JP2007147975A - Image forming apparatus - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は中間転写ベルトを有する液体現像剤を用いた画像形成装置に関する。 The present invention relates to an image forming apparatus using a liquid developer having an intermediate transfer belt.
従来、液体現像剤を使用した電子写真方式画像形成装置(湿式画像形成装置)が知られている。湿式画像形成装置に用いられる現像剤は、電気絶縁性の有機溶剤(キャリア液)中に固形分(トナー粒子)を懸濁させたものであり、このトナー粒子の粒子径が2μm以下、通常は1μm程度以下と極めて微細であるため、7μm程度の粉体トナー粒子を使用する乾式画像形成装置に比べて高画質化が可能である。 Conventionally, an electrophotographic image forming apparatus (wet image forming apparatus) using a liquid developer is known. The developer used in the wet image forming apparatus is obtained by suspending solids (toner particles) in an electrically insulating organic solvent (carrier liquid). The particle diameter of the toner particles is 2 μm or less, usually Since it is extremely fine, about 1 μm or less, it is possible to achieve higher image quality than a dry image forming apparatus using powder toner particles of about 7 μm.
現像剤を構成するキャリア液は、1μm前後のトナー粒子の飛散防止の他に、トナー粒子を帯電状態にさせ、さらに均一分散状態にする機能を有し、現像や転写工程では、トナー粒子が電界作用で容易に移動できるようにするための役割も担っている。このように、キャリア液はトナー保存、トナー搬送、現像、転写工程で必要な成分であるが、非画像領域にも付着し、現像後の過剰なキャリア液は転写乱れ等を引き起こす原因となる。そのため、通常、感光体上、中間転写体上の現像剤に対してキャリア液を除去(スクイーズ)することが行われている。 The carrier liquid constituting the developer has a function of making the toner particles charged and further uniformly dispersed in addition to preventing the toner particles from scattering around 1 μm. It also has a role to make it easy to move by action. As described above, the carrier liquid is a component necessary for toner storage, toner conveyance, development, and transfer processes, but also adheres to non-image areas, and excessive carrier liquid after development causes transfer disturbance and the like. Therefore, the carrier liquid is usually removed (squeezed) from the developer on the photosensitive member and the intermediate transfer member.
また、湿式画像形成装置において、中間転写ベルト、さらには2次転写ベルトを使用した場合、ベルト表面に付着した液体現像剤(キャリア液と固形分)をクリーニングブレードにより除去することが行われている(特許文献1)。
ところで、中間転写ベルトにおいてクリーニングされる付着物(液体現像剤)は、上記したように一般的にキャリア除去が行われているため、固形分率が上昇しており「濡れた粉」のごとく中間転写ベルトの表面に付着している。さらに紙へ転写した後に中間転写ベルト上に残る現像剤は、紙にキャリア液が吸収されるため、さらに固形分率が上昇してクリーニングに力を必要とし、特に軟らかい(弾性率の小さい)ベルトではクリーニングブレードによってベルト表面が変形され、ベルトが欠損してしまうことが確認された。 By the way, the deposit (liquid developer) to be cleaned in the intermediate transfer belt is generally subjected to carrier removal as described above, so that the solid content is increased, so that it is intermediate like “wet powder”. It adheres to the surface of the transfer belt. Further, the developer remaining on the intermediate transfer belt after being transferred to paper absorbs the carrier liquid on the paper, so that the solid content rate is further increased and requires a force for cleaning, and particularly a soft (low elastic modulus) belt. Then, it was confirmed that the belt surface was deformed by the cleaning blade and the belt was lost.
本発明は上記課題を解決しようとするもので、液体現像剤を用いた画像形成装置において、中間転写ベルト上に付着した液体現像剤のクリニーングを、ベルトを破壊することなく行えるようにすることを目的とする。
そのために本発明は、弾性層を有する中間転写ベルトを用いた液体現像用の画像形成装置において、中間転写ベルトのクリーニング部材としてクリーニングローラを用いるとともに、前記クリーニングローラに当接する液体塗布部材を配置したことを特徴とする。
また、本発明は、前記クリーニングローラに当接するクリーニングブレードを配置したことを特徴とする。
また、本発明は、前記クリーニングブレードで回収した液体を前記液体塗布部材に供給して再利用することを特徴とする。
SUMMARY An advantage of some aspects of the invention is that in an image forming apparatus using a liquid developer, the liquid developer adhered on the intermediate transfer belt can be cleaned without destroying the belt. Objective.
