JP2007147029A - フレキシブル管 - Google Patents
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Abstract
【課題】本願発明は、フレキシブル管を屈曲させた場合における内層管の凹凸の問題、或いは、フレキシブル管内の管内洗浄を行った際の内層管の破れの問題、の2点を解決するフレキシブル管を提供する。
【解決手段】本願発明は、山部3と谷部4を螺旋状もしくは水平状に構成した硬質合成樹脂から成る外管1と、外管1の内面を軟質合成樹脂により滑らかに構成した内層管2と、から構成されるフレキシブル管において、前記谷部4の内周面と内層管2を密着させ、前記山部3にベローズ5を構成したことを特徴とするフレキシブル管とした。
【選択図】図2
【解決手段】本願発明は、山部3と谷部4を螺旋状もしくは水平状に構成した硬質合成樹脂から成る外管1と、外管1の内面を軟質合成樹脂により滑らかに構成した内層管2と、から構成されるフレキシブル管において、前記谷部4の内周面と内層管2を密着させ、前記山部3にベローズ5を構成したことを特徴とするフレキシブル管とした。
【選択図】図2
Description
本発明は、湾曲させて配管できる可撓性を備えながら優れた強度と保形性を有し、かつ管内面が平滑に構成された可撓性のフレキシブル管である。
従来からあるフレキシブル管として以下のようなものがある。
従来例に示したフレキシブル管は、図16乃至図18に示したように、外管と、山部と、谷部と、内層管と、密着面と、から構成される。
外管は、例えばポリエチレン製や塩化ビニール等から構成される硬質合成樹脂から成り、後記する山部及び谷部を螺旋状、もしくは水平状の凹凸に構成して成る。
山部は、前記外管に構成され、内部が中空空間であって外管の外周方向に向かって突出して構成される。
谷部は、前記外管に構成され、後記する内層との密着面として構成され、従来のフレキシブル管においては面により密着面を構成していた。尚、当該外管と内層管との密着手段としては、例えば熱溶着や薬剤による接着が挙げられる。
内層管は、ポリエチレンもしくはオレフィン系エラストマーから構成される。
密着面は、谷部の内層側の面に構成され、内層との密着する面として働く。
従来例に示したフレキシブル管は、図16乃至図18に示したように、外管と、山部と、谷部と、内層管と、密着面と、から構成される。
外管は、例えばポリエチレン製や塩化ビニール等から構成される硬質合成樹脂から成り、後記する山部及び谷部を螺旋状、もしくは水平状の凹凸に構成して成る。
山部は、前記外管に構成され、内部が中空空間であって外管の外周方向に向かって突出して構成される。
谷部は、前記外管に構成され、後記する内層との密着面として構成され、従来のフレキシブル管においては面により密着面を構成していた。尚、当該外管と内層管との密着手段としては、例えば熱溶着や薬剤による接着が挙げられる。
内層管は、ポリエチレンもしくはオレフィン系エラストマーから構成される。
密着面は、谷部の内層側の面に構成され、内層との密着する面として働く。
本従来例のフレキシブル管の成形方法としては以下のような成形方法が知られている。
一種の連続式中空成形法でもあるが、ストレートダイから出たばかりの軟化状態のパイプをクローラ式で二つ割になった多数の波状の金型内に送り込み、同時に空気で加圧するか、真空で吸引することによって、内外面が波状となったコルゲートパイプや波形チューブが成形される。また、外部節付プラスチック竹の成形法とクローラ方式二つ割金型の成形法を用いれば内部には凹凸がなく外面にのみリング状の節あるいは鍔の付いたパイプが成形できる。同様に内面を凹凸のない軟質のフレキシブルなパイプとし、外面に波形のパイプを被覆した形の二重壁コルゲートパイプの成形は、2台の押出機を用い、一種の多層ダイ(リングノズルダイ)を使って、クローラ方式割り金型により作られたコルゲート管の内面に、内側用の軟質パイプを押出し、空気圧で圧着して製品とする。
(以上、特許庁ホームページ「技術分野別特許マップ」の「化学 6 プラスチック押出成形」中、4.7各種成型品の製造方法から抜粋)
また、より詳細には以下のような成形方法が知られている。
成形装置は、図15に示したように溶融状態の熱可塑性樹脂を押し出すための押出機と、該押出機に連結されたダイスと、所定形状の内周溝によって外管成形を担う金型群が上下一対で設けられている成形機と、を備える。成形機は、成形機能と、冷却機能と、引き取り機能とを併せ持っている。
前記金型群は、複数種の金型が所定の順序で連結されており、溶融樹脂が押し出される方向に、キャタピラ様に連続駆動するように構成されている。
上記ダイスの内部に延設された内外2重の環状ダイスから押し出された溶融状態の熱可塑性樹脂から形成される管体は、上下一対の前記金型群によって形成される凹凸形状の外壁と、円筒状の内壁を備えた2重壁一連管体に形成されながら冷却硬化されて、成型機から連続的に押出成形されてくる。
より詳細には、押出機によって押し出されてくる熱可塑性樹脂の軟化点以上に融点以下の温度下で内圧が加えられ、成型機の金型群が、上下一対でキャタピラ様に回り動きながら外壁側樹脂に押しつけられることによって、凹凸形状の外壁が賦形される。
また、成型機への溶融樹脂の密着方法としては、加圧空気で膨らませるブロー成形法、または金型内壁領域を真空吸引するバキューム成形法のいずれも採用可能である。
上記のように従来例のフレキシブル管は成形される。
一種の連続式中空成形法でもあるが、ストレートダイから出たばかりの軟化状態のパイプをクローラ式で二つ割になった多数の波状の金型内に送り込み、同時に空気で加圧するか、真空で吸引することによって、内外面が波状となったコルゲートパイプや波形チューブが成形される。また、外部節付プラスチック竹の成形法とクローラ方式二つ割金型の成形法を用いれば内部には凹凸がなく外面にのみリング状の節あるいは鍔の付いたパイプが成形できる。同様に内面を凹凸のない軟質のフレキシブルなパイプとし、外面に波形のパイプを被覆した形の二重壁コルゲートパイプの成形は、2台の押出機を用い、一種の多層ダイ(リングノズルダイ)を使って、クローラ方式割り金型により作られたコルゲート管の内面に、内側用の軟質パイプを押出し、空気圧で圧着して製品とする。
(以上、特許庁ホームページ「技術分野別特許マップ」の「化学 6 プラスチック押出成形」中、4.7各種成型品の製造方法から抜粋)
また、より詳細には以下のような成形方法が知られている。
成形装置は、図15に示したように溶融状態の熱可塑性樹脂を押し出すための押出機と、該押出機に連結されたダイスと、所定形状の内周溝によって外管成形を担う金型群が上下一対で設けられている成形機と、を備える。成形機は、成形機能と、冷却機能と、引き取り機能とを併せ持っている。
前記金型群は、複数種の金型が所定の順序で連結されており、溶融樹脂が押し出される方向に、キャタピラ様に連続駆動するように構成されている。
