JP2007150838A - コンテンツ同期システム - Google Patents
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Abstract
【課題】受信側にも送信コンテンツに対する制御が可能なコンテンツ同期システムを提供する。
【解決手段】本発明に係るコンテンツ同期システムは、受信側のコンテンツ送受信装置2の内部状態がアイドリング状態であるときのみ、送信側のコンテンツ送受信装置1との間でコンテンツ同期が可能であり、コンテンツ同期中であっても、コンテンツ送受信装置2のサブ内部状態がロック状態の場合には、送信するコンテンツの更新は不可能となる。
【選択図】図9
【解決手段】本発明に係るコンテンツ同期システムは、受信側のコンテンツ送受信装置2の内部状態がアイドリング状態であるときのみ、送信側のコンテンツ送受信装置1との間でコンテンツ同期が可能であり、コンテンツ同期中であっても、コンテンツ送受信装置2のサブ内部状態がロック状態の場合には、送信するコンテンツの更新は不可能となる。
【選択図】図9
Description
本発明はコンテンツ同期システムに関し、特にコンテンツ受信側装置が操作権を有するコンテンツ同期システムに関する。
近年の技術進歩により、テレビ等の受像機器の多機能化が進んできている。従前のテレビは、放送局から発せられた放送電波を受信してテレビ番組を表示することのみを目的としていた。
その後VTRが市販化され、家庭においてもビデオ放映を楽しむことができるようになり、更には、インターネット等のネットワークへの接続により、ネットワークを介したコンテンツの送受信や、テレビ電話などを楽しむことができるようになった。
ネットワークを介したコンテンツの送受信としては、ネットワークに接続されたサーバ上にコンテンツデータが予めアップロードされており、これを各端末がダウンロードすることで視聴できるといったものがある。この場合には各端末において、それぞれのタイミングでコンテンツを視聴することになる。
また、1の端末で再生するコンテンツのデータについて、ネットワークを介して他の端末に送信することで、離れた位置に設置された複数の端末において同時に1つのコンテンツデータを再生する方法もある。この方法は、テレビ電話等における映像や音声の送信と実質的には同じである。一方の端末側で用意されたコンテンツを、他の端末に中継させる方法についても、様々な提案がなされている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−304371号公報
しかしながら、従来の発明においては、複数の端末により再生するコンテンツを同期させるシステムにおいて、複数あるコンテンツの中からどれを選択して送信するかについては、全て送信側に選択権があり、複数の中から選択されたコンテンツを一方的に送信することになる。また、コンテンツが動画である場合には、送信側に再生、停止の制御権があるため、受信側の事情に応じた制御ができなかった。
従って本発明は、受信側にも送信コンテンツに対する制御が可能なコンテンツ同期システムを提供することを目的とする。
従って本発明は、受信側にも送信コンテンツに対する制御が可能なコンテンツ同期システムを提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するため、コンテンツデータを格納するコンテンツデータ格納部と、前記コンテンツデータ格納部に格納されたコンテンツデータを表示する第1の表示部と、他の外部端末からコンテンツデータの送受信に関する制御データの受信を行う制御データ受信部と、前記コンテンツデータに格納されたコンテンツデータを他の外部端末に対して送信するコンテンツデータ送信部と、前記制御データ受信部より受信された制御データに基づき前記他の外部端末がコンテンツデータを受信可能な状態であるか否かに関する情報を管理する第1の状態管理部と、を有するコンテンツデータ送信装置と、他の外部端末との間における通信が可能な状態であるか否かに関する情報を管理する第2の状態管理部と、前記第2の状態管理部において管理された他の外部端末との間における通信が可能な状態であるか否かに関する情報を、前記他の外部端末に対して送信する制御データ送信部と、前記他の外部端末より送信されたコンテンツデータを受信するコンテンツデータ受信部と、前記コンテンツデータ受信部の受信したコンテンツデータを表示する第2の表示部と、を有するコンテンツデータ受信装置とからなり、前記コンテンツデータ送信装置は、前記第1の状態管理部に管理された情報により基づき前記コンテンツデータ受信装置がコンテンツデータを受信可能な状態であると判断されたとき、前記コンテンツデータ格納部に格納されたコンテンツデータを前記コンテンツデータ受信装置に送信すると共に、前記第1の表示部に表示させ、前記コンテンツデータ受信装置は、前記コンテンツデータ受信部の受信したコンテンツデータを受信と同時に前記第2の表示部に表示させることを特徴とするコンテンツ同期システムを提供する。
