JP2007149208A - 光ディスク装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
高倍速記録時における安定的な記録品質を実現する。
【解決手段】
記録パワーサンプリングパルス及び記録ストラテジに関して、それらのパルスの立ち上がり及び立下りを、NRZIクロックからの遅延量として規定すると共に、複数の光ディスクの種類をグループ分けして規定した定義情報を記憶手段に記憶しておき、光ディスクIDの識別に応じてある1つ記録パワーサンプリングパルス及び記録ストラテジに関する定義情報を選択し、選択された1つの定義情報に基づいて、記録パワーサンプリングパルス及び記録パルスを発生し、発生された記録パワーサンプリングパルス及び記録パルスに基づき、光ピックアップからの反射光による信号をサンプリングパルスによりサンプルホールドしたサンプルホールド信号を生成することにより、光ビームのパワーを最適に制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は光ディスク装置に係り、特に光ディスクの記録時における記録パワーと再生パワーのサンプルホールドタイミングの最適化制御に関する。
レーザ光を用いて情報を記録再生するCDRやDVD等の光ディスク装置においては、記録時及び再生時のレーザのパワーを最適に制御して情報の記録、再生を行なう必要がある。そのためには、記録及び再生パワーのサンプルホールドタイミングを最適に制御することが重要である。
例えば、特開2000−215454公報(特許文献1)には、光ディスクの種類によらずにレーザの書込みパワーの的確な補正を行なうために、ディスクのIDまたは反射光の強度レベルから光ディスクの種類を判別し、ディスクに応じたサンプルホールドタイミングを設定する技術が開示されている。
また、特開平11−273077公報(特許文献2)には、光ビームのパワーを光ディスク及び記録速度に応じて最適に制御するために、ディスクごとに個別にサンプルホールドタイミングの設定値を保存しておき、ディスク識別情報を元にディスクを判別して対応したサンプルホールドタイミングの設定値を3Tの範囲内で設定する技術が開示されている。
また、特開2002−197661公報(特許文献3)には、光ディスクの回転速度にかかわらず、データ記録時における反射光受光信号のサンプルホールドのタイミング調整を容易かつ短時間に行なうために、光ディスクからの反射光を受光した際の、受光信号の立ち上がり、立下りを起点として基準クロックのカウントアップを開始し、サンプルホールドタイミングを設定する技術が開示されている。
特開2000−215454公報 特開平11−273077公報 特開2002−197661公報
上記した特許文献1及び2の技術は、いずれも記録膜の種類の相違による反射光強度レベルの変化の違いに如何に対応するかについて言及しており、以下に説明する本発明の課題を示唆するものではない。また、上記特許文献3の技術は、記録ストラテジの相違によって発生する問題の解決策についてまでは言及していない。
更に、上記特許文献1〜3の技術はいずれも、光ディスクから反射光を受光した際の、受光信号を起点としてサンプルホールドタイミングを決定しているが、光ディスクの汚れ等による反射光のS/Nが悪い時には誤ったタイミングを選択するという問題がある。
そこで、本発明者は、光ディスクごとに異なる記録ストラテジが数パターンにグループ化可能であり、かつ記録ストラテジとサンプルホールドタイミングは、NRZI基準クロックに連動していることを見出した。
本発明の目的は、高倍速記録時における安定的な記録品質を実現する光ディスク装置を提供することにある。
本発明は、光ディスクの種類を記録ストラテジのグループごとに幾つかに分け、各グループごとに最適化したサンプルホールドタイミングを、基準クロックを起点とした遅延量として規定する。例えば、記録ストラテジはNRZIクロックに対して記録タイミングを規定し、かつ記録パワー及び又は再生パワーをサンプリングするサンプリングホールドタイミングもNRZIクロックに対する遅延量として規定する。光ディスクの種類の判別に従って、選択されたグループに定義された特定の記録ストラテジに対して、記録発光した際に発生するオーバーシュート、アンダーシュート、リンギング等を回避して最適化した記録パワー及び再生パワーのサンプリングホールドタイミングを設定し、記録ストラテジとサンプリングホールドタイミングの設定値をNRZIに対する相対値として同時に規定することにより、記録パワー及び又は再生パワーを安定化することができる。