Therefore, according to the present invention, in an image forming apparatus for liquid development using an intermediate transfer belt having an elastic layer, a cleaning roller is used as a cleaning member for the intermediate transfer belt, and a liquid application member that contacts the cleaning roller is disposed. It is characterized by that.
Further, the present invention is characterized in that a cleaning blade that contacts the cleaning roller is disposed.
Further, the present invention is characterized in that the liquid collected by the cleaning blade is supplied to the liquid application member and reused.
本発明は、中間転写ベルトのクリーニング部材としてクリーニングローラを用いるとともに、クリーニングローラに当接する液体塗布部材を配置して液体を塗布することにより軟らかな中間転写ベルトも破壊することなくクリーニングすることができる。 In the present invention, a cleaning roller is used as a cleaning member for the intermediate transfer belt, and a soft intermediate transfer belt can be cleaned without being destroyed by disposing a liquid application member that contacts the cleaning roller and applying a liquid. .
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。図1は本発明の実施の形態に係る画像形成装置を構成する主要構成要素を示した図である。画像形成装置の中央部に配置された各色の画像形成部に対し、現像ユニット30Y、30M、30C、30Kは、画像形成装置の下部に配置され、中間転写ベルト40、二次転写部60は、画像形成装置の上部に配置されている。
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is a diagram showing main components constituting the image forming apparatus according to the embodiment of the present invention.
画像形成部は、像担持体10Y、10M、10C、10K、帯電ローラ11Y、11M、11C、11K、不図示の露光ユニット12Y、12M、12C、12K等を備えている。露光ユニット12Y、12M、12C、12Kは、半導体レーザ、ポリゴンミラー、F−θレンズ等の光学系を有し、帯電ローラ11Y、11M、11C、11Kにより、像担持体10Y、10M、10C、10Kを一様に帯電させ、露光ユニット12Y、12M、12C、12Kにより、入力された画像信号に基づいて変調されたレーザ光を照射して、帯電された像担持体10Y、10M、10C、10K上に静電潜像を形成する。
The image forming unit includes
現像ユニット30Y、30M、30C、30Kは、概略、現像ローラ20Y、20M、20C、20K、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)からなる各色の液体現像剤を貯蔵する現像剤容器(リザーバ)31Y、31M、31C、31K、これら各色の液体現像剤を現像剤容器31Y、31M、31C、31Kから現像ローラ20Y、20M、20C、20Kに供給する現像剤供給ローラ32Y、32M、32C、32K等を備え、各色の液体現像剤により像担持体10Y、10M、10C、10K上に形成された静電潜像を現像する。
The developing
中間転写ベルト40は、エンドレスの弾性ベルト部材であり、駆動ローラ41とテンションローラ42との間に巻き掛けて張架され、一次転写部50Y、50M、50C、50Kで像担持体10Y、10M、10C、10Kと当接しながら駆動ローラ41により回転駆動される。一次転写部50Y、50M、50C、50Kは、像担持体10Y、10M、10C、10Kと中間転写ベルト40を挟んで一次転写ローラ51Y、51M、51C、51Kが対向配置され、像担持体10Y、10M、10C、10Kとの当接位置を転写位置として、現像された像担持体10Y、10M、10C、10K上の各色のトナー像を中間転写ベルト40上に順次重ねて転写し、フルカラーのトナー像を形成する。
The
このように複数の像担持体(感光体)10に形成したトナー像を順次一次転写して重ね合わせて担持し、一括してシート材に二次転写する中間転写ベルト40には、二次転写行程においてシート材にトナー像を転写するに当たって、シート材表面が繊維質などによって平滑でないシート材であっても、この非平滑なシート材表面に倣って二次転写特性を向上させる手段として、軟らかな弾性ベルト部材を採用している。
The toner images formed on the plurality of image carriers (photoconductors) 10 are sequentially transferred to the
中間転写ベルトの構成を図2により説明する。
中間転写ベルト40は、屈曲耐久性に優れるとともにベルトテンションによる伸びが少なくて弾性層を被覆する被覆工程で加熱工程があっても耐熱特性に優れるポリイミド材等からなる基材層40a(例、厚さ100μm)、ウレタンゴム(硬度JIS-A30°)等からなり、基材層40aの表面を被覆する弾性層40b(例、厚さ200μm)、フッ素樹脂からなるコート層40C(例、厚さ10μm)の3層構成からなっていて、1次転写によりコート層40C上に像形成される。なお、ベルトの幅は324mm、ベルトの体積抵抗値は約log10 Ωcm(全層の抵抗値)である。
The configuration of the intermediate transfer belt will be described with reference to FIG.