上記コンテンツ同期システムは、前記第2の状態管理部に管理される他の外部端末との間における通信が可能な状態であるか否かに関する情報は、送信可能であり受信不可能な状態、受信可能であり送信不可能な状態及び中立状態のいずれかに分類されるものであってもよい。
また、上記コンテンツ同期システムは、前記第2の状態管理部に管理される他の外部端末との間における通信が可能な状態であるか否かに関する情報のうちの受信可能であり送信不可能な状態は、更に、更新可能状態と更新不可能状態とに分類され、前記更新不可能状態である場合には、前記コンテンツデータ送信装置から前記コンテンツデータ受信装置へのコンテンツデータの送信は可能であるが、送信するコンテンツデータを新たなコンテンツデータへ更新することが禁止されるものであってもよい。
本発明によれば、複数の端末において再生するコンテンツを同期させるシステムにおいて、送信側のみでなく受信側も送信コンテンツに対する制御が可能になる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。
(システムの構成)
図1は、本発明に係るコンテンツ同期システムの構成を示す概略図である。コンテンツ同期システムは、少なくとも2つのコンテンツ送受信装置1及び2と、それらを接続するネットワーク3より構成される。
図1は、本発明に係るコンテンツ同期システムの構成を示す概略図である。コンテンツ同期システムは、少なくとも2つのコンテンツ送受信装置1及び2と、それらを接続するネットワーク3より構成される。
コンテンツ送受信装置1及び2は、デジタルテレビよりなり、且つ、コンテンツデータの格納機能を併せ持つ。コンテンツデータの格納機能としては、ハードディスクドライブ(HDD)或いはDVDレコーダ等が挙げられるが、コンテンツデータをデジタルデータとして記憶し、データリストをコンテンツ送受信装置が表示可能であり、選択されたコンテンツデータを瞬時に呼出可能なものであれば、いかなる形態の格納機能であっても構わない。
また、コンテンツ送受信装置1及び2のうち少なくとも一方は、コンテンツデータの送信側となるので、コンテンツデータ格納機能を有する必要があるが、もう一方については、コンテンツデータの受信専用である場合には、コンテンツデータ格納機能は必須要素ではない。
(コンテンツ送受信装置の内部構成)
図2は、本発明に係るコンテンツ送受信装置の構成を示すブロック図である。コンテンツ送受信装置1及び2は、いずれも同じ構成よりなるものであるので、以下の説明はコンテンツ送受信装置1として行うが、コンテンツ送受信装置2についても該当する。
図2は、本発明に係るコンテンツ送受信装置の構成を示すブロック図である。コンテンツ送受信装置1及び2は、いずれも同じ構成よりなるものであるので、以下の説明はコンテンツ送受信装置1として行うが、コンテンツ送受信装置2についても該当する。
図2において、コンテンツ送受信装置1は、制御部11と、ROM12と、RAM13と、コンテンツデータ格納部14と、状態管理部15と、操作部16と、テレビ放送受信部17と、音声発生部18と、画像表示部19と、外部メモリ用インターフェイス(I/F)20と、制御データ送受信部21と、コンテンツデータ送受信部22と、ネットワーク用I/F23と、メイン内部バス24とからなる。
制御部11は、コンテンツ送受信装置1の制御を司るものであり、具体的にはCPU(中央演算装置)等が用いられる。
ROM12は、コンテンツ送受信装置1を駆動させるために制御部11において実行されるプログラム等を格納するものであり、RAM13は、コンテンツ送受信装置1を駆動させる際に制御部11が必要とするパラメータ等を一時的に格納するものである。
