JP2007148748A - マルチプロセッサシステム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】第1のプロセッサコアは、第1のバス接続部に対し、第2のプロセッサコアへの送信データのメモリへの書き込み要求を送信した後に、書き込み済みメッセージの第2のプロセッサコアへの送信要求を送信し、第1のバス接続部は、書き込み要求に応じてメモリインタフェース部に書き込み要求を送信し、その後、送信要求に応じて、メモリインタフェース部に応答要求を送信し、第1のバス接続部は、メモリインタフェース部から所定の応答を受信した場合に、書き込み済みメッセージを第2のプロセッサコアに対して送信するマルチプロセッサシステム。
【選択図】図1
Description
A.実施例:
A1.マルチプロセッサシステムの概要構成:
A2.データ送受信処理:
A3.実施例の効果:
B.変形例:
A1.マルチプロセッサシステムの概要構成:
図1は、本発明の一実施例としてのマルチプロセッサシステムの概要構成を示す説明図である。
図2は、マルチプロセッサシステム10において実行されるデータ送受信処理の手順の一部を示すフローチャートである。
以上説明したように、メッセージハンドラMH1は、プロセッサコアP1からプロセッサコアP2宛の完了通知要求を受信した場合に、WR−ACK要求をメモリインタフェース部MIFに送信するようにし、このWR−ACK要求に対する応答であるWR−ACKをメモリインタフェース部MIFから受信した場合に、ポインタを含む完了通知WR要求をプロセッサコアP2宛に送信するようにしている。
なお、本発明は、前述の実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々の態様において実施することが可能であり、例えば以下のような変形も可能である。
上述した実施例において、メモリインタフェース部MIFは、WR−ACK要求を受信した後にデータWR要求の処理を実行するものとしていたが、これに限らず、WR−ACK要求を受信する前にデータWR要求の処理を実行していても構わない。このような場合でも、WR−ACK要求は、データWR要求の処理の後に処理されるので、メッセージハンドラMH1は、プロセッサコアP2に送ろうとするデータがメモリ20に書き込まれた後に完了通知WR要求をプロセッサコアP2宛に送信することとなる。その結果、上述した実施例と同様に、プロセッサコアP1とプロセッサコアP2とでデータのコヒーレンシが保たれることとなる。
上述した実施例では、マルチプロセッサシステム10は、バスインタフェース部B1(B2)とメッセージハンドラMH1(MH2)とは、別個の機能部である構成であったが、メッセージハンドラMH1(MH2)がバスインタフェース部B1(B2)の一部である構成であっても構わない。なお、この場合、バスインタフェース部B1(B2)が、請求項における第1(第2)のバス接続部に相当する。
上述した実施例では、メッセージハンドラMH2は、完了通知WR要求を受信した場合に、プロセッサコアP2に対して割り込み信号を送信していたが、本発明は、これに限定されるものではない。受信側のメッセージハンドラが、完了通知WR要求を送信側のメッセージハンドラから受信した場合に、完了通知WR要求に含まれるポインタを自己の有するレジスタに書き込んでおくだけで、受信側のプロセッサコアに明示的に通知しない構成であっても構わない。
上述した実施例では、マルチプロセッサシステム10は、メモリアクセス用と、メッセージ送信用と、で異なる内部バス(内部バスNEMM,NESS)を備える構成であったが、メモリアクセス用と、メッセージ送信用と、で同一の内部バスを備える構成であっても構わない。かかる構成であっても上述した実施例と同様に、コヒーレンシの維持が可能となる。
上述した実施例では、マルチプロセッサシステム10は、プロセッサコアP1及びプロセッサコアP2が、1つの半導体基板上に集積化されているものとしたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、プロセッサコアP1,バスインタフェース部B1,メッセージハンドラMH1が1つの半導体基板上に集積化され、同様に、プロセッサコアP2,バスインタフェース部B2,メッセージハンドラMH2が1つの半導体上に集積化され、メモリ20及びメモリインタフェース部MIFが1つの半導体基板上に集積化され、それぞれの半導体基板がバスで接続するといった構成であっても構わない。
上述した実施例では、マルチプロセッサシステム10はプロセッサコアP1及びプロセッサコアP2の2つのプロセッサコアを備える構成であったが、3つ以上のプロセッサコアを備える構成であっても構わない。
20…メモリ
P1…プロセッサコア
P2…プロセッサコア
B1…バスインタフェース部
B2…バスインタフェース部
MH1…メッセージハンドラ
MH2…メッセージハンドラ
MIF…メモリインタフェース部
NEMM…内部バス
NESS…内部バス
INT1…信号線
INT2…信号線
Claims (6)
- 第1のプロセッサコアと、第2のプロセッサコアと、メモリと、内部バスと、前記第1のプロセッサコアを前記内部バスに接続するための第1のバス接続部と、前記メモリを前記内部バスに接続するためのメモリインタフェース部と、を備えており、前記第1のプロセッサコアと前記第2のプロセッサコアとでデータを送受信する場合に前記メモリを介して行うマルチプロセッサシステムであって、
前記第1のプロセッサコアは、前記第2のプロセッサコア宛に送ろうとする送信データの前記メモリへの書き込み要求を、前記第1のバス接続部に送信した後に、前記送信データを前記メモリに書き込み済みであることを示す書き込み済みメッセージの、前記第2のプロセッサコアへの送信要求を前記第1のバス接続部に送信し、
前記第1のバス接続部は、前記第1のプロセッサコアから送信された前記書き込み要求に応じて、前記メモリインタフェース部に対して、前記送信データの書き込み要求を、前記内部バスを介して送信し、その後、前記第1のプロセッサコアから送信された前記送信要求に応じて、前記メモリインタフェース部に対して、前記送信データの書き込み要求に対する処理の完了後に所定の応答を返すことを要求する応答要求を、前記内部バスを介して送信し、