The
図1の二次転写ユニット60は、二次転写ローラ61が中間転写ベルト40を挟んでベルト駆動ローラ41と対向配置され、さらに二次転写ローラクリーニングブレード62、現像剤回収部63からなるクリーニング装置が配置される。二次転写ユニット60では、中間転写ベルト40上に色重ねして形成されたフルカラーのトナー画像や単色のトナー画像が二次転写ユニット60の転写位置に到達するタイミングに合せてシート材搬送経路Lにて用紙、フィルム、布等のシート材を搬送、供給し、そのシート材に単色のトナー画像やフルカラーのトナー画像を二次転写する。シート材搬送経路Lの前方には、不図示の定着ユニットが配置され、シート材上に転写された単色のトナー像やフルカラーのトナー像を用紙等の記録媒体(シート材)に融着させ定着させ、最終的なシート材上の画像形成を終了する。二次転写ローラ61は、表面が繊維質などによって平滑でないシート材であっても、この非平滑なシート材表面に倣って二次転写特性を向上させる手段として、表面に弾性体を被覆した弾性ローラで構成している。これは、複数の像担持体10に形成したトナー像を順次一次転写して中間転写ベルト40に重ね合わせて担持し、一括してシート材に二次転写する中間転写ベルト40に採用した弾性ベルト部材と同様の目的である。
The
次に、画像形成部及び現像ユニットについて説明する。図3は画像形成部及び現像ユニットの主要構成要素を示した断面図である。各色の画像形成部及び現像ユニットの構成は同様であるので、以下、イエロー(Y)の画像形成部及び現像ユニットに基づいて説明する。 Next, the image forming unit and the developing unit will be described. FIG. 3 is a cross-sectional view showing main components of the image forming unit and the developing unit. Since the configurations of the image forming unit and the developing unit for each color are the same, the following description will be made based on the yellow (Y) image forming unit and the developing unit.
画像形成部は、像担持体10Yの外周の回転方向に沿って、潜像イレーサ16Y、像担持体クリーニングブレード17Y及び現像剤回収部18Yからなるクリーニング装置、帯電ローラ11Y、露光ユニット12Y、現像ユニット30Yの現像ローラ20Y、像担持体スクイーズローラ13Yとその付属構成である像担持体スクイーズローラクリーニングブレード14Y、現像剤回収部15Yからなるクリーニング装置が配置されている。そして、現像ユニット30Yは、現像ローラ20Yの外周に、クリーニングブレード21Y、アニロックスローラを用いた現像剤供給ローラ32Y、圧縮ローラ22Yが配置され、液体現像剤容器31Yの中に液体現像剤攪拌ローラ34Y、現像剤供給ローラ32Yが収容されている。
The image forming unit includes a cleaning device including a
また、中間転写ベルト40に沿って、像担持体10Yと対向する位置に一次転写部の一次転写ローラ51Yが配置され、その移動方向下流側に中間転写ベルトスクイーズローラ53Y、バックアップローラ54Y、中間転写ベルトスクイーズローラクリーニングブレード55Y、現像剤回収部56Yからなる中間転写ベルトスクイーズ装置52Yが配置されている。
A
図4はスクイーズ装置52Yを説明する図である。
