JP2007148825A - 式典準備支援方法、式典準備支援サーバ及び式典準備支援プログラム - Google Patents

式典準備支援方法、式典準備支援サーバ及び式典準備支援プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】式典の準備を円滑に進行させることができる式典準備支援方法、式典準備管理サーバ及び式典準備支援プログラムを提供する。
【解決手段】ブライダルナビゲーションシステム1は、見積データを記憶した見積データ記憶部を備えたサーバ2と、プランナー等が有する管理者端末3と、新郎新婦が用いる顧客端末4とを有する。サーバ2は、式典の見積に関する各見積データを顧客端末4から受信して、見積データ記憶部に記憶する。また、サーバ2は、管理者端末3から受信したリクエストにより、各見積データ内のステイタスを「確定」又は「未確定」に変更する。さらに、サーバ2が、顧客端末4から見積確認要求を受信したとき、各見積データ内のステイタスに基づき、見積を更新可能であるか否かを判断する。
【選択図】図1

Description

本発明は、式典準備支援方法、式典準備支援サーバ及び式典準備支援プログラムに関する。
最近、結婚式・披露宴等の式典は、新郎新婦等の式典予定者の意向が強く反映され、多様化する傾向にある。この傾向に対し、ブライダル業界の各事業者は、結婚式・披露宴の基本プランを設定する他、各種オプションを取り揃え、式典予定者のニーズに対応している。その結果、ホテル、結婚会場等の事業者が提案するプラン・オプションが複雑化し、事業者が提供する情報が膨大になっている。このため、式典予定者にとっては、選択肢が増える利点があるが、各種オプションを選択した場合、そのオプションを選択した場合の見積の算出及び管理が容易な作業ではない。
これに対し、結婚式、披露宴のシミュレーションを行う結婚式シミュレーション方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この方法は、シミュレーションを提供する事業者が、予め登録した披露宴会場、衣装等の画像データや、音声データ等から、新郎新婦が希望する式場、衣装等を選択し、新郎新婦自身の写真を画像データとしてアップロードして登録すると、式典予定者は、自分達の画像データと選択した画像データとを合成した画像や、動画を見ることができる。また、式場や衣装を選択すると、自動的に式場や衣装の料金が累積され、見積を算出することができる。
特開2001−357148号公報
ところで、式場、衣装、装花等を、各事業者又は担当者に発注する発注期限はそれぞれ異なるので、各オプションの決定期限も異なる。このため、多数のオプションの決定期限を、プランナーが式典予定者に逐次伝える必要がある。また、結婚式のように、準備が長期間に亘る場合には、式典予定者はオプションを変更することが多いので、プランナー及び式典予定者にとって、見積管理は複雑且つ手間のかかる作業である。従って、上記したように、オプション数が膨大する状況下では、多大な手間がかかる他、期限の連絡が正確に伝達されない可能性もあった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、式典の準備を円滑に進行させることができる式典準備支援方法、式典準備管理サーバ及び式典準備支援プログラムを提供することにある。
本発明は、式典の見積もりに関する見積管理情報を記憶した見積管理情報記憶手段と、管理コンピュータとを用いて、式典の見積もりを管理する式典準備支援方法において、前記管理コンピュータが、式典予定者が用いるユーザ端末から受信した見積管理情報を、見積もりに関する期限を示す期限情報とともに前記見積管理情報記憶手段に記憶する段階と、前記ユーザ端末から見積確認要求を受信した際に、前記期限情報に基づき、見積更新の可否を判断する段階と、見積もりを更新可能であると判断した場合に、前記ユーザ端末から受信した見積要求に基づき、前記見積管理情報を更新する段階とを有する。
これによれば、見積期限が経過する前には、式典予定者はユーザ端末を用いて、見積管理情報を何度でも更新することができる。また、見積期限を経過した場合に、見積管理情
報の更新を不可能にすることができる。このため、式典等、準備期間が長期間となり、決定項目が多い場合に、式典予定者は期限内の更新を何度でも簡単に行うことができるので、利便性を向上できる。また、期限が経過した場合に、見積不可能とするので、式典の複雑な見積を効率よく管理することができる。
本発明は、式典の見積もりを管理する式典準備支援サーバにおいて、式典予定者が用いるユーザ端末から受信した、式典の見積もりに関する見積管理情報を、見積に関する期限を示す期限情報とともに記憶する見積管理情報記憶手段と、見積確認要求を前記ユーザ端末から受信した際に、前記期限情報に基づき、見積更新の可否を判断する判断手段と、見積もりを更新可能であると判断した場合に、前記ユーザ端末から受信した見積要求に基づき、前記見積管理情報を更新する更新手段とを備えた。
これによれば、式典準備支援サーバにより、見積期限が経過する前には、式典予定者はユーザ端末を用いて、見積管理情報を何度でも更新することができる。また、見積期限を経過した場合に、見積管理情報の更新を不可能にすることができる。このため、式典等、準備期間が長期間となり、決定項目が多い場合に、式典予定者は期限内の更新を何度でも簡単に行うことができるので、利便性を向上できる。また、期限が経過した場合に、見積不可能とするので、式典の複雑な見積を効率よく管理することができる。
本発明は、式典の見積もりに関する見積管理情報を記憶した見積管理情報記憶手段と、管理コンピュータとを用いて、式典の見積もりを管理する式典準備支援プログラムにおいて、前記管理コンピュータを、式典予定者が用いるユーザ端末から受信した見積管理情報を、見積もりに関する期限を示す期限情報とともに前記見積管理情報記憶手段に記憶する見積登録手段と、前記ユーザ端末から見積確認要求を受信した際に、前記期限情報に基づき、見積更新の可否を判断する判断手段と、見積もりを更新可能であると判断した場合に、前記ユーザ端末から受信した見積要求に基づき、前記見積管理情報を更新する更新手段ととして機能させる。