前記第1のバス接続部は、前記メモリインタフェース部から、前記内部バスを介して前記所定の応答を受信した場合に、前記書き込み済みメッセージを、前記第2のプロセッサコアに対して、前記内部バスを介して送信することを特徴とするマルチプロセッサシステム。 - 請求項1に記載のマルチプロセッサシステムであって、さらに、
前記第2のプロセッサコアを前記内部バスに接続するための第2のバス接続部と、
前記第2のプロセッサコアと前記第2のバス接続部とを接続する専用割り込み信号線と、
を備え、
前記書き込み済みメッセージが、前記第2のプロセッサコアに対して、前記内部バスを介して送信された場合に、前記第2のバス接続部は、前記書き込み済みメッセージを受信すると共に、前記第2のプロセッサコアに対して、前記専用割り込み信号線を介して割り込み信号を送信する、
マルチプロセッサシステム。 - 請求項2に記載のマルチプロセッサシステムにおいて、
前記第1のバス接続部は、前記書き込み済みメッセージを前記第2のプロセッサコアに対して前記内部バスを介して送信する場合に、前記送信データの前記メモリにおける書き込み位置を示す位置情報を、前記書き込み済みメッセージに含めて送信し、
前記第2のバス接続部は、前記書き込み済みメッセージを受信した場合に、受信した前記書き込み済みメッセージから前記位置情報を取得し、
前記第2のプロセッサコアは、前記第2のバス接続部から前記割り込み信号を受信した場合に、前記第2のバス接続部から前記位置情報を取得する、
マルチプロセッサシステム。 - 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のマルチプロセッサシステムにおいて、
前記応答要求は、WR−ACK要求であり、
前記所定の応答は、WR−ACKである、
マルチプロセッサシステム。 - 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のマルチプロセッサシステムであって、
1つの半導体基板上に集積化されていることを特徴とする、
マルチプセッサシステム。 - 第1のプロセッサコアと、第2のプロセッサコアと、メモリと、内部バスと、前記第1のプロセッサコアを前記内部バスに接続するための第1のバス接続部と、前記メモリを前記内部バスに接続するためのメモリインタフェース部と、を備えており、前記第1のプロセッサコアと前記第2のプロセッサコアとでデータを送受信する場合に前記メモリを介して行うマルチプロセッサシステムにおいて、前記第1のプロセッサコアから前記第2のプロセッサコア宛に送ろうとする送信データを送信するためのデータ送信方法であって、
前記第1のプロセッサコアにおいて、前記送信データの前記メモリへの書き込み要求を、前記第1のバス接続部に送信した後に、前記送信データを前記メモリに書き込み済みであることを示す書き込み済みメッセージの、前記第2のプロセッサコアへの送信要求を前記第1のバス接続部に送信する第1の工程と、
前記第1のバス接続部において、前記第1のプロセッサコアから送信された前記書き込み要求に応じて、前記メモリインタフェース部に対して、前記送信データの書き込み要求を、前記内部バスを介して送信する第2の工程と、
前記第1のバス接続部において、前記送信データの書き込み要求の送信工程の後、前記第1のプロセッサコアから送信された前記送信要求に応じて、前記メモリインタフェース部に対して、前記送信データの書き込み要求に対する処理の完了後に所定の応答を返すことを要求する応答要求を、前記内部バスを介して送信する第3の工程と、
前記第1のバス接続部において、前記メモリインタフェース部から、前記内部バスを介して前記所定の応答を受信した場合に、前記書き込み済みメッセージを、前記第2のプロセッサコアに対して、前記内部バスを介して送信する第4の工程と、
を備えるデータ送信方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005341882A JP2007148748A (ja) | 2005-11-28 | 2005-11-28 | マルチプロセッサシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005341882A JP2007148748A (ja) | 2005-11-28 | 2005-11-28 | マルチプロセッサシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2007148748A true JP2007148748A (ja) | 2007-06-14 |
Family
ID=38210103
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2005341882A Pending JP2007148748A (ja) | 2005-11-28 | 2005-11-28 | マルチプロセッサシステム |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2007148748A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009032248A (ja) * | 2007-07-03 | 2009-02-12 | Panasonic Corp | 共有メモリを用いたバス通信装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH07200505A (ja) * | 1993-12-30 | 1995-08-04 | Hitachi Ltd | 一斉同報通信方法およびその装置 |
JPH07271654A (ja) * | 1994-04-01 | 1995-10-20 | Tokyo Electron Ltd | コントローラ |
JP2002223214A (ja) * | 2000-11-22 | 2002-08-09 | Internatl Business Mach Corp <Ibm> | クラスタ・コンピュータ環境において順序付きメッセージのためのスライディング送信ウィンドウを用いてコンピュータ・システム間の通信を行う装置および方法 |
-
2005
- 2005-11-28 JP JP2005341882A patent/JP2007148748A/ja active Pending
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