スクイーズ装置52Yは中間転写ベルトの各色間に設けられ、スクイーズローラ53Yは、中間転写ベルト40上で液体現像剤に含まれるキャリア液を除去するためのものであり、中間転写ベルトと等速で回転している。スクイーズローラ53Yはφ10mmの金属シャフトに肉厚2mm(外径φ14mm)のウレタンゴム(硬度JIS-A30°)の表層にPFA チューブ20μmを巻いて構成し、ローラ幅307mmである。中間転写ベルト40を挟んでスクイーズバックアップローラ54Y(φ10mmの金属シャフト)が対向配置され、線圧約50gf/cmで中間転写ベルトに当接している。ローラの抵抗値は実抵抗値で約Log4Ωで、スクイーズローラ53Yとスクイーズバックアップローラ54Yの間に+150Vのバイアス電圧を印加して現像剤中の固形分が除去されないようにする。スクイーズローラ54Yはウレタンゴム(硬度JIS-A70°)からなるクリーニングブレード55Yが当接してクリーニングしている。これらの構成により、中間転写ベルト40上で液体現像剤のキャリア液が絞り取られて現像剤回収部56Y内に溜められる。
FIG. 4 is a diagram illustrating the
The
像担持体10Yは、現像ローラ20Yの幅約320mmより広く、外周面に感光層が形成された円筒状の部材からなる感光体ドラムであり、例えば図3に示すように時計回りの方向に回転する。該像担持体10Yの感光層は、有機像担持体又はアモルファスシリコン像担持体等で構成される。帯電ローラ11Yは、像担持体10Yと現像ローラ20Yとのニップ部より像担持体10Yの回転方向の上流側に配置され、図示しない電源装置から現像トナー粒子の帯電極性と同極性のバイアスが印加され、像担持体10Yを帯電させる。露光ユニット12Yは、帯電ローラ11Yより像担持体10Yの回転方向の下流側において、帯電ローラ11Yによって帯電された像担持体10Y上にレーザ光を照射し、像担持体10Y上に潜像を形成する。
The
現像ユニット30Yは、圧縮ローラ22Y、キャリア液内にトナーを概略重量比25%程度に分散した状態の液体現像剤を貯蔵する現像剤容器31Y、該液体現像剤を担持する現像ローラ20Y、液体現像剤を攪拌して一様の分散状態に維持し現像ローラ20Yに供給するための現像剤供給ローラ32Yと規制ブレード33Yと攪拌ローラ34Y、現像ローラ20Yに担持された液体現像剤を圧縮(膜化)状態にする圧縮ローラ22Y、現像ローラ20Yのクリーニングを行う現像ローラクリーニングブレード21Yを有する。
The developing
現像剤容器31Yに収容されている液体現像剤は、従来一般的に使用されている、Isopar(商標:エクソン)をキャリア液とした低濃度(1〜2wt%程度)かつ低粘度の、常温で揮発性を有する揮発性液体現像剤ではなく、高濃度かつ高粘度の、常温で不揮発性を有する不揮発性液体現像剤である。すなわち、本発明における液体現像剤は、熱可塑性樹脂中へ顔料等の着色剤を分散させた平均粒径1μmの固形子を、有機溶媒、シリコンオイル、鉱物油又は食用油等の液体溶媒中へ分散剤とともに添加し、トナー固形分濃度を約25%とした高粘度(30〜10000mPa・s程度)の液体現像剤である。
The liquid developer accommodated in the
現像剤供給ローラ32Yは、円筒状の部材であり、例えば図3に示すように時計回りの方向に回転し、表面に現像剤を担持し易いように微細且つ一様に螺旋状の溝による凹凸面を表面に形成したアニロックスローラである。溝の寸法は、溝ピッチが約130μm、溝深さが約30μmである。この現像剤供給ローラ32Yにより、現像剤容器31Yから現像ローラ20Yへと液体現像剤が供給される。攪拌ローラ34Yと現像剤供給ローラ32Yは摺接していても良いが離れた配置関係であっても良い。
The
規制ブレード33Yは、表面に弾性体を被覆して構成した弾性ブレード、現像剤供給ローラ32Yの表面に当接するウレタンゴム等からなるゴム部と、該ゴム部を支持する金属等の板で構成される。そして、アニロックスローラからなる現像剤供給ローラ32Yに担持搬送されてきた液体現像剤の膜厚、量を規制、調整し、現像ローラ20Yに供給する液体現像剤の量を調整する。なお、現像剤供給ローラ32Yの回転方向は図3に示す矢印方向ではなくその逆の方向であっても良く、その際の規制ブレード33Yは、回転方向に対応した配置を要する。
The
現像ローラ20Yは、幅約320mmの円筒状の部材であり、回転軸を中心に図3に示すように反時計回りに回転する。該現像ローラ20Yは鉄等金属製の内芯の外周部に、ポリウレタンゴム、シリコンゴム、NBR等の弾性層を設けたものである。現像ローラクリーニングブレード21Yは、現像ローラ20Yの表面に当接するゴム等で構成され、現像ローラ20Yが像担持体10Yと当接する現像ニップ部より現像ローラ20Yの回転方向の下流側に配置されて、現像ローラ20Yに残存する液体現像剤を掻き落として除去するものである。