これによれば、見積期限が経過する前には、式典予定者はユーザ端末を用いて、見積管理情報を何度でも更新することができる。また、見積期限を経過した場合に、見積管理情報の更新を不可能にすることができる。このため、式典等、準備期間が長期間となり、決定項目が多い場合に、式典予定者は期限内の更新を何度でも簡単に行うことができるので、利便性を向上できる。また、期限が経過した場合に、見積不可能とするので、式典の複雑な見積を効率よく管理することができる。
この式典準備支援プログラムにおいて、前記判断手段が見積不可能であると判断した場合に、前記見積確認要求を送信した前記ユーザ端末に対し、見積確定情報を送信する第1送信手段をさらに備えた。
これによれば、見積期限が経過した場合に、式典予定者の使用するユーザ端末に、見積確定情報を送信する。このため、ユーザ端末で、見積確定情報を表示することができるので、式典予定者は、見積を変更可能であるか否かを一目で判別することができる。
この式典準備支援プログラムにおいて、前記判断手段が、見積可能であると判断した場合に、前記見積確認要求を送信した前記ユーザ端末に対し、見積未確定情報を送信する第2送信手段をさらに備えた。
これによれば、見積期限が経過していない場合に、ユーザ端末に見積未確定情報が送信される。このため、ユーザ端末で、見積未確定情報を表示することができるので、式典予定者は、見積を変更可能であるか否かを一目で判別することができる。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図1〜図15に従って説明する。図1に示すように、ブライダルナビゲーションシステム1は、式典準備支援サーバとしてのブライダルナビゲーションサーバ(以下、単にサーバ2という)、結婚式・披露宴のサービスを提供する事業者が有し、ウェディングプランナー等が使用する管理者端末3と、式典予定者としての新郎新婦が使用するユーザ端末としての顧客端末4とを備えている。
管理者端末3は、一般通信回線網、専用通信回線網等のネットワークNを介してサーバ2に接続可能になっている。また、管理者端末3は、CPU、RAM、WWWブラウザソフトを格納したROM、通信部等を有するコンピュータ(図示省略)と、キーボード、マウス等の入力操作部3a、ディスプレイ3bとを有している。また、コンピュータには、サーバ2と式典管理のためのデータを送受信するためのクライアント側プログラムを記憶していてもよい。プランナーは、この管理者端末3を操作してサーバ2に各種リクエストを送信する。また、管理者端末3には、プリンタ5が接続されている。管理者端末3は、サーバ2から受信したデータを、プリンタ5が処理可能な印刷データに変換し、プリンタ5に出力する。
顧客端末4は、一般通信回線網等のネットワークNを介して、サーバ2との間でデータを双方向送受信可能になっている。また、顧客端末4は、CPU、RAM、WWWブラウザソフトを格納したROM、通信部等を有するコンピュータ(図示省略)と、キーボード、マウス等の入力操作部4aと、ディスプレイ4bとを備えている。新郎新婦は、顧客端末4を操作して、サーバ2に各種リクエストを送信する。そして、そのリクエストに対してサーバ2が応答したデータを、WWWブラウザで表示する。
図2に示すように、サーバ2は、管理コンピュータを構成するCPU10、RAM11、ROMからなる主記憶部12、通信部13を備えている。判断手段、更新手段、見積登録手段、送信手段としてのCPU10は、通信部13を介して顧客端末4からリクエストを受信すると、主記憶部12に記憶された式典支援プログラムに基づき、そのリクエストに応じた画像データ等を埋め込んだHTML(Hyper Text Markup Language)ファイル等のデータを生成する。そして、そのデータを送信して、顧客端末4からのリクエストに応答する。顧客端末4は、WWWブラウザに、サーバ2から受信したデータを展開する。
また、CPU10は、通信部13を介して、管理者端末3からリクエストを受信すると、同じく式典支援プログラムに基づき、そのリクエストに応じたHTML(Hyper Text Markup Language)等のデータを生成し、そのデータを送信することにより、リクエストに応答する。管理者端末3は、WWWブラウザにサーバ2から受信したデータを出力したり、記憶部に記憶したクライアント側プログラムによってサーバ2から受信したデータを展開したりする。
また、サーバ2は、顧客データ記憶部15、料金データ記憶部16、見積管理情報記憶手段としての見積データ記憶部17、招待客データ記憶部18、及びウェブデータ記憶部19を備えている。
顧客データ記憶部15には、図3(a)に示す各顧客データ20が記憶されている。顧客データ20は、顧客ID20a、新郎氏名20b、新婦氏名20cを有している。顧客ID20aは、一組の新郎及び新婦に対して付与される識別子であって、新郎及び新婦が式場を訪問した際等に付与される。新郎氏名20b及び新婦氏名20cは、新郎新婦の氏名であって、プランナーが管理者端末3を用いてサーバ2の顧客データ記憶部15に登録する。
料金データ記憶部16には、式場側が設定した結婚式・披露宴の各基本プランの基本料金データ21と、新郎新婦が基本プランに付加的に選択するオプションに対して設定されたオプション料金データ22とが記憶されている。図3(b)に示すように、基本料金データ21は、基本プラン識別子21a、料金21b、設定人数21c、追加料金21dを有している。基本プラン識別子21aは、各式場で提案している各基本プランの識別子である。料金21bは、その基本プランの費用である。設定人数21cは、その基本プランに対して設定されている招待客の人数である。追加料金21dは、設定人数よりも人数が増えた場合、一人当たりにかかる費用である。
また、図3(c)に示すように、オプション料金データ22は、オプション識別子22a、料金22b、カテゴリ22c、掲載カテゴリ22dを有している。オプション識別子22aは、基本プランに対して付加可能な各オプションの識別子である。オプションは、「式場」の他、「クロス」、「チェアカバー」、「ケーキ」、「装花」、「演出」等のカテゴリから、好みの物を選択可能になっている。料金22bは、そのオプションを選択した場合の費用である。カテゴリ22cは、「クロス」等のカテゴリである。掲載カテゴリ22dは、そのオプションを掲載する画面を示し、例えば、後述する「ウェブカタログ」や、「シミュレーション」になっている。