上記ダイスの内部に延設された内外2重の環状ダイスから押し出された溶融状態の熱可塑性樹脂から形成される管体は、上下一対の前記金型群によって形成される凹凸形状の外壁と、円筒状の内壁を備えた2重壁一連管体に形成されながら冷却硬化されて、成型機から連続的に押出成形されてくる。
より詳細には、押出機によって押し出されてくる熱可塑性樹脂の軟化点以上に融点以下の温度下で内圧が加えられ、成型機の金型群が、上下一対でキャタピラ様に回り動きながら外壁側樹脂に押しつけられることによって、凹凸形状の外壁が賦形される。
また、成型機への溶融樹脂の密着方法としては、加圧空気で膨らませるブロー成形法、または金型内壁領域を真空吸引するバキューム成形法のいずれも採用可能である。
上記のように従来例のフレキシブル管は成形される。
上記従来例のフレキシブル管は、例えば以下のような箇所に使用される。
例えば図12に示すように、床の上面に設置された洗濯機用の防水パンの排水口と、該排水口よりも若干下方位置に偏位して設けられている排水管との接続用継ぎ手として用いられる。
又、その他の従来例の使用箇所として、図9乃至図11に示すフレキシブル管がある。
下水管に接続される排水桝に接続されている、フレキシブル管を、支持部材を用いて、適切な位置に、排水の為の勾配が得られるように高さを調節しつつ配置・固定してゆく。この際、フレキシブル管が可撓性を有しているため、配管中の曲がり箇所についてはフレキシブル管を曲げることで容易に対応できる上、特にその曲がりの半径を、フレキシブル管の長さを有効に使うことで、硬質管を用いた場合のエルボ管に比べて遙かに大径の曲がり形状とすることができる。また、硬質管を用いた直管パイプの施工のように、切断・接続・位置決め・その他の、技術と時間が必要とされるような工程がほとんど無くなったため、技術を習得している者はもちろんのこと、特に技術を習得していない者でも短時間で施工を行うことができる。このようにして、フレキシブルの端部が床面の開口の直下位置となるように配置を行い、また余分な長さ部分については現場にて切断し、フレキシブル管の施工を完了する。但し、ユニットバス等、床下配管の施工に先行して床面が配置されている箇所についてはこの段階で排水機器の導出部とフレキシブル管との接続を行う。更に、給排水管の施工と家庭用電源の配線等が終了してから、排水機器と床下配管とを接続するための開口を設けた床面を配置し、更に床面上に導出部を備えた各排水機器を設置する。その後、排水機器の導出部を、床面の開口を介してフレキシブル管の端部に接続し、床下配管の施工が完了する。
このフレキシブル管は、内面を滑らかとした内層管を備えるため、蛇腹管のように内面の凹凸にゴミが詰まることがない。更に、内層管の周囲に構成した外管を備えるため、ビニル管等を用いた場合のように配管がたるんで排水の為の勾配が取れなくなる、といった問題も生じない。
例えば図12に示すように、床の上面に設置された洗濯機用の防水パンの排水口と、該排水口よりも若干下方位置に偏位して設けられている排水管との接続用継ぎ手として用いられる。
又、その他の従来例の使用箇所として、図9乃至図11に示すフレキシブル管がある。
下水管に接続される排水桝に接続されている、フレキシブル管を、支持部材を用いて、適切な位置に、排水の為の勾配が得られるように高さを調節しつつ配置・固定してゆく。この際、フレキシブル管が可撓性を有しているため、配管中の曲がり箇所についてはフレキシブル管を曲げることで容易に対応できる上、特にその曲がりの半径を、フレキシブル管の長さを有効に使うことで、硬質管を用いた場合のエルボ管に比べて遙かに大径の曲がり形状とすることができる。また、硬質管を用いた直管パイプの施工のように、切断・接続・位置決め・その他の、技術と時間が必要とされるような工程がほとんど無くなったため、技術を習得している者はもちろんのこと、特に技術を習得していない者でも短時間で施工を行うことができる。このようにして、フレキシブルの端部が床面の開口の直下位置となるように配置を行い、また余分な長さ部分については現場にて切断し、フレキシブル管の施工を完了する。但し、ユニットバス等、床下配管の施工に先行して床面が配置されている箇所についてはこの段階で排水機器の導出部とフレキシブル管との接続を行う。更に、給排水管の施工と家庭用電源の配線等が終了してから、排水機器と床下配管とを接続するための開口を設けた床面を配置し、更に床面上に導出部を備えた各排水機器を設置する。その後、排水機器の導出部を、床面の開口を介してフレキシブル管の端部に接続し、床下配管の施工が完了する。
このフレキシブル管は、内面を滑らかとした内層管を備えるため、蛇腹管のように内面の凹凸にゴミが詰まることがない。更に、内層管の周囲に構成した外管を備えるため、ビニル管等を用いた場合のように配管がたるんで排水の為の勾配が取れなくなる、といった問題も生じない。
上記のようなフレキシブル管を通過する排水は、排水機器の使用者が使用した後である汚水であるため、毛髪・水垢・厨芥・残飯・ゴミ・泥・洗剤カスその他の汚物が混入している場合が多い。このため、先に挙げたフレキシブル管でも、排水機器を長期間使用している間に、内層面に凹凸のある蛇腹管よりは良好ながら、これらの物質が管内壁に付着するなどして蓄積し、フレキシブル管を閉塞してしまうことがあり、この閉塞を解消することがフレキシブル管に関して解決すべき課題の一つとなっていた。
また、上記したような従来のフレキシブル管では以下のような問題点があった。
上記のフレキシブル管では、施工時などにフレキシブル管の可撓性を利用して屈曲させる場合がある。
一般に、曲げを受ける要素(本願発明でのフレキシブル管)が湾曲した状態では、図13に示したように、断面内のひずみは一様ではなく、片側が伸び、反対側は縮む。そして、断面の厚さの中央に伸縮の生じない面があり、この面を中立面と呼ぶ。この中立面を境として、伸びた側には引っ張り応力が、縮んだ側には圧縮応力が働いて、その偶力によって曲げモーメントに抵抗する応力が加わる。
特に図16に示したフレキシブル管を鋭角に屈曲させた際に、図17に示したように、曲げ部分の引っ張り応力が加わる箇所の内層管の内周面が、外管の谷部との密着面が存在するのに屈曲による引っ張り応力が加わることから、内層管の密着部と密着部の間に引っ張り応力に耐えられなかった内層管が変形し、波打つように内層管内周面に凹凸が発生してしまう。
このような、フレキシブル管を屈曲させた際に発生する内層管の内周面の凹凸は、実使用時において、排水中に汚物が混入していた場合に当該凹凸に引っかかったり堆積したりして排水の妨げとなり、酷い場合は異物の堆積などによりフレキシブル管が詰まってしまう場合があった。
上記のフレキシブル管では、施工時などにフレキシブル管の可撓性を利用して屈曲させる場合がある。
一般に、曲げを受ける要素(本願発明でのフレキシブル管)が湾曲した状態では、図13に示したように、断面内のひずみは一様ではなく、片側が伸び、反対側は縮む。そして、断面の厚さの中央に伸縮の生じない面があり、この面を中立面と呼ぶ。この中立面を境として、伸びた側には引っ張り応力が、縮んだ側には圧縮応力が働いて、その偶力によって曲げモーメントに抵抗する応力が加わる。
