シェアー粘度:ハイシェアー粘度計(日本レオロジー機器製レオメータ)1000rpm時の粘度を示す。
《カーテン割れ現象の有無(個数)》
エクストルージョンホッパー型カーテン塗工装置(スリット巾0.3mm)を使用し、塗工液流量は1分間に14.24リットル/m巾、塗工速度400m/分で10時間運転した時のカーテン割れ現象の有無を観察して、カーテン割れの個数を示す。
エクストルージョンホッパー型カーテン塗工装置(スリット巾0.3mm)を使用し、塗工液流量は1分間に14.24リットル/m巾、塗工速度400m/分で10時間運転した時のカーテン割れ現象の有無を観察して、カーテン割れの個数を示す。
《乾燥重量固形分塗工量》
蛍光X線分析装置(理学電気工業製)により、塗工開始直後及び塗工10時間後の塗工量を求めた。
蛍光X線分析装置(理学電気工業製)により、塗工開始直後及び塗工10時間後の塗工量を求めた。
《剥離強度》
23℃50%RHの室内で接着層面を内側にしてV状に巾102mm×長さ152.4mmの大きさとなるように折合わせ、ドライシーラー(PRESSLE multi 6852T)の加圧目盛り18に設定して圧着し、次いで該圧着葉書用紙を巾25mm×150mmの大きさに切り、2時間放置後、圧着部を引張速度300mm/分のテンシロン万能引張試験器(熊谷理器工業製)によりT字剥離試験を行い、剥離強度を測定した。
23℃50%RHの室内で接着層面を内側にしてV状に巾102mm×長さ152.4mmの大きさとなるように折合わせ、ドライシーラー(PRESSLE multi 6852T)の加圧目盛り18に設定して圧着し、次いで該圧着葉書用紙を巾25mm×150mmの大きさに切り、2時間放置後、圧着部を引張速度300mm/分のテンシロン万能引張試験器(熊谷理器工業製)によりT字剥離試験を行い、剥離強度を測定した。
《色インキ着肉性》
色インキ(T&K製:UVベストキュアRNC藍)を使用し、印刷機(三菱重工製:ダイヤ3H−4)でテストパターン画像(文字、線、ベタ)をオフセット印刷した時の藍インキの着肉性を目視判定した。
○印:印刷画像は高精細で優れている。
△印:印刷画像はインキの着肉ムラはなく、実用的には問題ない。
×印:印刷画像はインキの着肉ムラがあり、一部白抜けが発生し、実用性に欠ける。
色インキ(T&K製:UVベストキュアRNC藍)を使用し、印刷機(三菱重工製:ダイヤ3H−4)でテストパターン画像(文字、線、ベタ)をオフセット印刷した時の藍インキの着肉性を目視判定した。
○印:印刷画像は高精細で優れている。
△印:印刷画像はインキの着肉ムラはなく、実用的には問題ない。
×印:印刷画像はインキの着肉ムラがあり、一部白抜けが発生し、実用性に欠ける。
《耐刷性》
色インキ(T&K製:UVベストキュアRNC藍)を使用し、印刷機(三菱重工業製:ダイヤ3H−4)でテストパターン画像(文字、線、ベタ)をオフセット印刷した時のブランケット汚れを目視判定した。
○印:ブランケット汚れはなく、優れている。
△印:塗工層が剥がれ、ブランケット汚れを起こしているが印刷画像は実用的に問題ない。
×印:塗工層が剥がれ、ブランケット汚れを起こし、塗工層が一部印刷画像に付着して実用性に欠ける。
色インキ(T&K製:UVベストキュアRNC藍)を使用し、印刷機(三菱重工業製:ダイヤ3H−4)でテストパターン画像(文字、線、ベタ)をオフセット印刷した時のブランケット汚れを目視判定した。
○印:ブランケット汚れはなく、優れている。
△印:塗工層が剥がれ、ブランケット汚れを起こしているが印刷画像は実用的に問題ない。
×印:塗工層が剥がれ、ブランケット汚れを起こし、塗工層が一部印刷画像に付着して実用性に欠ける。
以上の測定・評価結果を纏めて表1、表2、表3に示した。又、表3に総合評価を示した。
○印:優れている。
△印:問題はあるが、実用化されている。
×印:実用的ではない。
○印:優れている。
△印:問題はあるが、実用化されている。
×印:実用的ではない。
1 接着層用組成物
2 塗工液タンク
3 定量ポンプ
4 給液ヘッド
5 マニホールド
6 スリット
7 自由落下垂直カーテン
8a、8b ガイド棒
9 紙支持体
10 受液槽
11 遮風板
12 ローラー
2 塗工液タンク
3 定量ポンプ
4 給液ヘッド
5 マニホールド
6 スリット
7 自由落下垂直カーテン
8a、8b ガイド棒
9 紙支持体
10 受液槽
11 遮風板
12 ローラー
Claims (3)
- 通常の状態では粘着性、接着性共に示さず、加圧により剥離可能な感圧接着剤、微粒子充填剤及び水溶性高分子を主成分とする接着層を設けた圧着葉書用紙において、一辺の粒子径が2μm以下に85%以上含まれる粒度分布を有し、且つ一辺の平均粒子径が0.6μm以下の立方形沈降性炭酸カルシウムを微粒子充填剤として含有し、ケン化度82モル%以下、重合度1700以上の部分ケン化型ポリビニルアルコール及びアルキルセルロース化合物を水溶性高分子として含有することを特徴とする圧着葉書用紙。
- 立方形沈降性炭酸カルシウムが微粒子充填剤の10〜100質量%であることを特徴とする請求項1記載の圧着葉書用紙の製造方法。