見積データ記憶部17には、見積管理情報としての基本見積データ23及びオプション見積データ24が記憶されている。基本見積データ23、及びオプション見積データ24は、新郎新婦が顧客端末4を用いてサーバ2に見積更新要求を送信する度に生成される。基本見積データ23は、新郎新婦が選択した基本プランに対する見積データである。図3(d)に示すように、基本見積データ23は、顧客ID20aによって、顧客データ20と関連付けられている。さらに、基本見積データ23は、見積番号23a、見積日時23b、基本プラン識別子21a、期限情報としてのステイタス23cを有している。見積番号23aは、その新郎新婦が見積を行う度に付与される番号である。見積日時23bは、その見積を行った日時を示す。基本プラン識別子21aは、見積で選択した基本プランを示し、基本料金データ21の基本プラン識別子21aと対応している。ステイタス23cは、「未確定」又は「確定」からなり、その基本プランの発注(決定)期限が経過したか否かを示す。ステイタス23cが「未確定」である場合には、新郎新婦は基本プランの基本プラン識別子21aを変更することができるが、「未確定」から「確定」に変更された場合には、その基本プラン識別子21aを変更することができなくなる。
オプション見積データ24は、新郎新婦によって選択されたオプションを示すデータであって、図3(c)に示すように、顧客ID20aによって、顧客データ20及び基本見積データ23と関連付けられている。また、オプション見積データ24は、見積番号23a及び見積日時23bによって基本見積データ23に関連付けられている。
さらに、オプション見積データ24は、カテゴリ22c、オプション識別子22a、個数24b、期限情報としてのステイタス24cからなる個別データ24eを、選択されたオプションの数だけ有している。カテゴリ22cは、「式場」、「クロス」、「チェアカバー」、「ケーキ」、「装花」、「演出」等の、オプションが属するカテゴリを示す。オプション識別子22aは、選択された個々のオプションを示す。例えば、カテゴリ22cが「クロス」であった場合、オプション識別子22aは、「ブルー」等のクロスの種類である。個数24bは、オプションの個数である。「クロス」のオプション等、個数を選択不可能である場合は、個数24bは、例えば「Null」となる。「装花」のオプション等、個数を選択可能である場合は、個数24bは、「20」等の数値になっている。ステイタス24cは、「未確定」又は「確定」からなり、そのオプションの発注期限が経過したか否かを示す。「未確定」である場合には、新郎新婦はそのオプションを取消・変更す
ることができるが、「確定」である場合には、そのオプションを取消・変更することができなくなる。
招待客データ記憶部18には、結婚式又は披露宴の各招待客に関する招待客データ25が記憶されている。図3(f)に示すように、招待客データ25は、顧客ID20aによって、顧客データ20、基本見積データ23及びオプション見積データ24と関連付けられている。
さらに招待客データ25は、招待客氏名25a、招待客属性情報25b、料理25c、引出物25d、席次25e、出欠25fを有している。招待客氏名25a及び招待客属性情報25bは、その招待客の氏名と、住所や続柄等の情報とをそれぞれ有している。料理25c、引出物25dは、新郎新婦が、その招待客に対して選んだ料理及び引出物の識別子である。席次25eは、その招待客に対して、新郎新婦が割り振った結婚式又は披露宴での席次を示す。出欠25fは、その招待客の、結婚式又は披露宴の出席又は欠席を示し、初期値は「出席」になっている。
ウェブデータ記憶部19には、管理者端末3及び顧客端末4からのリクエストに応じて、画像データGを埋め込んだHTMLファイル等を生成するためのウェブデータWが記憶されている。ウェブデータWは、管理者端末3及び顧客端末4のディスプレイ3b,4bに、テキストボックス、プルダウンメニュー等の入力フォームを表示したり、入力値を総計するためのテンプレートデータや、テンプレートデータに埋め込まれる画像を表示するための画像データG等から構成されている。上記したように、サーバ2のCPU10は、管理者端末3や顧客端末4から各種リクエストを受信すると、式典支援プログラムに基づき、そのリクエストに応じたテンプレートフデータを選択し、そのリクエストに応じた画像データを読み出す。さらに、そのデータを、リクエストを送信した管理者端末3や顧客端末4に送信する。そして、以後、管理者端末3又は顧客端末4が操作を中止するまで、サーバ2はリクエストに応じたデータを管理者端末3又は顧客端末4に送信する。
次に、本実施形態の処理手順について、図4〜図8に従って説明する。
まず、式場のプランナーは、例えば、新郎新婦が式場を訪れたとき等に、管理者端末3を使用して、新郎新婦を「会員」として登録する。このとき、プランナーは管理者端末3を使用して、新郎新婦の氏名を入力し、サーバ2に送信する。サーバ2のCPU10は、受信した情報に対して、顧客ID20aを割り振って、顧客データ20を顧客データ記憶部15に記憶する。そして、発行した顧客ID20aを、顧客端末4に送信する。顧客端末4は、受信した顧客ID20aを印刷した会員証を、プリンタ5により印刷する。作成した会員証は、新郎新婦に渡される。
式場を訪問した後等に、新郎新婦は、最初の見積を行うために、顧客端末4を使用してサーバ2にアクセスする。顧客端末4は、サーバ2から送信されたウェブデータWをディスプレイ4bに出力して、トップ画面やログイン画面(図示省略)を表示する。新郎新婦は、会員証に印刷された顧客ID20aを、ログイン画面の入力部に入力し、ユーザ認証の要求を行う。
サーバ2のCPU10は、顧客端末4から受信した顧客ID20aに基づき、認証を行う。そして、受信した顧客ID20aと、同じ顧客ID20aを有する顧客データ20を検出した場合には、ウェブデータ記憶部19から、図9に示す見積トップ画面30を表示するためのウェブデータWを読み出し、顧客端末4に送信する。
ウェブデータWに基づき表示された見積トップ画面30には、プラン選択部30a,30bや、人数入力部30cが表示されている。プラン選択部30a,30b、人数入力部
30cが入力操作された場合には、ウェブデータWに基づき、顧客端末4がその入力値をサーバ2に送信するようになっている。