本発明に係る光ディスク装置は、好ましい例では、光ピックアップによって光ビームを光ディスクに照射して情報を記録又は再生すると共に、記録時に光ディスクから光ピックアップを介して得られる反射光による信号をサンプリングパルスによりサンプルホールドし、サンプルホールドされた信号レベルに応じて光ビームのパワーを最適に制御する光ディスク装置において、光ディスクからの信号から光ディスクの種類を判別するディスクID識別手段と、NRZIによる基準クロック(NRZIクロック)を発生する基準クロック発生器と、記録パワーサンプリングパルスの立ち上がり及び立下りを、NRZIクロックからの遅延量として規定した定義情報であって、複数の光ディスクの種類をグループ分けして規定された定義情報を記憶し、光ディスクID識別手段による識別に応じてある1つ定義情報が選択される第1記憶手段と、記録パワーを規定すると共に、記録パワーの立ち上がり及び立下りを、NRZIクロックからの遅延量として規定した記録ストラテジの定義情報であって、複数の光ディスクの種類をグループ分けして規定された定義情報を記憶し、光ディスクID識別手段による識別に応じてある1つ定義情報が選択される第2の記憶手段と、基準クロック発生器及び第1の記憶手段から出力される定義情報に基づいて、記録パワーサンプリングパルスを発生する記録パワーサンプリングパルス発生回路と、基準クロック発生器及び第2の記憶手段から出力される定義情報に基づいて、記録パルスを生成する記録パルス発生回路と、記録パワーサンプリングパルス発生回路及び記録パルス発生回路からの信号を受け、反射光による信号をサンプリングパルスによりサンプルホールドしたサンプルホールド信号を出力するサンプルホールド回路と、を有し、サンプルホールド信号及び第2の記憶手段から出力される記録パワー情報に基づいて光ビームのパワーを最適に制御することを特徴とする光ディスク装置として構成される。
また、好ましい例では、更に、再生パワーサンプリングパルスの立ち上がり及び立下りを、NRZIクロックからの遅延量として規定した定義情報であって、複数の光ディスクの種類をグループ分けして規定された定義情報を記憶し、光ディスクID識別手段による識別に応じてある1つ定義情報が選択される第3記憶手段と、基準クロック発生器及び第3の記憶手段から出力される定義情報に基づいて、再生パワーサンプリングパルスを発生する再生パワーサンプリングパルス発生回路とを有し、サンプルホールド回路は、記録パワーサンプリングパルス発生回路、記録パルス発生回路、及び再生パワーサンプリングパルス発生回路からの信号を受け、反射光による信号をサンプリングパルスによりサンプルホールドしたサンプルホールド信号を出力する光ディスク装置として構成される。
更に、好ましくは、前記記録パワーを規定する定義情報を規定し、前記記録ストラテジの定義情報とは別に、記憶する第4の記憶手段を有する光ディスク装置として構成される。また、一例では、上記第1乃至第4の記憶手段は、共通するROMによって構成される。
また、好ましくは、前記グループ分けして規定された定義情報の数は、前記光ディスクID識別手段により識別されるディスクIDの種類よりも少ないように構成された光ディスク装置である。
本発明に係る光ディスクの記録方法は、好ましい例では、以下のように構成される。すなわち、光ピックアップによって光ビームを光ディスクに照射して情報を記録又は再生し、記録時に光ディスクから光ピックアップを介して得られる反射光による信号をサンプリングパルスによりサンプルホールドし、サンプルホールドされた信号レベルに応じて光ビームのパワーを最適に制御する光ディスクの記録方法において、反射光による信号から光ディスクの種類を判別するディスクID識別ステップと、NRZIによる基準クロック(NRZIクロック)を発生する基準クロック発生ステップと、記録パワーサンプリングパルスの立ち上がり及び立下りを、NRZIクロックからの遅延量として規定した定義情報であって、複数の光ディスクの種類をグループ分けして規定された定義情報を記憶手段に記憶しておき、光ディスクID識別手段による識別に応じてある1つ定義情報を選択する第1の選択ステップと、記録パワーを規定すると共に、記録パワーの立ち上がり及び立下りを、NRZIクロックからの遅延量として規定した記録ストラテジの定義情報であって、複数の光ディスクの種類をグループ分けして規定された定義情報を記憶手段に記憶しておき、光ディスクID識別手段による識別に応じてある1つ定義情報を選択する第2の選択ステップと、NRZIクロック及び第1の選択ステップの結果、選択された1つの定義情報に基づいて、記録パワーサンプリングパルスを発生する記録パワーサンプリングパルス発生ステップと、NRZIクロック及び第2の選択ステップによって選択された1つの定義情報に基づいて、記録パルスを生成する記録パルス発生ステップと、