コンテンツデータ格納部14は、コンテンツ送受信装置1で受信したテレビ画像や、後述する外部メモリ用I/F20を介して外部メモリ5より転送されたコンテンツデータや、ネットワーク3及び後述するネットワーク用I/F23を介して他のコンテンツ送受信装置から受信したコンテンツデータを格納するものである。コンテンツ送受信装置1に内蔵されるという点で、後述の外部メモリと区別され、主としてHDDが用いられる。但し、内蔵されるものであればHDDに限定されることはなく、半導体メモリなどであってもよい。
状態管理部15は、コンテンツ送受信装置1の内部状態が、アイドリング状態、コンテンツ送信可能状態、コンテンツ受信状態のいずれであるか、また、コンテンツ受信状態にある場合には、サブ内部状態がロック状態、アンロック状態のいずれであるかについての認識を行う。また、コンテンツ送信可能状態である場合には、通信先機器のサブ内部状態の認識も行う。内部状態、サブ内部状態に関する詳細は後述する。
操作部16は、コンテンツ送受信装置1の起動/停止や、受信チャンネルの切替、コンテンツデータの送受信などの操作を行うためのものであり、コンテンツ送受信装置1本体に直接設けられているものであっても、コンテンツ送受信装置1とは分離したリモコンと、リモコンからの信号を受信する受信部とからなるものであってもよい。
テレビ放送受信部17は、コンテンツ送受信装置1の外部に構成されたアンテナ4を介して、テレビ放送電波を受信するものである。
音声発生部18は、受信したテレビ放送や再生するコンテンツデータの音声を発生させるものであり、スピーカまたはヘッドフォン端子に相当する。また、画像表示部19は、受信したテレビ放送や再生するコンテンツデータの画像・映像を表示するものであり、CRT、LCD、PDP等の画像表示装置に相当する。
外部メモリ用I/F20は、外部メモリ5と接続し、外部メモリ5に格納されたコンテンツデータの呼び出し、或いはコンテンツデータ格納部14に格納されたコンテンツデータを外部メモリ5へ転送する。外部メモリ5は、例えば、DVD-R等の光学ディスクや半導体メモリ、或いはデジタルビデオカメラなどの外部機器であってもよい。光学ディスクや半導体メモリについては、専用のスロットに挿入することで、外部メモリ用I/F20とデータ送受信が可能となる。また、外部機器の場合は、USBやIEEE1394で接続することで、外部メモリ用I/F20とデータ送受信が可能となる。
制御データ送受信部21は、後述のネットワーク用I/F23を介して、他端末へのコンテンツデータの更新要求や、他端末からのコンテンツデータの更新要求に対する応答等の制御情報の送受信を行うものである。
また、コンテンツデータ送受信部22は、選択されたコンテンツデータをコンテンツデータ格納部14或いは外部メモリ5より読み出して、後述のネットワーク用I/F23へ送信、又はネットワーク用I/F23からネットワーク3を介して送信されてきたコンテンツデータをネットワーク用I/F23から受信する。
更に、ネットワーク用I/F23は、コンテンツ送受信装置1の外部に構成されたネットワーク3と接続し、上記制御データやコンテンツデータの送受信を行う。
メイン内部バス24は、コンテンツ送受信装置1の各構成部を電気的に接続し、制御部11の他の構成部へのアクセスや、各構成部間でのデータの移動に使用される。具体的には、PCIやPCI express等である。
(内部状態・サブ内部状態)
本発明に係るコンテンツ送受信装置における内部状態の変化について、図3を用いて説明する。
本発明に係るコンテンツ送受信装置における内部状態の変化について、図3を用いて説明する。
図3(a)は、コンテンツ送受信装置1の内部状態の変化の様子を示す図である。コンテンツ送受信装置1の内部状態は、コンテンツ送信可能状態、コンテンツ送信状態、アイドリング状態及びNULL状態に分類される。
コンテンツ送信可能状態は、他の端末に対してコンテンツを送信することが可能な状態であり、この状態においては、他の端末からコンテンツを受信することはできない。
一方、コンテンツ受信状態は、他の端末からコンテンツを受信するための状態であり、設定された端末からのコンテンツの受信は可能であるが、それ以外の端末からのコンテンツの受信や、他の端末へのコンテンツ送信をすることはできない。
アイドリング状態は、他の端末との間でセッションが確立された状態であって、コンテンツ送信可能状態でもコンテンツ受信状態でもない状態であり、この状態からコンテンツ送信可能状態やコンテンツ受信状態へと移行する。