The developing
図1に戻って、現像剤容器31Y、31M、31C、31Kに対して、キャリアカートリッジ1Y、1M、1C、1Kからキャリアオイルが、現像剤カートリッジ2Y、2M、2C、2Kから現像剤がそれぞれ供給される。一方、各色像担持体のスクイーズローラ13Y、13M、13C、13Kで絞り取られた現像剤(主としてキャリア液)、中間転写ベルトスクイーズ装置52Y、52M、52C、52Kで絞り取られた現像剤(主としてキャリア液)は、ポンプ作用により現像剤搬送路3を通してフィルタ5へ搬送され、また、二次転写ローラクリーニングブレード62で回収されて現像剤回収部63に溜められた現像剤(主としてキャリア液)や紙粉もポンプ作用により現像剤搬送路を通してフィルタ5へ搬送される。フィルタ5で固形分や紙粉を除去し、混色現象を発生させないようにしたキャリア液をキャリアバッファタンク6にプールし、キャリア搬送路4を通して現像剤容器31Y、31M、31C、31Kに供給している。もちろん、各キャリアカートリッジに供給するようにしてよい。
Returning to FIG. 1, carrier oil is supplied from the carrier cartridges 1Y, 1M, 1C, and 1K to the
本発明は、ベルト駆動ローラ41と共に中間転写ベルト40を張架するベルトクリーニングバックアップローラ42側には、その外周に沿って、中間転写ベルト40に当接するようにクリーニングローラ70が対向配置されている。このクリーニングローラ70の外周にはクリーニングブレード71、現像剤回収容器72を配置するとともに、液体塗布部材75を配置して中間転写ベルトの表面に付着した現像剤(キャリア液と固形分)を除去し易くしており、この実施形態について以下に説明する。
In the present invention, on the side of the belt cleaning
図5は液体塗布部材75としてスポンジローラを使用し、クリーニングローラ70とクリーニングバックアップローラ42との間にバイアス電圧を印加する第1実施形態を説明する図である。
上記したように、中間転写ベルト40は、エンドレスの弾性ベルト部材であり、駆動ローラを兼ねる二次転写ローラ41とテンションローラを兼ねるクリーニングバックアップローラ42との間に巻き掛けて張架されている。2次転写後に中間転写ベルト上に残存する付着物(液体現像剤)は、1次転写後に各スクイーズローラでキャリア液が除去され、2次転写時に転写媒体にキャリア液が吸収されるため固形分率が上昇してクリーニングに力を必要とする。しかし、ブレードで中間転写ベルトをクリーニングしたのでは特に軟質な中間転写ベルトの場合などでは損傷してしまうことになる。そこで、本実施形態では、クリーニングブレードを使用せずにクリーニングローラを使用し、さらにクリーニングし易いようにクリーニングローラと当接する液体塗布部材を配置してクリーニングローラで中間転写ベルトに液体を塗布しながらクリーニングする。中間転写ベルト上に塗布する液体は、水、キャリア液等固形分率を下げることができる液体であればなんでもよい。
FIG. 5 is a diagram illustrating a first embodiment in which a sponge roller is used as the
As described above, the
液体塗布部材としてのスポンジローラは、金属シャフトφ10mmに肉厚5mm(外径φ20m)のウレタン製スポンジ(アスカーA硬度40°)のスポンジを巻いて構成する。スポンジローラはクリーニングローラ70の回転周速度と同じで、回転方向は連れまわりである。ただしこれに限定されるものではない。ローラ幅は310mmで、線圧約50gf/cmでクリーニングローラに軽く当接されている。
A sponge roller as a liquid application member is formed by winding a urethane sponge (