図4のステップS1−1に示すように、新郎又は新婦が、プラン選択部30a,30bを選択し、人数入力部30cに人数を入力すると、顧客端末4は、入力したプラン、人数等の入力情報をサーバ2に送信して、見積要求を行う。サーバ2のCPU10は、受信した入力情報に対応する基本料金データ21を、料金データ記憶部16内で検索し、該当する基本料金データ21を読出す(ステップS1−2)。例えば、「Aプラン」が選択された場合には、サーバ2は、「Aプラン」を基本プラン識別子21aとして有する基本料金データ21を検索し、該当する基本料金データ21を読出す。
さらに、サーバ2のCPU10は、読出した基本料金データ21に基づき、費用を算出する(ステップS1−3)。まず、CPU10は、読出した基本料金データ21のうち、料金21bを抽出する。また、新郎新婦が入力した人数が、基本プランの設定人数21cよりも多いか否かを判断する。人数が設定人数21cよりも多い場合には、CPU10は、その追加人数と、読出した基本料金データ21の追加料金21dの金額とを乗算して、基本プランの料金21bに加算する。そして、算出した見積料金を、費用データとして顧客端末4に送信する(ステップS1−4)。
また、サーバ2のCPU10は、選択された基本プランの基本プラン識別子21aを、顧客ID20a、見積番号23a、見積日時23b、「未確定」を示すステイタス23cと関連付けて、新たな基本見積データ23を生成し、見積データ記憶部17に記憶する(ステップS1−5)。
顧客端末4は、基本費用データを受信すると、見積トップ画面30の小計金額表示部30dに、費用データを出力して、基本プランのみの小計金額を表示する(ステップS1−6)。そして、新郎又は新婦は、見積金額を確認し、見積トップ画面30の次画面遷移実行部30eを選択する。
次画面遷移実行部30eが選択操作されると、顧客端末4から見積トップ画面30の次画面の要求がサーバ2に送信される。サーバ2のCPU10は、テンプレートデータと、見積トップ画面30で選択された基本プランに対応するオプションのデータとをウェブデータ記憶部19から読み出し、顧客端末4に送信する。顧客端末4は、サーバ2から送信されたウェブデータWに基づき、図10に示す詳細見積画面31をディスプレイ4bに表示する。
詳細見積画面31には、プルダウンメニュー式の会場選択部31a、クロス選択部31b、チェアカバー選択部31c、照明選択部31dが表示されている。また、ケーキ選択部31e、装花選択部31f,31g、ブーケ選択部31hが表示されている。装花選択部31gの隣りには、発注する装花の個数入力部31iが表示されている。さらに、料理選択部31j,31k、飲物選択部31l、各料理又は飲物に対する人数を入力する各入力部31p〜31rが表示されている。また、シミュレーション遷移実行部31m及びカタログ遷移実行部31nも表示されている。
新郎又は新婦が、各選択部31a〜31h,31j〜31lに表示された項目を選択した場合、上記した、図4に示すステップS1−1〜S1−6が繰り返される。即ち、顧客端末4は、各選択部31a〜31h,31j〜31lにより入力値が入力されると、テンプレートデータに基づき、入力項目に対応するカテゴリ22c、オプション識別子22aを、サーバ2に送信する。サーバ2のCPU10は、それらのデータを受信すると、そのデータに対応するオプション料金データ22を料金データ記憶部16内で検索し、該当す
るオプション料金データ22を読出す(ステップS1−2)。例えば、装花選択部31gで「卓上装花GA」が選択され、個数入力部31iに個数が入力されると、サーバ2のCPU10は、「卓上装花GA」をオプション識別子22aとして有するオプション料金データ22を検索し、該当するオプション料金データ22を読出す。そして、CPU10は、「卓上装花GA」の料金22bと、個数入力部31iに入力した個数とを乗算し、費用データを算出する(ステップS1−3)。そして、オプション費用データを顧客端末4に送信する(ステップS1−4)。
また、サーバ2のCPU10は、選択されたオプションのカテゴリ22cと、オプション識別子22aと、個数24bとを、顧客ID20a、見積番号23a、見積日時23b、「未確定」を示すステイタス24cと関連付けて、オプション見積データ24を生成し、見積データ記憶部17に記憶する(ステップS1−5)。2個目以上のオプションが選択された場合には、既に生成したオプション見積データ24に、新たな個別データ24e(カテゴリ22c、オプション識別子22a、個数24b)を追加する。
顧客端末4はオプション費用データを受信すると、テンプレートデータに基づき、オプション費用データに所定の倍率を乗算した付加料金(サービス料金、又は税金)と、オプションのみの小計金額を、金額表示部31sに出力する(ステップS1−6)。このとき、図10の詳細見積画面31に示すように、複数のオプションが選択されている場合には、ウェブデータWに基づき、各オプションの各オプション費用データを累積して、小計金額が算出されるようになっている。さらに、顧客端末4は、ウェブデータWに従って、基本プランの小計と、オプションの小計とを合計した合計金額を算出し、合計金額を金額表示部31tに表示する。
このように、詳細見積画面31の各選択部31a〜31h、31j〜31lが選択操作されると、顧客端末4はサーバ2に選択された項目が見積に反映されるように要求する。サーバ2のCPU10は、オプション料金データ22に基づいて、費用データを算出し、送信する。顧客端末4は、受信した費用データを用いて、計算式が埋め込まれたウェブデータWに基づいて、自動的にオプションの小計を算出し、小計金額及び合計金額を詳細見積画面31に表示するようになっている。
次に、詳細見積画面31のシミュレーション遷移実行部31mが選択された場合の処理について図5に従って説明する。新郎又は新婦によって、シミュレーション遷移実行部31mが選択操作されると、顧客端末4は、詳細見積画面31を表示するテンプレートデータに基づき、シミュレーション実行要求をサーバ2に送信する(ステップS2−1)。サーバ2のCPU10は、この要求を受信すると、シミュレーションを行うためのウェブデータWをウェブデータ記憶部19から読出して、顧客端末4に送信する(ステップS2−2)。このウェブデータWには、テンプレートデータ及び画像データGが含まれている。