NULL状態は、他の端末との間のセッションが未確立の状態であり、セッションが確立することによりNULL状態からアイドリング状態へと移行する。
NULL状態にあるコンテンツ送受信装置1は、まず、他の端末との間でセッションを確立させる。セッションが確立すると両装置はアイドリング状態へ移行する。また、アイドリング状態にあるコンテンツ送受信装置1は、セッション終了によりNULL状態へ移行する。
アイドリング状態にあるコンテンツ送受信装置1は、ユーザからのコンテンツリスト表示要求により、コンテンツ送信可能状態へ移行する。その後、後述の動作によって同期化された端末に対してコンテンツの送信がなされる。また、同期終了要求により、同期化を解消し、アイドリング状態へと戻ることになる。
また、アイドリング状態にあるコンテンツ送受信装置1は、ネットワークにより接続された他の端末からの同期開始要求により、コンテンツ受信状態へ移行する。その後、後述の動作によって同期化された端末からのコンテンツの受信がなされる。また、同期終了要求により、同期化を解消し、アイドリング状態へと戻ることになる。
図3(b)は、コンテンツ受信状態のサブ内部状態の変化の様子を示す図である。コンテンツ送受信装置1の内部状態がコンテンツ受信状態である場合には、更にサブ内部状態が設定される。サブ内部状態は、ロック能状態及びアンロック状態に分類される。
ロック状態は、コンテンツ送信可能状態にある端末からのコンテンツを受信せず、コンテンツの更新ができない状態である。また、アンロック状態は、コンテンツ送信可能状態にある端末からのコンテンツを受信して、コンテンツの更新が可能な状態である。
コンテンツ送受信装置1の内部状態が、アイドリング状態からコンテンツ受信状態へ移行した際には、サブ内部状態はアンロック状態にある。アンロック状態においてユーザが一時停止要求をすると、サブ内部状態がロック状態へと移行し、コンテンツの更新がされなくなる。
ロック状態において、ユーザが一時停止解除要求をすることにより、サブ内部状態がアンロック状態へと移行するので、コンテンツの更新が可能となり、送信側端末においてコンテンツの更新がされると、同期化された本装置においても、併せてコンテンツの更新がされることになる。
(コンテンツ同期の手順)
本発明による方法でコンテンツ送受信装置1及び2の間でコンテンツを同期させるためには、最初にコンテンツ送受信装置1及び2の間でセッションを確立させる必要がある。セッションを確立するためには、コンテンツ送受信装置1及び2の間で互いにIPアドレスを取得し、更に、コンテンツ送受信装置1及び2の間で制御データ及びコンテンツデータを送受信する通信プロトコル及びポート番号を取り決めることになる。
本発明による方法でコンテンツ送受信装置1及び2の間でコンテンツを同期させるためには、最初にコンテンツ送受信装置1及び2の間でセッションを確立させる必要がある。セッションを確立するためには、コンテンツ送受信装置1及び2の間で互いにIPアドレスを取得し、更に、コンテンツ送受信装置1及び2の間で制御データ及びコンテンツデータを送受信する通信プロトコル及びポート番号を取り決めることになる。
コンテンツ送受信装置1がコンテンツ送受信装置2のIPアドレスを取得するには、コンテンツ送受信装置2のユーザからオフラインで教えてもらう方法であっても、DDNS(Dynamic DNS)やSIP(Session Initiation Protocol)を使って取得する方法でもよい。コンテンツ送受信装置2がコンテンツ送受信装置1のIPアドレスを取得する場合であっても同様である。
コンテンツ送受信装置1及び2の間でコンテンツデータの送受信をする通信プロトコル及びポート番号は、予め決めておくのであってもよく、SDP(Session Description Protocol)を使用して動的に決定するものであってもよい。通信プロトコルは、例えばHTTPであるが、独自の通信プロトコルであってもよい。
(画像の表示例)
次に、コンテンツ送受信装置1における、他の端末との間でコンテンツ同期を行う際の画像の表示例について図面を参照しつつ説明する。
次に、コンテンツ送受信装置1における、他の端末との間でコンテンツ同期を行う際の画像の表示例について図面を参照しつつ説明する。
図4は、コンテンツ送受信装置1における同期開始時の画像の表示例を示す図である。(a)は、送信側となるコンテンツ送受信装置1に表示されるコンテンツリストの表示例である。図4(a)においては、コンテンツ送受信装置1に格納された複数の画像ファイルを属性毎にフォルダを分けて分別表示されている。