中間転写ベルト40を挟んでクリーニングバックアップローラ42と対向して配置するクリーニングローラ70は、直径25mmであり、芯金20mm、芯金の回りに2.5 mmの硬度JIS-A30°のウレタンゴムが巻かれ、約100 μmの85度のウレタンコートを施して構成され、ローラの幅は310 mmである。クリーニングローラ70は中間転写ベルト40と等速で、連れ回り方向に駆動される。クリーニングローラの抵抗値は、例えばLog4Ωであり、クリーニングローラには電源73より約400 Vのバイアス電圧を印加することで、塗布した液体中の帯電固形分を引きつけることで良好なベルトクリーニングが可能となった。また、中間転写ベルト表層の表面張力が20dyne/cm 、クリーニングローラ表層のウレタンの表面張力が40dyne/cm であるとき、表面性の観点からクリーニングローラへの付着力が大きくなるため良好なクリーニングが可能となった。ただし、この関係に限定するものではなく、ウレタンのコートに限らず、フッ素コート層や、PFAチューブを巻いたチューブで構成してもよい。なお、スポンジローラ75とクリーニングローラ70の総荷重15kgf(線圧にして500kgf) で中間転写ベルトに当接させるようにした。
The cleaning
クリーニングローラ70をクリーニングするブレード71は、ブレードの幅317mmのものを使用し、ウレタンローラ70のクリーニングは、硬度JIS-A90°のブレード(厚み2mm、自由長6.5 mm)をローラ回転方向に対してカウンタ方向に当接させて行う。カウンタの硬度が硬いため、クリーニングローラのブレードクリーニングを行うことができる。当接の角度は特に限定するものではないが、30°で総荷重1kgf で当接させたとき、良好なクリーニングが得られ、クリーニングした現像剤は回収容器72に回収する。
The
図6はクリーニングローラから回収した液体を再利用するようにした第2実施形態を示す図である。
本実施形態は、回収容器72に回収した廃トナー(キャリアオイル)をポンプ74でくみ上げ再利用するようにした点のみ相違し、その他の構成は図5に示す第1実施形態と同じである。第2実施形態では、回収容器72に回収したキャリアオイルをポンプ74でくみ上げ再利用することで、新たなキャリアオイルを使用することなくクリーニングが可能であり、キャリアオイルを無駄に使用することがない。
FIG. 6 is a diagram showing a second embodiment in which the liquid collected from the cleaning roller is reused.
This embodiment is different only in that waste toner (carrier oil) collected in the
本発明によれば、軟らかな中間転写ベルトも破壊することなくクリーニングすることができるので、産業上の利用価値は大きい。 According to the present invention, since the soft intermediate transfer belt can be cleaned without being destroyed, the industrial utility value is great.
40…中間転写ベルト、41…2次転写ローラ、42…クリーニングバックアップローラ、70…クリーニングローラ、71…クリーニングブレード、72…回収容器、73…バイアス電源、74…ポンプ、75…スポンジローラ。 40 ... Intermediate transfer belt, 41 ... Secondary transfer roller, 42 ... Cleaning backup roller, 70 ... Cleaning roller, 71 ... Cleaning blade, 72 ... Collection container, 73 ... Bias power supply, 74 ... Pump, 75 ... Sponge roller.
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