特に図16に示したフレキシブル管を鋭角に屈曲させた際に、図17に示したように、曲げ部分の引っ張り応力が加わる箇所の内層管の内周面が、外管の谷部との密着面が存在するのに屈曲による引っ張り応力が加わることから、内層管の密着部と密着部の間に引っ張り応力に耐えられなかった内層管が変形し、波打つように内層管内周面に凹凸が発生してしまう。
このような、フレキシブル管を屈曲させた際に発生する内層管の内周面の凹凸は、実使用時において、排水中に汚物が混入していた場合に当該凹凸に引っかかったり堆積したりして排水の妨げとなり、酷い場合は異物の堆積などによりフレキシブル管が詰まってしまう場合があった。
また、従来のフレキシブル管では以下のような問題があった、
上記した、フレキシブル管の排水の詰まりの解決方法として、排水口からコイル状に巻いた金属線を挿通し、閉塞箇所の管詰まり物質に突き当ててこれを崩し、閉塞を解消するカンツール法や、同じく排水口から耐圧性を有したホース管を挿通し、閉塞箇所の管詰まり物質にホース管から高圧の吐水を吐出してこれを崩し、閉塞を解消する高圧洗浄法などがよく知られている。
しかし、従来例のフレキシブル管は内層管の材質がポリエチレンもしくはオレフィン系エラストマーで構成されるため、金属管の内部挿通による摩擦や、高圧の洗浄水による圧力に耐えうる材質ではなく、時には内層管の破れが発生していた。
この破れが発生すると、フレキシブル管内部には排水が通水しているため、漏水の危険性がある。
上記した、フレキシブル管の排水の詰まりの解決方法として、排水口からコイル状に巻いた金属線を挿通し、閉塞箇所の管詰まり物質に突き当ててこれを崩し、閉塞を解消するカンツール法や、同じく排水口から耐圧性を有したホース管を挿通し、閉塞箇所の管詰まり物質にホース管から高圧の吐水を吐出してこれを崩し、閉塞を解消する高圧洗浄法などがよく知られている。
しかし、従来例のフレキシブル管は内層管の材質がポリエチレンもしくはオレフィン系エラストマーで構成されるため、金属管の内部挿通による摩擦や、高圧の洗浄水による圧力に耐えうる材質ではなく、時には内層管の破れが発生していた。
この破れが発生すると、フレキシブル管内部には排水が通水しているため、漏水の危険性がある。
本願発明は、フレキシブル管を屈曲させた場合における内層管の凹凸の問題、或いは、フレキシブル管内の管内洗浄を行った際の内層管の破れの問題、の2点を解決するフレキシブル管を提供する。
請求項1に記載のフレキシブル管は、山部3と谷部4を螺旋状もしくは水平状に構成した硬質合成樹脂から成る外管1と、外管1の内面を軟質合成樹脂により滑らかに構成した内層管2と、から構成されるフレキシブル管において、前記谷部4の内周面と内層管2を密着させ、前記山部3にベローズ5を構成したことを特徴とするフレキシブル管である。
請求項2に記載のフレキシブル管は、山部3と谷部4を螺旋状もしくは水平状に構成した硬質合成樹脂から成る外管1と、外管1の内面を軟質合成樹脂により滑らかに構成した内層管2と、から構成されるフレキシブル管において、外管1の山部3を、断面視三角形状としたことを特徴とするフレキシブル管である。
請求項3に記載のフレキシブル管は、前記密着面6を線密着とすることを特徴とする前記段落0010又は段落0011に記載のフレキシブル管である。
請求項4に記載のフレキシブル管は、山部3と谷部4を螺旋状もしくは水平状に構成した硬質合成樹脂から成る外管1と、外管1の内面を軟質合成樹脂により滑らかに構成した内層管2と、から構成されるフレキシブル管において、前記谷部4の内周面と内層管2を密着させ、当該密着面6を線密着とすることを特徴とするフレキシブル管である。
請求項5に記載のフレキシブル管は、前記内層管2をウレタンゴム製としたことを特徴とする前記段落0010乃至段落0013のいずれかひとつに記載のフレキシブル管である。
請求項6に記載のフレキシブル管は、前記内層管2をウレタンエラストマー製としたことを特徴とする前記段落0010乃至段落0013のいずれかひとつに記載のフレキシブル管である。
請求項7に記載のフレキシブル管は、前記内層管2を超高分子量ポリエチレン製としたことを特徴とする前記段落0010乃至段落0013のいずれかひとつに記載のフレキシブル管である。
請求項8に記載のフレキシブル管は、前記内層管2を発砲ポリエチレン製若しくは高発砲ポリエチレン製のいずれかとしたことを特徴とする前記段落0010乃至段落0013のいずれかひとつに記載のフレキシブル管である。
請求項9に記載のフレキシブル管は、前記フレキシブル管を、各種排水機器9から発生する排水を下水へと排水する排水管として用いたことを特徴とする前記段落0010乃至段落0017のいずれかひとつに記載のフレキシブル管である。
本発明のフレキシブル管8は上記のような構成としたため、以下のような優れた効果を奏する。
請求項1に記載のフレキシブル管8は、谷部4の内周面と内層管2を密着させ、山部3にベローズ5を構成したことから、フレキシブル管8の内層管2内周面に引っ張り応力が加わる箇所は山部3のベローズ5が伸張し、圧縮応力が加わる箇所はベローズ5が内方に倒れ込むことで、内層管2内周面に凹凸が発生することがない。
請求項2に記載のフレキシブル管8は、外管1の山部3を、断面視三角形状としたことから、フレキシブル管8を屈曲させた際、山部3の反発弾性により、フレキシブル管8の屈曲角度を制限することが出来るため、フレキシブル管8の屈曲角度がきつくならない。従って、フレキシブル管8の内層管2内周面に屈曲による凹凸が発生することがない。
請求項3に記載のフレキシブル管8は、谷部4の内周面と内層管2を密着させ、山部3にベローズ5を構成したことと谷部4の内周面と内層管2を密着させ、当該密着面6を線密着としたことから、ベローズ5のみで構成するよりも内層管2が屈曲することがない。
請求項4に記載のフレキシブル管8は、谷部4の内周面と内層管2を密着させ、当該密着面6を線密着としたことから、応力の付加を小さくすることが出来た。具体的には、フレキシブル管8の内層管2内周面に引っ張り応力が加わる箇所は谷部4の密着面6が線密着として密着面積が少なくなったことから、密着面6による応力が少なくなった。また圧縮応力が加わる箇所も谷部4の密着面6が線密着として密着面積が少なくなった。これにより、密着面6による応力が少なくなることで、内層管2内周面に凹凸が発生することがない。
請求項5に記載のフレキシブル管8は、内層管2をウレタンゴム製としたことから、内層管2の耐摩耗性、反発弾性が向上し、内層管2に管内洗浄用の金属管の摩擦や高圧洗浄水の高圧の水圧が付加されても、内層管2内に破れが発生することがない。
請求項6に記載のフレキシブル管8は、ウレタンエラストマー製としたことから、内層管2の耐摩耗性、反発弾性、耐衝撃性、耐油性、耐薬性が向上し、内層管2に管内洗浄用の金属管の摩擦や高圧洗浄水の高圧の水圧が付加されても、内層管2内に破れが発生することがない。