顧客端末4は、受信したウェブデータWをディスプレイ4bに出力して、図11に示すシミュレーション画面32を表示する。シミュレーション画面32には、テンプレートデータに基づく会場選択部32a、オプション選択タブ32b〜32gと、式場画像データG1に基づくシミュレーション画像32iとが表示されている。シミュレーション画像32iには、テーブル、装花、ケーキ等を配置した式場の写真が表示されている。
例えば、会場選択部32aで「会場A」が選択されると、顧客端末4が「会場A」の識別子を送信し、その「会場A」の画像をサーバ2に対して要求する(ステップS2−3)。尚、ここで選択する会場は、基本プランの中から選択可能な会場である。サーバ2のCPU10は、会場の識別子を受信すると、その会場の識別子に対応する式場画像データG1をウェブデータ記憶部19から読出し、その式場画像データG1を顧客端末4に送信す
る(ステップS2−4)。
顧客端末4は、シミュレーション画面32のテンプレートデータに従って、受信した式場画像データG1を予め定められた位置に埋め込み、式場画像データG1に基づくシミュレーション画像32iを表示する(ステップS2−5)。即ち、会場選択部32aで選択した会場の写真が、シミュレーション画像31iとして表示される。
そして、顧客端末4は、シミュレーションを見積に反映するためのリクエストを待つ(ステップS2−6)。即ち、シミュレーション画面32の保存実行部32kの選択操作を待機する。保存実行部32kが選択されない場合には、シミュレーションを同様な手順で繰り返すか、そのまま処理を終了する。
オプション選択タブ32b〜32gには、それぞれ「クロス」、「チェアカバー」、「ケーキ」、「装花(メイン)」、「装花(ゲスト)」、「演出」のオプションの写真であるオプション選択部32jがそれぞれ表示されている。例えば、「クロス」のオプション選択タブ32bにおいて、「ピンク」のオプション選択部32jが選択操作されると、上記したステップS2−3以降の処理が繰り返される。このとき、顧客端末4から、「ピンク」の「クロス」を指定する識別子がサーバ2に送信される(ステップS2−3)。サーバ2のCPU10は、この識別子を受信すると、ウェブデータ記憶部19から、そのクロスの識別子に対応するクロス画像データG2を読出す。このクロス画像データG2は、ピンクのクロスを、シミュレーション画像32i内に表示されたテーブルの画像の位置に合わせて表示するためのデータである。サーバ2のCPU10は、クロス画像データG2を読出すと、顧客端末4に送信する(ステップS2−4)。
顧客端末4は、クロス画像データG2を受信すると、式場画像データG1のクロス合成領域32rに、クロス画像データG2を重畳又は組込むことにより合成し、シミュレーション画像32iを更新する(ステップS2−5)。これにより、新郎新婦は、式場のイメージを視覚的に把握して、式場を選択することができる。また、式場とクロス等の相性を判断することができる。
このように、シミュレーション画面32で詳細なシミュレーションを行うと、新郎又は新婦は、シミュレーション画面32の保存実行部32kを選択する(ステップS2−6においてYES)。保存実行部32kが選択されると、顧客端末4は、シミュレーションによって選択された、「会場A」、「クロス」、「チェアカバー」等の選択項目のオプション識別子22aを、顧客ID20aとともにサーバ2に送信する(ステップS2−7)。
サーバ2のCPU10は、オプション識別子22aのデータを受信すると、そのオプション識別子22aに対応するオプション料金データ22を料金データ記憶部16から読出し、オプション料金データ22の料金22bを、オプション費用データとして算出する(ステップS2−8)。さらに、そのオプション費用データを、カテゴリ22c及びオプション識別子22aとともに顧客端末4に送信する(ステップS2−9)。
また、オプション費用データを送信すると、サーバ2のCPU10は、選択されたオプション識別子22aに、顧客ID20a、見積番号23a、見積日時23bを関連付けて、オプション見積データ24として記憶する(ステップS2−10)。
顧客端末4は、オプション費用データ等を受信すると、詳細見積画面31の金額表示部31s内の金額を更新する(ステップS2−11)。また、カテゴリ22c及びオプション識別子22aに基づき、会場選択部31a等の選択部31a〜31h、31j〜31lを更新する。例えば、シミュレーション画面32において「会場A」を選択し、シミュレ
ーション結果を保存した場合には、詳細見積画面31の会場選択部31aは「会場A」に更新される。
続いて、カタログ遷移実行部31nが選択された場合の処理について、図6に従って説明する。新郎新婦によりカタログ遷移実行部31nが選択操作されると、顧客端末4は、ウェブカタログを表示するためのウェブデータWを要求する(ステップS3−1)。サーバ2のCPU10は、この要求を受信すると、ウェブカタログを表示するためのウェブデータWをウェブデータ記憶部19から読出し、顧客端末4に送信する(ステップS3−2)。顧客端末4は、受信したウェブデータWをディスプレイ4bに出力して、図12に示すカタログ画面33を表示する(ステップS3−3)。カタログ画面33には、タグ選択部33a〜33dと、イメージ表示部33e〜33h、各チェックボックスCB、個数入力部33i〜33lが表示されている。例えば、「料理」のタグ選択部33aを選択した場合には、イメージ表示部33e〜33hには、各料理の写真が表示されている。新郎又は新婦は、好みの料理に対応するチェックボックスCBを選択操作し、個数入力部33i〜33lに希望する個数を入力する等して、オプションを選択する。そして、反映実行部33mが選択されると、顧客端末4は、ウェブデータWに従って、オプション識別子22a及び入力された個数をサーバ2に送信する(ステップS3−4)。
サーバ2のCPU10は、オプション識別子22a及び個数を受信すると、そのオプション識別子22aを有するオプション料金データ22を検索する。そして、該当するオプション料金データ22を料金22bと個数とを乗算して、費用データを作成する。そして、その費用データを、顧客端末4に送信する(ステップS3−5)。また、サーバ2のCPU10は、受信したオプション識別子22a、個数24b、「未確定」のステイタス24cを、個別データ24eとしてオプション見積データ24に追加して、オプション見積データ24を更新する(ステップS3−6)。