発生された記録パワーサンプリングパルス及び記録パルスに基づき、光ピックアップからの反射光による信号をサンプリングパルスによりサンプルホールドしたサンプルホールド信号を生成するサンプルホールド信号生成ステップと、生成されたサンプルホールド信号及び予め規定された記録パワーの定義情報に基づいて光ビームのパワーを最適に制御するステップと、を有することを特徴とする記録方法である。
ここで、好ましくは、前記グループ分けして規定された定義情報の数を、前記光ディスクID識別ステップにより識別されるディスクIDの種類よりも少なく規定して記憶する。
本発明によれば、高倍速記録時における安定的な記録品質を実現することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施例について説明する。
図1は一実施形態における光ディスク装置の制御ブロック図である。
図1において、光ディスク1は色素系の光ディスク、例えばCDR,DVD等のディスクである。本実施例においては、色素の異なる複数種の光ディスクがスピンドルにセットされ、モータ(図示せず)により回転駆動されて情報が記録再生される。色素の種類によって記録ストラテジが異なるので、それに応じて記録パワー、再生パワーのサンプルホールドタイミング、及び記録ストラテジを最適に制御する。本実施例では、とりわけ光ディスクごとに異なる記録ストラテジを幾つかのパターンにグループ分けして最小限のサンプルホールドタイミングの種類で記録制御する。
光ディスク1の所定のエリアには、その色素の特性も考慮したディスクを識別するためのディスクIDが記録されている。光ディスク1の面と対向する位置には、光ピックアップ2が配置され、モータ(図示せず)により光ディスク1の径方向に駆動制御される。光ピックアップ2は、記録及び再生用の光ビームを発する半導体レーザを備える。半導体レーザ2から発せたれた光ビームは光ディスクに照射され、トラックにピットの連続からなる情報を記録する。
光ディスクの記録時に、光ディスク1から反射された反射光は、光ピックアップ2で受光され、反射信号として光ピックアップ2から出力されて、図示されるサンプルホールド制御のために使用される。反射信号はアンプ(図示せず)で増幅された後、サンプルホールド回路10に供給される。反射信号はまた、ディスクID識別部3に入力され、そこで反射信号に含まれるディスクIDが解析されて、ディスクの種類が識別される。
本実施例において、最適な記録パワーのサンプリングを規定するための記録パワーサンプリングパルス(P)情報4、最適な再生パワーのサンプリングを規定するための再生パワーサンプリングパルス(P)情報5、複数の記録ストラテジ情報を規定する記録ストラテジ情報6、及び記録パワーを規定する記録パワー情報8の各定義情報が、ROMのような記憶手段に予め記憶されて用意される。ここで、記録パワーサンプリングパルス情報4、再生パワーサンプリングパルス情報5、記録ストラテジ情報6及び記録パワー情報8の規定のし方は、本実施例に特徴的であり、これについては、図2及び3を参照して後述する。
記録パワーサンプリングパルス情報4は記録パワーサンプリングパルス(P)発生回路41に供給され、そこで、該情報4により規定された記録パワーサンプリングパルスを発生する。また再生パワーサンプリングパルス情報5は再生パワーサンプリングパルス(P)発生回路51に供給され、そこで、該情報5により規定された再生パワーサンプリングパルスを発生する。記録ストラテジ情報6は記録パルス発生回路9に供給され、そこで、該情報6及び記録パワー情報8により規定された記録ストラテジ及び記録パワーを持つ記録パルスを発生する。記録パワー情報8は比較器11及び記録パルス発生回路9に供給される。また、NRZI(Non Return to Zero Inverted)方式にて基準クロックを発生する基準クロック発生器7が設けられ、その出力である基準クロックは、記録パワーサンプリングパルス発生回路41、再生パワーサンプリングパルス発生回路51、及び記録パルス発生回路9へ供給される。