- 請求項1または2記載の接着層用組成物の自由落下垂直カーテンを形成し、該カーテンを横切るように連続して走行する紙支持体にカーテン塗工して接着層を設けたことを特徴とする圧着葉書用紙の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005348214A JP2007152634A (ja) | 2005-12-01 | 2005-12-01 | 圧着葉書用紙及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005348214A JP2007152634A (ja) | 2005-12-01 | 2005-12-01 | 圧着葉書用紙及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007152634A true JP2007152634A (ja) | 2007-06-21 |
Family
ID=38237596
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005348214A Pending JP2007152634A (ja) | 2005-12-01 | 2005-12-01 | 圧着葉書用紙及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007152634A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011104791A (ja) * | 2009-11-12 | 2011-06-02 | Sii Printek Inc | 液体噴射ヘッド、液体噴射装置及び液体噴射ヘッドの製造方法 |
JP2017065246A (ja) * | 2015-09-30 | 2017-04-06 | トッパン・フォームズ株式会社 | 記録シート |
JPWO2023074608A1 (ja) * | 2021-10-27 | 2023-05-04 |
-
2005
- 2005-12-01 JP JP2005348214A patent/JP2007152634A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011104791A (ja) * | 2009-11-12 | 2011-06-02 | Sii Printek Inc | 液体噴射ヘッド、液体噴射装置及び液体噴射ヘッドの製造方法 |
JP2017065246A (ja) * | 2015-09-30 | 2017-04-06 | トッパン・フォームズ株式会社 | 記録シート |
JPWO2023074608A1 (ja) * | 2021-10-27 | 2023-05-04 | ||
WO2023074608A1 (ja) * | 2021-10-27 | 2023-05-04 | 白石工業株式会社 | 炭酸カルシウム水スラリーおよび炭酸カルシウム水スラリーの製造方法 |
JP7441578B2 (ja) | 2021-10-27 | 2024-03-01 | 白石工業株式会社 | 炭酸カルシウム水スラリーおよび炭酸カルシウム水スラリーの製造方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4246497B2 (ja) | 多層塗工紙又は多層塗工板紙の製造方法 | |
JP4943627B2 (ja) | 被覆基材の製造方法 | |
CN102470682A (zh) | 用于高速数字喷墨印刷的印刷介质 | |
JP2015189205A (ja) | 親展葉書用圧着用紙 | |
JP2010100039A (ja) | インクジェット用記録紙 | |
JP2009138317A (ja) | 印刷用塗工紙 | |
JP2007152634A (ja) | 圧着葉書用紙及びその製造方法 | |
JP2009228171A (ja) | 感圧接着シート用塗工紙 | |
JP2007119963A (ja) | 圧着用紙 | |
JP3812609B2 (ja) | 再剥離性圧着葉書用記録紙 | |
JP2005125639A (ja) | 高速輪転インクジェット記録用圧着葉書用紙 | |
JP4037430B2 (ja) | 圧着用紙 | |
JP4477564B2 (ja) | 圧着葉書用紙の製造方法 | |
JP2006274480A (ja) | 圧着葉書用紙の製造方法 | |
JP2006233371A (ja) | 印刷用塗工紙及びその製造方法 | |
JP2006111804A (ja) | 圧着葉書用紙の製造方法 | |
JP4331452B2 (ja) | 再剥離性圧着記録用紙 | |
JP2003027398A (ja) | オフセット印刷可能なインクジェット用感圧接着性記録用紙 | |
JP4767490B2 (ja) | 高速輪転インクジェット記録用圧着葉書用紙 | |
JP2007239137A (ja) | インクジェット記録用圧着葉書用紙 | |
JP2007237550A (ja) | インクジェット記録用圧着葉書用紙 | |
JP4640890B2 (ja) | 再剥離性圧着記録用紙 | |
JP4116871B2 (ja) | インクジェット記録用紙の製造方法 | |
JPS5971497A (ja) | 充填剤を高度に含有した印刷用紙 | |
JP2004352892A (ja) | 再剥離性接着剤組成物及びそれを使用した圧着葉書用紙 |