顧客端末4は、費用データを受信すると、既に選択されたオプションの小計金額に、費用データを加算して、金額表示部31s,31tに新たな金額を表示する(ステップS3−7)。
このようにして、基本プラン、及びオプションを選択する度に、詳細見積画面31には、選択したオプションの見積金額を表示した金額表示部31sと、基本プランとオプションの金額を合計した合計金額を表示した金額表示部31tとが更新される。
そして、2回目以降の見積の場合には、新郎新婦の顧客ID20aが関連付けられた基本見積データ23及びオプション見積データ24を全て読出して、顧客端末4に送信する。顧客端末4のディスプレイ4bには、見積のログ画面が表示され、各見積内容を閲覧することができる。
また、図7に示すように、図9に示す見積トップ画面30等の画面遷移部30f等に表示された「招待客登録」が選択操作されると、顧客端末4は、招待客管理画面を要求する(ステップS4−1)。サーバ2のCPU10は、この要求を受信すると、招待客管理画面を表示するためのウェブデータWを送信する(ステップS4−2)。また、このとき、サーバ2のCPU10は、既に登録されている招待客データ25をウェブデータWとともに顧客端末4に送信する。
顧客端末4は、ディスプレイ4bに、受信したウェブデータWを出力し、図13に示す、招待客管理画面34を表示する(ステップS4−3)。招待客管理画面34は、新郎側の招待客を管理する画面と、新婦側の招待客を管理する画面があり、切替部34nを操作することにより、切替えることができる。また、招待客管理画面34には、受信した招待
客データ25に基づく招待客一覧34pが表示されている。招待客のデータを変更したい場合には、招待客一覧34pの編集実行部34qを選択し、新たに表示される別画面で編集する。
招待客データ入力部34aには、ウェブデータWに基づき、氏名入力部34b,かな入力部34c、郵便番号入力部34d、住所入力部34e、肩書き入力部34f、子供であるか否かをチェックするチェックボックスCB、続柄入力部34g、料理入力部34h、引出物入力部34i、備考入力部34j、引出物設定部34kが表示されている。新郎又は新婦は、これらの入力部34b〜34j、引出物設定部34kに各種情報を入力する。例えば、氏名入力部34bに、招待客の氏名を入力する等して、招待客に関する情報を入力する。また、別画面で表示される引出物を任意に組み合わせると、引出物セットを示す引出物設定部34kが表示される。そして、引出物入力部34iで、引出物設定部34kで設定したセットの中から、その招待客に渡す引出物を選択する。入力及び選択を完了すると、追加実行部32mを選択操作する。追加実行部34mが選択操作されると、顧客端末4は、サーバ2に入力された情報を顧客ID20aとともに送信する(ステップS4−4)。
サーバ2のCPU10は、受信した入力情報を、新郎新婦の顧客ID20aと関連付け、新たな招待客データ25として招待客データ記憶部18に記憶する(ステップS4−5)。また、サーバ2のCPU10は、受信した情報の中に引出物25dの設定があるか否かを判断する(ステップS4−6)。設定がないと判断した場合には(ステップS4−6においてNO)、招待客データ25の登録のみで終了する。
サーバ2のCPU10は、引出物の設定があると判断した場合には(ステップS4−6においてYES)、引出物の種類、個数を指定した情報に基づき、オプション見積データ24を生成する。具体的には、CPU10は、選択された引出物に対応するオプション識別子22aとその個数24bとを、直近のオプション見積データ24に追加した、新たなオプション見積データ24を作成する。又は、招待客管理画面34から他の画面に遷移したり、画面を終了するときに、追加した全ての招待客データ25を一覧表示し、この招待客に設定した引出物を、見積に反映するか否かを選択できる選択画面を表示するようにしてもよい。
そして、詳細見積画面31が顧客端末4のディスプレイ4bに表示された際に、サーバ2から送信されたオプション見積データ24と、基本料金データ21及びオプション料金データ22とに基づいて、引出物の費用が反映されたオプション見積金額及び合計金額を画面に表示する。
このようにして、見積トップ画面30、詳細見積画面31、シミュレーション画面32、カタログ画面33で「会場」や、「料理」、「装花」等のオプションが設定されると、プランナーは、基本見積データ23及びオプション見積データ24に基づき、各種担当者、各種店舗等に商品等を発注する。このとき、基本プラン、オプション等に設定された発注期限が経過すると、プランナーは管理者端末3を使用して、サーバ2にアクセスする。そして、管理者端末3のディスプレイ3bに、図示しないトップ画面が表示されると、そのトップ画面に従って、所定の新郎新婦の顧客ID20aを入力する。管理者端末3は、図8に示すように、その顧客ID20aをサーバ2に対して送信するとともに、その新郎新婦の見積確認要求を行う(ステップS5−1)。
サーバ2のCPU10は、その要求を受信すると、受信した顧客ID20aが関連付けられた基本見積データ23、オプション見積データ24を読み出す。そして、読み出した基本見積データ23、オプション見積データ24と、見積管理画面を表示するためのウェ
ブデータWを、管理者端末3に送信する(ステップS5−2)。このウェブデータWには、テンプレートデータと、見積りに関する指標を表示するための指標画像データ、写真等を表示するための画像データGが含まれている。
管理者端末3は、受信したウェブデータWに基づき、図14に示す見積管理画面35をディスプレイ3bに表示する。見積管理画面35には、基本プラン管理部35a、オプション管理部35bが表示されている。基本プラン管理部35aには、新郎新婦によって選択された基本プランの説明と、未確定情報及び確定情報としての指標画像データに基づくステイタス表示部35cが表示されている。ステイタス表示部35cは、基本見積データ23のステイタス23cに対応し「未確定」を示す「変更可」の表示か、又は「確定」を示す「FIX」の表示になっている。
プランナーは、例えば基本プランのステイタス表示部35cを「FIX」にしたい場合、ステイタス表示部35cを選択する等して、基本プランのステイタス変更のリクエストを顧客ID20aとともに送信する(ステップS5−4)。