図4(b)は、(a)のリスト表示状態において、ユーザが1のコンテンツを指定して同期開始を要求した際に表示される画像の表示例である。通信先となるコンテンツ送受信装置2に対して同期開始要求信号を送信してよいかの確認画面が表示される。
図4(c)は、通信先であるコンテンツ送受信装置2からの同期開始OKの応答を受信した際の画像の表示例である。コンテンツ同期がされたことにより、これよりコンテンツの表示を開始する旨が表示されている。
また、図5は、コンテンツ同期中にコンテンツ送受信装置1においてコンテンツの更新を要求した際の、画像の表示例を示す図である。(a)は、コンテンツ同期中に、同期されたコンテンツが表示されている様子を示す図である。
図5(b)は、(a)のコンテンツ表示状態において、ユーザが1のコンテンツの更新を要求した際に表示される画像の表示例である。現在表示されているコンテンツの表示を終了して新たなコンテンツを表示してよいかの確認画面が表示される。
図5(c)は、通信先であるコンテンツ送受信装置2のサブ内部状態がロック状態であるために、コンテンツを更新することができない際の画像の表示例である。コンテンツ送受信装置2側のユーザが、現在表示中のコンテンツからの更新を望んでおらず、サブ内部状態がロック状態に変更されているため、更新できない旨が表示される。
(コンテンツ同期の動作例)
次に、コンテンツ同期の動作例について図を参照しつつ説明する。
次に、コンテンツ同期の動作例について図を参照しつつ説明する。
図6は、コンテンツ送受信装置1からコンテンツ送受信装置2に対してコンテンツ同期要求がされ、同期が開始される動作を示す図である。
図6(a)に示すように、コンテンツ送受信装置1を使用する送信側ユーザ6が、コンテンツリストよりコンテンツを選択した後に、コンテンツ同期開始要求を行うと、ネットワーク3を介してコンテンツ送受信装置1からコンテンツ送受信装置2に対して同期開始要求信号が送信される。このとき、受信側であるコンテンツ送受信装置2の内部状態はアイドリング状態である必要があり、アイドリング状態でない場合には、コンテンツ同期は不成立となる。
続いて図6(b)に示すように、コンテンツ送受信装置1からのコンテンツ同期開始要求の受信により、コンテンツ送受信装置2はコンテンツ受信可能状態へ移行する。そしてコンテンツ受信が可能となったことを、コンテンツ送受信装置1に対して応答する。
そして図6(c)に示すように、コンテンツ同期が確立され、コンテンツ送受信装置1に表示されたコンテンツがネットワーク3を介して送信されることで、コンテンツ送受信装置2においても同一のコンテンツが表示されるので、送信側ユーザ6と、コンテンツ送受信装置2を使用する受信側ユーザ7とが、それぞれ別の場所で同一のコンテンツを楽しむことができることになる。
また、図7は、受信側ユーザ7がコンテンツ送受信装置2のサブ内部状態をロック状態に移行させたことにより、コンテンツ更新ができなくなる場合の動作を示す図である。
最初に、図7(a)に示すように、コンテンツ送受信装置2のサブ内部状態がアンロック状態であるときに、受信側ユーザが鑑賞中のコンテンツを更新できなくするように一時停止指示を行う。
すると、図7(b)に示すように、コンテンツ送受信装置2のサブ内部状態はロック状態へと移行する。そのため、このときに送信側ユーザ6がコンテンツの更新を望んだとしても、コンテンツ送受信装置2に表示されたコンテンツは更新することができない。
そのため、図7(c)に示すように、コンテンツ送受信装置2よりコンテンツ送受信装置1へと更新できない旨の信号が送信されるので、コンテンツ送受信装置1におけるコンテンツ更新はされず、コンテンツ送受信装置1及び2の双方で、更新要求前のコンテンツが引き続き表示されることになる。
(コンテンツ同期の動作)
次に、本発明に係るコンテンツ同期システムにおけるコンテンツ同期の方法について、フローチャートを参照しつつ説明する。
次に、本発明に係るコンテンツ同期システムにおけるコンテンツ同期の方法について、フローチャートを参照しつつ説明する。
図8は、コンテンツ送受信装置1とコンテンツ送受信装置2との間においてコンテンツ同期を開始する際の動作を示すフローチャートである。ここでは、コンテンツ送受信装置1を送信側(装置1)、コンテンツ送受信装置2を受信側(装置2)として扱うものとする。