これら記録パワーサンプリングパルス発生回路41、再生パワーサンプリングパルス発生回路51、及び記録パルス発生回路9の出力はサンプルホールド回路10に供給される。サンプルホールド回路10は、記録パワーサンプリングパルス発生回路41、再生パワーサンプリングパルス発生回路51、及び記録パルス発生回路9から出力されるサンプリングパルスに従って反射光からの信号をサンプルホールドする。
サンプルホールド回路10でサンプルホールドされた信号は、比較器11に供給され、そこで、もう一方の入力である記録パワー情報8と比較する。比較器8は記録パワー情報8をサンプルホールドされた期間だけ調整制御し、その出力は、自動パワー制御(APC)回路12に供給される。APC回路12は、記録信号を記録するためのレーザパワーを一定に制御する。
図2は記録再生時の信号のタイミングチャートを示す図である。図2を参照して、サンプリングパルスの規定のし方について説明する。
図2の(A)及び(B)はいずれも、(a)NRZIの基準クロック、(b)記録再生パワー、(c)記録パワーサンプリングパルス、(d)再生サンプリングパルスを示し、それぞれ異なる記録ストラテジ及びサンプルホールドタイミングを示している。レーザ発光波形及びサンプリングパルスはNRZIの立ち上がり/立下りエッジからの遅延量として規定される。
記録パワーレベルをサンプリングする際には、パワーが一定の領域をサンプリングする必要があるが、記録発光直後はオーバーシュートやリンギングが発生するため、この領域は避ける。また、記録発光波形はキャッスルと称する凹型のパルスを使用するため、記録発光部分の最後尾を避ける必要がある。これらの領域を避けて、安定した記録パワーをサンプリング可能なサンプリングパルスをNRZI信号からの遅延量として規定する。
同様にして再生パワーレベルをサンプリングする際には、パワーが一定の領域をサンプリングする必要があるが、再生パワーまでパワーを下げた直後アンダ−シュート及びリンギングが発生するため、この領域を避けて、安定した再生パワーをサンプリング可能なサンプリングパルスをNRZI信号からの遅延量として規定する。
これによって、常に安定した記録品質を実現することができる。
具体的に説明すると、(A)は、パルス幅が短く、キャッスルのツノの部分も短い、高パワーの記録ストラテジである。一方、(B)はパルス幅が長く、キャッスルのツノの部分も長い、低パワーの記録ストラテジを示している。例えば、(A)で使用したサンプリングパルスをそのまま(B)の記録ストラテジに対して使用すると、リンギング部分でサンプリングしてしまい、誤ったパワーを求めてしまう恐れがある。すなわち、X部分にリンギングが含まれていることから理解される。
しかし、(B)に示すサンプリングホールドタイミングを使用することによりリンギング等を回避し、かつ可能な限り長い期間をサンプリングすることが可能となる。
図3はグループ化された記録再生時の信号のタイミングチャートを示す図である。
光ディスク装置にセットされて記録される複数の光ディスクは、それらの色素の違いによって、数パターンにグループ分けすることが可能である。このグループ化により記録ストラテジも同数以下にグループ化することができる。これにより予め基本となる記録ストラテジを数パターン用意し、かつこの記録ストラテジに対して最適化したサンプリングホールドタイミングの設定値を用意しておくことで、安定した記録品質を得ることができる。
以下、具体的に説明する。
本実施例では、光ディスクの色素の種類に応じて、(1)〜(4)に示す4種のパターンにグループ分けして規定された、(b)記録パワー及びその記録ストラテジ、(c)記録パワーサンプリングパルス、及び(d)再生パワーサンプリングパルスの、各パルスが発生される。光ディスクの種類の数は4又はそれ以上である。4つにグループ分けされた各パルスは、予め規定された記録パワーサンプリングパルス情報4、再生パワーサンプリングパルス情報5、記録ストラテジ情報6及び記録パワー情報8によって設定される。また4つのパルスのうちのいずれを選択するかは、ディスクID識別部3における識別によって決定される。