請求項7に記載のフレキシブル管8は、超高分子量ポリエチレン製としたことから、耐摩耗性、耐薬品性が向上し、内層管2に管内洗浄用の金属管の摩擦や高圧洗浄水の高圧の水圧が付加されても、内層管2内に破れが発生することがない。また、摩擦係数が非常に小さいことから自己潤滑性が付与され、管内洗浄用の金属管や耐圧管をフレキシブル管8内に挿通した際に自身で潤滑するため、非常に挿通し易くなった。また、非付着性が向上したことから、管内部に付着するスラリー状の汚物が付着しにくくなった。また、付着した汚物を容易に落とすことができるようになった。
請求項8に記載のフレキシブル管8は、発砲ポリエチレン製若しくは高発砲ポリエチレン製のいずれかとしたことから、耐水性、耐薬品性、緩衝性が向上し、内層管2に管内洗浄用の金属管の摩擦や高圧洗浄水の高圧の水圧が付加されても、内層管2内に破れが発生することがない。
請求項9に記載のフレキシブル管8は、各種排水機器9から発生する排水を下水へと排水する排水管として用いたことから、施工が難しく、施工者の熟練が必要であった床下の排水管の配管施工が簡単になった。
請求項1に記載のフレキシブル管8は、谷部4の内周面と内層管2を密着させ、山部3にベローズ5を構成したことから、フレキシブル管8の内層管2内周面に引っ張り応力が加わる箇所は山部3のベローズ5が伸張し、圧縮応力が加わる箇所はベローズ5が内方に倒れ込むことで、内層管2内周面に凹凸が発生することがない。
請求項2に記載のフレキシブル管8は、外管1の山部3を、断面視三角形状としたことから、フレキシブル管8を屈曲させた際、山部3の反発弾性により、フレキシブル管8の屈曲角度を制限することが出来るため、フレキシブル管8の屈曲角度がきつくならない。従って、フレキシブル管8の内層管2内周面に屈曲による凹凸が発生することがない。
請求項3に記載のフレキシブル管8は、谷部4の内周面と内層管2を密着させ、山部3にベローズ5を構成したことと谷部4の内周面と内層管2を密着させ、当該密着面6を線密着としたことから、ベローズ5のみで構成するよりも内層管2が屈曲することがない。
請求項4に記載のフレキシブル管8は、谷部4の内周面と内層管2を密着させ、当該密着面6を線密着としたことから、応力の付加を小さくすることが出来た。具体的には、フレキシブル管8の内層管2内周面に引っ張り応力が加わる箇所は谷部4の密着面6が線密着として密着面積が少なくなったことから、密着面6による応力が少なくなった。また圧縮応力が加わる箇所も谷部4の密着面6が線密着として密着面積が少なくなった。これにより、密着面6による応力が少なくなることで、内層管2内周面に凹凸が発生することがない。
請求項5に記載のフレキシブル管8は、内層管2をウレタンゴム製としたことから、内層管2の耐摩耗性、反発弾性が向上し、内層管2に管内洗浄用の金属管の摩擦や高圧洗浄水の高圧の水圧が付加されても、内層管2内に破れが発生することがない。
請求項6に記載のフレキシブル管8は、ウレタンエラストマー製としたことから、内層管2の耐摩耗性、反発弾性、耐衝撃性、耐油性、耐薬性が向上し、内層管2に管内洗浄用の金属管の摩擦や高圧洗浄水の高圧の水圧が付加されても、内層管2内に破れが発生することがない。
請求項7に記載のフレキシブル管8は、超高分子量ポリエチレン製としたことから、耐摩耗性、耐薬品性が向上し、内層管2に管内洗浄用の金属管の摩擦や高圧洗浄水の高圧の水圧が付加されても、内層管2内に破れが発生することがない。また、摩擦係数が非常に小さいことから自己潤滑性が付与され、管内洗浄用の金属管や耐圧管をフレキシブル管8内に挿通した際に自身で潤滑するため、非常に挿通し易くなった。また、非付着性が向上したことから、管内部に付着するスラリー状の汚物が付着しにくくなった。また、付着した汚物を容易に落とすことができるようになった。
請求項8に記載のフレキシブル管8は、発砲ポリエチレン製若しくは高発砲ポリエチレン製のいずれかとしたことから、耐水性、耐薬品性、緩衝性が向上し、内層管2に管内洗浄用の金属管の摩擦や高圧洗浄水の高圧の水圧が付加されても、内層管2内に破れが発生することがない。
請求項9に記載のフレキシブル管8は、各種排水機器9から発生する排水を下水へと排水する排水管として用いたことから、施工が難しく、施工者の熟練が必要であった床下の排水管の配管施工が簡単になった。
本発明の第1実施例を、図面を参照しつつ説明する。
本実施例に示すフレキシブル管8は、図1乃至図2に示したように、外管1と、山部3と、ベローズ5と、谷部4と、内層管2と、密着面6と、から構成される。
外管1は、例えばポリエチレン製や塩化ビニール等から構成される硬質合成樹脂から成り、後記する山部3及び谷部4を水平な凹凸状に構成して成る。
山部3は、前記外管1に構成され、内部が中空空間であって外管1の外周方向に向かって突出して構成される。また、後記するベローズ5を山部3に構成する。
ベローズ5は、山部3に構成される蛇腹であって、当該ベローズ5は、内層管2に対して密着せずに構成される。
谷部4は、前記外管1に構成され、後記する内層との密着面6として構成され、当該外管1と内層管2との密着手段としては、本実施例においては成形時の加熱による熱溶着の手段が用いられる。
内層管2は、内周面が円滑である円筒形状からなり、更にポリエチレンから構成される。
密着面6は、谷部4の内層側の面に構成され、内層との密着する面として働く。
本実施例に示すフレキシブル管8は、図1乃至図2に示したように、外管1と、山部3と、ベローズ5と、谷部4と、内層管2と、密着面6と、から構成される。
外管1は、例えばポリエチレン製や塩化ビニール等から構成される硬質合成樹脂から成り、後記する山部3及び谷部4を水平な凹凸状に構成して成る。
山部3は、前記外管1に構成され、内部が中空空間であって外管1の外周方向に向かって突出して構成される。また、後記するベローズ5を山部3に構成する。
ベローズ5は、山部3に構成される蛇腹であって、当該ベローズ5は、内層管2に対して密着せずに構成される。
谷部4は、前記外管1に構成され、後記する内層との密着面6として構成され、当該外管1と内層管2との密着手段としては、本実施例においては成形時の加熱による熱溶着の手段が用いられる。
内層管2は、内周面が円滑である円筒形状からなり、更にポリエチレンから構成される。
密着面6は、谷部4の内層側の面に構成され、内層との密着する面として働く。
本実施例のフレキシブル管8の成形方法としては前記従来例段落0003に記載した成形方法により成形される。
本実施例のフレキシブル管8は、例えば以下のような箇所に使用される。
図12に示すように、床の上面に設置された洗濯機用の防水パンの排水口と、該排水口よりも若干下方位置に偏位して設けられている排水管との接続用継ぎ手として用いられる。