なお、以下に説明する動作は、特に記載のない限り、コンテンツ送受信装置1及び2のそれぞれに内蔵される制御部11が行うものとする。
最初に、コンテンツ送受信装置1において、画像表示部19上にコンテンツリストを表示させる(ステップS101)。制御部11は、コンテンツデータ格納部14に格納されたコンテンツデータに関するリストを画像表示部19に表示させる。
次に、ユーザ6が表示されたコンテンツリストに従い1のコンテンツを選択すると、まず、内部状態がアイドリング状態であるか否かの判断を行う(ステップS102)。内部状態がアイドリング状態でないと判別した場合には(S102:No)、何ら内部状態を変更することなくこの処理を終了し、内部状態がアイドリング状態であると判別した場合には(S102:Yes)、対応するデータをコンテンツデータ格納部14より呼び出して画像表示部19に表示させるとともに、制御データ送受信部21を介してコンテンツ送受信装置2に対して同期開始要求信号を送信する(ステップS103)。
一方、受信側のコンテンツ送受信装置2において、当該同期開始要求信号を受信すると(ステップS201)、内部状態がアイドリング状態であるか否かの判断を行う(ステップS202)。
内部状態がアイドリング状態であると判別した場合には(S202:Yes)、内部状態をアイドリング状態からコンテンツ受信可能状態へ更新し(ステップS203)、更に、サブ内部状態をアンロック状態に設定する(ステップS204)。その上で、同期開始を了承する旨の応答信号を、コンテンツ送受信装置1に対して制御データ送受信部21を介して送信する(ステップS205)。
一方、内部状態がコンテンツ送信状態或いはコンテンツ受信可能状態であって、アイドリング状態であると判別した場合には(S202:No)、既に他のコンテンツ送受信装置との間でコンテンツ同期を行っていることになるので、同期開始ができない旨の応答信号を、コンテンツ送受信装置1に対して送信する(ステップS206)。
次に、コンテンツ送受信装置1において、上記ステップS205の同期開始を了承する旨の応答信号、又は上記ステップS206の同期開始ができない旨の応答信号を受信すると(ステップS104)、応答結果が同期開始を了承するものであるか否かの判断を行う(ステップS105)。
応答結果が同期開始の了承であると判別した場合には(S105:Yes)、内部状態をコンテンツ送信可能状態へ更新させる(ステップS106)。一方、応答結果が同期開始することができないものであると判別した場合には(S105:No)、何ら内部状態を変更することなくこの処理を終了する。
以上のような動作により、2つのコンテンツ送受信装置間におけるコンテンツ同期が確立されることになる。
図9は、コンテンツ送受信装置1とコンテンツ送受信装置2との間においてコンテンツ同期を行っている際における、コンテンツ更新の動作を示すフローチャートである。
最初に、送信側ユーザ6からのコンテンツ更新要求信号を受信する(ステップS111)。コンテンツ更新要求信号は、送信側ユーザ6がコンテンツ送受信装置1に備えつけられた操作スイッチ、或いはリモコンを操作することにより操作部16より制御部11に送信される。
次に、コンテンツ送受信装置1において表示されるコンテンツを更新させ(ステップS112)、本装置の内部状態がコンテンツ送信可能状態であるか否かの判断を行う(ステップS113)。内部状態がコンテンツ送信可能状態でないと判別した場合には(S113:No)、コンテンツ送受信装置2との間でコンテンツ同期が行えないので、何ら処理することなくこのプログラムを終了させるが、内部状態がコンテンツ送信可能状態であると判別した場合には(S113:Yes)、コンテンツデータのコピーを行う(ステップS114)。その後、当該コンテンツデータのURLを同期先のコンテンツ送受信装置2へ送信する(ステップS115)。
一方、コンテンツ送受信装置2においては、まず、同期先のコンテンツ送受信装置1よりコンテンツデータのURLを受信する(ステップS211)。次に、本装置のサブ内部状態がアンロック状態であるか否かの判断を行う(ステップS212)。
サブ内部状態がアンロック状態であると判別した場合には(S212:Yes)、コンテンツ送受信装置1に対する応答としてコンテンツ更新を了承する旨の信号を送信し(ステップS213)、サブ内部状態がロック状態であると判別した場合には(S212:No)、コンテンツ送受信装置1に対する応答としてコンテンツ更新を了承しない旨の信号を送信し(ステップS214)、このプログラムを終了させる。