(b)に示すように、記録パワーは、再生パルスに対する高さによって規定できる。また、記録ストラテジは、図示の太破線によって規定できる。記録パワーの立ち上がり及び立下りは、NRZI信号に対する遅延量として規定される。例えば、(1)のパターンの記録パワーP1が最も大きく、以下P3,P4,P2の順に小さくなるように設定され、しかもこれらのパルスの形は記録ストラテジの相違から全て異なったものが生成される。
ここで、例えば、記録パワーと記録ストラテジを規定した定義情報は、(1)では「101101」、(2)では「110011」、(3)では「111000」、(4)では「110101」である。
また、記録パワーサンプリングパルス(c)及び再生パワーサンプリングパルス(d)は、NRZI信号に対する遅延量として規定される。すなわち、記録パワーサンプリングパルス(c)及び再生パワーサンプリングパルス(d)の立上がり及び立下りは、(1)〜(4)のように、4種ともに異なったものが生成される。
ここで、例えば、記録パワーサンプリングパルス情報4の定義情報は、(1)では「111110」、(2)では「011000」、(3)では「011111」、(4)では「011100」である。同様にして、再生パワーサンプリングパルス情報5の定義情報は、(1)では「0111」、(2)では「0011」、(3)では「0011」、(4)では「0111」である。
以上、本発明の実施例について説明したが、本発明は上記実施例に限定されず、種々変形して実施し得る。
例えば、上記実施例によれば、記録ストラテジ情報6と記録パワー情報8を別々に規定して、それぞれ異なる記憶手段に記憶するように構成したが、記録パワーまで含めて記録ストラテジ情報を定義することも可能である。その場合には、まとめて規定された定義情報を1の記憶手段に記憶するようにしてもよい。
以上のように、本実施例によれば、高倍速記録時における安定的な記録品質を実現することができる。例えば、光ディスクの汚れにも強く、かつ記録発光した際に発生するオーバーシュート、アンダーシュート、リンギング等を回避することが可能であり、CAV(Constant Angular Velosity)記録の際でも常に記録パワーと再生パワーが安定した領域をサンプリングすることができる。
本発明の一実施形態における光ディスク装置の制御ブロック図。 一実施形態による光ディスク装置の記録再生時の信号のタイミングチャートを示す図。 一実施形態におけるグループ化された記録再生時の信号のタイミングチャートを示す図。
符号の説明
1:光ディスク、2:光ピックアップ、3:光ディスクID識別部、4:記録パワーサンプリングパルス情報、5:再生パワーサンプリングパルス情報、41:記録パワーサンプリングパルス発生回路、51:再生パワーサンプリングパルス発生回路、6:記録ストラテジ情報、7:基準クロック発生器、8:記録パワー情報、9:記録パルス発生回路、10:サンプルホールド回路、11:比較器、12:APC回路。

Claims (7)

  1. 光ピックアップによって光ビームを光ディスクに照射して情報を記録又は再生すると共に、記録時に光ディスクから該光ピックアップを介して得られる反射光による信号をサンプリングパルスによりサンプルホールドし、該サンプルホールドされた信号レベルに応じて該光ビームのパワーを最適に制御する光ディスク装置において、
    該光ディスクからの該信号から光ディスクの種類を判別するディスクID識別手段と、
    NRZIによる基準クロック(NRZIクロック)を発生する基準クロック発生器と、
    記録パワーサンプリングパルスの立ち上がり及び立下りを、該NRZIクロックからの遅延量として規定した定義情報であって、複数の光ディスクの種類をグループ分けして規定された該定義情報を記憶し、該光ディスクID識別手段による識別に応じてある1つ定義情報が選択される第1記憶手段と、
    記録パワーを規定すると共に、記録パワーの立ち上がり及び立下りを、該NRZIクロックからの遅延量として規定した記録ストラテジの定義情報であって、複数の光ディスクの種類をグループ分けして規定された該定義情報を記憶し、該光ディスクID識別手段による識別に応じてある1つ定義情報が選択される第2の記憶手段と、
    該基準クロック発生器及び該第1の記憶手段から出力される該定義情報に基づいて、記録パワーサンプリングパルスを発生する記録パワーサンプリングパルス発生回路と、
    該基準クロック発生器及び該第2の記憶手段から出力される定義情報に基づいて、記録パルスを生成する記録パルス発生回路と、