この施工時において、排水口の位置と排水管の位置の偏位が大きければ大きいほどフレキシブル管8の屈曲が大きくなるが、図1に示す本実施例のフレキシブル管8においては、このような屈曲が発生しても、図2に示したように、内層管2の引っ張り応力が加わる箇所においては外管1のベローズ5が引っ張り方向に向かって伸張し、内層壁を引っ張ることがない。また、内層管2の圧縮応力が加わる箇所においては、外管1のベローズ5が内側方向に倒れ込み、内層壁を押し出すことがない。上記の作用から、内層管2内周面に凹凸が発生することがないので、フレキシブル管8内部を通水する排水が内部で堆積したり詰まることがない。
図12に示すように、床の上面に設置された洗濯機用の防水パンの排水口と、該排水口よりも若干下方位置に偏位して設けられている排水管との接続用継ぎ手として用いられる。
この施工時において、排水口の位置と排水管の位置の偏位が大きければ大きいほどフレキシブル管8の屈曲が大きくなるが、図1に示す本実施例のフレキシブル管8においては、このような屈曲が発生しても、図2に示したように、内層管2の引っ張り応力が加わる箇所においては外管1のベローズ5が引っ張り方向に向かって伸張し、内層壁を引っ張ることがない。また、内層管2の圧縮応力が加わる箇所においては、外管1のベローズ5が内側方向に倒れ込み、内層壁を押し出すことがない。上記の作用から、内層管2内周面に凹凸が発生することがないので、フレキシブル管8内部を通水する排水が内部で堆積したり詰まることがない。
本発明の第2実施例を、図面を参照しつつ説明する。
本実施例に示すフレキシブル管8は、図3乃至図4に示したように、外管1と、山部3と、谷部4と、内層管2と、密着面6と、から構成される。
外管1は、例えばポリエチレン製や塩化ビニール等から構成される硬質合成樹脂から成り、後記する山部3及び谷部4を水平な凹凸状に構成して成る。
山部3は、前記外管1に構成され、内部が中空空間であって外管1の外周方向に向かって突出して構成される。
谷部4は、前記外管1に構成され、後記する内層との密着面6として構成されるが、当該外管1と内層管2との密着手段としては、本実施例においては、従来例の項では記載していないが、成形時に接着剤の層(以下、接着層7と記載)を注入することで、外管1と内層管2を接着させる手段が用いられる。尚、当該接着層7においては、外管1と内層管2が熱溶着できない材質においては両者の密着に特に有効である。
また内層管2は、内面が平滑の円筒形状で、超高分子量ポリエチレンから構成される。
密着面6は、谷部4の内層側の面に構成され、内層との密着する面として働く。そして、当該密着面6については、当該実施例においては線で密着面6を構成している。
本実施例に示すフレキシブル管8は、図3乃至図4に示したように、外管1と、山部3と、谷部4と、内層管2と、密着面6と、から構成される。
外管1は、例えばポリエチレン製や塩化ビニール等から構成される硬質合成樹脂から成り、後記する山部3及び谷部4を水平な凹凸状に構成して成る。
山部3は、前記外管1に構成され、内部が中空空間であって外管1の外周方向に向かって突出して構成される。
谷部4は、前記外管1に構成され、後記する内層との密着面6として構成されるが、当該外管1と内層管2との密着手段としては、本実施例においては、従来例の項では記載していないが、成形時に接着剤の層(以下、接着層7と記載)を注入することで、外管1と内層管2を接着させる手段が用いられる。尚、当該接着層7においては、外管1と内層管2が熱溶着できない材質においては両者の密着に特に有効である。
また内層管2は、内面が平滑の円筒形状で、超高分子量ポリエチレンから構成される。
密着面6は、谷部4の内層側の面に構成され、内層との密着する面として働く。そして、当該密着面6については、当該実施例においては線で密着面6を構成している。
本実施例のフレキシブル管8の成形方法としては前記従来例段落0003に記載した成形方法により成形される。
本実施例のフレキシブル管8は、例えば以下のような箇所に使用される。
図9乃至図11に示すように、下水管に接続される排水桝に接続されている、フレキシブル管8を、支持部材を用いて、適切な位置に、排水の為の勾配が得られるように高さを調節しつつ配置・固定してゆく。この際、フレキシブル管8が可撓性を有しているため、配管中の曲がり箇所についてはフレキシブル管8を曲げることで容易に対応できる上、特にその曲がりの半径を、フレキシブル管8の長さを有効に使うことで、硬質管を用いた場合のエルボ管に比べて遙かに大径の曲がり形状とすることができる。また、硬質管を用いた直管パイプの施工のように、切断・接続・位置決め・その他の、技術と時間が必要とされるような工程がほとんど無くなったため、技術を習得している者はもちろんのこと、特に技術を習得していない者でも短時間で施工を行うことができる。このようにして、フレキシブル管8の端部が床面の開口の直下位置となるように配置を行い、また余分な長さ部分については現場にて切断し、フレキシブル管8の施工を完了する。但し、ユニットバス等、床下配管の施工に先行して床面が配置されている箇所についてはこの段階で排水機器9の導出部とフレキシブル管8との接続を行う。更に、給排水管の施工と家庭用電源の配線等が終了してから、排水機器9と床下配管とを接続するための開口を設けた床面を配置し、更に床面上に導出部を備えた各排水機器9を設置する。その後、排水機器9の導出部を、床面の開口を介してフレキシブル管8の端部に接続し、床下配管の施工が完了する。
この施工時において、排水口の位置と排水管の位置の偏位が大きければ大きいほどフレキシブル管8の屈曲が大きくなるが、本実施例の図3に示したフレキシブル管8においては、このような屈曲が発生しても、図4に示したように、内層管2の引っ張り応力が加わる箇所においては、密着面6が線密着となっていることから、密着面6が邪魔となって内層壁を引っ張ることがない。また、圧縮応力が加わる箇所においては、密着面6が線密着となっていることから、内層壁を押し出すことがない。上記の作用から、内層管2内周面に凹凸が発生することがないので、フレキシブル管8内部を通水する排水が内部で堆積したり詰まることがない。
図9乃至図11に示すように、下水管に接続される排水桝に接続されている、フレキシブル管8を、支持部材を用いて、適切な位置に、排水の為の勾配が得られるように高さを調節しつつ配置・固定してゆく。この際、フレキシブル管8が可撓性を有しているため、配管中の曲がり箇所についてはフレキシブル管8を曲げることで容易に対応できる上、特にその曲がりの半径を、フレキシブル管8の長さを有効に使うことで、硬質管を用いた場合のエルボ管に比べて遙かに大径の曲がり形状とすることができる。また、硬質管を用いた直管パイプの施工のように、切断・接続・位置決め・その他の、技術と時間が必要とされるような工程がほとんど無くなったため、技術を習得している者はもちろんのこと、特に技術を習得していない者でも短時間で施工を行うことができる。このようにして、フレキシブル管8の端部が床面の開口の直下位置となるように配置を行い、また余分な長さ部分については現場にて切断し、フレキシブル管8の施工を完了する。但し、ユニットバス等、床下配管の施工に先行して床面が配置されている箇所についてはこの段階で排水機器9の導出部とフレキシブル管8との接続を行う。更に、給排水管の施工と家庭用電源の配線等が終了してから、排水機器9と床下配管とを接続するための開口を設けた床面を配置し、更に床面上に導出部を備えた各排水機器9を設置する。その後、排水機器9の導出部を、床面の開口を介してフレキシブル管8の端部に接続し、床下配管の施工が完了する。