一方、コンテンツ送受信装置1において、コンテンツ更新に対する応答を受信すると(ステップS116)、応答結果がコンテンツ更新を了承するものであるか否かを判断する(ステップS117)。応答結果がコンテンツ更新を了承しないもの(上記ステップS214によるもの)であったと判別した場合には(S117:No)、何ら処理を行うことなくこのプログラムを終了させるが、応答結果がコンテンツ更新を了承するもの(上記ステップS213によるもの)であったと判別した場合には(S117:Yes)、更新後のコンテンツデータを送信する(ステップS118)。
一方のコンテンツ送受信装置2においては、コンテンツ送受信装置1のステップS211で受信したURLよりコンテンツデータを受信し(ステップS215)、表示されるコンテンツの内容を、新たなコンテンツに更新する(ステップS216)。
以上のような動作を行うことにより、コンテンツ同期におけるコンテンツ更新の際に、送信側の一方的な判断で、受信側に表示されるコンテンツが更新されず、受信側ユーザが了承した場合にのみ更新させることができる。
図10は、コンテンツ送受信装置1とコンテンツ送受信装置2との間においてコンテンツ同期を終了する際の動作を示すフローチャートである。
最初に、コンテンツ送受信装置1において、制御データ送受信部21を介してコンテンツ送受信装置2に対して同期終了要求信号を送信し(ステップS121)、内部状態をアイドリング状態へ更新する(ステップS122)。
一方、コンテンツ送受信装置2においては、同期終了要求信号を受信すると(ステップS221)、画面上にメニューを表示し(ステップS222)、その後内部状態をアイドリング状態へ更新する(ステップS223)。
以上のような動作により、コンテンツ送受信装置1及び2の内部状態はともにアイドリング状態へと更新されるので、コンテンツ同期を終了させることができる。
(その他の実施の形態)
上記した実施の形態は、コンテンツの送信時及び更新時に、受信側のユーザの了承を求めるものであったが、上記技術の応用により、更に、受信側ユーザに主導権を持たせることも可能である。
上記した実施の形態は、コンテンツの送信時及び更新時に、受信側のユーザの了承を求めるものであったが、上記技術の応用により、更に、受信側ユーザに主導権を持たせることも可能である。
図11は、表示させるコンテンツを受信側のユーザが選択する場合の動作を示す図である。
図11(a)に示すように、コンテンツ送受信装置1からコンテンツ送受信装置2に対してリストが転送され、そのリストがコンテンツ送受信装置2に表示される。
続いて、(b)に示すように、受信側ユーザ7がリストの中から1のコンテンツを指定すると、コンテンツ送受信装置1から当該コンテンツが呼び出される。
そして、コンテンツ送受信装置1及び2の双方において、当該コンテンツが表示され、送信側ユーザ6と受信側ユーザ7とが、同時に同一のコンテンツを視聴できることになる。
また、図12は、表示中の動画の操作を、受信側ユーザ7が行う場合の動作例を示す図である。
最初に、図12(a)に示すように、コンテンツ送受信装置1及び2の双方において、1の動画コンテンツが表示されているとする。
次に、(b)に示すように、受信側ユーザ7が一時停止操作をすることにより、当該動画コンテンツの再生が一時停止される。
すると、(c)に示すように、コンテンツ送受信装置1で表示される動画コンテンツも一時停止されてしまうが、受信側ユーザ7が、どうしても席を立ちたいなどの理由で、コンテンツの再生を停止させたい場合に、受信側にも操作権が与えられていれば、このようなことも可能になる。
1、2、コンテンツ送受信装置 3、ネットワーク 4、アンテナ 5、外部メモリ
6、送信側ユーザ 7、受信側ユーザ 11、制御部 12、ROM 13、RAM
14、コンテンツデータ格納部 15、状態管理部 16、操作部
17、テレビ放送受信部 18、音声発生部 19、画像表示部
20、外部メモリ用I/F 21、制御データ送受信部
22、コンテンツデータ送受信部 23、ネットワーク用I/F
6、送信側ユーザ 7、受信側ユーザ 11、制御部 12、ROM 13、RAM
14、コンテンツデータ格納部 15、状態管理部 16、操作部
17、テレビ放送受信部 18、音声発生部 19、画像表示部
20、外部メモリ用I/F 21、制御データ送受信部
22、コンテンツデータ送受信部 23、ネットワーク用I/F