サーバ2のCPU10は、受信した顧客ID20aを有する基本見積データ23を検索し、該当する基本見積データ23を検出する。そして、検出した基本見積データ23のステイタス23cを「未確定」から「確定」に変更する(ステップS5−5)。そして、更新完了のレスポンスと、ステイタス表示部35cを「FIX」にするための指標画像データを見積確定情報として管理者端末3に送信する(ステップS5−6)。
管理者端末3は、更新完了のレスポンスを受信すると、テンプレートデータに受信した指標画像データを埋め込んで、基本プラン管理部35aのステイタス表示部35cを「変更可」から「FIX」に変更する(ステップS5−7)。又は、予め指標画像データを管理者端末3に対して送信しておくようにしてもよい。
一方、オプション管理部35bには、料理管理部35d、引出物管理部35e等が表示され、料理管理部35d及び引出物管理部35eには、新郎新婦によって選択された各オプションと、オプションの料金等が表示されている。また、「料理」等の各カテゴリの隣には、サーバ2から受信した画像データGに基づき、選択したオプションの画像35hが表示されている。また、各オプションに対して、未確定情報又は確定情報としての指標画像データに基づくステイタス表示部35gが表示されている。
オプションに対応するステイタス表示部35g等が選択操作されると、管理者端末3からリクエストが送信され、上記した処理(ステップS5−4〜S5−6)が繰り返される。即ち、管理者端末3から、新郎新婦の顧客ID20aと、ステイタス変更要求が送信され(ステップS5−4)、サーバ2のCPU10によってオプション見積データ24のステイタス24cが「未確定」から「確定」に変更される(ステップS5−5)。そして、サーバ2から更新完了のデータが送信され(ステップS5−6)、オプション管理部35bのステイタス表示部35gが「FIX」に更新される(ステップS5−7)。
このように、基本見積データ23及びオプション見積データ24のステイタス23c,24cが「確定」になると、見積トップ画面30、詳細見積画面31で、その基本プラン又はオプションが選択不可能になる。
さらに、見積管理画面35の次画面遷移部35iを選択すると、管理者端末3から、次画面遷移の要求が送信される。サーバ2は、この要求を受信すると、次画面を表示するためのウェブデータWを管理者端末3に送信する。管理者端末3は、受信したウェブデータWをディスプレイ3bに出力して、図15に示すシミュレーション見積画面36を表示す
る。
シミュレーション見積画面36には、選択した基本プランの内容を示すプラン表示部36aと、シミュレーションを行って選択した選択オプション表示部36bとが表示されている。選択オプション表示部36bには、選択したオプションの項目の一覧の他に、そのオプションを説明する画像36dが表示されている。また、一覧には、各オプションのステイタスを変更及び表示するためのステイタス表示部36eが表示されている。
このステイタス表示部36eが選択操作されると、上記した処理(ステップS5−4〜S5−6)が繰り返され、オプション見積データ24のステイタス24cが「確定」に変更され、ステイタス表示部36eは「FIX」に変更される。
また、管理者端末3は、見積管理画面35及びシミュレーション見積画面36の印刷実行部35j,36jが選択操作されると、見積管理画面35及びシミュレーション見積画面36の印刷データを作成し、プリンタ5に送信する。プリンタ5は、その印刷データに基づき、シミュレーション結果の見積書を印刷する。見積書には、選択したオプションの画像が印刷されているので、オプションを選択した新郎新婦以外の関係者にも、そのオプションを確認させることができる。
また、新郎新婦は、顧客端末4から見積確認要求をサーバ2に対して要求し、見積管理画面35、シミュレーション見積画面36をディスプレイ4bに表示する。このとき、ステイタス表示部35g,36eが「FIX」になっている場合には、そのオプションが変更不可能になっていることを一目で判別することができる。また、ステイタス表示部36eが「変更可」になっている場合には、そのステイタス表示部36eを選択操作して、詳細見積画面31又はシミュレーション見積画面36に遷移して、上記したように、そのオプションを再選択することができる。再選択された場合には、顧客端末4からサーバ2にそのオプション識別子22a等が送信され、サーバ2は、そのオプション識別子22a等を記憶したオプション見積データ24を新たに生成し、見積に反映させる。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)上記実施形態では、ブライダルナビゲーションシステム1のサーバ2は、基本見積データ23、オプション見積データ24を式典予定者(新郎新婦)毎に記憶した見積データ記憶部17を備えるようにした。また、サーバ2は、顧客端末4から、見積更新要求を受信したとき、その新郎新婦の基本見積データ23、オプション見積データ24を見積データ記憶部17から読み出し、そのステイタス23c,24cが「未確定」であるか否かを判断するようにした。そして、ステイタス23c,24cが「未確定」である場合には、顧客端末4から見積更新要求を受信したとき、基本見積データ23、オプション見積データ24を更新するようにした。従って、結婚式・披露宴等、式典の準備期間が長期間となり、オプション等の式典に関する決定項目が多い場合に、新郎新婦は期限内の更新を簡単に行うことができるので、便利である。また、期限が経過した場合に、見積不可能とするので、式典に関する複雑な見積を、効率よく管理することができる。
(2)上記実施形態では、サーバ2のCPU10が、基本見積データ23、オプション見積データ24のステイタス23c,24cが「確定」であると判断した場合には、見積管理画面35及びシミュレーション見積画面36に、「FIX」のステイタス表示部35g,36eを表示するためのテンプレートデータ及び指標画像データを送信するようにした。顧客端末4及び管理者端末3は、サーバ2から受信したデータに基づき、「FIX」を示すステイタス表示部35gを表示するので、新郎新婦及びプランナーは、見積を変更可能であるか否かを一目で判別することができる。
(3)上記実施形態では、基本見積データ23、オプション見積データ24のステイタス23c,24cが「未確定」であると判断した場合には、見積管理画面35及びシミュレーション見積画面36に、「変更可」のステイタス表示部35g,36eを表示するためのテンプレートデータ及び指標画像データを送信するようにした。顧客端末4及び管理者端末3は、サーバ2から受信したデータに基づき、「変更可」を示すステイタス表示部35g,36eを表示するので、新郎新婦は、見積を変更可能であるか否かを一目で判別することができる。