この施工時において、排水口の位置と排水管の位置の偏位が大きければ大きいほどフレキシブル管8の屈曲が大きくなるが、本実施例の図3に示したフレキシブル管8においては、このような屈曲が発生しても、図4に示したように、内層管2の引っ張り応力が加わる箇所においては、密着面6が線密着となっていることから、密着面6が邪魔となって内層壁を引っ張ることがない。また、圧縮応力が加わる箇所においては、密着面6が線密着となっていることから、内層壁を押し出すことがない。上記の作用から、内層管2内周面に凹凸が発生することがないので、フレキシブル管8内部を通水する排水が内部で堆積したり詰まることがない。
また、内層管2に超高分子量ポリエチレンを用いた事により、内層管2の耐摩耗性が向上し、内層管2に管内洗浄用の金属管の摩擦や高圧洗浄水の高圧の水圧が付加されても、内層管2内に破れが発生することがない。また、超高分子量ポリエチレンは摩擦係数が非常に小さいことから自己潤滑性を持っているから、より管内洗浄用の金属管や耐圧管をフレキシブル管8内に挿通しやすくなる。また、高分子量ポリエチレンは、ヘドロなどのスラリー状の汚物の付着防止効果があるので、フレキシブル管8内に付着物が付着しにくくなるし、容易に落とすことが出来る。
本発明の第3実施例を、図面を参照しつつ説明する。
本実施例に示すフレキシブル管8は、図5乃至図6に示したように、外管1と、山部3と、ベローズ5と、谷部4と、内層管2と、密着面6と、から構成される。
外管1は、例えばポリエチレン製や塩化ビニール等から構成される硬質合成樹脂から成り、後記する山部3及び谷部4を水平な凹凸状に構成して成る。
山部3は、前記外管1に構成され、内部が中空空間であって外管1の外周方向に向かって突出して構成される。また、後記するベローズ5を山部3に構成する。
ベローズ5は、山部3に構成される蛇腹であって、当該ベローズ5は、内層管2に対して密着せずに構成される。
谷部4は、前記外管1に構成され、後記する内層との密着面6として構成され、当該外管1と内層管2との密着手段としては、本実施例においては成形時の加熱による熱溶着の手段が用いられる。
内層管2は、ウレタンゴム製で、尚かつ内面が平滑となる円筒状部材から構成される。尚、ウレタンゴムの特性として、弾性が良いこと、耐摩擦性が良いこと、等が挙げられる。
密着面6は、谷部4の内層側の面に構成され、内層との密着する面として働く。尚、密着面6については、当該実施例においては線で密着面6を構成している。
本実施例に示すフレキシブル管8は、図5乃至図6に示したように、外管1と、山部3と、ベローズ5と、谷部4と、内層管2と、密着面6と、から構成される。
外管1は、例えばポリエチレン製や塩化ビニール等から構成される硬質合成樹脂から成り、後記する山部3及び谷部4を水平な凹凸状に構成して成る。
山部3は、前記外管1に構成され、内部が中空空間であって外管1の外周方向に向かって突出して構成される。また、後記するベローズ5を山部3に構成する。
ベローズ5は、山部3に構成される蛇腹であって、当該ベローズ5は、内層管2に対して密着せずに構成される。
谷部4は、前記外管1に構成され、後記する内層との密着面6として構成され、当該外管1と内層管2との密着手段としては、本実施例においては成形時の加熱による熱溶着の手段が用いられる。
内層管2は、ウレタンゴム製で、尚かつ内面が平滑となる円筒状部材から構成される。尚、ウレタンゴムの特性として、弾性が良いこと、耐摩擦性が良いこと、等が挙げられる。
密着面6は、谷部4の内層側の面に構成され、内層との密着する面として働く。尚、密着面6については、当該実施例においては線で密着面6を構成している。
本実施例のフレキシブル管8の成形方法としては前記従来例段落0003に記載した成形方法により成形される。
本実施例のフレキシブル管8は、例えば以下のような箇所に使用される。
図9乃至図11に示すように、下水管に接続される排水桝に接続されている、フレキシブル管8を、支持部材を用いて、適切な位置に、排水の為の勾配が得られるように高さを調節しつつ配置・固定してゆく。この際、フレキシブル管8が可撓性を有しているため、配管中の曲がり箇所についてはフレキシブル管8を曲げることで容易に対応できる上、特にその曲がりの半径を、フレキシブル管8の長さを有効に使うことで、硬質管を用いた場合のエルボ管に比べて遙かに大径の曲がり形状とすることができる。また、硬質管を用いた直管パイプの施工のように、切断・接続・位置決め・その他の、技術と時間が必要とされるような工程がほとんど無くなったため、技術を習得している者はもちろんのこと、特に技術を習得していない者でも短時間で施工を行うことができる。このようにして、フレキシブルの端部が床面の開口の直下位置となるように配置を行い、また余分な長さ部分については現場にて切断し、フレキシブル管8の施工を完了する。但し、ユニットバス等、床下配管の施工に先行して床面が配置されている箇所についてはこの段階で排水機器9の導出部とフレキシブル管8との接続を行う。更に、給排水管の施工と家庭用電源の配線等が終了してから、排水機器9と床下配管とを接続するための開口を設けた床面を配置し、更に床面上に導出部を備えた各排水機器9を設置する。その後、排水機器9の導出部を、床面の開口を介してフレキシブル管8の端部に接続し、床下配管の施工が完了する。
この施工時において、排水口の位置と排水管の位置の偏位が大きければ大きいほどフレキシブル管8の屈曲が大きくなるが、本実施例の図5に示すフレキシブル管8においては、このような屈曲が発生しても、図6に示したように、内層管2の引っ張り応力が加わる箇所においては、外管1のベローズ5が引っ張り方向に向かって伸張することと、密着面6が線密着となっていることから、密着面6が邪魔となったり、引っ張り応力によって内層壁を引っ張ることがない。また、圧縮応力が加わる箇所においては、外管1のベローズ5が内側方向に倒れ込むことと、密着面6が線密着となっていることから、内層壁を押し出すことがない。上記の作用から、内層管2内周面により一層凹凸が発生することがないので、フレキシブル管8内部を通水する排水が内部で堆積したり詰まることがない。