Claims (3)
- コンテンツデータを格納するコンテンツデータ格納部と、
前記コンテンツデータ格納部に格納されたコンテンツデータを表示する第1の表示部と、
他の外部端末からコンテンツデータの送受信に関する制御データの受信を行う制御データ受信部と、
前記コンテンツデータに格納されたコンテンツデータを他の外部端末に対して送信するコンテンツデータ送信部と、
前記制御データ受信部より受信された制御データに基づき前記他の外部端末がコンテンツデータを受信可能な状態であるか否かに関する情報を管理する第1の状態管理部と、を有するコンテンツデータ送信装置と、
他の外部端末との間における通信が可能な状態であるか否かに関する情報を管理する第2の状態管理部と、
前記第2の状態管理部において管理された他の外部端末との間における通信が可能な状態であるか否かに関する情報を、前記他の外部端末に対して送信する制御データ送信部と、
前記他の外部端末より送信されたコンテンツデータを受信するコンテンツデータ受信部と、
前記コンテンツデータ受信部の受信したコンテンツデータを表示する第2の表示部と、を有するコンテンツデータ受信装置とからなり、
前記コンテンツデータ送信装置は、前記第1の状態管理部に管理された情報により基づき前記コンテンツデータ受信装置がコンテンツデータを受信可能な状態であると判断されたとき、前記コンテンツデータ格納部に格納されたコンテンツデータを前記コンテンツデータ受信装置に送信すると共に、前記第1の表示部に表示させ、
前記コンテンツデータ受信装置は、前記コンテンツデータ受信部の受信したコンテンツデータを受信と同時に前記第2の表示部に表示させることを特徴とするコンテンツ同期システム。 - 前記第2の状態管理部に管理される他の外部端末との間における通信が可能な状態であるか否かに関する情報は、送信可能であり受信不可能な状態、受信可能であり送信不可能な状態及び中立状態のいずれかに分類されることを特徴とする、請求項1記載のコンテンツ同期システム。
- 前記第2の状態管理部に管理される他の外部端末との間における通信が可能な状態であるか否かに関する情報のうちの受信可能であり送信不可能な状態は、更に、更新可能状態と更新不可能状態とに分類され、前記更新不可能状態である場合には、前記コンテンツデータ送信装置から前記コンテンツデータ受信装置へのコンテンツデータの送信は可能であるが、送信するコンテンツデータを新たなコンテンツデータへ更新することが禁止されることを特徴とする請求項2記載のコンテンツ同期システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005343911A JP2007150838A (ja) | 2005-11-29 | 2005-11-29 | コンテンツ同期システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005343911A JP2007150838A (ja) | 2005-11-29 | 2005-11-29 | コンテンツ同期システム |
Publications (1)
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Family Applications (1)
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JP (1) | JP2007150838A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016002498A1 (ja) * | 2014-06-30 | 2016-01-07 | ソニー株式会社 | 情報処理装置および方法、配信システム、並びにプログラム |
-
2005
- 2005-11-29 JP JP2005343911A patent/JP2007150838A/ja active Pending
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WO2016002498A1 (ja) * | 2014-06-30 | 2016-01-07 | ソニー株式会社 | 情報処理装置および方法、配信システム、並びにプログラム |
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