尚、本実施形態は以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、シミュレーション、ウェブカタログにより、オプションを選択する処理を省略してもよい。
・上記実施形態では、結婚式・披露宴の見積は、基本プランの料金に対して、オプションの料金を付加するようにしたが、全ての項目を新郎新婦が選択可能にするようにしてもよい。この場合、基本料金データ21、オプション料金データ22は、分別されることなく単に料金データになり、基本見積データ23、オプション見積データ24は、単に見積データになる。
・上記実施形態では、基本料金データ21、オプション料金データ22に、基本プランの確定期限、オプションの発注期限等を示す期限データを記憶するようにしてもよい。この期限データは、例えば挙式日から所定期間前の日時に設定される。そして、サーバ2のCPU10が、顧客端末4から見積更新要求を受信したとき、その期限データに基づき、指定されたオプション等について、期限内であるか期限外であるかを判断するようにしてもよい。
・上記実施形態では、ステイタス表示部35gは、そのオプションのステイタス24cが「未確定」である場合には「変更可」、「確定」である場合には「FIX」の表示にするようにしたが、「FIX」のみの表示にしてもよい。
・上記実施形態のシステムは、ウェブデータWの画像データ等を変更して、葬式、入学や卒業祝賀会、各種会合等、他の式典の準備に用いるシステムとして用いてもよい。
本実施形態のブライダルナビゲーションシステムの概略図。 本実施形態のサーバの構成を説明するブロック図。 (a)は顧客データ、(b)は基本プランの料金データ、(c)はオプションの料金データ、(d)は基本見積データ、(e)はオプション見積データ、(f)は招待客データの説明図。 本実施形態の処理手順の説明図。 本実施形態の処理手順の説明図。 本実施形態の処理手順の説明図。 本実施形態の処理手順の説明図。 本実施形態の処理手順の説明図。 見積トップ画面の説明図。 見積詳細画面の説明図。 シミュレーション画面の説明図。 カタログ画面の説明図。 招待客管理画面の説明図。 見積管理画面の説明図。 シミュレーション見積画面の説明図。
符号の説明
1…式典準備支援サーバとしてのサーバ、3…管理者端末、4…ユーザ端末としての顧客端末、10…管理コンピュータ、判断手段、更新手段、見積登録手段、送信手段を構成するCPU、11…管理コンピュータを構成するRAM、12…管理コンピュータを構成する主記憶部、13…管理コンピュータを構成する通信部、17…見積管理情報記憶手段としての見積データ記憶部、23…見積管理情報としての基本見積データ、23c…期限情報としてのステイタス、24…見積管理情報としてのオプション見積データ、24c…期限情報としてのステイタス。

Claims (5)

  1. 式典の見積もりに関する見積管理情報を記憶した見積管理情報記憶手段と、管理コンピュータとを用いて、式典の見積もりを管理する式典準備支援方法において、
    前記管理コンピュータが、
    式典予定者が用いるユーザ端末から受信した見積管理情報を、見積もりに関する期限を示す期限情報とともに前記見積管理情報記憶手段に記憶する段階と、
    前記ユーザ端末から見積確認要求を受信した際に、前記期限情報に基づき、見積更新の可否を判断する段階と、
    見積もりを更新可能であると判断した場合に、前記ユーザ端末から受信した見積要求に基づき、前記見積管理情報を更新する段階と
    を有することを特徴とする式典準備支援方法。
  2. 式典の見積もりを管理する式典準備支援サーバにおいて、
    式典予定者が用いるユーザ端末から受信した、式典の見積もりに関する見積管理情報を、見積に関する期限を示す期限情報とともに記憶する見積管理情報記憶手段と、
    見積確認要求を前記ユーザ端末から受信した際に、前記期限情報に基づき、見積更新の可否を判断する判断手段と、
    見積もりを更新可能であると判断した場合に、前記ユーザ端末から受信した見積要求に基づき、前記見積管理情報を更新する更新手段と
    を備えたことを特徴とする式典準備支援サーバ。
  3. 式典の見積もりに関する見積管理情報を記憶した見積管理情報記憶手段と、管理コンピュータとを用いて、式典の見積もりを管理する式典準備支援プログラムにおいて、
    前記管理コンピュータを、
    式典予定者が用いるユーザ端末から受信した見積管理情報を、見積もりに関する期限を示す期限情報とともに前記見積管理情報記憶手段に記憶する見積登録手段と、
    前記ユーザ端末から見積確認要求を受信した際に、前記期限情報に基づき、見積更新の可否を判断する判断手段と、
    見積もりを更新可能であると判断した場合に、前記ユーザ端末から受信した見積要求に基づき、前記見積管理情報を更新する更新手段と
    として機能させることを特徴とする式典準備支援プログラム。
  4. 請求項3に記載の式典準備支援プログラムにおいて、
    前記判断手段が見積不可能であると判断した場合に、前記見積確認要求を送信した前記ユーザ端末に対し、見積確定情報を送信する第1送信手段をさらに備えたことを特徴とする式典準備支援プログラム。
  5. 請求項3又は4に記載の式典準備支援プログラムにおいて、
    前記判断手段が、見積可能であると判断した場合に、前記見積確認要求を送信した前記ユーザ端末に対し、見積未確定情報を送信する第2送信手段をさらに備えたことを特徴とする式典準備支援プログラム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010191924A (ja) * 2009-02-20 2010-09-02 Datamax Corp ブライダル情報処理装置、方法、及びコンピュータプログラム
WO2019167216A1 (ja) * 2018-03-01 2019-09-06 株式会社リクシィ 情報処理装置

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