図9乃至図11に示すように、下水管に接続される排水桝に接続されている、フレキシブル管8を、支持部材を用いて、適切な位置に、排水の為の勾配が得られるように高さを調節しつつ配置・固定してゆく。この際、フレキシブル管8が可撓性を有しているため、配管中の曲がり箇所についてはフレキシブル管8を曲げることで容易に対応できる上、特にその曲がりの半径を、フレキシブル管8の長さを有効に使うことで、硬質管を用いた場合のエルボ管に比べて遙かに大径の曲がり形状とすることができる。また、硬質管を用いた直管パイプの施工のように、切断・接続・位置決め・その他の、技術と時間が必要とされるような工程がほとんど無くなったため、技術を習得している者はもちろんのこと、特に技術を習得していない者でも短時間で施工を行うことができる。このようにして、フレキシブルの端部が床面の開口の直下位置となるように配置を行い、また余分な長さ部分については現場にて切断し、フレキシブル管8の施工を完了する。但し、ユニットバス等、床下配管の施工に先行して床面が配置されている箇所についてはこの段階で排水機器9の導出部とフレキシブル管8との接続を行う。更に、給排水管の施工と家庭用電源の配線等が終了してから、排水機器9と床下配管とを接続するための開口を設けた床面を配置し、更に床面上に導出部を備えた各排水機器9を設置する。その後、排水機器9の導出部を、床面の開口を介してフレキシブル管8の端部に接続し、床下配管の施工が完了する。
この施工時において、排水口の位置と排水管の位置の偏位が大きければ大きいほどフレキシブル管8の屈曲が大きくなるが、本実施例の図5に示すフレキシブル管8においては、このような屈曲が発生しても、図6に示したように、内層管2の引っ張り応力が加わる箇所においては、外管1のベローズ5が引っ張り方向に向かって伸張することと、密着面6が線密着となっていることから、密着面6が邪魔となったり、引っ張り応力によって内層壁を引っ張ることがない。また、圧縮応力が加わる箇所においては、外管1のベローズ5が内側方向に倒れ込むことと、密着面6が線密着となっていることから、内層壁を押し出すことがない。上記の作用から、内層管2内周面により一層凹凸が発生することがないので、フレキシブル管8内部を通水する排水が内部で堆積したり詰まることがない。
また、内層管2にウレタンゴムを用いた事により、内層管2の耐摩耗性が向上し、内層管2に管内洗浄用の金属管の摩擦や高圧洗浄水の高圧の水圧が付加されても、内層管2内に破れが発生することがない。
本発明の第4実施例を、図面を参照しつつ説明する。
本実施例に示すフレキシブル管8は、図7乃至図8に示したように、外管1と、山部3と、谷部4と、内層管2と、密着面6と、から構成される。
外管1は、例えばポリエチレン製や塩化ビニール等から構成される硬質合成樹脂から成り、後記する山部3及び谷部4を水平な凹凸状に構成して成る。
山部3は、前記外管1に構成され、内部が中空空間であって外管1の外周方向に向かって突出して構成される。尚、当該山部3は、断面視三角形状をしている。この三角形状を詳細に説明すると、谷部4と谷部4の中点に頂点を構成するようになる。
谷部4は、前記外管1に構成され、後記する内層との密着面6として構成され、当該外管1と内層管2との密着手段としては、本実施例においては成形時の加熱による熱溶着の手段が用いられる。
内層管2は、ウレタンゴム製で、尚かつ内面が平滑となる円筒状部材から構成される。尚、ウレタンゴムの特性として、弾性が良いこと、耐摩擦性が良いこと、等が挙げられる。
密着面6は、谷部4の内層側の面に構成され、内層との密着する面として働く。尚、密着面6については、当該実施例においては線で密着面6を構成している。
本実施例に示すフレキシブル管8は、図7乃至図8に示したように、外管1と、山部3と、谷部4と、内層管2と、密着面6と、から構成される。
外管1は、例えばポリエチレン製や塩化ビニール等から構成される硬質合成樹脂から成り、後記する山部3及び谷部4を水平な凹凸状に構成して成る。
山部3は、前記外管1に構成され、内部が中空空間であって外管1の外周方向に向かって突出して構成される。尚、当該山部3は、断面視三角形状をしている。この三角形状を詳細に説明すると、谷部4と谷部4の中点に頂点を構成するようになる。
谷部4は、前記外管1に構成され、後記する内層との密着面6として構成され、当該外管1と内層管2との密着手段としては、本実施例においては成形時の加熱による熱溶着の手段が用いられる。
内層管2は、ウレタンゴム製で、尚かつ内面が平滑となる円筒状部材から構成される。尚、ウレタンゴムの特性として、弾性が良いこと、耐摩擦性が良いこと、等が挙げられる。
密着面6は、谷部4の内層側の面に構成され、内層との密着する面として働く。尚、密着面6については、当該実施例においては線で密着面6を構成している。
本実施例のフレキシブル管8の成形方法としては前記従来例段落0003に記載した成形方法により成形される。
本実施例のフレキシブル管8は、例えば以下のような箇所に使用される。
図9乃至図11に示すように、下水管に接続される排水桝に接続されている、フレキシブル管8を、支持部材を用いて、適切な位置に、排水の為の勾配が得られるように高さを調節しつつ配置・固定してゆく。この際、フレキシブル管8が可撓性を有しているため、配管中の曲がり箇所についてはフレキシブル管8を曲げることで容易に対応できる上、特にその曲がりの半径を、フレキシブル管8の長さを有効に使うことで、硬質管を用いた場合のエルボ管に比べて遙かに大径の曲がり形状とすることができる。また、硬質管を用いた直管パイプの施工のように、切断・接続・位置決め・その他の、技術と時間が必要とされるような工程がほとんど無くなったため、技術を習得している者はもちろんのこと、特に技術を習得していない者でも短時間で施工を行うことができる。このようにして、フレキシブルの端部が床面の開口の直下位置となるように配置を行い、また余分な長さ部分については現場にて切断し、フレキシブル管8の施工を完了する。但し、ユニットバス等、床下配管の施工に先行して床面が配置されている箇所についてはこの段階で排水機器9の導出部とフレキシブル管8との接続を行う。更に、給排水管の施工と家庭用電源の配線等が終了してから、排水機器9と床下配管とを接続するための開口を設けた床面を配置し、更に床面上に導出部を備えた各排水機器9を設置する。その後、排水機器9の導出部を、床面の開口を介してフレキシブル管8の端部に接続し、床下配管の施工が完了する。
この施工時において、排水口の位置と排水管の位置の偏位が大きければ大きいほどフレキシブル管8の屈曲が大きくなるが、本実施例の図7に示すフレキシブル管8においては、図8に示すように内層管2の引っ張り応力が加わる箇所の外管1は、山部3の三角形状の斜面部11が外側方向へ広がり、内層管2内周面に凹凸が発生することがない。
また、内層管2の圧縮応力が加わる箇所においては、図8に示したように、山部3の三角形の頂部10に向かって外管1に力が加わる。このとき、三角形状の斜面部11は下方へ倒れ込む形状となるが、斜面部11には元の形状に復元しようとする反発弾性が発生する。この反発弾性により、フレキシブル管8の屈曲角度が制限されるようになる。このようにすることで、無理な角度でフレキシブル管8を屈曲させないので、内層管2に凹凸が発生することがない。上記の作用から、内層管2内周面により一層凹凸が発生することがないので、フレキシブル管8内部を通水する排水が内部で堆積したり詰まることがない。