    該記録パワーサンプリングパルス発生回路及び該記録パルス発生回路からの信号を受け、該反射光による信号をサンプリングパルスによりサンプルホールドしたサンプルホールド信号を出力するサンプルホールド回路と、を有し、
    該サンプルホールド信号及び該第2の記憶手段から出力される記録パワー情報に基づいて該光ビームのパワーを最適に制御することを特徴とする光ディスク装置。
  2. 更に、再生パワーサンプリングパルスの立ち上がり及び立下りを、該NRZIクロックからの遅延量として規定した定義情報であって、複数の光ディスクの種類をグループ分けして規定された該定義情報を記憶し、該光ディスクID識別手段による識別に応じてある1つ定義情報が選択される第3記憶手段と、
    該基準クロック発生器及び該第3の記憶手段から出力される該定義情報に基づいて、再生パワーサンプリングパルスを発生する再生パワーサンプリングパルス発生回路と
    を有し、該サンプルホールド回路は、該記録パワーサンプリングパルス発生回路、該記録パルス発生回路、及び該再生パワーサンプリングパルス発生回路からの信号を受け、該反射光による信号をサンプリングパルスによりサンプルホールドしたサンプルホールド信号を出力することを特徴とする請求項1の光ディスク装置。
  3. 前記記録パワーを規定する定義情報を規定し、前記記録ストラテジの定義情報とは別に、記憶する第4の記憶手段を有することを特徴とする請求項1又は2の光ディスク装置。
  4. 前記第1乃至第4の記憶手段は、共通するROMによって構成されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかの光ディスク装置。
  5. 前記グループ分けして規定された該定義情報の数は、前記光ディスクID識別手段により識別されるディスクIDの種類よりも少ないことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかの光ディスク装置。
  6. 光ピックアップによって光ビームを光ディスクに照射して情報を記録又は再生し、記録時に光ディスクから該光ピックアップを介して得られる反射光による信号をサンプリングパルスによりサンプルホールドし、該サンプルホールドされた信号レベルに応じて該光ビームのパワーを最適に制御する光ディスクの記録方法において、
    該反射光による該信号から光ディスクの種類を判別するディスクID識別ステップと、
    NRZIによる基準クロック(NRZIクロック)を発生する基準クロック発生ステップと、
    記録パワーサンプリングパルスの立ち上がり及び立下りを、該NRZIクロックからの遅延量として規定した定義情報であって、複数の光ディスクの種類をグループ分けして規定された該定義情報を記憶手段に記憶しておき、該光ディスクID識別手段による識別に応じてある1つ定義情報を選択する第1の選択ステップと、
    記録パワーを規定すると共に、記録パワーの立ち上がり及び立下りを、該NRZIクロックからの遅延量として規定した記録ストラテジの定義情報であって、複数の光ディスクの種類をグループ分けして規定された該定義情報を記憶手段に記憶しておき、該光ディスクID識別手段による識別に応じてある1つ定義情報を選択する第2の選択ステップと、
    該NRZIクロック及び該第1の選択ステップの結果、選択された1つの該定義情報に基づいて、記録パワーサンプリングパルスを発生する記録パワーサンプリングパルス発生ステップと、
    該NRZIクロック及び該第2の選択ステップによって選択された1つの定義情報に基づいて、記録パルスを生成する記録パルス発生ステップと、
    発生された該記録パワーサンプリングパルス及び該記録パルスに基づき、該光ピックアップからの反射光による信号をサンプリングパルスによりサンプルホールドしたサンプルホールド信号を生成するサンプルホールド信号生成ステップと、
    生成された該サンプルホールド信号及び予め規定された該記録パワーの定義情報に基づいて該光ビームのパワーを最適に制御するステップと、を有することを特徴とする記録方法。
  7. 前記グループ分けして規定された該定義情報の数を、前記光ディスクID識別ステップにより識別されるディスクIDの種類よりも少なく規定して記憶することを特徴とする請求項6の記録方法。
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