図9乃至図11に示すように、下水管に接続される排水桝に接続されている、フレキシブル管8を、支持部材を用いて、適切な位置に、排水の為の勾配が得られるように高さを調節しつつ配置・固定してゆく。この際、フレキシブル管8が可撓性を有しているため、配管中の曲がり箇所についてはフレキシブル管8を曲げることで容易に対応できる上、特にその曲がりの半径を、フレキシブル管8の長さを有効に使うことで、硬質管を用いた場合のエルボ管に比べて遙かに大径の曲がり形状とすることができる。また、硬質管を用いた直管パイプの施工のように、切断・接続・位置決め・その他の、技術と時間が必要とされるような工程がほとんど無くなったため、技術を習得している者はもちろんのこと、特に技術を習得していない者でも短時間で施工を行うことができる。このようにして、フレキシブルの端部が床面の開口の直下位置となるように配置を行い、また余分な長さ部分については現場にて切断し、フレキシブル管8の施工を完了する。但し、ユニットバス等、床下配管の施工に先行して床面が配置されている箇所についてはこの段階で排水機器9の導出部とフレキシブル管8との接続を行う。更に、給排水管の施工と家庭用電源の配線等が終了してから、排水機器9と床下配管とを接続するための開口を設けた床面を配置し、更に床面上に導出部を備えた各排水機器9を設置する。その後、排水機器9の導出部を、床面の開口を介してフレキシブル管8の端部に接続し、床下配管の施工が完了する。
この施工時において、排水口の位置と排水管の位置の偏位が大きければ大きいほどフレキシブル管8の屈曲が大きくなるが、本実施例の図7に示すフレキシブル管8においては、図8に示すように内層管2の引っ張り応力が加わる箇所の外管1は、山部3の三角形状の斜面部11が外側方向へ広がり、内層管2内周面に凹凸が発生することがない。
また、内層管2の圧縮応力が加わる箇所においては、図8に示したように、山部3の三角形の頂部10に向かって外管1に力が加わる。このとき、三角形状の斜面部11は下方へ倒れ込む形状となるが、斜面部11には元の形状に復元しようとする反発弾性が発生する。この反発弾性により、フレキシブル管8の屈曲角度が制限されるようになる。このようにすることで、無理な角度でフレキシブル管8を屈曲させないので、内層管2に凹凸が発生することがない。上記の作用から、内層管2内周面により一層凹凸が発生することがないので、フレキシブル管8内部を通水する排水が内部で堆積したり詰まることがない。
また、内層管2にウレタンゴムを用いた事により、内層管2の耐摩耗性が向上し、内層管2に管内洗浄用の金属管の摩擦や高圧洗浄水の高圧の水圧が付加されても、内層管2内に破れが発生することがない。
また、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載の範囲において適宜変更は可能である。
例えば、前記実施例では、フレキシブル管8を排水管として使用しているが、上水用の配水管としたり、内部にケーブルを挿通してケーブルの保護管としたりすることができる。
また、上記実施例のでは、内層管2をポリエチレン製、ウレタンゴム製、超高分子量ポリエチレン製としているが、この他にもウレタンエラストマー製としたり、(高)発泡ポリエチレンを採用してもよい。
また、上記実施例では、フレキシブル管8の外管1の谷部4及び山部3を図14a)に示す水平な凹凸状に構成しているが、例えば図14b)に示したように、フレキシブル管8の外管1の谷部4及び山部3の凹凸を螺旋状からなる管としても良い。
例えば、前記実施例では、フレキシブル管8を排水管として使用しているが、上水用の配水管としたり、内部にケーブルを挿通してケーブルの保護管としたりすることができる。
また、上記実施例のでは、内層管2をポリエチレン製、ウレタンゴム製、超高分子量ポリエチレン製としているが、この他にもウレタンエラストマー製としたり、(高)発泡ポリエチレンを採用してもよい。
また、上記実施例では、フレキシブル管8の外管1の谷部4及び山部3を図14a)に示す水平な凹凸状に構成しているが、例えば図14b)に示したように、フレキシブル管8の外管1の谷部4及び山部3の凹凸を螺旋状からなる管としても良い。
1 外管
2 内層管
3 山部
4 谷部
5 ベローズ
6 密着面
7 接着層
8 フレキシブル管
9 排水機器
10 頂部
11 斜面部
2 内層管
3 山部
4 谷部
5 ベローズ
6 密着面
7 接着層
8 フレキシブル管
9 排水機器
10 頂部
11 斜面部
Claims (9)
- 山部3と谷部4を螺旋状もしくは水平状に構成した硬質合成樹脂から成る外管1と、
外管1の内面を軟質合成樹脂により滑らかに構成した内層管2と、
から構成されるフレキシブル管において、
前記谷部4の内周面と内層管2を密着させ、
前記山部3にベローズ5を構成したことを特徴とするフレキシブル管。 - 山部3と谷部4を螺旋状もしくは水平状に構成した硬質合成樹脂から成る外管1と、
外管1の内面を軟質合成樹脂により滑らかに構成した内層管2と、
から構成されるフレキシブル管において、
外管1の山部3を、断面視三角形状としたことを特徴とするフレキシブル管。 - 前記密着面6を線密着とすることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のフレキシブル管。
- 山部3と谷部4を螺旋状もしくは水平状に構成した硬質合成樹脂から成る外管1と、
外管1の内面を軟質合成樹脂により滑らかに構成した内層管2と、
から構成されるフレキシブル管において、
前記谷部4の内周面と内層管2を密着させ、
当該密着面6を線密着とすることを特徴とするフレキシブル管。 - 前記内層管2をウレタンゴム製としたことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかひとつに記載のフレキシブル管。
- 前記内層管2をウレタンエラストマー製としたことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかひとつに記載のフレキシブル管。
- 前記内層管2を超高分子量ポリエチレン製としたことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかひとつに記載のフレキシブル管。
- 前記内層管2を発砲ポリエチレン製若しくは高発砲ポリエチレン製のいずれかとしたことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかひとつに記載のフレキシブル管。
- 前記フレキシブル管を、各種排水機器9から発生する排水を下水へと排水する排水管として用いたことを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれかひとつに記載のフレキシブル管。
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